YouTubeとMeta社の3種以外21大SNSニュース(2026年7月分)

2026年7月20日配信。Meta社3種とYouTubeを除く21大SNSについて、直近2ヶ月分141件のニュースを紹介。LINE VOOM終了とカカクコム買収提案、Xのアルゴリズム変更やLive Studio発表、TikTokのボイスコールテスト、PinterestのAIアシスタント、Blueskyのユーザー4500万人突破、BeRealの国内650万人、Googleマップの「マップに相談」など、各SNSの動向を網羅的に解説した。
詳しくは15分の動画で解説しました。
https://www.youtube.com/watch?v=HIStogu_roQ
0:00 📱 導入部分(2026年7月20日・21大SNSニュース141件) 1:06 📋 対象21SNS一覧とリンク集の紹介 2:06 💬 LINE:ショート動画終了・カカクコム買収提案・PayPay連携 3:06 🔗 LINE公式×Yahoo!JAPANログイン連携 3:23 🐦 X:タイムライン仕様・アルゴリズム変更まとめ 4:04 🎬 X:動画編集機能・Xマネー・ライブスタジオ・ブースト機能 4:50 🎵 TikTok:リスニングパーティーとDMボイスコール 5:40 🎤 TikTok:文章を歌にするSuno流行・CapCut×Gemini連携 6:05 📌 Pinterest:Amazon連携・AI画像生成・ビジネスアシスタント 7:10 📝 note:売上好調・メンバーシップ仕様変更・質問箱開放 7:50 📊 アメブロ:アクセス解析のボット除外で数値減少 8:14 🎥 ニコニコ動画:スクショ共有再開・AI分析機能・弾幕特許切れ 9:15 👋 POPOPO:9月17日サービス終了 9:25 🎮 Discord:API影響・Meta Quest対応・新機能ルーム 9:50 📸 BeReal:国内650万人突破・W杯速報通知の可能性 10:18 💼 LinkedIn:長文投稿の40%がAI生成 11:00 🦋 Bluesky:検索強化・4500万人突破・グループチャット 11:24 👻 Snapchat:AI動画生成チームのスピンアウト 11:50 🎈 Jiffcy・Clubhouse:地味なアップデート状況 12:28 📉 Substack:検索ボリューム減少でブーム終息か 12:50 🗺️ Googleマップ/ビジネスプロフィール:LINE連携噂・新機能「マップに相談」 13:33 🤖 Gemini×Googleビジネス×アナリティクス連携 14:35 🙇 まとめと次回からの月1開催の反省
YouTubeとMeta社の3種以外19大SNSニュース(2026年7月分)
木更津駅で新潟に行こうのチラシが並んでるけど、
言われなくても今から新潟に帰るところだった(笑)
イーンスパイアの横田です。
https://www.enspire.co.jp/

YouTubeとMeta社の3種類以外で
注目されている21大SNSニュースを
直近2ヶ月分まとめました。
YouTubeとMeta社の3種以外で注目の21大SNSニュース
YouTubeとMeta社の3種以外19大SNSニュース(2026年7月分)
先月分をお休みしたため、今回は2ヶ月分をまとめて棚卸し。対象は下記の21サービスです。
2ヶ月分は時間が全く足りないため、今後は月1回ペースに戻して深掘りします。
- タイムラインの仕様・アルゴリズムが大幅変更。いいね/リポストの表示も変化
- 旧Twitterアプリがいよいよ利用不可に
- アルゴリズム調整で相互フォローが有利な表示傾向へ
- 新しいビデオ編集機能を追加
- 「Xマネー」日本上陸の噂 — 大手銀行と競合の可能性
- ライブ配信ツールLive Studioを発表
- 動画へのリアクション機能を追加
- Amazonストアフロント連携の提供を開始
- AIアシスタントBusiness Assistantと連携基盤MCPを発表
- 実験アプリAsk Pinterest — 買い物体験を会話型に
- Google画像検索が25周年。Pinterest風フィードとオンデマンドAI画像生成を導入
- 月間ユーザー数は6億人規模に
- Xへのスクリーンショット共有を再開(X API高騰でAPI方式から変更)
- PC版に6/5から「ニコニコショート」専用ページ。今のところ効果は実感できず
- AIコメント実験機能は終了。代わりにAIアナリティクス分析の実験提供を開始
- 横に流れるコメント(弾幕)の特許が年末で満了 → 一般開放の可能性
- Bluesky:検索強化/4500万ユーザー突破/DM返信・グループチャット追加
- Bluesky:5枚以上の画像は横並び+スワイプ表示。iPadアプリは直近ロードマップになし
- Bluesky:standard.site 対応サイトはリンクカードに購読ボタン、ライブ配信お知らせ機能も
- LinkedIn:長文投稿の40%がAI生成
- Snapchat:AI動画生成チームがスピンアウト。今後のAI展開に注目
- Jiffcy:ライブアクティビティ、リアクション、Dots内カレンダーなど地道に強化
- Lemon8 / Mixi2 / diVine:目立った動きなし
- LINE公式アカウント連携が6月中旬から? — 未公式のため噂の段階
- 距離計測・片手ズーム・地図だけ表示などの操作テクニック
- Googleローカルガイドのデザインがリニューアル
- 検索窓の上にAIマーク、マップに相談でチャット相談が可能に
- Gemini × Googleビジネスプロフィール連携開始。Googleアナリティクスとも連携
- 未舗装路・狭い道路への対応機能を開発中
① 2ヶ月分141件は物理的に紹介しきれない → 月1回ペースへ戻す
② AIは全SNSに浸透(X・TikTok・Pinterest・ニコニコ・Googleマップ)
③ 終了と統合が同時進行 — LINE VOOM・POPOPOの終了、カカクコム争奪戦
④ 通知とコミュニティが再評価 — BeReal.のプッシュ、Discordの部屋機能
YouTubeとMeta社の3種以外19大SNSニュース(2026年7月分)
- はじめに
- 2ヶ月分141件、21大SNSニュースの全体像を掴む
- LINE・X・TikTok・Pinterest──主要プラットフォームの地殻変動
- note・アメブロ・ニコニコ・Discord・BeReal──中堅SNSに芽生える新しい可能性
- Bluesky・Jiffcy・Substack・Googleマップ──伸びるサービスと陰りが見えるサービス
- おわりに
- まとめ
- よくある質問(Q&A)
はじめに
「SNSの情報を追いかけるのが大変」――そう感じている方は、決してあなただけではありません。実際、今回2ヶ月分のニュースをまとめて調べてみたところ、なんと141件もありました。1ヶ月あたり約70件です。仮に毎日1件ずつチェックしたとしても、追いつかない計算になります。
しかも今回対象にしているのは、Meta社の3種(Facebook・Instagram・Threads)とYouTubeを除いた21のSNSです。つまり、多くの人が「メイン」だと思っているプラットフォームを外した上で、これだけの動きがあるということです。SNSの世界がいかに高速で動いているか、改めて実感させられます。
今回は先月お休みしてしまったため、2ヶ月分をまとめてお届けする形になりました。正直に申し上げると、141件を15分で紹介するのは物理的に無理があります。それでも、「どのSNSに、いま何が起きているのか」という全体像だけでも掴んでいただければ、皆さんのビジネスの判断材料としては十分に価値があるはずです。
サービス終了のニュースもあれば、ユーザー数が大きく伸びているサービスもあります。AIとの連携が始まったものもあれば、ブームが去りつつあるものもあります。この記事を通して、2026年年央時点のSNS勢力図を一緒に確認していきましょう。
2ヶ月分141件、21大SNSニュースの全体像を掴む
今回取り上げる21大SNSのラインナップ
まずは、今回調査対象としたSNSを順番に確認していきましょう。以下の通りです。
- LINE
- LINE公式アカウント
- X(旧Twitter)
- TikTok
- note
- アメブロ
- Lemon8
- ニコニコ動画
- POPOPO
- Discord
- BeReal.
