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Googleキーワードプランナー使い方(地域の絞込・地域別の内訳)

Googleキーワードプランナー使い方(地域の絞込・地域別の内訳)
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こないだTikTokのAI Selfで
作ったんだけど似てるよね?
イーンスパイアの横田です。
https://www.enspire.co.jp

そろそろデビューするかな(笑)
音楽生成AIだけどね。

SunoAIで頑張っていますので
https://suno.com/@enspire
フォローよろしくお願いします。

さて、本題です。

検索エンジンマーケテインングで必須ツール
「Googleキーワードプランナー」あります。
https://ads.google.com/aw/keywordplanner/home

GoogleキーワードプランナーとGoogleトレンドに仕様変更
https://yokotashurin.com/seo/keyword-tool.html
2016年9月15日にブログ記事で解説しましたが
今回は9年も経ってUIも機能も変わっているので
改めて全ての項目を詳細に解説しました。
https://www.youtube.com/watch?v=KvAx-7oxBJg

Googleキーワードプランナー使い方(地域の絞込・地域別の内訳)

Googleキーワードプランナー2025年最新版
✨ 2016年以来9年ぶり完全解説!Googleキーワードプランナー最新攻略法と裏技テクニック集 ✨
🎯 2016年の大転換点
2016年9月15日からGoogleキーワードプランナーは大きく変化しました。
それまで無料で具体的な検索数が見られていたのが、有料広告を出さないと曖昧な範囲でしか表示されなくなったのです。
📝 2016年以前:無料で詳細な検索数
📝 2016年以降:有料プランでないと曖昧な範囲のみ
🆓 無料プラン
✅ 100〜1,000回の範囲表示
✅ 3ヶ月の推移グラフ
✅ 前年比較データ
✅ 競合度の確認
✅ 入札単価の目安
✅ 地域・言語絞り込み
✅ 検索パートナー切り替え
🔍 無料プランでできる高度な絞り込み
意外と知られていない無料プランの隠れた機能を活用しましょう:
🎯 地域別検索数の調査
全国の「新築住宅」:1,000〜10,000回
新潟市の「新築住宅」:10〜100回
これまで人口比で推測していた地域別データが正確に取得可能に!
🔄 検索パートナーの活用
Google単体 vs Google+検索パートナー
BIGLOBE、goo、nifty、Price.com等の数値も含めて分析可能
📊 有料プランの真価
月数百円の広告費で詳細データが使い放題になります:
1
具体的な検索数
「1,000〜10,000」→「1,900回」と正確な数値で表示

2
プラットフォーム別分析
• モバイル:83.2%
• デスクトップ:14.9%
• タブレット:1.9%

3
地域別詳細内訳
都道府県・市区町村レベルでの検索数分析が可能
🎪 実例:面白い発見
新潟の郷土料理「のっぺ」の検索分析:
• 新潟市:19%
• 東京:14%
• 長岡市:意外に高い検索率

昆虫「ゲンゴロウ」の検索で東広島市が2%:
→ 調査結果:「源五郎」という蕎麦屋の人気が影響!
💰 コスト分析機能
📈 予測データの活用例
「新築住宅」キーワードの場合:
• 月間広告費:12,000円
• 予想コンバージョン:2件
• 顧客獲得コスト:6,000円/件

住宅業界なら十分ペイする投資(1件1,000万円の受注なら)
百円ショップなら厳しい数字(1件100円の購入なら)
🛠️ 2つの調査メソッド
1
新しいキーワードを見つける
キーワードから関連語句を発見

2
検索ボリュームと予測データを確認
既存キーワードの詳細分析と予測

🌐 ウェブサイトから開始
• 競合サイトのキーワード分析
• 自社サイトの最適化提案
• サイト全体 vs 特定ページの使い分け
🎙️ ネットビジネス・アナリスト 横田秀珠
2025年5月14日 生中継解説
15分間で9年間の進化を完全解説
⬇️ まとめ ⬇️
🎯 キーポイント
• 無料プランでも地域絞り込み等で十分活用可能
• 月数百円の広告費で詳細データが解禁
• プラットフォーム別・地域別分析で精密なマーケティング戦略を構築
• 予測機能でROI計算が可能

Googleキーワードプランナー使い方(地域の絞込・地域別の内訳)

Googleキーワードプランナーの使い方解説です。2016年以降、無料版では詳細な検索数が曖昧になったが、有料版(広告出稿)では正確な数値が取得可能。地域絞り込み、期間設定、プラットフォーム別分析などの機能を活用し、キーワード調査から広告予測まで幅広く解説。月数百円の広告費で詳細データが利用できるため、ネットビジネスには必須のツールとして推奨しています。

