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Instagram競合インサイト使い方ライバルのインサイト分析10件

Instagram競合インサイト使い方ライバルのインサイト分析10件
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Instagramが2025年11月に登場させた新機能「競合インサイト」を紹介。プロフェッショナルアカウント向けの公式機能で、最大10個の競合アカウントを30〜90日単位で比較分析できる。リール数・投稿数・ストーリーズ数・広告数・純フォロワー数に加え、保存回数やシェア順の並び替えも可能。従来は外部ツールや手作業が必要だった競合分析がアプリ内で無料かつ公式にできる点が画期的。ただし指標は簡易で期間も90日までのため、深い分析には外部ツール併用が有効。順次展開中で全アカウントでは未対応。

詳しくは15分の動画で解説しました。
https://www.youtube.com/watch?v=Hg4SdJdaZ_w

0:00 📱 導入・競合インサイト機能の紹介 0:57 ⚙️ プロアカウントでの利用条件 1:53 🔍 競合インサイトの開き方と設定開始 2:57 ➕ 学習プロフィールの追加方法 4:03 📅 分析期間の選択と更新 5:12 📊 比較で分かる指標(リール・投稿・ストーリーズ・広告) 6:18 📈 フォロワー増減と各指標の詳細説明 8:33 🏅 トライアル特典とメタ認証の関係 10:47 ✅ 認証バッジ申請からの解放の経緯 11:54 🔄 アカウントの入れ替え・編集方法 13:04 💾 保存回数順での人気投稿分析 14:14 👋 まとめと活用のすすめ

Instagram競合インサイト使い方ライバルのインサイト分析10件

テレビに映るかも?(笑)
映ったか誰か教えて?(汗)
イーンスパイアの横田です。
https://www.enspire.co.jp/

Instagram競合インサイトを使うと
ライバルのインサイト分析10件まで
出来るようになったけど、条件は?

いいね数、コメント数、シェア数、
保存数の多い順や投稿数も分かるし
フォロワー数の推移まで分かると?
https://www.youtube.com/watch?v=Hg4SdJdaZ_w

Instagram競合インサイト使い方ライバルのインサイト分析10件

Instagram競合インサイト
無料で競合のインサイトが丸見え!Instagram競合分析新機能
🆕 競合インサイトとは?

2025年11月登場 📅 正式名称「Competitive Insights

プロアカウントが自社と競合のパフォーマンスを比較分析できる公式機能

感覚的だった競合の動きが、明確な「数字」として可視化される

従来 😰
高価な外部ツール or 手動入力
膨大な工数・自社データのみ
新機能 ✨
アプリ内で公式に比較
無料・スマートに競合分析
⚠️ ロールアウト方式: 全アカウント一斉ではなく順次展開中。表示されなくても異常ではありません。
🔑 前提条件: アプリを最新版に+プロフェッショナルアカウントに切り替え
⚙️ 機能の基本仕様
  • 📋 登録数:最大10アカウントまで(入れ替え自由)
  • 📆 期間:30日・60日・90日から選択
  • 📊 確認できるデータ:フォロワーの増え方、投稿量など
  • 👤 対象:クリエイター/ビジネスアカウント(個人アカウントは不可)
💬 なぜ10個が大事? 1社だけでは「企業特有の動き」か「業界トレンド」か判断不能。複数を横並びにして業界の地図全体を俯瞰

🎯 選び方のコツ:業界トップ層・同規模の競合・少し先を行く成長アカウントを層別に登録すると解像度UP
⬇️ アクセス手順 ⬇️
📱 画面での使い方
1
👤
自分のプロフィールページへ
2
右上の3本線メニューを押す
3
📊
インサイト」に進む
4
🔍
「競合インサイト」→「試す」→比較したいアカウントを検索追加
🗺️ 入口の整理:「プロフェッショナルダッシュボード」=プロ向け管理画面の総称。競合インサイトはこのダッシュボードからアクセスする機能の一つ。導線が無ければプロ切替が未完了かも。
📈 比較画面で見られる指標
🎬
リール動画数
期間内にシェアされたリール数
🖼️
投稿数(フィード)
期間内のフィード投稿数
ストーリーズ数
24時間で消える分も把握可能に
📣
広告数
出稿した広告の本数がわかる
👥
合計フォロワー数
アカウントのフォロワー総数
📊
純フォロワー数
フォロー増-解除(推定値)
📏 比較イメージ(リール動画数・半年間)
自分
534本
競合アカウント
0本
💥 並び替えと「保存回数」の衝撃

トップコンテンツを以下の順で並び替え可能 👇

🔁 シェアが多い順 / 💬 コメントが多い順

❤️ いいねが多い順 / 💾 保存回数が多い順

😲 いいねは表からでも見えるが、保存回数やシェア数の多い順が競合分でわかるのはかなりやばい!

📌 例:「かき氷が始まりますよ」投稿が保存数トップ → 「忘れないように保存」される人気投稿だと判明
🧠 賢い活用法
  • 成長の正しい解釈 – 自社の伸びが「業界トレンド」か「自社施策の成果」か、競合の成長率と比較して判定
  • 量 × 質の見極め – 「量で伸ばす」のか「少ない投稿で質高く伸ばす」のか → リソース配分のヒントに
  • 目的設定が先 – 「投稿頻度の差」「フォロワー増加ペース」など問いを先に立てると気づきが深まる
⚖️ 機能の限界と外部ツール併用
📉 ここが限界
指標がシンプル
リーチ/閲覧/シェアは競合分は不可・期間は最大90日
🔧 外部ツールで補完
質・心理・長期の3観点
Meta Business SuiteならCSV出力も可
💡 公式機能と外部ツールは対立させず段階的に。まず無料の競合インサイトで全体像 → 深い分析が必要になったら外部ツールを検討
🚀 まとめ
✅ 登録は最大10個だが入れ替え自由
✅ 待機アカウントを順次切り替えながらライバルを調査するのが◎
✅ 無料で手軽に競合の全体像をつかめる優れた入口!