- Threads
- Mixi2
- Bluesky
- Snapchat
- Jiffcy
- Clubhouse
- Substack
- diVine
- Googleマップ
- Googleビジネスプロフィール
以上が21大SNSということになります。もう皆さんお分かりのように、次回からはここからPOPOPOがなくなります。ただし、また1個増えるかもしれません。
実は「Setlog(セットログ)」というサービスについても取り上げなければいけないと思っているのですが、まだ動画を撮れていない状況です。やらなければいけないと思いながら、なかなか手が回っていません。そんな中ですが、順番に見ていきたいと思います。
リンク集という資産の使い方
各SNSの項目をクリックしてもらうと、日付・タイトル・リンク先という3つのセットがずっと追記される形で掲載されています。日付の新しいものから古いものへと、何年分もずっと蓄積されています。
気になる方はずっと遡って見てみれば、そのSNSがどのような変遷を辿ってきたのかが分かります。また、気になった項目があれば、その先のリンク先を押してもらえば詳細ページが表示されるので、そちらを読んでいただければ皆さん色々と勉強になるのではないかと思います。
このリンク集は、正直に言って相当な価値があると思っています。単なるニュースの羅列ではなく、時系列で並んだ「そのSNSの歴史」そのものだからです。今日はこれについて解説をしていきたいと思います。
141個もあるので、全然時間が足りません。どんどん進めていきましょう。
LINE・X・TikTok・Pinterest──主要プラットフォームの地殻変動
LINE / LINE公式アカウント
LINE VOOMがついに終了へ
まず大きなニュースとして、2026年9月30日にLINE VOOM(ショート動画サービス)が終了することになっています。
意外にも、このニュースを保護者の方などが喜んでいるという声があります。理由は分かりやすくて、「LINEは使っていい」と子どもに言っているけれど、その中にショート動画機能が入っていると、結局みんな依存や中毒になってしまうからです。LINE VOOMがなくなることで、LINEが単純な連絡手段だけに戻れば良い、ということで喜んでいる人もいるわけです。
これは、SNSの多機能化がユーザー側にとって必ずしも歓迎されないという、興味深い一例だと思います。
カカクコム買収提案という大型ニュース
そして、LINEヤフーがカカクコムの買収を正式提案し、争奪戦が本格化しました。特にこの行方は、かなり注目かなという気がしています。
さらに、LINEとPayPayが連携を開始します。ここに「カカクコム」のような口コミサイトが入ってくると、相当強いのではないかと思っているので注目です。Yahoo!ショッピングとの関係性も、あわせて注目したいポイントですね。
決済・口コミ・EC・メッセージングが1つの経済圏にまとまるという話ですから、これは単なる買収ニュース以上の意味を持ちます。
Agent i in chatとログイン連携
さらに 「Agent i in chat」 ですが、これが秋口くらいからいよいよ始まるようです、という話も入ってきています。LINEはそんな感じですね。
そうそう、忘れてはいけないのが、Yahoo! JAPANのアカウントでLINE公式にログインできるようになったというニュースです。これも結構大きいかなと思います。地味に見えますが、日々の運用のしやすさが変わる話です。
X(旧Twitter)
タイムラインとアルゴリズムの大幅変更
どんどん次に行きます。今度はXですが、これも結構いっぱいありまして、まず最近タイムラインの仕様やアルゴリズムがかなり変わりました。
タイムラインの仕様変更まとめ、いいねの表示、リポストの表示なども変わったので、この辺はしっかり見ておきましょう。
そして、旧Twitterアプリがいよいよ使えなくなったということも入っています。長らく使い続けていた方は、この機会に切り替えが必要です。
また、Xのアルゴリズムが調整されて、相互フォローのユーザーなら投稿が表示されやすくなっているということで、相互フォローの方が有利という感じになったりもしています。アルゴリズムの変更については本当にいっぱい書いてありますので、必ず見ておきましょう。
動画・決済・ライブ配信の新機能ラッシュ
あとは、Xに新しいビデオ編集機能が追加されました。これについては先日、動画で私が解説しましたね。
日本には 「Xマネー」 がいよいよ入ってくるのではないかという噂が出ています。大手銀行と競合する可能性があり、いつ日本に入るのか注目です。
そして、Xがライブ配信ツール 「Live Studio」 を発表したということです。これについてはまだ試せていないのですが、注目かなと思っています。
動画リアクションとブースト機能
あとは、動画へのリアクション機能が追加になります。これも動画で解説しています。
いわゆるブースト機能、Xの記事のブースト機能が結構やばいということで、これはちょっと公に言えませんので、私の「ネットビジネス研究会」の方だけに特にお伝えしています。この機能はかなりやばいです。詳細は書いていないのですが、もっとやばいですという話があります。
TikTok
リスニングパーティーという新しいトレンド
どんどん次に行きたいと思うのですが、今度はTikTokに関するニュースを見ていきましょう。
ミセス(Mrs. GREEN APPLE)が初めてアンバサダーをした 「リスニングパーティー」 という機能があります。ミセスさんが一番最初に利用したのですが、これがどうも人気が出てきているということで、音楽を一緒に聴くというトレンドが流れてきているっぽいという話が出ています。
「一人で観る」から「みんなで聴く」への変化は、SNSの体験設計として面白い方向転換だと思います。
DMにボイスコール機能をテスト中
