Googleスマホ検索結果「ショート動画」タブ2パターン表示テスト
基本編と9月の応用編の2回講座
香川県の丸亀商工会議所でした
イーンスパイアの横田です。
https://www.enspire.co.jp
さて、本題です。
スクープです!
Googleスマホ検索結果で
「ショート動画」タブ表示を
開始、2パターン表示も?
https://www.youtube.com/watch?v=viEC2TIGdSg
Googleスマホ検索結果「ショート動画」タブ2パターン表示テスト
ネットビジネスアナリスト横田秀珠が、2024年8月8日に配信した動画では、検索エンジン業界の大きな変化を紹介。特に注目はGoogleの検索結果に新たに「ショート動画」タブが追加されたこと。これはモバイル検索のニーズに応えるもので、さまざまなプラットフォームのショート動画が集約される。さらに、GoogleはAIの力を活用し、検索結果に生成AIの内容を提供するCopilotを導入。これに対抗して、他社もAIチャットやSGESGE(AI Overview)を開始。横田さんは、これらの新機能が検索エンジンの未来を変える可能性について分析し、ネットビジネスに与える影響についても触れる。
Googleスマホ検索結果「ショート動画」タブ2パターン表示テスト
Googleがショート動画タブをテスト日本での導入が始まった可能性
- はじめに
- 検索エンジンの変遷と最新動向
- Googleのショート動画タブ導入の現状
- ショート動画タブの機能と特徴
- Googleの戦略とショート動画の重要性
- おわりに
- よくある質問
はじめに
皆さん、こんにちは。ネットビジネス・アナリストの横田秀珠です。今日は2024年8月8日、木曜日。ネットビジネスに関する最新情報をお届けする時間がやってまいりました。
今回は、Googleの検索結果に大きな変化が起きているというスクープ情報についてお話しします。私たちが日々利用している検索エンジンは、時代とともに進化を続けています。特に近年、AIの発展やショート動画の台頭により、検索のあり方も大きく変わってきました。
そんな中、Googleが日本でもショート動画タブのテストを開始した可能性が浮上しました。これは検索結果の表示方法に革命を起こす可能性のある重要な変更です。なぜこの変更が重要なのか、どのような影響があるのか、そして私たちはどう対応すべきなのか。今日はこれらの疑問について、具体的な事例を交えながら詳しく解説していきます。
この情報は、ネットビジネスに携わる方々にとって非常に重要な意味を持ちます。SEO戦略やコンテンツマーケティングの方向性に大きな影響を与える可能性があるからです。では、早速内容に入っていきましょう。
検索エンジンの変遷と最新動向
まずは、検索エンジンの歴史を振り返りながら、現在の状況を確認していきましょう。
Googleの独占とBingの台頭
日本の検索エンジン市場では、長らくGoogleが圧倒的なシェアを誇ってきました。2位はYahoo!でしたが、最近ではMicrosoftのBingが2位に浮上してきています。この変化の背景には、BingがOpenAIと提携し、ChatGPTの技術を活用した「Copilot」を導入したことがあります。
各社の対応策
- Bing (Microsoft)
- OpenAIとの提携によるCopilotの導入
- 検索結果へのショート動画表示(スマートフォンだけでなくPCブラウザでも)
- ショート動画専用の絞り込み機能の提供
- Google
- SGE(現在はAI Overview)の導入
- スマートフォンでのショート動画表示(PCでは未実施)
- Yahoo!
- 2023年秋からAIチャットタブのテスト導入
新興検索エンジンの動き
You.comという新興の検索エンジンは、もともとGoogle対抗で作られましたが、ChatGPTの登場後わずか1ヶ月で生成AIを組み込みました。さらに、生成AIがメインのデザインに変更され、従来の検索結果を見るには右上のボタンを押す必要があるほどです。
過去の類似事例
新しいコンテンツタイプが登場すると、検索エンジンがそれに対応するのは珍しいことではありません。例えば:
- 2002年頃:ブログの流行
- 2006年10月:Yahoo!がブログ検索を開始(2013年に終了)
- 2006年10月19日:Googleもブログ検索サービスを開始(2014年に終了)
このように、新しいコンテンツタイプが登場すると、検索エンジンはそれに対応した絞り込み機能を提供し、その後コンテンツの勢いが落ちると機能を廃止するという流れがあります。
Googleのショート動画タブ導入の現状
では、Googleの最新の動きについて、具体的に見ていきましょう。
2024年4月の動き
2024年4月、Googleが全検索の1割にショート動画タブをテスト導入しているというニュースが流れました。これは英語圏、特にアメリカで行われているテストでした。
日本での導入開始?