📲 ぜひ皆さんも使ってみてください

Instagram競合インサイト使い方ライバルのインサイト分析10件

  1. はじめに
  2. 競合インサイトとは何か──Instagram運用の常識を変える新機能
  3. 機能の基本仕様と画面での使い方
  4. 実際に競合を比較してわかる衝撃のデータ
  5. トライアル特典の謎と、機能の限界をどう補うか
  6. まとめ
  7. よくある質問(Q&A)

はじめに

こんにちは。今日もネットビジネスに関する情報を生中継で15分間お届けしてまいります。今日もよろしくお願いします。2026年6月26日金曜日になりましたが、今日は3日連続となっていますけれど、Instagramの1番やばいやつをスクープでお伝えしたいと思います。

突然ですが、皆さんはライバルのInstagramアカウントが「今どれくらい伸びているのか」、気になったことはありませんか。これまでは外部の高価なツールを使うか、毎日コツコツ手作業で数値を記録するしか方法がありませんでした。ところが今、Instagramの公式機能だけで、しかも無料でライバルのインサイトが丸見えになる時代がやってきたんです。

今回お話しするのは「やばすぎる新機能が無料。Instagramの運用者は必見。競合インサイトを使えばライバルのインサイトが丸見え」というテーマです。実際に僕のアカウントでこの機能が使えるようになったので、画面を見ながら一緒にその実力を確かめていきましょう。きっと「えっ、ここまで見えちゃうの?」と驚いていただけるはずです。それでは始めていきます。

競合インサイトとは何か──Instagram運用の常識を変える新機能

正式な名称は「Competitive Insights(競合インサイト)」といって、2025年の11月にプロフェッショナルアカウント向けの新機能として登場したものです。これは、プロアカウント、つまりビジネスアカウントやクリエイターアカウントが、自社と競合アカウントのパフォーマンスを比較分析できる公式機能なんですね。競合インサイトというのは、去年の秋(2025年秋)くらいからアメリカの方でテストが始まっていて、日本のアカウントでも実装が始まっています。僕のアカウントを運よくこれが使えるようになっていたので、今日これについて皆さんにお話ししていきたいなと思います。

これまで競合分析といえば、高価な外部ツールを導入するか、毎日手動で数値をスプレッドシートに打ち込むような膨大な工数がかかる作業でした。従来のInstagramの公式インサイトでは自社アカウントのデータしか確認できなかったので、競合分析をするには一つひとつのアカウントを人力でチェックして記録するか、外部ツールに頼るしかなかったわけです。それが、競合インサイトの登場によって、Instagramアプリ内で公式かつスマートに競合分析ができるようになりました。この機能の最大の意義は、これまで「なんとなく伸びているな」と感覚的に捉えていた競合の動きが、明確な「数字」として可視化される点にあります。

なお、この機能はすべてのアカウントで一斉に使えるようになるわけではなく、「ロールアウト(順次展開)」という形をとっています。日本国内でも順次展開されていて、プロフェッショナルアカウントではアクセスできるようになりつつありますが、全てのアカウントで完全に利用可能になっているわけではありません。ですから、自分のアカウントでまだ競合インサイトが表示されていなくても、それは異常ではなく、順次配信の対象になるのを待つ必要があるということなんですね。確実に早く使う方法は公開されていませんが、Instagramアプリを常に最新バージョンにアップデートしておくこと、そしてアカウントをプロフェッショナルアカウントに切り替えておくことが前提条件となります。

機能の基本仕様と画面での使い方

まずは機能の基本仕様から見ていきましょう。

登録アカウント数:最大で10個のアカウントまで登録できます。

選択できる期間:30日、60日、90日などから選べます。

確認できるデータ:相手のフォロワーの増え方や、投稿の量などを調べることができます。

利用対象アカウント:プロアカウント(クリエイターアカウント、またはビジネスアカウント)に切り替えてもらえば使えます。個人のプライベートアカウントでは利用できません。

なぜ10アカウントという数が大事かというと、競合分析の精度はベンチマークするアカウント数に大きく左右されるからなんですね。1社だけを見ていては、その動きが「その企業特有のものなのか」「業界全体のトレンドなのか」を判断できません。複数の競合を横並びで観察することで、業界の地図全体を俯瞰できるようになります。登録するアカウントの選び方にもコツがあって、単に規模の近い直接的なライバルだけでなく、自社が目指すべき「ロールモデル」となる先行アカウントを混ぜることがポイントです。業界トップ層・同規模の競合・少し先を行く成長アカウントといった具合に、層を分けて登録すると分析の解像度が上がります。

次に、画面での使い方とアクセス手順を説明していきます。早速ですが、スマホの画面を出して説明していきたいと思います。

  1. Instagramを起動します。
  2. 自分のプロフィールのページに行きます。
  3. 画面右上の「3本線(メニュー)」のところを押していきます。
  4. メニューの中にある、プロフェッショナル向けの機能である「インサイト」に進みます。
  5. インサイトの中に、トライアルリール動画の上のところに「競合インサイト」と書いているものが見えます。
  6. ここに「競合インサイト」と出ている方はラッキーですので、ぜひ進んでみましょう。

ちなみに、ここで多くの人が混同しやすいのが「プロフェッショナルダッシュボード」と「インサイト」の関係です。プロフェッショナルダッシュボードというのは、プロアカウント向けに提供されている管理画面の総称で、プロフィール画面の上部に表示されます。その中に各種の分析機能が集約されていて、競合インサイトもこのダッシュボードという「入口」からアクセスする機能の一つだと考えてください。もしプロフィール画面の上部にダッシュボードへの導線が表示されていない場合は、まだプロアカウントへの切り替えが完了していない可能性があります。

