2026年(令和8年)9月から変わること・終わること・始まること

2026年9月から変わること・始まることを20項目まとめて紹介。定点観測の楽天トラベル登録宿泊施設数は4万4,970件と過去最多を更新。9月は調味料など4,923品目の値上げ、生活道路の法定速度30km引き下げ、労基署の残業指導見直し、エネルギー支援縮小、育成就労制度の事前申請開始などが始まる。一方でGoogleアシスタント、Mixboard、LINE VOOM、新R25、menu、楽天モバイルのauローミングが終了。補助金は9月末に締切が集中し、インボイスの2割特例も終了する。
詳しくは15分の動画で解説しました。
https://www.youtube.com/watch?v=IG4OPNumnvo
0:00 📱 導入・楽天トラベル定点観測(過去最多の増加) 1:05 📅 8月末で終了する制度・新事業進出補助金が9月30日へ延期 2:12 🧂 調味料4,923品目が値上げ・3年5ヶ月ぶりの大規模改定 3:23 🚗 生活道路の法定速度が60km→30kmに引き下げ(9/1施行) 4:29 ⏰ 残業月45時間の行政指導運用が見直しへ/電気・ガス支援縮小 5:37 🌏 育成就労制度の事前申請開始/EVトラック・バスの識別ラベル義務化 6:46 🎙️ Googleアシスタント提供終了、Geminiへ移行 7:51 📞 テレビ電話アプリ終了/9月19日からの郵便配達ブラックアウト 10:02 🎨 Googleミックスボード9月28日終了・デジタル化AI導入補助金の締切 11:13 🧾 インボイス2割特例終了→3割特例へ/ZEH補助金の申請終了 12:21 📱 LINEブーム完全終了・新R25・ボケてがサービス終了 13:28 🍔 menu終了/楽天モバイルauローミング終了と10月以降の展望
2026年(令和8年)9月から変わること・終わること・始まること
「一年に一度しか笑わなくていい」と言ってるのではなくて
「一年に一度だけでも笑顔を見て結婚して良かったと思えたら十分」
という曲を作りましたのでコメント欄から聞いてくださいね。
イーンスパイアの横田です。
https://www.enspire.co.jp

不意の微笑み
https://www.youtube.com/watch?v=_n3MugML7AQ
ニコッ / Milia
https://www.youtube.com/watch?v=zG-fN44D5E4
さて、本題です。
2014年4月に消費税増税に伴いまして
「変わること」という記事を書いてきました。
毎月初めに「今月から変わること」という
テーマで更新していますので、お楽しみに。
では、今月から変わることを紹介します。
https://yokotashurin.com/etc/202601change.html#9

楽天トラベルの宿泊数・登録施設数の推移
楽天トラベルの宿泊数について定点観測しています。
https://www.youtube.com/watch?v=iTL5TPCngPI
過去の履歴は以下の記事で随時更新中。
https://yokotashurin.com/etc/rakuten-shop.html
楽天トラベル最新の口コミ
https://travel.rakuten.co.jp/review/
楽天トラベル登録宿泊施設数
https://travel.rakuten.co.jp/whatsnew.html
2026年(令和8年)9月から変わること・終わること・始まること
10年以上続けている登録宿泊施設数の増減チェック。2026年3月に大幅マイナスがついた後はプラスが続き、今回ついに過去最多に到達。お客さんの声(口コミ累計)も順調に増加中。
住宅街など「生活道路」の法定速度が引き下げ。ちょっと広めの道でも生活道路であれば30km/h扱いになる。
2026/9〜 ➜ 継続生産車
2027/9/1〜
長く音声アシスタントの代名詞だった「OK Google」が役目を終え、Geminiへとバトンタッチ。生成AIが標準の入り口になる流れを象徴するニュース。
日付順に整理。補助金の締切とサービス終了が9月末に集中している。
カメラのいらないテレビ電話アプリとして鳴り物入りで登場したが、今年3月のスタートからわずか半年で終了。Mac版アプリもあり、面白い企画だっただけに残念。
郵政民営化以降、サービスがどんどん悪くなっているのではという声も。急ぎの郵便は日程に余裕を。
動くインターフェースが面白く、画像の合成が簡単にできるツール。使っていたデータは28日までに保存を。消えてしまう可能性がある。
昨年までの「IT導入補助金」から名称変更。ITからDX、そしてAIへ、という流れのほうが分かりやすいのに、なぜ今さら「デジタル化」を残したのか。
もともとは8月31日付で開始予定だったものが9月30日に変更・延期。まだ間に合うので、対象の方はやっておきたい。
〜2026/9/30 ➜ 3割特例
2026/10〜 ➜ 令和13年
特例が消滅
段階的に縮小され、令和13年には無くなる移行措置。それまで消費税やインボイスが今のまま維持されるかは不透明で、法律自体が変わりそうな気配も。
家を建てる方向けの補助金がここで締め切り。検討中なら早めの申し込みを。
2026年(令和8年)9月から変わること・終わること・始まること
- はじめに|月替わりの「変わること」を知らないだけで損をする時代
- 第1章 定点観測が示す景気のサイン|楽天トラベルが過去最多を更新、そして8月末で終わるはずだったもの
- 第2章 9月1日から一斉に動き出した制度改正|値上げ・生活道路30km・残業指導・エネルギー支援・育成就労・EVラベル
- 第3章 静かに終わっていくサービスたち|Googleアシスタント・POPOPO・Mixboard・郵便配達
- 第4章 9月30日に集中する締切と終了|補助金・インボイス・LINE VOOM・楽天モバイル・52年続いたラジオ番組
- おわりに|「終わり」と「始まり」が同時に来る月をどう迎えるか
- まとめ
- よくある質問
はじめに|月替わりの「変わること」を知らないだけで損をする時代
今日もネットビジネスに関する情報を生中継で15分間お届けしてまいります。今日もよろしくお願いします。今日は2026年9月6日日曜日になりました。ということで、週末は恒例企画の日です。
毎月月初になると必ずやっているのが、「先月で終わったもの」と「今月から変わるもの・始まるもの」を一気に棚卸しするという企画です。今回のテーマはずばり、「2026年8月で終了し、2026年9月から変わること・始まること」。ニュースも多数ありまして、今月は本当にボリュームが大きい月になっております。
なぜこの企画を毎月続けているかというと、理由はシンプルで、知らないだけで損をすることが世の中には多すぎるからです。補助金の締切を知らずに逃す。制度が変わったことを知らずに違反してしまう。使っていたサービスが終了するのを知らずにデータを失う。どれも「知っていれば防げた」ものばかりなんですね。
特に今月9月は、値上げ、交通ルール、労働基準、エネルギー、外国人雇用、補助金、インボイス、そしてSNSやアプリのサービス終了まで、生活とビジネスの両方にまたがる変化が一気に押し寄せてきます。数えてみると20個近くあります。今日はそれを片っ端から、どんどんご紹介していきたいと思います。よろしくお願いします。
第1章 定点観測が示す景気のサイン|楽天トラベルが過去最多を更新、そして8月末で終わるはずだったもの
10年以上続けている「楽天トラベル定点観測」という習慣
まずは、毎月必ずチェックしている定点観測の恒例企画からいきましょう。楽天トラベルの登録宿泊施設数です。
これ、もう足かけ何年やってるんですかね。もうずっと10年以上これをやっていて、毎月毎月、登録されている宿泊施設が何件増えたのか、あるいは何件減ったのかという増減をずっと調べ続けています。
なぜこんな地味な数字を追いかけているのかというと、宿泊施設の登録件数というのは、景気の体温計のような役割を果たすからなんですね。宿が増えるということは、新しく宿を始める人がいる、あるいは既存の宿がネット予約に参入してくるということ。逆に減るということは、廃業や撤退が起きているということになります。派手なニュースにはなりませんが、生の数字ほど正直なものはありません。
8月の数字と9月の数字を並べて見る
では、実際の数字を見ていきましょう。
まずは先月の数字なんですが、こちらですね。登録宿泊施設数が4万4,751件になり、前月比で208件増えたということだったんですが、いよいよ9月の数字が出ました。こちらを見ていきますと、4万4,970件で、さらに219件追加されたということになります。
| 項目 | 8月時点 | 9月時点 |
|---|---|---|
| 登録宿泊施設数 | 4万4,751件 | 4万4,970件 |
| 前月比の増減 | +208件 | +219件 |
