どこよりも詳しい56データ集計の2025年シングル曲ランキング

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さて、本題です。

2025年の音楽を振り返ります。

2013年に始まって2024年まで
同じようなブログを書いたよね(汗)
2013年⇒https://yokotashurin.com/etc/music2013.html
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2024年⇒https://yokotashurin.com/etc/music2024.html

第67回 日本レコード大賞（2025年）

優秀作品賞
Almond Chocolate/ILLIT(アイリット)
イイじゃん/M!LK
かがみ/FRUITS ZIPPER
革命道中 – On The Way/アイナ・ジ・エンド
恋風/幾田りら
ダーリン/Mrs. GREEN APPLE
倍倍FIGHT!/CANDY TUNE
Fun! Fun! Fun!/新浜レオン
二人だけの秘密/純烈
夢中/BE:FIRST

新人賞
CUTIE STREET
SHOW-WA ＆ MATSURI
HANA
BOYNEXTDOOR

特別アルバム賞
「Prema」藤井 風

特別国際音楽賞
Ado
&TEAM

特別賞
映画『国宝』音楽　原摩利彦
細川たかし
松田聖子
矢沢永吉

最優秀歌唱賞
山内惠介

作曲賞
工藤大輝 | 花村想太
「ノンフィクションズ」Da-iCE

作詩賞
指原莉乃
「とくべチュ、して」＝LOVE

編曲賞
佐藤和豊
「朧」市川由紀乃
「夜香蘭」丘みどり

企画賞
Oh my pumpkin!/AKB48
THE SHOW MAN/Rockon Social Club
Same numbers/乃木坂46
SONGS&HEARTS/歌心りえ
TUBE×/TUBE
三木たかし ソングブック/三木たかし

日本作曲家協会選奨
天童よしみ

日本作曲家協会名曲顕彰
「舟唄」
歌手：八代亜紀　作曲：浜圭介　作詩：阿久悠

特別功労賞
アイ・ジョージ
いしだあゆみ
上條恒彦
川村栄二
草野浩二
さいとう大三
西尾芳彦
橋 幸夫
三浦洸一

総合
2025年Billboard Japan Hot 100
https://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=hot100_year&year=2025

販売
オリコン2025年間ランキング
https://www.oricon.co.jp/rank/js/y/2025/

タワーレコード・ベストセラーズ 2025 邦楽シングル TOP10
https://tower.jp/article/campaign/2025/12/23/02/01

HMV 年間ランキング 2025 【邦楽シングル CD TOP20】
https://www.hmv.co.jp/news/article/251210161/

TSUTAYA 2025年度 年間販売CDランキング：シングル（総合）
公開終了？

Billboard JAPAN Top Singles Sales of the Year 2025
https://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=sales_year&year=2025

レンタル
TSUTAYA 2025年度 年間レンタルCDランキング：シングル（総合）
公開終了？

ダウンロード
Billboard JAPAN Download Songs of the Year 2025
http://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=dlsongs_year&year=2025

レコチョク年間ランキング2025　
https://recochoku.jp/special/101048/

再生回数
Billboard JAPAN Streaming Songs of the Year 2025
https://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=stsongs_year&year=2025

YouTube Rewind 国内年間トップトレンド2025
https://blog.youtube/intl/ja-jp/news-and-events/japan-eoy-2025/

Apple Music 2025年トップソング100：日本
https://music.apple.com/jp/playlist/pl.0e81e0ad64194beba0ce7b547fd18f4b

Amazon 2025年 Top 50 総合チャート
https://music.amazon.co.jp/playlists/B0B3YDBMSR

AWA 2025年 最もFavoriteされた楽曲ランキング
https://s.awa.fm/playlist/official.topfavaward.20251226

AWA 2025年 最もリピートされた楽曲ランキング
https://s.awa.fm/playlist/official.repeataward.20251227

Spotifyプレイリスト「Top Tracks of 2025 Japan」
https://open.spotify.com/playlist/37i9dQZF1DWYYQb2mqFd5I

Spotifyプレイリスト「Global Hits From Japan 2025 -国境を超える日本の音楽
https://spoti.fi/GlobalHitsFromJapan

KKBOX 2025年間ランキング
https://kma.kkbox.com/charts/yearly/newrelease?terr=jp&lang=ja&cate=733

LINE MUSIC 邦楽TOP100－2025年間
https://music.line.me/webapp/playlist/upi7nLrdtfvhxjzl_n1p3rE-GwBt8O2Jp3X3

mora 2025年 年間ダウンロードランキング
https://mora.jp/ranking?genre=j&term=yearly&month=curMonth&year=2025&period=yearly

music.jp 2025年年間ランキング
https://music-book.jp/extra/ranking2025_m

dヒッツ年間myヒッツランキング2025
https://dhits.docomo.ne.jp/ft/sys00484

dミュージック 年間ランキング2025
https://dmusic.docomo.ne.jp/special/2107/

日本テレビ 今年イチバン聴いた歌～年間ミュージックアワード2025
https://www.ntv.co.jp/music-award/

共有数
Spotifyプレイリスト「Most Shared Tracks of 2025 Japan」
https://spoti.fi/MostSharedTracks

カラオケ
DAM年間カラオケリクエストランキング2025
https://www.clubdam.com/ranking/2025/#ranking-section1

2025年JOYSOUNDカラオケ年間ランキング
https://www.joysound.com/web/s/karaoke/contents/annual_ranking/2025

オリコン提供 2025年カラオケ年間ランキング(DAM・JOYSOUND)
https://www.oricon.co.jp/rank/ko/y/2025/

DAM2025年発売楽曲 カラオケ総合ランキング
https://www.clubdam.com/ranking/2025/#ranking-section4

JOYSOUND2025年発売曲 カラオケ総合ランキング
https://www.joysound.com/web/s/karaoke/contents/annual_ranking/2025-02

DAM年間カラオケリクエストアニメ楽曲ランキング2025
https://www.clubdam.com/ranking/2025/#ranking-section3