進んでいくと「競合インサイトのご紹介」ということで、「自分のインサイトを他のアカウントと比較して、他のコンテンツ戦略からヒントを得ることができます。試しますか?」と聞いてくるので、「試す」を押して進みます。今回は僕の個人の管理画面でそのままやると、他の方のアカウントデータが出てしまうので、あえて空の状態から試してやっていきたいと思います。

実際に競合を比較してわかる衝撃のデータ

「試す」を押すと、「学習するプロフィールを追加しましょう」ということで「10件まで追加できます」と聞いてくるので、ここでプロフィールを検索していきます。今回は僕のお客さんのところで実験してみたいと思います。「らーめん煌」を1番上に出てきたので追加してみます。あえてこれをやってみたいと思います。「追加」をして「完了」をしていきます。追加すると、アカウントの情報が出てきます。ここから「次へ」に進みます。

なお、競合アカウントを登録する前に「何を知りたいのか」という目的を明確にしておくと、分析の質がぐっと上がります。「投稿頻度の差を知りたい」「フォロワー増加ペースを比較したい」といった問いを先に立てておけば、データを見たときに具体的な気づきが得られます。設定自体はわずか数分で終わりますが、その前の目的設定こそが分析の質を決めるんですね。

画面を「比較する」と押してもらうと、自分と今調べたアカウントをこのように比較することができます。確認できる具体的な指標は次の通りです。

リール動画数:例えば、選択された期間にシェアされたリール動画の数。「横田さんはこの半年の間に534本上げているけれど、このアカウントは0本です」というように分かります。

投稿数(フィード投稿):選択された期間にシェアされた投稿の数。「僕は17.9件も投稿しているけれど、この人は0件です」というように分かります。

ストーリーズ数:選択された期間にシェアされたストーリーズの数。ストーリーズは24時間で消えてしまうので、アーカイブに残しているものも含めてライバルがどのくらい投稿しているか確認するのは難しかったのですが、これが分かるのは結構いいですよね。

広告数:選択された期間にInstagramで作成された広告の数。広告を出しているかどうかはなかなか確認しづらい部分ですが、何本広告を出したかという個数が分かります。1日で終わってしまう広告もあれば、出し続けている広告もあると思いますが、ライバル調査をする上でどのくらい広告を出しているかが分かるのは面白いなと思います。

合計フォロワー数:このアカウントのフォロワーの合計数です(※画面上の説明文には「この指標は開発中」とありますが、実際にはちゃんと表示されていました)。

純フォロワー数:選択された期間中に、このアカウントをフォローしたアカウントの数から、フォローをやめた(またはInstagramの利用をやめた)アカウントの数を引いた数です(※この指標は推定値とされています)。

このように自分と表示されているアカウントとの比較データが出てきます。

さらに、データの並び替え機能もあります。もう一つ、別のお客さんである「アリエールグー」を検索して追加してみます。10個しか登録できませんが、「edit」を押して「削除」とすれば切り替えができるので、調べたらまた次のアカウントに行くというやり方も手です。追加して完了すると、「成長を促進したトップコンテンツです」ということで、非常に効果があった投稿が表示されます。この半年間の間に純フォロワー数が360人増えた、というようなことが分かります。

そして、下の方を見ていくと並び替えができます。シェアが多い順に並び替え、コメントが多い順に並び替え、いいねが多い順に並び替え、そして保存回数が多い順に並び替え、といった具合です。

ここで「保存回数」が出てきました。いいねは表からでも見えますが(仮に隠す設定にしていてもインサイトではわかります)、保存回数やシェア数の多い順が分かるのは結構やばいんじゃないでしょうか。これが分かるのは非常にいい機能ですよね。例えば、保存回数順の中で「今年もかき氷が始まりますよ」という投稿がやっぱり人気なのだと分かります。「いつから始まるか」という情報があるため、皆さん忘れないように保存しているということなのでしょう。素晴らしいですね。このように調べることができます。

ここで一つ、この機能の活用法のヒントもお伝えしておきます。競合インサイトの最も価値ある使い方の一つが、自社の成長を正しく「解釈」することなんですね。フォロワーが増えたとき、それを単純に喜ぶだけでは運用は改善しません。「自社の伸び」が業界全体のトレンドなのか、それとも自社独自の施策が当たった結果なのかを、競合の成長率と比較することで判定できるんです。例えば、ある月にフォロワーが10%増えたとして、登録した競合5社すべてが同じ時期に同程度伸びていたとしたら、それは業界全体に追い風が吹いていた「トレンド」だったと判断できます。逆に、競合が横ばいの中で自社だけが伸びていれば、それは自社の施策が明確に機能している証拠です。この見極めができると、施策の取捨選択の精度が飛躍的に高まります。

もう一つの使い方として、競合の「量×質」を見るという視点もあります。同じようにフォロワーを伸ばしているアカウントでも、「量をこなして伸ばしているのか」それとも「少ない投稿で質高く伸ばしているのか」を見極めることで、自社のリソース配分のヒントになります。投稿量が多いのにフォロワーの反応が伸び悩んでいる競合がいれば「量を増やすだけでは成果につながらない」という教訓が得られますし、逆に少ない投稿で高い反応を得ている競合がいれば、コンテンツの質に投資する戦略の有効性が裏付けられます。データを眺めるだけで終わらせず、得られた数値をどう戦略に落とし込むかが勝負になりますね。

