YouTubeとMeta社の3種以外16大SNSニュース(2025年4月分)

ホテルへ入る前に米などを調達。
この親鶏は美味しかったけど汗
イーンスパイアの横田です。
https://www.enspire.co.jp

なかなか噛みごたえあった。
さて、本題です。
以下でYouTubeとMeta社3種SNSに関して
ニュースを随時追記して更新しています。
https://www.youtube.com/watch?v=O_lbDJx7Vdg
YouTubeとMeta社3種以外の16大SNSニュース
YouTubeとMeta社3種以外の16大SNSニュース(2025年4月分)
YouTubeとMeta社3種以外の16大SNSニュース(2025年4月分)
2025年4月までの直近1か月間における16大SNSに関するニュースやノウハウを紹介。LINE、X(旧Twitter)、TikTok、Pinterest、note、Lemon8、Discord、BeReal、LinkedIn、Eight、mixi2、Bluesky、SnapChat、Clubhouse、NoPlace、Googleマップ/ビジネスプロフィールについて、新機能や統計データ、今後の展開などの最新情報を解説している。各SNSの詳細はウェブサイトでも公開され、随時更新されているとのこと。

- はじめに
- LINE関連の最新動向
- X(旧Twitter)とTikTokの展開
- Pinterest・note・Lemon8の最新情報
- Discord・BeReal・LinkedInの新機能と課題
- その他SNSプラットフォームの動き
- おわりに
- よくある質問
はじめに
皆さん、こんにちは!2025年4月も多くのSNSで大きな変化や新機能の追加がありました。特に注目すべきは、LINE公式アカウントとGoogleビジネスプロフィールの連携予定や、TikTok Shopの日本展開の可能性など、ビジネス利用においても重要な変更点が多数登場しています。デジタルコミュニケーションがますます進化する中、各プラットフォームはAI機能の強化やユーザー保護の取り組みを積極的に進めています。今回は直近1ヶ月間に16大SNSで起きた重要なニュースやアップデートを一気に紹介します。これらの情報を活用することで、SNSマーケティングやビジネス活用の効果を高めることができるでしょう。各プラットフォームの動向を詳しく見ていきましょう。
LINE関連の最新動向
LINE AIとLINE公式アカウントの進化
LINEでは、ChatGPTと連携しているLINE AIやLINE AIトークサジェストの機能が注目されています。これについては以前の動画で詳しく解説していますので、ぜひそちらをご覧ください。
特に大きなニュースとしては、LINE公式アカウントがGoogleビジネスプロフィールとの連携を予定していることが挙げられます。この連携は早ければ2025年4月中か5月頃に実装される見込みです。海外ではGoogleビジネスプロフィールはWhatsAppと連携していますが、日本ではWhatsAppの普及率が低いため、LINEとの連携が進められています。以前はGoogleビジネスプロフィールにチャット機能がありましたが、現在は廃止されているため、LINEがその役割を担うことになり、LINE公式アカウントはますます重要なサービスになりそうです。
新サービスと機能追加
LINEヤフーでは、新たな法人向けサービスとしてLINEプロモーション絵文字の正式提供を開始しました。これは公式アカウントでの自前スタンプ配布よりも費用が抑えられるバージョンとなっています。費用はかかりますが、注目すべき新機能です。
また、LINE Payのサービス終了に伴い、新しくLINE公的個人認証サービス(JPKI)が始まりました。これは名称変更となっています。
さらに、LINEではトーク内リンクから直接Yahoo!検索ができるようになりました。この機能についても、Yahoo!検索の大きな変化と合わせて後日詳しく解説する予定ですので、お楽しみに。
X(旧Twitter)とTikTokの展開
Xの最新動向
X(旧Twitter)では、Grokに記憶機能が登場し、パーソナライズされた回答生成がX上でも順次搭載されることになりました。これはAIに関するニュースですが、X上でも動作するという点で注目されています。
また、iOS版Xのアプリ内課金については、ブラウザで課金する場合とアプリで課金する場合で価格が異なるという興味深い状況になっています。詳細はリンク先でご確認ください。
さらに、イーロン・マスク氏がxAIによるXの買収を発表しました。これはSNSと生成AIの統合を意味し、一方でOpenAIがSNSを始める予定であることから、両者の競争が激化している点も注目されています。