| 状況 | プラス継続 | 過去最多を更新 |
増加ペースも前月の208件から219件へと上がっており、今回は過去最多の数字になっております。
「2026年3月の大幅マイナス」からの回復基調
ここ最近はずっとプラスになっていまして、実はちょっと前、2026年3月に大幅マイナスがついたんですね。あの時は「いよいよ潮目が変わったか」と思ったんですけれども、ここからプラスになっているので、これで歴代最多ということになっております。
一度大きく落ち込んだあとに、そこから着実に積み上げて最高記録を塗り替えたというのは、なかなか意味のある動きだと思います。単月の増減だけを見ていると一喜一憂してしまいますが、10年以上のスパンで並べてみると、こういう「谷からの回復」というのがはっきり見えてくるんですね。これが定点観測の面白いところです。
これはいつも定点観測しているんですけど、増えている時は景気がいいということだと思っているので、いいことかなと思っております。
「お客さんの声」は累計値なので右肩上がりが当たり前
右側の方なんですが、こちらはお客さんの声(レビュー件数)です。これは累計なので増える一方なんですが、それでも先月に比べまして順調に増えています。
累計値というのは、性質上どうやっても減りませんので、「増えた」こと自体には意味がありません。見るべきは増え方のペースです。前月と比べて伸び幅がどうだったのか。そこを見ていくと、旅行需要が実際に動いているのかどうかがわかります。今月は順調でしたので、宿泊業界そのものはまずまず元気だと見ていいのではないでしょうか。
8月末で終了するはずだった補助金が「9月30日」にずれた
では、8月末で終了するニュースの方から見ていきたいと思うんですけど、今月はたくさんありますので、20個ぐらいどんどん行きたいと思います。
まず1つ目、こちらです。8月31日付で、本当は**「新事業進出・ものづくり・商業・サービス補助金」の申請受付が開始予定**だったんですけど、これが9月30日に変更・延期されましたので、まさに今月の末ということになってます。
つまり、「8月末で終わるはずだったものが、9月末に移動した」という形ですね。ここは要注意ポイントです。皆さんまだ間に合いますので、やっておきましょうという補助金制度があります。
一般的に、補助金というのは「知った時にはもう締切が過ぎていた」というパターンが本当に多いんですね。今回のように延期されるケースはむしろラッキーで、準備の時間が1か月延びたと考えることができます。事業の拡大や新規事業を考えている方は、この機会を逃さないようにしていただければと思います。
9月は「結構大きい」月
では、9月から変わること以降を見ていきたいと思うんですけど、こんな感じでワーッとたくさんあるんですね。9月は結構大きいです。このあたりを見ていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
第2章 9月1日から一斉に動き出した制度改正|値上げ・生活道路30km・残業指導・エネルギー支援・育成就労・EVラベル
ここからは、9月に入って実際に動き出したもの、そしてこれから動き出すものを順番に見ていきます。9月1日というのは、多くの制度改正が施行日として設定されている日でもあり、今年は特に「知らないと危ない」ものが並んでいます。
①値上げ|3年5か月ぶりの多さ、調味料が最多に
まず最初のニュースが、値上げのニュースですね。こちらから行きたいと思います。
何が問題かということなんですけど、3年5か月ぶりの多さで**「調味料最多に」**ということが出ていまして、すごいですね。4,923品目が値上げですか?すごいですね。調味料ですね。
「3年5か月ぶり」というのは、つまり2023年前半の値上げラッシュ以来ということになります。あの頃は原材料高と円安が同時に来て、あらゆるものが上がった記憶がありますが、それに匹敵する規模の値上げが再びやってきたということですね。しかも今回は調味料が最多というのが特徴です。
僕は醤油しか買わないので、醤油が上がっていると確かに影響が大きいんですけど、それ以外、例えばみりんとか砂糖とか、色々ありますよね、ポン酢とか。こういったものは一切買わないので、塩も買わないし砂糖も持ってないんで、僕は醤油だけで料理してますからね。なので、あまり影響はないんですけど。
さらに続けますと、加工食品も僕は一切買わないので影響ない。酒類・飲料、これも一切買わないので影響ないですね。乳製品、これも一切買わないので影響ない。菓子、これも影響が出てくるんですが、僕は何も影響ありません。
なので、この食品の値上げに関係ない食生活をしていれば皆さん大丈夫ですので、僕の食生活を見習っていただければと思っているんですけど。まあこれは半分冗談ですが、半分は本気でして、値上げの影響というのは「何を買っているか」で決まるんですね。加工食品や菓子、飲料といった二次加工品の比率が高い食生活ほど、値上げの直撃を受けます。逆に素材からシンプルに作る生活をしていると、値上げのニュースを見てもそれほど動じない、ということになります。
とはいえ、皆さんは大変だと思いますので、気をつけましょうということですね。
| 値上げ対象カテゴリ | 番組内でのコメント |
|---|---|
| 調味料(醤油・みりん・砂糖・ポン酢など) | 今回最多。醤油だけは影響あり |
| 加工食品 | 一切買わないので影響なし |
| 酒類・飲料 | 一切買わないので影響なし |
| 乳製品 | 一切買わないので影響なし |
| 菓子 | 影響が出るカテゴリだが個人的には影響なし |
②生活道路の法定速度が60km/h→30km/hへ引き下げ(9月1日施行)
続いてのニュースですが、こちらです。これ結構話題になりましたね。生活道路の法定速度が時速60kmから30kmへの引き下げということで、これは本当皆さん気をつけましょうね。
普通に営業とか、もちろんプライベートもそうなんだけど、車を運転している時に、いわゆる住宅街みたいなところに入ることがあると思うんですけど、ここは30kmになってますからね。ちょっとした広めの道でも、いわゆる「生活道路」というところであれば30kmになってます。
ここが実は一番の落とし穴でして、「見た目が細い道だけが対象」だと思っていると危ないんですね。それなりに車がすれ違える幅のある道でも、区分上「生活道路」であれば30km/h制限がかかります。感覚で走っていると、まず引っかかります。
ネズミ捕り(速度違反取締り)を張ってますからね、皆さん気をつけましょうね。
これいつも思うんですけど、ネズミ捕りを張る前に「ここが30kmになったよ」ということをみんなに教えてあげることが役目だと思うんですけど、みんなが知らないからスピードオーバーするわけですよね。知っていてスピードを出すのであればダメですけど、ほとんど気づかれない場所や、勘違いしそうな場所で張っているものなので、皆さん気をつけましょうということですね。9月1日から施行されております。
安全のための制度なのですから、本来の目的は「捕まえること」ではなく「速度を落としてもらうこと」のはずなんですよね。標識をわかりやすくする、周知を徹底する、そのうえでどうしても守らない人を取り締まる、という順番であってほしいと思います。とはいえ、制度は始まってしまっていますので、我々ドライバー側が意識を切り替えるしかありません。住宅街に入ったら30km。この一点だけでも覚えて帰っていただければと思います。
③労働基準監督署の「月45時間以内」一律指導の運用見直し(9月1日)
続いてのニュースですが、こちら。9月1日から労働基準監督署による「月45時間以内」の一律指導の運用が見直し、ということですね。いわゆる残業の問題ですね。こちらのものが変わっておりますので、注意しましょうということですね。
ポイントは、これは法定上の上限ではありませんということで注意が必要なんですけど、ただ残業することがいいことかというといいことではないので、ここは守るようにしましょうねということですね。
つまり、「45時間」という数字が法律で決まった絶対的な上限だったわけではなく、行政指導としての運用基準だった、という位置づけの話なんですね。そこの運用が見直されるということですので、経営者や人事担当の方は、自社の労務管理がどういう前提で組まれているのかを一度確認しておいたほうがいいでしょう。
ただ、根本的なところを言えば、残業を減らす方向に舵を切るのは間違いなく正しい方向です。生産性を上げて、短い時間で成果を出す。AIツールの活用も含めて、そこに投資したほうが結果的に会社も個人も得をします。制度がどう変わろうと、その原則は変わらないと思っています。
④エネルギー支援の縮小|電気・ガスの政府支援額が減額
続いてこちら、9月からエネルギー支援の縮小に伴い、当月の使用分から政府の支援額が減額されているということで、電気・ガスですね。こういった支援分が減っておりますので気をつけましょう、ということですね。