トライアル特典の謎と、機能の限界をどう補うか

画面の上部には、「競合インサイトに表示されるデータは自分と表示されたアカウントとの比較です。競合インサイトはトライアル特典です」と出ています。この「トライアル特典」という部分が青字になっています。

なぜ僕の画面に出ているのかというと、もしかしたら「Meta認証」に関係しているのかもしれません。データ自体はいわゆる「いいね数」や「保存数」「クリック数」の詳細まで全てが見られるわけではないので、大したことはないと言えば大したことはないのですが、複数のものを選んで比較できるのはかなり便利な機能です。実は、僕のアカウントに「あなたは待機リストから繰り上がったため、Meta認証のサブスクリプション登録できるようになりました」という案内が来ていたんですね。そのリンクを押して「認証バッジのリクエスト」を出してみたんです。ダメ元でリクエストを出したところ、なぜか1個クリアしたようになっています。認証バッジはお金を出してサブスクでもらうこともできますが、そうではなく、ちゃんとした有名人や人気アカウントとして認めてもらう方のリクエストです。その測定(審査)のプロセスとして、もしかしたら競合インサイトの方を先行して使わせてもらえているのかもしれません。

ここまで便利な機能としてお話ししてきましたが、この競合インサイトだけですべての競合分析が完結するわけではない、という点も正直にお伝えしておきたいと思います。まず、見られる指標が比較的シンプルだということ。投稿量とフォロワーの反応が中心で、累積的なパフォーマンスの詳細な内訳まではわかりません。また、2026年の今、本来重視すべき指標は「リーチ数」「閲覧数(Views)」「シェア数」の3つをセットで追うこととされているのですが、こうした重要な指標は競合アカウント分については確認できないんですね。さらに、比較できる期間は最大90日までなので、それより長い季節変動や年単位のトレンドを追うことはできません。

ですから、より深く分析したい場合は外部ツールとの併用が有効です。補うべき観点としては、「質」の分析(エンゲージメント率や保存数といった指標)、「心理」の分析(なぜそのコメントが付いているのかという定性的なリサーチ)、そして「長期」の蓄積(90日以上のデータをストックして季節変動を把握する)という3つが挙げられます。なお、PCからアクセスできる「Meta Business Suite」は、公式アプリよりも広い画面で複数の指標を並べて確認でき、データのCSV出力も可能なので、まずはこうした無料の公式ツールから長期蓄積を始めるのも一つの手です。

とはいえ、公式機能と外部ツールを対立させて考える必要はありません。競合インサイトは無料で手軽に全体像をつかめる優れた入口ですから、まずはここから始めて、より深い分析が必要になった段階で外部ツールを検討する、という段階的なアプローチが賢明だと思います。

まとめ

今日紹介した「競合インサイト」ですが、最大10個しか登録できないものの、入れ替え(削除と追加)が自由にできます。そのため、分析したいアカウントを待機させておいて、順次切り替えながらライバルを調べていくというやり方をしても良いんじゃないかなと思います。ぜひ皆さんも使ってみてください。本日は、Instagramの新機能「競合インサイト」でライバルを分析しよう、ということについてお伝えしました。

おわりに

今回は、2025年11月に登場したInstagramの公式新機能「競合インサイト(Competitive Insights)」について詳しくお伝えしてきました。この機能を使えば、プロアカウントが最大10個までの競合を登録し、30日・60日・90日といった期間でフォロワーの増減や投稿量を比較分析できます。これまで高価な外部ツールや膨大な手作業が必要だった競合分析が、アプリ内で無料かつ公式に行えるようになったわけです。

特に注目すべきは、リール動画数・投稿数・ストーリーズ数・広告数といった投稿量から、純フォロワー数、さらには「保存回数順」での並び替えまで確認できる点でした。一方で、リーチ数や閲覧数といった重要指標は競合分については見られず、比較期間も最大90日までという限界もあります。だからこそ、まずはこの無料の入口から全体像をつかみ、必要に応じてMeta Business Suiteなどの外部ツールを併用していく段階的アプローチが賢明です。順次展開中の機能なので、まだの方はアプリを最新版にしてプロアカウントへの切り替えをお忘れなく。ぜひ活用してみてください。

よくある質問(Q&A)

Q1. 競合インサイトは無料で使えますか?また、個人アカウントでも利用できますか?
A1. はい、競合インサイトは無料で利用できる公式機能です。ただし、利用できるのはプロアカウント(クリエイターアカウントまたはビジネスアカウント)に限られます。個人のプライベートアカウントでは使えませんので、まずはプロフェッショナルアカウントへの切り替えが必要です。

Q2. 自分のアカウントに競合インサイトが表示されません。故障でしょうか?
A2. 故障ではありません。この機能は「ロールアウト(順次展開)」という形で段階的に配信されているため、まだ表示されていなくても異常ではありません。確実に早く使う方法は公開されていませんが、Instagramアプリを常に最新バージョンにアップデートしておくこと、プロアカウントに切り替えておくことが前提条件となります。順次配信の対象になるのを待ちましょう。

Q3. 競合は何個まで登録でき、後から入れ替えはできますか?
A3. 最大で10個まで登録できます。10個を超えて登録することはできませんが、「edit」から削除と追加が自由にできるため入れ替えは可能です。分析したいアカウントを待機させておき、順次切り替えながら多くのライバルを調べていくという使い方ができます。

Q4. 競合の「いいね数」や「保存数」などの詳細な数値まで全部見られるのですか?
A4. すべての詳細が見られるわけではありません。確認できるのは投稿量(リール・投稿・ストーリーズ・広告の数)やフォロワーの増減が中心です。ただし、登録した競合のトップコンテンツについては、保存回数・シェア・コメント・いいねの多い順に並び替えて確認できる点が大きな魅力です。一方で、2026年現在重視されるリーチ数や閲覧数(Views)といった指標は、競合アカウント分については確認できません。

