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エイザ・ラスキン発明した無限スクロールのメリット・デメリット

エイザ・ラスキン発明した無限スクロールのメリット・デメリット
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ホテルの部屋に災害時用の水が
常備しているのを初めて見た。
イーンスパイアの横田です。
https://www.enspire.co.jp

決して飲んではいけません(笑)

さて、本題です。

先日にブログで書いた内容を深掘りしたいのですが
エイザ・ラスキンが発明した無限スクロールとは?
https://www.youtube.com/watch?v=PG8dSkugF7Q

上記の続きの動画はYouTubeメンバーシップの
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動画解説
https://www.youtube.com/watch?v=WU3MS1FXNAc

音声解説
https://www.youtube.com/watch?v=Rg2vUkK33ak

スライド解説
https://www.youtube.com/watch?v=ejQbxv7_oRc

スライド
https://www.docswell.com/s/6534747/KEY2GN-2026-01-06-055150

漫画解説
https://www.youtube.com/watch?v=US0ww__ESds

カルーセル
https://www.instagram.com/p/DTJKqRZkwmw/

漫画

インフォグラフィック解説

マインドマップ

エイザ・ラスキンが発明した無限スクロールのメリット・デメリット

無限スクロールの真実
無限スクロール誕生から20年!脳をハックするUI革命の光と闇
🎯 無限スクロールとは?

今では当たり前のこの機能…

Instagram、X(旧Twitter)、TikTokなど、SNSでずっとスクロールしていると次々とコンテンツが自動で読み込まれる無限スクロール

このシンプルな仕組みが、インターネットの歴史を大きく変えた革命的なUIだった!

⬇️ 誕生秘話 ⬇️
👨‍💻 発明者エイザ・ラスキン

2006年に発明

UIデザイナーのエイザ・ラスキン(Aza Raskin)が発明

目的: ウェブサイトに長く滞在してもらうため

📅 2006年 – 無限スクロール発明

📅 2010年代 – スマホ普及とともにSNSの標準UIに

📅 2026年 – 発明から20年、今や当たり前の機能に

しかし後に彼は深く後悔し「人々に膨大な時間を無駄にさせている。一生償わなければならない」とNetflixの番組で語る。現在は「Center for Humane Technology」の共同設立者として、テクノロジーの倫理的問題に取り組んでいる。
🔄 従来との決定的な違い
🔙 従来のページネーション

「次へ」ボタンでページ遷移

流れの切断

「もうやめるか?続けるか?」

判断の瞬間がある

🔁 無限スクロール

自動で次のコンテンツ読み込み

終わりがない

「いつやめる?」

判断できない

🎯 重要なポイント

従来は「次へ」を押すかどうか判断していた → 能動的

無限スクロールは勝手に流れてくる → 受動的

自分でコントロールしているつもりが、実はアルゴリズムにコントロールされている

⬇️ 脳科学的な仕組み ⬇️
🧠 脳をハックする心理メカニズム

ドーパミン報酬系の作動

1
スクロールすると新しいコンテンツが出現
2
「面白いものがあるかも!」という期待感
3
ドーパミン放出 → 報酬を得た感覚
4
もっと欲しくなる → さらにスクロール
終わりなきループ

🎰 スロットマシンと同じ構造

「次に何が出るか分からない」という不確実性が中毒性を生む

→ これが「間欠強化」という最も中毒性の高い報酬パターン

📈 コンテンツの進化とドーパミンの増幅

📝 文字情報 → 基本レベル

📷 画像 → 情報量増加

🎬 動画 → 動きで目を奪う

🎵 動画+音楽 → 感情に訴える

ドーパミン放出量が段階的に増加

📺 テレビとの違いは?
📺 テレビ

✅ チャンネルを能動的に変える

✅ 番組の終わりがある

✅ CMで中断がある

✅ 全員に同じ番組

✅ 自分好みではないことも

→ 受動的視聴

📱 無限スクロール

❌ 自動で次々表示

❌ 終わりがない

❌ 中断なし

❌ アルゴリズムで最適化

❌ 自分好みばかり

→ 能動的フィードバックループ

🔑 決定的な違い

テレビは「受け身」だが、無限スクロールは「自分でスクロールしている」という錯覚がある。

自分の行動(スクロール)と報酬(新コンテンツ)が直結 → 中毒性が段違いに高い

⭕❌ メリットとデメリット

⭕ メリット(光の側面)

  • ユーザーエンゲージメント向上 – 滞在時間が飛躍的に増加
  • スマホとの相性抜群 – フリック操作で快適に閲覧
  • 効率的なコンテンツ発見 – クリック不要で次々表示
  • シームレスな体験 – 途切れない情報の流れ

❌ デメリット(闇の側面)

  • 時間の浪費 – 気づけば何時間も経過
  • 中毒性 – やめられない止まらない状態
  • パフォーマンス低下 – ページが重くなる、SEOに悪影響
  • フッターアクセス不可 – 重要な情報に到達できない
  • 現在地喪失 – 誤タップで位置を見失う
  • 主体性の喪失 – 情報を「選ぶ」から「流される」へ

💡 哲学的考察

私たちは「見たいからスクロールする」と思っているが、実は逆。

無限スクロールという構造の中に配置されたから、「見たい」という欲望が事後的に生産されている

人間が「判断する主体」から「反応する神経回路」へと格下げされた

⬇️ 他のUI革命 ⬇️
🚀 IT業界を変えた他のUI革命

1️⃣ ポップアップ広告

ウェブ広告の新しい形態(今では嫌われるUIの代表格)

2️⃣ 「いいね」ボタン

承認欲求を刺激し、SNS投稿の質と量を劇的に変えた

→ 「映える投稿」文化の誕生

3️⃣ Pull-to-Refresh(引っ張って更新)

ローレン・ブリクター考案

画面を引っ張って更新する直感的なUI

→ 無限スクロールよりは「待ち時間」がある分マシ

4️⃣ 動画の自動再生

YouTube、Netflixで採用

見終わったら次の動画が自動で始まる

→ 「もう1本だけ…」が止まらない

🔍 サービスとの相性

✅ 相性が良いサービス

📱 SNS(Instagram、X、TikTok)

エンターテインメント性重視、滞在時間を伸ばしたい

📷 ビジュアルコンテンツ(Pinterest、Tumblr)

次々と画像を見せる「流し読み」スタイル

🛍️ 楽天市場タイプのEC

「Shopping is Entertainment!」コンセプト

ウィンドウショッピング感覚で楽しむ

❌ 相性が悪いサービス

🔍 Google検索(2024年に廃止)

理由: 素早く答えを見つけることが目的

無限スクロールだとダラダラ見てしまい、ユーザー満足度低下

例外: 画像検索・ショッピング検索は今も採用

🛒 Etsy(廃止)

CtoCのECサイトも無限スクロールを廃止

購入目的が明確な場合は不向き

📦 AmazonタイプのEC

「ワンクリックで素早く購入」が理念

効率重視のUIとは相性が悪い

🎯 使い分けのポイント

エンターテインメント性を重視するか、効率性を重視するかで判断

サービスの目的とUIを一致させることが重要

⬇️ 自衛策 ⬇️
💪 無限スクロール中毒から抜け出す方法
  • 時間を区切る – タイマーを設定して見る時間を制限
  • ベッドでは触らない – 寝る前のスマホを避ける
  • 通知オフ – プッシュ通知を切って受動的アクセスを防ぐ
  • 目的を決める – 「これだけ見る」と決めてから開く
  • 代替手段を使う – 情報収集なら生成AI(Deep Research)を活用

この20年間で、無限スクロールに何時間奪われましたか?

