MENU

LINEで横田秀珠's脳のAIに聞く↓

ブログ毎日更新中
過去に投稿した記事

セミナー&講演テーマ

YouTube USTREAM 動画販促術
ソーシャルメディア活用術
ホームページ成功事例100連発
最新のSEO対策
初めてのIT販促

その他の業務

コンサルティング
ネットビジネス研究会
教材の販売
マスコミ取材実績
執筆実績
私たちも横田氏を推薦します

MetaのFacebook・Instagram・Threadsニュース2026年8月分

MetaのFacebook・Instagram・Threadsニュース2026年8月分
  • URLをコピーしました!

2026年8月までのMeta関連ニュースを紹介。Facebookはページのリーチ激減で撤退が相次ぐ一方、動画ファーストのUIテストや自撮りによる無料認証バッジを開始。Instagramは写真・カルーセル投稿のボーナス収益化(月50万回閲覧が条件)、ワードマーク刷新、Google Search Console対応が話題に。7月のアルゴリズム分析では保存やDMシェアの重要性、ハッシュタグ0個の優位性が判明。ThreadsはMeta AIとのDM対話が可能になった。

詳しくは15分の動画で解説しました。
https://www.youtube.com/watch?v=8-kLeJ6ll8s

0:00 📱 導入&今日のテーマ紹介 0:23 🔖 Facebook・Instagram・Threadsニュースまとめページの紹介 0:58 🌐 海外の情報発信サイトを発見 1:59 💰 写真・カルーセル投稿のボーナスプログラム展開 2:35 📊 ボーナス条件は月50万回再生の壁 3:07 🖼️ Instagram投稿作成画面に新UI追加 3:38 📁 エディットに新フォルダー機能をテスト中 4:10 🏷️ Facebookマイページにメンションタブ追加 4:35 ✈️ JALがFacebook公式ページを終了 4:55 🇨🇳 AIエージェント「Manus」がMetaから独立 5:13 🎬 FacebookがAIアシスタント搭載クリエイタースタジオアプリ発表 5:50 📹 Facebookが動画ファーストをテスト、フィードは第2タブへ 6:35 ✅ 自撮り認証の無料バッジ「Facebook Verified」リリース 7:30 🔤 InstagramのWordmarkが10年ぶりに刷新 8:00 🔗 DMグループチャットの招待リンク・QRコード 8:16 🤝 コラボ投稿(共同投稿)の使い方 8:30 🙈 フォローされたままストーリーを非表示にする設定 8:55 ⚖️ アダム・モセリ氏:低品質コンテンツ(スロップ)への向き合い方 9:35 💪 失敗を恐れず変化する姿勢について 9:50 🧑 AI時代でも人間クリエイターの価値は消えない 10:21 🔍 サーチコンソールでInstagramの分析が可能に 10:50 📈 7月分アルゴリズム分析:シェアがいいねの4倍の重み 11:20 🎞️ 発見タブは1枚写真がカルーセルの4倍有利 11:50 ✍️ キーワード最適化・キャプション250文字・ハッシュタグ0個 12:29 🤖 ザッカーバーグ氏がAIによる第3のフィードを表明 12:50 🏪 プロフィールに営業時間・連絡先情報を追加可能に 13:05 🔔 いいねをすぐ取り消しても通知は消えない 13:29 ⚙️ 意外と知られていない便利な設定(静かモード・フォロワー削除・制限) 13:55 🎵 公開後の音楽差し替え・iPadのリール表示終了 14:10 ▶️ 発見タブに再生回数表示・リールのAR翻訳が多言語化 14:20 🧵 Threads:メタAIとDMで対応できる機能がローンチ 14:32 ⭐ Threadsにハイライト機能が追加 14:45 👋 まとめ&エンディング

MetaのFacebook・Instagram・Threadsニュース2026年8月分

僕のベランダでMiliaさんに僕が
作詞作曲した曲でミニライブ(笑)
イーンスパイアの横田です。
https://www.enspire.co.jp/

先日にFacebookへ投稿したけど、
夕焼けを見ると歌詞とメロディが
浮かぶ。訓練すれば出来ますね。

夕焼けに照らされた心
https://www.youtube.com/watch?v=ckaNeaRwqI4

夕焼けに染まる想い / Milia
https://www.youtube.com/watch?v=x0BgUi6iZs8

さて、本題です。

それではMeta社の直近1ヶ月にあった
Facebook、Instagram、Threadsの
ニュースを振り返っていきましょう。

Facebookに関する直近1ヶ月のニュース
https://yokotashurin.com/facebook/facebook-news3.html#news
Instagramに関する直近1ヶ月のニュース
https://yokotashurin.com/sns/instagram2.html#news
Threadsに関する直近1ヶ月のニュース
https://yokotashurin.com/sns/threads.html#news
の2026年8月分を解説しました。

MetaのFacebook・Instagram・Threadsニュース2026年8月分

Meta3社 2026年8月ニュースまとめ
Meta3社の最新ニュース総まとめ!収益化と動画優先へ
📅 2026年8月15日(土)生中継 15分
📘Facebook動画ファースト化
📸Instagram写真投稿で収益化
🧵ThreadsMeta AIとDM対話
1📌 ニュースは1ページに全部まとめてある

Facebook・Instagram・Threadsそれぞれについて、直近1ヶ月のニュースをまとめたページをブログに用意しています。

日付」+「ニュースのタイトル」+「URL」の3点セットで随時追記していく形式。

URLは変わらないので、ブックマークしておけば過去何年分でもさかのぼって確認できます。

このようなサイトは、日本で僕しかないと思います。ぜひブックマークしてチェックしましょう。 — 横田秀珠
2🌏 海外のマニアックな更新情報サイトを追加

生中継中にふと思い出した1件。海外にかなりマニアックな更新情報を発信している人のサイトを見つけたので、チェック先に追加します。

📘Facebook
✖️X
🎵TikTok
💼LinkedIn
🧵Threads
🦋Bluesky
📖ストーリーを「ステータス」として共有テスト中
🎧iOSのストーリー作成画面に「保存済みショートカット」テスト中
保存済みの音声ファイルをすぐ呼び出せる仕組み。
🎨モバイル版の投稿作成画面が新UIにNEW
ポートレートやスクエアなどのモードが追加。
3💰 写真・カルーセル投稿のボーナスプログラム

対象クリエイターが写真投稿・カルーセル投稿から収益を得られるボーナスプログラムが展開されています。動画だけではない、という点が大きなポイント。

50万回毎月の閲覧数(必要)
3ヶ月連続で達成が条件
18歳〜年齢&日本在住
  • 写真・カルーセル投稿で過去3ヶ月、毎月50万回以上の閲覧数
  • 18歳以上であること
  • 日本に居住していること
  • オリジナルコンテンツを作成していること
  • ポリシーおよびコンテンツ収益化ポリシーを遵守
僕の場合は5,000回くらいなので、桁が2つくらい違います。毎月50万回はなかなか厳しい条件ですが、達成できる方はぜひやってみてください。 — 横田秀珠
⬇️ ⬇️ ⬇️
4📘 Facebook関連ニュース
✈️日航機事故の追悼メッセージ、JAL公式Facebookで途絶える
Facebookページが機能しなくなり、リーチが激減。JALですら更新をやめて途絶えてしまいました。撤退する企業・個人も増えています。個人アカウントは問題ないものの、Facebookページは本当に厳しい状況です。
🏢テンセントが中国AI新興「Manus」の筆頭株主に(Metaから株式受取)
AIエージェントのManusがMetaから離れて独立運営へ。データ移行の案内も出ています。昨年暮れにMetaが買収したものの中国側の反発で白紙になり、結局Metaとの連携が外れた形です。
🎬AIアシスタント搭載の単独クリエイタースタジオアプリを発表
アメリカとカナダのiOSユーザー向けに正式公開。日本は未提供 使えるようになったら改めて紹介します。
📺動画ファーストのテストを開始(従来フィードは第2タブへ)
TikTokのような画面いっぱいのリール動画が中心のインターフェースに。
従来 📰ホーム=フィード
リールは一機能
これから 🎥ホーム=動画
フィードは第2タブ
ホーム画面自体を動画仕様にしないと見てもらえない、ということ。リールをやっている人にはFacebookにもチャンスが出てきます。
無料認証バッジ「Facebook Verified」をリリースNEW
シンプルな自撮り写真の認証で、プロフィールに実在の人物がいることを証明する無料バッジ。AIインフルエンサーの増加を受け、「本人である」「人間である」ことを示す狙いです。従来の有料認証とは別枠で、無料版ユーザーも取得可能。日本で始まったら設定しておきましょう。
5📸 Instagram関連ニュース
💰写真・カルーセル投稿のボーナス収益化(条件は上記)
🔤ワードマークが10年ぶりに刷新/賛否の議論あり
🔗DMグループチャットに招待リンク・QRコード復活
🤝コラボ投稿(共同投稿)の使い方を改めて解説
6🗣 アダム・モッセーリ氏の発言より
🙈ストーリーを特定の相手にだけ非表示にする設定
フォローされたままでも、見せたくない人を指定して非表示にできます。相手に通知されないのでバレません。通常投稿を特定フォロワーにだけ非表示にする機能は現在ありませんが、検討中とのこと。
🧹コンテンツの品質(スロップ)と批判への向き合い方
低品質コンテンツの判断は人によって分かれるため難しいものの、滞在時間の長さだけでなく「その時間を使って良かったとユーザーが思える価値あるコンテンツ」を増やそうとしている、とのことです。失敗を恐れず変化する姿勢、炎上への向き合い方も語られています。
🧑‍🎤AIインフルエンサー時代の、人間のクリエイターの価値
人間のクリエイターの価値はなくならず、「誰が発信したか」「なぜ発信したか」が重要になる、と述べています。
7月のアルゴリズム分析でも、明らかにAIっぽくない「生っぽい映像」——普通のおじさんが出ているような人間味のある映像の反応が良くなっています。モッセーリ氏の指摘の通りだと感じます。 — 横田秀珠
7🔍 Google Search ConsoleでInstagram分析が可能に
1🔎
Search ConsoleでInstagram投稿の検索データを確認
2📈
どの投稿がGoogle検索にどのくらいヒットしているかが分かる
3💡
意外な投稿がヒットしていることも。詳細をチェック!
8📊 7月のアルゴリズム・データ傾向