Q5. 競合インサイトだけで競合分析は完結しますか?
A5. 完結はしません。見られる指標が比較的シンプルで、比較期間も最大90日までという限界があります。より深く分析するなら、エンゲージメント率などの「質」、コメントの背景を探る「心理」、90日を超える「長期」蓄積を補う外部ツールとの併用が有効です。PCで使える無料の「Meta Business Suite」はCSV出力もでき、長期蓄積の第一歩としておすすめです。まずは競合インサイトで全体像をつかみ、必要に応じて外部ツールを検討する段階的アプローチが賢明です。

Instagram競合インサイト使い方ライバルのインサイト分析10件

📊 競合インサイト(Competitive Insights)
2025年11月にInstagramが登場させた、プロフェッショナルアカウント向けの公式競合分析機能。自社と競合アカウントのパフォーマンスを比較できる。これまで外部ツールや手作業が必要だった競合分析を、アプリ内で公式かつ無料で実現する点が最大の意義です。

👤 プロフェッショナルアカウント
ビジネスアカウントとクリエイターアカウントの総称で、競合インサイトを使う前提条件です。個人のプライベートアカウントでは利用できません。各種分析機能にアクセスでき、プロフィール画面上部に管理画面への導線が表示されます。

🔄 ロールアウト(順次展開)
新機能を全ユーザーに一斉ではなく段階的に配信する方式です。競合インサイトもこの形をとっており、自分のアカウントに未表示でも異常ではありません。アプリを最新バージョンに保つことが早く使うための前提となります。

📈 ベンチマーク
複数の競合を横並びで観察し、自社の位置づけを測る基準とすること。1社だけでは業界トレンドか企業特有の動きか判断できないため、最大10個登録できる意味は大きいです。トップ層・同規模・成長中など層を分けると解像度が上がります。

💾 保存回数
投稿がどれだけ保存されたかを示す指標で、競合分析で特に価値が高い数値です。いいねと違い外部から見えにくく、ユーザーが「後で見返したい」と感じた本気度を反映します。並び替え機能で保存順を見れば人気投稿の傾向がつかめます。

👥 純フォロワー数
選択期間中の新規フォロワーから、フォロー解除や退会したアカウント数を引いた推定値です。単なる総数ではなく実質的な増減を示すため、競合の成長ペースを正確に把握できます。施策が機能しているかの判断材料になります。

🎬 リール動画数
選択期間にシェアされたリール動画の本数を示す指標です。競合の投稿量や注力ジャンルが一目で分かります。投稿量が多くても反応が伸び悩む競合がいれば「量だけでは成果につながらない」という教訓が得られます。

🎯 量×質の見極め
競合がどう成長したかを「投稿量で稼いだのか」「少数投稿で質高く伸ばしたのか」で分析する視点です。これにより自社のリソース配分のヒントが得られます。データを眺めるだけでなく、戦略に落とし込むことが勝負になります。

🏅 Meta認証
有名人や人気アカウントとして公式に認められる認証バッジの仕組みです。サブスクでも取得可能ですが、審査による正規リクエストもあります。話者は、この審査プロセスの一環として競合インサイトを先行利用できている可能性を指摘しています。

🛠️ Meta Business Suite
PCからアクセスできるMetaの無料公式ツールです。アプリより広い画面で複数指標を並べて確認でき、CSV出力も可能。競合インサイトでは追えない90日超の長期データ蓄積に向き、外部ツール併用の第一歩としても有効です。

Instagram競合インサイト使い方ライバルのインサイト分析10件

Instagramの新機能「競合インサイト(Competitive Insights)」の概要

競合インサイトとは何か|公式が提供する画期的な競合分析機能

Instagramの新機能「競合インサイト(Competitive Insights)」とは、プロフェッショナルアカウント向けに新しく追加された、自社と競合アカウントのパフォーマンスを比較分析できる公式機能です。Instagramでの集客やブランド成長を目指す上で避けて通れないのが競合他社のリサーチですが、これまでの競合分析といえば、高価な外部ツールを導入するか、毎日手動で数値をスプレッドシートに打ち込むような膨大な工数がかかる作業でした。 Note

この状況を大きく変えたのが今回のアップデートです。Instagramは、プロフェッショナルダッシュボードに新たな競合インサイト機能を追加し、ビジネスアカウントやクリエイターアカウントが自身のパフォーマンスを競合と比較し、より深い文脈で分析できるようになりました。従来、Instagramの公式インサイトでは自社アカウントのデータしか確認できず、競合分析をするには一つひとつのアカウントを人力でチェックして記録するか、外部ツールに頼るしかありませんでした。 Find Model

それが、競合インサイトの登場によって、Instagramアプリ内で公式かつスマートに競合分析ができるようになったのです。この機能の最大の意義は、これまで「なんとなく伸びているな」と感覚的に捉えていた競合の動きが、明確な「数字」として可視化される点にあります。感覚や推測に頼っていた競合理解が、客観的なデータに基づいた戦略立案へと進化するわけです。

特に2026年のInstagram運用は競争が激化しており、根拠のある改善が運用担当者に強く求められています。競合インサイトは、そうした「データドリブンなアカウント運用」を、追加コストなしに実現できる強力な土台となります。外部ツールへの投資を検討する前に、まずはこの公式機能を使いこなすことが、これからのInstagramマーケティングの第一歩と言えるでしょう。本記事では、その機能の詳細から具体的な活用戦略までを順を追って解説していきます。