そしてちょっと注目なのは、TikTokがDMでボイスコール機能をテスト中ということで、音声をDMに入れてくるというのは、ちょっと面白いなと思っています。
どのくらい皆さんがDMをやっているのか分かりませんが、これが出てくると結構面白いなと個人的には思っています。ここに音楽も送れるようになったらいいですね。
あとは、TikTokに関しては大きいニュースは入っていないのかなという気がします。
AI楽曲生成とCapCut × Gemini
そうそう、TikTokでAIを使って文章を歌にするのが流行していまして、Sunoのダウンロード数が急増しています。これについては私のAI音楽ラジオでよく話をしていますが、かなり重要かなと思っています。
そして、CapCut(キャップカット)がGemini(ジェミニ)と連携して、動画生成から編集までGeminiアプリ内で可能になるということで、これについてはまだ始まっていないのですが、始まったらまた解説したいなと思っています。
Amazon連携とGoogle画像検索の変化
どんどん行きます。続いてPinterestの話なのですが、Amazonストアフロント連携機能の提供を開始したというものがあります。それと、私はPinterestの無料相談に選ばれましたので、また終わったら皆さんに報告したいと思います。
あとは、Google画像検索が25周年を迎え、Pinterest風フィードとオンデマンドAI画像生成を導入、Google画像検索がちょっと変わってくるという話などが入っています。
AIアシスタントとMCP、そしてAsk Pinterest
Pinterestが新たなAIツールを発表、AIアシスタント 「Business Assistant」 や連携基盤 「MCP」 の発表もしております。
そして、Pinterestが実験アプリ 「Ask Pinterest」 を発表、AIで買い物体験を会話型に変えるというものも始めています。
Pinterestのユーザー数は6億人ですね、というものも入っております。この規模感は改めて押さえておきたいところです。
note・アメブロ・ニコニコ・Discord・BeReal──中堅SNSに芽生える可能性
note
続きまして、noteです。noteは大きいものは入っていないのですが、いくつか押さえておきたい動きがあります。
- 売上が好調である
- 深津貴之さんが最高戦略責任者に就任した
- メンバーシップの仕組みがちゃんと1ヶ月後に切り替わるようになった
特に3つ目が実務的には重要です。今までは、入ったとしても月始めで切れていたので、月の終わりに入ると損だったりしたのですが、この辺がちゃんと入った日から1ヶ月単位の精算になります。ユーザーにとって公平な仕組みになったということですね。
そして 「note質問箱」が全員で使えるようになりましたので、使っていきましょう。これについては前の動画で話しました。
アメブロ
続いてアメブロなのですが、アメブロはアクセス解析のアクセス数のカウントの仕方を変えたという話があります。
どうもボットがかなりいたようなので、ボット分を抜いた形に変えた途端、急にアクセスが減少したというアカウントが出ているということで、その辺が話題になっています。
これは、数字が減ったからといって落ち込む必要はない、という話でもあります。むしろ今までの数字が実態を反映していなかっただけで、これからは本当のアクセス数が見えるようになったということです。
Lemon8
続いてLemon8ですが、Lemon8は特にニュースが入っていなかったです。
ニコニコ動画
スクリーンショット共有機能が復活
続いてニコニコ動画なのですが、先ほど紹介しましたXのシェアについて、スクリーンショット共有機能の提供を再開したということです。
今まではAPIを使ったシェアをやっていたのですが、X APIの料金高騰に伴ってなくなっていました。それが別の形で復活したということになります。
ニコニコショート専用ページの実力は
そして、PC版でも6月5日から「ニコニコショート」の専用ページができたということで、これでどのくらいアクセスが増えるかなと思って私は見ているのですが、今のところダメですね。
ニコニコ動画がダメなのか、ニコニコショートがダメなのか分かりませんが、あるいはアルゴリズムと私が合っていないのか分かりませんが、今のところ効果がない感じがしております。
AI関連の実験機能と、弾幕特許の解放
ニコニコ動画の 「AIがコメントしてくれる実験機能」 については、動画上に流れて面白かったのですが、終わってしまいました。
今度は 「AIがアナリティクスを分析する機能」 の実験的提供を開始したということで、これはちょっと注目かなと思っています。
そして、いわゆる 「弾幕」 と言われている横にコメントが流れる部分は、今年の年末で特許が切れるそうなのです。これをどうも一般に解放するというような話が出ています。もしこれが実現すれば、他のサービスでも弾幕表現が使えるようになるかもしれません。
POPOPO
続いてPOPOPOですが、さっき紹介しましたけれど、9月17日にサービス終了になっていますので、ニュースとしてはあと1回、もしかしたら皆さんにお届けできるかもしれませんけれど、いずれにせよ終わるということですね。
Discord
続いてDiscordに関するニュースも結構入っています。
- ワールドカップを無断で配信したみたいなことが問題になった
- XやDiscordなどでGIF検索に使われてきたGoogle傘下「Tenor」のAPI提供が終了
- 今頃になってDiscordが Meta Quest向けアプリを提供開始
- 通話画面が仮想の部屋になる新機能 「リビングルーム」 が登場
Meta Questは今から対応して大丈夫ですかね、と思わなくもないのですが、Discordもかなり色々なアップデートが入っているので、見ておきましょう。
BeReal.
