26.8.14カスタムGPT(GPTs)終了26.10.20Gems終了⇒移行先は?

2026年8月14日、ChatGPTの個人向けアカウント(無料・Go・Plus・Pro)でカスタムGPTの新規作成と公開が予告なく終了した。既存GPTの利用と編集は継続できるが、新規作成はビジネス以上のプランが必要で、しかも一般公開はできずワークスペース内共有に限られる。GoogleのGemsも10月20日終了の噂があり、両社ともSkillsへ移行する流れだ。代替は無料でも5つ作れるClaudeのプロジェクト機能だが、外部アプリ連携ができない点が課題として残る。
詳しくは15分の動画で解説しました。
https://www.youtube.com/watch?v=4k3sQcyxTvg
0:00 🚨 導入・緊急テーマ「GPTsとGems終了」 0:20 📢 カスタムGPTが予告なく終了の衝撃ニュース 1:07 📄 OpenAI公式ヘルプの記載内容を確認 1:40 🏢 個人アカウントは不可、ビジネス/エンタープライズは可 2:16 💰 プラン変更で最低2アカウント必要・コスト増 2:45 👀 表示が消えている?以前から感じていた違和感 3:00 🆓 無料版はメニューから消滅・URL直打ちで到達 3:25 ➕ プラスプランで作成ボタンを実際に試す 4:32 ❌ 作成を押すと「現在ご利用いただけません」 5:10 🏢 ビジネスプランで同じ手順を検証 5:41 🔒 一般公開は不可、ワークスペース内共有のみ可能 6:20 📱 スマホアプリ(ビジネスプラン)での画面説明 6:51 🔌 プラグイン→スキル/GPT切り替えの手順 7:30 💻 作成はPCブラウザのみ、スマホは利用専用 7:50 📲 スマホのプラスプランでも結果は同じ 8:30 🆓 無料ユーザーのアプリ画面と公開GPTの扱い 9:09 ⚠️ 公開GPTはこれ以上増えないという結論 9:30 🔷 GoogleのGemsも10月20日終了の噂 9:55 🛠️ 移行先はスキルズ、通知はまだ未着 10:19 🤖 GPTもGemsも「自分専用AI」の公開ができなくなる 10:50 🟠 唯一残る移行先はClaudeのプロジェクト機能 11:05 🆕 2026年2月から無料プランでも最大5つ作成可能 11:30 📝 手順欄にプロンプトを入れれば代替できる 12:00 ⚖️ 各サービスの違い=連携機能という課題 12:39 🔗 ChatGPTはWeb検索・画像生成・アプリ連携が強い 13:10 🌐 Gemsは基本Googleサービス連携のみ 13:30 🚫 Claudeは外部連携がほぼできない弱点 13:47 🧰 連携重視ならCodex・スキルズ・Sparkへ 14:10 💸 GPTの有料販売ビジネスも今後は不可に 14:30 📦 今のうちに過去のプロンプトを集めておこう 14:50 👋 まとめとエンディング
26.8.14カスタムGPT(GPTs)終了26.10.20Gems終了⇒移行先は?
この盆休みに妻がミスドに
行こうとしたけど行列(泣)
イーンスパイアの横田です。
https://www.enspire.co.jp/

普通の喫茶店に入って、コーヒーだけ
飲んだ時に思いついた曲を作りました。
ドーナツ越しの君
https://www.youtube.com/watch?v=zKXuGU4pu44
まぁるいわっか / Milia
https://www.youtube.com/watch?v=VcT-0ihtEpM
最近すぐメロディが降ってくる(笑)
さて、本題です。
OpenAIの公式ヘルプページで
https://help.openai.com/en/articles/8554397-creating-and-editing-gpts
2026年8月14日に終了と更新されたようです。
GoogleのGeminiのGemも同様に
https://x.com/testingcatalog/status/2086198663773339687
2026年10月20日に終了と表示されたようです。

26.8.14カスタムGPT(GPTs)終了26.10.20Gems終了⇒移行先は?
OpenAI公式ヘルプが12時間前に更新。8月14日付で、個人向けアカウントのカスタムGPT新規作成・公開が停止されました。
GPTストアで一般公開もOK
「現在ご利用いただけません」
📌 既存GPTはどうなる?
・すでに作ったGPTは引き続き使用OK
・プラン等の条件を満たせば編集もOK
・つまり「新規に作れない」のがポイント
ヘルプの決め手は「個人用アカウントは」という一文。組織向けワークスペースなら扱いが違います。
| プラン | 既存GPT の利用 |
新規 作成 |
一般 公開 |
|---|---|---|---|
| 無料 / Go | ○ | × | × |
| Plus / Pro | ○ | × | × |
| Business / Enterprise / Edu |
○ | ○ | × 社内のみ |
💰 コスト面のハードル
今後もGPTsを作るならBusinessプランへの変更が必須。
しかも1アカウントでは契約できず、最低2アカウントから。Plusより2倍ちょっとかかる計算になります。
🔍 つまりこういうこと
Businessに入っても、これから作るGPTは一般公開できない。過去に公開したものはそのまま残る、という状態です。
アプリでは「アプリ」がプラグインという名前に。左上の二本線 → 上から3つ目です。
📲 プラン差は?
Business・Plus・無料、スマホ画面ではどれも結果は同じ。使えるが作れない。
そして公開GPTは、これ以上増えないことになります。
GeminiのGemsが10月20日終了という噂。ただし現時点では未確定で、通知も届いていません。
自分専用AIを作り
一般公開して使う
だが公開して配る
やり方ができなくなる
今まで作ってきたプロンプトを登録する場所がGPTsやGemsでした。それを無料で引き受けられる方法が、1つだけ残っています。
作成が解禁
あたりの上限
費用
📝 やり方はシンプル
プロジェクトの「手順」欄にプロンプトを入れるだけ。ナレッジ(知識)の追加もGPTsと同じようにできます。
5つ埋まったら、また別アカウントを取ればいい——事実上運用できる、という話です。
AIモデルの差は一旦置いておくとして、問題になるのは外部連携の幅です。
🔌 それぞれの連携事情
・GPTs:Gmail連携、Canva連携など他社アプリとの連携が強い
・Gems:Gmail・Googleカレンダーは可。他社はCanvaくらい(日本未導入)
・Claude:プロンプトを動かすだけなら十分。連携はほぼできない
🧭 連携までやりたい人は
ChatGPTならCodexでSkillsを使う、GoogleならSparkを使う——そういう方向に進まないと、今後は難しくなりそうです。
- 既存のGPTsやGemsは今のうちにプロンプトを集めて保存しておく
- Claudeのプロジェクトに移し替えて、まず5つ運用してみる
- GPTsを作り続けたいならBusinessプラン(最低2アカウント)を検討
- Gems終了の続報を待つ。通知が来たら移行を判断
- 有料販売していたGPTsは、今後の収益モデルを組み直す
誰かがまた新しいアイデアを出してくるはず。現状はここまで、という整理です。
26.8.14カスタムGPT(GPTs)終了26.10.20Gems終了⇒移行先は?