TikTokの新展開と国際問題
TikTokは、ユーザー注釈による偽情報対策として、FacebookやXに続き、コミュニティノートの「Footnotes」のテストを開始しました。
大きなニュースとしては、2025年6月からTikTok Shopが日本でも開始される可能性が話題になっています。ネットショップとの連携はすでに始まっていますが、一部のユーザーが情報を発信しているアカウントをフォローすることで、最新情報を得られるかもしれません。
アメリカでのTikTok買収問題については、期限を過ぎて再延長が決まり、Amazonも買収提案を出し、以前にはオラクルも名乗りを上げるなど、今後の展開が注目されています。
ヨーロッパではEUが利用者データを中国に送信した疑いでTikTokに5億ユーロの制裁金を科す一方、TikTokは米投資家が50%出資する新会社の設立を近く発表するとの情報もあり、国際的な動きが活発になっています。
Pinterest・note・Lemon8の最新情報
Pinterestの動向
Pinterestについては大きなニュースはありませんが、広告主のアクセス拡大のための広告技術パートナーシップを模索中とのことです。
noteの新機能と実績
noteでは、Netflixの映画やドラマの作品情報が記事に埋め込めるようになりました。従来のYouTube動画などの埋め込みに加え、様々なコンテンツとの連携を進めています。Netflixの埋め込みにより、単なるリンクではなく画像や動画の埋め込みが可能になり、コンテンツの拡散力が向上することが期待されます。
また、noteのAI学習に関する実証実験の結果が発表されました。AI学習に使用されたコンテンツに対して報酬を支払うという取り組みが実際に行われており、今後の展開が注目されています。
さらに、noteがサービス開始から11周年を迎え、「数字でわかるnoteの現在地」としてユーザー数や収益を上げているクリエイターの状況などが公開されています。詳細はリンク先でご確認ください。
Lemon8の成長と新機能
Lemon8では2025年4月19日からダイレクトメッセージ機能が利用可能になりました。ほとんどのSNSではDM機能が標準装備されていますが、BeRealと同様に、Lemon8にもついに実装されました。
また、GoogleのハッシュタグでLemon8に絞り込んだ際に自分の投稿が表示されるようになりました。これはGoogleがLemon8を評価している証拠であり、SEO対策として重要です。詳しくは過去の動画で解説していますので、ぜひチェックしてください。
Lemon8の2024年12月時点の月間アクティブユーザー数は世界で1250万人となっており、日本やアメリカで人気が高まっています。日本のユーザー数は正確には公表されていませんが、約500万人という噂もあります。
また、TikTokがInstagramに対抗して作ったTikTok Notesは2025年5月に終了し、Lemon8への一本化が加速するそうです。Lemon8は写真と短い動画の両方をアップロードできるプラットフォームですが、その位置づけは微妙である一方、今後の展開に注目が集まっています。
Discord・BeReal・LinkedInの新機能と課題
Discordのセキュリティ問題と機能更新
Discordは13歳未満の児童を性的・暴力的コンテンツから守る機能が不十分だとして、州司法長官から提訴されました。ユーザー数の増加に伴い、安全性の問題も顕在化しています。これに対してDiscordは年齢確認のための顔認証技術をテスト中です。
技術的な問題としては、デスクトップ版Discordでメッセージリンクをコピーできない不具合が発生しています。
また、2025年3月26日にDiscordは新たな無料テーマ4つやUIの密度調整機能を追加し、オーバーレイを個別ウィジェットへと変更するなど、デザインの更新も行われています。
BeRealとその競合
BeRealに関しては広告や公式アカウントが増えていますが、新しい機能やノウハウについての大きな変更はありません。
注目すべきは、BeRealの次に流行る可能性がある「Noww(ナウ)」という新しいSNSの開発です。これは投稿が3分で消える「究極のリアルタイムSNS」として、Xで話題になっています。BeRealが2分以内の投稿を促すのに対し、Nowwは投稿の閲覧時間も3分に制限するという、より一時的なコンテンツに特化したプラットフォームです。
また、BeRealの通知を装って異性とツーショット写真を撮るテクニックが話題になっています。実際には通知が来ていなくても「BeReal来た」と言って急いで撮影する様子が見られ、コミュニケーションのきっかけとして活用されています。
