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Google検索結果の「すべて」タブで「結果を絞り込む」が左に表示

Google検索結果の「すべて」タブで「結果を絞り込む」が左に表示
  • URLをコピーしました!

毎年リピートありがとうございます。
3時間ありますので、頑張ります!
イーンスパイアの横田です。
https://www.enspire.co.jp

青森県の五所川原商工会議所でした。

さて、本題です。

Googleで検索している時に
偶然に見つけたスクープです。

Google検索結果の「すべて」タブで
「結果を絞り込む」が左に表示される。

通販系のキーワードで購入意思が
高い場合に表示されているのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=h029wjnUVpw

Google検索結果の「すべて」タブで「結果を絞り込む」が左に表示

Google検索「結果を絞り込む」新機能解説
Google検索に新機能!購入意欲を見抜く絞り込み表示が開始
🚨 2025年10月9日 緊急スクープ発表 🚨
🔍 新機能の発見

「結果を絞り込む」機能が検索結果に表示開始

通販系キーワードで購入意志が高いと判断された場合に

検索結果の左側に絞り込みメニューが自動表示

従来 📋

ショッピングタブに行かないと
絞り込み機能が使えない
新機能 ✨

「すべて」の検索結果に
絞り込み機能が表示される
⬇️ 実験結果 ⬇️
🧪 キーワード別の表示パターン
左側メニューが表示されるキーワード:
シール50枚 表示 ○
本棚 表示 ○
ヘアドライヤー 表示 ○
インパクトドライバー マキタ 表示 ○
左側メニューが表示されないキーワード:
シール 非表示 ×
本棚 おしゃれ 非表示 ×
インパクトドライバー ソケット 非表示 ×
⬇️ メカニズム ⬇️
🤖 Googleの判断ロジック(推測)
👥
ユーザーがショッピングタブを押しているか
📊
絞り込みのサジェストワードが表示されているか
🔢
ユーザーが絞り込み項目をクリックしているか
これらの行動データから購入意志の高さを判定

重要な発見!

左側の絞り込みメニューの表示/非表示は、ユーザーではなくGoogle側が決定している

キーワードごとの過去の検索行動データに基づいて自動判定

🔄 タブの並び順も変化

📍 地域によっても変わる検索結果

例:青森県五所川原市で「ラーメン」検索

→ 2番目のタブがショッピング(通常は地図)

→ この地域ではネット通販でラーメンを購入する人が多い

🍜 キーワードの違い

「ラーメン」→ 地図タブが優先

「インスタントラーメン」→ ショッピングタブが優先

⬇️ SEO対策への応用 ⬇️
🎯 今後のSEO対策戦略
  • 左側メニュー表示の有無で購入意欲の高いキーワードを発見
  • 絞り込み条件で自社商品が表示されるよう対策
  • Googleショッピングへの登録を徹底
  • サジェストワードの並び順(左から)を優先して対策
  • 各絞り込み項目での検索結果表示を確認

優先順位の決め方

検索結果上部に表示される絞り込みサジェストワードは、左から順に押されている頻度が高い

→ 左端のキーワードから優先的に対策することで効率的なSEOが可能

📱 スマホでの確認方法

スマホでは左側メニューは表示されない

代わりに上部の絞り込みアイコンのみが表示される

このアイコンの有無でも購入意志の高さを判定可能

💡 まとめ

🔍 発見した新機能

• 購入意志が高いキーワードで「結果を絞り込む」が左側に表示

• 表示/非表示はGoogleがユーザー行動から自動判定


📊 SEO対策への影響

• 左側メニュー表示で購入意欲の高いキーワードが判別可能

• 絞り込み条件での検索結果対策が新たに重要に

• サジェストワードの並び順が対策の優先順位を示す


⚡ 今後の対応

• Googleショッピング登録の重要性が増加

• 従来のSEOとは異なる新しい対策が必要

Google検索結果の「すべて」タブで「結果を絞り込む」が左に表示

Googleの検索結果に新機能が追加され、通販系キーワードで購入意志が高いと判断される場合、左側に「結果を絞り込む」メニューが表示されるようになった。この表示はキーワードによって自動的にオン/オフが切り替わり、Googleがユーザーの行動データ(ショッピングタブのクリック率やサジェストワードの利用状況など)を分析して判断している。単独ワードより複合キーワードやブランド名を含む検索で表示されやすい。EC事業者はこの絞り込み条件に対応したSEO対策が必要となる。