そして今回、私の画面で日本語検索においてもショート動画タブが確認できました。これが本日のスクープです。
具体的な確認方法は以下の通りです:
- スマートフォン(iPhoneとAndroid)でGoogleにアクセス
- 「きつねダンス」や「かき氷」などのキーワードで検索
- 検索結果上部のタブに「ショート動画」が表示されているか確認
導入状況の不安定さ
興味深いのは、この機能の表示が非常に不安定だという点です。
- 同じデバイスでも、時間によって表示されたり消えたりする
- 異なるGoogleアカウントで確認すると、表示される場合と表示されない場合がある
- 一部のユーザーにはまだ表示されていない
これらの現象は、GoogleがA/Bテストを行っている可能性を示唆しています。つまり、一部のユーザーにのみ新機能を表示し、その反応を見ているのかもしれません。
ショート動画タブの機能と特徴
新しく導入されたショート動画タブには、どのような特徴があるのでしょうか。
タブの位置と表示
- 検索結果上部のタブ欄に「ショート動画」タブが追加
- 「すべて」「動画」「画像」「ニュース」などの既存のタブと並んで表示
ショート動画タブの内容
- 表示形式
- 2列の無限スクロール形式
- YouTube ショート、Instagramリール、TikTok、DELISH KITCHEN、Facebookなど、多様なプラットフォームの動画が表示
- 無限スクロール
- 従来の「すべて」タブ内のショート動画枠では8個程度しか表示されなかったが、専用タブでは無限にスクロールして閲覧可能
「すべて」タブ内のショート動画枠との違い
- 表示数の違い
- 「すべて」タブ:初期表示は4つ(2×2)で、「もっと見る」をクリックすると8つ追加表示
- ショート動画タブ:無限スクロールで次々と表示
- レイアウトの違い
- 「すべて」タブ:横スクロール形式(キーワードによっては縦2×横2の4つ表示)
- ショート動画タブ:縦スクロールの2列表示
- 「もっと見る」ボタン
- 「すべて」タブ:一部のキーワードで「もっと見る」ボタンが表示され、クリックするとショート動画タブに誘導
- ショート動画タブ:「もっと見る」ボタンはなく、無限スクロールで表示
Googleの戦略とショート動画の重要性
Googleがショート動画タブを導入しようとしている背景には、どのような戦略があるのでしょうか。
ユーザーニーズへの対応
- 検索傾向の分析
- Googleは常にユーザーの検索傾向を分析し、求められているコンテンツタイプを把握
- ショート動画の検索ニーズが高まっていることを認識
- コンテンツ消費習慣の変化
- TikTokの登場(2017年)以降、ショート動画の人気が急上昇
- 当初は「おすすめ」機能が主流だったが、検索機能の重要性が増加
競合他社との差別化
- BingやYahoo!との競争
- Bingのショート動画対応や、Yahoo!のAIチャット導入に対抗
- ユーザー体験の向上と、検索市場でのシェア維持を狙う
- 新興検索エンジンへの対応
- You.comのようなAI特化型検索エンジンの登場に備える
SEOへの影響
- ショート動画SEOの重要性
- ショート動画の検索結果表示が増えることで、動画SEOの重要性が増加
- タイトル、説明文、ハッシュタグなど、ショート動画に特化したSEO対策が必要に
- コンテンツ戦略の変更
- テキストや長尺動画だけでなく、ショート動画の制作・投稿が重要に
- 多様なプラットフォームへの対応が求められる
今後の展開予測
- ショート動画タブの完全導入
- テスト期間を経て、全ユーザーへの導入が予想される
- AIとの連携
- 生成AIを活用したショート動画検索機能の強化の可能性
- 広告モデルの変化
- ショート動画に特化した新しい広告フォーマットの登場の可能性
おわりに
Googleのショート動画タブ導入は、単なる機能追加ではなく、検索エンジンの未来を示唆する重要な変更です。この変更は、私たちがオンライン上で情報を探し、消費する方法を大きく変える可能性を秘めています。
ネットビジネスに関わる皆さんにとって、この変更は大きなチャンスでもあり、挑戦でもあります。ショート動画の重要性が増す中、コンテンツ戦略の見直しや、新たなSEO技術の習得が求められるでしょう。同時に、ユーザーの視点に立ち、より価値のある、魅力的なショート動画コンテンツを制作することが成功の鍵となります。
今回の変更は、まだテスト段階にあると考えられます。しかし、その影響力を考えると、早めの対応準備が重要です。自社のコンテンツ戦略を見直し、ショート動画制作のスキルを磨き、多様なプラットフォームでの展開を検討してみてはいかがでしょうか。
変化は常にチャンスです。この新しい波に乗り遅れることなく、むしろ先んじて対応することで、大きな成果を得られる可能性があります。今後も最新の動向に注目しながら、柔軟に対応していくことが重要です。
最後に、この変更がもたらす可能性と課題について、皆さんも考えてみてください。そして、自分のビジネスにどう活かせるか、具体的な行動計画を立ててみることをおすすめします。
ネットビジネスの世界は常に変化し続けています。その変化に柔軟に対応し、新しい機会を見出していく。それこそが、この分野で成功する秘訣なのです。
よくある質問
Q1: ショート動画タブは全てのユーザーに表示されているのですか?