人生の何割もの時間を奪われている可能性があります。今こそ見直しの時です。

🌟 まとめ

🎯 無限スクロールの真実

✅ 2006年エイザ・ラスキンが発明し、20年でインターネットの標準UIに

✅ ドーパミン報酬系をハックする巧妙な仕組み

✅ 「判断する主体」から「反応する神経回路」への変質

✅ 発明者自身が後悔するほどの中毒性

✅ サービスの目的によって採用・不採用を判断すべき

💡 賢い付き合い方

無限スクロールという仕組みを理解し、意識的に使うことが大切。

自分の時間を自分でコントロールする主体性を取り戻しましょう!

エイザ・ラスキンが発明した無限スクロールのメリット・デメリット

2006年にUIデザイナーのエイザ・ラスキンが発明した無限スクロールは、インターネットの歴史における革命的な変化でした。従来のページネーション方式から無限スクロールへの移行により、ユーザーの滞在時間は劇的に向上しましたが、中毒性が高く時間を浪費させる問題も生じました。発明者自身が後に深く後悔し、ユーザーを「判断する主体」から「反応する神経回路」へ変質させたと指摘されています。SNSとの相性は抜群ですが、Googleなどは検索結果での採用を廃止するなど、サービスの目的によって使い分けが必要です。

  1. はじめに
  2. 無限スクロールの誕生:2006年に起きたインターネット革命
  3. 無限スクロールのメリットと仕組み:なぜこれほど普及したのか
  4. 無限スクロールの闇:脳をハックする心理学的メカニズム
  5. 企業の対応事例:GoogleやEtsyが下した判断とは
  6. おわりに
  7. よくある質問(Q&A)

はじめに

あなたは今日、どれくらいの時間をスマートフォンでスクロールして過ごしましたか?Instagram、X(旧Twitter)、TikTok……気づけば何時間も指を動かし続けていた、という経験は誰にでもあるのではないでしょうか。実は、この「終わりのないスクロール」という体験は、インターネットの初期には存在しませんでした。2006年にあるUIデザイナーによって発明された「無限スクロール」という技術が、私たちのインターネット体験を根本から変えてしまったのです。今では当たり前になったこの仕組みですが、その発明者自身が「人類の時間を奪い、中毒を生み出してしまった」と深く後悔しているという事実をご存知でしょうか?本記事では、2006年から2026年までの20年間でインターネット界に革命をもたらした無限スクロールの歴史、そのメリットとデメリット、そして私たちがどのように向き合うべきかについて、詳しく解説していきます。


無限スクロールの誕生:2006年に起きたインターネット革命

ネットビジネスの最新情報と今日のテーマ

今日もネットビジネスに関する情報を生中継で15分間お届けしてまいります。今日もよろしくお願いします。今日は2026年1月の5日月曜日になりましたが、先日、ネットビジネス研究会ゼロエン会員の2025年12月分の内容ということでお話した1つのトピックがあるんですが、それを掘り下げて解説していきたいと思います。

今日のテーマはこちらになります。ご覧ください。どうぞ。エイザ・ラスキンが発明した無限スクロールのメリット、デメリット、ウェブサービスの歴史とはということで話をしていきたいと思います。これは結構すごい大事だと思ってて、インターネットの歴史の中でもかなり大事なポイントだったんじゃないかなという風に思うんですね。

20年間の歴史を振り返る重要性

これ2006年に発明したことによって、それから今2026年なりましたから、ちょうど20年経ったわけなんだけど、これは相当インターネット界において大きい変化革命だったんじゃないかなと思いますので、これについて今日お話をしていきたいと思います。

Xでバズった投稿から見る無限スクロールの本質

まずXでバズっていた投稿がこちらになるわけなんですが、以下の内容です。

今では当たり前になったSNSなどでの「無限スクロール」。

実はインターネット初期には存在せず、今日そのシンプルな挙動がいかに負の側面を持っているかは意外にも知られていない。

無限スクロールは2006年、UIデザイナーのエイザ・ラスキンによって発明された。

それ以前のWebではページネーションという「次へ」ボタンを押してページ遷移する形が一般的だった。

そこには必ず「流れの切断」があり、この一瞬の空白において、人は「もうやめるか? 続けるか?」という意味的な判断を行う「主体」であり続けられた。

しかし、無限スクロールというUXが、2010年代に入ってスマホとSNSが普及する中でインターネットの標準になったことで、インターネット空間上から「切断」はなくなった。

底に触れる前に次のデータが自動装填されることで、「目」と「データベース」がシームレスに直結される。

この瞬間、人間は「情報を読む主体」から、「サーバーからのデータの流れを、網膜を通して脳へと流し続けるためのコネクター」へと変質した。

指の動きは主体的な意志ではなく、機械のループを閉じないための自動運動になった。

私たちは「見たいからスクロールする」と思っているが、実は逆。

無限スクロールという身体運動が強制される構造の中に我々が配置されたから、見たいという欲望(主観性)が事後的に生産されている。

実際に発明者のエイザ・ラスキンは後に、自身の発明について「人類の時間を奪い、中毒を生み出してしまった」として後悔の念を公言しており、現在はテクノロジーの倫理的な問題を考える「Center for Humane Technology」の共同設立者として活動している。

無限スクロールという一見シンプルな機構は、インターネット上から「停止」や「完了」という概念を撤廃し、人間を「判断する主体」から「反応する神経回路」へと格下げしたUX上の特異点と言える。

自分自身、サービスの作り手であり、体験デザインを専門性の一つとして活動する上で、このようなUXの問題には意識的になっておきたい。

話題になった投稿の重要性

ここの投稿の中に書かれてる内容というのが今日お話したい内容になっているんですけど、かなり興味深い内容書かれてるので、またリンク貼っときますので、70万ビューの投稿になってますのでかなり話題になったものなんですけど、1月2日の投稿なんですが、これについて今日は詳しく見ていきたいと思います。