いつから使える?日本での提供状況とロールアウト

競合インサイトがいつから使えるのかという点は、多くの運用者が最も気になるところでしょう。結論から言うと、この機能は比較的新しいアップデートとして登場し、現在も段階的に展開が進んでいる状況です。プロフェッショナルアカウント向けの新機能「Competitive Insights(競合インサイト)」は、2025年11月に登場しました。 Note

提供開始当初から、デジタルマーケティングアドバイザーによって共有された情報によると、この機能はすでに順次展開が開始されていることが確認されていました。重要なのは、すべてのアカウントで一斉に使えるようになるわけではなく、「ロールアウト(順次展開)」という形をとっている点です。 Find Model

日本国内の状況についても見ていきましょう。日本国内でもInstagramの競合インサイト機能は順次展開されており、プロフェッショナルアカウントではアクセスできるようになりつつあります。ただし注意したいのは、全てのアカウントで完全に利用可能になっているわけではなく、多くの新機能と同様に、段階的な配信が日本国内でも進行中と見られる状況だという点です。 NoteNote

つまり、自分のアカウントでまだ競合インサイトが表示されていなくても、それは異常ではありません。順次配信の対象になるのを待つ必要があります。新機能がいち早く使えるようにするための確実な方法は公開されていませんが、Instagramアプリを常に最新バージョンにアップデートしておくこと、そしてアカウントをプロフェッショナルアカウントに切り替えておくことが前提条件となります。

ロールアウト型の展開は、Metaが新機能を導入する際の一般的な手法です。今は使えなくても、近いうちに自分のダッシュボードにも表示される可能性が高いため、定期的にプロフェッショナルダッシュボードを確認しておくことをおすすめします。表示されたらすぐに活用できるよう、本記事で使い方や活用法を事前に押さえておくと有利です。

競合インサイトで見られるデータと機能

最大10アカウントを同時比較できる仕組み

競合インサイトの中核となるのが、複数の競合アカウントを一覧で比較できる仕組みです。この機能では、最大10アカウントを同時に比較でき、競合やロールモデルとなるアカウントを登録して自社と比較することができます。これは、これまで外部ツールでしか実現できなかった機能が、Instagram公式の中に組み込まれたという点で非常に画期的です。 Note

なぜ10アカウントという数が重要なのでしょうか。それは、競合分析の精度がベンチマークするアカウント数に大きく左右されるからです。1社だけを見ていては、その動きが「その企業特有のものなのか」「業界全体のトレンドなのか」を判断できません。複数の競合を横並びで観察することで、業界の地図全体を俯瞰できるようになります。

登録するアカウントの選び方にもコツがあります。単に売上規模の近い直接的なライバルだけでなく、自社が目指すべき「ロールモデル」となる先行アカウントを混ぜることがポイントです。すでに成功しているアカウントの動きを定点観測することで、自社が次に取るべき施策のヒントが得られます。たとえば、業界トップ層・同規模の競合・少し先を行く成長アカウントといった具合に、層を分けて登録すると分析の解像度が上がります。

従来、競合分析を手作業で行う場合の負担は相当なものでした。フォロワー数のように日々変動するデータを追跡するには、毎日アカウントを見に行って記録したり、スクリーンショットを取ったりする必要があり、複数アカウントを比較するには収集した情報をExcelなどに転記する手間もありました。競合インサイトはこうした煩雑な作業をアプリ内で完結させてくれます。

ただし一点、プライバシーへの配慮として理解しておくべきことがあります。この機能で見られるのはあくまで公開アカウントの集計データであり、相手に「分析されている」と通知が届くわけではありません。安心して、戦略的にベンチマーク対象を選定していきましょう。

確認できる指標と分析できる期間(30/60/90日)

競合インサイトで具体的にどんなデータが見られるのか、そして限界はどこにあるのかを正確に把握しておくことが、この機能を使いこなす鍵となります。比較できる期間については、30日・60日・90日から選択できる仕様になっています。短期のトレンドを見たいときは30日、季節変動や中期的な戦略の成果を見たいときは90日というように、目的に応じて使い分けるとよいでしょう。 Note

確認できる主な指標は、投稿量とフォロワーの反応に関するデータが中心です。一方で、この機能には現時点での課題も指摘されている点は理解しておく必要があります。比較データは基本的に投稿量とフォロワーの反応というシンプルな数字に留まっており、累積的なパフォーマンス指標の詳細な内訳は提供されません。 Note

さらに表示形式にも制約があります。各指標における自アカウントと競合アカウントのパフォーマンスを比較するグラフなどは表示されず、比較も一対一の横並びであり、グループ化された比較はできません。つまり、複数の競合を一つのグラフ上で重ねて推移を見る、といった高度な可視化は公式機能だけでは難しいのが現状です。 Note

また、現在のソーシャルメディアで重視される指標との関係も押さえておきたいところです。ソーシャルメディアの指標は時代とともに変化しており、現在では表示回数(ビュー)やシェアが反応を促す主要な指標となっていますが、残念ながらこれらの重要な統計は今回の競合インサイト機能には含まれていません。 Find Model

とはいえ、これらは決定的な欠点ではありません。今回の新機能はまだ始まりに過ぎず、Instagramが今後より多くの比較要素を追加する可能性があります。現段階では「全体像をつかむための入口」として位置づけ、詳細な分析は次章以降で解説する戦略や外部ツールで補完していくのが賢明な使い方です。 Find Model

競合インサイトの使い方・設定手順

プロアカウントへの切り替えとアクセス方法

競合インサイトを使うための大前提は、アカウントをプロフェッショナルアカウントに切り替えておくことです。具体的な手順としては、まずInstagramをプロフェッショナルアカウントに切り替え、次にプロフィール画面の「プロフェッショナルダッシュボード」をタップし、メニューから「Competitive Insights(競合インサイト)」を選択します。 Note