大体、工場とか大口の契約をされている方は結構影響があると思いますので、気をつけましょうということですね。
家庭でも当然影響はありますが、桁が違ってくるのはやはり事業所です。工場のように電力を大量に使う事業、あるいは飲食店のようにガスを使う事業では、支援額の減少がそのままコスト増として跳ね返ってきます。9月分の請求書を見て「あれ、思ったより高い」となる前に、あらかじめ想定しておいたほうがいいでしょう。値上げのニュースと合わせると、事業者にとっては二重のコスト圧力ということになります。
⑤外国人労働者の「育成就労制度」|ビザ移行などの事前申請受付が開始
続きましてこちらのニュースです。外国人労働者の育成就労制度で、ビザ移行などの事前申請受付が開始ということですね。
これ来年本格的に始まる「育成就労制度」というのがあるんですけど、それの少し前倒しというか、事前に始まる制度だそうです。なので、この制度を利用する方は事前の申請がスタートしておりますので利用しましょう、ということで。
制度の本格スタートが来年ということは、逆算すると今から準備を始めないと間に合わないケースが出てきます。人手不足に悩んでいる業種、特に製造・建設・介護・飲食といった分野の事業者の方は、この事前申請の枠組みを早めに押さえておくべきでしょう。
しかし増えましたよね。本当にコンビニはもちろん、飲食店もそうだし、外国人の方が働いている姿を東京はもちろん地方でも見るようになってきたので、進んでいるなという気がします。
これは本当に実感としてあります。数年前までは都市部の話だと思われていたものが、今や地方のロードサイド店でも当たり前の光景になりました。制度の整備がその実態に追いついてきている、という見方もできると思います。
⑥EVトラック・バスへの識別表示ラベルが段階的に適用
続いてですが、こちらです。EVトラック・バスへの識別表示ラベルが段階的に適用ということで、今回これ注目なのは、事故があったり何か問題があった時に、その車がいわゆるEVかどうかが識別できた方がいいよね、ということでこういったものが義務付けられてくるようですね。
これは非常に理にかなった制度だと思います。EVは高電圧のバッテリーを搭載していますので、事故現場での対応がガソリン車とはまったく違うんですね。消防や救助にあたる方が、その車がEVかどうかを一目で判断できるかどうかは、文字通り命に関わります。
今回から適用されるのは新型車だけの適用です。すでに生産されている継続生産車に関しては適用が来年の9月1日からということなので、1年ずれますのでそこは注意しましょう。
| 対象 | 適用開始 |
|---|---|
| 新型車 | 今回から適用 |
| 継続生産車(すでに生産されている車) | 2027年9月1日から |
このようにどこから見ても分かるようにラベルが貼られるんですね。
しかしEVのトラックなんて見たことありますかね? もう走っているんですかね? バスはなんとなく見たことがある気がするんですけど、EVトラックはまだ見たことがない気がします。これが始まるということは、気づくようになるということですかね。今は貼っていないと気づかないですからね。
たしかに、EVバスは自治体の路線バスなどで導入が進んでいる印象がありますが、トラックとなるとまだ街中で見かける機会は少ないですよね。ラベルが義務化されることで、「実は結構走っていた」ということに気づくようになるのかもしれません。制度が普及の可視化につながるという、面白い副次効果があるかもしれませんね。
第3章 静かに終わっていくサービスたち|Googleアシスタント・POPOPO・Mixboard・郵便配達
制度の話が続きましたので、ここからは少し毛色が変わります。9月は「終わるサービス」が非常に多い月でもあるんですね。長年親しんだものから、始まったばかりのものまで、次々と幕を下ろしていきます。
⑦Googleアシスタントが順次提供終了|「OK Google」からGeminiへ
続いて、これもびっくりですけど、ついに来ましたね。Google アシスタントが順次提供終了ということですね。
いわゆる「OK Google」というものから、Geminiの方に変わっていくということですね。ちょっと残念なんですけど、Google アシスタントも終了ということになっております。
これは象徴的なニュースだと思います。スマートスピーカーやスマホの音声アシスタントというのは、生成AIブーム以前の「AIっぽいもの」の代表格でした。「OK Google、明日の天気は?」という使い方に慣れている方も多いはずです。それが、生成AIであるGeminiに置き換わっていくというのは、時代の移り変わりそのものを表しています。
機能面で言えば、Geminiのほうが圧倒的にできることは多いわけですから、進化と言えば進化です。ただ、「決まったコマンドを確実に実行してくれる」というアシスタントの安心感とは少し性質が違うので、慣れるまでは戸惑う方も出てくるでしょうね。長年使ってきたものが消えていくというのは、やはり少し寂しいものがあります。
⑧9月17日「POPOPO」サービス終了|わずか半年で幕引き
続いてこちら、これも残念なニュースなんですが、9月17日「POPOPO」サービス終了ということで、カメラのいらないテレビ電話アプリとして鳴り物入りで始まったサービスですね。
今年の3月でしたっけ、始まったばかりなんですが、半年でサービスが終了するということで。面白いサービスだと思うんですけどね。
「カメラがいらないテレビ電話」というコンセプト、僕は結構好きだったんですよ。ビデオ通話って、顔を映さなきゃいけないというハードルが地味に高いんですよね。すっぴんだから、部屋が散らかっているから、と理由をつけて避けてしまう。そこを取り除いたアイデアだったわけです。
僕も結構面白いなと思って使っていて、使ったと言っても3回か5回ぐらいしか使ってないかなというところなんですけど、ちょっと残念ですね。
ただ、正直に言えば、僕自身も3〜5回しか使っていないわけです。「面白い」と「使い続ける」の間には大きな壁があるということを、このサービスの終了は教えてくれている気がします。コンセプトの新しさだけでは、習慣にはならないんですね。
アプリがこれで完全に終わるかどうか分からないんですけど、Mac版アプリがあるんですね。これはちょっと面白かったので、また思い出した時に使ってみようかなと思っています。9月17日までなので、17日までに1回使いたいですね。
⑨9月19日から郵便配達に「ブラックアウト(遅延)」が発生
続いて、9月19日から郵便配達の休日が重なる期間は「配達のブラックアウト(遅延)」が発生するということですね。
連休で休配日が続くと、その分だけ配達が止まってしまうという話です。請求書、契約書、DM、通販の商品——ビジネスで郵便を使っている方にとっては、スケジュールに直結する問題ですね。連休をまたぐ発送は、通常よりかなり余裕を見ておく必要があります。
郵便局のサービスの改悪ぶりが……これはいわゆる郵政民営化によってサービスがどんどん悪くなっているよね、ということでどうなんですかね、というニュースが入っております。
民営化そのものの是非はいろいろな意見があるところですが、少なくとも利用者から見た体感としては、料金は上がり、配達は遅くなり、という方向に進んでいるのは事実です。一方で、人手不足と物流コストの上昇という現実もあるわけで、単純に「サービスを維持しろ」と言えば済む話でもありません。このあたりは両面から見ておく必要があるでしょう。
⑩2026年9月28日|Googleのコンセプトボードツール「Mixboard」がサービス終了
続いてこちらです。2026年9月28日、Googleのコンセプトボードツール「Mixboard」がサービス終了ということで。
これ、僕も使おうかなと思っていたのにもうなくなりそうですね。1回レビューを撮ろうかなと思っていたんですけど、もう9月に終わっちゃうので撮りませんが、企画としては結構面白いんですよね。
動くインターフェースが結構面白くていいなと思っていて、簡単に画像の合成みたいなことができるというものなんですけど、まだ間に合いますので使いたい方は使っておきましょう。
そして重要なのがここです。使っていた方は保存しておかないと消えちゃう可能性があるので、9月28日までに保存しましょうということですね。
サービス終了で一番痛いのは、機能が使えなくなることよりも、作ったデータが消えることなんですね。クラウド上に置いてあるものは、サービスが終われば当然アクセスできなくなります。Mixboardに限らず、終了アナウンスが出たサービスを使っている場合は、まず真っ先にエクスポートやダウンロードを済ませておく。これは鉄則です。
しかしGoogleは、本当にサービスを畳むのが早いですね。面白い実験的なプロダクトをどんどん出してくれるのはありがたいのですが、気に入って使い始めた頃には終わっている、ということが何度もあります。Googleのツールを業務のコアに据えるときは、この「畳まれるリスク」を計算に入れておいたほうがいいでしょう。