無限スクロールとは具体的にどんなものか

では早速なんですが、どんなものかということで、皆さんこれ話さなくても分かると思うんだけど、一応見ときましょうか。例えばちょっとスマホの画面出しますね。例えば何でもいいんですけど、InstagramでもXでも何でもいいんですが、こう開きましたら画面のとこにこういう風にコンテンツ出てきますよね。

これがずっとこう下に下がっていくと、これ無限にこう出てくるんですね。無限スクロールで無限に次々出てくるんですね。こう読み込んでどんどんどんどん出てくるという形になってますね。このUIというもの、無限スクロールという風に言います。

TikTokに見る無限スクロールの代表例

1番有名なのがTikTokじゃないかなと思うんですけど、TikTokも同様にこう開きましたらこう次々こう出てくるというもんですね。こういうUIになってると思うんですけど、このUIというものがあるわけなんですけど、これが2006年に発明されて、それから徐々にいろんなウェブサービスとかSNSの方に実装されてきたわけなんですね。この歴史について今日お話をしていきたいなと思います。


無限スクロールのメリットと仕組み:なぜこれほど普及したのか

エイザ・ラスキンの発明とその目的

では早速なんですが、ちょっとこちらの方から見ていきたいと思うんですけど、こちら、UIデザイナーのエイザ・ラスキンさんが2006年に発明したとされているんですね。で、これはどういう目的で作ったかっていうと、いかにウェブサイトに長くアクセスしてもらえるかということで考えたということなんですけど、確かにおっしゃる通りなんですね。

発明者自身が抱く深い後悔

ところが彼は後に、Netflixの番組で人々に膨大な時間を無駄にさせていると一生償わなければと感じているという風に、その発明を深く後悔してるということを公言しているということで、非常にこれは効果があったんだけど、逆に言うと非常に中毒性が高いということで後悔してるということは言われてるわけなんですね。

ページネーションから無限スクロールへの大転換

で、今まではこの無限スクロールがない時はページネーションという風に言いまして、ページを1番下まで行くと次のページへ、次のページへって風にこのページをめくっていくっていう感じのUIだったと思うんですね。で、これが無限スクロールになるとページの終わりがないので、無限にずっとコンテンツ見続けていくっていうことがあるわけですよ。

「次へ」ボタンがもたらしていた判断の機会

で、今まで「次へ」ってあった時に「次へ」を押すかどうかって1回頭で判断しながら次へと押していくわけなので、もうやめようかなって思えばやめるわけですよ。ところが無限だとこれどこでやめようかって判断することができないので、ずっと永遠とスクロールしていくということが起きるわけです。

錯覚を生み出すアルゴリズムの巧妙さ

それを自分のスマホで指を使ってスクロールしてきますので、そうすると自分がコントロールしてるっていう風に錯覚してしまうんですね。ところが実際にその出てくる順番というのは自分の趣味嗜好に合わせたアルゴリズムによって出てきてるので、自分好みのものしか出てこないからだからいつまでたっても終わらなくなるわけですね。というアルゴリズムになっているので、いわゆるキュレーションの仕組みというもの所に無限スクロールが組み合わさってるからこそ、これが非常に効果的だということになるわけなんですね。

無限スクロールがもたらすメリット

で、ここにありますようにユーザーエンゲージメントと滞在時間の向上というのが起きると。特にスマホとの相性が最高ということで効率的なコンテンツを発見できると。今までページをめくっていくっていう文化というのは、何かいいのないかなっていうのを自発的に自分が探しに行ってる感覚があったんだけど、これが無限スクロールになると今度は勝手にに相手から出されてるのが順番に流れてくるという形になってきますので、そうすると自分の意志というものがなくなって、一方的にこう流されていくっていう形になっちゃうじゃないですか。というものがこの大きい違いかなと思っているんですね。


無限スクロールの闇:脳をハックする心理学的メカニズム

デメリット1:パフォーマンスの低下とSEOへの悪影響

なので光の部分があれば当然闇の部分がありまして、ページのパフォーマンスの低下ということですね。1ページに読み込み続けるためにページの動作が重くなってしまって、ユーザー体験とかSEOに悪影響を与える可能性があると。ページが無限に終わらないんでね、というものがあると。

デメリット2:フッターへのアクセス問題

あとはページの下のフッターというものにアクセスができなくなる。今までフッターってのは自分のいわゆるコンバージョンしたくなりような誘導するものをこう固定しておいたりするんだけど、ここが出てこないわけですね。固定メニューは出せるんだけど、フッターメニューを出せないわけですね。という問題があると。

デメリット3:現在地の喪失という深刻な問題

で、あとは皆さんも経験あると思うんだけど、最近Xなんかもすごくそうなんですけど、ずっとスクロールして見てると間違って何かちょっと指が触ってしまって、別のページに行ってしまって、またXに戻ってくると1番上に戻ってしまって、で、さっき見てた投稿まで遡って見れないみたいなことってあるじゃないですか。だから、そういうようなことも今はだいぶ改善する仕組みを取り入れて元に戻れるようになってきてはいるんだけど、でもXなんかはちゃんと戻れないことは結構あるわけですね。そういうような現在地を失ってしまうという問題も起きています。ということなんですね。

脳をハックするドーパミンの仕組み

で、これは一応この脳をハックする心理学的な仕組みというのがあって、そのドーパミンが次々出てくるということで、スロットマシンと同じような仕組みになっていて、何か面白いコンテンツが出てくるんじゃないか、出てくるんじゃないかっていう風にずっとスクロールしていくと見ていくので、そうすると報酬系がポンポンポン出続けるわけですね。

文字から動画へ:進化する中毒性

そうすると、やっぱりね、この無限スクロールとさっきのTikTokの話をしましたけど、ここに出てくるものというのが文字ベースだったものから、画像ベースになって動画ベースになって、さらにその動画に音楽が乗るって形になってきますと、どんどんドーパミンが出る量が増えてると思うんですね。当然、目に入ってくる情報量が文字情報より画像の方が多くなるし、動画の方が多くなる。

動画と音楽が生み出す強力な引力

動画になったら今度動くので、動いたら目がそこに行ってしまうので、だからそうすると何が起きるんだろうと思ってそれこそ最初の3秒の掴みが大事じゃないけど、そういう風に引いてしまうじゃないですか。だからそうすると報酬系が出続けるって仕組みだらけなんですよ。そして音楽によって心に響いてしまう止められなくなる。だからこれがやっぱり今のSNS依存体質の原因に大きく影響してるんじゃないかなと思うのが無限スクロールじゃないかなと思うんですよね。