- はじめに
- 予告なしに訪れた「カスタムGPT作成終了」という衝撃のニュース
- 無料・Plus・Business、そしてスマホまで全プランを実機検証してみた
- GoogleのGemsも10月20日終了の噂、業界全体が「Skills」へ向かう流れ
- 移行するなら1つしかない、Claudeの「プロジェクト」機能という現実解
- おわりに
- まとめ
- よくある質問
はじめに
今日もネットビジネスに関する情報を生中継で15分間お届けしてまいります。今日もよろしくお願いします。今日は2026年8月16日日曜日になりました。週末ですが、今日は緊急で、大至急お伝えしたいテーマがありますので、こちらを見ていきたいと思います。
何かと言いますと、「ChatGPTの個人向けカスタムGPT(GPTs)が終了しました」ということ、そして「GoogleのGeminiのGemsも終了する」という発表があった、という話です。ということは、これからどうしなきゃいけないのか。結論から言ってしまうと「移行するなら1つしかない」という話をしていきたいと思います。
週末に緊急で配信をするというのは、僕としてもそうそうあることではありません。それくらい、今回の変更はインパクトが大きいのです。自分専用のAIを作って、それを世の中に公開する。この2〜3年、多くの人が当たり前のようにやってきたことが、ある日いきなり「できません」と言われてしまったわけですね。しかも予告もなしに、です。
この記事では、実際に僕が無料プラン・Plusプラン・Businessプランの3つのアカウントを使って、PCブラウザとスマホアプリの両方で「今どこまでできて、どこからできなくなったのか」を一つひとつ確認した内容を、そのままお伝えしていきます。そして最後に、じゃあどこへ移行すればいいのか、その現実的な答えについてもお話ししていきます。
予告なしに訪れた「カスタムGPT作成終了」という衝撃のニュース
予告なしにいきなり終了になった
まず衝撃のニュースが、カスタムGPTが終了したというニュースなのですが、これは予告もなしにいきなり終了になりました。
普通、これだけ多くの人が使っている機能を止めるのであれば、「◯月◯日をもって終了します」というアナウンスが事前にあるものだと思うのですね。ところが今回は、そういったものが一切なく、気づいたら終わっていた、という形でした。だからこそ、SNS上でも「あれ、作れなくなってる?」「エラーが出るんだけど」という声が一気に噴出したわけです。
OpenAI公式ヘルプページに書かれていたこと
こちら、OpenAIさんの公式ヘルプページです。英語で書かれているのですが、ちょっとこれを日本語に訳します。日本語にしますと出てくるのですが、12時間前に更新されています。8月14日付で変更されたようなのですが、日付は書かれていないので、正確には分かりません。
ここが少し厄介なところで、ヘルプページ自体には「いつから」という明確な日付の記載がないのです。ただ、更新のタイミングと、実際にユーザーが作れなくなったタイミングを突き合わせると、どうも8月14日からなったっぽいですね、ということが見えてきます。
そのヘルプページに、こう書かれています。
無料、Go、Plus、Proを含む個人用ChatGPTアカウントでは、新しいGPTの作成と公開はできません
これが、どうも8月14日からなったっぽいですね。つまり、無料プランはもちろんのこと、Goプラン、Plusプラン、そして一番上のProプランに至るまで、「個人用アカウント」と名のつくものはすべて対象になっている、ということなのです。Proプランというのはかなりの金額を払っているプランですから、そこまで含めて一律にダメというのは、なかなか思い切った判断だなと感じます。
既存のGPTはどうなるのか
ただし、ここに救いのような一文もあります。
既存のGPTは引き続き使用可能で、既存の計画および許可要件を満たしていれば編集も可能です
すでに持っている方は直すことができるのですが、新規に作ることができないということなのです。
ここは非常に大事なポイントなので、繰り返しておきますね。今すでにあなたが作ったGPTがある場合、それは消えません。使えますし、中身のプロンプトを直すこともできます。ただし、「これから新しく1個作ろう」ということができない。この違いです。
つまり、今持っている人は資産を守れるけれど、これから始めようという人は入口が閉ざされた、という構図になっているわけですね。
重要なのは「個人用アカウントは」という一言
で、重要なのは「個人用アカウントは」というところです。つまりどういうことかと言うと、こうありますね。
ビジネス、エンタープライズ、教育機関のワークスペースのユーザーは、ワークスペースの設定と権限で許可されている場合、GPTファイルを作成、編集、公開できます
と書かれているので、ここで重要になってくるのは、今後GPTs(カスタムGPT)を使っていこうと思ったら、プランをビジネスプランに変えなきゃいけないということになります。
わざわざ「個人用アカウントでは」という限定の書き方をしているということは、裏を返せば「法人向けなら継続します」という意味なのですね。ここに、OpenAIさんの方針転換がはっきり表れていると思います。
ビジネスプランに移ると、いくらかかるのか
ということは、Plusユーザーの方よりも若干高くなります。しかも、1アカウントではできないので、最低でも2アカウントからになり、2倍ちょっとかかってくるということになります。
ここ、地味に効いてくるところです。Businessプランというのは、そもそも「チームで使うためのプラン」という設計になっているので、1人だけで契約するということができません。最低2席(2アカウント)からの契約になります。ですから、単価がPlusより少し高いことに加えて、席数が2倍必要になるので、トータルで見ると「2倍ちょっと」の負担になる、ということですね。
「カスタムGPTを作りたいだけなのに、なぜ2人分払わなければいけないのか」と感じる方も多いと思うのですが、現時点ではそういうルールになっている、ということです。
まとめると、こういう構図になる
ということで、今回は大きい発表なのですが、まとめてみたらこのような形になります。個人の方と、ビジネス・エンタープライズの方で、今このように分かれているという形になっているので、既存の方はとりあえず今のはOKなのですが、新しくできなくなるということになります。
整理すると、次のような表になります。
| プラン区分 | 既存GPTの利用 | 既存GPTの編集 | 新規作成 | 一般公開 |
|---|---|---|---|---|
| 無料プラン | 可能 | 条件付きで可能 | 不可 | 不可 |
| Goプラン | 可能 | 条件付きで可能 | 不可 | 不可 |
| Plusプラン | 可能 | 条件付きで可能 | 不可 | 不可 |
| Proプラン | 可能 | 条件付きで可能 | 不可 | 不可 |
| Businessプラン | 可能 | 可能 | 可能(ワークスペース内) | 不可 |
| Enterpriseプラン | 可能 | 可能 | 可能(ワークスペース内) | 不可 |
| 教育機関ワークスペース | 可能 | 可能 | 可能(ワークスペース内) | 不可 |
※Business以上でも、ワークスペースの設定と権限で許可されている場合、という条件が付きます。
この変な動きというのは、僕も少し前から感じていたのですね。その話を今日、少ししていきたいなと思います。
「少し前から感じていた」というのはどういうことかと言うと、実は画面上の表示が、じわじわと変わってきていたのです。メニューから消えたり、位置が変わったり。そういう小さな兆候が積み重なっていて、「これは何かあるな」と思っていたところに、今回の発表が来た、という流れなのですね。
では、その「表示が消えている」という話から、実際の画面を見ながら確認していきましょう。
無料・Plus・Business、そしてスマホまで全プランを実機検証してみた
ではまず、こちらの方から見ていきたいと思うのですが、それは何だったかと言うと「表示が消えている」という話があるのです。まず、ちょっとこちらを見ていきましょう。出ますかね?
ここからは、実際に僕が持っている3種類のアカウント(無料・Plus・Business)を、PCブラウザとスマホアプリの両方で開いて、一つひとつ確認していきます。「ネットで見た」ではなく「自分で触って確認した」内容ですので、参考にしていただければと思います。
① 無料版をPCブラウザで開くと、そもそもメニューに無い
今出ている画面というのは、これ無料版です。無料版の方はPCブラウザで開いた時に、メニューからカスタムGPT(GPTs)に行くことがそもそもできません。もうメニューから無いです。
ここが最初の驚きポイントですね。左側のサイドメニューを上から下まで見ても、「GPT」という項目が存在しないのです。「あれ、どこ行ったんだろう」と探しても見つからない。無料ユーザーの方は、まずここで戸惑うことになると思います。
無料版でもURL直打ちならGPTのページには行ける
なので、この上のURLのところに「chatgpt.com」と書いている後ろに「/gpts」と打ってエンターをしてもらうとGPTのページに行けますので、既に作られているものであれば今でも使うことはできるのですが、ただし作成することは無料ユーザーにはできません。これが今の通りです。というのがPCブラウザですね。
つまり、こういうことです。
- アドレスバーに
chatgpt.com/gptsと入力してエンター - すると、GPTの一覧ページ自体には到達できる
- すでに公開されているGPTを「使う」ことはできる
- しかし「作る」ことは無料ユーザーにはできない
メニューから消えているだけで、ページそのものが消滅したわけではない、ということですね。ここは覚えておくと便利です。無料プランの方で「前に使っていたあのGPTをまた使いたい」という場合は、この直打ちで辿り着けます。
② PlusプランをPCブラウザで開くと、メニューにはある
じゃあ今度は、有料プランの中でも、いわゆる普通のPlusプランの方ですね。こちらです。これPlusプランの今の画面が出ているのですが、こちらの場合はどうかって言うと、左のメニューのところに「GPT」とありますので、ここを押してもらえば当然GPTを開くのでできるし、作成するボタンが一応ありますね。
Plusプランの場合は、無料版と違って、左メニューにちゃんと「GPT」という項目が残っています。そして、そこを開くと「作成する」というボタンまで、ちゃんと表示されているのです。
ここで多くの人が「なんだ、Plusなら作れるじゃないか」と思ってしまうのですが、話はそう単純ではありませんでした。
Plusプランで実際に作成ボタンを押してみると
これ押せるのかな?はい、作成する。押していったら一応、今のところ作れそうな感じなのです。なので、「日本語のGPTを作る」などとやってもらうと、作ることまでできそうなのですが、多分公開ができないんじゃないかなと思うのですが。ここでエラーになるんじゃないかなと。