毎月共有しているデータから、押さえておきたい傾向はこちら。

DMへのシェア速度最強の拡散シグナル
いいねの4倍指標×4の重み
保存いいねより高評価
いいね基準
写真1枚4倍の可能性
カルーセル基準

※ 個人の感覚とは少しギャップがありますが、データ上はこう出ています。

  • 繋がりの薄い友人グループをまたいで共有される投稿が高効果
  • キーワードを最適化した投稿は露出が大幅アップ(検索対策が有効
  • キャプションは長ければ良いわけではなく250文字程度が適切
  • ハッシュタグは0個が最も効果が高かった
  • 質問文よりも文章形式の方が反応が良かった
  • 曜日別の反応、伸びたジャンルのデータも毎月共有
9🔧 Instagram その他のアップデート
💬コメントの非表示機能(本人には通常表示、承認まで他ユーザーには非表示)
📰フォロー中フィードの重要性
🎵公開後でもフィード投稿の音楽を差し替え可能に
📱iPadアプリのホームでリール表示が変更
▶️発見タブ・検索結果に再生回数が表示
🌐リール動画のAI翻訳が日本語に対応
10🧵 Threads関連ニュース
🤖Meta AIとDMで対話できる機能がローンチNEW
InstagramやFacebookにあった機能がThreads側にも導入されました。実際に画面で確認済みです。
ハイライト機能が追加
🎯 今月のまとめ
押さえておきたい5つのポイント
  • Instagramは写真・カルーセルでも収益化の道が開いた(月50万回の壁)
  • Facebookページは厳しい状況が続く一方、動画ファースト化でリール勢にチャンス
  • AI時代だからこそ「人間である」証明(無料認証バッジ)と、生っぽさが効いてくる
  • Instagram運用はDMシェア・保存・キーワード最適化が鍵。ハッシュタグは0個が最強データも
  • Search Console対応で、Instagramも検索流入を数字で見る時代へ
以上、今月も多くのニュースがありました。詳しくはブログのリンク先に記載していますので、ぜひご覧ください。 — 横田秀珠

MetaのFacebook・Instagram・Threadsニュース2026年8月分

  • はじめに
  • 1. Meta3大SNSのニュースを「日付・タイトル・URL」で永久保存するアーカイブ活用術
  • 2. Facebook関連ニュース|ページの終焉と「動画ファースト」への大転換
  • 3. Instagram関連ニュース|ロゴ刷新・DM招待リンク復活・モッセーリ氏が語る人間の価値
  • 4. 7月のアルゴリズム分析データとThreadsの新機能から読み解く次の一手
  • おわりに
  • まとめ
  • よくある質問

はじめに

毎日15分の生中継でネットビジネスに関する情報をお届けしていますが、2026年8月15日土曜日、この日は月に一度の恒例企画をお送りしました。テーマは「2026年8月までにありましたMeta社のFacebook、Instagram、Threadsに関するニュース」です。

SNSの情報というのは、実に流れが速いものです。昨日「新機能が出ました」と話題になったものが、1ヶ月後にはもう当たり前になっていたり、あるいは逆に静かに消えていたりします。だからこそ、その場その場で驚いて終わるのではなく、「いつ」「何が」「どこに書いてあったか」を記録として積み上げておくことが、後々とてつもない資産になります。

今回の生中継では、Meta社が展開する3つの主要SNS、つまりFacebook・Instagram・Threadsについて、直近1ヶ月のニュースを一気にご紹介しました。さらに、生中継の最中に「あ、1個忘れていた」と思い出した海外の情報サイトについても、その場で追加してお伝えしています。ライブならではの、リアルタイムの気づきも含めた内容です。

Facebookページの厳しい現実、動画ファーストへの大転換、Instagramの写真・カルーセル投稿でのボーナス収益化、そして7月のアルゴリズム分析データ。どれも実務に直結する話ばかりです。それでは、一つずつ丁寧に見ていきましょう。


1. Meta3大SNSのニュースを「日付・タイトル・URL」で永久保存するアーカイブ活用術

1-1. まずは「今日のブログ」に用意した3つのリンク先から

今回の生中継で最初にお伝えしたのは、Facebookに関する直近1ヶ月のニュース、Instagramに関する直近1ヶ月のニュース、Threadsに関する直近1ヶ月のニュース、この3つが今日のブログに書いてありますよ、というご案内です。

ブログに掲載しているリンク先に飛んでもらうと、そこに何があるのか。Facebookであれば「日付」「ニュースのタイトル」「URL」の3つの組み合わせで、随時追記する形でページを用意しています。つまり、単なる一覧表ではなく、生きているページなのです。

1-2. URLが変わらないから「ブックマークするだけ」で過去何年でも遡れる

このアーカイブページの最大のポイントは、ページのURLが変わらないという点にあります。

一般的なブログ記事というのは、「2026年8月のFacebookニュースまとめ」「2026年9月のFacebookニュースまとめ」というように、月ごとに別々のURLで記事が量産されていきます。そうすると、読者側は毎月新しい記事を探しに行かなければなりません。過去のニュースを遡ろうと思っても、どこにあるのか分からなくなってしまいます。

ところが、URLが変わらない追記型のページであれば、話はまったく違ってきます。一度ブックマークしておけば、そのブックマーク1つで過去何年でも遡ってニュースを見ることができるのです。ブックマークを開くたびに最新のニュースが一番上(あるいは所定の位置)に追加されている。しかも過去のニュースもそのまま残っている。これは調べ物をする人間にとって、非常にありがたい構造です。

そして正直に申し上げますが、このようなサイトは日本で僕しかないと思います。日付とタイトルとURLをセットにして、何年にもわたって淡々と追記し続けている。地味な作業ですが、この地味さこそが他の人がやらない領域であり、だからこそ価値が生まれます。

1-3. Facebookだけでなく、InstagramもThreadsも同じ形式で用意している

このアーカイブページはFacebookだけではありません。Instagram、Threadsも同様にありますので、それぞれ振り返ることができます。

Meta社の3大SNSについて、いつどんな発表があったのか、どんな機能が追加されたのか、どんな仕様変更があったのか。これらのページをブックマークして、ぜひ皆さんチェックしましょう。「あの機能っていつから始まったんだっけ?」という疑問が出たときに、すぐ確認できる自分専用の辞書のようなものだと思ってください。

1-4. 生中継中に思い出した「忘れていた1個」

さて、ここからが生中継ならではの展開です。生中継している時にふと思い立ち、1個忘れていたものがあるので、その話もしていきたいと思います。

実はInstagramに関して、面白いサイトを見つけたんですよ。ニュースを随時更新しているサイトがあって、かなりマニアックな情報を発信している人が海外にいるんです。その人のサイトを見るのを少し忘れていたので、今回追加しておきます。

こういう「情報源の情報源」を持っているかどうかで、発信できる内容の深さがまったく変わってきます。日本語のニュースサイトを見ているだけでは、どうしても翻訳されて広まった後の情報しか手に入りません。海外の個人が趣味に近い熱量で追いかけているサイトには、まだ日本語になっていない情報がゴロゴロ転がっているわけです。

1-5. そのサイトには6つのSNSのアップデート情報がまとまっている

実際に見ていきますと、こちらにはFacebook、X、TikTok、LinkedIn、Threads、Bluesky、この6つのプラットフォームのアップデート情報がまとまっています。Meta系だけでなく、主要SNSを横断的に追いかけてくれているわけです。

ただし、英語になっているので日本語に直します。ここは翻訳ツールを使えばすぐですので、英語だからといって敬遠する必要はまったくありません。

1-6. そのサイトから見つけたInstagramの最新テスト情報

日本語に直して中身を見ていくと、Instagramに関して次のような情報が出ていました。

(1) ストーリーをステータスとして共有できる機能をテスト中という話

ストーリーズを、いわゆる「ステータス」として共有できる機能をテストしているという情報です。LINEのステータスメッセージや、かつてのメッセンジャー系アプリにあったような「今こういう状態です」という表示に近い方向性かもしれません。まだテスト段階ですので、今後の展開を見守りたいところです。

(2) iOSのストーリー作成画面で保存済みの音声ファイル用の新しい「保存済みショートカット」をテストしているという話

iOSのストーリー作成画面において、保存済みの音声ファイル用の新しい「保存済みショートカット」をテストしている、という情報です。よく使う音源をすぐ呼び出せるようになるということですから、ストーリーズを毎日投稿している方にとっては、地味ながら作業時間を短縮してくれる機能になりそうです。