テレビとの決定的な違い:能動性と受動性

テレビも同じって疑問があったんですよ。いやそれってチャンネルを変えたりとかしたらどんどん一方的に出てくるんで、無限スクロールと同じじゃんっていう言うかもしれませんが、そうではなくてここに書かれてますように、自分がこう情報を見に行ってるんですよね。チャンネルを変えるとかって見に行ってんだけど、無限にこう出てくるっていうものとやっぱ違うわけですね。

報酬系の作用における本質的な差異

なので、この報酬系の作用ってとこに書きましたけど、これが違う。能動的フィードバックループになってるものなら、無限スクロールに対してテレビっていうのは受動的に視聴してる受け身的なものだからまだいいわけですね。一方的流れてくるだけで、行動と報酬の結びつきっていうのは弱いわけですね。もうこういうような違いがあると。

アルゴリズムによる最適化の威力

あとはさっき言ったアルゴリズムによる最適化ね。テレビはアルゴリズムになってないので、全員に同じ番組が出てくるからチャンネルを切り替えると自分好みの番組が出てこないことがかなりの確率であるわけですね。そしたらもうやめるじゃないですか。ところがね、この無限スクロールの場合はそれ起きないですよね。

停止合図の消失がもたらす影響

で、停止合図の有無がないということですね。無限スクロールには終わりがない。皆さん覚えてますかね。Instagramって昔ずっとスクロールしていくと、今日のコンテンツはこれで終わりですって、1番下まで行くともう終わりっていうページがあったんすよ。でも今終わりがないわけよ。だって無限に出せるからね。だっておすすめ出せるから今日の投稿で終わりにならないわけですよ。

テレビに残されていた自然な区切り

ところがテレビだったら当然番組が終わったりとか放送が終了したりとかCMなったりとかするから止まるじゃないですか。こういうものっていうのが、やっぱ中毒が起きにくい仕組みになってるんじゃないかなって思うわけですね。

その他の中毒性の高いUI要素

で、他にも実は色々あってここに書いてますように、ポップアップ広告とかあと「いいね」ボタン、これもやっぱりSNSにおいては大きい。「いいね」がついたことによって、結局いわゆる映える投稿じゃないけど自分の承認欲求じゃないけど、こういう投稿が増えるようになったというのも大きいですね。このIT業界においての革命だったと思うんですけど。

Pull-to-Refreshと動画自動再生の影響

あとはローレン・ブリクターっていう人が考えた、Pull-to-Refreshっていうのがあって、下に引っ張ると画面が出てくるみたいなのがあったと思うんですけど、これの方がまだ無限スクロールよりは手でこう引っ張ってパンって出てくる間って待ったりするのでまだいいんだけど、こう同じUIで無限に出続けるっていうものがやばいわけですね。

さらには動画の自動再生。YouTubeやNetflixみたいに動画見終わったら次の動画勝手に流れてくるっていうものも確かに中毒性の高いUIじゃないかなと思いますね。

無限スクロールと相性の良いコンテンツ

で、面白いのは実はこのSNSの相性ってのはすごく良かったり、あとはビジュアルコンテンツ、どんどんどんどんドーパミン出してその刺激していくみたいなものっていうのは相性がすごいいいわけですね。あと流し読みしていくみたいなものとUIはすごく相性がいいわけですよ。


企業の対応事例:GoogleやEtsyが下した判断とは

Googleが無限スクロールを廃止した理由

ところが一方でこちら面白い例があって、Googleって実は検索結果を無限スクロールにしていた時代があるんですね。これ2024年にやめちゃったんだけど、2000年代、昔はやってた時期があるんですよ。だけどGoogleもやめちゃったんですね。

Googleの本質的な目標との矛盾

で、ここら辺が非常に面白いなと思ってて、Googleっていう会社は検索していち早く答えにたどり着けるようにするっていうのが、そもそもGoogleの目標なわけですよ。なんだけど、無限スクロールとかしてしまうと結局答えにたどり着かないでダラダラダラダラ見てしまう形になると結果的にパフォーマンス、お客さんの満足度が落ちてしまうということが分かったので、やめたということで元に戻したわけですね。

検索の種類によって使い分けるGoogle

ところが普通の検索結果は無限スクロールをやめているんだけど、例えば画像の検索結果とか、例えばショッピングの検索結果っていうのは未だに無限スクロールを採用してるわけですね。で、これらというのは結局どんどん次々出ていった方がドーパミンが出るようなものがコンテンツとしてあるからですよね。

この検索結果だからといって全部一緒じゃなくて、ちゃんとGoogleはその画像検索と普通のウェブの検索とかと使い分けてるわけですよね。

EtsyのEC事例:無限スクロール廃止の決断

一方でEtsyっていうアメリカの方で人気のいわゆるCtoCのECサイトがあるんですけど、こちらのものも無限スクロールを導入してたんだけど、やっぱ廃止したっていうことですね。やっぱECとの相性はいいのか悪いのかって話なんだけど、ここは悪かったって判断を下したということなんですね。

楽天市場のエンターテインメント戦略

一方で楽天市場みたいなとこというのは、楽天市場のキャッチコピーが「Shopping is Entertainment!」っていうのがキャッチコピーなので、お客さんにそのワクワクするというエンターテイメントを与えるんだっていう観点で言えば、早く買い物すればいいっていう風にはならないわけですね。

Amazonとの対比:ワンクリックの哲学

なので、そのキャッチコピー通りに行くんであれば楽天との相性はいいかもしれません。ところがAmazonなんかの考え方だったらワンクリックでポチって早く買えたらいいみたいなUIになってるので、Amazonなんかとは相性悪いっていうことはありますね。

サービスの方針による使い分けの重要性

なので、そのECだから良いとか悪いとかっていうんじゃなくて、その方針があるんですね。大きく使い分ける必要があるんじゃないかなと思っています。

なので、利便性とか発見性みたいな光もあれば、中毒性とか時間を浪費するという闇もあるので、うまくこの2つを使い分けていきましょうねということで締めくくっています。

個人でできる無限スクロール対策

無限スクロールの中毒に陥らない対策は、時間を区切って見ていくのか、ベッドでは触らないにするのか、通知はオフにするのか、目的を1つだけ決めて使うのかということやっていかないと、ダラダラ見てしまうってことは起きる。

筆者の実践的なアプローチ

僕は基本的に無限スクロール系のものって一切見ないんですね。なので、例えばショート動画も見ないし、Xの投稿も遡ってみるってことほとんどしないんですね。なぜかって言うと、これが自発的に何かの情報を取りに行こうって取りに行けばいいし、最近だったら生成AIでDeep Researchすれば情報を集めることは自動的にできちゃうので、今回のこのスライドもDeep Researchを使って集めて、ここでまとめてもらうことはできるわけじゃないですか。