実際に押してみると、ボタンは反応します。作成画面にちゃんと進めるのです。そして、いつも通りの編集画面が出てきます。
これモデルを変えたりとか、この辺も普通通り、この「構成」とかこのようにいつもの通りあるのですが、こう何か一応適当な名前をつけときますね。はい、これ今作りました。で、これで一応仮で今作ったものがありますね。
つまり、
- モデルの切り替え → できる
- 「構成」タブでの各種設定 → できる
- 名前を付ける → できる
ここまでは、以前とまったく同じように動くのです。画面上、何も異常はありません。「あれ、普通に作れてるじゃん」という状態です。
「作成する」を押した瞬間にエラーが出る
で、ここで作成するを今押していきたいと思うのですが、作成するで、これ「GPTストア」などに仮にした場合ですね。これ様々なGPTストアというのがあって、「これ収益化する」とか「分配する」という話もあったのだからどこに行ったんだという話なのですが、まあいいとしまして、これでできるのでしょうか。
ここで少し脱線しますが、GPTストアが発表された当初、「作ったGPTで収益化ができる」「使われた分に応じて収益を分配する」という話があったのですよ。あれを楽しみにしていた人も多かったと思うのです。その話、結局どこに行ったんだという気持ちにはなりますよね。まあ、今日はその話が本題ではないので、先に進みましょう。
できるかもしれませんね。8月14日にできなくなったという人が結構多いのですが、できませんね。「現在ご利用いただけません」となりますね。ということで、やっぱり作成できないです、ということになりました。以上が、今のPlusプランの方になります。
はい、ここで明確にエラーが出ました。**「現在ご利用いただけません」**という表示です。
ここが今回の一番いやらしいところで、途中まで全部できてしまうのですね。ボタンは押せる、画面は進む、設定もできる、名前も付けられる。それで最後の最後、「作成する」を押したところで初めて弾かれる。だから、「作れなくなった」という実感が持ちにくく、混乱が広がったわけです。8月14日にできなくなったという人が結構多いのは、まさにこのタイミングだったということですね。
③ Businessプランで見てみると、また違うメッセージが出る
で、今度は僕が入っているBusinessプランの方で見てみたいと思うのですが、Businessプランの方は左のメニューにGPTがあります。これ進んでもらえば同様に出てきます。で、「作成する」もあるので作成するも押していきましょう。
Businessプランでも、左メニューに「GPT」があり、「作成する」ボタンもあります。ここまではPlusと同じ流れですね。
で、ここで一応適当な名前を付けまして、名前を付けまして、なんかこれを作ったと仮にしますね。そうすると、画面の右上のところに作成するボタンが出てくるので、作成するを押していきます。
Businessプランでは「一般公開で共有できなくなりました」
そうすると、これのですね、はい、これですね。**「GPTを一般公開で共有できなくなりました」**ということで、なので、この招待を受けた方というか、自分のワークスペース内であればできるので、公開ができないのです。ビジネスの組織の中だけで共有するということができる。これで更新してもらえばできるということなので、これであれば、僕の場合はオッケーなのですが、一般公開したものが過去のやつはOKだけど、今これから作るものというのは、Businessプランに入ったとしても一般公開は出来ないということになるわけなのですね。
ここ、非常に重要なので整理します。
| 項目 | Plusプラン | Businessプラン |
|---|---|---|
| 左メニューに「GPT」がある | ある | ある |
| 「作成する」ボタンが押せる | 押せる | 押せる |
| 編集画面まで進める | 進める | 進める |
| 実際に作成できるか | できない(現在ご利用いただけません) | できる(ただし条件あり) |
| ワークスペース内で共有 | 不可 | 可能 |
| インターネットへの一般公開 | 不可 | 不可 |
| 過去に一般公開したGPT | そのまま有効 | そのまま有効 |
つまり、Businessプランにお金を払って移行したとしても、「一般公開」だけは戻ってこない、ということなのです。あくまで「自分の会社の中で使う」「自分のワークスペースの中で共有する」という用途に限定される。
ここを勘違いして、「じゃあBusinessに上げれば今まで通りできるんだな」と思ってしまうと、お金を払ってから「あれ、公開できない」となってしまいます。要注意です。
ということで、これかなり大事件ではないかなと思うのですが、じゃあ今度、これをスマホだったらどうなるかということで少し説明していきたいと思います。
④ スマホアプリ(Businessプラン)ではどう見えるか
では、こちらスマホの画面で、今の僕のiPhoneの中のBusinessプランの方で行ってみます。Businessプランの方の場合は、画面の左上の二本線を押してもらうと、ここに「プラグイン」というのが上から3つ目に出てくるのですが、このプラグインに進みます。
スマホアプリの操作手順を、ステップで書き出しておきますね。
- ChatGPTアプリを起動する
- 画面の左上の二本線(ハンバーガーメニュー)を押す
- 上から3つ目にある「プラグイン」を押す
- プラグインの一覧画面が開く
- 画面上部の「プラグイン」と書かれている部分を押す
- 「スキル」と「GPT」の切り替えが出てくる
- 「GPT」に切り替える
そうするとプラグインというのは、昔の名前の「アプリ」のことなのですが、アプリが一覧で出てくるのですが、この画面の上のプラグインと書いているところを押していくと、そうすると「スキル」と「GPT」とあります。
ここ、名前の変遷を押さえておくと分かりやすいです。今「プラグイン」と呼ばれているものは、少し前まで「アプリ」と呼ばれていたものなのですね。名称がコロコロ変わるので混乱しますが、中身は同じものです。
そして注目していただきたいのが、そのプラグインの中に「スキル」と「GPT」という2つの区分が並んでいる、という点です。この「スキル」という言葉、後ほど重要になってきますので、頭の片隅に置いておいてください。
スマホでは、そもそも作成はできない
で、これでGPTに切り替えてもらえばGPTが出てくるし、当然これを使って、作成することもできるのかな?作成できないよね?作成はさすがにスマホでは今でも出来ないですよね。できないですよね。なので、作るのはPCブラウザしかできません。こちらは使うのみですね、という形になっているので、これでオッケーですね、ということなのですが。
これは今回の変更に関係なく、以前からそうだったのですが、GPTの作成はPCブラウザからしかできません。スマホアプリは「使う」専用です。ここは変わっていませんね。
⑤ スマホアプリ(Plusプラン)でも結果は同じ
じゃあ今度、これをPlusプランだったらどうなるかということで話をしていきたいと思うのですが、ちょっと画面を戻しまして。Plusプランも僕のアカウントがあるので、それでやってみたいと思います。今ここに画面が出ますけど、僕のPlusプランのアカウントで見てみましょう。これ今Plusプランになってます。
で、これだと左のメニューのところのこちらですね、プラグインのところに進んでもらって、上のところでGPTを選べば、例えば出てきますと。だけど、結局作ることができないのは一緒ですね。なので、ここはBusinessプランだろうがPlusプランだろうが一緒ですね。スマホの画面でも一緒です。
スマホに関しては、プランによる差がありません。Businessだろうが、Plusだろうが、操作手順も結果も同じ。「GPTの一覧を見て、使う」ことはできるけれど、「作る」ことはできない、ということですね。
⑥ 無料ユーザーのスマホアプリも確認しておく
じゃあ最後に、無料ユーザーの方。無料ユーザーの方の画面の説明もついでにしときますね。無料ユーザーの方の場合は、ちょっと押さえますね。はい、こちらです。紹介していきたいと思うのですが、ChatGPTアプリを起動しますね。これ無料ユーザーですね。「アップグレードして」って出ますね。無料ユーザーです。
無料ユーザーのアプリを開くと、まず「アップグレードして」という案内が表示されます。これで無料アカウントであることが分かりますね。
の方は、ここの左のメニューを押していくと、ここにプラグインとありますのでプラグインに進みます。そうすると、PCブラウザでは使えない(直打ちしかない)のですが、アプリの場合はプラグインに行ってもらうと上のメニューのところからGPTに切り替えてもらうと、公開したものであれば使うことができるということで、これから公開GPTはこれ以上増えないってことになりますね。
ここ、面白い逆転現象が起きています。
- 無料ユーザーのPCブラウザ → メニューに「GPT」が無い。URL直打ちしか手段がない。
- 無料ユーザーのスマホアプリ → メニューに「プラグイン」があり、そこからGPTに切り替えられる。
つまり、無料ユーザーに関しては、PCブラウザよりもスマホアプリの方が、むしろGPTに辿り着きやすいのです。これは意外な発見でした。
そして、ここで出てくる結論が重い。これから公開GPTはこれ以上増えない、ということです。今ストアに並んでいるGPTが、そのまま最終ラインナップになる。新しい発想のGPTが今後追加されることは、基本的に無くなるわけですね。
限定公開(リンク共有)はどうなるのか
なので、このような形になる。これ限定公開であれば、もしかしたらリンクでいけるのかな?いけないよね。多分、あのワークスペースしか行けないから、多分行けないよね。なので、ということになるわけです。
「一般公開がダメでも、リンクを知っている人だけが使える限定公開なら大丈夫なんじゃないか」と考える方もいると思います。僕もそう思って確認したのですが、おそらくこれもダメですね。Businessプランで作ったものは、あくまでワークスペース内のメンバーにしか届かない。外部の人にリンクを送っても、その人はワークスペースに属していないので開けない、という理屈になります。
ということで、これ大事件だね、ということなのですよ。
GoogleのGemsも10月20日終了?業界全体が「Skills」へ向かう流れ
Geminiの「Gems」にも終了の噂が出ている
で、今度次にお話ししたいのが、ちょっと画面を戻しまして、こちらです。GoogleのGeminiのGemsも、10月20日に終了するという噂があります。
ChatGPTの話だけでも十分に大きいのですが、実はこれ、ChatGPTだけの話ではないのですね。GoogleのGeminiにも「Gems(ジェムズ)」という、自分専用のAIを作れる機能があります。これがなんと、10月20日に終了するという噂が出ているのです。
ただし、この噂はまだ未確定
で、この噂がですね、まだ未確定なのです。