ここで多くの人が混同しやすいのが、「プロフェッショナルダッシュボード」と「インサイト」の関係です。両者の違いを正しく理解しておきましょう。プロフェッショナルダッシュボードとは、Instagramのプロアカウント向けに提供されている管理画面の総称で、アプリのプロフィール画面上部に表示されます。その中に各種の分析機能や管理機能が集約されています。 Mixi2

整理すると、プロフェッショナルダッシュボードは「入口」であり、その中にインサイト機能が含まれているイメージです。競合インサイトも、このダッシュボードという入口からアクセスする機能の一つだと考えてください。プロフィール画面の上部にダッシュボードへの導線が表示されていない場合は、まだプロアカウントへの切り替えが完了していない可能性があります。 Mixi2

プロアカウントには「ビジネスアカウント」と「クリエイターアカウント」の2種類があり、いずれでも競合インサイトを含むインサイト機能を無料で利用できます。切り替え自体は設定画面から数タップで完了し、個人アカウントに戻すことも可能なので、まだ切り替えていない方は気軽に試してみるとよいでしょう。

注意点として、前章でも触れたとおり、この機能は順次展開中です。プロアカウントに切り替えてダッシュボードを開いても、メニューに「Competitive Insights」の項目が見当たらない場合があります。これはアカウント設定の問題ではなく、単にまだ自分のアカウントが配信対象になっていないだけのケースがほとんどです。アプリを最新版に更新し、しばらく時間を置いて再度確認してみてください。

競合アカウントの登録と比較開始までの流れ

ダッシュボードから競合インサイトにアクセスできたら、次は実際に分析を始めるための設定を行います。流れは非常にシンプルです。競合インサイトの画面で、分析したい競合アカウントを5〜10件追加し、比較したい期間(30/60/90日)を選ぶだけで設定が完了します。これだけで、翌日からの分析作業が劇的に効率化されます。 Note

登録する競合アカウントは、やみくもに数を増やせばよいわけではありません。前述のとおり最大10件まで登録できますが、最初は自社にとって本当に意味のあるアカウントを厳選することをおすすめします。具体的には、直接競合する同業他社、自社が目標とする成長中のアカウント、そして業界のトップランナーをバランスよく組み合わせるのが効果的です。

設定後に意識したいのは、「データを眺めるだけで終わらせない」という姿勢です。データを眺めるだけではフォロワーは増えず、得られた数値をどう戦略に落とし込むかが勝負になります。競合インサイトはあくまでツールであり、それ自体が成果を生むわけではありません。 Note

ここで、外部ツールの賢い使い方も参考になります。多くの有料分析ツールには無料トライアル期間が設けられていますが、その期間の使い方として推奨されているのが、「主要な競合5社を登録して成功要因を解剖する」といった、短期間で最大のインサイトを得るためのToDoをあらかじめ決めてから開始するという方法です。この考え方は公式の競合インサイトにもそのまま応用できます。 Capsulegraphics

つまり、競合アカウントを登録する前に「何を知りたいのか」という目的を明確にしておくことが重要です。「投稿頻度の差を知りたい」「フォロワー増加ペースを比較したい」といった問いを先に立てておけば、データを見たときに具体的な気づきが得られます。設定はわずか数分で終わりますが、その前の目的設定こそが分析の質を決めるのです。

競合インサイトを運用成果につなげる戦略

自社の成長がトレンドか独自施策かを見極める

競合インサイトの最も価値ある使い方の一つが、自社の成長を正しく「解釈」することです。フォロワーが増えたとき、それを単純に喜ぶだけでは運用は改善しません。重要なのは、その成長の要因を見極めることです。「自社の伸び」が業界全体のトレンドなのか、それとも自社独自の施策が当たった結果なのかを、競合の成長率と比較することで判定できます。 Note

この視点がなぜ重要なのか、具体例で考えてみましょう。たとえば、ある月にフォロワーが10%増えたとします。これだけ見れば好調に思えます。しかし、競合インサイトで比較した結果、登録した競合5社すべてが同じ時期に同程度伸びていたとしたらどうでしょうか。それは自社の施策の成果ではなく、業界全体に追い風が吹いていた「トレンド」だったと判断できます。逆に、競合が横ばいの中で自社だけが伸びていれば、それは自社の施策が明確に機能している証拠です。

この見極めができると、施策の取捨選択の精度が飛躍的に高まります。トレンドによる成長を自社の手柄と勘違いすると、効いていない施策を続けてしまうリスクがあります。一方、独自施策の効果を正しく特定できれば、その勝ちパターンに経営資源を集中投下できます。

逆のパターンも見逃せません。特定のアカウントだけが急成長している場合、そこには必ず理由があります。新機能の活用か、バズ動画か、あるいは外部キャンペーンかといった原因を分析し、自社の戦略に「型」として取り入れます。競合の急伸は、自社が見落としている成長機会のサインかもしれません。 Note

このように、競合インサイトは単なる順位確認のツールではなく、自社の現在地と方向性を客観的に診断するための「鏡」として機能します。成長や停滞の本当の理由を競合との相対比較から読み解く習慣をつけることが、データドリブンな運用の核心です。

競合の「量×質」を分析しリソース配分を最適化する

競合インサイトを使った戦略立案でもう一つ欠かせないのが、競合の成長スタイルを分析し、自社のリソース配分に活かす視点です。同じようにフォロワーを伸ばしているアカウントでも、その伸ばし方には大きく分けて2つのパターンがあります。競合が「量をこなして伸ばしているのか」それとも「少ない投稿で質高く伸ばしているのか」を見極めることで、自社のリソース配分のヒントになります。 Note