  1. はじめに
  2. Googleの検索結果に現れた新機能「結果を絞り込む」の衝撃
  3. 実際に検証!キーワードによって表示が変わる不思議な仕組み
  4. 購買意欲とアルゴリズムの関係性を深掘り分析
  5. SEO対策の新時代!絞り込み機能を活用した実践的戦略
  6. おわりに
  7. よくある質問(Q&A)

はじめに

インターネットビジネスの世界では、日々様々な変化が起こっています。特にGoogle検索のアルゴリズムや表示方法の変更は、ECサイト運営者やアフィリエイター、SEO対策に携わるすべての方々にとって見逃せない重要なトピックです。

2025年10月9日、偶然にも驚くべき新機能を発見しました。それは、Google検索結果の左側に表示される「結果を絞り込む」という機能です。この機能自体はショッピングタブでは以前から存在していましたが、なんと通常の検索結果(「すべて」タブ)にも表示されるようになっていたのです。しかも、すべてのキーワードで表示されるわけではなく、特定の条件を満たした場合のみ表示されるという興味深い仕様になっています。

この発見は、通販系キーワードのSEO対策において革命的な意味を持つかもしれません。なぜなら、この機能の表示有無によって、ユーザーの購入意欲の高さを測ることができる可能性があるからです。本記事では、この新機能の詳細な検証結果と、それがビジネスにどのような影響を与えるのかを徹底的に解説していきます。


1. Googleの検索結果に現れた新機能「結果を絞り込む」の衝撃

発見のきっかけ

この新機能を発見したのは、まったくの偶然でした。「シール50枚」というキーワードで検索した際、検索結果の左側に見慣れない表示があることに気づいたのです。それが「結果を絞り込む」という機能でした。

この機能では、以下のような項目で検索結果を絞り込むことができます:

  • 商品カテゴリー:ラベルシール、ステッカー、プリンター用紙など
  • 仕上げ方法:シースルー、光沢など
  • 価格帯:価格範囲での絞り込み
  • 形状:円形、正方形など
  • ショップ:購入先の選択
  • ブランド:特定ブランドでの絞り込み

これまでとの違い

実は、このような絞り込み機能自体は新しいものではありません。Google検索の「ショッピング」タブに移動すると、以前から左側に同様の絞り込みメニューが表示されていました。しかし、今回発見したのは、通常の検索結果、つまり「すべて」タブのデフォルト表示でこの機能が現れているという点です。

これは非常に重要な変化です。なぜなら、多くのユーザーは検索結果の「すべて」タブから移動することなく情報を探すため、ここに絞り込み機能が表示されるということは、Googleがそのキーワードを「購入意欲が高い検索」と判断している可能性が高いからです。

表示・非表示を切り替えるアイコンの存在

さらに興味深いのは、検索結果の上部に小さなアイコンが表示されている点です。このアイコンをクリックすると、左側の「結果を絞り込む」メニューを表示したり非表示にしたりすることができます。

重要なのは、このアイコンがデフォルトで「押されている状態(オン)」なのか「押されていない状態(オフ)」なのかが、キーワードによって異なるということです。つまり、Googleは検索キーワードごとに、この機能を表示すべきかどうかを自動的に判断しているのです。

「シール」と「シール50枚」の違い

具体的な例で説明しましょう。「シール50枚」で検索すると、デフォルトで左側に絞り込みメニューが表示されます。しかし、単に「シール」だけで検索すると、左側には何も表示されません。ただし、上部のアイコンをクリックすれば、絞り込みメニューを表示させることは可能です。

この違いは何を意味するのでしょうか?「シール50枚」というキーワードは、明らかに購入を前提とした検索です。シールが何なのかを調べたい人が「シール50枚」と検索することはまずありません。一方、単に「シール」だけでは、シールの意味を調べたい人、シールの種類を知りたい人など、必ずしも購入目的ではない検索も含まれます。

つまり、Googleは検索キーワードから購入意欲の高さを判断し、それに応じて絞り込み機能の表示・非表示を自動的に制御しているのです。


2. 実際に検証!キーワードによって表示が変わる不思議な仕組み

単独キーワードでの検証

新機能の仕組みをより深く理解するため、様々なキーワードで検証を行いました。まず注目したのは、単独キーワードでの表示の違いです。

本棚での検証

「本棚」という単独キーワードで検索してみると、なんと左側に絞り込みメニューが表示されるのです。これは「シール」では表示されなかったことを考えると、興味深い結果です。「本棚とは?」という調べ物をする人がそれほど多くないのか、あるいは「本棚」というキーワード自体が高い購入意欲を示すとGoogleが判断しているのかもしれません。