閲覧数
歌詞サイト「歌ネット」2025年年間総合歌詞ランキング
https://www.uta-net.com/close_up/2025_ranking

UtaTen歌詞ランキング2025
https://utaten.com/specialContent/2025-top50/index.html

リクエスト数
2025 年間 USEN HIT ランキング
https://music.usen.com/special/jpopranking2025/

著作権料
2025年JASRAC使用料分配額ランキング（国内作品）
https://www.jasrac.or.jp/magazine/2025_jasrac-awards_distribution10.pdf

2025年JASRAC使用料分配額ランキング（国内作品インタラクティブ配信）
https://www.jasrac.or.jp/magazine/2025_jasrac-awards_distribution10.pdf

2025年JASRAC使用料分配額ランキング（国内作品カラオケ）
https://www.jasrac.or.jp/magazine/2025_jasrac-awards_distribution10.pdf

その他
オリコン2025年間インディーズシングルランキング
https://www.oricon.co.jp/rank/is/y/2025/

2025年ブックオフオンライン年間CDランキング
https://shopping.bookoff.co.jp/feature/ranking/cd

TOKYO FM COUNTDOWN JAPAN 年間チャート2025
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003791.000004829.html

週間ラジオ・オンエア・チャート by PLANTECH
https://plantech-mdata.themedia.jp/pages/1823500/blog

radikoで聴かれた流行りの最新人気曲ランキングTOP30！【2025年11月】
https://news.radiko.jp/article/edit/115602/

Shazam Weekly Top100 週間
https://www.shazam.com/ja-jp/charts/top-200/japan

YouTube ウィークリー楽曲ランキング 日本
https://charts.youtube.com/charts/TopSongs/jp/weekly

Amazon Best of 2025 J-Popプレイリスト
https://music.amazon.co.jp/playlists/B0B3Y9C44L

オリコン提供 週間YouTubeチャート視聴回数ランキング
https://www.oricon.co.jp/rank/yt/w/2025-12-18/

オリコン提供 週間TikTok音楽チャート再生回数ランキング
https://www.oricon.co.jp/rank/tt/w/2025-12-19/

Billboard JAPAN Hot Animation of the Year 2025
https://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=anime_year&year=2025

JOYSOUND2025年発売曲 アニメ/特撮/ゲーム ランキング
https://www.joysound.com/web/s/karaoke/contents/annual_ranking/2025-02#jp-page-rank-anime

DAM2025年Vtuber楽曲ランキング
https://www.clubdam.com/ranking/2025/#ranking-section5

JOYSOUND2025年VOCAROIDランキング
https://www.joysound.com/web/s/karaoke/contents/annual_ranking/2025-02#jp-page-rank-vocaloid

2025年Billboard Japan Hot 100 Artist 100
https://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=artist_year&year=2025

2025年Billboard Japan Hot 100 Hot Shot Songs
https://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=HotShotSongs_year&year=2025

2025年Billboard Japan Hot 100 Heatseekers Songs
https://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=heat_seekers_year&year=2025

2025年Billboard Japan Hot 100 Top User Generated Songs
https://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=ugc_year&year=2025

2025年Billboard Japan Hot 100 ニコニコ VOCALOID SONGS TOP20
https://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=niconico_year&year=2025

2025年Billboard Japan Hot 100 Hot 100 Composers
https://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=hot_composers_year&year=2025

2025年Billboard Japan Hot 100 Hot 100 Lyricists
https://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=hot_lyricists_year&year=2025

2025年Billboard Japan Hot 100 Global Japan Songs Excl. Japan
https://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=GlobalJapanSongsExclJapan_year&year=2025

2025年の日本レコード大賞を予測するため、56種類のデータ（CD販売、ダウンロード、ストリーミング再生、カラオケ、SNS共有数など）を集計・分析した結果、Mrs. GREEN APPLEが圧倒的な強さを見せている。総合ランキングでは「ライラック」が1位、ノミネート曲「ダーリン」が2位。CD販売ではアイドルグループが上位を独占する一方、ストリーミングではMrs. GREEN APPLEがトップ10中8曲を占めるなど、配信と販売で傾向が異なる。海外では藤井風やCreepy Nutsが人気を集めている。

1. はじめに
2. レコード大賞ノミネートと総合ランキングの全貌
3. CD販売・レンタル・ダウンロード各種ランキングの分析
4. 再生回数ランキングに見るストリーミング時代の覇者たち
5. SNS・カラオケ・歌詞閲覧など多角的データからの考察
6. おわりに
7. よくある質問（Q&A）

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はじめに

2025年も残りわずかとなり、音楽業界では今年を代表するヒット曲が出揃いました。毎年この時期になると、多くの方が「今年のレコード大賞は誰が取るのだろう？」と気になるのではないでしょうか。音楽ランキングは、オリコンだけを見れば良いという時代は終わり、今ではCD販売、ダウンロード、ストリーミング再生回数、カラオケ、SNSでのシェア数など、多角的なデータを総合的に見なければ本当の人気は分かりません。そこで今回は、2013年から毎年継続してお届けしている恒例企画として、なんと56種類ものデータを徹底的に集計・分析し、2025年のシングル曲ランキングを多面的に読み解いていきます。この記事を読めば、今年の音楽シーンの全体像がくっきりと見えてくるはずです。レコード大賞の予測はもちろん、日本の音楽が海外でどのように聴かれているかという興味深いデータまで網羅していますので、ぜひ最後までお付き合いください。

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レコード大賞ノミネートと総合ランキングの全貌

第67回 日本レコード大賞（2025年）ノミネート作品

2025年のレコード大賞のノミネートが発表されました。今回発表された内容を見ていきましょう。

優秀作品賞

• Almond Chocolate / ILLIT（アイリット）
• イイじゃん / M!LK
• かがみ / FRUITS ZIPPER
• 革命道中 – On The Way / アイナ・ジ・エンド
• 恋風 / 幾田りら
• ダーリン / Mrs. GREEN APPLE
• 倍倍FIGHT! / CANDY TUNE
• Fun! Fun! Fun! / 新浜レオン
• 二人だけの秘密 / 純烈
• 夢中 / BE:FIRST