効率的な情報収集の方法

で、こうした方が早いわけですよね。なので、皆さん時間を上手に使いましょう。これもうこの20年間でどのぐらい皆さんはこの無限スクロールによって時間を奪われたかっていう風に考えてみると、人生のもう何割も奪われてるって可能性もあるわけですね。なので、もう1回この辺を見直してみるのもいいんじゃないかなという風に思います。

NotebookLMの活用

ということで、ちょっとこんな形でまとめてみたんだけど、NotebookLM、すごいっすね。すごい素晴らしいですね。デザインのもので、またこうやってまとめていましたので、また後で拡大してみてほしいと思っています。

本日のまとめと提案

はい、ということで今日はエイザ・ラスキンさんが2006年に発明しました無限スクロールのメリット、デメリットということでお話しいたしました。自分の運営するウェブサイトに導入するかしないかっていうのも目的によってこのようにありますので、合うっていう方は無限スクロールを導入してみるのもいいんじゃないかなという風に思います。


おわりに

2006年にエイザ・ラスキンによって発明された無限スクロールは、この20年間でインターネットの世界を大きく変えてきました。ユーザーエンゲージメントの向上やスマートフォンとの相性の良さというメリットがある一方で、人間を「判断する主体」から「反応する神経回路」へと変質させてしまったという深刻な問題も抱えています。発明者自身が「人類の時間を奪い、中毒を生み出してしまった」と後悔し、現在はCenter for Humane Technologyの共同設立者として活動しているという事実は、この技術がいかに強力で、同時に危険であるかを物語っています。GoogleやEtsyなどの企業が無限スクロールを廃止した事例からもわかるように、すべてのサービスに無限スクロールが適しているわけではありません。サービスの目的や方針に応じて適切に使い分けることが重要です。そして私たちユーザー自身も、時間を区切る、目的を明確にする、通知をオフにするなどの対策を講じることで、無限スクロールに支配されない賢い使い方を心がけていく必要があるでしょう。この20年間で失った時間を取り戻すことはできませんが、今日から意識的にインターネットと向き合うことで、より豊かな人生を送ることができるはずです。


よくある質問(Q&A)

Q1:無限スクロールはいつ、誰によって発明されたのですか?

A: 無限スクロールは2006年にUIデザイナーのエイザ・ラスキンによって発明されました。彼の目的は、いかにウェブサイトに長くアクセスしてもらえるかということでした。しかし後に彼自身が、この発明が「人々に膨大な時間を無駄にさせている」として深く後悔し、Netflixの番組で「一生償わなければならない」と公言しています。現在は「Center for Humane Technology」の共同設立者として、テクノロジーの倫理的な問題に取り組んでいます。

Q2:無限スクロールとページネーションの違いは何ですか?

A: ページネーションは「次へ」ボタンを押してページを遷移する従来の方式で、そこには必ず「流れの切断」があり、ユーザーは「もうやめるか? 続けるか?」という判断を行う機会がありました。一方、無限スクロールではページの終わりがなく、底に触れる前に次のデータが自動装填されるため、ユーザーは判断する機会を失い、無限にコンテンツを見続けることになります。この違いにより、無限スクロールは大幅にユーザーの滞在時間を延ばす効果がある一方で、中毒性も高くなっています。

Q3:なぜ無限スクロールは中毒性が高いのですか?

A: 無限スクロールの中毒性の理由は、脳をハックする心理学的な仕組みにあります。スロットマシンと同様に、「次に面白いコンテンツが出てくるのではないか」という期待がドーパミンを次々と分泌させます。さらに、自分の趣味嗜好に合わせたアルゴリズムによってコンテンツが表示されるため、自分好みのものしか出てこず、いつまでたっても終わらなくなります。文字から画像、動画、音楽へとコンテンツが進化するにつれ、ドーパミンの分泌量も増加し、より強い中毒性を生み出しています。

Q4:Googleはなぜ無限スクロールを廃止したのですか?

A: Googleは、検索結果で無限スクロールを採用していた時期がありましたが、2024年にこれを廃止しました。理由は、Googleの本質的な目標である「検索でいち早く答えにたどり着けるようにする」ことと矛盾したためです。無限スクロールを採用すると、ユーザーが答えにたどり着かずにダラダラと見続けてしまい、結果的にユーザー満足度が低下することが分かりました。ただし、画像検索やショッピング検索など、次々とコンテンツを見ることが価値を生む場合には、今でも無限スクロールを採用しています。

Q5:無限スクロールの中毒を避けるためにはどうすればよいですか?

A: 無限スクロールの中毒に陥らないための対策として、以下のような方法があります。(1)時間を区切って利用する、(2)ベッドではスマートフォンを触らないようにする、(3)通知をオフにする、(4)利用する目的を1つだけ明確に決めてから使用する、などです。また、ショート動画やSNSのタイムラインを遡って見ることを控え、必要な情報は能動的に検索したり、生成AIのDeep Research機能などを活用して効率的に収集する方法も効果的です。最も重要なのは、自分が無限スクロールによって時間を奪われているという事実を認識し、意識的にインターネットと向き合うことです。

詳しくは15分の動画で解説しました。
https://www.youtube.com/watch?v=pxC_PLhVJ3g

0:00 📺 導入:今日のテーマ紹介
1:08 🔥 Xでバズった投稿の紹介
2:12 👨‍💻 無限スクロールの発明者と歴史
3:21 📄 ページネーションとの違い
4:26 ✨ メリット:エンゲージメント向上とスマホ相性
5:34 ⚠️ デメリット:パフォーマンス低下とフッター問題
6:41 🧠 脳をハックする心理学的仕組み
7:46 📱 テレビとの根本的な違い
8:54 💡 Instagram の変化とその他の革命的UI
9:59 🎬 動画自動再生とSNSとの相性
11:05 🔍 Google検索での採用と廃止事例
12:12 🛒 ECサイトでの事例と使い分け
13:21 ⏰ まとめ:時間の使い方と対策

上記の続きの動画はYouTubeメンバーシップの
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詳しくは以下をご覧ください。
https://yokotashurin.com/youtube/membership.html
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https://www.youtube.com/channel/UCXHCC1WbbF3jPnL1JdRWWNA/join