ヘアドライヤーでの検証

「ヘアドライヤー」で検索した場合も、左側に絞り込みメニューが表示されます。ここで重要な検証を行いました。一度、上部のアイコンをクリックして絞り込みメニューを非表示にし、その状態で「本棚」に検索キーワードを変更してみたのです。

結果は、やはり本棚でも絞り込みメニューが表示されました。これは非常に重要な発見です。つまり、絞り込みメニューの表示・非表示は、ユーザーが意図的に切り替えたからではなく、Googleが各キーワードごとに自動的に判断して制御しているということが証明されたのです。

複合キーワードでの検証

次に、複数のキーワードを組み合わせた場合の動作を検証しました。

インパクトドライバーの事例

まず「インパクトドライバー」という単独キーワードで検索してみると、左側には絞り込みメニューが表示されません。しかし、ここに別のキーワードを追加するとどうなるでしょうか。

「インパクトドライバー ソケット」で検索した場合、左側には絞り込みメニューが表示されませんでした。おそらく「ソケット」というキーワードは、製品の使い方や情報を調べるための検索として判断されたのでしょう。

ところが、「インパクトドライバー マキタ」で検索すると、左側に絞り込みメニューが表示されるのです。「マキタ」は有名な工具メーカーのブランド名です。特定のブランド名で絞り込んで検索する人は、すでに購入を検討している段階にいる可能性が高いとGoogleが判断したのではないでしょうか。

実際、左側の絞り込みメニューには「ブランド」という項目があり、その中に「マキタ」が含まれています。つまり、絞り込み項目に関連するキーワードで検索した場合は、絞り込みメニューが表示されやすいという傾向が見えてきました。

価格を含むキーワードの場合

では、価格を含むキーワードではどうでしょうか。「インパクトドライバー 8000円」で検索してみました。価格を指定しているということは、明らかに購入意欲が高い検索のはずです。しかし、驚いたことに、このキーワードでは左側に絞り込みメニューが表示されませんでした。

左側の絞り込みメニューには「価格」という項目があるにもかかわらず、なぜ表示されないのでしょうか。この謎については、後ほど詳しく分析していきます。

通販系キーワードとの組み合わせ検証

「おすすめ」キーワードの検証

通販系のキーワードとして有名な「おすすめ」を使った検証も行いました。「本棚 おすすめ」で検索してみると、検索結果の上部にはサジェストワード(関連キーワード候補)が表示されますが、左側の絞り込みメニューは表示されませんでした。

これは興味深い結果です。「おすすめ」というキーワードは、多くのSEO対策者やアフィリエイターが狙う重要なキーワードですが、必ずしも絞り込みメニューが表示されるわけではないのです。

「おしゃれ」キーワードの検証

一方、「本棚 おしゃれ」で検索した場合も、左側には絞り込みメニューが表示されませんでした。しかし、検索結果の上部には「扉付き」「子供用」などのサジェストワードが表示されています。

このサジェストワードをクリックすると、「本棚 おしゃれ 扉付き」や「本棚 おしゃれ 子供用」といった、さらに絞り込まれた検索結果に移動します。つまり、左側のメニューは表示されていなくても、Googleはユーザーに絞り込みの選択肢を提供しているのです。

地域による違いの発見

検証を進める中で、予想外の発見もありました。「ラーメン」というキーワードで検索した際、通常であればタブの2番目に「地図」が表示されるはずが、検証を行った青森県五所川原市では2番目に「ショッピング」タブが表示されたのです。

これは衝撃的な発見でした。つまり、五所川原市では「ラーメン」と検索する人の多くが、店舗を探すのではなく、インスタントラーメンなどの商品を購入するためにネット通販を利用しているということを示しています。

一方、「インスタントラーメン」と明示的に入力すると、どの地域でも2番目のタブが「ショッピング」になります。これは当然の結果です。インスタントラーメンを食べに行くという行動は考えられないからです。

この発見は、Googleが地域ごとのユーザー行動データを分析し、検索結果の表示を最適化していることを示す重要な証拠と言えるでしょう。

その他のキーワード検証

チャーハンでの検証

「チャーハン」で検索したところ、2番目のタブが「ショート動画」になっていました。これもユーザーの行動パターンを反映した結果でしょう。おそらく、チャーハンの作り方を動画で見たいというニーズが高いのだと推測されます。