新人賞

• CUTIE STREET
• SHOW-WA ＆ MATSURI
• HANA
• BOYNEXTDOOR

特別アルバム賞

• 「Prema」藤井 風

特別国際音楽賞

• Ado
• &TEAM

特別賞

• 映画『国宝』音楽　原摩利彦
• 細川たかし
• 松田聖子
• 矢沢永吉

最優秀歌唱賞

• 山内惠介

作曲賞

• 工藤大輝 | 花村想太
• 「ノンフィクションズ」Da-iCE

作詩賞

• 指原莉乃
• 「とくべチュ、して」＝LOVE

編曲賞

• 佐藤和豊
• 「朧」市川由紀乃
• 「夜香蘭」丘みどり

企画賞

• Oh my pumpkin! / AKB48
• THE SHOW MAN / Rockon Social Club
• Same numbers / 乃木坂46
• SONGS&HEARTS / 歌心りえ
• TUBE× / TUBE
• 三木たかし ソングブック / 三木たかし

日本作曲家協会選奨

• 天童よしみ

日本作曲家協会名曲顕彰

• 「舟唄」
• 歌手：八代亜紀　作曲：浜圭介　作詩：阿久悠

特別功労賞

• アイ・ジョージ
• いしだあゆみ
• 上條恒彦
• 川村栄二
• 草野浩二
• さいとう大三
• 西尾芳彦
• 橋 幸夫
• 三浦洸一

総合ランキングが示す圧倒的な結果

正直に言うと、このラインナップを見れば、Mrs. GREEN APPLE以外ありえないというのが率直な感想です。どう考えてもこのノミネート作品の中では、Mrs. GREEN APPLEが頭一つ抜けています。これで2年連続となるかどうかというところが注目ポイントとなっています。

今回の分析では、56種類のデータを集計しています。具体的には、総合ランキング、CDの販売ランキング、レンタルランキング、ダウンロードランキング、再生回数ランキング、さらにはSNSの共有数ランキング、カラオケランキング、そして歌詞の閲覧数ランキング、有線のリクエストランキング、著作権料に関する数字、その他の数字などから予測していきます。結構たくさんありますよね、56ありますので。

まず1つ目として、総合ランキングを見ていきましょう。これが総合なので、ほぼ答えが出ていると言ってもいいんじゃないかなと思います。

総合ランキングの第1位は、2024年に引き続きまして、Mrs. GREEN APPLEの「ライラック」となりました。「ライラック」が取っちゃうのかという話なんですが、2位が「ダーリン」なんですね。そして、この「ダーリン」が今回のレコード大賞の方にノミネートされていますので、おそらくこれになるというのが硬いと思います。その他3位からはずらずら並んでいる形になっています。

注目すべき点として、このあたりにはノミネート作品がほとんどいないんです。10位まで見てもいないんですね。「かわいいだけじゃだめですか?」CUTIE STREETが12位に入ってるんですけど、これもノミネートに入ってない。新人賞ですもんね。なので、ノミネート作品がここに全然入ってないので、もう残念ながら圧勝という感じだと思います。28位の夢中/BE:FIRSTとか、35位の革命道中/アイナ・ジ・エンドくらいですからね。

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CD販売・レンタル・ダウンロード各種ランキングの分析

オリコンCD販売ランキング

では今度はCDの販売ランキングを見ていきたいと思います。

まずオリコンランキングです。こちらを見ましたら、SERIOUS/Snow Manが1位ですね、という形でずらずら並んでるんですが、これはびっくりしたんですけど、まあ最近の傾向ではあるんですが、上位が全員グループアイドルなんですよね。もうグループしかランクインしてないと。ピンで活躍しているアイドル、もしくはミュージシャンがいないという形になっています。

CD販売ですよ、販売に関して、結局複数いた方がその推し活の関係もあったりとかして多分たくさん売れるんでしょうね。なので、こういうランキングになってくると思うんですけど、ようやくソロアーティストが出てくるのが30位ぐらいになってようやく出てくるかな。米津玄師さんがようやく出てくるぐらいなんですね、31位だったかな。ようやく出てくるぐらいなんで、本当にグループしかいないという感じのランキングになっています。

タワーレコード・HMVランキング

同様に、タワーレコードの方のランキングを見ていきましても、同じような形です。若干その推してるメンバーによって、お店側がランキングが違うんですけど、ほぼアイドル系がランクインしてるという形になってます。

今度はHMVのランキングも見ましても、これも同様ですね。いわゆるアイドル系、グループが入ってるという感じでしょうか。

TSUTAYAの公開停止について

続きまして、TSUTAYAです。これはなぜか今年から公開されなくなったので、今のところランキング出てないんですが、また出たら追記しておきたいと思います。

Billboard Japanセールスランキング

そしてBillboard Japanのセールスランキングも見ておきましょう。これもさっきと同様な感じですね。ほぼ同じですね。若干順位は違うんですけど、入ってるメンツはほぼアイドルグループということになります。

レンタルランキングの重要性と公開停止

では続きまして、レンタルランキングです。これは発表がTSUTAYAしかなかったので、ここをやめちゃうと出ないという状況になっています。

実は、レンタルというのは一番正確なランキングなんですよね。1人の人が何回もレンタルすることって普通ありえないじゃないですか。だからダブりなしで集計できるんです。ダウンロードとか再生回数も1人は何回も聞くのであてにならないんですけど、そういう意味では1人一票の投票制という点では、このレンタルランキングは非常に正しいデータだったんです。しかし、これをなぜか発表やめちゃったんですよ。ちょっと残念なところです。

ダウンロードランキング

ダウンロードを見ましょう。ビルボードが発表してるところだと、米津玄師さんが1位でMrs. GREEN APPLEの「ライラック」が2位という形で、米津玄師さん3位、サカナクション4位という形になってますね。なので、ダウンロードになると米津玄師さんが強いですね、という感じですかね。

いわゆるその推し活ではなくて、正直なランキングだとこうなるということです。ダウンロードも1人の人が複数ダウンロードすることはあんまりないと思うので、比較的信頼性の高いデータと言えます。ただダウンロードは導入していない人がいるので、レンタルの方が正確だと僕は思うんですけど、レンタルやってないというミュージシャンはいないので、レンタルがなくなったのはちょっと残念です。