(3) 対象となるクリエイターが写真投稿・カルーセル投稿から収益を得られるボーナスプログラムを展開しているという話

そして3つ目、これが今回いちばん大きな話題です。対象となるクリエイターが、写真投稿・カルーセル投稿から収益を得られるボーナスプログラムを展開している、という情報が出ています。

1-7. 写真・カルーセル投稿のボーナス収益化、その具体的な条件

これについて詳しく話していきましょう。こちらも僕が見つけたのですが、条件がなかなかハードです。

まず中心となる条件が、写真投稿とカルーセル投稿で、過去3ヶ月において毎月50万回以上の閲覧数を獲得していること。これが対象になるかどうかの分かれ目です。

正直に申し上げますと、僕の場合は全然足りません。5,000回くらいしかないので、桁が2つくらい違います。50万回に対して5,000回ですから、100分の1ですね。これはもう「惜しい」というレベルの話ではありません。

ただし、条件を満たしていればOKですので、該当する方はぜひ挑戦していただきたいところです。

それ以外の条件としては、次のようなものがあります。

条件項目内容
閲覧数写真投稿・カルーセル投稿で過去3ヶ月において毎月50万回以上
年齢18歳以上であること
居住地日本に居住していること
コンテンツオリジナルコンテンツを作成していること
ポリシー遵守ポリシーおよびコンテンツ収益化ポリシーを遵守していること

年齢・居住地・オリジナルコンテンツ・ポリシー遵守については、まっとうに運用している方であればクリアできる内容です。問題はやはり、毎月50万回という条件が厳しいですね、というところに尽きます。

僕のクライアントさんの中で達成できる人がいるかどうかは分かりませんが、もし条件に届いている方がいらっしゃれば、ぜひやってみてください。ボーナス収益が得られるようですので、動画(リール)だけでなく写真やカルーセルでも稼げる道が開けたという意味で、これは大きな変化です。

1-8. モバイル版の投稿作成画面に新しいUIが追加

そしてもう一つ、Instagramのモバイル版の投稿作成画面に新しいUIを追加したという話が出ています。ポートレートやスクエアなどのモードが追加になったようです。

投稿の見た目を決める比率の部分ですので、写真投稿に力を入れている方は、この変更に気づいたら一度触ってみてください。ちょうど写真・カルーセル投稿のボーナス収益化の話が出ているタイミングでもありますから、Instagram側が「写真をもっと投稿してほしい」という方向にアクセルを踏んでいるようにも見えます。


2. Facebook関連ニュース|ページの終焉と「動画ファースト」への大転換

ここからは、Facebook関連のニュースをまとめてご紹介していきます。今月は特に「Facebookページの厳しさ」と「動画ファーストへの転換」という、対照的な2つの大きな流れが見えてきました。

2-1. 日航機事故の追悼メッセージ、JAL公式Facebookで途絶える

まず、象徴的なニュースからです。「日航機事故の追悼メッセージ、JAL公式Facebookで途絶える」という記事が出ていました。

これは何を意味しているのか。Facebookページがとにかく機能しなくなっている、つまりリーチが激減しているため、JALさんですら更新をやめており、ついに途絶えてしまったという話です。

毎年欠かさず続けられてきた追悼のメッセージが、Facebookという場所では途絶えた。企業として、あの日本航空という大企業ですら、Facebookページの運用に手をかける意味を見出せなくなっている。これは非常に重い事実だと思います。

そして実際、撤退する企業・個人も増えていますので、いよいよ見直しを考えた方がいいですね。「なんとなく昔から続けているから」という理由だけでFacebookページの更新に時間を割いているのであれば、その時間を別のプラットフォームに振り分けたほうが成果につながる可能性が高いです。

ただし、誤解しないでいただきたいのは、Facebookそのものが終わったという話ではないという点です。個人アカウントは良いのですが、Facebookページは本当に厳しい状況です。ここは明確に分けて考える必要があります。個人アカウントでの投稿は今でもきちんと届きますし、コミュニティとしての機能も生きています。厳しいのはあくまで「ページ」のほうなのです。

2-2. テンセント、中国AI新興「Manus(マナス)」の筆頭株主に|Metaから株式受け取り

次は、AI業界を巻き込んだ資本の話です。「テンセント、中国AI新興『Manus(マナス)』の筆頭株主に。Metaから株式受け取り」というニュースが出ています。

これは、同じくAIエージェントであるManusがMetaから離れて独立運営へと移り、データ移行の案内が出ている件です。

この件については、僕も予言していました。Meta社が去年の暮れに買収したものの、中国側の反発を受けて白紙になったのです。国をまたいだ買収というのは、技術やサービスの話だけでは決まりません。政治的な思惑や規制が絡んでくると、いくら資本の力があっても押し通せないということがはっきり示された形です。

結局、Manusは独立という形になり、Metaとの連携が外れました。使っていたユーザーにとっては、データ移行の案内が来ているわけですから、対応が必要になります。

僕自身は今のところ手を出していませんが、こうなってみると、やらなくて良かったかなと思っています。新しいAIツールが出てくるたびに全部飛びついていると、こういう「梯子を外される」タイミングで振り回されることになります。もちろん、いち早く触って知見を得るという価値もありますので、どちらが正解というわけではありませんが、今回に関しては様子を見ていたことが結果的に功を奏しました。今後どうなるか注目です。

2-3. Facebook、AIアシスタント搭載の単独クリエイタースタジオアプリを発表

続いて、クリエイター向けの新しいツールの話です。「Facebook、AIアシスタント搭載の単独クリエイタースタジオアプリを発表」というニュースが出ています。

ただし、これはまだ日本には入ってきていません。アメリカとカナダのiOSユーザー向けに正式公開されたとのことです。

AIアシスタントが搭載されたクリエイター向けの独立アプリということですから、投稿の管理や分析、あるいは制作支援まで含めた機能が想定されます。日本でも利用可能になったら紹介したいと思いますので、続報をお待ちください。

2-4. Facebookが動画ファーストのテストを開始(従来のフィードを第2タブへ)

そして今月のFacebook関連で、個人的にいちばん大きいと感じたのがこちらです。「Facebookが動画ファーストのテストを開始(従来のフィードを第2タブへ)」というニュースです。

具体的にどうなるのか。TikTokと同じような、画面いっぱいのリール動画を中心としたインターフェースを始めるようです。つまり、アプリを開いた瞬間、そこには文字の投稿が並ぶタイムラインではなく、フルスクリーンの動画が表示されるということです。

そして、メイン画面が動画になり、従来のフィードは第2タブに移る形になります。これまで主役だった「友達の近況が流れてくるフィード」が、脇役の位置に下がるわけです。

Facebookはこれまでもリールを取り入れてはいました。しかし、フィードの中に動画を混ぜるという形では限界があった。ホーム画面自体を動画仕様にしないと見てもらえないということで、動画ファーストに変わってくる可能性があります。

これは裏を返せば、リールをやっている人にとってはFacebookにもチャンスが出てくるということです。今までInstagramのリールやTikTok、YouTubeショートに注力してきた方であれば、同じ縦型動画の資産をFacebookにも展開することで、新しい入口を作れるかもしれません。

Facebookページの投稿が届かないという話と、動画ファーストでチャンスが出てくるという話。一見すると矛盾しているようですが、これは「テキスト投稿の時代が終わり、動画の時代に移った」という同じ一つの流れを、別々の角度から見ているだけです。テキストで頑張ってもリーチしない、しかし動画なら届く。そういう構造の変化が起きているということですから、覚えておきましょう。

2-5. Facebook、自撮り写真による認証プロセスを用いた「無料認証バッジ(Facebook Verified)」をリリース

Facebook関連の最後は、認証バッジの話です。「Facebook、自撮り写真による認証プロセスを用いた『無料認証バッジ(Facebook Verified)』をリリース」というニュースが出ています。

これは、シンプルな自撮り写真の認証を用いて、プロフィールに実在の人物が存在することを証明する、無料のバッジ機能です。

なぜ今このタイミングなのか。背景には、AIインフルエンサーが増加したことがあります。生成AIで作られた架空の人物が、本物の人間のようにSNSで活動する。そういう存在が当たり前になってきたからこそ、「本人である」「人間である」ということをバッジで明示する狙いがあるわけです。

ポイントは、これが従来の有料版認証とは別のものであるという点です。これまでの認証バッジは、Meta Verifiedのように月額料金を払って取得するものでした。今回のFacebook Verifiedは、無料版ユーザーでも導入できるチェックマークになります。

日本で始まったら設定しておくと良いでしょう。手続き自体は自撮り写真を撮るだけと非常に手軽ですし、「この人は実在する人間です」という証明がプロフィールに付いているかどうかで、初めて訪れた人からの信頼度は確実に変わってきます。


3. Instagram関連ニュース|ロゴ刷新・DM招待リンク復活・モッセーリ氏が語る人間の価値

続いてInstagram関連です。今月も機能追加から仕様変更、そしてトップであるアダム・モッセーリ氏の発言まで、盛りだくさんの内容となりました。

3-1. カルーセル投稿・写真投稿のボーナス収益化

まず、先ほど冒頭でご紹介した「カルーセル投稿・写真投稿のボーナス収益化」の条件です。改めて整理しますと、写真投稿とカルーセル投稿で過去3ヶ月において毎月50万回以上の閲覧数を獲得していること、18歳以上であること、日本に居住していること、オリジナルコンテンツを作成していること、ポリシーとコンテンツ収益化ポリシーを遵守していること。これらを満たしていれば対象になります。