カーテンでの検証

「カーテン」で検索すると、検索結果の上部に「レース」「ニトリ」「¥2,500未満」などの絞り込みサジェストが表示されます。これらのサジェストワードが表示されているということは、左端にアイコンも表示されており、クリックすれば左側の絞り込みメニューを表示できるということです。

ただし、デフォルトではカーテンの場合、左側の絞り込みメニューは非表示の状態になっています。ここに「おすすめ」を追加しても、やはり左側は非表示のままです。

しかし、「カーテン 購入」というキーワードにすると、左側に絞り込みメニューが表示されます。これは当然の結果です。「購入」というキーワードが含まれている以上、購入意欲が高いことは明らかだからです。


3. 購買意欲とアルゴリズムの関係性を深掘り分析

表示ルールの仮説

様々な検証を通じて、絞り込みメニューが表示されるルールについて、いくつかの仮説が浮かび上がってきました。

仮説1:ショッピングタブへの移動率

「インパクトドライバー 8000円」というキーワードで左側の絞り込みメニューが表示されなかった理由として、以下の仮説が考えられます。

このキーワードで検索したユーザーが、検索結果上部の「ショッピング」タブをクリックする割合が低いのかもしれません。もしユーザーの多くがショッピングタブに移動していれば、そのキーワードは購入意欲が高いと判断され、デフォルトの検索結果でも絞り込みメニューが表示される可能性が高くなります。

仮説2:サジェストワードの有無

もう一つ重要な発見がありました。「インパクトドライバー 8000円」で検索した際、検索結果の上部に関連ワードの候補(サジェストワード)が表示されていませんでした。そして、サジェストワードが表示されていない場合、左端の絞り込みアイコンも表示されません。

アイコンが表示されないということは、当然、絞り込みメニューを表示させることもできないわけです。

一方、「インパクトドライバー マキタ」で検索した場合は、検索結果の上部に「コード付き」などのサジェストワードが表示されます。サジェストワードが表示されているということは、左端にアイコンも表示されており、絞り込みメニューのオン・オフを切り替えられる状態になっているということです。

Googleのアルゴリズムの考え方

これらの検証結果から、Googleのアルゴリズムの考え方が見えてきます。

ユーザー行動データに基づく判断

Googleは、検索結果にどのアイコンやメニューを表示するかを、ユーザーの行動データに基づいて決定しています。具体的には以下のような流れで判断していると考えられます。

  1. あるキーワードで検索したユーザーの多くが「ショッピング」タブをクリックする
  2. ショッピングタブに移動したユーザーが、左側の絞り込みメニューを活用している
  3. 絞り込みメニュー上部のサジェストワードもクリックされている
  4. これらのデータから、このキーワードは購入意欲が高いと判断される
  5. デフォルトの検索結果(「すべて」タブ)にも、上部にサジェストワードを表示する
  6. サジェストワードが表示されるということは、左端にアイコンも表示される
  7. ユーザーの行動によっては、デフォルトで左側の絞り込みメニューも表示される

動的な最適化

重要なのは、これらの判断が静的なルールではなく、継続的なユーザー行動の分析に基づいて動的に最適化されているということです。

例えば、あるキーワードで左側の絞り込みメニューが表示されるようになったとします。しかし、実際にユーザーがそのメニューを使わなかった場合、Googleは「このキーワードには絞り込みメニューは不要だ」と判断し、表示をオフにします。

さらに、上部のサジェストワードもクリックされなければ、それも非表示になります。そして、ショッピングタブのクリック率も低ければ、ショッピングタブの表示順位も下がっていくのです。

購入意志の高さを測る指標

これらの分析から、絞り込みメニューの表示は、購入意志の高さを測る重要な指標になり得ることがわかります。

表示されるキーワード = 購入意欲が高いキーワード

左側に絞り込みメニューがデフォルトで表示されるキーワードは、過去のユーザー行動データから、購入意欲が高いと判断されたキーワードです。逆に言えば、絞り込みメニューが表示されないキーワードは、情報収集段階のキーワードである可能性が高いということです。

SEO対策の新しい視点

従来のSEO対策では、検索ボリュームや競合の強さなどを指標にキーワードを選定していました。しかし、これからは「絞り込みメニューが表示されるかどうか」という新しい指標も加えることで、より効果的なキーワード選定が可能になるでしょう。