レコチョク年間ランキング

レコチョク年間ランキングも同様に、これもダウンロードなんですが、こんな形になってますね。

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再生回数ランキングに見るストリーミング時代の覇者たち

Billboard Japan ストリーミングソングランキング

続きまして、再生回数ランキングを見ていきましょう。Billboard Japanのストリーミングソングで見ましても、驚異的な結果が出ています。

Mrs. GREEN APPLEが1位、2位もMrs. GREEN APPLE、3位もMrs. GREEN APPLE、4位もMrs. GREEN APPLE、5位もMrs. GREEN APPLEということで、上位を独占しています。

Billboard JAPANのリカレントルール導入

ここで重要なポイントがあります。Billboard JAPANは2025年に、長期間チャートインした楽曲のポイントを減算する「リカレントルール」を導入し、新しい曲が評価されやすい仕組みに変更しました。これはストリーミング普及で「旧曲」が上位を占める傾向への対策として実施されたものです。

Mrs. GREEN APPLEの「ライラック」が2025年年間チャート1位になるなど一部アーティストに人気集中が続く中、YouTubeのデータ提供停止の動きも報じられ、チャートの公平性やデータ計測方法に関する議論が活発化しています。

それでもMrs. GREEN APPLEは強かったというのが先日ニュースになりましたが、本当に強いですね。もうMrs. GREEN APPLEだらけという感じです。もうすごいね。これトップ10以内に1、2、3、4、5、6、7、8つ入ってますからね。やばいですね。ダントツですね。

YouTubeランキング

YouTubeのランキングです。これはYouTubeの再生回数ランキングが発表されてるんですけど、こちらの方では多分HANA「ROSE」が1位ですね。そして米津玄師「IRIS OUT」が2位、サカナクション「怪獣」が3位、Mrs. GREEN APPLE「ダーリン」が4位という形になっています。5位がDECO*27 「モニタリング feat. 初音ミク」入ってますね、6位がMrs. GREEN APPLE「クスシキ」、米津玄師「Plazma」、米津玄師「BOW AND ARROW」って形になってます。

Apple Music・Amazon Musicランキング

続いてApple Musicのランキングも見ますが、こちらもMrs. GREEN APPLEのライラックが1位ですね。取ってます、という感じでしょうか。

続いてAmazon Musicのランキングも見ていきましょう。サブスク系はほぼ同じですね。これもMrs. GREEN APPLEがダントツに強いという形になってますね。そして米津さん、サカナクションが続いてるって感じでしょうか。

AWAランキング（いいね・リピート）

続いてAWAですね。最もフェイバリットされた楽曲、これは若干違いまして、再生数じゃなくて「いいね」ランキングなんで若干違うんですけど、HANAさんが1位、そして3位も入ってますね。そして4位にKing Gnuが入ってますね。愛のかたまり/KinKi Kidsって最近の曲じゃないんだけど2001年ですが入ってますね、という感じでしょうか。

最もリピートされた楽曲ランキング、これも興味深いですよね。Mrs. GREEN APPLE1位ですね。2位米津さんって感じになってます。

Spotify・LINE MUSIC・その他サブスクランキング

続きまして、Spotifyの再生回数ランキングを見ていきましょう。こちらも多分サブスク系は同じようにMrs. GREEN APPLEがダントツ強いという形になりますね。

そしてKKBOXの年間ランキングなんかも見ましても、HANAさん、Mrs. GREEN APPLEって形になってます。HANAさん、結構強いですね。韓国系で強いですね。

LINE MUSICの方行きましょう。こちらもMrs. GREEN APPLEという形でダントツ強いね、という感じになってます。

moraのランキングも見ていきましょう。こちらの方は米津さんが1位に、そして4位にも入ってますね。

続きまして、dヒッツのランキングを見ていきましょう。これもMrs. GREEN APPLEが上位を独占って感じでしょうか。

続きまして、dミュージックの年間ランキングも。こちらもですね、Number_iさん入ってますけど、米津さんっていう感じでしょ。Snow Manも入ってますね。

日本テレビのストリーミングランキング番組

続いてこちらですね。日本テレビさんが実は2025年12月29日、いわゆるサブスクの、ストリーミングの再生回数ランキングを発表するということです。

おそらく、TBSのレコード大賞にぶつける形で日テレが新しくこれを定番にしていくんじゃないかなと思います。TBSのレコード大賞が12月30日なので、その1日前に「レコードでなく今の時代はストリーミングでしょ？」ってことでやるということなんでしょう。これは視聴率も含め、ちょっと注目ですね。

グローバルヒット：国境を超えた日本の音楽

続きまして、グローバルヒット、国境を超えた日本の音楽についてです。これなかなか面白いランキングなんですけど、日本以外の国で流行ってる曲ランキングはCreepy Nutsが1位で、2位が藤井風ですね。そして3位がCreepy Nutsという形になってますね。LiSAさんも強い。

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SNS・カラオケ・歌詞閲覧など多角的データからの考察

SNS共有回数ランキング

そして共有回数ランキングということで、SNSのシェアされたランキングは結構なかなか面白いと思うんですけど、これはNumber_iさんが強いですね。JO1さんが入ってますね。アイドル、男性アイドル系が強いって感じでしょうか。ということは女性がSNSに推し活でシェアしてるんでしょうかね。

カラオケランキング（DAM・JOYSOUND）

そしてカラオケランキングです。DAMさんの方のランキングでもMrs. GREEN APPLEが1位を取ってます。2位Vaundyが取ってますね。3位はもう定番、高橋洋子さんの「残酷な天使のテーゼ」、そしてポルノグラフィティが再び大人気ですよね、「サウダージ」が入ってますという感じですね。

同様にJOYSOUNDの方も発表になってますが、ほぼ同じようなランキングになっています。

そしてこちら、オリコン提供のDAMとJOYSOUNDの合計のものランキングを見ましてもほぼ同じような感じでしょうかね。

続きまして、今年発売のランキングとかもあるんですけど、カラオケは今年じゃないものが結構ヒット曲の上位に入ったりとかするので、そのようなランキングなんかも出ています。

歌詞閲覧ランキング（歌ネット・UtaTen）

そして、これも面白くて、歌ネットさんが発表してる歌の歌詞をたくさん閲覧したランキングが出てるんだけど、これはちょっとまた違う感じになるので面白いんですよね。

• 1位　クスシキ / Mrs. GREEN APPLE
• 2位　IRIS OUT / 米津玄師
• 3位　ダーリン / Mrs. GREEN APPLE
• 4位　愛▽スクリ～ム！/ AiScReam