エイザ・ラスキンが発明した無限スクロールのメリット・デメリット

📱 無限スクロール 2006年に発明されたUI技術で、ページの終わりなく自動的にコンテンツが読み込まれ続ける仕組みです。従来の「次へ」ボタンを押すページネーション方式と異なり、スクロールするだけで次々と新しいコンテンツが表示されます。スマートフォンとの相性が非常に良く、特にSNSや動画サービスで広く採用されています。ユーザーの滞在時間を大幅に延ばす効果がある一方で、中毒性が高く時間を浪費させる負の側面も指摘されています。

👨‍🎨 エイザ・ラスキン 2006年に無限スクロールを発明したUIデザイナーです。ウェブサイトに長くアクセスしてもらうことを目的にこの技術を開発しましたが、後にNetflixの番組で「人々に膨大な時間を無駄にさせている」として深く後悔していることを公言しました。現在はテクノロジーの倫理的な問題を考える「Center for Humane Technology」の共同設立者として活動し、人間中心のテクノロジーの在り方を提唱しています。

📄 ページネーション 無限スクロールが登場する以前にウェブで一般的だった、「次へ」ボタンを押してページを遷移する形式のUIです。ページの切り替わりには必ず「流れの切断」があり、この一瞬の空白においてユーザーは「もうやめるか続けるか」という判断を行うことができました。この仕組みにより、ユーザーは情報を読む主体性を保つことができ、自発的に探しに行く感覚がありました。現在でもGoogle検索結果や一部のECサイトで採用されています。

🧠 ドーパミン 脳内で分泌される神経伝達物質で、報酬系に関わる重要な役割を果たします。無限スクロールでは、次々と新しいコンテンツが出てくることでドーパミンが継続的に分泌され、スロットマシンと同じような心理的メカニズムが働きます。特に文字から画像、動画、音楽付き動画へとコンテンツが進化するにつれて、ドーパミンの分泌量が増加し、中毒性が高まります。この報酬系の作用がSNS依存の主要な原因の一つとされています。

🤖 アルゴリズム ユーザーの趣味嗜好に合わせて最適化されたコンテンツを自動的に選択・表示する仕組みです。無限スクロールと組み合わさることで、ユーザー好みのコンテンツばかりが表示され続けるため、飽きることなく延々とスクロールを続けてしまいます。これにより、ユーザーは自分でコントロールしていると錯覚しますが、実際には一方的に流されている状態になります。テレビのように全員に同じコンテンツが流れるのではなく、パーソナライズされているため中毒性が格段に高くなっています。

⏱️ ユーザーエンゲージメント ユーザーがウェブサイトやアプリとどれだけ関わり、滞在しているかを示す指標です。無限スクロールの導入により、ユーザーエンゲージメントと滞在時間が劇的に向上しました。特にスマートフォンとの相性が抜群で、効率的なコンテンツの発見が可能になります。サービス提供者にとっては広告収入の増加などメリットが大きい一方、ユーザーにとっては過度な時間消費につながるという光と闇の両面を持つ重要な概念です。

💊 中毒性 無限スクロールの最大の負の側面として指摘される特性です。ページの終わりがないため、どこでやめるべきか判断できず、ずっとスクロールを続けてしまいます。自分の指でスクロールしているため自分がコントロールしていると錯覚しますが、実際にはアルゴリズムによって操作されています。この仕組みにより、ユーザーは「情報を読む主体」から「データを流し続けるコネクター」へと変質し、能動的な意志ではなく自動運動としてスクロールを続けてしまう状態に陥ります。

📱 SNS依存 無限スクロールによって引き起こされる現代的な社会問題です。InstagramやX(旧Twitter)、TikTokなどのSNSが無限スクロールを採用したことで、ユーザーの滞在時間が大幅に増加しました。特に動画コンテンツに音楽が組み合わさることでドーパミンの分泌量が増え、依存性が高まります。この20年間で多くの人々が膨大な時間を無限スクロールに奪われており、人生の何割もの時間を失っている可能性があります。時間を区切る、目的を決めるなどの対策が必要です。

🔍 Deep Research 生成AIを活用した情報収集機能で、自動的に複数の情報源から関連情報を集めてまとめることができます。無限スクロールで受動的に情報を消費する代わりに、Deep Researchを使えば能動的かつ効率的に必要な情報を取得できます。講義内容でも、このスライド自体がDeep Researchを使って情報を集めて作成されたことが言及されており、時間を有効活用するための新しい情報収集手段として注目されています。従来の情報探索方法の代替となる可能性があります。

🔽 フッター ウェブページの最下部に配置されるメニューやリンクのセクションです。無限スクロールの導入により、ページの下部が存在しなくなるため、フッターにアクセスできなくなるという問題が発生します。従来、フッターには企業情報や重要なリンク、コンバージョンを誘導する要素などが配置されていましたが、無限スクロールではこれらが表示されません。固定メニューは出せてもフッターメニューは出せないため、ウェブサイトの設計が重要な制約となります。

超要約1分ショート動画こちら↓
https://www.youtube.com/shorts/YJRXorrZuLU

エイザ・ラスキンが発明した無限スクロールのメリット・デメリット

現代のデジタル体験において、SNSのタイムラインやニュースサイトを閲覧する際に、私たちが無意識に行う「スクロール」という行為。その背後には、もはや標準UIとして定着した「無限スクロール」機能が存在します。この機能は、ページ遷移の煩わしさからユーザーを解放し、シームレスな情報探索を可能にしました。しかしその一方で、開発者自身が「人々から膨大な時間を無駄にさせている」と後悔を表明し、ユーザーを意図せず長時間画面に釘付けにする中毒性の問題も指摘されています。本レポートでは、この無限スクロールがどのようにして生まれ、なぜ主要サービスの標準UIとなり得たのか、その歴史を紐解きます。さらに、ユーザー体験とビジネスにもたらした光と影を多角的に分析し、一部サービスで見られる「脱・無限スクロール」の動きまでを追いながら、私たちがこの強力なテクノロジーとどう向き合うべきかを考察します。

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1. 「終わりなきインターフェース」の誕生

1.1. 発明の背景と開発者

無限スクロールという発明は、単なる技術的な進歩ではなく、Webにおける情報閲覧のあり方を根本から変えようとする試みでした。従来の「ページネーション」(ページ送り)がもたらすクリックや読み込み待ちといった断絶をなくし、ユーザーがより滑らかに、直感的にコンテンツに没入できる体験を目指したのがその原点です。

この革新的なインターフェースに関する核心的な情報は以下の通りです。

• 発明者: エイザ・ラスキン(Aza Raskin)氏。彼の父親は、スティーブ・ジョブズのためにアップルのマッキントッシュを発明したことで知られるジェフ・ラスキンです。

• 発明年: 2006年

• 開発の動機: ラスキン氏は、Webページを逐一切り替える煩わしさに着目しました。「スクロールするだけでコンテンツが表示され続ける」というシンプルなアイデアで、ユーザーのストレスを軽減しようと考えたのです。