購入意欲が高いキーワードで上位表示されることは、単に情報を探しているユーザーを集めるよりも、はるかに高いコンバージョン率(購入率)につながる可能性があります。

タブの並び順との関係

絞り込みメニューの表示と密接に関連しているのが、検索結果上部のタブの並び順です。

通常、検索結果のタブは「すべて」「画像」「動画」などの順で並んでいます。しかし、キーワードによっては「ショッピング」タブが2番目に表示されることがあります。これは、そのキーワードで検索するユーザーの多くがショッピングタブに移動しているという行動データを反映しています。

ショッピングタブが前面に表示されているキーワードは、当然、購入意欲が高いキーワードと考えられます。そして、そのようなキーワードでは、上部にサジェストワードが表示され、左側の絞り込みメニューも表示される可能性が高くなるのです。


4. SEO対策の新時代!絞り込み機能を活用した実践的戦略

購入意欲の高いキーワードの見つけ方

これまでの分析を踏まえて、実践的なSEO対策の方法を考えていきましょう。

ステップ1:様々なキーワードで検索してみる

まず、自社の商品やサービスに関連する様々なキーワードで実際にGoogle検索を行ってみてください。その際、以下の点をチェックします:

  • 左側に絞り込みメニューがデフォルトで表示されるか
  • 検索結果上部にサジェストワードが表示されるか
  • ショッピングタブが何番目に表示されるか

左側の絞り込みメニューがデフォルトで表示されるキーワードは、高い購入意欲を持つユーザーが検索しているキーワードです。これらのキーワードをリストアップしましょう。

ステップ2:複合キーワードでの検証

単独キーワードだけでなく、複合キーワードでも検証を行います。例えば:

  • 商品名 + ブランド名
  • 商品名 + 「おすすめ」
  • 商品名 + 「購入」
  • 商品名 + 「安い」
  • 商品名 + 数量(例:「シール50枚」)

これらの組み合わせで、どのパターンが絞り込みメニューを表示させるのかを調査します。

ステップ3:地域性の確認

先ほどの「ラーメン」の例のように、地域によってユーザーの行動パターンが異なる場合があります。自社のターゲット地域で検索した際の表示を確認することも重要です。

絞り込み条件への対応戦略

購入意欲の高いキーワードを見つけたら、次は絞り込み条件に対応する戦略が必要です。

重要な前提条件

ここで非常に重要なポイントがあります。仮に購入意欲が高いキーワードを見つけたとしても、そのキーワードで左側の絞り込みメニューが表示されているということは、ユーザーがその絞り込み機能を使っているということです。

つまり、絞り込み条件で検索した際に、自社の商品ページが検索結果に表示されなければ、まったく意味がないのです。左側のメニューで絞り込んだ時に、右側の検索結果に自社商品が出てこなければ、ユーザーに見つけてもらうことはできません。

Googleショッピングへの登録

絞り込み検索に対応するための最も基本的な施策は、Googleショッピングに商品を登録することです。Googleショッピングに登録することで、価格、ブランド、カテゴリーなどの情報がGoogleに認識され、絞り込み検索の結果に表示されやすくなります。

構造化データの実装

商品ページには、構造化データ(Schema.org)を実装しましょう。商品名、価格、在庫状況、ブランド、レビュー評価などの情報を構造化データとして記述することで、Googleが商品情報を正確に理解し、適切な絞り込み条件で表示してくれるようになります。

すべての絞り込み項目への対応

左側の絞り込みメニューには、様々な項目があります:

  • カテゴリー
  • ブランド
  • 価格帯
  • 仕上げ・材質
  • サイズ・形状
  • ショップ

これらすべての項目で、自社商品が適切に分類され、検索結果に表示されるようにする必要があります。商品ページの情報を充実させ、適切なカテゴリー設定、詳細なスペック情報の記載を心がけましょう。

優先順位の付け方

絞り込み項目はたくさんありますが、すべてに均等に力を入れるのは効率的ではありません。優先順位を付けて対策を進めることが重要です。

サジェストワードの並び順に注目

検索結果上部に表示されるサジェストワード(絞り込み候補)の並び順に注目してください。この並び順は、ユーザーがクリックしている頻度順、つまり人気順に並んでいると考えられます。

したがって、左端から順番に対策していくのが効率的です。最も多くのユーザーが使っている絞り込み条件から優先的に対応することで、より多くのユーザーに自社商品を見つけてもらえる可能性が高まります。

具体例:カーテンの場合

例えば「カーテン おすすめ」で検索した際、上部に以下のようなサジェストワードが表示されたとします:

  1. レース
  2. ニトリ
  3. ¥2,500未満
  4. 遮光
  5. 北欧風

この場合、最も左にある「レース」から優先的に対策すべきです。レースカーテンの商品ページを充実させる、レースカーテンのカテゴリーを明確にする、といった施策を最優先で行います。

次に「ニトリ」ですが、これは競合ブランドなので、自社がニトリでない限り対策はできません。その次の「¥2,500未満」の価格帯に自社商品があれば、その価格帯の商品を強化するという戦略が考えられます。

従来のSEO対策との違い

今回の絞り込み機能を活用したSEO対策は、従来のSEO対策とは異なる側面があります。

コンテンツSEOだけでは不十分

従来のSEO対策では、キーワードを含む質の高いコンテンツを作成することが中心でした。しかし、絞り込み機能に対応するには、商品データの構造化や、Googleショッピングへの登録など、技術的な対策も必要になります。

ユーザー行動データの重要性

絞り込みメニューの表示は、ユーザーの行動データに基づいて決定されています。つまり、単にページを最適化するだけでなく、ユーザーが実際にどのような行動を取っているかを理解し、それに対応することが重要になります。

動的な対応が必要

Googleのアルゴリズムは常に変化し、ユーザー行動に応じて表示が最適化されています。一度設定したら終わりではなく、継続的に検索結果をモニタリングし、表示の変化に対応していく必要があります。

モバイルでの確認も忘れずに

最後に重要な注意点があります。スマートフォンでの表示についてです。

スマホでは左メニューが表示されない

PCでは左側に表示される絞り込みメニューですが、スマートフォンでは画面の横幅の制約から、左側にメニューを表示することができません。

上部のサジェストワードのみ

スマートフォンでは、検索結果上部のサジェストワード(絞り込み候補)のみが表示されます。ユーザーはこれらのサジェストワードをタップすることで、絞り込み検索を行います。

モバイルファーストの視点

現在、多くのユーザーがスマートフォンで検索を行っています。そのため、PCでの表示だけでなく、スマートフォンでの表示も必ず確認しましょう。上部のサジェストワードがどのように表示されるか、自社商品がどのように表示されるかをチェックすることが重要です。

継続的な検証と改善

SEO対策は一度やったら終わりではありません。継続的な検証と改善が必要です。

定期的なキーワードチェック

少なくとも月に一度は、ターゲットキーワードで実際に検索を行い、以下の点をチェックしましょう:

  • 絞り込みメニューの表示状況は変わっていないか
  • サジェストワードに変化はないか
  • 自社商品の表示順位は上がっているか、下がっているか
  • 競合他社の状況はどうか

Googleアナリティクスとの連携

Google Analyticsなどのアクセス解析ツールを活用し、どのキーワードからユーザーが流入しているか、そのコンバージョン率はどうかを分析します。絞り込みメニューが表示されるキーワードからの流入が増えているか、そのユーザーの購入率は高いかなどを確認しましょう。

A/Bテストの実施

商品ページの構造化データや商品説明を変更した際は、その効果を測定します。絞り込み検索からの流入が増えたか、表示順位が上がったかなどを定量的に評価し、効果的な施策を見極めていきます。


おわりに

今回発見したGoogleの新機能「結果を絞り込む」は、通販系キーワードのSEO対策において、まさにゲームチェンジャーとなる可能性を秘めています。この機能の表示有無を確認することで、ユーザーの購入意欲の高さを客観的に測ることができるようになったのです。

これまでのSEO対策では、検索ボリュームや競合の強さといった指標でキーワードを選定していました。しかし、検索ボリュームが多くても、実際に購入につながらないキーワードでは意味がありません。絞り込みメニューの表示は、「このキーワードで検索するユーザーは実際に購入する可能性が高い」というGoogleからのシグナルなのです。

重要なのは、単にこの新機能を知るだけでなく、実際にビジネスに活用することです。自社の商品に関連する様々なキーワードで検索を行い、絞り込みメニューが表示されるキーワードを見つけましょう。そして、そのキーワードで絞り込み検索された際に、自社商品が適切に表示されるよう、商品データの整備やGoogleショッピングへの登録などの施策を進めてください。

また、この機能は今後も進化していく可能性が高いでしょう。Googleは常にユーザー行動を分析し、検索体験を改善し続けています。今回の発見も、その進化の一環です。継続的に検索結果をモニタリングし、変化に対応していくことが、これからのSEO対策には不可欠です。

最後に、この情報が皆さんのビジネスの成長に少しでも貢献できれば幸いです。通販・ECサイト運営者、アフィリエイター、SEO担当者の皆さん、ぜひこの新機能を活用して、より効果的なマーケティング戦略を展開してください。変化を恐れず、新しい機能を積極的に取り入れていくことが、ネットビジネスで成功する鍵となるでしょう。


よくある質問(Q&A)

Q1:絞り込みメニューが表示されないキーワードは対策する価値がないのでしょうか?