こんな感じのランキングになってますので、リンク全部載ってますんで、後で見といてください。

UtaTenさんのランキングも発表になっていると思います。

• 1位　APT. / ROSÉ & Bruno Mars
• 2位　IRIS OUT / 米津玄師
• 3位　モニタリング / DECO*27

と続きます。

有線リクエストランキング

有線リクエストランキングですね。これもまたちょっと特殊なんですが、Mrs. GREEN APPLEが強しという感じでしょうか。アイナ・ジ・エンドの「革命道中」が5位。これ結構善戦してます。アイナ・ジ・エンドはレコード大賞にノミネートしているので、大穴として可能性ありかなって気がするんですけど、どうでしょうかね。

JASRACランキング（著作権料）

続きまして、こちらです。JASRACですね。JASRACに著作権料を払った分ランキングというのが発表されてるんですけど、こちらは、YOASOBIが強い。そしてCreepy Nuts、これは1年ぐらいずれるので、Adoさんの唱などが入っていますね。

オリコン年間インディーズランキング

続きまして、オリコンの年間インディーズランキングということで、

• 1位　キューにストップできません! / CUTIE STREET
• 2位　はちゃめちゃわちゃライフ! / FRUITS ZIPPER
• 3位　KawaiiってMagic / FRUITS ZIPPER
• 4位　推し■好き■しんどい / CANDY TUNE

いわゆる最近は見た目の衣装がカラフルなアイドル女子グループというのが結構いっぱい出てきて、だんだんわかんなくなってきてるんですけど、それらがランクインしてるという感じでしょうかね。なんか最近流行りですよね、このカラフル系ね。

ブックオフCDランキング

そしてこれも面白くて、ブックオフのCDランキングというのがあって、宇多田ヒカルがすごい強いんですけど、一回聞いてたものをもう一回売りに出して、リサイクルで売れたランキングっていうことで、やっぱりこう根強い人気のものがランクインしてるという感じでしょうかね。昔流行った人で今も人気の人って感じでしょうかね。

TOKYO FM オンエアランキング

そしてTOKYO FMのオンエアランキングなんかも発表されています。この辺も結構、これは結構事務所の力があるんですけど、King Gnuなんかが入ったりしてますね、ただし年間ではなくて週間しか発表されていないです。

海外で話題の日本の音楽（国別ランキング）

このような形でですね、日本以外の国で話題になったものというのが発表されてるんですよ。これ面白くて、国別で見ていきましょう。

韓国（1位から）

• IRIS OUT / 米津玄師
• ベテルギウス / 優里
• Pretender / Official髭男dism

台湾（1位から）

• Lemon / 米津玄師
• 晩餐歌 / tuki.
• 群青 / YOASOBI

インドネシア（1位から）

• 死ぬのがいいわ / 藤井風
• 夜に駆ける / YOASOBI
• たぶん / YOASOBI

タイ（1位から）

• 満ちてゆく / 藤井風
• 死ぬのがいいわ / 藤井風
• ガーデン / 藤井風

マレーシア（1位から）

• 死ぬのがいいわ / 藤井風
• First Love / 宇多田ヒカル
• 夜に駆ける / YOASOBI

シンガポール（1位から）

• 夜に駆ける / YOASOBI
• アイドル / YOASOBI
• 死ぬのがいいわ / 藤井風

インド（1位から）

• 死ぬのがいいわ / 藤井風
• すずめ (feat. 十明) / RADWIMPS
• TOKYO DRIFT(FAST & FURIOUS) / TERIYAKI BOYZ

ドイツ（1位から）

• TOKYO DRIFT(FAST & FURIOUS) / TERIYAKI BOYZ
• オトノケ / Creepy Nuts
• ReawakeR (feat. Felix of Stray Kids) / LiSA

フランス（1位から）

• オトノケ / Creepy Nuts
• Bling-Bang-Bang-Born / Creepy Nuts
• ReawakeR (feat. Felix of Stray Kids) / LiSA

イギリス（1位から）

• オトノケ / Creepy Nuts
• Bling-Bang-Bang-Born / Creepy Nuts
• It’s Going Down Now / Lotus Juice / 高橋あず美

アメリカ（1位から）

• オトノケ / Creepy Nuts
• Bling-Bang-Bang-Born / Creepy Nuts
• It’s Going Down Now / Lotus Juice / 高橋あず美

南アフリカ（1位から）

• オトノケ / Creepy Nuts
• TOKYO DRIFT(FAST & FURIOUS) / TERIYAKI BOYZ
• Bling-Bang-Bang-Born / Creepy Nuts

ブラジル（1位から）

• オトノケ / Creepy Nuts
• TOKYO DRIFT(FAST & FURIOUS) / TERIYAKI BOYZ
• It’s Going Down Now / Lotus Juice / 高橋あず美

ということでいろんなランキングがあるので、これも国別でも面白いかなと思います。

VTuber・ボーカロイド・アニメ関連

あとはニコニコのボーカロイドのランキングとかもありますので、いろんなアニメのランキングとかもあります。この辺もまた見といてください。

データ収集の舞台裏

ということですね。まあこれ集めるだけでも相当大変なんですけど、今便利な時代になりまして、URLを2025に変えるだけで大体同じURLでみんな作ってくれてるので非常に助かるんだけど、そうじゃないところだけを合わせればいいので、まあまあうまくいきましたが、今回またデータ増えましたので、ぜひじっくり皆さん見て、レコード大賞を予測しましょう。

最終予測

僕の予測では、普通に王道でいけばMrs. GREEN APPLEということになるんじゃないかなと思います。

ということで今日は、この音楽業界の1年を振り返ってみました。

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おわりに

今回は56種類もの多角的なデータを集計・分析し、2025年の音楽シーンを徹底的に読み解いてきました。結論として、2025年のレコード大賞は、総合ランキング、ストリーミング再生回数、ダウンロード、カラオケ、歌詞閲覧数など、あらゆる指標においてMrs. GREEN APPLEが圧倒的な強さを見せており、優秀作品賞にノミネートされている「ダーリン」が大賞を獲得する可能性が極めて高いと予測されます。また、今年の特徴として、CD販売ランキングではグループアイドルが上位を独占し、ソロアーティストが苦戦している一方で、ストリーミングやダウンロードでは米津玄師さんやサカナクションなど実力派アーティストが健闘していることが浮き彫りになりました。さらに、海外では藤井風さん、YOASOBI、Creepy Nutsが各国で人気を博しており、日本の音楽がグローバルに広がっていることも確認できました。来年以降も、この多角的なデータ分析を継続してお届けしていきますので、ぜひお楽しみに。