第4章 9月30日に集中する締切と終了|補助金・インボイス・LINE VOOM・楽天モバイル・52年続いたラジオ番組
さて、ここからが9月の本丸です。9月30日という日付に、ありとあらゆる締切と終了が集中しています。カレンダーに赤丸をつけておいていただきたい日です。
⑪9月29日|「デジタル化・AI導入補助金2026」5次締切
続いてこちらです。9月29日「デジタル化・AI導入補助金2026」のインボイス枠・セキュリティ対策推進枠の5次締切ということですね。
「IT導入補助金」というのが去年までの名前だったんですけど、今年から名前が変わりまして「デジタル化・AI導入補助金」に変わったと。
ここで一言申し上げたいのが、この**「デジタル化」っていう言い方をするんですね。「DX」って言わないんですね**、という点です。「DX・AI導入補助金」とすればいいのに、なんで今さら「デジタル化」という言葉を使うのかちょっと分からないんですけど。
デジタル化の先にDXがあるので、「DX・AI導入補助金」でいいと思うんですけどね。ITという言葉からDXに変わって、AIに変わっていくという方が分かりやすいのになんでデジタル化を残したんだろうな、とちょっと不思議です。
これは言葉遊びのようでいて、実は結構本質的な話だと思っています。「デジタル化(デジタイゼーション)」は、紙をPDFにする、手書きをExcelにするといった置き換えの話。一方「DX(デジタルトランスフォーメーション)」は、ビジネスモデルそのものを作り変える話です。段階がまったく違うんですね。
補助金の名前に「デジタル化」を残したということは、まだ多くの中小企業が「置き換え」の段階にすらいない、という現実認識の表れなのかもしれません。だとすれば、名前としては正しいのかもしれない。ただ、その先にAIを並べているわけですから、順番としてはやはりちぐはぐな印象は拭えません。
いずれにせよ、こちらの9月29日に5次締切がありますので覚えておきましょうということですね。対象はインボイス枠とセキュリティ対策推進枠です。
⑫9月30日|インボイス制度の「2割特例」が終了し「3割特例」へ
続いてこちら、9月30日、インボイス制度の「2割特例」が終了し「3割特例」が適用ということで、これはいわゆる移行措置の問題なんですけどね。
インボイス制度が始まったときに、免税事業者から課税事業者になった方の負担を和らげるために用意されたのが「2割特例」でした。売上にかかる消費税の2割だけを納めればいい、という非常にありがたい仕組みだったわけです。それが終わって、次の段階である「3割特例」に移行する。つまり、負担が増える方向に進んでいくということですね。
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| これまで | 2割特例が適用 |
| 2026年9月30日以降 | 3割特例へ移行 |
| 最終的に | 令和13年に移行措置が消滅 |
これはだんだん無くなっていきまして、令和13年には無くなりますので。
そこで気になるのが、それまで消費税はどうなるんですかね? ということです。インボイスや消費税率が令和13年まで今のまま維持できるのかどうか分かりませんけどね。あと5年でしょう? 分かりませんけど、これも法律が変わりそうですよね。
これは本当にそう思います。消費税をめぐる議論は政治の中心的な争点であり続けていますし、5年という時間の中で税率そのものや制度の枠組みが変わる可能性は十分にあります。移行措置のスケジュールだけが粛々と進んでいって、その前提となる制度が変わってしまう、ということも起こり得ます。「決まっているから安心」ではなく、「決まっているけれど変わるかもしれない」という構えでいるのが現実的でしょう。
⑬9月30日|新事業進出・ものづくり補助金の申請受付開始
続いてこちら、さっきの「新事業進出・ものづくり補助金」の9月に変更になった部分ですね、見ておきましょうということです。
冒頭でお伝えしたとおり、本来は8月31日付で開始予定だったものが9月30日にずれ込んだものです。第1章の内容と合わせて、改めて確認しておいてください。
⑭9月30日|「みらいエコ住宅2026」ZEH水準住宅の申請受付終了
そして9月30日、「みらいエコ住宅2026」の新築注文住宅(ZEH水準住宅)の申請受付が終了ということで、いわゆる「ZEH(ゼッチ)」と言われているものが終了ということですね。
家を建てる方向けの補助金が結構あったんですけど、これが無くなりますので早めに申し込みましょうということですね。
住宅というのは人生で最大級の買い物ですから、補助金の有無で数十万円から百万円単位で変わってきます。今まさに家づくりを検討している方、工務店やハウスメーカーと話を進めている方は、この期限を必ず確認してください。「知らないうちに終わっていた」では取り返しがつかない金額です。
⑮2026年9月30日|「LINE VOOM」が完全終了
続いてこちら、2026年9月30日、「LINE VOOM」が完全終了ということで、VOOMは来ると思っていたんですけどね。
来るとは思っていなかったけれど、来たら面白いなと思って色々な仕掛けをしていたんですけど、残念ながら終わってしまうと。
LINE VOOMは、LINEのタイムラインをショート動画中心のプラットフォームに作り変えたものでした。TikTokやYouTubeショート、Instagramリールが伸びていく中で、日本で圧倒的なユーザー数を持つLINEがショート動画に本腰を入れたら面白いことになる——そう考えて色々と仕掛けていた方は、僕以外にも多かったはずです。結果として、そこは伸びなかったということですね。
ただし、ここで終わりではありません。LINE公式アカウントの方ではLINE VOOMの代わりの投稿サービスが始まるようなので、そこは注目しておきましょうということですね。
つまり、「一般ユーザー向けのショート動画SNS」としてのVOOMは畳むけれども、「企業・店舗が顧客に発信する場」としての機能は形を変えて残る、という方向性なのだと思われます。LINE公式アカウントを運用している事業者の方は、この新しい投稿サービスがどういう仕様になるのか、要チェックです。
⑯9月30日|Webメディア「新R25」がメディア運営を終了
そしてWebメディア「新R25」が9月30日をもってメディア運営を終了ということで、動画はしばらく継続予定とのことなので残るそうですが、記事の更新は無くなると思います。
これも歴史があるなという感じがしますよね、2017年スタートですか。
新R25は、若手ビジネスパーソン向けのインタビューメディアとして、独特の編集スタイルで存在感を出していました。2017年スタートということは、約9年ですね。Webメディアの世界で9年続いたというのは、決して短くありません。記事メディアが動画に軸足を移していく——これもまた、時代の流れを象徴する話です。
⑰9月30日|『写真で一言ボケて』のアプリ終了・Web投稿機能終了
そして**『写真で一言ボケて』が2026年9月30日でアプリのサービス終了、およびWebサイトの投稿機能が終了**ということで、更新が終わるということですね。
こういうのもSNSが流行り出した時に話題になりましたよね。
「ボケて」は、お題の写真に対して一言でボケるという、シンプルきわまりないサービスでした。SNS黎明期に大きな盛り上がりを見せて、テレビでも取り上げられていた記憶があります。ユーザー参加型コンテンツの原型のひとつと言ってもいいでしょう。あの独特の文化が終わってしまうのは、やはり寂しいものがあります。
⑱フードデリバリー「menu」が終了
そしてこれもびっくり、フードデリバリーサービスの「menu」が終了ということですね。
フードデリバリーも激戦ですね。淘汰されて大変なことになっていますけど、KDDIがバックにいたんですけど終了ということになっております。
コロナ禍で一気に伸びたフードデリバリー市場ですが、需要が落ち着いた今、体力勝負の消耗戦になっています。大手通信キャリアがバックについていても続けられないというのは、市場の厳しさを物語っていますね。プラットフォームビジネスは、ある程度のシェアを取れないと採算が合わない構造ですから、上位数社に集約されていくのは必然なのかもしれません。
⑲楽天モバイルのauローミングが2026年9月30日で原則終了
そして、楽天モバイルのauローミングが2026年9月30日で原則終了になります。
これによって楽天モバイルが10月から電波がどうなるか、特に地方がどうなるか、都会がどうなるかということが今注目されていますね。乞うご期待、注目ですね。