LinkedInとEightの進展
LinkedInについては新しい機能の追加はありませんが、興味深いのはFacebookページの運用状況です。LinkedInの採用ページは活動していますが、公式Facebookページは2024年3月6日で更新が停止しています。これは大手企業でもFacebookの運用を見直す傾向があることを示しています。
また、日本のLinkedInが採用にどのように活用できるかについての動画インタビューも公開されていますので、ぜひご覧ください。
Eightはユーザー数が400万人を突破し、ビジネスSNSとして注目を集めています。また、名刺に関するアンケート結果では、毎年20億枚もの名刺が無駄になっているという調査結果が発表され、デジタル化の重要性が強調されています。
その他SNSプラットフォームの動き
mixi2の機能改善
mixi2では多くの機能改善が行われています。タイムラインでフォローとコメントの投稿を分けて閲覧できる機能、プロフィールに共通フォローの表示を追加、イベントタイプをオンラインとオフラインで設定できる機能、登録メールアドレスの確認機能、ネタバレ投稿の表示管理、期間限定リアクションの招待状など、多くの更新が行われています。
BlueSkyとSnapChat
BlueSkyはユーザー数が3500万人を突破し、検索画面にトレンドを表示する機能やDMに絵文字で反応する機能が追加されるなど、成長を続けています。
SnapChatではスポンサー付きAIレンズが始まり、ARグラス「Spectacles」も話題になっています。
GoogleマップとGoogleビジネスプロフィール
GeminiとGoogleマップの連携により音声操作が可能になるという記事がありましたが、実際には最初の指示だけを音声で行い、その後はGoogleマップの通常操作が必要であるため、期待されていたほどの機能ではありませんでした。
2025年4月30日からは小学校、中学校、高校などのGoogleマップでの口コミが削除されることになりました。大学や専門学校などの高等教育機関は対象外です。
また、信頼性の低い5つ星レビューを削除する取り組みが全国的に始まっています。さらに、前述のGoogleビジネスプロフィールとLINE公式アカウントの連携も進行中です。
おわりに
今回は16大SNSに関する直近1ヶ月のニュースやアップデートを総覧しました。各プラットフォームが独自の進化を遂げる中、特に注目すべきはLINE公式アカウントとGoogleビジネスプロフィールの連携予定や、TikTok Shopの日本展開の可能性、そして各サービスでのAI機能の拡充です。また、ユーザー保護やプライバシー問題への対応も重要な課題として浮上しています。詳細な情報はリンク先に掲載されていますので、ぜひチェックしてください。このように膨大な情報をまとめるだけでも丸一日かかるほど、SNS業界の動きは活発です。これらの最新情報を活用して、効果的なSNSマーケティングやコミュニケーション戦略の構築にお役立てください。今後も変化し続けるSNS業界の動向に注目していきましょう。
よくある質問
Q1: LINE公式アカウントとGoogleビジネスプロフィールの連携はいつから始まりますか?
A1: 正確な開始日は発表されていませんが、早ければ2025年4月中か5月頃に実装される見込みです。この連携により、GoogleビジネスプロフィールからのコミュニケーションがLINE公式アカウントを通じて行えるようになります。
Q2: TikTok Shopは日本でいつから利用できるようになりますか?
A2: 現時点での情報では、2025年6月から日本でもTikTok Shopが開始される可能性があるとされています。正確な情報を得るには、関連アカウントをフォローして最新情報をチェックすることをお勧めします。
Q3: noteのAI学習に関する実証実験とはどのようなものですか?
A3: noteでは、AIの学習に使用されたコンテンツの作成者に対して報酬を支払うという実証実験が行われました。これはクリエイターの権利保護とAI開発の両立を目指す取り組みで、今後の展開が注目されています。
Q4: Lemon8の日本国内ユーザー数はどのくらいですか?
A4: 公式な発表はありませんが、2024年12月時点の世界全体での月間アクティブユーザー数は1250万人で、そのうち日本のユーザー数は約500万人という非公式な情報があります。正確な数字は今後の公式発表を待つ必要があります。
Q5: Googleマップでのレビュードはどのように変更されますか?