繰り返しになりますが、毎月50万回という閲覧数のハードルが非常に高いです。それでも、写真とカルーセルという「動画ではない投稿」で収益が発生する仕組みが用意されたこと自体が、Instagramの方向性を示す重要なサインだと考えています。

3-2. Instagramのワードマークが10年ぶりに刷新

続いて、見た目に関わる大きな変更です。Instagramのワードマーク、つまりロゴの文字部分が10年ぶりに刷新されました。

これについては様々な意見が出ており、議論を呼んでいます。長く親しまれたデザインが変わるときには、必ずと言っていいほど賛否が分かれるものです。「前のほうが良かった」という声もあれば、「新しいほうが今っぽい」という声もある。

ただ、こればかりは慣れの問題でもありますし、しばらくはこのロゴが使われると思います。ご自身の資料やサムネイルなどでInstagramのロゴを使っている方は、順次差し替えを検討しておくとよいでしょう。

3-3. DMのグループチャットに招待リンク・QRコード機能が追加

次は、DM(ダイレクトメッセージ)に関する機能追加です。DMのグループチャットに、招待リンク・QRコード機能が追加されました。

実はこれ、まったくの新機能というわけではありません。過去に一度なくなっていた機能の復活です。

グループチャットに人を招待するとき、一人ひとりを手動で追加していくのは手間がかかります。招待リンクやQRコードがあれば、セミナーの会場でQRコードを表示して読み取ってもらう、あるいはメールやブログにリンクを貼っておく、といった運用ができるようになります。コミュニティ運営をされている方にとっては、非常に使い勝手の良い機能が戻ってきたと言えます。

3-4. コラボ投稿(共同投稿)の使い方

そしてもう一つ、コラボ投稿(共同投稿)の使い方についても、今月は改めて紹介しました。これは新機能というわけではないのですが、過去にきちんと解説していなかったため、この機会に取り上げた次第です。

コラボ投稿は、一つの投稿を複数のアカウントで共有できる機能です。それぞれのフォロワーに同じ投稿が届きますので、うまく使えばリーチを大きく広げられます。知っているつもりで実は使ったことがない、という方も多い機能ですので、ぜひ一度試してみてください。

3-5. アダム・モッセーリ氏の発言・投稿から読み解く

ここからは、Instagramのトップであるアダム・モッセーリ氏の発言・投稿から、注目すべき内容をご紹介していきます。

3-5-1. ストーリーを特定の相手に非表示にする設定

まず実用的な話から。ストーリーを特定の相手に非表示にする設定についてです。

これは、フォローされたままの状態でも、設定から見せたくない人を指定して非表示にできるという機能です。つまり、わざわざブロックしたり、フォローを外してもらったりする必要がありません。

そして重要なのが、相手に通知されないため、バレずに設定可能だという点です。仕事の関係でつながっている方、あるいは家族や知人など、「フォロー関係は維持したいけれど、この投稿は見せたくない」という場面は誰にでもあります。そういうときに、角を立てずに対処できるわけです。

一方で、通常投稿(フィード投稿)を特定のフォロワーにのみ非表示にする機能は、現在ありません。ストーリーズはできるけれど、フィード投稿はできない、という状態です。ただし、これについてはモッセーリ氏が検討中と述べているとのことですので、いずれ実装されるかもしれません。

3-5-2. SNSコンテンツの品質・批判への向き合い方

次は、コンテンツの品質についての話です。

低品質なコンテンツ、いわゆる「スロップ」と呼ばれるものについて、その判断は人によって分かれるため難しい部分がある、とモッセーリ氏は述べています。ある人にとってはくだらないコンテンツでも、別の人にとっては最高に面白いということが、SNSでは普通に起こります。だからこそ、機械的に「これは低品質だ」と切り分けるのは簡単ではありません。

その上で、Instagramが目指している方向性が示されています。「滞在時間の長さ」だけでなく、「その時間を使って良かったとユーザーが思える価値あるコンテンツ」を増やそうとしているとのことです。

ここは非常に大事なポイントです。単純に長く見せればいい、離脱させなければいい、という発想ではないということです。見終わったあとに「時間を無駄にした」と感じさせるコンテンツではなく、「見てよかった」と思わせるコンテンツ。それを増やそうとしている。発信する側としても、この基準を自分の投稿に当てはめて考えてみる価値があります。

3-5-3. 失敗を恐れず変化する姿勢・炎上への向き合い方

また、失敗を恐れず変化する姿勢、そして炎上への向き合い方についても言及がありました。

先ほどのロゴ刷新もそうですが、Instagramは頻繁に仕様を変え、そのたびに批判を浴びています。それでも変化を止めない。批判があるからやめる、ではなく、批判を受け止めながらも前に進むという姿勢です。

これは発信者としても学ぶところが多い部分です。新しいことを試せば必ず「前のほうが良かった」という声は出ます。それを恐れて何もしなければ、変化の速いSNSの世界では取り残されてしまいます。

3-5-4. AIインフルエンサー時代における人間のクリエイターの価値

そして、今月のモッセーリ氏の発言の中で最も注目したいのが、AIインフルエンサー時代における人間のクリエイターの価値についてです。

モッセーリ氏は、人間のクリエイターの価値はなくならず、「誰が発信したか」「なぜ発信したか」が重要になると述べています。

AIで美しい映像も、それらしい文章も、いくらでも作れる時代です。コンテンツそのものの見栄えだけで勝負しようとすれば、あっという間にAIに追いつかれます。しかしそこで残るのが、「誰が」「なぜ」という部分なのです。その人がどんな経験をしてきたのか、なぜその話をしようと思ったのか。ここはAIには代替できません。

AIかどうかを見極める時代になったからこそ、この視点は非常に重要です。

そして、これを裏付けるデータもあります。7月のアルゴリズム分析でも、「生っぽい映像」の反応が良くなっている傾向が出ています。生っぽい映像というのは、明らかにAIっぽくない、普通のおじさんが出ているような、人間味のある映像のことです。

きれいに作り込まれた映像よりも、少し粗くても人間が写っている映像のほうが伸びている。これはまさに、モッセーリ氏の指摘通りだと感じます。動画を作るときに「もっとクオリティを上げなければ」と思いがちですが、実は逆方向、つまり「もっと人間らしさを出す」ほうが、今のInstagramでは効いているのかもしれません。

3-6. Google Search ConsoleでInstagramの分析が可能に

Instagram関連の最後は、分析に関する大きなニュースです。Google Search ConsoleでInstagramの分析が可能になりました。

これによって、Instagramの投稿がGoogle検索にどのくらいヒットしているかが分かるようになります。

Instagramの投稿は、アプリの中だけで完結しているように思われがちですが、実際にはGoogle検索の結果にも表示されています。これまではそれがどの程度なのか把握する手段がありませんでしたが、Search Consoleで確認できるようになったわけです。

実際に見てみると、意外な投稿がヒットしていたりします。自分では大したことないと思っていた投稿が、特定のキーワードで検索されて流入を生んでいる、というケースです。これは実際に見てみないと分かりませんので、ぜひ詳細を確認してみてください。検索経由で見られている投稿の傾向がつかめれば、今後の投稿内容やキャプションの書き方にも活かせます。


4. 7月のアルゴリズム分析データとThreadsの新機能から読み解く

ここからは、毎月お届けしている7月のアルゴリズム・データ傾向、そのほかのアップデート、そしてThreads関連のニュースをまとめてご紹介します。

4-1. 7月のアルゴリズム・データ傾向

今回のデータは、実際の運用や検証から見えてきた傾向をまとめたものです。感覚論ではなく数字として出ているものですので、ぜひご自身の運用と照らし合わせてみてください。

4-1-1. 「いいね」の4倍の重みが付く指標がある

まず、「いいね」の4倍の重みが付く指標があるということです。いいねは最も基本的なリアクションですが、アルゴリズム上の評価としては、それよりも重く扱われる行動が存在します。つまり、いいねの数だけを追いかけていても、本当に伸ばすべき指標を見落としてしまう可能性があるということです。

4-1-2. DMへのシェア速度が最強の拡散シグナルになっている

そして今回、特に注目したいのがこちらです。DMへのシェア速度が最強の拡散シグナルになっているというデータです。

「シェアされた回数」ではなく「シェアされる速度」だという点がポイントです。投稿してからどれだけ早くDMで人に送られたか。これが拡散の引き金になっているということです。

考えてみれば当然で、「これ見て」と友達に送りたくなる投稿というのは、本当に価値があるか、本当に面白いかのどちらかです。義理でいいねを押すのとは、行動の重みがまるで違います。

4-1-3. 「保存」は「いいね」よりも評価が高い

これも重要です。「保存」は「いいね」よりも評価が高いというデータが出ています。

保存というのは、「あとでまた見返したい」という意思表示です。いいねが一瞬の反応であるのに対し、保存は未来の自分のための行動です。だからこそ評価が高い。ノウハウ系や情報系の投稿を作っている方は、「保存したくなる構成になっているか」を意識するだけで、数字が変わってくる可能性があります。

4-1-4. 繋がりの薄い友人グループをまたいで共有される投稿が高い効果を発揮する

さらに、繋がりの薄い友人グループをまたいで共有される投稿が、高い効果を発揮するというデータもあります。

同じコミュニティの中だけでぐるぐる回っている投稿ではなく、まったく別のグループへと飛び火していく投稿。これが大きく伸びるということです。いわゆる「弱いつながり」を越えていく力を持ったコンテンツが評価されるわけですね。