これは今回の中でも、影響を受ける人数という意味では最大級のニュースかもしれません。楽天モバイルは自社回線が届かないエリアをauの回線を借りて(ローミングして)カバーしてきました。それが原則終了するということは、自社回線がどこまで整備できているかが、そのまま使い勝手に直結するということです。
都市部は自社基地局がかなり整備されていますので大きな影響はないという見方もありますが、地方や山間部、そして建物内でどうなるか。10月以降、実際の利用者からどんな声が上がってくるのか、注目しておきたいところです。楽天モバイルをお使いの方は、ご自身の生活圏の電波状況を早めに確認しておくといいでしょう。
⑳『ありがとう浜村淳です』が9月で終了|52年の歴史に幕
そして、浜村淳さんの『ありがとう浜村淳です』が9月で終了ということで、長いですね。52年やっていたんですか? 懐かしいなと思うんですけど、残念なニュースですね。
でもお元気そうで、91歳ですか、すごいですね。
52年です。半世紀を超えて同じ番組を続けるというのは、もはや偉業と言うしかありません。しかも91歳で現役。ラジオというメディアが持つ、パーソナリティと聴取者の長い長い関係性を、これ以上ないかたちで体現した番組だったと思います。
今日ここまで見てきたサービス終了のニュースの多くは、数年から10年程度で幕を下ろしたものでした。その中に52年という数字が並ぶと、続けることの重みが際立ちます。何かを始めるのは簡単でも、続けるのは本当に難しい。毎日発信を続けている身としても、深く考えさせられるニュースです。
10月以降のニュースと、9月という区切り
ここまでが9月のニュースということになっています。
10月以降はこちらにありますように、最低賃金の引き上げなどからずっと一覧で入れておきますので、気になる方は先に読んでいただければ見られるようになっておりますので、よろしくお願いします。
最低賃金の引き上げは、10月からの最大のトピックですね。人件費が上がるということは、価格転嫁ができるかどうかが経営を左右します。こちらも早めに準備しておきたいところです。
ということで、9月は弊社の決算月になりまして、9月30日で今期が終わり、また次の期が10月1日から始まりますので、まだまだやることがありますけれども、「9月から変わること」ということで今日はお伝えいたしました。また来月も頑張りますので、よろしくお願いします。
おわりに|「終わり」と「始まり」が同時に来る月をどう迎えるか
2026年9月は、例年に増して「変わること」が多い月になりました。定点観測している楽天トラベルの登録宿泊施設数は4万4,970件で過去最多を更新し、景気の底堅さを感じさせる一方で、制度面では値上げ4,923品目、生活道路の30km/h化、労働基準監督署の指導運用見直し、エネルギー支援の縮小と、家計にも経営にも負担のかかる変更が並びました。
同時に、Googleアシスタント、POPOPO、Mixboard、LINE VOOM、新R25、ボケて、menu、そして52年続いた『ありがとう浜村淳です』と、実に多くのサービスや番組が幕を下ろします。始まったばかりのものも、半世紀続いたものも、等しく終わりを迎えるのだと突きつけられる月でもありました。
そして9月30日には、補助金の締切、インボイス特例の切り替え、ZEH補助金の受付終了、楽天モバイルのauローミング終了が集中します。「知らなかった」で済まない期限ばかりです。ぜひカレンダーに書き込んで、今月のうちに動いてください。
まとめ
■ 定点観測(楽天トラベル)
- 8月時点:登録宿泊施設数 4万4,751件(前月比+208件)
- 9月時点:登録宿泊施設数 4万4,970件(+219件)=過去最多を更新
- 2026年3月の大幅マイナスから回復し、10年以上の観測で歴代最多
- お客さんの声(累計)も先月比で順調に増加
■ 9月1日から変わったこと
- 値上げ:3年5か月ぶりの多さ、4,923品目、調味料が最多カテゴリ
- 生活道路の法定速度が60km/h→30km/hに引き下げ(9月1日施行)
- 労働基準監督署による**「月45時間以内」一律指導の運用が見直し**(法定上限ではない点に注意)
- エネルギー支援の縮小:当月使用分から電気・ガスの政府支援額が減額
- 育成就労制度のビザ移行など事前申請受付が開始(本格開始は来年)
- EVトラック・バスの識別表示ラベルが段階適用(新型車は今回から、継続生産車は2027年9月1日から)
■ 終了するサービス・番組
- Googleアシスタントが順次提供終了(「OK Google」→Geminiへ)
- 9月17日:カメラのいらないテレビ電話アプリ「POPOPO」終了(今年3月開始、わずか半年)
- 9月19日から:郵便配達の休日が重なる期間に「配達のブラックアウト(遅延)」発生
- 9月28日:Googleのコンセプトボードツール「Mixboard」終了 → データ保存は28日まで
- 9月30日:「LINE VOOM」完全終了(LINE公式アカウント側で代替の投稿サービスが開始予定)
- 9月30日:Webメディア「新R25」メディア運営終了(2017年スタート/動画はしばらく継続予定)
- 9月30日:「写真で一言ボケて」アプリ終了・Web投稿機能終了
- フードデリバリー「menu」終了(KDDIがバックについていた)
- 9月30日:楽天モバイルのauローミングが原則終了(10月以降の電波状況に注目)
- 9月:『ありがとう浜村淳です』終了(52年、浜村淳さん91歳)
■ 9月末の締切カレンダー
- 9月29日:「デジタル化・AI導入補助金2026」インボイス枠・セキュリティ対策推進枠の5次締切(旧・IT導入補助金)
- 9月30日:インボイス「**2割特例」終了→「3割特例」**へ(令和13年に移行措置消滅)
- 9月30日:「新事業進出・ものづくり・商業・サービス補助金」申請受付(8月31日から変更・延期)
- 9月30日:「みらいエコ住宅2026」新築注文住宅(ZEH水準住宅)の申請受付終了
■ 10月以降
- 最低賃金の引き上げなどが控えている
- 弊社は9月が決算月。9月30日で今期終了、10月1日から新しい期がスタート
よくある質問
Q1. 生活道路の速度が30km/hになったとのことですが、どの道が「生活道路」なのか見分けられません。どう気をつければいいですか?
A. ここが一番の落とし穴です。番組内でもお伝えしたとおり、ちょっとした広めの道でも、いわゆる「生活道路」であれば30km/hになっています。「細い道だけが対象」と思い込んでいると引っかかります。実務的な対策としては、住宅街に入ったら30km/hを前提に走ると決めてしまうのが一番安全です。営業回りでもプライベートでも同じです。9月1日から施行されており、速度違反の取り締まりも行われていますので、感覚で走らないようにしてください。本来は取り締まる前に周知してほしいところですが、制度はもう始まっています。
Q2. 値上げが4,923品目とのことですが、どうすれば影響を抑えられますか?
A. 今回最多だったのは調味料カテゴリです。加えて加工食品、酒類・飲料、乳製品、菓子といったカテゴリも対象になっています。番組内でお話ししたのは、**「加工されたものを買わない食生活なら影響は小さい」**という考え方です。私自身は醤油しか買わないので、みりん・砂糖・ポン酢・塩といったものは影響がなく、加工食品も酒類・飲料も乳製品も買わないため、実質的な打撃はほとんどありません。極端な例ではありますが、値上げの影響度は「何を買っているか」で決まるというのは普遍的な話です。ご自身の買い物カゴの中身を一度見直してみると、対策のヒントが見えてくるはずです。
Q3. Mixboardが終了しますが、作ったデータはどうなりますか?
A. 9月28日までに保存してください。サービス終了で一番痛いのは、機能が使えなくなることよりも作ったデータが消えることです。クラウド上に置いてあるデータは、サービスが終わればアクセスできなくなる可能性があります。Mixboardは動くインターフェースが面白く、簡単に画像の合成のようなことができるツールでしたので、使っていた方は必ずエクスポートやダウンロードを済ませておきましょう。まだ終了までは間に合いますので、これから触ってみたいという方も9月28日までなら試せます。
Q4. LINE VOOMが終了したら、これまでの発信はどうすればいいですか?
A. LINE VOOMは2026年9月30日で完全終了となりますが、LINE公式アカウントの方でLINE VOOMの代わりとなる投稿サービスが始まるようです。つまり、一般ユーザー向けのショート動画SNSとしての機能は畳まれる一方で、企業や店舗が顧客に発信する場としては形を変えて残る見込みです。LINE公式アカウントを運用している事業者の方は、この新しい投稿サービスの仕様がどうなるかを注目しておきましょう。VOOMに力を入れてきた方は、発信の受け皿を早めに設計し直しておくのが得策です。
Q5. 9月末に締切が集中していますが、優先順位はどうつければいいでしょうか?