A5: 2025年4月30日から小学校、中学校、高校などの教育機関に関するGoogleマップでの口コミが削除されることになります。また、信頼性の低い5つ星レビューを削除する取り組みも全国的に始まっています。これらの変更はユーザー保護と情報の信頼性向上を目的としています。
詳しくは15分の動画で解説しました。
https://www.youtube.com/watch?v=NGKwkRQ5MvI
0:00 👋 導入と概要説明
1:06 🔗 情報の入手方法について
2:14 📱 LINE関連ニュース
4:22 🐦 X(Twitter)関連ニュース
5:31 📱 TikTok関連ニュース
6:38 📝 note関連ニュース
8:55 🍋 Lemon8関連ニュース
10:03 💬 Discord関連ニュース度調整機能
11:14 📸 BeReal.関連ニュース
12:23 💼 LinkedIn・Eight・その他SNS関連ニュース
13:32 🗺️ Googleマップ/ビジネスプロフィール関連ニュース
14:41 👋 まとめと締めくくり
上記の動画はYouTubeメンバーシップのみ
公開しています。詳しくは以下をご覧ください。
https://yokotashurin.com/youtube/membership.html
YouTubeメンバーシップ申込こちら↓
https://www.youtube.com/channel/UCXHCC1WbbF3jPnL1JdRWWNA/join
YouTubeとMeta社3種以外の16大SNSニュース(2025年4月分)

🤖 LINE AI
LINE AIはLINEが提供する人工知能サービスで、ChatGPTと連携したトークサジェスト機能を搭載。メッセージのやり取りをより効率的かつ創造的にサポートする技術として注目されている。ユーザーの会話文脈に合わせた返信候補を提案するなど、コミュニケーションの質を向上させる機能を備えている。
🔗 Google連携
LINE公式アカウントとGoogleビジネスプロフィールの連携が予定されている重要な機能。これにより店舗情報検索からLINEでの直接コミュニケーションへの導線が確立され、ビジネスとユーザー間の接点が強化される。海外ではWhatsAppが担っていた役割を日本ではLINEが担うことになる。
🐦 Grok記憶機能
X(旧Twitter)のAIアシスタント「Grok」に実装された新機能で、ユーザーとの過去の会話を記憶し、パーソナライズされた回答を生成できる。xAIによるこの技術は、プラットフォーム上での継続的な対話体験の質を向上させ、ユーザー体験を大きく変える可能性がある。
🛒 TikTok Shop
2025年6月から日本での開始が噂されるTikTokの統合型ECサービス。既存のネットショップ連携とは異なり、アプリ内で完結する購買体験を提供すると予測される。コンテンツとショッピングを融合させた新たな消費体験として、EC業界に大きな影響を与える可能性がある。
📝 note AI学習
noteが実施したAI学習に関する実証実験の結果が発表された。AIがコンテンツ学習に使用した投稿者に対して報酬を支払うという画期的な取り組みで、クリエイターの権利保護と適切な還元を目指す新たなモデルとして注目される。
💬 Lemon8 DM機能
Lemon8で2025年4月19日からダイレクトメッセージ機能が利用可能になった。他のSNSでは標準的だったこの機能の追加により、ユーザー間のコミュニケーションが活性化し、プラットフォームの利用価値が向上。コミュニティ形成の強化につながると期待される。
🔍 Google検索対応
Lemon8の投稿がGoogleのハッシュタグ検索で表示されるようになり、検索エンジンからの流入が期待できるように。SNSの検索エンジン最適化(SEO)対策として重要な進展であり、コンテンツの可視性と到達範囲の拡大につながる重要な変化。
🎭 年齢確認機能
Discordが13歳未満の児童保護のために顔認証による年齢確認をテスト中。SNSの健全性確保と未成年保護のための取り組みとして注目される。州司法長官からの提訴を受けて導入が加速している対策で、プラットフォームの安全性向上が期待される。
📱 Nowwアプリ
BeRealの次に流行る可能性がある「Noww(ナウ)」は投稿が3分で消える究極のリアルタイムSNS。BeRealの「2分以内に投稿」という概念をさらに進化させ、コンテンツの即時性と一過性を極限まで高めた新しいコミュニケーション形態を提案している。
📊 SNSユーザー数
各SNSのユーザー数が公開され、Eight(400万人)、Lemon8(世界1250万人)、Bluesky(3500万人)など成長が報告されている。SNS市場の勢力図と各プラットフォームの成長速度を示す重要な指標で、企業のマーケティング戦略にも大きく影響する数値となっている。