ここは正確にお伝えしておきたいところです。ChatGPTのカスタムGPTの方は、公式ヘルプページに明記されている確定情報です。一方、GeminiのGemsの方は、まだ噂の段階であり、Googleから公式にアナウンスされたものではありません。
なのですが、いわゆる「Skills(スキルズ)」の方に移行するというのは、これChatGPTも同じなのですが、この流れなのですね。なんで「Skills=準備しましょうね」ということで、今のところ僕の画面には「直してください」みたいなことは出ていないのですが、これが今後出てくる可能性があるので、これまだ分からないので、僕の画面にも通知が来ていないので、一応可能性があるということだけお伝えしときます。
僕の画面には、まだ「移行してください」「修正してください」といった通知は出ていません。ですので、今の段階では「そういう可能性がある」という話として受け取っていただければと思います。ただ、ChatGPT側の動きと完全に同じ方向を向いているので、僕としては「まあ、来るだろうな」と見ています。
業界全体が「Skills」へ向かっているという事実
先ほど、スマホアプリのプラグイン画面に「スキル」と「GPT」という2つの区分が並んでいた、という話をしました。あれが伏線なのですね。
ChatGPTもGeminiも、共通して「Skills」という新しい枠組みへ移行しようとしている。この流れは、片方の会社の気まぐれではなく、業界全体の方向転換だと考えた方がいいと思います。
だからこそ、「Skills=準備しましょうね」ということなのです。今のうちにSkillsという仕組みに慣れておく。これが今後の対応策の第一歩になります。
そもそもGPTsとGemsとは何だったのか
つまり、ChatGPTのGPTもGeminiのGemsもどういうものかと言うと、生成AIのモデルを使って、自分専用のAIを作ることができるというサービスなのですが、これが一般公開して使うというやり方が、ChatGPTもGeminiも両方できなくなるということになるわけですね。
ここで改めて整理しておきましょう。GPTsやGemsというのは、
- 生成AIのモデル(GPTやGemini)をベースにして
- そこに自分の指示(プロンプト)を書き込んで
- 自分だけの専用AIアシスタントを作れる
という仕組みでした。「英語の翻訳に特化したAI」「うちの会社の規定に沿って回答するAI」「ブログ記事の構成を作るAI」など、用途に合わせて何個でも作れる。そして、それを世界中の人に公開して使ってもらえる。これが大きな魅力だったわけです。
その「一般公開して使う」というやり方が、ChatGPTでもGeminiでも、両方できなくなる。これが今回の変更の核心です。
「作るのはOK、公開はNG」という線引き
で、代わりに「Skills」というもので自分のスキルを作ることはいいんだけど、公開してやっていくというやり方ができなくなるということが大きい変更なのですが。
ここが今回の変更を一言で表すポイントです。
- 作ること自体は禁止されていない(Skillsという形で作れる)
- 公開して他人に使わせることが禁止された
つまり、「自分用のツールとして持つのはどうぞ。でも、それを配ったり売ったりするのはやめてください」という線引きになったわけですね。
なぜこうなったのか。公式には理由が説明されていませんが、おそらくは品質管理やセキュリティ、そして責任の所在といった問題が背景にあるのだと思います。誰でも自由に公開できる状態だと、質の低いもの、不適切なもの、あるいは悪意のあるものが混ざってしまう。プラットフォーム側としては、それを一つひとつ管理しきれない。だから「法人ワークスペースの中でだけ」という形に絞った、という見立てができます。
影響を受ける人は誰か
この変更で困るのは、大きく分けて次のような方々だと思います。
- これからGPTsを作ろうと思っていた個人の方 — 入口が閉ざされました
- GPTsを公開して集客に使っていた方 — 新規の追加ができなくなりました
- GPTsを有料で販売していた方 — 商品そのものが作れなくなります
- セミナーや講座でGPTsの作り方を教えていた方 — カリキュラムの作り直しが必要です
- 公開GPTを愛用していた利用者 — 既存分は使えますが、新しいものは増えません
僕自身も、セミナーや講座で「カスタムGPTの作り方」をお伝えしてきた立場ですから、これは他人事ではないのですね。だからこそ、週末に緊急でこの配信をしているわけです。
移行するなら1つしかない、Claudeの「プロジェクト」機能の1択
そもそも、GPTsで何をしていたのか
じゃあ、その中でどうすればいいの?という話なのですが、要は簡単な話をすると、自分が今まで作ってきたプロンプト、何か作業をさせるためにAIを動かすためのプロンプトというものがあった時に、それを登録するものがGPTだったりGemsだったりするわけですよ。
ここで一度、本質に立ち返ってみましょう。
GPTsやGemsで、僕たちは何をしていたのか。突き詰めると、**「自分が作ったプロンプトを、どこかに登録して、毎回呼び出せるようにしていた」**だけなのですね。
毎回同じ長いプロンプトをコピペするのは面倒くさい。だから、一度登録しておいて、名前を付けて、呼び出せるようにしておく。それがGPTsであり、Gemsだったわけです。
そう考えると、「プロンプトを登録して呼び出せる仕組み」さえあれば、代替は効くということになります。
唯一残っている選択肢はClaudeの「プロジェクト」
で、ここまでであれば、1個だけ残っている方法は、しかも無料でできる方法というのはClaudeです。Claudeのプロジェクトという機能は、2026年2月からは無料プランでも作成がオッケーになっています。
はい、ここが今日の結論です。移行するなら、Claudeのプロジェクト機能、これ1つしかありません。
なぜ「1つしかない」と言い切れるのか。理由はシンプルです。
- ChatGPTのGPTs → 個人アカウントでは作成不可になった
- GeminiのGems → 10月20日終了の噂、方向性は同じ
- Claudeのプロジェクト → 2026年2月から無料プランでも作成可能になった
他社が閉じていく中で、Claudeだけが逆に開いた、という状況なのですね。
無料プランで最大5つまで作れる
ちなみに無料アカウントでも最大5つまでは作ることができるので、5つであれば自分で作って運用することができます。
無料アカウントで作れるプロジェクトの上限は5つです。「たった5つか」と思うかもしれませんが、実際に自分で使う専用AIというのは、そんなにたくさん必要ないものです。よく使うものを5つ厳選すれば、日常業務はほぼカバーできると思います。
使い方は「手順」欄にプロンプトを入れるだけ
で、同じようにここにあります、自分のこの手順と書かれているところにプロンプトというものを入れていけば、そのプロンプトで動かすことはできるというものがあるので、これで代替する、移行するということができると思うので、このやり方をしてみるといいかなと思うのですね。
具体的な手順を書き出しておきますね。
- Claudeにログインする(無料アカウントでOK)
- 左メニューから「プロジェクト」を選ぶ
- 新しいプロジェクトを作成する
- プロジェクト名を付ける
- 「手順」と書かれている欄を開く
- そこに、これまでGPTsで使っていたプロンプトをそのまま貼り付ける
- 必要であれば、ナレッジとしてファイルをアップロードする
- 保存して、あとはそのプロジェクトの中で会話するだけ
GPTsの「指示(Instructions)」に相当するのが、Claudeの「手順」です。名前が違うだけで、やっていることはほぼ同じですね。ですから、これまで作ってきたプロンプト資産は、そのまま引っ越しできます。
5つ埋まったら、また別のアカウントを取ればいい
で、5つぐらい慣れてきますから、5ついっぱいになったらまたアカウントを取ればいいだけの話なので、事実上できますね、という話なのですが。
これは少し現実的な話ですが、5つの枠が埋まってしまったら、別のアカウントを作ってしまえばいい、ということですね。無料で作れるわけですから、事実上、上限は無いに等しいということになります。
もちろん、複数アカウントを行き来するのは管理が煩雑になりますので、本格的に使うのであれば有料プランを検討した方が快適です。ただ、「まずは試してみたい」「移行できるか確かめたい」という段階であれば、無料で十分に検証できる、というのは大きなメリットだと思います。
では、問題はどこにあるのか
じゃあ問題はどこにあるかと言うと、もちろん、ChatGPTとGeminiとClaudeって、そもそもAIのモデルが違うのでそのレベル差の問題はあるのですが、それをちょっと置いておいて、問題はどこにあるかと言うと──。
ここからは、正直にデメリットの話もしておきます。「Claudeに移行すればすべて解決」という単純な話ではないのですね。
まず前提として、ChatGPT・Gemini・Claudeは、そもそもAIのモデルが違います。同じプロンプトを入れても、返ってくる答えの質や傾向は変わります。得意分野も違います。これは移行する以上、避けられない差です。
ただ、それは一旦置いておいて、もっと構造的な問題があるのです。
GPTsが持っていた「機能の厚み」
このChatGPTのGPTというのは、このいわゆるプロンプトを入れて動かすことと、そしてそこに「ナレッジ」と言われている知識を入れることができます。Geminiも同じようにできるし、Claudeも同じようにできる、となると、何がClaudeだと問題になるかというと──。
「プロンプトを入れる」「ナレッジ(知識ファイル)を入れる」。この2つは、3社とも共通してできます。ここは問題ありません。
問題は、その先です。
ChatGPTの場合はさっきのところにも書いているのですが、この中に動いているものの中に、この下の方にこう書いていると思うのですが、いわゆるWeb検索機能が入っていたり、画像生成機能が入っていたり、Canvas機能が入っていたり、コードインタープリターとデータ分析が入ったり、あとアプリ連携ができるのですね。
ChatGPTのGPTsには、作成画面の下の方に、こういった機能をオン/オフするチェックボックスがありました。
- Web検索機能 — 最新情報を調べに行ける
- 画像生成機能 — 画像を作れる
- Canvas機能 — 文書やコードを横に並べて編集できる
- コードインタープリター&データ分析 — Pythonを動かして計算・グラフ化できる
- アプリ連携 — 外部サービスとつながる
この「機能の厚み」こそが、GPTsの本当の価値だったわけですね。
アプリ連携が特に強かった
そのアプリ連携が強くて、つまり、さっき紹介したプラグインみたいなものに、例えばGmailと連携するとか、Canvaと連携するみたいなGPTを作ることができるんですよ。
たとえば、
- Gmailと連携して、メールを読んで要約するGPT
- Canvaと連携して、デザインを作るGPT
- その他さまざまな外部サービスとつながるGPT