4-1-5. 発見タブに出るのはカルーセルよりも「1枚の写真」の方が可能性が4倍高い

これは意外なデータかもしれません。発見タブに出るのは、カルーセルよりも「1枚の写真」の方が可能性が4倍高いというものです。

正直に申し上げると、僕の個人的な感覚とは少しギャップがあります。カルーセルのほうが滞在時間も伸びますし、情報量も多いので有利ではないかと思っていました。しかし、データ上はそのように出ているのです。

こういうときに大事なのは、自分の感覚を優先して切り捨ててしまわないことです。データがそう言っているなら、一度は試してみる。1枚写真の投稿を意識的に増やしてみて、自分のアカウントではどうなのかを確かめる。そこまでやって初めて、自分にとっての答えが見えてきます。

4-1-6. キーワードを最適化した投稿は露出が大幅に高まる

続いて、キーワードを最適化した投稿は、最適化していない投稿に比べて露出が大幅に高まるというデータです。

つまり、検索対策としてキーワードを入れることが有効だということです。先ほどGoogle Search ConsoleでInstagramの分析ができるようになったという話をしましたが、まさにこの流れとつながっています。Instagramの中の検索でも、Google検索でも、キーワードが入っているかどうかで見つけてもらえる確率が変わってくるわけです。

「なんとなく思いついたことを書く」から「探されている言葉を意識して書く」へ。キャプションの書き方を一段階レベルアップさせるだけで、結果が変わってきます。

4-1-7. キャプション(本文)は250文字程度が適切

そのキャプションについてですが、長ければ良いというわけではないというデータが出ています。250文字程度が適切とのことです。

キーワードを入れようと意識すると、どうしても長文になりがちです。しかし長すぎると読まれません。250文字という具体的な数字が出ているのはありがたいですね。一つの目安として持っておきましょう。

4-1-8. ハッシュタグは「0個」が最も効果が高かった

そして、これも驚きのデータです。ハッシュタグは「0個」が最も効果が高かったというものです。

かつてのInstagramでは、ハッシュタグを大量に付けるのが常識でした。30個の上限いっぱいまで詰め込む、という運用をしていた方も多いはずです。それが今や、0個が最も効果が高い。時代の変化を痛感させられる数字です。

これは、Instagramの内部で投稿の内容そのものを解析する精度が上がった結果だと考えられます。ハッシュタグという「人間が付けたラベル」に頼らなくても、AIが画像や本文を読んで内容を理解できるようになったということです。

4-1-9. 質問文よりも文章形式の方が反応が良かった

キャプションの書き方について、もう一つ。質問文よりも文章形式の方が反応が良かったというデータです。

「皆さんはどう思いますか?」といった質問で締めるのが、エンゲージメントを高めるテクニックとして長らく推奨されてきました。しかし実際のデータでは、普通の文章形式のほうが反応が良かったということです。定番のテクニックが必ずしも通用しなくなっている、という点も含めて押さえておきたいところです。

4-1-10. 曜日別・ジャンル別のデータ

そのほか、どの曜日が反応が良かったか、どのジャンルが伸びたかなどのデータもあります。これらについては毎月共有していきますので、継続してチェックしていただければと思います。

以上をまとめると、次のような整理になります。

項目7月のデータ傾向
最重要シグナルDMへのシェア速度が最強の拡散シグナル
いいねとの比較「いいね」の4倍の重みが付く指標が存在
保存の評価「保存」は「いいね」よりも評価が高い
拡散の質繋がりの薄い友人グループをまたぐ投稿が高効果
発見タブ1枚の写真がカルーセルより4倍出やすい
キーワード最適化した投稿は露出が大幅に高まる
キャプション長ければ良いのではなく250文字程度が適切
ハッシュタグ0個が最も効果が高かった
文体質問文より文章形式の方が反応が良い
映像の傾向生っぽい(人間味のある)映像の反応が良い

4-2. その他のInstagramアップデート

続いて、そのほかのアップデートをまとめてご紹介します。

コメントの非表示機能

本人は通常通り見えているけれども、自分が承認しない限り他のユーザーには表示されない、という機能です。荒らしのようなコメントへの対策として有効です。相手には「非表示にされた」とは分からず、本人の画面では自分のコメントが普通に表示されているように見えるという点がポイントですね。

フォロー中フィードの重要性

おすすめ中心の表示が主流になる中で、改めてフォロー中フィードの重要性が指摘されています。自分がフォローしている人の投稿だけが時系列で並ぶフィードですので、ここに表示されるかどうかは、既存フォロワーとの関係を維持する上で見逃せない要素です。

投稿やカルーセルを公開した後でもフィード投稿の音楽を差し替え可能に

これまでは公開した後に音楽を変えたい場合、投稿を削除して上げ直すしかありませんでした。それが、公開後でも差し替えられるようになったということです。地味ですが、実務ではかなり助かる変更です。

iPadアプリのホームにおけるリール表示の変更

iPad版アプリのホーム画面において、リールの表示方法が変わったという件です。

発見タブや検索結果に再生回数が表示されるようになった

発見タブや検索結果に、再生回数が表示されるようになりました。他の人の投稿がどれくらい見られているのかが分かりやすくなりますので、リサーチの精度が上がります。

リール動画のAI翻訳が日本語に対応

リール動画のAI翻訳が、ついに日本語に対応しました。海外の動画が日本語で理解できるようになるだけでなく、日本の発信者が海外に届く可能性も広がるということです。言語の壁が少しずつ下がっていることを実感させられる機能です。

4-3. Threads関連ニュース

最後にThreads関連です。今月は2つのニュースがありました。

Meta AIとDMで対話できる機能がローンチ

Meta AIとDMで対話できる機能がローンチしました。僕の画面でも確認できています。

これは、InstagramやFacebookにあった機能がThreads側にも導入された形です。Meta社としては、3つのプラットフォームに同じAI体験を横展開していく方針なのでしょう。DMを開いてそのままAIに質問できるというのは、使い慣れれば便利な導線です。

ハイライト機能が追加

そしてもう一つ、Threadsにハイライト機能が追加されました。プロフィールに見せたい投稿を固定・強調できる機能ですので、Threadsを名刺代わりに使っている方は活用してみてください。

以上、今月も多くのニュースがありました。詳しくはブログのリンク先に記載していますので、ぜひご覧ください。


おわりに

2026年8月までのMeta社関連ニュースを、Facebook・Instagram・Threadsの3つに分けてお届けしました。

全体を通して見えてきたのは、「動画とAI」という2つの大きな流れです。Facebookは動画ファーストのテストを開始し、従来のフィードを第2タブへ移そうとしています。一方でFacebookページはリーチが激減し、JALさんですら更新が途絶えるという厳しい現実がありました。Instagramでは写真・カルーセル投稿のボーナス収益化が始まり、毎月50万回という高い壁はあるものの、動画以外でも稼げる道が開かれています。

そしてAIの側面では、Facebookが自撮り認証による無料バッジをリリースし、「人間であること」を証明する仕組みを整えました。モッセーリ氏も、AIインフルエンサー時代だからこそ「誰が発信したか」「なぜ発信したか」が重要になると語っています。7月のデータでも生っぽい映像の反応が良く、この指摘を裏付けています。

ハッシュタグ0個が最も効果的、キャプションは250文字程度、DMへのシェア速度が最強のシグナル。こうした数字は、思い込みを更新するために欠かせません。毎月コツコツと記録し、振り返る。その積み重ねが確かな判断力を育てていきます。


まとめ

  • Facebook・Instagram・Threadsのニュースを「日付」「ニュースのタイトル」「URL」の3点セットで随時追記するページを用意しており、URLが変わらないためブックマーク1つで過去何年でも遡れる
  • 海外のマニアックな情報サイトにはFacebook・X・TikTok・LinkedIn・Threads・Blueskyのアップデート情報がまとまっており、英語だが翻訳すれば十分に活用できる
  • Instagramでストーリーをステータスとして共有する機能、iOSで保存済み音声ファイル用の「保存済みショートカット」をそれぞれテスト中
  • 写真投稿・カルーセル投稿のボーナスプログラムは、過去3ヶ月で毎月50万回以上の閲覧数、18歳以上、日本に居住、オリジナルコンテンツ、ポリシー遵守が条件
  • Instagramのモバイル版投稿作成画面に新UIが追加され、ポートレートやスクエアなどのモードが選べるようになった
  • 日航機事故の追悼メッセージがJAL公式Facebookで途絶えるなど、Facebookページのリーチ激減は深刻。ただし個人アカウントは問題なく、ページのみが厳しい状況
  • Manusはテンセントが筆頭株主となりMetaから独立。Metaが去年の暮れに買収したが中国側の反発で白紙となった経緯がある
  • FacebookのAIアシスタント搭載クリエイタースタジオアプリは、アメリカとカナダのiOSユーザー向けに正式公開。日本は未対応
  • Facebookが動画ファーストのテストを開始し、TikTokのような全画面リールがメインに。従来のフィードは第2タブへ移り、リール実践者にはチャンス
  • 自撮り写真による無料認証バッジ「Facebook Verified」がリリース。AIインフルエンサー増加を受け、実在の人物であることを証明する狙い
  • Instagramのワードマークが10年ぶりに刷新され、賛否の議論が起きている
  • DMのグループチャットに招待リンク・QRコード機能が復活し、コミュニティ運営がしやすくなった
  • ストーリーは特定の相手に非表示にでき、相手に通知されないためバレない。フィード投稿の個別非表示は現状なしだが検討中
  • モッセーリ氏は滞在時間だけでなく「その時間を使って良かった」と思える価値あるコンテンツを増やす方針を示し、人間のクリエイターの価値として「誰が」「なぜ」発信したかを強調
  • Google Search ConsoleでInstagramの分析が可能になり、投稿がGoogle検索でどれだけヒットしているか確認できる
  • 7月のデータでは、DMへのシェア速度が最強の拡散シグナル、保存はいいねより高評価、発見タブは1枚写真がカルーセルの4倍、ハッシュタグ0個が最も効果的、キャプションは250文字程度が適切
  • コメント非表示機能、公開後の音楽差し替え、iPadのリール表示変更、発見タブ・検索結果への再生回数表示、リール動画のAI翻訳の日本語対応などが追加
  • ThreadsはMeta AIとDMで対話できる機能とハイライト機能が追加された

よくある質問

Q1. Instagramの写真・カルーセル投稿のボーナスプログラムは、どうすれば参加できますか?