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よくある質問（Q&A）

Q1. なぜ56種類ものデータを集計しているのですか？

A1. 現代の音楽市場は非常に多様化しており、CD販売だけでは本当の人気を測ることができません。ストリーミング、ダウンロード、カラオケ、SNSでのシェア数、歌詞閲覧数など、様々な角度からデータを収集することで、より正確で公平なランキングを作成することができます。また、それぞれのデータには特性があり、例えばCD販売では推し活の影響が大きく、レンタルでは1人1票に近い純粋な人気が反映されるなど、多角的に分析することで音楽市場の全体像が見えてきます。

Q2. レンタルランキングが最も正確だと言われるのはなぜですか？

A2. レンタルランキングが正確とされる理由は、1人の人が同じ曲を何回もレンタルすることは通常ないため、いわゆる「ダブりなし」で集計できるからです。CD販売では同じファンが複数枚購入する「推し活」の影響を受けやすく、ストリーミング再生回数も1人が何度も繰り返し聴くことでカウントが増えます。その点、レンタルは「1人一票」に近い投票制のような特性を持っており、より純粋な人気を反映していました。しかし残念ながら、TSUTAYAがランキングの公開を停止したため、現在は確認することができません。

Q3. CD販売ランキングでグループアイドルが上位を独占しているのはなぜですか？

A3. CD販売ランキングでグループアイドルが上位を独占している主な理由は「推し活」文化にあります。グループにはメンバーごとに異なるファンがいるため、それぞれのファンがCDを購入することで、グループ全体としての販売数が伸びやすくなります。また、特典会やイベント参加券、メンバー別のランダム封入特典などにより、同じファンが複数枚購入するケースも多いです。その結果、ソロアーティストは31位の米津玄師さんまで登場しないという、グループアイドル一色のランキングとなっています。

Q4. 海外で日本の音楽はどのように受け入れられていますか？

A4. 海外では地域によって人気のアーティストや楽曲に特徴的な違いが見られます。東南アジア（タイ、マレーシア、インドネシアなど）では藤井風さんの「死ぬのがいいわ」が非常に人気で、複数の国で1位を獲得しています。欧米（アメリカ、イギリス、フランス、ドイツなど）ではCreepy Nutsの「オトノケ」や「Bling-Bang-Bang-Born」が強く、アニメタイアップの効果が大きいと考えられます。また、YOASOBIは「夜に駆ける」「アイドル」で複数の国にランクインしており、グローバルでの認知度が高まっています。

Q5. 2025年のレコード大賞予測の結論は何ですか？

A5. 2025年のレコード大賞は、Mrs. GREEN APPLEの「ダーリン」が受賞する可能性が極めて高いと予測しています。総合ランキングでは「ライラック」が1位、「ダーリン」が2位を獲得しており、ストリーミングランキングではトップ10のうち8曲をMrs. GREEN APPLEが占めるという圧倒的な強さを見せています。また、カラオケランキングでも1位を獲得しており、多くの指標で他のノミネート作品を大きく引き離しています。これで2年連続の大賞受賞となるかどうかが注目ポイントです。大穴としては、有線リクエストで5位に入っているアイナ・ジ・エンドの「革命道中」にも可能性があるかもしれません。

🏆 レコード大賞 日本レコード大賞は、TBSが主催する年末恒例の音楽賞です。1959年から続く権威ある賞で、その年を代表する楽曲や歌手を表彰します。優秀作品賞から大賞が選ばれ、新人賞や特別賞なども授与されます。2025年で第67回を迎え、12月30日に放送予定です。

🍏 Mrs. GREEN APPLE 2025年の音楽シーンを席巻した3人組ロックバンドです。ストリーミング再生数では「ライラック」が年間1位を獲得し、トップ10に8曲がランクインするという驚異的な記録を達成。カラオケでも1位を獲得し、2年連続でのレコード大賞受賞が有力視されています。

📊 56データ集計 CD販売、ダウンロード、ストリーミング、カラオケ、SNS共有数、有線リクエスト、歌詞閲覧数、著作権料など、56種類の異なるデータソースを用いた多角的な分析手法です。2013年から毎年行われており、より正確な音楽トレンドの把握とレコード大賞の予測を可能にしています。

📀 CD販売ランキング オリコン、タワーレコード、HMV、Billboard Japanなどが集計するCDの売上ランキングです。2025年は上位をグループアイドルが独占し、ソロアーティストは30位以降にようやく登場する状況。推し活によるファンの複数購入が影響し、実際の人気とは異なる傾向を示しています。

🎧 ストリーミング再生 Spotify、Apple Music、LINE MUSICなどの音楽配信サービスでの再生回数を集計したランキングです。Billboard Japanは2025年から「リカレントルール」を導入し、長期ヒット曲のポイントを減算する仕組みに変更。それでもMrs. GREEN APPLEの強さは変わりませんでした。

🌏 海外人気ランキング 日本以外の国で聴かれている日本の楽曲ランキングです。欧米ではCreepy Nutsの「オトノケ」が1位、東南アジアでは藤井風の「死ぬのがいいわ」が人気。国によって好まれるアーティストや楽曲が異なり、日本音楽のグローバル展開の多様性を示しています。

🎤 カラオケランキング DAMとJOYSOUNDが発表する年間カラオケ人気曲ランキングです。Mrs. GREEN APPLEが1位、Vaundyが2位。定番曲「残酷な天使のテーゼ」や「サウダージ」も上位に入り、新曲と名曲が混在するのがカラオケランキングの特徴です。

💿 レンタルランキング TSUTAYAなどが発表するCDレンタルの人気ランキングです。1人が同じCDを複数回レンタルすることは稀なため、重複なしの正確な人気指標とされていました。しかし2025年は発表が中止され、貴重なデータソースが失われたと惜しまれています。