こういったものが作れたのです。単なる「プロンプトの保存庫」ではなく、実際に外の世界とつながって作業をしてくれる存在だった。これがGPTsの強さでした。
GeminiのGemsは、Googleサービス中心
ところが、GoogleのGeminiに入っているGemsというものは、基本的にはGoogleのサービスとの連携はできるのですね。例えばGmailと連携するとか、Googleカレンダーと連携するというのはあるのですが、他の会社と連携するというのは、多分Canvaくらいしかできないんですよ。Canvaもまだ日本で導入されていないのですが、それくらいしかできないのですね。
Gemsの場合は、Googleのサービスとの相性は当然いいです。GmailやGoogleカレンダーとはつながります。ただ、他社サービスとの連携はほとんどありません。かろうじてCanvaくらいでしょうか。しかも、そのCanva連携も、まだ日本には導入されていないという状況です。
Claudeは、ほぼ何もできない
じゃあClaudeはどうなのかと言うと、何もできないのですね、ほぼできないんですよ。
正直に言うと、ここがClaudeの弱点です。プロジェクト機能でプロンプトを動かすことはできますが、外部サービスとの連携という点では、ほぼ何もできません。
3社を比較すると、こういう形になります。
| 比較項目 | ChatGPT(GPTs) | Gemini(Gems) | Claude(プロジェクト) |
|---|---|---|---|
| プロンプト登録 | ○ | ○ | ○ |
| ナレッジ(知識ファイル) | ○ | ○ | ○ |
| Web検索 | ○ | ○ | △ |
| 画像生成 | ○ | ○ | × |
| コード実行・データ分析 | ○ | ○ | △ |
| 自社サービス連携 | ○ | ○(Google系) | × |
| 他社アプリ連携 | ◎(強い) | △(Canvaくらい・日本未導入) | ×(ほぼ不可) |
| 個人での新規作成 | ×(終了) | △(10月20日終了の噂) | ○(無料でも可) |
| 一般公開 | × | 不明 | × |
| 無料プランでの作成 | × | - | ○(最大5つ) |
用途によって、選ぶべき道が変わる
なので、そういう点で考えると、いわゆるプロンプトを動かすというレベルのAIを作りたいのであれば、このClaudeのプロジェクト機能を使ってもらえばオッケーなのですが、アプリ連携とか、いわゆるMCPとか、色んな連携をしていくとか、こういうことをやっていこうと思ったら、現状は今のやり方でもできないので──。
ここが判断の分かれ目です。
パターンA:プロンプトを動かすだけでいい人 → Claudeのプロジェクト機能で十分です。無料で今すぐ移行できます。
パターンB:アプリ連携やMCPを使いたい人 → Claudeのプロジェクトでは対応できません。別の道を探す必要があります。
いわゆるそのChatGPTだったらCodexとかでSkillsを使うとか、もしくはGoogleだったらSparkを使うみたいなことをやっていかないと、今後はできなくなっていきそうです。
パターンBの方の選択肢としては、
- ChatGPT系 → Codexなどで「Skills」を使う方向
- Google系 → 「Spark」を使う方向
こういった、より開発寄りのツールへ進んでいくことになりそうです。ただ、これらは今までのGPTsのような「誰でも簡単に」という手軽さからは一段離れますので、ハードルは上がります。
有料で販売していた人は、商品そのものが失われる
結構、GPTなんかもこう有料で販売するみたいなことをやっている人がいたのですが、この辺も全部今後できなくなるという、この辺が問題じゃないかなと僕の気はするのですがね。
これ、地味に深刻な話です。カスタムGPTを作って、それを商品として販売していた方が一定数いらっしゃいました。その方たちは、これから新しい商品を作ることができなくなります。既存のものは残るとはいえ、ビジネスとしては先細りになってしまいますね。
GPTストアの収益化・分配の話も含めて、「あの構想はどこへ行ったのか」という気持ちにはなります。
今後は「社内で使う」時代に
なので、今後は自分が会社の中で使うみたいなことはできるのですが、公開して、もしくは限定公開して何かやっていくということは多分できなくなるので、さあどうするかということですね。
大きな流れとしては、
- 公開して不特定多数に使ってもらう時代 → 終わり
- 組織の中で、自分たちのために使う時代 → これから
という転換が起きている、と捉えるのがいいと思います。
今のうちにやっておくべきこと
また色んな誰かがアイデアを出してくると思いますけど、現状ここまでということで、とりあえず過去のプロンプトとかGPTは使えるので、今のうちに集めておきましょう、ということでもあったりいたします。
最後に、今すぐやっておくべきことをまとめておきます。
- 自分が作ったGPTのプロンプトを、すべてテキストで書き出して保存する → 将来どうなるか分からないので、手元に控えを持っておくことが最優先です
- よく使っている公開GPTがあれば、今のうちにブックマークしておく → 新規は増えませんが、既存は使えます
- ナレッジとして入れていたファイルを、手元に整理しておく → 移行先で再アップロードするために必要です
- Claudeのプロジェクトを実際に作って、動作を試してみる → 無料で試せるので、感触を確かめておくといいです
- 「Skills」という仕組みについて情報収集を始める → 業界全体がこちらへ向かっています
新しいアイデアや代替手段は、これからきっと誰かが出してくると思います。ただ、現状で言えるのはここまで。まずは、自分の資産を守るところから始めましょう、ということですね。
おわりに
はい、ということで今日は、ChatGPTのカスタムGPT、そしてGemsも終了するということで、今後どうしなきゃいけないかということについてお伝えしました。
今回の内容を振り返ります。まず、2026年8月14日付と思われるタイミングで、OpenAIの公式ヘルプページが更新され、無料・Go・Plus・Proを含む個人用ChatGPTアカウントでは、新しいGPTの作成と公開ができなくなりました。予告は一切ありませんでした。既存のGPTは引き続き使えますし、条件を満たせば編集も可能です。一方、ビジネス・エンタープライズ・教育機関のワークスペースでは、設定と権限が許可していれば作成・編集・公開ができます。ただし実機で確認したところ、Businessプランでも「一般公開で共有できなくなりました」と表示され、公開先はワークスペース内に限定されていました。
無料版はPCブラウザのメニューからGPTの項目自体が消え、URL直打ちでのみ到達できます。Plusプランは作成画面まで進めるものの、最後に「現在ご利用いただけません」で弾かれます。スマホアプリはプラン共通で、そもそも作成機能がありません。
そしてGoogleのGeminiのGemsにも、10月20日終了という未確定の噂があります。両社ともSkillsへ向かう流れです。移行先として現実的なのは、Claudeのプロジェクト機能ただ一つ。2026年2月から無料プランでも作成でき、最大5つまで持てます。ただしアプリ連携はほぼできませんので、そこが必要な方はCodexやSparkの方向を検討する必要があります。まずは、手持ちのプロンプトを今のうちに集めておきましょう。
まとめ
- 2026年8月14日頃、予告なしにChatGPTの個人向けカスタムGPT(GPTs)の新規作成・公開が終了した
- 対象は「個人用ChatGPTアカウント」で、無料・Go・Plus・Proのすべてが含まれる
- 既存のGPTは引き続き使用可能で、既存の計画および許可要件を満たしていれば編集も可能
- ビジネス・エンタープライズ・教育機関のワークスペースなら、設定と権限が許可されている場合に作成・編集・公開が可能
- Businessプランは最低2アカウントからの契約となり、Plusと比べて2倍ちょっとのコストがかかる
- 無料版のPCブラウザはメニューからGPTの項目が消えているが、
chatgpt.com/gptsとURL直打ちすればページには到達できる(使用のみ・作成不可) - PlusプランのPCブラウザは、作成ボタンも編集画面も動くが、最後に**「現在ご利用いただけません」**というエラーで作成できない
- BusinessプランのPCブラウザでは**「GPTを一般公開で共有できなくなりました」**と表示され、共有先は自分のワークスペース内に限定される
- 過去に一般公開したGPTはそのまま有効だが、これから作るものはBusinessプランでも一般公開できない
- スマホアプリは左上の二本線 →「プラグイン」(旧「アプリ」)→ 上部から「スキル」「GPT」を切り替える構造で、Business・Plus・無料のいずれも作成は不可、使用のみ
- GPTの作成はPCブラウザからのみで、これは今回の変更以前から変わっていない
- 無料ユーザーは、PCブラウザよりもスマホアプリの方がGPTに辿り着きやすいという逆転現象が起きている
- これから公開GPTはこれ以上増えないため、今あるものが実質的な最終ラインナップになる
- 限定公開(リンク共有)も、ワークスペース外には届かないためおそらく不可
- GoogleのGeminiのGemsも10月20日に終了するという噂があるが、こちらはまだ未確定で公式通知も来ていない
- ChatGPT・Geminiともに**「Skills」への移行**という共通の流れがある
- 「作ること」自体は禁止されていないが、「公開して他人に使わせること」が禁止されたという線引き
- 移行先として現実的なのはClaudeのプロジェクト機能ただ一つで、2026年2月から無料プランでも作成可能
- 無料アカウントでも最大5つまでプロジェクトを作成でき、埋まったら別アカウントを取れば事実上運用できる
- Claudeでは「手順」欄にプロンプトを入れれば、GPTsと同じように動かせる
- ただしClaudeはアプリ連携がほぼできないのが最大の弱点
- ChatGPTのGPTsはWeb検索・画像生成・Canvas・コードインタープリター&データ分析・アプリ連携(Gmail、Canvaなど)と機能が厚かった
- GeminiのGemsはGmailやGoogleカレンダーなどGoogleサービス中心で、他社連携はCanvaくらい(しかも日本未導入)
- アプリ連携やMCPを使いたい場合は、ChatGPTならCodexでSkills、GoogleならSparkという方向へ進む必要がある
- GPTを有料で販売していた人は、今後新しい商品を作れなくなる
- GPTストアの収益化・分配構想がどうなったのかは、依然として不透明
- 今後は「公開する時代」から「組織の中で使う時代」へと転換していく
- とりあえず過去のプロンプトやGPTは使えるので、今のうちに集めて手元に保存しておくことが最優先
よくある質問
Q1. 今すでに作ってあるカスタムGPTは、消えてしまうのでしょうか?