A: そんなことはありません。絞り込みメニューが表示されないキーワードでも、情報収集段階のユーザーを集客する価値は十分にあります。重要なのは、キーワードごとのユーザーの検索意図を理解することです。絞り込みメニューが表示されないキーワードは、商品の使い方、比較情報、選び方などを解説するコンテンツで対策し、そこから購入意欲の高いキーワードのページへ誘導するという戦略も有効です。つまり、カスタマージャーニーの段階に応じて、適切なキーワードで適切なコンテンツを提供することが大切です。

Q2:Googleショッピングに登録しないと絞り込み検索に対応できませんか?

A: Googleショッピングへの登録は非常に有効な施策ですが、必須というわけではありません。通常の検索結果(オーガニック検索)でも、適切な構造化データを実装し、商品情報を充実させることで、絞り込み検索に対応することは可能です。ただし、Googleショッピングに登録することで、より詳細な商品情報をGoogleに提供でき、絞り込み検索での表示機会が大幅に増加します。特にEC事業者の方は、Googleショッピングへの登録を強くお勧めします。Google Merchant Centerを通じて無料で登録できますので、ぜひ活用してください。

Q3:左側の絞り込みメニューで自社商品が表示されているか確認する方法は?

A: 確認方法は簡単です。まず、ターゲットキーワードで検索し、左側の絞り込みメニューが表示されるか確認します。表示されたら、各絞り込み項目(価格帯、ブランド、カテゴリーなど)を実際にクリックして、絞り込み後の検索結果を見てください。そこに自社商品が表示されていれば成功です。もし表示されていない場合は、商品データの見直しが必要です。特に構造化データが正しく実装されているか、Google Search Consoleのリッチリザルトテストで確認しましょう。また、Googleショッピングに登録している場合は、Google Merchant Centerで商品フィードのエラーがないかチェックすることも重要です。

Q4:スマートフォンとPCで表示が違う場合、どちらを優先すべきですか?

A: 現在の検索トレンドを考えると、スマートフォンを優先すべきです。多くの業種で、スマートフォンからの検索がPCを上回っています。スマートフォンでは左側の絞り込みメニューは表示されず、上部のサジェストワードのみが表示されます。そのため、上部のサジェストワードで表示される絞り込み条件に確実に対応することが重要です。ただし、BtoB商材や高額商品など、PCでの検索が多い商材もあります。Google Analyticsでデバイス別のアクセス状況を確認し、自社のターゲットユーザーがどのデバイスを主に使用しているかを把握した上で、優先順位を決めるとよいでしょう。両方のデバイスでの表示を定期的にチェックすることをお勧めします。

Q5:この機能はいつから実装されたのですか?今後も継続されますか?

A: 正確な実装時期は公式に発表されていませんが、2025年10月の時点で確認されています。ショッピングタブでは以前から存在していた機能が、通常の検索結果(「すべて」タブ)にも拡大されたという変化です。今後の継続性については、Googleが公式にアナウンスしているわけではありませんが、ユーザーの利便性を向上させる機能であり、EC市場の成長を考えると、継続される可能性は高いでしょう。ただし、Googleのアルゴリズムは常に進化しています。表示ロジックや条件が変更される可能性もあるため、定期的に検索結果をチェックし、変化に対応していくことが重要です。この機能に限らず、Google検索の新機能や変更には常にアンテナを張り、柔軟に対応していく姿勢が、SEO対策には不可欠です。

詳しくは15分の動画で解説しました。
https://www.youtube.com/watch?v=nUIsVDzpBX0

上記の動画はYouTubeメンバーシップのみ
公開しています。詳しくは以下をご覧ください。

https://yokotashurin.com/youtube/membership.html
YouTubeメンバーシップ申込こちら↓
https://www.youtube.com/channel/UCXHCC1WbbF3jPnL1JdRWWNA/join