国内650万人という伸び
続きまして、BeRealですね。BeRealは特に大きいニュースは入っていないのですが、ユーザー数が日本国内で650万人になったということで、これはかなり伸びましたね。
プッシュ通知という「一番強い場所」
もう1個、注目したい話があります。ワールドカップの時に、サッカーで得点が入るとプッシュ通知が来るというサービスをやっていたのです。
これはBeRealと相性が最高だなと思いました。というのも、みんな(BeRealの通知は)オンにしているから、そこで速報を流せということなのです。
同じようなことは、Xなら最近そういう風には目指していないと思うのです。だから、ニュースを取りに行くのは良いのだけれど、プッシュ通知というのはもしかしたらBeRealが強いかもしれない。となると、LINE公式みたいなことがBeRealでもできるかもしれないということで、ちょっとこれに注目してきたかなという気がしています。
「開封される場所」をどこに持つか、というのはビジネス上とても大きなテーマですから、この視点は覚えておいて損はないと思います。
続きまして、LinkedInに関するニュースなのですが、長文投稿の40%はAIによって作成されるものということで、LinkedInも相変わらずAIまみれになってきています。
裏を返せば、人間味のある投稿が逆に目立つ時代になりつつある、とも言えるかもしれません。
Mixi2
続きまして、Mixi2はそれぞれのところを見ておいてください。
Bluesky・Jiffcy・Substack・Googleマップ──伸びるサービスと陰りが見える
Bluesky
Blueskyは結構ニュースが入っています。
- 検索機能が強化された
- ユーザー数が4500万人を突破
- ダイレクトメッセージで特定のメッセージへ返信できる機能を追加
- グループチャット機能も追加
- 5枚以上の画像投稿時に画像が横並びに表示されるようになり、スワイプで表示切り替え可能に
- iPadアプリは直近のロードマップにないことが判明
あとは、Blueskyのリンク込みポストで 「standard.site」対応サイトならリンクカード内に購読ボタンなどを付与可能に、&YouTubeなどのライブ配信お知らせ機能も登場、というニュースなども入っているので、見ておきましょう。
4500万人という数字と、機能追加のペースを見る限り、Blueskyは着実に地力をつけている印象です。
Snapchat
続きましてはSnapchatに関するニュースなのですが、こちらは大きいニュースは入ってきていないのかなという気がいたします。
ただ、AI動画生成チームが新しくスピンアウトするということが発表になっているので、ここからAIの何かが出てくるかもしれません。
Jiffcy
続いてはJiffcyですが、前々からどんどん変わっていますね。
- ライブアクティビティ機能が追加
- インタラクティブなリアクション機能が追加
- Dots機能の中にカレンダー機能が追加
みたいな形で、Jiffcyもなかなか頑張っています。もう1回くらい動画を撮らなければいけないかもしれません。こっそり色々なバージョンアップをしていますので、ここも見といてください。あまりみんなやっていないので興味ないと思いますけれど。
Substack
そしてSubstackなのですが、これについては私が書いたのですが、ちょっとブームが去った感があるのです。
というのは、検索ボリュームがもう5月の連休で去ってしまっているのです。もう1回波が来るかどうかと言うと、ちょっと微妙なので、Substackを押していたのだけれど、ちょっと雲行きが怪しくなったかなと思っております。
日本に最初のSubstackメンバーが入ったりとかしているので、ここから動くのだけれど、今から動いたのでは間に合わない気がするのです。もう5月くらいからドカンと動いていないやつは間に合わない。あと、広告とかも早くしていないと、ちょっと難しいかな? 皆さん懐疑的に見てもらってもいいのかなという気がします。
新しいプラットフォームには「乗るべきタイミング」があり、それを外すと同じ労力でも成果が出にくい、という現実的な話です。
diVine
diVineは特にニュースはないのですが、最後、GoogleマップとGoogleビジネスプロフィールに行きます。
Googleマップ / Googleビジネスプロフィール
LINE公式アカウント連携の噂
これも結構入っています。
噂なのですが、LINE公式アカウントと連携するのが6月中旬から始まっているという噂があるのだけれど、公式にまだ出ていないので何とも言えません。
使いこなしテクニックとローカルガイド刷新
あとはGoogleマップで距離を計測したり、1本指(片手)でズームするとか、地図だけ表示というテクニックがあるそうなので、これはいずれ動画で解説しようかなと思っているので、ちょっとお待ちください。
そして、Googleローカルガイドのデザインがリニューアルしました。
「マップに相談」とGemini連携
それから、私はまだ入っていないのだけれど、Googleマップの支援機能で 「マップに相談」 と言って、もう検索窓の上のところにAIマークが出てチャットで相談できるというものが追加されます。これはいよいよだという感じですね。
そして、GeminiとGoogleビジネスプロフィールの連携が開始しましたけれど、実はGoogleアナリティクスとも連携しているという、これもいずれ動画で解説しようかなと思っています。
あとは 「未舗装路」 ですね、狭い道路の機能開発が動いているという話などが入っています。
今回の反省と次回に向けて
このような形で、ニュースを紹介しているだけで、もういっぱいいっぱいな感じになっているのですが、時間が30秒余ってしまいました。
この回は2ヶ月に1回あるともう間に合わないということが分かったので、なるべく1ヶ月に1回ちゃんとやらなければいけないなということを反省しております。次回からちゃんとやっていこうと思っておりますので、是非皆さんよろしくお願いします。そうすると、倍くらいは時間を割いて説明できることになりますので、よろしくお願いします。
ということで、今日はMeta社、YouTubeを除く21大SNSに関する直近2ヶ月のニュースを紹介しました。
おわりに
今回は2026年7月20日、祝日の「海の日」に、Meta社の3種とYouTubeを除く21大SNSの直近2ヶ月分のニュース、合計141件を一気に振り返りました。
全体を通して見えてきたのは、大きく3つの流れです。1つ目はサービスの新陳代謝です。LINE VOOMが9月30日に終了し、POPOPOも9月17日にサービス終了となる一方で、BeRealは国内650万人、Blueskyは4500万人と着実にユーザーを伸ばしています。2つ目はAIの浸透です。PinterestのBusiness AssistantやAsk Pinterest、ニコニコ動画のAIアナリティクス、Googleマップの「マップに相談」、CapCutとGeminiの連携など、AI機能はもはや標準装備になりつつあります。LinkedInで長文投稿の40%がAI作成というデータも象徴的です。3つ目は経済圏の再編です。LINEヤフーによるカカクコム買収提案、LINEとPayPayの連携、Xマネーの日本上陸観測など、SNSが決済・EC・口コミを取り込む動きが加速しています。
一方で、Substackのようにブームが一段落したサービスもあり、「乗るタイミング」の見極めが問われる局面でもあります。次回からは月1回のペースに戻し、より詳しく解説していく予定です。
まとめ
今回の内容を、要点で整理しておきます。
| 分類 | 主なトピック |
|---|---|
| 終了・縮小 | LINE VOOM(9/30終了)、POPOPO(9/17終了)、ニコニコのAIコメント実験終了、Substackのブーム鈍化 |
| 成長・拡大 | BeReal国内650万人、Bluesky4500万人、Pinterest6億人、note売上好調 |
| AI関連 | Pinterest Business Assistant / Ask Pinterest / MCP、ニコニコAIアナリティクス、Googleマップ「マップに相談」、CapCut×Gemini、Suno急増、LinkedIn投稿の40%がAI製 |
| 経済圏・提携 | LINEヤフー×カカクコム買収提案、LINE×PayPay、Xマネー、Yahoo! JAPANアカウントでLINE公式ログイン、Gemini×Googleビジネスプロフィール |
| アルゴリズム変更 | Xのタイムライン仕様・いいね・リポスト表示変更、相互フォロー優遇、アメブロのボット除外によるアクセス減 |
| 新機能 | X「Live Studio」・動画編集・動画リアクション、TikTokリスニングパーティー・DMボイスコール、Blueskyグループチャット・検索強化、Jiffcyライブアクティビティ |
| 今後の注目 | ニコニコ「弾幕」特許切れによる一般解放、LINE「Agent i in chat」秋口開始、Googleマップ×LINE公式連携の噂 |
141件という物量は、それだけSNS業界が動いている証拠でもあります。すべてを追いかける必要はありませんが、自分のビジネスに関係するプラットフォームだけは押さえておく。そのための地図として、この記事を活用していただければと思います。
よくある質問(Q&A)
Q1. なぜMeta社の3種とYouTubeを除いているのですか?