超要約1分ショート動画こちら↓
https://www.youtube.com/shorts/11b8HjMuMlo
YouTubeとMeta社3種以外の16大SNSニュース(2025年4月分)
2025年4月までのSNS動向は、AI連携(LINEのChatGPT活用、XのGrok強化)、eコマース(TikTok Shop日本上陸)、プラットフォーム連携(LINEとGBP)、安全性向上(Discordの年齢確認、Googleマップの口コミ削除)が目立った。また、Lemon8のDM機能、noteの機能拡充、Blueskyのユーザー増など新興SNSも活発。各社が機能追加やグローバル展開、規約変更を進めており、ビジネス・個人利用共に動向注視が不可欠だ。

1.1.1 はじめに
2025年も4月を迎え、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の世界は依然として目まぐるしい変化を続けています。この1か月間にも、私たちが日常的に利用する主要な16のSNSプラットフォームにおいて、注目すべきニュースや機能アップデート、そして新たな活用ノウハウが次々と登場しました。AI技術のさらなる統合、eコマース機能の拡充、プラットフォーム間の連携強化、そしてユーザーの安全性や利便性向上に向けた取り組みなど、その動向は多岐にわたります。
本稿では、2025年4月までの直近1か月間に観測された、これら主要SNSの最新動向を総まとめにしてお届けします。LINEやX(旧Twitter)、TikTokといった巨大プラットフォームから、note、Lemon8、Blueskyなどの新興・注目サービスまで、各SNSが現在どのような動きを見せているのかを具体的に解説します。
これらの情報を把握することは、単に最新トレンドを知るだけでなく、今後のビジネスにおけるSNSマーケティング戦略の立案や、個人としてのより効果的な情報収集・発信、コミュニケーションに役立てるための重要なステップとなります。変化の激しいSNSの潮流を捉え、次の一手を考えるための一助となれば幸いです。
2.1.1 LINEとGoogleビジネスプロフィールの連携、AI活用の進展
日本のコミュニケーションインフラとして確固たる地位を築いているLINEは、2025年4月も機能強化とサービス連携の動きが活発でした。特に注目されるのは、AI技術の活用深化です。ChatGPTと連携した新機能「LINE AIトークサジェスト」は、ユーザーのメッセージ入力の手間を軽減し、より円滑なコミュニケーションを支援することが期待されます。これは、LINEが単なるメッセージングアプリを超え、AIを活用したコミュニケーションプラットフォームへと進化していることを示唆しています。
ビジネス活用面では、LINE公式アカウントとGoogleビジネスプロフィール(GBP)の連携予定が発表されました。実現すれば、店舗情報や予約管理などを一元化でき、事業者にとって集客や顧客管理の効率が大幅に向上する可能性があります。また、法人向けに「LINEプロモーション絵文字」の提供が開始され、企業ブランディングやマーケティング活動における表現の幅が広がりました。
サービス面では、LINE Payの国内サービス終了(2025年4月30日予定)に伴い、その代替機能の一部としてマイナンバーカードを活用した「LINE公的個人認証サービス(JPKI)」がスタートしました。これにより、行政手続きなどでの本人確認がLINE上で可能になります。さらに、トークルーム内のリンクから直接Yahoo!検索が利用可能になるなど、利便性向上も図られています。これらの動きは、LINEが個人ユーザーとビジネス双方にとって、ますます不可欠な社会基盤となりつつあることを裏付けています。
3.1.1 XのAI統合、TikTok Shop日本上陸、Pinterestの広告戦略
X(旧Twitter)は、AI分野への注力を一層強めています。イーロン・マスク氏率いるxAIが開発するAI「Grok」に、過去の会話内容を記憶し、文脈を踏まえたパーソナライズされた回答を生成する機能が追加されました。これは、ユーザー体験の向上に寄与するだけでなく、将来的にはより高度な情報提供や対話機能へと発展する可能性を秘めています。一方で、iOSアプリ内課金とブラウザ経由での有料プラン(X Premiumなど)の価格差が指摘されており、ユーザーは課金方法による違いを認識する必要があります。xAIによるXの買収も完了し、SNSと生成AIの本格的な融合が加速しています。