A1. 条件は、写真投稿とカルーセル投稿で過去3ヶ月において毎月50万回以上の閲覧数を獲得していることに加え、18歳以上であること、日本に居住していること、オリジナルコンテンツを作成していること、ポリシーおよびコンテンツ収益化ポリシーを遵守していることです。毎月50万回という閲覧数の条件がかなり厳しく、参考までに私自身は5,000回程度で、桁が2つほど違います。まずはご自身のインサイトで写真・カルーセル投稿の閲覧数を確認し、どのくらいの位置にいるか把握するところから始めてみてください。

Q2. Facebookページはもう運用をやめたほうがいいのでしょうか?

A2. Facebookページはリーチが激減しており、JALさんのように大企業ですら更新が途絶える事例が出ています。撤退する企業・個人も増えていますので、いよいよ見直しを考えた方がいい段階です。ただし、これはあくまでFacebook「ページ」の話であり、個人アカウントは良い状態が続いています。また、Facebookが動画ファーストのテストを開始したことで、リール動画をやっている人にとっては新しいチャンスが生まれる可能性もあります。「Facebookをやめる」ではなく、「ページのテキスト投稿に時間をかけるのをやめて、動画に振り分ける」という発想で見直すのが現実的です。

Q3. ハッシュタグは本当に0個がいいのですか? これまで30個付けていました。

A3. 7月のデータでは、ハッシュタグは0個が最も効果が高かったという結果が出ています。かつてはハッシュタグを上限いっぱいまで付けるのが定石でしたが、Instagram側が投稿内容そのものを解析する精度を上げてきたことで、状況が変わってきたと考えられます。とはいえ、アカウントのジャンルや規模によって結果は異なりますので、いきなり全投稿を0個にするのではなく、一部の投稿でテストしてご自身の数字がどう動くかを確認するのがおすすめです。それよりも、キーワードを最適化した投稿のほうが露出が大幅に高まるというデータが出ていますので、キャプションに検索されそうな言葉を自然に入れることに力を注いだほうが効果的です。

Q4. AIで動画を作れば効率的だと思うのですが、クオリティを上げれば伸びますか?

A4. 今のInstagramに関しては、必ずしもそうとは言えません。アダム・モッセーリ氏は、AIインフルエンサーが増える時代だからこそ、人間のクリエイターの価値はなくならず「誰が発信したか」「なぜ発信したか」が重要になると述べています。実際、7月のアルゴリズム分析でも、明らかにAIっぽくない、普通のおじさんが出ているような人間味のある「生っぽい映像」の反応が良くなっている傾向が出ています。作り込んだ美しい映像より、少し粗くても人が写っている映像のほうが伸びやすいということです。また、Facebookでは自撮り写真による無料認証バッジがリリースされており、「本人である」「人間である」ことを示す流れも強まっています。AIは台本や編集の効率化に使い、出演や語りはご自身で行うという分担が現実的です。

Q5. 過去のSNSニュースを後から調べたいとき、どうすればいいですか?

A5. ブログに、Facebook・Instagram・Threadsそれぞれのニュースを「日付」「ニュースのタイトル」「URL」の3つの組み合わせで随時追記しているページを用意しています。このページはURLが変わらない仕組みですので、一度ブックマークしておけば、そのブックマーク1つで過去何年分でも遡ってニュースを確認できます。月ごとに記事が分かれていると探すのが大変ですが、追記型なら1ページで完結します。このような形式のサイトは日本では他に見当たりませんので、ぜひブックマークしてご活用ください。あわせて、海外にはFacebook・X・TikTok・LinkedIn・Threads・Blueskyのアップデート情報をまとめている個人サイトもありますので、英語を翻訳しながらチェックすると、日本語になる前の情報をつかむことができます。

MetaのFacebook・Instagram・Threadsニュース2026年8月分

📘 Facebookページ
企業や店舗、団体が情報発信するために作る公式アカウントのことです。個人アカウントとは別に運用しますが、近年は表示される回数(リーチ)が大きく減っており、JAL公式ですら更新が途絶えるなど、撤退する企業や個人が増えています。運用方針の見直しが必要な時期に来ています。

🎞️ 動画ファースト
アプリを開いた最初の画面を、動画中心の表示に切り替える設計思想です。Facebookは従来の投稿一覧(フィード)を第2タブへ移し、TikTokのような全画面のリール動画をメインに据えるテストを開始しました。リール制作者にとって新たなチャンスとなる可能性があります。

無料認証バッジ
自撮り写真による本人確認を経て、プロフィールに付与されるチェックマークです。AIが作った架空のインフルエンサーが増えたことを受け、「実在する人間である」と示す目的で導入されました。従来の有料認証とは別枠で、無料ユーザーも取得できる仕組みです。

💰 ボーナスプログラム
Instagramで写真投稿やカルーセル投稿から収益を得られる制度です。過去3ヶ月間、毎月50万回以上の閲覧数があることに加え、18歳以上・日本在住・オリジナル作品の投稿・各種ポリシー遵守が条件となります。閲覧数の条件がかなり厳しい設定です。

🖼️ カルーセル投稿
複数枚の写真や動画を横にスワイプして見られる形式の投稿です。共同投稿(コラボ投稿)とあわせて活用されますが、7月のデータでは発見タブに表示される確率は1枚の写真投稿の方が4倍高いという結果が出ており、目的に応じた使い分けが求められます。

🔍 発見タブ
Instagramで、まだフォローしていない人の投稿が表示される場所です。虫めがねのアイコンから開けます。ここに載ると新しい人に見つけてもらえるため、フォロワーを増やす上で重要です。最近は検索結果とあわせて再生回数も表示されるようになりました。

📩 DMシェア
投稿をダイレクトメッセージで友人に送る行為で、現在最も強い拡散のサインとされています。特に送られるまでの速さが重視され、つながりの薄い別々の友人グループをまたいで共有された投稿ほど、大きく伸びる傾向があるとデータで示されています。

🔖 保存
投稿をあとで見返すためにブックマークする機能です。アルゴリズム上は「いいね」よりも高く評価されており、保存したくなる有益な内容を作ることが伸ばすコツになります。なお「いいね」の4倍の重みが付く指標も存在すると分析されています。

#️⃣ ハッシュタグ
「#」を付けた検索用のキーワードです。長年つけるのが常識とされてきましたが、7月のデータでは0個の投稿が最も効果が高いという結果が出ました。代わりに、キャプション内に検索されそうなキーワードを入れる最適化のほうが露出増につながります。

🤖 AIインフルエンサー
AIで生成された架空の人物として活動する発信者です。増加を受け、Instagram責任者のモッセーリ氏は人間のクリエイターの価値は失われず「誰が」「なぜ」発信したかが重要になると指摘。実際、人間味のある生っぽい映像の反応が良くなる傾向も出ています。

MetaのFacebook・Instagram・Threadsニュース2026年8月分

MetaのFacebook・Instagram・Threadsニュース2026年8月分

1. 直近1ヶ月のFacebook・Instagram・Threadsニュースを効率的に追う方法

1-1. 「日付・タイトル・URL」で積み上げる更新型ニュースページという発想

SNSの最新情報を追いかけるうえで最大の障害は、情報が「流れて消える」ことにあります。X(旧Twitter)やニュースアプリで見かけた重要なアップデートも、数日経てばタイムラインの彼方へ消え、後から「あれはいつ、どこが発表したものだったか」を探し直すのに膨大な時間がかかります。特にFacebook・Instagram・Threadsの3媒体はMeta社が同時並行で機能を投入しているため、月あたりのニュース本数は簡単に30本を超えます。今回取り上げるだけでも37項目以上に達しました。

そこで有効なのが、媒体ごとに1本の固定URLを用意し、「日付」「ニュースのタイトル」「参照元URL」の3点セットで随時追記していく更新型のニュースアーカイブページという運用方法です。ポイントは、月ごとに記事を分けるのではなく、ページのURLを変えずに追記し続ける点にあります。URLが不変であればブックマーク1つで何年分でも遡ることができ、SEOの観点でも被リンクや評価が1URLに集約されるため、「Instagram ニュース 一覧」といった継続的な検索需要に対して強いページへと育っていきます。