A. いいえ、消えません。OpenAIの公式ヘルプページには「既存のGPTは引き続き使用可能で、既存の計画および許可要件を満たしていれば編集も可能です」と明記されています。つまり、すでにお持ちのGPTはそのまま使えますし、中身のプロンプトを修正することもできます。今回できなくなったのは、あくまで「新しく作ること」と「公開すること」です。ただし、将来的にどうなるかは誰にも分かりませんので、念のため、今のうちに各GPTのプロンプト本文をテキストファイルなどに書き出して、手元に保存しておくことを強くおすすめします。ナレッジとしてアップロードしていたファイルも、同じように整理して保管しておきましょう。資産を守るという意味で、これが今すぐやるべき一番の対策です。
Q2. Plusプランのままでは、本当にもう作れないのですか?裏技のようなものはありませんか?
A. 実際に検証しましたが、作れませんでした。ややこしいのは、途中まで普通に進めてしまう点です。左メニューに「GPT」の項目はありますし、「作成する」ボタンも押せます。モデルの切り替えも「構成」タブの各種設定も、いつも通り動きます。名前を付けることもできます。ところが、最後に「作成する」を押した瞬間に「現在ご利用いただけません」というエラーが出て弾かれるのです。8月14日以降、この現象に遭遇した方が非常に多くいらっしゃいます。URL直打ちなどでページ自体に到達することはできますが、作成の可否はアカウント種別で判定されているため、抜け道はありません。作成を続けたい場合は、Businessプラン以上のワークスペースへ移行する必要があります。
Q3. Businessプランに変更すれば、今まで通り一般公開までできるようになりますか?
A. いいえ、ここは誤解しやすいところなので注意してください。Businessプランでは確かにGPTの作成自体はできます。しかし実際に作成しようとすると「GPTを一般公開で共有できなくなりました」というメッセージが表示され、共有先は自分のワークスペース内に限定されます。つまり、社内のメンバーには配れますが、インターネット上の不特定多数に公開することはできません。過去に一般公開したGPTはそのまま有効ですが、これから作るものは対象外です。さらに、Businessプランは1アカウントでは契約できず最低2アカウントからとなるため、Plusと比べて2倍ちょっとのコストがかかります。「お金を払えば元通り」ではありませんので、契約前に用途をよく確認してください。
Q4. GoogleのGemsも本当に終わるのでしょうか?いつまでに移行すべきですか?
A. GeminiのGemsについては、10月20日に終了するという噂が出ていますが、現時点ではまだ未確定です。Googleからの公式アナウンスは出ておらず、僕自身のアカウントにも「移行してください」といった通知は届いていません。ですので、確定情報として扱うべきではありません。ただし、ChatGPTもGeminiも「Skills」という新しい枠組みへ移行するという共通の流れがあり、方向性としては同じ方を向いています。ですから、可能性は十分にあると見ておいた方がいいでしょう。対応としては、慌てて全部を移すというよりも、まずGemsに登録しているプロンプトをテキストで書き出して保存し、並行してClaudeのプロジェクトや「Skills」という仕組みに慣れておく、という二段構えがおすすめです。
Q5. Claudeのプロジェクトに移行すれば、GPTsと同じことができますか?
A. 用途によります。「登録したプロンプトを呼び出して動かす」というレベルであれば、Claudeのプロジェクト機能で十分に代替できます。2026年2月から無料プランでも作成できるようになり、無料アカウントでも最大5つまで持てます。「手順」と書かれた欄にこれまでのプロンプトを貼り付ければ、そのまま動かせますので、移行のハードルは低いです。5つ埋まったら別アカウントを作ればいいので、事実上の上限もありません。ただし、大きな弱点があります。Claudeはアプリ連携がほぼできないのです。ChatGPTのGPTsはGmailやCanvaといった外部サービスと連携できましたし、Web検索・画像生成・Canvas・コードインタープリターといった機能も内蔵していました。GeminiのGemsもGmailやGoogleカレンダーとつながります。Claudeにはそれがありません。ですから、アプリ連携やMCPを含む本格的な自動化をしたい方は、ChatGPTならCodexでSkillsを使う、GoogleならSparkを使う、といった別の方向を検討する必要があります。まずはご自身の使い方が「プロンプトを動かすだけ」なのか「外部連携が必須」なのかを切り分けてから、移行先を決めるといいと思います。
26.8.14カスタムGPT(GPTs)終了26.10.20Gems終了⇒移行先は?

🤖 カスタムGPT(GPTs)
ChatGPT上で、自分専用の指示(プロンプト)や知識をあらかじめ登録しておき、独自のAIアシスタントとして使える機能です。2026年8月14日から個人向けアカウントでは新規作成・公開ができなくなりました。すでに作ってあるものは引き続き使えて編集も可能ですが、これ以上増やすことはできません。
💎 Gems(ジェムズ)
GoogleのGeminiに搭載されている、カスタムGPTとほぼ同じ役割の機能です。自分の用途に合わせた専用AIを作って呼び出せます。2026年10月20日に終了するという噂が出ていますが、現時点では未確定で公式通知も届いていない段階です。ChatGPTと同じくSkillsへ移行する流れとみられています。
🧩 Claudeのプロジェクト機能
Claudeで、特定のテーマごとに指示や資料をまとめておける機能です。2026年2月から無料プランでも作成できるようになり、無料アカウントで最大5つまで持てます。GPTsやGemsの代替として、現状で唯一かつ無料で使える移行先として紹介されました。上限に達したら別アカウントを取る手もあります。
🛠️ Skills(スキル)
AIに特定の作業手順を覚えさせる新しい仕組みで、ChatGPT・Geminiの両方がこの方向へ舵を切っています。自分用のスキルを作ること自体は可能ですが、それを不特定多数に公開して使ってもらう運用はできなくなる見込みです。「公開型」から「自分・社内利用型」への転換を象徴する言葉です。
💼 ビジネスプラン
ChatGPTの法人向け契約プランです。今後カスタムGPTを新規作成したい場合は、このプラン以上が必須となりました。ただし1アカウント単位では契約できず最低2アカウントからのため、Plusプランと比べて費用は2倍強に跳ね上がります。個人利用者にとっては現実的なハードルとなります。
🔓 一般公開
作成したGPTを、誰でも検索・利用できる状態でインターネット上に出すことです。今回の変更で、ビジネスプランに加入していても新規GPTの一般公開はできなくなりました。公開できるのは自分のワークスペース内のみで、過去に公開済みのものだけが例外的に残る形になっています。
📚 ナレッジ
カスタムGPTやGems、Claudeのプロジェクトに読み込ませておく参考資料や知識データのことです。ファイルをあらかじめ登録しておくことで、AIがその内容を前提に回答してくれます。この機能自体はChatGPT・Gemini・Claudeのいずれにもあるため、移行時に大きな支障にはなりません。
🔌 アプリ連携(MCP)
AIを外部サービスとつなぎ、実際の作業をさせる仕組みです。ChatGPTはGmailやCanvaなど多様な連携に強く、GeminiはGoogleサービス中心、Claudeは現状ほぼ対応していません。単純にプロンプトを動かすだけならClaudeで代替できますが、連携まで求めるとCodexやSparkなど別の手段が必要になります。
🏢 ワークスペース
ビジネス・エンタープライズ・教育機関向けの、組織単位で使う共有スペースです。今後新しく作ったGPTは、この枠の中でしか共有できません。社内メンバー同士で使い回すことは可能ですが、外部の人に配ったり販売したりする用途は事実上閉ざされたことになります。
📱 プラグイン
ChatGPTのスマホアプリ内メニューの名称で、以前は「アプリ」と呼ばれていた場所です。ここから「スキル」と「GPT」を切り替えられ、公開済みGPTを使うことはできます。ただし作成はPCブラウザでしか行えず、スマホからは閲覧・利用のみという点は無料・Plus・Businessいずれも共通です。
26.8.14カスタムGPT(GPTs)終了26.10.20Gems終了⇒移行先は?