TikTokにおいては、eコマース機能「TikTok Shop」の日本展開が大きな話題となっています。これにより、ユーザーはアプリ内で商品の発見から購入までを完結できるようになり、新たなショッピング体験が生まれると同時に、出店者にとっては巨大なユーザーベースへのアクセスが可能になります。また、偽情報対策としてユーザーが注釈を追加できる機能のテスト導入も進められています。しかし、アメリカでの事業売却を迫る法案の可決や、EUによるデジタルサービス法(DSA)違反の可能性に伴う高額な制裁金のリスクなど、地政学的な課題も抱えています。これに関連し、米投資家グループがTikTokの米国事業を買収し、独立した新会社を設立する動きも見られます。
画像探索プラットフォームのPinterestは、収益化の柱である広告事業の強化に動いています。より多くの広告主がPinterestプラットフォーム上で効果的なキャンペーンを展開できるよう、新たな広告技術パートナーシップの構築を模索しており、広告プラットフォームとしての利便性向上とアクセス拡大を目指しています。
4.1.1 noteのAI実証実験、Lemon8のDM機能追加、Discordの安全対策
クリエイターエコノミーを牽引するnoteは、プラットフォームとしての魅力を高める機能追加と、未来を見据えた技術検証を進めています。新たにNetflixの作品を記事内に埋め込める機能が追加され、エンターテイメントコンテンツに関する発信がより豊かになりました。また、AIによるコンテンツ生成や学習利用に関する実証実験の結果を発表し、AI技術との向き合い方についてプラットフォームとしての姿勢を示しました。サービス開始11周年を迎え、累計ユーザー数や収益化を果たしたクリエイター数の増加など、順調な成長も報告されています。
ライフスタイル発見アプリLemon8は、ユーザー間のコミュニケーションを促進する新機能を導入しました。2025年4月には待望のダイレクトメッセージ(DM)機能が実装され、ユーザー同士が直接交流できるようになりました。さらに、Googleのハッシュタグ検索結果にもLemon8の投稿が表示されるようになり、プラットフォーム外からの流入増加も期待されます。月間アクティブユーザー数(MAU)は全世界で1250万人に達し、姉妹アプリであった「TikTok Notes」のサービス終了に伴い、ByteDance社内でのリソースがLemon8に一本化される動きも進んでいると見られます。
ゲーマー向けチャットツールとして普及したDiscordは、プラットフォームの安全性向上に注力しています。13歳未満の児童に対する保護機能が不十分であるとして、米国で複数の州から提訴される事態が発生。これを受け、顔認証技術を用いた年齢確認テストの実施や、未成年ユーザー保護のための新たな対策導入が進められています。一方で、ユーザー体験向上のための取り組みも継続しており、新たに複数の無料テーマが追加され、インターフェースのカスタマイズ性が向上しました。
5.1.1 BeReal、LinkedIn、Eight、mixi2、Blueskyなどの注目点
主要SNS以外にも、多様なプラットフォームで注目すべき動きが見られました。「ありのまま」を共有するSNSとして人気を博したBeRealが、投稿後3分でコンテンツが消える新たなSNS「Noww」を開発中であるとの情報が広まり、次なるトレンドを生み出すか注目されています。ビジネス特化型SNSのLinkedInは、日本市場での採用ツールとしての活用がさらに進んでおり、候補者のスキルや経験をより深く理解するための動画インタビュー機能などが注目を集めています。
名刺管理アプリからビジネスネットワークへと進化したEightは、累計ユーザー数が400万人を突破し、ビジネスシーンにおける名刺のデジタル化と人脈構築のプラットフォームとして定着しつつあります。国産SNSの古参であるmixiは、「mixi2」としてリニューアル後も改善を続けており、タイムライン表示やプロフィール機能のアップデートが行われています。
分散型SNSとして注目されるBlueskyは、ユーザー数が3500万人を超えるなど順調に成長しており、プラットフォーム内で話題になっているトピックを表示するトレンド機能や、ダイレクトメッセージ(DM)での絵文字リアクション機能などを追加し、利便性を高めています。SnapChatは、AR技術を活用した「スポンサー付きAIレンズ」の提供や、新型ARグラス「Spectacles」の動向が話題を集めています。また、Googleマップでは、教育機関における口コミの扱いに関するポリシー変更があり、2025年4月30日から小中学校・高校の口コミが削除され、今後は疑わしいレビューの削除も強化される予定です。これらの動きは、SNSが多様なニーズに応え、進化を続けていることを示しています。
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