A. Facebook・Instagram・Threads(Meta社の3種)とYouTubeは、それぞれ単独でニュース量が非常に多く、別枠で取り上げているためです。今回はそれ以外の21大SNSに絞ることで、普段見落とされがちなプラットフォームの動きに光を当てています。逆に言えば、「メイン以外」だけで2ヶ月141件も動きがあるということ自体が驚きです。
Q2. LINE VOOMの終了は、LINE公式アカウント運用にどんな影響がありますか?
A. LINE VOOMはショート動画の配信面だったため、そこを集客導線に使っていた方は代替手段を考える必要があります。ただし今回のニュースを見ると、LINEはカカクコム買収提案、PayPay連携、Yahoo! JAPANアカウントでのログイン対応、「Agent i in chat」の秋口開始と、むしろメッセージング+経済圏の強化に舵を切っています。動画分散型ではなく、1対1のコミュニケーションと決済導線を軸に組み立て直すのが現実的です。
Q3. Xのアルゴリズム変更で、具体的に何を意識すればいいですか?
A. 今回の変更で明確なのは、相互フォローのユーザーの投稿が表示されやすくなったという点です。つまり、フォロワー数を闇雲に増やすより、実際に相互でつながっている関係性の濃さが効いてくるということになります。加えて、いいねやリポストの表示仕様も変わっているため、これまで指標にしていた数字の見え方が変化している可能性があります。まずは自分のアカウントで表示のされ方を実際に確認してみるのがおすすめです。
Q4. アメブロのアクセス数が急に減ったのですが、何か問題があったのでしょうか?
A. おそらくアメブロ側のカウント方法の変更が原因です。これまでカウントされていたボットによるアクセスを除外する仕様に変わったため、そのタイミングで数字が大きく落ちたアカウントが出ています。つまり、あなたの発信の質が落ちたわけではなく、今までの数字に実態以上の水増しが含まれていたということです。これからは、より正確な数字で改善の判断ができるようになったと前向きに捉えてよいでしょう。
Q5. これから新しく力を入れるなら、どのSNSがおすすめですか?
A. 今回のニュースから読み取るなら、注目度が高いのはBeRealとBlueskyです。BeRealは国内650万人まで伸びており、何よりプッシュ通知の開封率が高いという特性があります。ワールドカップの得点通知の事例が示すように、LINE公式アカウントのような「届く導線」として使える可能性を秘めています。Blueskyも4500万人を突破し、検索強化やグループチャットなど機能追加のペースが速い。
逆に、Substackは慎重にというのが今回の見立てです。検索ボリュームが5月の連休をピークに落ちており、今から参入しても波に乗り遅れる可能性があります。新しいプラットフォームは「早く入る」こと自体が価値になるので、タイミングを外したなら無理に追わない判断も大切です。
YouTubeとMeta社の3種以外19大SNSニュース(2026年7月分)

📱 LINE VOOM
LINEアプリ内で提供されているショート動画サービスです。TikTokのように短い動画を次々と視聴できる機能でしたが、2026年9月30日に終了することが決まりました。保護者の間では、依存性の高いショート動画がなくなることでLINEが純粋な連絡手段に戻るとして、歓迎する声も上がっています。
🤝 相互フォロー
自分が相手をフォローし、相手も自分をフォローし返している関係のことです。Xではアルゴリズムが調整され、相互フォロー関係にあるユーザーの投稿がタイムラインに表示されやすくなりました。一方的にフォローしているだけの関係より優遇されるため、投稿を届けたいなら相互関係を築くことが有利になります。
💰 Xマネー
X(旧Twitter)が構想している決済・金融サービスです。アプリ内で送金や支払いができるようになる仕組みで、実現すれば大手銀行と競合する可能性も指摘されています。日本への導入時期は未定ですが、SNSが金融インフラを兼ねる時代の到来を示す動きとして注目されています。
🎵 リスニングパーティー
TikTokが提供する、複数のユーザーが同じ音楽を同時に聴きながら盛り上がれる機能です。日本ではMrs. GREEN APPLEが初のアンバサダーとして利用しました。一人で音楽を聴くのではなく、みんなで共有して楽しむという新しいトレンドを生み出しつつあります。
🎼 Suno
文章(テキスト)を入力するだけでAIが自動的に楽曲を生成してくれるAI音楽サービスです。TikTokで「文章を歌にする」遊びが流行したことをきっかけに、ダウンロード数が急増しました。専門知識がなくても誰でもオリジナル楽曲を作れるため、SNS投稿のBGM制作などに広く使われ始めています。
🎬 CapCut
TikTokを運営するByteDance社が提供する無料の動画編集アプリです。今後Googleの生成AI「Gemini」と連携し、動画の生成から編集までをGeminiアプリ内で完結できるようになる予定です。AIが動画制作の入り口から出口まで担う流れを象徴するアップデートといえます。
🛒 Ask Pinterest
Pinterestが発表した実験的なアプリで、AIとの会話を通じて買い物ができる仕組みです。従来のようにキーワードで画像を探すのではなく、チャットで相談しながら欲しい商品にたどり着けます。同社は法人向けの「Business Assistant」やAI連携基盤「MCP」も同時に発表しています。
🤖 ボット
人間ではなく、プログラムによって自動的にWebサイトへアクセスするプログラムのことです。アメブロがアクセス解析からボット分を除外する仕様に変更したところ、多くのアカウントで表示されるアクセス数が急減しました。これまでの数字には自動アクセスが多く含まれていたことが明らかになった形です。
💬 弾幕
ニコニコ動画の代名詞である、動画の上を右から左へ視聴者のコメントが流れていく表示方式のことです。コメントが大量に流れる様子が弾幕に似ていることからこう呼ばれます。この仕組みに関する特許が2026年末で切れるため、他社も自由に採用できるよう一般開放されるという話が出ています。
🗺️ マップに相談
Googleマップに追加される、AIチャットで場所探しを相談できる機能です。検索窓の上にAIマークが表示され、「子連れで行けるカフェ」といった曖昧な要望も会話形式で伝えられます。キーワード検索から対話型検索へという、地図サービスの大きな転換点となる機能です。