A. 金額が大きく、取り返しがつかないものから押さえてください。具体的には、住宅を検討中の方は「みらいエコ住宅2026」のZEH水準住宅の申請受付終了(9月30日)が最優先です。数十万〜百万円単位で変わってきます。事業者の方は、「デジタル化・AI導入補助金2026」の5次締切(9月29日)、そして8月31日から延期された「新事業進出・ものづくり・商業・サービス補助金」(9月30日)が対象になり得ます。インボイスの2割特例から3割特例への切り替え(9月30日)は申請ではなく自動的に負担が増える話なので、資金繰りの見直しという形で備えてください。楽天モバイルをお使いの方は、auローミング終了(9月30日)に備えて生活圏の電波状況を確認しておきましょう。
2026年(令和8年)9月から変わること・終わること・始まること

📊 定点観測
同じ対象を継続的に同じ方法で観測し、その変化を記録していく手法のことです。この放送では楽天トラベルの登録宿泊施設数を10年以上追い続けており、今回4万4,970件と過去最多を更新しました。単発の数字では良し悪しが判断できませんが、時系列で並べることで増減の傾向や景気の動きが見えてきます。ビジネスでも自社サイトのアクセス数やSNSのフォロワー数を定点観測することで、施策の効果を客観的に把握できます。
💴 調味料の値上げ
2026年9月に4,923品目という3年5か月ぶりの規模で食品の値上げが実施され、なかでも調味料が最多となりました。醤油、みりん、砂糖、ポン酢などが対象で、加工食品・酒類飲料・乳製品・菓子にも波及しています。原材料費や物流費、人件費の上昇が背景にあり、飲食店や食品を扱う事業者にとっては原価計算の見直しが必要になります。消費者側も購入品目を絞るなどの工夫が求められる状況です。
🚗 生活道路
主に地域住民の日常生活に使われる、幹線道路以外の道のことです。2026年9月1日から、これまで時速60kmだった法定速度が時速30kmに引き下げられました。住宅街だけでなく、やや広めに見える道でも生活道路に該当する場合があり、標識がなくても30km制限が適用されます。営業車での移動やプライベートの運転で気づかないうちに速度超過となる恐れがあるため、周知が進むまでは特に注意が必要です。
👷 育成就労制度
従来の技能実習制度に代わって創設される、外国人材の受け入れ制度です。人材育成と人材確保を目的とし、一定の要件を満たせば特定技能への移行が可能になります。本格スタートは2027年ですが、2026年9月からビザ移行などの事前申請受付が開始されました。コンビニや飲食店をはじめ、都市部だけでなく地方でも外国人労働者の姿が増えており、人手不足の解消手段として制度を利用する事業者の準備が進んでいます。
🔌 EV識別表示ラベル
電気自動車であることを外から見て判別できるようにする表示ラベルのことです。EVトラック・バスを対象に段階的な適用が始まりました。事故や故障が起きた際、消防や救助にあたる人が高電圧バッテリー搭載車かどうかを瞬時に判断できるようにする安全目的の制度です。2026年9月からは新型車のみが対象で、すでに生産されている継続生産車への適用は2027年9月1日からと1年のずれがあります。
🗣️ Googleアシスタント
「OK Google」の呼びかけで起動する、Googleの音声アシスタントサービスです。スマートフォンやスマートスピーカーで検索、家電操作、スケジュール確認などを担ってきましたが、2026年9月から順次提供終了となります。今後は生成AIベースのGeminiが役割を引き継ぎ、より自然な対話と高度な処理が可能になります。従来型の音声アシスタントから生成AIへの世代交代を象徴する出来事といえます。
🎨 Mixboard
Googleが提供していたコンセプトボードツールです。画像やアイデアをボード上に並べ、動くインターフェースで直感的に合成・整理できる点が特徴でした。しかし2026年9月28日をもってサービスを終了します。ボード上に保存したデータは終了とともに閲覧できなくなる可能性があるため、利用者は期日までにダウンロードなどの保存作業を済ませておく必要があります。新しいツールほど短命に終わるリスクがある一例です。
🏢 デジタル化・AI導入補助金
中小企業や小規模事業者がITツールやAIを導入する際の費用を支援する国の補助金です。2025年までは「IT導入補助金」という名称でしたが、2026年から現在の名前に変更されました。インボイス枠やセキュリティ対策推進枠が設けられており、2026年9月29日が5次締切となります。なお「新事業進出・ものづくり・商業・サービス補助金」も申請受付開始が9月30日に延期されているため、あわせて確認しておきたいところです。
🧾 インボイス3割特例
インボイス制度の導入に伴う免税事業者向けの経過措置のことです。これまでは売上にかかる消費税額の2割だけを納めればよい「2割特例」が適用されていましたが、2026年9月30日で終了し、10月からは負担割合が増える「3割特例」に移行します。この経過措置は段階的に縮小され、令和13年には完全になくなる予定です。小規模事業者は税負担が増えていくスケジュールを前提に、資金繰りを考えておく必要があります。
📱 LINE VOOM
LINEアプリ内のショート動画・投稿プラットフォームで、旧「タイムライン」から生まれ変わったサービスです。2026年9月30日をもって完全に終了します。ただしLINE公式アカウント側でVOOMに代わる投稿サービスが始まる見込みのため、企業アカウントで発信していた事業者は移行先の情報を追っておく必要があります。同時期には楽天モバイルのauローミング終了、menuやPOPOPO、新R25の終了など、サービス淘汰が相次いでいます。
2026年(令和8年)9月から変わること・終わること・始まること

1. 2026年9月から変わることの全体像と押さえるべき論点
1-1. 値上げ・法改正・サービス終了が同時に来る「特異月」
2026年9月は、ここ数年でも突出して変更点が多い月です。整理すると「月初の法改正」と「月末の期限」という二層構造で理解できます。
月初(9月1日)に施行されたのは、改正道路交通法施行令による生活道路の法定速度引き下げ、労働基準監督署による時間外労働の監督指導の運用見直し、EVトラック・バスへの識別ラベル表示義務(新型車)、そして育成就労計画の認定に関する事前申請の受付開始です。いずれも罰則や実務対応に直結します。
中旬以降はサービス終了が続きます。9月17日にPOPOPO、9月28日にGoogleの「Mixboard」、9月30日にLINE VOOM・新R25・写真で一言ボケて(アプリ)・フードデリバリー「menu」が終了。データの持ち出し期限を過ぎると復元できないものが大半です。
そして月末9月30日は、多くの企業にとって上期末・中間決算期にあたるうえ、インボイス制度の「2割特例」の適用期間の区切り、複数の補助金の締切・受付開始が重なります。「9月1日に何が変わったか」「9月30日までに何を終わらせるか」の2軸でチェックリストを作るのが、最も漏れの少ない対処法です。
1-2. シルバーウィーク5連休で郵便が止まる「配達ブラックアウト」
意外な盲点が郵便です。2026年のシルバーウィークは9月19日(土)から9月23日(水)までの5連休。9月21日が敬老の日、9月23日が秋分の日で、その間に挟まれた9月22日(火)が国民の休日となります。祝日に挟まれた平日が9月に休日となるのは2015年以来11年ぶりです。
ここで効いてくるのが日本郵便の対応変更です。日本郵便は当初、9月21日を配達日として案内していましたが、後に配達休止日へと変更しました。普通扱いの郵便物やゆうメールは土日・祝日に配達されないため、結果として9月19日から23日までの5日間、通常の郵便物がまったく動かない状態が生まれます。
一方、速達・書留・レターパック・ゆうパック・ゆうパケット(クリックポストを含む)などの特殊取扱郵便物や荷物は、祝日等でも配達されます。
実務への影響は小さくありません。請求書や契約書、DMを郵送する場合、9月18日(金)までに投函しても連休明けの到着になる可能性があります。月末締めの請求書を郵送する運用の会社は、9月中旬の発送か、電子請求書への切り替えを検討すべきタイミングです。
2. 【暮らし編】2026年9月から変わる交通ルールと家計への影響
2-1. 生活道路の法定速度が時速60kmから30kmへ引き下げ
2026年9月1日、改正道路交通法施行令が施行され、中央線や車両通行帯のない一般道路の法定速度の上限が、時速60kmから時速30kmに引き下げられました。
対象となるのは、いわゆる「生活道路」です。法律上の明確な定義はありませんが、施行令では中央線や中央分離帯がない一般道路などが対象で、警察庁は主に幅員5.5メートル未満の道路を想定しています。全国の道路のうち約7割がこれに該当するとされ、日常的に通る道の大半が対象になり得ます。