この「量×質」の分析がなぜ重要かというと、運用リソースは有限だからです。毎日大量に投稿するスタイルと、週に数本でも作り込んだコンテンツで勝負するスタイルでは、必要な人員も制作体制もまったく異なります。競合インサイトで投稿量とフォロワーの反応を比較すれば、どちらのアプローチが自社の業界・規模で機能しやすいかの判断材料が得られます。

たとえば、投稿量が多いのにフォロワーの反応が伸び悩んでいる競合がいれば、「量を増やすだけでは成果につながらない」という教訓が得られます。逆に、少ない投稿で高い反応を得ている競合がいれば、コンテンツの質に投資する戦略の有効性が裏付けられます。自社の限られたリソースを、量と質のどちらに振り向けるべきかという経営判断を、感覚ではなくデータで下せるようになるのです。

ただし、ここで重要な留意点があります。前述のとおり、公式の競合インサイトで分かるのは主に投稿量とフォロワーの反応という基礎的なデータです。投稿量とフォロワー増加という二元的な比較だけでは、戦略がどの程度機能しているかを深く理解することは難しい場合があります。 Note

そのため、競合インサイトで全体の傾向をつかんだら、特に伸びている競合の投稿を実際に開いて、コンテンツの中身を定性的に観察することをおすすめします。どんなテーマが反応されているか、どんな見せ方をしているかという「質」の中身は、数字の裏側を読むことで初めて見えてきます。量と質、定量と定性を組み合わせることで、競合に勝つためのリソース配分が明確になります。

競合インサイトの限界と外部ツールの併用

公式機能だけでは見えない指標とその課題

競合インサイトは画期的な機能ですが、これ一つですべての競合分析が完結するわけではありません。最大限に活用するためには、その限界を正しく理解しておくことが重要です。Instagram公式の競合インサイトは、全体像を把握するには最適ですが、根本的な課題を見つけるには、さらに踏み込んだ分析が必要になります。 Note

具体的な限界を整理しましょう。第一に、指標の浅さです。すでに述べたとおり、公式機能で見られるのは投稿量とフォロワーの反応といったシンプルな数字が中心で、累積的なパフォーマンスの詳細な内訳までは提供されません。第二に、現代のアルゴリズムで重視される指標がカバーされていない点です。2026年現在の推奨KPIは、単なるフォロワー数やいいね数だけでなく、「リーチ数」「閲覧数(Views)」「シェア数」の3つをセットで追うこととされています。しかし、これらの重要指標は競合インサイトでは競合アカウント分について確認できません。 Mixi2

第三に、データの蓄積期間の制約です。比較できる期間は最大90日に限られているため、それより長い季節変動や年単位のトレンドを追うことはできません。長期的な視点で競合の動きを分析したい場合には、この期間制限が壁になります。

こうした制約は、外部ツールが長年解決してきた課題でもあります。外部分析ツールの目玉機能の一つが競合分析で、本来公式インサイトでは自社のデータしか見ることができませんが、分析ツールは公開されている情報を収集・加工することで、競合他社のフォロワー推移やどの投稿が最も反応されているかを可視化します。 Capsulegraphics

重要なのは、公式機能と外部ツールを対立させて考えないことです。競合インサイトは無料で手軽に全体像をつかめる優れた入口であり、まずはここから始めるのが合理的です。そのうえで、より深い分析が必要になった段階で外部ツールを検討するという段階的なアプローチが、コストと効果のバランスが取れた賢明な選択と言えます。

外部分析ツールで補完すべき3つの観点

公式の競合インサイトの限界を踏まえると、外部ツールで補完すべきポイントが明確になります。公式機能で全体像を把握したうえで補うべき観点として、「質」の分析、「心理」の分析、「長期」の蓄積という3つが挙げられます。それぞれを具体的に見ていきましょう。 Note

1つ目は「質」の分析です。エンゲージメント率や保存数といった指標は、外部ツールで補完するのが有効です。特に保存数は、ユーザーが「後で見返したい」と感じた良質なコンテンツの指標として重要ですが、公式の競合インサイトでは競合分について把握しにくい数字です。投稿の本当の価値を測るには、こうした質的な指標を外部ツールで取得する必要があります。 Note

2つ目は「心理」の分析です。なぜそのコメントが付いているのかといった点を、定性的にリサーチする観点がこれにあたります。数字だけでは見えてこない、フォロワーがそのコンテンツに何を感じているのかという感情の動きを読み解くことで、共感を生むコンテンツのヒントが得られます。これは自動化されたツールだけでなく、人の目による観察も組み合わせる領域です。 Note

3つ目は「長期」の蓄積です。90日以上のデータを自社でストックし、季節変動を把握することで、公式機能の期間制限を乗り越えられます。長期データの蓄積には、外部ツールやデータエクスポート機能の活用が欠かせません。なお、PCからアクセスできる「Meta Business Suite」は、公式アプリよりも広い画面で複数の指標を並べて確認でき、データのCSV出力も可能なので、まずはこうした無料の公式ツールから長期蓄積を始めるのも一つの手です。 NoteCapsulegraphics

これら3つの観点を組み合わせることで、競合に負けない「独自の勝ち筋」が見えてきます。公式の競合インサイトを土台に、足りない部分を外部ツールで補う。この組み合わせこそが、2026年のInstagram運用で成果を出すための現実的な最適解です。

Instagram競合インサイト使い方ライバルのインサイト分析10件

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この記事を書いた人

横田 秀珠のアバター 横田 秀珠 (新潟)公立長岡造形大学 情報リテラシー論 講師

ネットビジネス・アナリスト。未経験のIT企業に就職し、たった3年で独立し、2007年にITコンサルタント会社のイーンスパイア(株)を設立し現在に至る。All About ProFile全専門家で全国1位のコラム評価を獲得した実績を持つ。全国で年間200回を超える講演も行う。