YouTubeとMeta社の3種以外19大SNSニュース(2026年7月分)

YouTubeとMeta社の3種以外19大SNSニュース(2026年7月分)
LINEとX(旧Twitter)に起きた2026年夏の大変動
LINE VOOM終了とカカクコム買収提案が示すLINEヤフーの戦略転換
2026年9月30日をもって、LINEのショート動画サービス「LINE VOOM」が終了します。これはSNS業界全体の中でも極めて象徴的な出来事です。TikTokに対抗する形で投入されたLINE VOOMは、LINEという圧倒的なユーザー基盤を持ちながらも、ショート動画領域での定着に至りませんでした。
興味深いのは、この終了が一部のユーザー、特に保護者層から歓迎されている点です。子どもにLINEの利用を許可していても、アプリ内にショート動画機能が存在することで、結果的に長時間の視聴依存が生まれてしまう。VOOMがなくなることでLINEが純粋な連絡手段に戻るという点を評価する声が上がっています。この現象は、SNS運営における「機能の足し算」が必ずしもユーザー価値の向上に直結しないことを示す好例と言えるでしょう。
一方、企業戦略の面ではLINEヤフーがカカクコムの買収を正式提案し、争奪戦が本格化しています。カカクコムは価格.com、食べログという日本最大級の口コミ・比較プラットフォームを保有しており、これがLINEヤフー経済圏に組み込まれた場合のインパクトは計り知れません。
さらにLINEとPayPayの連携も開始されました。ここに口コミサイトが加わると、「情報収集→比較検討→決済」という購買行動のすべてがLINEヤフー圏内で完結する構造が生まれます。Yahoo!ショッピングとの連携も含めて、EC事業者にとっては無視できない動きです。
加えて、AIエージェント機能「Agent i in chat」が2026年秋口から本格始動する見込みです。LINEのトーク画面上でAIエージェントが動作するという構想は、LINE公式アカウント運用の在り方を根本から変える可能性があります。またYahoo! JAPANアカウントでLINE公式アカウントにログインできるようになった点も、地味ながら運用者にとって重要な変更です。
Xのアルゴリズム大幅変更とLive Studio・Xマネー日本上陸の可能性
X(旧Twitter)は2026年6月から7月にかけて、タイムラインの仕様とアルゴリズムに大きな変更を加えました。いいねの表示、リポストの表示形式が変わり、フィード上での見え方が従来と異なるものになっています。運用者はまず自分のタイムラインがどう変化したかを実際に確認することが先決です。
特に重要なのが、相互フォロー関係にあるユーザーの投稿が表示されやすくなったというアルゴリズム調整です。これは一方的なフォロワー数の追求から、双方向の関係構築へと重心が移ったことを意味します。数万フォロワーを抱えていても相互フォローが少なければリーチが伸びない、という状況が起こり得ます。逆に言えば、フォロワー数が少なくても密な相互関係を築いているアカウントは相対的に有利になります。エンゲージメント施策の設計を見直すべきタイミングです。
また、旧Twitterアプリが完全に使用不可となりました。長らく旧アプリを使い続けていたユーザーは強制的に移行を迫られています。
機能面では新しいビデオ編集機能が追加され、X内で動画の加工が完結するようになりました。動画へのリアクション機能も実装され、ショート動画プラットフォームとしての性格を強めています。さらにライブ配信ツール「Live Studio」が発表され、配信領域への本格参入が明確になりました。
そして日本市場で最も注目すべきは「Xマネー」の上陸可能性です。米国では既に金融サービス化が進んでおり、これが日本に導入されれば大手銀行と競合する事態も想定されます。SNSが決済・金融インフラに変化する流れは、LINEとPayPayの連携と同じ方向を向いており、業界全体の潮流と捉えるべきでしょう。
TikTokとPinterestで進むAI・EC融合の最前線
TikTokのリスニングパーティーとDMボイスコール、Suno急増が示す音楽トレンド
TikTokでは「リスニングパーティー」機能が注目を集めています。Mrs. GREEN APPLEが初のアンバサダーとして起用されたこの機能は、複数のユーザーが同じ音楽をリアルタイムで一緒に聴くという体験を提供します。ソーシャル体験の軸が「見る」から「一緒に聴く」へと拡張しつつある兆候であり、音楽業界とSNSの関係が新たな段階に入ったことを示しています。
アーティストのプロモーション手法としても示唆的です。従来の楽曲切り抜きによるバイラルとは異なり、リスニングパーティーはファンとの同期的な体験を作り出します。ファンコミュニティの熱量を可視化する場としての機能を持ち、リリース施策の選択肢が広がります。
もう一つの動きがDMにおけるボイスコール機能のテストです。TikTokのDMは他プラットフォームと比べて利用率が高いとは言えませんが、音声通話が実装されればコミュニケーションツールとしての性格が強まります。DMに音楽を送れるようになれば、TikTokの音楽プラットフォーム化はさらに加速するでしょう。
そして最も見逃せないのが、TikTok上でAIを使って文章を歌に変換する遊びが流行し、AI音楽生成サービス「Suno」のダウンロード数が急増している現象です。テキストから楽曲を生成するというハードルの高かった体験が、TikTokという入口を通じて一般層に浸透しています。UGC(ユーザー生成コンテンツ)の質が、AI生成によって根本的に変わりつつある局面です。
加えて、動画編集アプリCapCutがGeminiと連携し、動画生成から編集までをGeminiアプリ内で完結できるようになるという発表がありました。まだ提供は開始されていませんが、実装されればショート動画制作のワークフローは大きく短縮されます。企画から編集までを一つのAIアプリ内で行える環境が、コンテンツ制作の民主化をさらに進めることになります。
PinterestのAmazon連携・Business AssistantとAsk Pinterestが変える購買導線
Pinterestは2026年、明確にコマース領域とAI領域の両輪で動いています。まずAmazonストアフロント連携機能の提供が開始されました。Pinterest上でピンを見た人が、そのままAmazonの商品ページやストアフロントへ遷移できる構造は、これまで「発見はできるが購入までが遠い」と言われてきたPinterestの弱点を直接的に補うものです。