【2026年8月最新】カスタムGPT(GPTs)終了とGemini Gem廃止──いま移行するならClaudeのプロジェクト一択である理由
カスタムGPT(GPTs)終了の全体像──2026年8月14日に何が起きたのか
個人向けアカウントでGPTの新規作成・公開が停止された事実関係
2026年8月14日ごろを境に、ChatGPTの個人向けアカウントでカスタムGPT(GPTs)の新規作成ができなくなりました。OpenAIの公式ヘルプセンターには「新しいGPTの作成と公開は、Free、Go、Plus、Proを含む個人用ChatGPTアカウントでは利用できない」と明記されています。注目すべきは、この変更に事前告知がほとんどなかった点です。多くのユーザーは、いつも通りGPTビルダーを開いて設定を終え、最後の「作成する」ボタンを押した瞬間に初めて異変に気づくという順序で事態を知ることになりました。 OpenAI Help Center
さらに重要なのは、OpenAIがこれを「不具合ではない」と明言していることです。トラブルシューティングのヘルプページでは個人アカウントでの新規GPT作成不可はアカウントの利用資格上の制限であり、技術的なエラーではないと説明されています。つまり、キャッシュを消す、再ログインする、別ブラウザを試すといった従来型の対処では絶対に解決しません。「自分の環境だけおかしいのでは」と時間を浪費する前に、仕様変更であると確定できることには実務上の価値があります。 OpenAI Help Center
一方で、抜け道が完全に塞がれたわけではありません。同じヘルプページにはBusiness、Enterprise、Eduのワークスペースでは、GPTの作成・編集・公開はワークスペースの設定と権限に依存すると記載されています。要するに、GPTsという機能そのものが廃止されたのではなく、「個人課金ユーザーの手から、管理されたワークスペースの中へ」と提供対象が移されたと理解するのが正確です。この一線の引き方は、後述するGoogleの動きとも共通しており、単発の仕様変更ではなく生成AI業界全体の方向転換を示すシグナルとして読む必要があります。 openai
既存GPTは使える・編集できる──「終了」の正確な射程
「カスタムGPT終了」という言葉から、すでに作ったGPTが消滅すると受け取った方も多いはずですが、それは誤りです。公式ヘルプは既存のGPTは引き続き利用可能であり、既存のプランおよび権限の要件を満たしていれば編集も可能としています。手元で運用中のGPTは、今日も明日も従来通り動きます。プロンプトの微修正やナレッジファイルの差し替えも、対象プランの契約が続いている限り可能です。 OpenAI Help Center
つまり今回失われたのは「新規作成」と「一般公開(新規の公開)」という2つの機能に限定されます。既存資産の運用継続と、新規資産の生成停止──この区別を曖昧にしたまま慌てて別サービスへ移行すると、不要な作業コストを払うことになります。まずは自社・自分のGPTを棚卸しし、「動いているもの」と「これから作りたかったもの」を分けることが最初の一手です。
ただし、中長期のリスクは確実に存在します。編集可否がプラン継続に紐づいている以上、解約やプラン変更のタイミングで編集権限を失う可能性があります。サブスクリプションを変更・解約した場合でも過去に作成したGPTは使い続けられるが、編集は契約と権限に依存するため、対応しないプランに変更すると変更できなくなると公式に説明されています。加えて、モデルの世代交代も進んでおり、利用していたモデルが提供終了になった場合、GPTは自動的に類似の現行モデルへ切り替えられる仕様です。挙動が微妙に変わる可能性は織り込んでおくべきでしょう。 openaiopenai
したがって、いま最優先で行うべきは移行そのものではなく「資産の退避」です。各GPTのInstructions(指示文)、会話の開始例、アップロード済みナレッジファイルを、テキストとローカルファイルとして手元に保存しておく。この作業さえ済ませておけば、移行先がClaudeであれSkillsであれ、後からいくらでも組み直せます。
プラン別に見るカスタムGPT終了の影響範囲
無料・Go・Plus・Proユーザーの画面はこう変わった(PCブラウザ)
プランによって画面の見え方が異なるため、混乱が広がっています。まず無料プランでは、PCブラウザの左サイドバーからGPTsへの導線そのものが消えています。メニューを探しても項目が見当たらないため、「アカウントが壊れた」と誤解しやすい状態です。ただしURL欄に chatgpt.com/gpts と直接入力すればGPTの一覧ページには到達でき、すでに公開されているGPTを使うこと自体は可能です。使えるが作れない、という非対称な状態にあります。
一方Plusプランでは、状況がさらに紛らわしくなっています。左メニューには「GPT」の項目が残っており、クリックすれば一覧が開き、「作成する」ボタンも押せます。ビルダー画面ではGPTに名前を付け、指示文を書き、モデルを選び、「構成」タブで各種設定を行うところまで従来通り進みます。ところが、最後に保存・公開しようとした段階で「現在ご利用いただけません」という趣旨のメッセージが表示され、処理が完了しません。UIは残っているのに機能だけが止められているため、「途中まで作れたのだから設定次第でいけるはず」と試行錯誤を続けてしまう構造になっています。
この挙動を知らずに時間を溶かしている方が相当数いると推測されます。Proプランも同様で、支払額が高いほど例外扱いされるという期待は成り立ちません。公式ヘルプが列挙しているのはFree、Go、Plus、Proという個人アカウント全てであり、料金の多寡は判定基準に含まれていないのです。作業手順としては、ビルダーで作り込む前に一度ダミーの内容で保存できるかを試す、という確認方法が最も早く白黒をつけられます。 OpenAI Help Center
スマホアプリ「プラグイン」からGPTを使う手順と制限
スマートフォンアプリ側の導線も、名称変更を経ているため見つけにくくなっています。iOS/Androidのいずれでも、画面左上の二本線(ハンバーガーメニュー)をタップし、上から3つ目付近にある「プラグイン」へ進みます。かつて「アプリ」と呼ばれていた領域がこれにあたります。プラグイン画面を開くと連携アプリが一覧表示されますが、画面上部の切り替えタブから「スキル」「GPT」を選べるようになっており、「GPT」に切り替えることでカスタムGPTの一覧にアクセスできます。
この導線は無料プラン、Plusプラン、Businessプランのいずれでも基本的に共通です。無料ユーザーであっても、公開済みのGPTであればアプリから呼び出して利用できます。ただし当然ながら、今後は公開GPTの総数がこれ以上増えることはありません。GPTストアは事実上、在庫が固定されたアーカイブへと性格を変えつつあります。
一方、作成に関してはスマホアプリでは以前から対応しておらず、この点は今回の変更前後で変わっていません。カスタムGPTの作成はPCブラウザ限定の機能であり、そのPCブラウザ側が個人アカウントで封鎖されたということは、個人ユーザーにとって新規作成の経路が完全に消滅したことを意味します。「スマホでできないだけで、PCなら作れるのでは」という期待は成立しません。
なお、PCブラウザではGPTを呼び出す別の方法も用意されています。ChatGPTのウェブ版では、会話中に「@」を入力することで新しいチャットを始めずにGPTを呼び出すことができ、その次のメッセージがそのGPTに送られ、会話は現在の文脈を保ったまま継続されるという仕組みです。この@メンション方式はiOSおよびAndroidアプリでは利用できず、モバイルではGPTsメニューやサイドバーから開く必要がある点に注意してください。 openaiopenai
Businessプランに移ればGPTは作れるのか
ワークスペース内共有はできても一般公開は塞がれた
「個人プランがダメならBusinessに移ればいい」という判断は、半分正解で半分不正解です。Businessプランでは左メニューにGPTの項目が表示され、「作成する」から実際にビルダーへ進み、名前と指示文を設定して保存操作まで到達できます。ここまでは個人プランとの明確な差です。
しかし保存の段階で、新たな壁が現れます。実機では「GPTを一般公開で共有できなくなりました」という趣旨の表示が出て、公開範囲の選択肢が絞られる挙動が確認されています。自分の所属するワークスペース内での共有は可能なので、社内利用という目的であれば問題なく成立します。一方で、URLを配って不特定多数に使ってもらう、GPTストア経由で見つけてもらう、といった外向きの運用は塞がれた形です。
公式ヘルプの記述は、これよりやや含みを持たせた書き方になっています。Business、Enterprise、EduのワークスペースにおけるGPTの共有・公開の選択肢はワークスペース設定と権限に依存し、利用可能な選択肢には特定の相手との共有、ワークスペース内共有、リンク共有、許可されている場合のGPTストアへの公開が含まれ得るとされています。「許可されている場合」という条件付きの表現であり、実際の画面挙動と合わせて読むと、一般公開の道は原則として閉じられつつあると解釈するのが妥当です。 openai
さらに、Business向けのGPTs自体にも終着点が示唆されています。OpenAIは2026年4月22日にWorkspace Agentsを「GPTsの進化形」として発表し、その中でビジネスアカウント向けのカスタムGPTを段階的に廃止する方針に言及しました。Businessプランへの移行は、恒久的な解決ではなく時間を買う選択肢だと理解しておくべきです。 Everyday AI Vibe
最低2シートから──Business移行のコストと損益分岐
費用面の設計も、移行判断を左右します。ChatGPT Businessは個人契約の延長ではなく、標準のChatGPTシートは1ユーザーごとに課金され、最低2シートの購入が必要という条件が設定されています。1人で使いたい場合でも2人分を支払う構造です。 OpenAI
価格は改定を経ています。Businessは2026年4月2日に値下げされ、米国価格で月払い25ドル・年払い20ドル、日本の公式円価格では月額課金3,850円・年額課金3,050円となりました。最低2シートを月額契約すると月7,700円程度、年額契約でも月あたり6,100円程度が必要になります。Plus1本と比較すれば、負担はおよそ2倍を超える計算です。 Note