一方で、標識や標示で最高速度が指定されている道路は、これまで通りその指定速度が適用されます。時速20kmや40kmの標識がある道路は変更ありません。また、郊外の農道や山間部など中央線がなく幅の広い道路については、都道府県公安委員会が実情に応じて新たに速度標識を設置する対応が見込まれています。
背景には歩行者の安全確保があります。警察庁の資料では、自動車等の速度が時速30kmを超えると歩行者の致死率が急激に上昇することが示されており、これが引き下げの根拠となっています。
注意すべきは認知度の低さです。施行前の調査では、引き下げ自体の認知率は約6割あったものの、具体的な内容の正解率は1割未満。さらに調査対象道路では約6〜9割の車両が時速30kmを超過していました。営業車や配送車を運転する方は、社内での周知が急務です。
2-2. 食品4,923品目の値上げと電気・ガス支援の縮小が同時進行
帝国データバンクが主要食品メーカー195社を対象に実施した価格改定動向調査によると、2026年9月に値上げされる飲食料品は4,923品目。単月では2026年で最多となり、前年同月の1,467品目から約3倍に膨らみました。単月で4,000品目を超えるのは2025年4月以来1年5カ月ぶりで、2022年以降では2023年4月(5,404品目)に次ぐ過去4番目の多さです。1回あたりの平均値上げ率は11%でした。
分野別で最も多いのが「調味料」の1,959品目。しょうゆ、めんつゆ、食酢、マヨネーズ、ドレッシングなど、毎日の料理に欠かせない品が並びます。次いで「加工食品」1,848品目(冷凍食品、チルド食品など)、「酒類・飲料」466品目、「乳製品」278品目、「菓子」272品目と続きます。
要因は、中東情勢の悪化に伴う原油・ナフサ価格の上昇でトレーやフィルムなどの包装資材が値上がりしたことに加え、人件費・物流費の上昇と円安です。値上げ要因としては「原材料高」が90.7%、「エネルギー」が65.1%を占めました。2026年通年では11月までの判明分で1万9,083品目に達しています。
追い打ちをかけるのが電気・ガス料金支援の縮小です。2026年7〜9月使用分を対象とした支援では、9月使用分の単価が低圧電力1kWhあたり3.5円、高圧1.8円、都市ガス1立方メートルあたり14円。最も手厚かった8月使用分(低圧4.5円、都市ガス18円)から減額されています。しかも今回の支援は9月使用分で終了予定です。
3. 【ビジネス編】2026年9月から変わる労務と税制
3-1. 労基署による残業「月45時間」一律指導の運用見直し
厚生労働省は2026年8月19日、時間外・休日労働に関する相談・支援および監督指導の見直しを公表し、2026年9月1日から運用を変更しました。「日本成長戦略」および「経済財政運営と改革の基本方針2026」(いずれも7月21日閣議決定)を踏まえた対応です。
変更点は大きく2つあります。1つは支援の充実です。全国の働き方改革推進支援センターに、36協定や特別条項の締結、柔軟な労働時間制度の活用を支援する「専門相談窓口」が設置されました。センターと労働基準監督署の労働時間相談・支援班がチームを組み、アウトリーチ型の訪問支援も行われます。よろず支援拠点や商工会議所とも連携し、労務相談だけでなく経営課題の相談にも対応する体制です。
もう1つが監督指導の見直しです。従来のように時間外・休日労働の時間数だけに着目して一律に「1カ月45時間以内に削減するように」と指導する対応を取りやめ、各事業場が36協定で定めた「健康及び福祉を確保するための措置」の実施状況を重点的に確認する方針に変わりました。
ここで誤解してはいけないのは、「月45時間を超えてもよくなった」わけではない点です。労働基準法上、36協定を締結した場合の時間外労働は原則として月45時間・年360時間が上限であり、この法定上限は変わっていません。厚労省も、過重労働による健康障害が生じるおそれが高い場合には引き続き必要な指導を行い、重大・悪質な事案には厳正に対応するとしています。企業側は36協定の有効期間の管理と、健康・福祉確保措置の実施記録の整備が重要になります。
3-2. インボイス「2割特例」が9月30日で終了、10月以降の選択肢
インボイス制度の負担軽減措置である「2割特例」は、令和5年10月1日から令和8年9月30日までの日の属する課税期間をもって終了します。免税事業者からインボイス発行事業者になった小規模事業者が、納付税額を売上税額の2割に抑えられる措置でした。
注意したいのは、個人と法人で「最後の適用期間」が異なる点です。個人事業者は令和8年分(2027年3月申告)が最後の適用となります。法人は9月30日を含む事業年度が最後で、3月決算法人なら令和9年3月期、9月決算法人なら令和8年9月期が該当します。自社の決算月をもとに確認が必要です。
令和8年度税制改正では、後継措置として「3割特例」が新設されました。ただし適用対象は個人事業者のみで、令和9年分・令和10年分の2年分に限り、納付税額を売上税額の3割にできる制度です。要件は、個人事業主であること、基準期間の課税売上高が1,000万円以下であること、インボイス発行事業者の登録を受けていることの3点。事前届出は不要で、申告時に選択できます。ただし納付額は2割から3割へ増えるため、同じ売上でも消費税負担は1.5倍になります。
法人には後継措置がありません。2026年10月以降は本則課税か簡易課税を選択することになります。簡易課税は事前の届出が必要なため、早めの試算が欠かせません。また買手側でも、免税事業者からの課税仕入れに係る経過措置(8割控除)が令和8年10月1日以後に開始する課税期間から見直され、控除割合が段階的に引き下げられます。
4. 【制度・補助金編】2026年9月に締切・受付開始を迎える支援策
4-1. デジタル化・AI導入補助金2026の5次締切は9月29日
2026年度(令和8年度)から、従来の「IT導入補助金」は**「デジタル化・AI導入補助金」**へと名称が変わりました。中小企業・小規模事業者の労働生産性向上を目的に、AIを含むITツールの導入を支援する制度です。申請枠は「通常枠」「インボイス枠(インボイス対応類型・電子取引類型)」「セキュリティ対策推進枠」「複数者連携デジタル化・AI導入枠」の4区分です。
公募開始は2026年2月27日、交付申請の受付開始は3月30日10時から。締切は回次ごとに設けられており、5次締切は2026年9月29日17時、交付決定日は11月9日、事業実施期間は交付決定から2027年4月30日まで、実績報告期限も同日です。その後の6次締切は10月30日17時と公開されています。
なお5次締切の9月29日は、通常枠・インボイス枠・セキュリティ対策推進枠すべてに共通する日付です。ただし「複数者連携デジタル化・AI導入枠」だけは締切回次が異なり、この枠の次回締切は10月30日となっています。
申請にあたってはGビズIDプライムアカウントの取得と「SECURITY ACTION」の宣言が必須で、事務局に登録された「IT導入支援事業者」との連携も原則として必要です。GビズIDの取得には日数がかかるため、締切直前の準備開始では間に合わないおそれがあります。生成AIや業務自動化AIの導入が重点支援対象となっている点も、2026年の大きな特徴です。
4-2. 新事業進出補助金は9月30日「受付開始」、育成就労とEVラベルも始動
2026年に新設された「新事業進出・ものづくり商業サービス補助金」は、第1回公募のスケジュールが全体的に1カ月後ろ倒しされました。当初は申請受付が8月31日、応募締切が9月30日でしたが、申請受付が9月30日(水)、締切が10月30日(金)18時へと変更され、採択発表も2027年1月予定となりました。9月30日は「締切」ではなく「受付開始日」である点を取り違えないよう注意が必要です。枠は「革新的新製品・サービス枠」「新事業進出枠」「グローバル枠」の3つで、上限額は9,000万円です。
外国人材の分野では、技能実習制度に代わる「育成就労制度」の準備が進みます。制度本体の施行は2027年4月1日ですが、育成就労計画の認定に関する事前申請の受付が2026年9月1日から開始されました。監理支援機関の許可申請は2026年4月15日から受付が始まっており、2027年4月1日から監理支援事業を開始する場合は9月30日までの申請が望ましいと外国人技能実習機構が示しています。
自動車分野では、道路運送車両の保安基準改正により、EVトラック・バスへの識別ラベル表示が始まりました。バスおよび車両総重量3.5トン超のトラックのうち高電圧で作動する原動機を備える車両は、前部と左右側面(バスは後部を含む)にISO 17840-4:2018に準拠したラベルを表示します。幅110mm以上、高さ80mm以上。適用は新型車が2026年9月1日から、継続生産車は2027年9月1日からと1年のずれがあります。事故時に消防・救助活動をディーゼル車と切り分けるための措置です。