AI面では、AIアシスタント「Business Assistant」と、連携基盤としてのMCP(Model Context Protocol)対応が発表されています。MCPへの対応は特に重要で、外部のAIツールからPinterestのデータや機能にアクセスできる道が開かれることを意味します。広告運用やコンテンツ分析を外部AIエージェントに任せるという運用が現実味を帯びてきました。
さらに実験的アプリ「Ask Pinterest」も発表されました。これはAIを活用して買い物体験を会話型に変えるもので、「こういう部屋にしたい」といった曖昧な要望から具体的な商品提案までを対話形式で進められます。検索窓にキーワードを入れる従来型の探索から、対話による探索へという転換であり、Pinterest本来の「まだ言語化できていない欲求を発見する」という強みとAIの相性の良さを示しています。
ユーザー数は6億人規模に到達しており、日本での認知度に比して世界的な影響力は依然として大きいプラットフォームです。
なお関連する動きとして、Google画像検索が25周年を迎えるにあたりPinterest風のフィード表示とオンデマンドAI画像生成を導入しています。ビジュアル検索の領域でGoogleがPinterestのUIを取り込む形になっており、両者の競合関係は今後さらに直接的なものになるでしょう。ビジュアル検索経由の流入を狙う事業者は、両プラットフォームの動向を並行してウォッチする必要があります。
note・アメブロ・ニコニコ動画の国内メディア系アップデート
noteのメンバーシップ精算変更と質問箱全体開放、深津貴之氏のCSO就任
noteは2026年に入り業績が好調に推移しており、経営体制の面でも動きがありました。深津貴之氏が最高戦略責任者(CSO)に就任しています。深津氏はUXデザインの分野で長く知られ、生成AIの活用法についても発信を続けてきた人物であり、noteのAI戦略とプロダクト設計の両面に影響を与える人事と見られます。
機能面では、メンバーシップの精算方式が変更されました。従来は月初を基準に期間が区切られていたため、月末に加入したユーザーはわずか数日で更新月をまたぐという不利益が生じていました。今回の変更により、加入した日から1ヶ月単位での精算となります。
これはメンバーシップを運営するクリエイターにとって実務上の意味が大きい変更です。これまでは「月初に加入してもらう」ことを前提とした告知設計が必要でしたが、今後はいつでも加入を促せます。キャンペーンやイベントのタイミングを月初に合わせる必要がなくなり、コンテンツ公開に合わせた自然な導線設計が可能になります。既存の運用ルールを見直す価値があります。
もう一つ、「note質問箱」が全ユーザーに開放されました。読者から匿名で質問を受け付け、それに答える形でコンテンツを生み出せる機能です。ネタ切れに悩むクリエイターにとって、読者の関心を直接把握しながらコンテンツを量産できる仕組みは有用です。質問への回答という形式は読者との距離を縮める効果もあり、メンバーシップへの導線としても機能します。
noteは大規模な機能追加よりも、クリエイターの運用実態に即した細かい改善を積み重ねる方向性を維持しています。派手さはありませんが、継続的に発信する人にとっては着実に環境が良くなっているプラットフォームと言えるでしょう。
アメブロのアクセス解析ボット除外とニコニコ動画のAI分析・弾幕特許切れ
アメブロではアクセス解析の集計方法が変更されました。従来カウントされていたボットによるアクセスを除外する形に修正されたのです。この結果、変更直後にアクセス数が急激に減少したアカウントが多数発生し、ブロガーの間で話題になっています。
重要なのは、これが「アクセスが減った」のではなく「実態が可視化された」という点です。これまで表示されていた数値には相当量の非人間トラフィックが含まれていた可能性があります。落ち込んだ数値に動揺するのではなく、新しい数値を基準として仕切り直すことが正しい対応です。むしろ実態に即したデータで施策効果を測定できるようになったと捉えるべきでしょう。他社プラットフォームの数値と比較する際にも、この変更を踏まえた解釈が必要です。
ニコニコ動画は複数の動きがありました。まず、X APIの料金高騰により停止していたシェア機能について、スクリーンショット共有という別方式で提供が再開されました。API依存からの脱却という点で、他サービスにも参考になるアプローチです。
PC版では「ニコニコショート」の専用ページが開設されました。ただし現時点でアクセスの大幅な増加という効果は確認されておらず、ショート動画領域での存在感確立には時間を要しそうです。
AI関連では、コメントをAIが生成する実験機能が一度終了した一方、新たに「AIがアナリティクスを分析する機能」の実験的提供が始まっています。投稿者が数値を読み解く負担を減らす方向であり、他プラットフォームにも波及しそうな機能です。
そして最大のトピックが、画面上をコメントが流れる「弾幕」機能に関する特許が2026年末で満了するという点です。ニコニコ動画の代名詞とも言えるこの技術が一般開放されれば、他の動画サービスが同様の表示方式を採用する可能性が出てきます。動画視聴体験の設計に影響を与える節目です。
Discord・BeReal・Bluesky・Jiffcyなど新興SNSの動向
DiscordのMeta Quest対応・リビングルーム機能とBeRealの国内650万人突破
Discordは継続的に大型アップデートを重ねています。まずMeta Quest向けアプリの提供が開始されました。VRデバイス上でのコミュニケーション基盤としてDiscordが機能する構図であり、参入タイミングの是非は議論の余地があるものの、XR領域での存在感を確保する動きと見られます。
新機能として「リビングルーム」が登場しました。通話画面が仮想の部屋として表現されるもので、単なる音声通話を空間的な体験へと拡張する試みです。オンラインコミュニティの「たまり場」としてのDiscordの性格を強化する機能と言えます。
一方で課題も生じています。ワールドカップの無断配信が行われるなど、権利面での問題が表面化しました。またXやDiscordでGIF検索に使われてきたGoogle傘下「Tenor」のAPI提供が終了し、GIF文化に依存してきたコミュニティには影響が出ています。
BeRealは日本国内のユーザー数が650万人に到達しました。一時の話題性が落ち着いた後も着実に伸びており、若年層を中心に定着していることを示す数字です。