ここで冷静に問うべきは、その支出で何が手に入るのかという点です。1シートあたりの利用枠自体はPlusと同水準であり、差が出るのは学習利用が既定でオフになる点、管理コンソールやSAML SSOが使える点だと整理されています。つまりBusinessは「安く上がるから選ぶプラン」ではなく、「データ保護と組織管理のために選ぶプラン」です。 Ai-revolution
したがって損益分岐の判定はシンプルになります。目的が社内限定のGPT運用であれば、Businessは今のところ機能します。しかし目的が「GPTを外部に配布する」「顧客に渡す」「有料販売する」であれば、Businessに移っても一般公開の壁は越えられないため、支出に見合うリターンは得られません。後者に該当する方は、Businessへの移行検討ではなく、次章以降の代替手段の検討に時間を割くべきです。
Gemini Gemも2026年10月20日に終了か──Skillsへの移行圧力
「Gems are retiring October 20」通知の現在地と公式見解
同じタイミングで、Google側にも大きな動きが出ています。Geminiのカスタムアシスタント機能である「Gem(Gems)」が、2026年10月20日をもって廃止される見込みであり、一部ユーザーのGemトップページに廃止を知らせる案内が表示され始めました。表示された英文の通知は、Gemの内容を保存するか、スキルとして作り直すよう促す内容です。 Google AI
この情報の発端は海外のリーク系アカウントによる投稿でした。2026年8月8日にTestingCatalogがXで共有した内容として、Googleが10月20日までにGemsを廃止し、ユーザーにGemsをSkillsとして作り直すよう求める計画であると報じられました。国内メディアも追随して報じており、ここで言及されている「スキル」は、2026年4月にMac、Windows、ChromeOS向けに展開された同名の機能や、Gemini Sparkで利用できる機能を指すと整理されています。 NoteHelenTech
ただし、重要な留保があります。2026年8月9日時点で、GoogleはGeminiのGems終了を公式発表しておらず、公式ヘルプは現在もClassic Gemsの作成・利用方法を案内し、Opalを基盤とする「Gems from Google Labs」との使い分けも明記している状況です。つまり現時点では、一部ユーザーへの画面内通知という強い状況証拠はあるものの、正式アナウンスには至っていません。 Funnel Ai Media
実務上の構えとしては、「確定を待たない」が正解です。ChatGPTの件が予告なしに実行されたことを踏まえれば、公式発表を待ってから動くという判断は、退避の時間を自ら削ることになります。Gemの指示文、参照ファイル、テスト用の質問例を、いまのうちにGemの外側へコピーしておく。所要時間は数十分程度であり、仮に廃止が撤回されても損失はありません。
ChatGPTもGeminiも向かう先は「Skills」──共通する設計思想の転換
2社の動きを並べると、偶然の一致ではないことが見えてきます。GPTsもGemsも、生成AIモデルの上に「指示文+ナレッジ」を載せて自分専用のAIを作り、それを他者に配布できる仕組みでした。いま両社が揃って閉じようとしているのは、この「配布可能なアシスタント」という形態そのものです。
代わりに前面へ出てきたのが「Skills」という概念です。Google側では、Gemini Sparkがタスクの自律実行・スキル学習・スケジュール起動の3本柱で構成され、スキルは繰り返し発生する作業のパターンを再利用可能な手順として記憶する仕組みと説明されています。一度定義した作業手順をスキルとして登録しておけば、チャット画面でスラッシュを入力するだけで呼び出せるという設計です。提供範囲も広がりつつあり、Gemini SparkはUltra限定から、月額2,900円のGoogle AI Proへも順次開放が進んでいます。 Shift-ai + 2
ChatGPT側も同型です。Business向けリリースノートではSkillsと有効化されたアプリを使い、繰り返し利用するワークフローや接続されたデータソースからスライドを構築できると説明されており、Skillsが業務自動化の中核部品として位置づけられていることがわかります。 OpenAI Help Center
この転換の含意は明確です。「自分専用のAIを作る」は残るが、「作ったAIを世界に配る」は消える。GPTストアでの収益分配に期待して作り込んできた人、GPTを商品として販売してきた人にとっては、事業モデルの前提が崩れることを意味します。今後は、配布物としてのAIではなく、自分または自組織の中で回す作業手順としてのAIへと、価値の置き場所を移す設計が求められます。
移行先はClaudeのプロジェクト一択──実践的な乗り換え手順
無料プランで最大5つ、プロンプトとナレッジをそのまま移す方法
新規作成の道が両社で閉じられるなか、無料で今日から使える代替手段として現実的に残っているのが、Claudeの「プロジェクト」機能です。プロジェクト機能は2026年2月時点で無料プランにも開放されており、以前はPro限定でしたが全ユーザーへ拡大されました。無料プランでもプロジェクトの作成・ナレッジ登録・カスタム指示が利用でき、上限は最大5プロジェクトまでです。 TenbinAIVENTURE
移行手順は難しくありません。第一に、移したいGPTを開いて設定画面から指示文(Instructions)を全文コピーし、ナレッジとしてアップロードしていたファイルを手元にダウンロードします。第二に、Claudeでプロジェクトを新規作成し、名前を付けます。第三に、プロジェクトの指示欄にコピーした指示文を貼り付けます。第四に、ナレッジファイルをプロジェクトにアップロードします。第五に、GPTで使っていた代表的な質問をいくつか投げて、出力の傾向を確認します。ここまでで、1つあたり十数分程度の作業です。
出力の質が想定と違う場合、原因の多くはモデルの違いによる指示文の解釈差にあります。ChatGPT向けに最適化されたプロンプトは、そのままでは冗長だったり、逆に前提が省略されすぎていたりします。役割定義、出力形式、禁止事項の3点を明示的に書き直すだけで、多くの場合は十分な水準に戻ります。
上限の5件については、テーマごとに分けるとすぐ埋まるため、使わなくなったものを削除して整理する運用が推奨されています。また大量の資料を扱うRAG拡張は有料プランのみである点も、事前に把握しておくべき制約です。数百ページ規模のナレッジを前提とした運用であれば、有料プランの検討が必要になります。 AIVENTUREAIVENTURE
Claudeの弱点はアプリ連携──MCP・Codex・Sparkとの使い分け
ただし、Claudeのプロジェクトが万能というわけではありません。乗り換え前に、失われる機能を正確に把握しておく必要があります。
カスタムGPTは、指示文とナレッジに加えて多様な機能を1つのパッケージに同梱できました。GPTには指示文、会話の開始例、ナレッジ、Web検索や画像生成といった機能(Capabilities)、外部サービスに接続するアプリ、独自に定義した外部APIへ接続するアクションを含めることができます。Gmail連携やCanva連携を組み込んだGPTを作り、それを他者に渡すことができたわけです。Gemini側のGemsは、Googleサービスとの連携には強い一方、他社サービスとの連携は限定的でした。 openai
Claudeについては、しばしば「外部連携ができない」と誤解されますが、これは正確ではありません。現在のClaudeはMCP(Model Context Protocol)ベースのコネクタに対応しており、Gmail、Googleカレンダー、Google Drive、Canvaなどを接続して利用できます。ただし、これらの接続はアカウント側の設定であり、「連携を組み込んだアシスタントをパッケージ化して第三者に配布する」という使い方はできません。失われるのは連携機能そのものではなく、連携込みで配布できるという性質です。
したがって、目的別の使い分けが結論になります。プロンプトを登録して繰り返し呼び出したいだけであれば、Claudeのプロジェクトで十分に代替できます。定型業務を自動で走らせたいのであれば、ChatGPT側のSkillsやCodex、Google側のGemini Sparkといったエージェント寄りの製品が対象になります。そして「配布」に関しては、現時点で完全な代替は存在しません。だからこそ、既存GPTやGemの中身をテキストとして手元に退避させておく作業が、あらゆる移行判断に先立つ最優先事項になるのです。
参考・出典一覧
| 情報源 | 確認できる内容 |
|---|---|
| OpenAI Help Center「GPTs in ChatGPT」 | 個人アカウントでの新規作成・公開停止、既存GPTの継続利用、共有範囲の条件 |
| OpenAI Help Center「Troubleshooting GPTs」 | 作成不可が仕様(利用資格上の制限)であり不具合ではないこと |
| OpenAI Help Center「ChatGPT Businessでの請求とシートの管理」 | 標準シート最低2シートの購入要件 |
| ChatGPT料金早見表(note/土門大貴) | 2026年4月2日の価格改定、円建て公式価格 |
| Jetstream BLOG | Gem廃止予定日(2026年10月20日)と画面内通知の表示開始 |
| HelenTech | TestingCatalog発の報道内容、Skillsの位置づけ |
| ファネルAi | 2026年8月9日時点でGoogle公式発表が未確認である旨 |
| 天秤AIメディア/theAIventure | Claudeプロジェクトの無料開放時期、最大5件の上限、RAG拡張の制約 |
| AI経営総合研究所/note(小峯知之) | Gemini Sparkの3要素構成と提供範囲の拡大 |
3ステップ・アクションまとめ
- 今日中に退避:既存GPTとGemの指示文・ナレッジファイル・会話開始例を、テキストとローカルファイルで保存する
- 今週中に検証:主要な1〜2件をClaudeのプロジェクトへ移し、出力品質を実際の業務プロンプトで確認する
- 今月中に方針決定:社内限定運用ならBusiness継続、外部配布が目的なら配布前提のモデルから脱却する設計へ切り替える
26.8.14カスタムGPT(GPTs)終了26.10.20Gems終了⇒移行先は?










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