実務上のメリットも大きく、たとえばクライアントから「去年の秋にリールの仕様が変わったのはいつでしたか」と質問された際、日付順に並んだ一覧を上から辿るだけで一次情報のURLごと提示できます。Facebook用・Instagram用・Threads用と媒体別に分けておけば、「Instagramだけを担当している人」にもそのページ単体を案内できるため、資産としての汎用性が高まります。日々のニュースチェックを単発の消費で終わらせず、蓄積型のデータベースに変換する。この発想の転換こそが、情報量が爆発的に増えた2026年のSNS運用において、担当者の情報格差を決定づける要素になっています。

1-2. 海外のアップデート追跡サイトを併用して「テスト段階の機能」を先取りする

国内メディアが報じるSNSニュースは、基本的にMeta社が公式発表したものが中心です。しかし実際には、正式発表の数週間から数ヶ月前に「一部ユーザー向けのテスト」という形で新機能が姿を現しているケースが少なくありません。この段階の情報を掴んでおくと、正式ロールアウト時に慌てず対応でき、クライアントへの提案でも一歩先んじることができます。

そこで併用したいのが、海外のSNSアップデート追跡サイトです。この種のサイトでは、Facebook、X、TikTok、LinkedIn、Threads、Blueskyといった主要プラットフォームのアップデートが横断的にまとめられており、リバースエンジニアリングによって発見された未公開機能まで拾われているのが特徴です。英語表記が中心ですが、ブラウザの翻訳機能を使えば十分に読み解けます。

直近1ヶ月では、こうしたソースからInstagramに関する興味深い動きが確認できました。ひとつは、ストーリーを「ステータス」として共有できる機能のテストです。LINEのステータスメッセージやWhatsAppのステータスに近い概念で、ストーリーの位置づけそのものが変化する可能性を含んでいます。もうひとつは、iOSのストーリー作成画面における保存済み音声ファイル用の「保存済みショートカット」のテストで、頻繁に使う音源をすぐ呼び出せるようになるものです。加えて、モバイル版の投稿作成画面に新しいUIが追加され、ポートレートやスクエアといったモードの選択が可能になったことも確認されています。

注意すべきは、これらがあくまでテスト段階であり、全ユーザーに提供されるとは限らないという点です。テスト情報を「もう使える機能」として社内共有してしまうと混乱を招きます。「テスト中」「一部地域のみ」「正式提供」の3段階を明確に区別して記録する習慣を持つことが、情報の精度を保つ最低条件と言えるでしょう。

2. Facebookの直近1ヶ月ニュース|動画ファースト移行と無料認証バッジ

2-1. Facebookが「動画ファースト」をテスト|従来フィードは第2タブへ

この1ヶ月のFacebook関連で最も構造的なインパクトが大きいのが、アプリの入口そのものを動画に置き換えるテストです。Metaは7月24日(現地時間)、Facebookアプリを開くと全画面動画が最初に表示される新たな利用体験のテストを、2026年後半に開始すると発表しました。まず米国外でテストし、2027年には米国への展開も検討するとしています。 テスト対象となるのは、Facebook上で動画を多く視聴するとMetaが判断した一部のユーザーで、対象者がアプリを起動するとフィードではなく全画面動画が直ちに表示されます。従来型の「Classic Feed」はアプリ内の2番目のタブとして残り、1回の操作で開けるとされています。 AU OneNb-a

これはTikTokやInstagramリールと同じ「開いた瞬間に縦型動画が再生される」体験をFacebookにも導入するという意味であり、事実上の動画プラットフォームへの転換宣言と受け取るべき変化です。リールの導入自体はすでに行われていましたが、ホーム画面の主役に据えなければ視聴されないという判断があったと考えられます。

この背景を象徴するのが、Facebookページの苦境です。直近では、日航機事故の追悼メッセージがJAL公式Facebookページで途絶えたことが話題になりました。日本を代表する企業ですら更新を停止するほど、Facebookページのオーガニックリーチは激減しています。個人アカウントはまだ機能していますが、ページ運用については「惰性で続ける」段階を終え、投下リソースを本気で見直すべき局面に来ています。

一方で、これはリール制作者にとってのチャンスでもあります。Instagramやショート動画で制作した縦型コンテンツの流用先として、Facebookが再び意味を持つ可能性が出てきました。動画資産を横展開できる体制を整えているかどうかで、今後1年の露出量に差がつくことになるでしょう。

2-2. 無料認証バッジ「Facebook Verified」とクリエイター向け新アプリ

もうひとつの注目は、AI時代の「実在証明」を扱う新しいバッジ制度です。Metaは7月24日(米国時間)、自撮り動画(セルフィー)による認証プロセスで、プロフィールの所有者が実在の人物であることを証明する無料のバッジ「Facebook Verified」を発表しました。利用料は無料で、一部の市場から開始し、将来的には全世界に拡大するとしています。対象は18歳以上で、詐欺や欺瞞的な行為を禁止するMetaのコミュニティ基準を遵守するFacebookユーザーで、ページやProModeアカウントでは利用できません。 認証には短い自撮り動画を使い、Metaが動画と既存のプロフィール写真を照合して同一人物と判断できれば認証される仕組みで、通常は数分程度で完了します。バッジはMarketplaceやグループ、プロフィールに表示されます。 GIGAZINEInfoseekニュース

重要なのは、有料の「Meta Verified」との性質の違いです。Meta Verifiedが「名乗っている人物本人か」を確認するのに対し、Facebook Verifiedは「実在する人間が利用しているか」だけを確認するもので、本名かどうかは担保しません。つまり、AIインフルエンサーやボットアカウントが急増するなかで、「人間である」ことを可視化するためのシグナルとして設計されているわけです。日本での提供が始まった際には、特にMarketplaceやグループで取引・交流を行うアカウントは早めに設定しておく価値があります。 Yahoo!ニュース

このほか、FacebookはAIアシスタントを搭載した単独のクリエイタースタジオアプリを発表しています。現時点では米国とカナダのiOSユーザー向けの提供であり、日本には未上陸です。

Meta本体の動きとしては、AIエージェント「Manus」を巡る展開も見逃せません。Manus社は8月11日(現地時間)、Metaから分離し独立企業としての運営を再開すると発表しました。中国国家発展改革委員会が2026年4月に買収を認めないと発表し、取引の撤回を命じていた経緯があります。さらに8月13日には、テンセントがMetaから株式を取得しManusの筆頭株主になることが明らかになりました。なお独立に伴い一部ユーザーデータが削除される予定で、対象者は日本時間2026年8月23日午前8時59分までにバックアップを完了する必要があります。Manusを業務利用している方は期限に注意してください。 GIGAZINE + 2

3. Instagramの直近1ヶ月ニュース|収益化・ロゴ刷新・新UI

3-1. 写真・カルーセル投稿のボーナスプログラム|月50万回という高い壁

Instagramの収益化に関する大きな動きとして、対象クリエイターが写真投稿・カルーセル投稿から収益を得られるボーナスプログラムが展開されています。従来のボーナスはリール中心という印象が強かったため、静止画で情報発信してきたアカウントにとっては待望の内容と言えます。

参加条件として押さえるべきは、写真投稿とカルーセル投稿において、過去3ヶ月間で毎月50万回以上の閲覧数(リーチ)を獲得していることです。これに加えて、18歳以上であること、日本に居住していること、オリジナルコンテンツを作成していること、Instagramのポリシーおよびコンテンツ収益化ポリシーを遵守していることが求められます。

条件の1〜4は通常運用していればクリアできますが、明らかに壁となるのが月間50万回という数字です。これはフォロワー数ではなく表示回数の指標であるため、フォロワーが少なくても発見タブで拡散されれば到達可能ですが、多くの中小事業者アカウントにとっては桁がひとつ、ふたつ足りないというのが実情でしょう。また、条件を満たしたアカウント全員が対象となるわけではなく、条件を満たしたアカウントの中から選ばれて招待が届くという仕組みになっている点にも注意が必要です。 Moveq

ここで運用上の誤解を避けたいのが、「カルーセルがボーナス対象になったからリールは不要になった」という短絡的な解釈です。ボーナス目当てでリール投稿を完全にやめてしまうと新規リーチが激減し、結果的に条件である月間50万リーチも達成できなくなるため注意が必要とされています。リールで新規流入を作り、カルーセルで濃い情報を届けて保存とファン化を促すという役割分担は変わっていません。ボーナスは招待制であり終了時期も不明であるため、これ一本に依存する設計は避け、既存の収益導線と併走させる姿勢が現実的です。 Moveq

3-2. ワードマークが10年ぶりに刷新|ブランドシステム全体も更新

視覚的に最も話題を呼んだのが、Instagramのロゴ変更です。米Metaは8月13日(現地時間)、Instagramのブランドアイデンティティを刷新すると発表しました。アプリ上部に表示されるワードマーク(ロゴタイプ)を変更するほか、フォントやモーション、レイアウトを含むブランドシステム全体を更新するもので、ブランドアイデンティティの刷新は10年以上ぶりとなります。Instagram責任者のアダム・モッセリ氏は、アプリ上部のワードマークが10年間変わっていなかったため刷新の時期だったと説明し、よりクリーンでモダンになり、オリジナルへの参照とInstagramを形作ってきたシンプルさと作り込みを反映していると述べています。今回変更されたのは文字部分のワードマークであり、スマートフォンのホーム画面などに表示されるアプリアイコンは従来のままで、ピンクやオレンジを使ったグラデーションのカメラアイコンにも変更はありません。 Yahoo!ニュースITmedia