📱 SNS共有数ランキング SNSでシェアされた楽曲の回数を集計したランキングです。Number_iやJO1など男性アイドルグループが上位を占め、女性ファンによる推し活の影響が顕著に表れています。実際の視聴数とは異なる、ファンの熱量を測る指標として注目されています。

📺 日テレ新ランキング番組 2025年12月29日に日本テレビが放送するストリーミング再生回数ランキング番組です。TBSのレコード大賞（12月30日）の前日に放送することで、「レコードではなくストリーミングの時代」という新しい音楽評価基準を提示する狙いがあるとされています。

2025年の日本の音楽シーンを彩った楽曲の動向を多角的に分析し、そのデータに基づいて第67回日本レコード大賞の最高栄誉である「大賞」の受賞作品を予測することを目的としています。分析にあたっては、デジタル配信、ストリーミング、CDセールス、カラオケランキング、ラジオオンエアといった主要な音楽チャートを横断的に評価し、客観的な指標に基づいた結論を導き出します。

まず、大賞の選考対象となる「優秀作品賞」にノミネートされた全10作品を以下に示します。

• Almond Chocolate / ILLIT

• イイじゃん / M!LK

• かがみ / FRUITS ZIPPER

• 革命道中 – On The Way / アイナ・ジ・エンド

• 恋風 / 幾田りら

• ダーリン / Mrs. GREEN APPLE

• 倍倍FIGHT! / CANDY TUNE

• Fun! Fun! Fun! / 新浜レオン

• 二人だけの秘密 / 純烈

• 夢中 / BE:FIRST

これらの優れた楽曲の中から、2025年を最も象徴する一曲はどれになるのか。本レポートでは、各楽曲が年間を通じて記録したパフォーマンスを客観的データで評価し、最終的な予測を導き出すプロセスを詳細に解説します。

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1. 2025年主要音楽チャートの動向分析

現代の音楽市場におけるヒットの様相を正確に捉えるためには、単一の指標に依存するのではなく、複数の異なる指標を横断的に分析することが不可欠です。デジタル配信やストリーミングは楽曲の瞬間的な人気と持続性を、カラオケランキングは国民的な浸透度を、そしてCDセールスはアーティストを支えるコアファンダムの熱量を、それぞれ異なる角度から映し出します。このセクションでは、各分野のチャートデータを基に、ノミネート作品のパフォーマンスを検証します。

1.1 デジタル・ストリーミング部門の覇者：楽曲人気の中核指標

デジタル配信とストリーミング再生数は、現代のヒット曲を測る上で最も重要な指標の一つであり、楽曲がどれだけ広く、そして繰り返し聴かれているかを直接的に示します。

年間チャートのデータを見ると、2025年のデジタルシーンはMrs. GREEN APPLEによって完全に掌握されたことが明らかです。Billboard JAPANが発表した年間総合ソング・チャート「Hot 100」において、ノミネート曲である**「ダーリン」は年間2位という驚異的な成績を記録しました。さらに、同アーティストの「ライラック」が年間1位を獲得しており、トップ2を独占しただけでなく、年間チャート100位以内に実に15曲**もの楽曲を送り込むという前人未到の偉業を達成しています。これは単なるヒットの創出ではなく、市場全体を飽和させるほどの圧倒的な支配力を示しています。AWAの「最もリピートされた楽曲ランキング」でも「ダーリン」は5位にランクインしており、広く聴かれただけでなく、深く愛聴されたことが窺えます。

他のノミネート曲もデジタル市場で確固たる地位を築いています。**BE:FIRSTの「夢中」**はHot 100で年間28位を確保し、コアファン層を超えた幅広いデジタルリーチを証明しました。また、**アイナ・ジ・エンドの「革命道中 – On The Way」**も同35位にランクインし、高い人気を獲得しました。

しかし、これらの優れた実績と比較しても、「ダーリン」が記録したチャート順位と、Mrs. GREEN APPLEというアーティストが年間を通じて示したデジタル市場での存在感は群を抜いています。ストリーミングデータが楽曲の絶大な人気を裏付ける一方で、カラオケチャートはより示唆に富む指標、すなわち国民の日常生活や社会的構造への浸透度を明らかにしてくれます。

1.2 カラオケランキングに見る国民的浸透度

カラオケランキングは、一過性のブームに留まらず、老若男女を問わず幅広い層に歌われ、長く愛される「国民的ヒット曲」としての地位を確立したか否かを測る重要なバロメーターです。

2025年のカラオケシーンも、Mrs. GREEN APPLEの独壇場でした。DAMとJOYSOUNDが発表した年間ランキングにおいて、Mrs. GREEN APPLEは両社ともに「歌手別ランキング」で2年連続となる1位を獲得。これは、特定の楽曲だけでなく、アーティストそのものが国民的な支持を得ていることの証左です。

ノミネート曲である**「ダーリン」のパフォーマンスは、この傾向をさらに裏付けます。本楽曲は、DAMの「今年発売楽曲ランキング」およびJOYSOUNDの「2025年発売曲 カラオケ総合ランキング」の両方で、見事に1位**に輝きました。これは、2025年にリリースされた楽曲の中で最もカラオケで歌われた曲であることを意味します。

しかし、より注目すべきは、新旧すべての楽曲を含む「総合年間ランキング」の動向です。この総合チャートにおいて、**「ダーリン」はDAMで9位、JOYSOUNDで16位とトップ20入りを果たしつつ、両チャートの総合1位には同アーティストの「ライラック」**が輝いています。一つのアーティストが、その年にリリースした新曲と既存のヒット曲の両方で年間チャートの最上位を占拠するというこの現象は、前代未聞の市場浸透度を示しており、「ダーリン」のヒットがアーティスト全体の圧倒的な勢いに支えられていることを物語っています。

1.3 CDセールスから見るコアファンダムの熱量

デジタル配信が主流となった現在でも、CDセールスはアーティストの熱心なファン層、すなわち「コアファンダム」の規模とエンゲージメントを測る上で重要な指標であり続けています。CDセールスチャートが「コアファンダム」の熱心な購買力を反映する領域であるのに対し、デジタルやカラオケのチャートはより広範な「大衆のエンゲージメント」や「社会的浸透度」を測定します。年間を代表する楽曲の称号は、これら全ての領域を制覇できる楽曲にこそ与えられるべきです。