A1: 現時点では全てのユーザーに表示されているわけではありません。Googleが段階的にテストを行っている段階だと考えられます。一部のユーザーやキーワードでのみ表示されている状況です。
Q2: ショート動画タブに表示される動画の選定基準は何ですか?
A2: 具体的な選定基準は公開されていませんが、動画の人気度、関連性、エンゲージメント率などが考慮されていると推測されます。また、多様なプラットフォーム(YouTube、Instagram、TikTokなど)から動画が選ばれているようです。
Q3: ショート動画タブの導入により、既存のSEO戦略を変更する必要がありますか?
A3: はい、ある程度の変更が必要になると考えられます。特に、ショート動画の制作とSEO対策(タイトル、説明文、ハッシュタグの最適化など)に注力する必要が出てくるでしょう。ただし、従来のSEO戦略も引き続き重要です。
Q4: Googleのショート動画タブは、TikTokなどの専門プラットフォームに対抗するものですか?
A4: 直接的な対抗というよりは、ユーザーの検索行動の変化に対応するものだと考えられます。Googleはショート動画を含む総合的な検索結果を提供することで、ユーザーの利便性を高めようとしています。
Q5: ショート動画タブが正式に導入された場合、どのような影響がネットビジネスに及ぶと予想されますか?
A5: ショート動画タブの正式導入は、ネットビジネスに以下のような影響を及ぼす可能性があります:
- コンテンツ戦略の変更:
- ショート動画制作が重要な施策となる
- 多様なプラットフォームでの展開が必要に
- SEO戦略の進化:
- ショート動画に特化したSEO技術の需要が高まる
- 動画のメタデータ最適化がより重要に
- ユーザー行動の変化:
- 検索結果でのショート動画視聴が増加
- 情報収集方法が text 中心から動画中心にシフト
- 広告戦略への影響:
- ショート動画広告の重要性が増す
- 新たな広告フォーマットの登場の可能性
- 競争の激化:
- ショート動画市場での競争が激しくなる
- 質の高いコンテンツ制作がより重要に
- 新たなビジネスチャンス:
- ショート動画制作・コンサルティングサービスの需要増加
- AIを活用したショート動画制作ツールの開発機会
- データ分析の重要性:
- ショート動画の視聴データ分析が重要に
- AIを活用した動画パフォーマンス予測の需要増
- クリエイターエコノミーの拡大:
- ショート動画クリエイターの需要と影響力が増加
- ブランドとクリエイターのコラボレーション機会の増加
これらの変化に適応し、先んじて対策を講じることが、ネットビジネスでの成功につながる可能性が高いでしょう。ショート動画の重要性を認識し、自社のビジネスモデルや戦略に組み込んでいくことが求められます。
同時に、従来の長尺動画やテキストコンテンツの重要性も引き続き高いため、バランスの取れたコンテンツ戦略を立てることが大切です。ユーザーのニーズや検索意図を常に分析し、最適なコンテンツミックスを提供することが、今後のネットビジネスの成功の鍵となるでしょう。
最後に、この変化はチャレンジでもありますが、同時に大きなチャンスでもあります。新しい技術やトレンドに柔軟に対応し、創造性を発揮することで、ビジネスの成長につなげることができるはずです。常に最新の動向をキャッチアップし、積極的に実験と改善を重ねていくことが重要です。
詳しくは15分の動画で解説しました。
https://www.youtube.com/watch?v=yrLlZgCvjnI
0:00 📱 導入部分と話の前振り
1:03 🎥 検索結果にショート動画を表示するBingの動き
2:12 📄 ブログ検索サービスの歴史
3:24 🕵️♂️ Googleのショート動画タブを発見
4:32 🔄 複数の端末でショート動画タブの確認
5:39 📱 Android端末でのショート動画タブの確認
6:48 🔄 別アカウントでのショート動画タブの確認
7:58 🔍 ショート動画タブの内容と仕様