住宅分野では「みらいエコ住宅2026事業」のうち、注文住宅の新築(ZEH水準住宅に限る)の交付申請期限が、遅くとも2026年9月30日までとされています。予算上限に達した時点で締め切られる点にも留意が必要です。
5. 【デジタル編】2026年9月で終了するサービスと乗り換え先
5-1. GoogleアシスタントとMixboardが終了、Geminiへ一本化
Googleは2026年8月6日、モバイルデバイスにおけるGoogleアシスタントのサービス提供終了を利用者へ通知しました。2026年9月4日から数週間かけてアクセス権の削除が順次実施され、すべてのユーザーに適用されるまでに数週間かかる見込みです。
対象はAndroidスマートフォン・タブレット、Wear OS搭載スマートウォッチ、Gemini対応のヘッドホンやイヤホン、Android Autoプロジェクションを実行している車両です。アクセス権が削除されると、GoogleアシスタントとGeminiを切り替える設定自体が消え、Geminiへ一本化されます。「OK Google」と呼びかけたり電源ボタンを長押ししたりした場合も、起動するのはGeminiになります。一度移行が完了すると元に戻せません。ただし「Google 搭載車(Google built-in)」など一部では提供が継続されます。
もう1つの終了が、AI搭載コンセプトボードツール「Mixboard」です。2025年9月に米国でパブリックベータとして公開され、同年10月30日に日本を含む180か国以上へ拡大しましたが、2026年9月28日をもってサービス終了。9月29日以降はサイトにアクセスできなくなるため、保存している作品を残したい場合は9月28日までにダウンロードが必要です。画像生成モデル「Nano Banana」が統合され、テキストプロンプトからムードボードを作成できるツールでしたが、Google Labsの実験的提供という位置づけのまま約1年で幕を閉じます。
5-2. LINE VOOM・新R25・ボケて・menuが9月末で終了
LINE VOOMは2026年9月30日午前11時ごろに提供終了します。終了後は投稿の閲覧も復元もできなくなるため、バックアップ機能でのダウンロードが呼びかけられています。LINE公式アカウント側でも段階的に機能が廃止され、9月16日には「分析」タブ内のLINE VOOMメニューやビジネスプロフィールの「フォロワー数を表示」が削除されました。代替として、画像・動画・テキストを組み合わせた新しい「投稿」機能の提供が始まっており、認証済アカウントは2026年9月2日から順次、すべてのアカウントは10月21日から利用可能となる予定です。
新R25は、運営する株式会社CAMが2026年9月4日に発表し、9月30日でメディア運営を終了します。企業向けPR活動支援SaaS「新R25 Business」、メディア開発者支援SaaS「新R25 Developers」も同時に提供終了。2017年9月の開始から約9年での幕引きで、9月末までYouTubeチャンネルで「卒業コンテンツ」が公開される予定です。
写真で一言ボケてはアプリが9月30日で終了し、Web版も投稿機能を終えて殿堂入りボケの閲覧専用サイトへ移行します。理由はコードの老朽化によるメンテナンスコスト増大とサーバー費用の高騰、そして不適切な投稿への対応の難しさが挙げられています。
POPOPOは9月17日15時に終了。2026年3月18日の開始からわずか半年でした。フードデリバリーのmenuもKDDIが8月19日に発表した通り9月30日で終了し、menu株式会社は解散・清算となります。返金・キャンセル対応の受付は10月7日23時59分まで、問い合わせ窓口は10月31日まで設けられます。
通信では、楽天モバイルのKDDIローミング契約が9月末で節目を迎えます。KDDIの松田浩路社長は2026年8月7日の決算会見で現行契約の終了を明言しつつ、終了するのは都市部で地方では継続する方針を示しています。10月以降のエリア品質は要注目です。
ファクトチェック:文字起こしとの相違点
公開前にご確認ください。数値・日付は一次情報および主要報道で確認したものです。
| # | 文字起こしの内容 | 検証結果(正) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1 | 調味料値上げは「3年5か月ぶりの多さ」 | 1年5カ月ぶり(単月4,000品目超は2025年4月以来)。2023年4月に次ぐ過去4番目の多さ | 「3年」→「1年」の可能性。品目数4,923は正確 |
| 2 | 9月30日に「2割特例が終了し3割特例が適用」 | 3割特例は個人事業者のみが対象で、適用は令和9年分・令和10年分。2026年10月から直ちに適用されるわけではない。法人は後継措置なし | 最も誤解を招きやすい箇所 |
| 3 | 新事業進出・ものづくり補助金が「9月30日、まだ間に合う」 | 9月30日は申請受付の開始日。締切は10月30日18時 | 「今月末が締切」という文脈は誤り |
| 4 | デジタル化・AI導入補助金の5次締切は「インボイス枠・セキュリティ対策推進枠」 | 通常枠・インボイス枠・セキュリティ対策推進枠すべてが9月29日17時締切。複数者連携枠のみ日程が異なる | 枠の限定は不正確 |
| 5 | Googleアシスタント「順次提供終了」(日付言及なし) | 9月4日から数週間かけてアクセス権削除を開始 | 日付を補うと記事価値が上がる |
| 6 | POPOPOに「Mac版アプリがある」 | 公式発表・報道ではiOS/Android向けアプリ。Mac版の記載は確認できず | 記事本文には不採用 |
| 7 | 新R25「動画はしばらく継続予定」 | 9月末までYouTubeで「卒業コンテンツ」を公開予定。運営自体は9月30日終了 | 恒久継続ではない |
| 8 | 郵便は「9月19日から配達のブラックアウト」 | 正確。9月19日〜23日の5日間。日本郵便が9月21日を配達日から配達休止日へ変更したことが要因 | 背景を補足すると独自性が出る |
| 9 | 楽天モバイルauローミングが「原則終了」 | 現行契約は9月末終了。ただしKDDI社長は都市部は終了・地方は継続の方針を表明 | 「全面終了」ではない |
| 10 | LINE VOOM「9月30日完全終了」 | 正確(午前11時ごろ終了)。代替の「投稿」機能は9月2日から認証済アカウントで開始済み | 代替機能の提供時期を明記 |
| 11 | 浜村淳「9月で終了」「52年」「91歳」 | 正確。最終回は9月26日。日曜『浜村淳の歌の宝石箱』は継続 | |
| 12 | みらいエコ住宅2026「9月30日で申請受付終了」 | 注文住宅の新築(ZEH水準住宅に限る)の交付申請期限が遅くとも9月30日。予算上限到達時点で早期終了。予約受付は8月17日までで既に終了 | 「まだ間に合う」とは限らない |
| 13 | 楽天トラベル登録宿泊施設数4万4,970件(+219件) | 定点観測データのため第三者検証不可 | 自社調査として明記推奨 |
主な出典
- 警察庁/福島県警「生活道路における法定速度の引下げ」、共同通信(2026年9月1日)
- 帝国データバンク「食品主要195社」価格改定動向調査(2026年8月31日発表)
- 経済産業省 資源エネルギー庁「電気・ガス料金支援」
- 厚生労働省「時間外労働等に係る相談・支援及び監督指導の見直し」(2026年8月19日公表)
- 国税庁「インボイス制度 2割特例」特設ページ/令和8年度税制改正特集
- デジタル化・AI導入補助金2026 公募スケジュール
- 中小企業基盤整備機構「新事業進出・ものづくり商業サービス補助金」第1回公募要領
- 国土交通省「消防・救助活動を円滑にするEVトラック・バスへの識別表示」(令和7年1月10日)
- 国土交通省「みらいエコ住宅2026事業」
- 日本郵便「2026年の祝日等における郵便物等の配達(変更)」
- LINEヤフー for Business「LINE VOOM提供終了に伴うLINE公式アカウントへの影響について」
- 株式会社CAM「新R25」運営終了に関する告知(2026年9月4日)
- KDDI「フードデリバリーサービス『menu』の提供終了およびmenu株式会社の解散・清算について」(2026年8月19日)
- 各社リリースおよびImpress Watch、ITmedia、共同通信ほか報道














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