• 初の実装: ラスキン氏が開発に携わっていたRSSリーダーHumanized Reader2006年春に世界で初めて実装されました。その後、大手サービスとしてはGoogleリーダー同年9月にこの技術を採用し、広く知られるきっかけとなりました。

1.2. 開発者の後悔

ラスキン氏は後年、自らの発明がもたらした意図せざる結果に対して、深い後悔の念を表明しています。彼は「人々から膨大な時間を無駄にさせている」「一生償わなければと感じている」と語り、その中毒性の高さを**「これは、コカインを画面にばら撒いているようなものだ」**と強烈な比喩で表現しました。

彼の当初の目的は、あくまでユーザー体験の向上、つまり利便性の提供でした。しかし、この機能が持つ「ユーザーをできるだけ長くオンラインに留まらせる」という特性が、広告収益を最大化したいプラットフォーマーのビジネスモデルと結びついた結果、ユーザーの自制心を削り、時間を奪う中毒性の高い装置へと変貌してしまったのです。ラスキン氏の視点では、ユーザーを助けるはずだった発明が、結果的に彼らを搾取するツールとして利用されることへの強い自責の念がうかがえます。

この発明がもたらした強力なユーザーエンゲージメント効果は、次のセクションで解説するSNSへの爆発的な普及へと直接繋がっていきました。

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2. UI革命:SNSへの普及と標準化の歴史

2.1. 主要サービスへの導入タイムライン

2010年前後を転換点として、無限スクロールは主要SNSやWebサービスの標準UIとして急速に定着していきました。この流れを決定的に加速させたのが、スマートフォンの普及です。小さな画面を指で直感的にスワイプする操作は、クリックを必要とするページ送りよりもスクロールとの親和性が格段に高く、シームレスな情報閲覧体験を求めるモバイルユーザーのニーズに完璧に応えるものでした。

以下に、主要サービスにおける無限スクロールの導入史をまとめます。

サービス名PCブラウザ版での導入スマートフォン(アプリ/モバイル版)での導入
Twitter2010年頃にWeb版タイムラインへ導入。自動読み込み形式に変更。スマホ公式アプリでは当初よりタイムラインに採用。旧型携帯向けサイトでは2020年までページ送り方式を維持。
Facebook2010年末に写真ページで導入後、ニュースフィードにも順次拡大。スマホアプリ・モバイル版サイトでもニュースフィードに採用し、シームレスな体験を提供。
Instagram2013年2月に公開されたWeb版フィードで当初から無限スクロールを実現。2010年10月のサービス開始当初から、写真フィードは無限スクロール形式。
Pinterest2010年頃のサービス開始当初より、自動で新しいピンを表示するUIを採用。スマホアプリでもWeb版と同様のUIを一貫して提供。
LinkedIn2012年前後にホームフィードを刷新し、継続読み込み可能なフィードを実装。2012年公開のiPadアプリで「ストリーム」UIとして導入。

2.2. なぜ標準UIとなり得たのか

上記の導入史が示すように、無限スクロールがこれほどまでに広く受け入れられ、SNSの「当たり前」の機能となった理由は明確です。第一に、**「クリックよりスクロールが快適」**という操作性の優位性が挙げられます。特にモバイルデバイスのタッチ操作において、ユーザーは中断なく滑らかに情報を探索できるようになりました。

第二に、このUIはユーザーに**「発見」の体験を提供し、コンテンツへの没入感を飛躍的に高めました。しかし、より本質的な理由は、この特性がユーザーの「注意」を収益源とするアテンション・エコノミー**のビジネスモデルと完全に合致した点にあります。スクロールを続けるだけで次々と新しい情報に出会える仕組みは、ユーザーの滞在時間を最大化し、より多くの広告を提示する機会を創出します。つまり、無限スクロールは単なる便利な機能ではなく、プラットフォームの収益を最大化するための極めて合理的な選択だったのです。

このUIがもたらした光と影、すなわちユーザー体験の向上という側面と、中毒性やビジネスへの影響という側面について、次のセクションで詳細に分析します。

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3. 利便性の代償:メリットとデメリットの徹底分析

無限スクロールは、ユーザー体験(UX)、ビジネス、そして技術の各側面に多大な影響を与えました。この機能は単なるデザイン上の選択肢に留まらず、私たちの情報消費のあり方やデジタル社会における時間の使い方そのものを変えた「両刃の剣」であると言えます。

3.1. メリット:エンゲージメントを高めるUXとビジネス効果

無限スクロールがもたらした肯定的な側面は、ユーザーと企業の双方にとって大きな価値を生み出しました。

• ユーザー体験 (UX) の向上:

    ◦ ユーザーはページ遷移の待ち時間やクリックの手間から解放され、シームレスにコンテンツを閲覧できるようになりました。これにより、情報探索のストレスが大幅に軽減されました。

    ◦ 特に目的なく情報を探す**「流し読み」**に適しており、偶然の発見(セレンディピティ)を促進します。TwitterのタイムラインやPinterestの画像フィードのように、次々と現れるコンテンツの中から興味のあるものを見つける体験は、ユーザーにとって効率的かつ魅力的なものでした。

• ビジネス的効果:

    ◦ ユーザーのページ滞在時間を増加させることは、プラットフォームの広告収益に直結します。滞在時間が長くなるほど、より多くの広告を表示する機会(インプレッション)が生まれ、収益が向上する仕組みです。

    ◦ スクロール距離や閲覧コンテンツ数といったエンゲージメント指標を高めやすく、サービスの活性度を示す上で有利に働きました。これにより、プラットフォームは投資家や広告主に対してサービスの価値をアピールしやすくなりました。

3.2. デメリット:中毒性とユーザビリティの罠

その一方で、無限スクロールは多くの負の側面も露呈させました。

• ユーザー体験 (UX) の毀損:

    ◦ 明確な「終わり」がないため、ユーザーは意図せずして長時間サービスを利用してしまいます。この「止めどきのなさ」は、貴重な時間を奪う**「時間泥棒」**としての性質を際立たせました。

    ◦ その中毒性のメカニズムは、受動的なテレビ視聴とは本質的に異なります。第一に、スクロールは「指を動かす」行動に「新しい情報」という報酬が返ってくる能動的なフィードバックループであり、スロットマシンと同じ心理構造(変動比率スケジュール)で脳の報酬系を刺激します。第二に、表示される情報はアルゴリズムによってパーソナライズされており、ユーザーの興味を最適化されています。第三に、番組の終わりやCMといった明確な停止合図が存在しません。ラスキン氏自身が「衝動の早さに脳がついていけないようにすれば、スクロールをずっと続けてしまう」と語る通り、この設計はユーザーを意図的に引き留める強力な装置なのです。