特筆すべきは、ワールドカップ期間中に得点が入るとプッシュ通知が届くというサービスを展開した点です。BeRealはそもそも「通知が来たらその場で撮影する」という設計上、ユーザーが通知をオンにしている前提のプラットフォームです。この特性は速報性の高い情報配信と極めて相性が良い。通知の到達率という観点では、LINE公式アカウントに近い役割をBeRealが担える可能性があります。マーケティング活用の視点として、この気づきは実務上大きな意味を持ちます。
Blueskyの4500万人突破・グループチャット追加とJiffcy・Substackの現在地
Blueskyはこの2ヶ月で最も機能追加が多かったプラットフォームの一つです。ユーザー数は4500万人を突破しました。検索機能が強化され、過去投稿の掘り起こしがしやすくなっています。
コミュニケーション機能では、ダイレクトメッセージで特定のメッセージに返信できる機能が追加され、さらにグループチャット機能も実装されました。1対1のやり取りに留まっていたDMが、コミュニティ形成の場へと拡張されつつあります。
表示面では、5枚以上の画像を投稿した際に画像が横並びで表示され、スワイプで切り替えられるようになりました。ビジュアル投稿の見せ方が改善され、写真中心の運用がしやすくなっています。
外部連携では、「standard.site」対応サイトのリンクを含む投稿で、リンクカード内に購読ボタンを設置できるようになりました。YouTubeなどのライブ配信告知機能も登場しています。分散型プロトコルの特性を活かし、外部サービスとの連携をオープンに拡張していく姿勢が明確です。一方でiPadアプリは直近のロードマップに含まれていないことが判明しており、対応デバイスの拡大よりも機能深化を優先していると見られます。
Jiffcyも地道なアップデートを続けています。ライブアクティビティ機能、インタラクティブなリアクション機能、Dots機能内のカレンダー機能などが追加されました。国内での認知度はまだ限定的ですが、着実に完成度を高めています。
対照的にSubstackは勢いに陰りが見えます。検索ボリュームは5月の連休を境に減少しており、ブームが一巡した感があります。日本初のSubstackメンバーが加わるなど組織的な動きはあるものの、この段階から新規参入して先行者利益を得るのは難しい局面です。過度な期待は避け、慎重に見極める姿勢が妥当でしょう。
GoogleマップとGoogleビジネスプロフィールのAI連携強化
「マップに相談」AI機能とGeminiプロフィール連携・アナリティクス接続
GoogleマップとGoogleビジネスプロフィールは、この2ヶ月で明確にAI中心の設計へ舵を切りました。最も象徴的なのが「マップに相談」機能です。検索窓の上部にAIマークが表示され、チャット形式で相談できるようになります。「子連れで入りやすい和食店を探している」といった曖昧な条件でも、対話を通じて絞り込める仕組みです。
これは店舗を運営する側にとって重大な意味を持ちます。従来のローカル検索は「地域名+業種」というキーワードマッチが中心でしたが、AI相談型ではユーザーの文脈や条件に応じた回答が生成されます。つまり、ビジネスプロフィールに登録されている属性情報、口コミの内容、投稿された写真などが、AIの判断材料としてより重視される可能性が高い。営業時間や設備情報といった基本項目の充実が、これまで以上に集客に直結する構造になります。
さらにGeminiとGoogleビジネスプロフィールの連携が開始されました。加えて、Googleアナリティクスとも接続されているという点は見逃せません。ビジネスプロフィールの表示データとウェブサイトの行動データがAI経由で統合的に分析できるようになれば、実店舗とオンラインを跨いだ効果測定の精度が上がります。
またGoogleローカルガイドのデザインがリニューアルされました。口コミ投稿者の体験設計が変わることで、投稿量や質にも変化が生じる可能性があります。
その他、Googleマップでの距離計測、片手でのズーム操作、地図のみを表示する方法といった実務的なテクニックも整理されています。未舗装路や狭い道路に対応する機能開発が進んでいる点も、地域によっては重要です。なお、LINE公式アカウントとの連携が6月中旬から始まっているという情報もありますが、公式発表がないため現時点では確定的なことは言えません。
この2ヶ月で押さえるべき141件のニュースの読み方
情報量の爆発にどう向き合うか — 21大SNSを効率的に追う運用設計
今回取り上げた期間、21大SNSに関するニュースは実に141件に上りました。これは2ヶ月分をまとめて集計した結果ですが、単純に月あたり70件前後という計算になります。一人の担当者がすべてを追い、なおかつ理解して自社の施策に落とし込むのは現実的ではありません。
だからこそ、情報収集には優先順位の設計が必要です。まず判断基準として有効なのは、「自社が実際に運用しているプラットフォームか」「終了・仕様変更など不可逆な変化か」「AI・決済など業界横断的な潮流を示すものか」という三点です。この基準に照らすと、141件のうち即座に対応すべきものは十数件程度に絞り込めます。
今回の内容で言えば、LINE VOOMの終了は運用中の企業にとって不可逆な変化であり、代替導線の設計が急務です。Xのアルゴリズム変更は運用方針そのものに関わります。GoogleビジネスプロフィールのAI連携は、店舗を持つ事業者にとって集客構造の変化を意味します。これらは優先度が高い。
一方、Blueskyの機能追加やJiffcyのアップデートは、現時点で運用していなければ「動向として把握しておく」レベルで十分です。ただし、Blueskyのユーザー数4500万人という規模は、参入検討の閾値に近づきつつあることも意味します。
全体を俯瞰すると、この2ヶ月には明確な共通項が見えます。一つはAIエージェントの浸透です。LINEのAgent i、PinterestのBusiness Assistant、Googleマップの相談機能、ニコニコ動画のAI分析機能と、あらゆるプラットフォームがAIによる対話型インターフェースを実装しています。もう一つは決済・金融機能の統合で、LINE×PayPay、Xマネーの動きがこれにあたります。
個別のニュースを追うだけでなく、こうした構造的な変化を読み取ることが、次の一手を決める上で最も価値のある情報の使い方です。
YouTubeとMeta社の3種以外19大SNSニュース(2026年7月分)












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