9:05 🚀 ショート動画検索の拡大
10:15 🌐 Googleのショート動画タブの進化
11:25 📈 ショート動画SEO対策の重要性
12:35 📊 ショート動画タブの導入背景
13:45 🍜 ショート動画タブのキーワード表示例
14:51 📢 まとめと挨拶
上記の動画はYouTubeメンバーシップのみ
公開しています。詳しくは以下をご覧ください。
https://yokotashurin.com/youtube/membership.html
YouTubeメンバーシップ申込こちら↓
https://www.youtube.com/channel/UCXHCC1WbbF3jPnL1JdRWWNA/join
💡ネットビジネス
インターネットを通じて行われるビジネス全般を指し、特にウェブサイトやオンラインサービスを通じたビジネス活動を意味します。このビデオでは、ネットビジネスの動向や最新情報について説明しており、ネットビジネスアナリストの立場から、検索エンジンの変化やそれに伴うビジネス戦略の変遷を解説しています。
世界最大の検索エンジンを提供する企業であり、ビデオではGoogleの検索エンジンにおける最新の動向や機能の追加について触れています。特に、ショート動画の検索結果への反映や、AI技術の活用など、ネットビジネスにおけるGoogleの役割が強調されています。
💡検索エンジン
インターネット上の情報を探すためのシステムを指し、ビデオでは特にGoogle、Bing、Yahoo!などがその例として挙げられています。検索エンジンのシェアや技術の進化が、ネットビジネスの戦略に大きな影響を与えると説明されています。
💡AIチャット
人工知能を活用したチャット機能で、ビデオではYahoo!が検索結果にAIチャットタブを導入していることを紹介しています。これにより、ユーザーはよりインタラクティブな検索体験を得られると説明されています。
💡ショート動画
短時間で情報を伝えるための動画コンテンツを指し、ビデオではGoogle検索結果にショート動画がどのように反映されるかが焦点となっています。特に、Googleの検索結果にショート動画タブが追加されたことで、コンテンツの発見性が高まると紐解いています。
💡Bing
Microsoftが提供する検索エンジンで、ビデオではBingが検索結果にショート動画を表示し始めたことを触れています。この動きは、検索エンジン市場における競争を象徴しており、ネットビジネスにおける多様なコンテンツの提供方法を示唆しています。
💡OpenAI
人工知能技術を研究・開発する企業で、ビデオではMicrosoftがOpenAIと提携し、検索結果に生成AIの内容を出すCopilotを導入したと紹介されています。これは、検索エンジンにおけるAI技術の応用の一例として触れられています。
💡SEO対策
検索エンジン最適化の略で、ウェブコンテンツが検索エンジンで上位表示されるようにする戦略を指します。ビデオでは、ショート動画にタイトルやキーワード、ハッシュタグを設定することによるSEO対策が重要であると強調されています。
💡You.com
Googleに対抗して開発された検索エンジンで、ビデオではYou.comが生成AIを組み込んだ検索エンジンとして触れられています。これは、検索エンジン技術の進化と多様性の一部を表しており、ネットビジネスにおける新たな可能性を示唆しています。
💡AI Overview
Googleが導入した機能で、ビデオでは以前のSGE(Social Graph Search Engine)から変更されたと説明されています。AI Overviewは、検索結果にAI技術を活用して提供する機能であり、ネットビジネスにおけるコンテンツの発見性や関連性の向上に寄与しています。
💡Copilot
MicrosoftがOpenAIと共同で開発した技術で、ビデオでは検索結果に生成AIの内容を出すための機能として触れられています。Copilotは、検索エンジンにおけるAI技術の応用の進歩を象徴しており、ネットビジネスにおける情報提供の質の向上につながると解説されています。