Google検索結果の「すべて」タブで「結果を絞り込む」が左に表示

🔍 結果を絞り込む Google検索結果の左側に表示される新しい機能で、価格帯・ブランド・形状・仕上げ方法などの条件で商品を絞り込める。購入意志が高いキーワードでのみ表示され、ユーザーの検索体験を向上させる。この機能の表示有無によって、そのキーワードの購買意欲の高さを推測できる重要な指標となっている。

🛒 購入意志 検索ユーザーが実際に商品を買おうとしている意欲の度合い。「シール50枚」のように具体的な数量を含むキーワードや、ブランド名を含む検索は購入意志が高いと判断される。Googleはユーザー行動データからこれを分析し、検索結果の表示形式を自動的に最適化している。購入意志の高いキーワードを見つけることがEC戦略の鍵となる。

🏪 通販系キーワード オンラインショッピングに関連する検索語句のこと。商品名、ブランド名、価格、数量などを含むキーワードが該当する。「本棚」「ヘアドライヤー」「インパクトドライバー マキタ」などがその例。これらのキーワードで検索結果の左側に絞り込みメニューが表示されるかどうかで、そのキーワードの商業的価値を判断できる。

💡 サジェストワード 検索結果の上部に表示される関連キーワードの候補。ユーザーがよく検索する組み合わせをGoogleが提案する機能。このサジェストワードの表示と左側の絞り込みメニューの表示には相関関係があり、サジェストが出ているキーワードほど絞り込み機能も表示されやすい。並び順は人気順を反映しているため、SEO対策の優先順位付けに活用できる。

🛍️ ショッピングタブ Google検索結果の上部にあるタブの一つで、商品の検索結果を専門的に表示する。このタブが左側の前方に配置されているキーワードほど、ユーザーの購買意欲が高いと判断できる。ショッピングタブのクリック率が高いキーワードでは、通常の検索結果でも絞り込み機能が表示されやすくなる仕組みになっている。

📊 SEO対策 検索エンジン最適化のこと。従来は検索結果で上位表示されることが目標だったが、新しい絞り込み機能の登場により、各絞り込み条件に対応した対策が必要になった。価格帯、ブランド、形状などの属性情報を適切に設定し、絞り込み検索でも自社商品が表示されるようにすることが重要。サジェストワードの並び順に従って優先的に対策を行うべきである。

🎯 Googleショッピング Googleが提供する商品検索・比較サービス。EC事業者がここに商品を登録すると、検索結果の絞り込み機能で表示されやすくなる。商品の詳細情報(価格、ブランド、サイズ、色など)を構造化して登録することで、ユーザーの絞り込み検索に対応できる。新しい検索機能を活用するには、このプラットフォームへの登録が不可欠となっている。

⚙️ 絞り込み条件 検索結果を特定の属性で限定する条件のこと。価格帯、ブランド、サイズ、色、形状、仕上げ方法など多岐にわたる。左側のメニューに表示される絞り込み条件の順番は、ユーザーが実際に使用している頻度を反映している。自社商品がこれらの条件すべてで検索結果に表示されるように、商品情報を充実させることが競争力の源泉となる。

🔎 検索結果 ユーザーがキーワードを入力した際にGoogleが表示するページ。従来は「すべて」タブでの順位が重要だったが、新機能により絞り込みメニューの各条件での表示も同様に重要になった。同じキーワードでも、絞り込み条件によって表示される商品が変わるため、多角的な対策が求められる。ユーザー体験の向上を目指すGoogleの進化を反映している。

📈 ユーザー行動 検索ユーザーがどのタブをクリックするか、どのサジェストワードを選ぶかなどの行動パターン。Googleはこのデータを分析し、どのキーワードで絞り込み機能を表示するかを自動的に決定している。ショッピングタブのクリック率が高ければ、そのキーワードは商業的価値が高いと判断される。このデータドリブンなアプローチがGoogle検索の精度を支えている。

超要約1分ショート動画こちら↓
https://www.youtube.com/shorts/g35Gikfd_4s

Google検索結果の「すべて」タブで「結果を絞り込む」が左に表示

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この記事を書いた人

横田 秀珠のアバター 横田 秀珠 (新潟)公立長岡造形大学 情報リテラシー論 講師

ネットビジネス・アナリスト。未経験のIT企業に就職し、たった3年で独立し、2007年にITコンサルタント会社のイーンスパイア(株)を設立し現在に至る。All About ProFile全専門家で全国1位のコラム評価を獲得した実績を持つ。全国で年間200回を超える講演も行う。