この分野では、BE:FIRSTやM!LKといったボーイズグループが非常に高い実績を上げています。「Billboard Japan Top Singles Sales Year End」では、BE:FIRSTのシングル「GRIT」（64位）、「Spacecraft/Sailing」（65位）、「空」（85位）の3作品が100位以内にランクインしており、強固なファン基盤に支えられた安定したセールス力を明確に示しています。

一方で、Mrs. GREEN APPLEはデジタル配信を主戦場としており、シングルCDのセールスチャートでは上位に食い込んでいません。この事実は、各指標が異なる成功の形を映し出すことを示唆しています。大賞の行方を占う上で、特定の指標での強さだけでなく、全ての指標を横断した総合的なパフォーマンスバランスがいかに重要であるかが浮き彫りになります。

2. 有力候補の多角的評価

前章でのチャート分析を踏まえ、ここでは特に受賞の可能性が高いと考えられる有力候補を抽出し、それぞれの強みと評価ポイントを多角的に検証します。総合的なパフォーマンスで他を圧倒する大本命と、特定の分野で強みを見せる対抗馬について考察します。

2.1 大本命：Mrs. GREEN APPLE「ダーリン」

これまでの分析を総括すると、**Mrs. GREEN APPLEの「ダーリン」**が第67回日本レコード大賞の最有力候補であることは論理的な帰結と言えます。その理由は、単一の指標における成功に留まらず、複数の主要な評価軸において圧倒的な結果を残している点にあります。

• 圧倒的なデジタル人気: 2025年の音楽シーンを最も正確に反映する「Billboard JAPAN Hot 100」で年間2位を記録。これはノミネート曲の中で群を抜く成績であり、同チャートに15曲をランクインさせたアーティスト全体の勢いが強力に後押ししています。

• 国民的なカラオケ支持: 大衆への浸透度を示すカラオケで、DAM・JOYSOUND両社の「2025年発売楽曲ランキング」を制覇。総合チャートでも別楽曲が1位を獲得するなど、アーティストとして市場を完全に掌握しており、その年の顔としての説得力は絶大です。

• アーティストとしての年間を通じた活躍と批評的評価: 楽曲やアーティストとしてのチャート制覇に留まらず、Billboard JAPANの「年間作詞家チャート」でボーカルの大森元貴氏が1位を獲得。この事実は、商業的な成功が単なるトレンドではなく、批評的にも認められた卓越したソングライティング能力に裏打ちされていることを証明しており、大賞審査員の評価に繋がる重要な要素です。

2.2 対抗馬の分析

「ダーリン」が総合力でリードする一方、他のノミネート曲もそれぞれ特筆すべき功績を残しており、対抗馬として評価されるべきポテンシャルを秘めています。

• BE:FIRST「夢中」: 強固なファンダムに支えられたCDセールスは、ノミネート曲の中でもトップクラスの実績です。それに加え、Billboard JAPAN Hot 100で年間28位とデジタルでも上位にランクインしており、ファン層の熱量と楽曲の人気の両方を兼ね備えています。

• アイナ・ジ・エンド「革命道中 – On The Way」: 人気アニメ『ダンダダン』のタイアップという強力な追い風を受け、特にアニメファンからの強い支持を集めました。「Billboard Japan Hot Animation Year End」で年間9位という確かな結果を残し、特定領域で際立ったパフォーマンスを発揮しました。

• ILLIT「Almond Chocolate」: グローバルに活躍するK-POPグループとして日本でもヒットを記録。DAMの「今年発売K-POPランキング」で1位を獲得したほか、Billboard JAPAN Hot 100でも77位にランクイン。「Magnetic」（同91位）と共にチャート圏内に入り、国内での人気を確立しました。

3. 総合分析と最終予測

ここまでの各指標の分析データを統合し、有力候補の総合的なパフォーマンスを比較・評価することで、最終的な結論を導き出します。以下のテーブルは、主要な評価指標における各楽曲のパフォーマンスレベルを「◎（圧倒的）」「〇（優良）」「△（健闘）」で示したものです。

楽曲	アーティスト	デジタル配信	カラオケ	CDセールス	総合評価
ダーリン	Mrs. GREEN APPLE	◎	◎	△	大本命
夢中	BE:FIRST	〇	△	◎	対抗
革命道中	アイナ・ジ・エンド	〇	△	△	注目
Almond Chocolate	ILLIT	〇	△	〇	注目

上記の比較分析に基づき、本レポートの最終予測を以下に示します。

2025年の第67回日本レコード大賞は、**Mrs. GREEN APPLEの「ダーリン」**が受賞すると予測します。

最大の理由は、特定の分野に偏ることなく、ヒットの３大要素である「デジタル人気」「社会的浸透度」「ファンダムの支持」のすべてにおいて極めて高いレベルの結果を残した、その圧倒的な総合力にあります。CDシングルセールスこそトップクラスではないものの、それを補って余りあるデジタルとカラオケでの歴史的な支配力が、他の追随を許しません。商業的な大成功と社会的な浸透度の両方を最高レベルで達成したこのバランス感覚こそ、年間を代表する「大賞」に最も相応しいと結論付けます。

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4. 結論

本レポートでは、各種音楽チャートの年間データを多角的に分析し、第67回日本レコード大賞の行方を予測しました。分析の結果、2025年の音楽シーンは、楽曲人気、アーティスト人気、そしてクリエイターとしての評価のいずれにおいても、Mrs. GREEN APPLEが席巻した一年であったことが明らかになりました。

以上の分析を以て、最終的な結論として**Mrs. GREEN APPLEの「ダーリン」**が第67回日本レコード大賞を受賞する可能性が極めて高いことを改めて断言します。

BE:FIRSTやアイナ・ジ・エンドをはじめとする他のノミネートアーティストも、それぞれの分野で素晴らしい功績を残したことは間違いありません。しかし、「ダーリン」が示した指標の幅広さと、各指標における圧倒的な結果は、2025年という時代を象徴する一曲としての説得力を何よりも雄弁に物語っています。商業的な成功と国民的な支持を見事に両立させたこの楽曲が、栄冠を手にすることは必然と言えるでしょう。