「アイコンが変わった」と誤解している方が多いため、社内やクライアントへの説明時にはこの区別を明確にしておきましょう。

新しいワードマークは従来の筆記体をベースにしながら活字寄りのフォルムを混ぜたハイブリッドな造形で、「s」「r」「g」には筆記体を思わせる曲線が残されています。一方で「r」の形が話題となり、海外では「Instagzam(インスタグザム)」と読めるとネタにされています。賛否は分かれていますが、当面はこのロゴが使われていくと見てよいでしょう。自社の紹介資料やWebサイトにInstagramのロゴを掲載している場合は、差し替えのタイミングを検討する必要があります。 XenoSpectrum

このほかInstagramでは、モバイル版の投稿作成画面に新しいUIが追加され、ポートレートやスクエアなどのモードが選べるようになりました。また、DMのグループチャットに招待リンク・QRコード機能が追加され、過去に一度なくなっていた機能が復活しています。コミュニティ運営をInstagram上で行っている場合、参加導線が大幅に作りやすくなる変更です。あわせて、共同投稿(コラボ投稿)の活用も改めて見直したいところです。

4. Instagramアルゴリズムの最新データとモッセーリ氏の発言

4-1. 7月のデータ傾向|保存・DMシェア・1枚写真が効く理由

運用者が最も知りたいアルゴリズムの傾向について、7月時点のデータからいくつもの示唆が得られています。まず評価指標の重みづけとして、「いいね」の4倍の重みが付く指標が存在すること、そして**「保存」は「いいね」よりも高く評価されることが確認されています。さらに、拡散シグナルとして最も強力だったのがDMへのシェア速度**でした。投稿後どれだけ早くDMで友人に共有されるかが、その後の伸びを大きく左右します。加えて、繋がりの薄い友人グループをまたいで共有される投稿が高い効果を発揮する傾向も出ています。

意外性が高かったのが、発見タブに出る可能性はカルーセルよりも「1枚の写真」の方が4倍高いというデータです。情報量の多いカルーセルが有利という感覚を持つ運用者が多いだけに、ギャップを感じる結果ですが、データ上はそのように出ています。前述のボーナス条件を狙う際にも、単写真投稿の設計を捨てないことが重要になります。

テキスト面では、キーワードを最適化した投稿は最適化していない投稿に比べて露出が大幅に高まることが示されました。Instagram内検索およびGoogle検索の双方に効くため、キャプションへのキーワード設計は必須です。一方でキャプションは長ければよいわけではなく、250文字程度が適切とされ、ハッシュタグは「0個」が最も効果が高かったというデータも出ています。文体については、質問文よりも通常の文章形式の方が反応が良好でした。

このほか直近1ヶ月では、コメントの非表示機能(本人には通常通り見えるが、自分が承認しない限り他ユーザーには表示されない)、フォロー中フィードの重要性の再評価、投稿やカルーセル公開後でもフィード投稿の音楽を差し替えられる仕様、iPadアプリのホームにおけるリール表示の変更、発見タブや検索結果への再生回数表示、リール動画のAI翻訳の日本語対応など、細かなアップデートが続々と実装されています。

4-2. AIインフルエンサー時代に「誰が・なぜ発信したか」が問われる

アダム・モッセーリ氏の発言からは、Instagramが今後どこへ向かおうとしているかが読み取れます。まず機能面では、ストーリーを特定の相手にだけ非表示にする設定が改めて案内されました。フォローされたままの状態でも、設定から見せたくない相手を指定して非表示にでき、しかも相手には通知されないためバレずに設定できます。仕事関係のフォロワーが増えて投稿しづらくなった、というよくある悩みに対する現実的な解です。なお、通常のフィード投稿を特定のフォロワーにだけ非表示にする機能は現時点では存在しませんが、検討中とされており、将来的な実装が期待されます。

コンテンツ品質への向き合い方についても踏み込んだ発言がありました。低品質なコンテンツ、いわゆる「スロップ」の判断は人によって分かれるため線引きは難しいとしつつ、滞在時間の長さだけを追うのではなく、「その時間を使って良かった」とユーザーが感じられる価値あるコンテンツを増やそうとしているという方向性が示されています。これは、単に長く見られる投稿が優遇される時代の終わりを示唆するものであり、視聴後の満足度をどう設計するかが問われるということです。

そして最も重要なのが、AIインフルエンサー時代における人間のクリエイターの価値についての言及です。モッセーリ氏は、人間のクリエイターの価値はなくならず、**「誰が発信したか」「なぜ発信したか」**が重要になると述べています。誰でも高品質な映像を生成できる時代だからこそ、発信者の背景や動機が差別化要因になるという指摘です。

これは実データとも符合します。7月のアルゴリズム分析では、明らかにAI生成らしくない「生っぽい映像」、たとえば普通の人物がそのまま登場するような人間味のある映像の反応が良くなる傾向が見られました。作り込みすぎない、人格が見える発信へ。この方向転換は、今後1年のコンテンツ戦略の中心テーマになります。

5. ThreadsとGoogle検索対応|今月押さえるべき実務アクション

5-1. ThreadsのDMでMeta AIと対話|ハイライト機能も追加

Threadsでは、AI機能の統合が一段と進みました。Metaは7月27日(米国時間)、ThreadsのDM(ダイレクトメッセージ)でMeta AIと1対1で対話できる機能をローンチしたことを発表しました。Threads上の投稿や画像、動画などをDMでMeta AIに共有し、質問したり気になるトピックを掘り下げたりできます。Meta AIとのやりとりはチャット内にのみ表示され、ユーザー本人以外には公開されません。会話を始めるには、ThreadsのDM画面でMeta AI(@meta.ai)を検索して選択します。Threads上の投稿について質問する場合は、投稿右上の「…」から「Meta AIに聞く」を選ぶか、紙飛行機のアイコンをタップしてDMでMeta AIに共有することで質問できます。なお現時点ではモバイル向けアプリでのみ提供されており、Web版には対応していません。 CoRRiENTE + 2

PCで作業している方が「見当たらない」と感じるのはこのためです。InstagramやFacebookにすでに搭載されていた機能がThreadsにも導入された形であり、Meta AIを3媒体すべての標準機能として位置づける方針が明確になったと言えます。

実務的な使いどころとしては、流れてきた海外アカウントの英語投稿を即座に要約・翻訳させる、業界のトレンド投稿について背景知識を補完する、といった「その場での理解の深掘り」が中心になります。公開の場で質問すると気が引ける内容も、DMという閉じた空間であれば気兼ねなく聞けるという設計思想です。

このほかThreadsでは、ハイライト機能が追加されました。特定の投稿を目立たせて残せる仕組みで、プロフィールを訪れたユーザーに対して「このアカウントは何者か」を伝える役割を担います。Threadsは日本国内でも利用者が増え続けており、Instagramとの相互送客も機能しています。Instagramの補助的な位置づけから、独立した接点として設計し直すタイミングに来ています。

5-2. Google Search ConsoleでInstagram分析|今月やるべき3ステップ

最後に、SNS運用とSEOの境界を塗り替える重要なアップデートを取り上げます。Googleは2026年7月7日、Google Search Consoleに新しいプロパティタイプ「プラットフォームプロパティ」を追加すると発表しました。Instagram、TikTok、X、YouTubeのアカウントやチャンネルをSearch Consoleのプロパティとして追加し、それらのコンテンツがGoogle検索でどのように見つけられているかを確認できるようになります。その後、プラットフォームプロパティは世界中のすべてのユーザーが利用できるようになったと発表されています。確認できるのは、Google検索・Google Discover・Googleニュースにおける表示回数・クリック数・平均CTR・平均掲載順位です。TikTokアプリ内やInstagramアプリ内での表示回数は計測対象外であり、各SNSのインサイト機能の代替にはなりません。登録はアカウント単位のため、複数のSNSや複数アカウントを運用している場合はその数だけプロパティを作成する必要があります。 Pluscv + 2

これまでInstagramの外部検索流入は完全なブラックボックスでした。それが無料で可視化されたインパクトは大きく、実際に確認すると「まったく想定していなかった投稿が検索でヒットしている」という発見が得られます。前述したキーワード最適化の重要性とあわせれば、キャプション設計→検索露出→改善という循環をようやく数値で回せるようになったということです。

今月の3ステップ・アクション

  1. Search Consoleにプラットフォームプロパティを追加する ── Instagramアカウントを登録し、数日後にどの投稿がどのキーワードで検索にヒットしているかを確認する。
  2. 投稿設計を最新データに合わせて調整する ── キャプションは250文字前後、ハッシュタグへの依存を減らし、保存とDMシェアを促す構成へ。単写真投稿の比率も見直す。
  3. Facebookの動画ファースト化に備える ── リール資産の横展開体制を整え、成果の乏しいFacebookページ運用は投下リソースを再配分する。

MetaのFacebook・Instagram・Threadsニュース2026年8月分

#横田秀珠 #Facebookニュース #Instagramニュース #Threadsニュース #Metaニュース

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

横田 秀珠のアバター 横田 秀珠 (新潟)公立長岡造形大学 情報リテラシー論 講師

ネットビジネス・アナリスト。未経験のIT企業に就職し、たった3年で独立し、2007年にITコンサルタント会社のイーンスパイア(株)を設立し現在に至る。All About ProFile全専門家で全国1位のコラム評価を獲得した実績を持つ。全国で年間200回を超える講演も行う。