    ◦ ナビゲーション上の欠点も深刻です。一度見た情報にもう一度アクセスすることが困難であったり、ページのどのあたりを見ているのか分からなくなったりと、ユーザーは情報の大海で方向感覚を失いがちです。

• 技術・UI上の課題:

    ◦ コンテンツを追加で読み込み続けるため、ページの動作が遅くなったり、デバイスのメモリを過剰に消費したりするパフォーマンス問題を引き起こす可能性があります。

    ◦ ページ最下部に設置されるフッター領域にアクセスできなくなるという、古典的かつ重大なUI上の欠陥も指摘されています。重要な情報が次々と読み込まれるコンテンツに押し出され、ユーザーがたどり着けなくなるのです。

    ◦ アクセシビリティの観点からも、スクリーンリーダーの利用者やキーボード操作が中心のユーザーにとって、動的に変化し続けるコンテンツは混乱を招きやすく、大きな障壁となり得ます。

こうしたデメリットが顕在化した結果、一部のサービスでは無限スクロールのあり方を見直す動きが出てきました。

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4. 再評価の波:無限スクロールを廃止したサービス

一度は業界標準となった無限スクロールですが、近年その採用をあえて見直し、廃止・変更する企業が現れ始めています。これは、UXの最適化やパフォーマンス改善といった、より本質的なユーザー価値を追求する合理的な判断に基づく潮流です。

4.1. 事例1:Google検索

長年ページネーション(ページ送り)方式を採用してきたGoogle検索は、一時的に無限スクロール(連続スクロール)を導入しましたが、その後廃止するという大きな方針転換を行いました。

• 導入時期: 2021年にモバイル版、2022年にデスクトップ版で導入されました。

• 廃止時期: 2024年6月に廃止が発表されました。

• 廃止理由: Googleは公式に**「自動的に結果を読み込んでも、検索の満足度が大幅に高まるわけではないことが分かった」**と説明しており、パフォーマンス改善を主な目的として挙げています。ユーザーが求めていない結果まで先読みするのをやめることで、より高速な検索体験を提供することを選択しました。

• 代替UI: デスクトップ版では従来のページネーション方式に回帰。モバイル版では、ユーザーが能動的に次の結果を要求する**「さらに結果を表示」ボタン**を設置する方式に変更されました。

4.2. 事例2:Etsy

ハンドメイド製品のマーケットプレイスであるEtsyは、A/Bテストの結果、無限スクロールの採用を見送ったことで知られています。

• 背景: 2012年頃に実施されたテストで、無限スクロールを導入した結果、エンゲージメント指標が悪化しました。

• 分析: ユーザーによる商品のクリック率や、お気に入りへの登録数が減少。さらに深刻なことに、最終的には**「検索」機能自体の利用がやめられてしまう**という結果が報告されています。

• 考察: この事例は、購入を目的とするECサイトのような「目的志向」のプラットフォームにおいて、無限スクロールが必ずしも最適ではないことを示唆しています。無限に続く商品リストは、ユーザーが商品を比較・検討する上での**認知的負荷(cognitive load)**を高め、意思決定の麻痺を引き起こし、かえってタスクの放棄に繋がってしまう可能性があるのです。

これらの事例から導き出される教訓は、無限スクロールは万能の解決策ではなく、サービスの文脈やユーザーの目的に応じて、UIは慎重に選択されるべきであるということです。

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5. まとめ:テクノロジーとの健全な向き合い方

5.1. アテンション・エコノミーと「後悔される発明」

無限スクロールが抱える問題は、単一の機能に留まるものではありません。それは、ユーザーの「注意(アテンション)」を奪い合い、それを収益化する現代の**「アテンション・エコノミー(注意経済)」**の構造的な課題を象徴しています。驚くべきことに、無限スクロールと同様に、開発者自身がその社会的影響を後に悔やんだ発明は少なくありません。

• ポップアップ広告: 発明者のイーサン・ザッカーマンは後に謝罪。

• 「いいね!」ボタン: 開発者の一人であるジャスティン・ローゼンスタインは、SNSの依存性を懸念し、自身の利用を制限するに至った。

• Pull-to-Refresh(引っ張って更新): 発明者のローレン・ブリクターは、「便利なUIがいつの間にか中毒UIになってしまった」と、その意図せざる結果に複雑な心境を吐露している。

• オートプレイ機能: YouTubeやNetflixなどで採用され、意図しない長時間の視聴を誘発する。

これらの発明に共通するのは、当初は「利便性の向上」を目的としていたにもかかわらず、ユーザーの心理的弱点を突いてエンゲージメントを高めるビジネスツールへと転用されていった点です。背景には、「企業としては売上が伸びるんだから止まらない」という、ユーザーのウェルビーイングよりも利益を優先せざるを得ないアテンション・エコノミーの構造的インセンティブが存在します。

5.2. 私たちが自衛するために

では、私たちは進化し続けるテクノロジーとどう向き合うべきなのでしょうか。「テクノロジーが全て悪である」という結論に飛びつくのではなく、その仕組みを正しく理解し、意識的に距離を保つことが重要です。無限スクロールをはじめとする中毒性の高い機能に対して、ユーザーが「使われる」側から「使いこなす」側になるためには、以下のような具体的な対策が有効です。

• 時間を区切る・通知をオフにする: タイマーを設定して利用時間を制限したり、不要な通知を切ったりすることで、意図しない利用を防ぎます。

• ホーム画面からSNSアプリを外す: アプリを開くまでに一手間加えることで、無意識のタップを減らすことができます。

• SNSを見る目的を一つだけ決める: 「友人の投稿だけ見る」など、目的を明確にすることで、目的のないスクロールを抑制します。

• 自分の意志でテクノロジーを使う意識を持つ: テクノロジーに流されるのではなく、必要な時に必要な目的のために利用するという主体的な姿勢が、健全な関係を築く上で不可欠です。

私たちの時間を、そして注意を、本来大切にすべきものに向けるために、テクノロジーとの賢明な付き合い方を模索していくことが、現代を生きる私たち一人ひとりに求められています。

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この記事を書いた人

横田 秀珠のアバター 横田 秀珠 (新潟)公立長岡造形大学 情報リテラシー論 講師

ネットビジネス・アナリスト。未経験のIT企業に就職し、たった3年で独立し、2007年にITコンサルタント会社のイーンスパイア(株)を設立し現在に至る。All About ProFile全専門家で全国1位のコラム評価を獲得した実績を持つ。全国で年間200回を超える講演も行う。