  1. はじめに
  2. 2016年以来の大変化と基本的な使い方
  3. 無料版でもここまでできる!知られざる機能活用法
  4. 有料版の驚きの機能と詳細データの活用
  5. 実践的な使い方とウェブサイト分析機能
  6. おわりに

はじめに

皆さん、こんにちは。インターネットを使ったビジネスに欠かせない存在となっているGoogleキーワードプランナー。この強力なツールを使いこなせているでしょうか?実は、多くの方が基本的な機能しか使えておらず、その本当の力を知らないまま使っているのが現状です。今回は、2016年以来9年ぶりに詳しく解説するキーワードプランナーの世界へご案内します。検索数の調査から競合分析、地域絞り込みまで、あなたのビジネスを加速させる裏技や新機能を余すところなくお伝えします。この記事を読み終える頃には、きっとキーワードプランナーが手放せない相棒になっているはずです。

2016年以来の大変化と基本的な使い方

2016年の重要な変更点

Googleキーワードプランナーは2016年9月15日に大きな変更がありました。これより前は無料プランでも検索数を詳細に調べることができましたが、この変更以降は有料プランに入らないと曖昧な数字しか表示されなくなったのです。現在では、無料版では「100回から1000回」といった幅のある情報しか得られません。

基本的なアクセス方法

キーワードプランナーを使うには、まずGoogleアドワーズ広告の管理画面にアクセスします。左のメニューから「ツール」→「キーワードプランナー」の順に進んでください。最初に表示される2つの選択肢のうち、「新しいキーワードを見つける」を選択するのが一般的な使い方です。

無料版で得られる情報

無料版でキーワードを検索すると、例えば「横田秀珠」というキーワードでは「月間100回から1000回までの間」という表示になります。これは10倍もの開きがあり、正確な数値は分かりません。しかし、無料版でも以下の情報は確認できます:

  • 3か月の推移(増加傾向か減少傾向か)
  • 前年との比較
  • 競合の状況(広告を出している企業の多さ)
  • クリック単価の目安
  • 上位掲載に必要な入札単価

より実用的なキーワードでの検索例

「新築住宅」というキーワードで検索してみると、月間検索数は「1000から1万までの間」と表示されます。さらに、3か月の推移は変化なし、上位掲載入札単価は429円といった情報が得られます。これだけでも、そのキーワードの大まかな市場規模や競合状況を把握することができます。

無料版でもここまでできる!知られざる機能活用法

地域絞り込み機能の活用

多くの方が見落としている重要な機能が地域絞り込みです。画面上部のタブで「日本」となっている部分をクリックし、特定の地域を選択できます。例えば「新築住宅」を「新潟市」に絞り込んで検索すると、全国では1000から1万の間だった検索数が、新潟市では10から100の間に変わります。

これまでは全国の検索数から人口比で割り算して推測するしかありませんでしたが、今では直接その地域での検索数を調べられるようになりました。地域密着型のビジネスを展開している方にとって、これは非常に価値の高い機能です。

Google検索とパートナーサイトの使い分け

画面の「Google」と表示されている部分をクリックすると、「Google」と「Googleと検索パートナー」の2つの選択肢が表示されます。検索パートナーには、BIGLOBE、goo、nifty、楽天Infoseek、価格.com、AllAbout、livedoor、OCNなどが含まれます。

これらのサイトは裏でGoogleの検索エンジンを使用しているため、「Googleと検索パートナー」を選択すると、より幅広い検索数を把握できます。ただし、現在ではGoogleのシェアが圧倒的なため、Googleのみでの検索数を知りたい場合は「Google」を選択しておけば十分です。

検索期間の調整

デフォルトでは過去1年間のデータが表示されますが、これを「すべてを利用可」に変更することで、2021年から2025年まで4年間のデータを確認できます。長期的なトレンドを把握したい場合は、この設定変更が非常に有効です。

言語設定の重要性

日本語での検索が基本ですが、地域によっては他言語での検索も重要になる場合があります。インバウンド向けのビジネスを展開している場合は、英語や中国語での検索数も調べておくと良いでしょう。

有料版の驚きの機能と詳細データの活用

正確な検索数の表示

有料版では、「1000から1万」といった幅のある表示ではなく、「1900回」という具体的な数値が表示されます。この正確な数値により、より精密なマーケティング戦略を立てることが可能になります。

視覚的なグラフ表示

有料版では、検索数の推移がグラフで表示されます。過去1年間での検索数の増減が一目で分かり、季節性やトレンドを視覚的に確認できます。期間を「すべて利用可」に設定すれば、4年間の推移も確認可能です。

プラットフォーム別内訳の確認

画面右上の「検索ボリュームの傾向」から「プラットフォーム別の内訳」に切り替えると、デバイス別の検索状況が分かります。例えば「新築住宅」では:

  • モバイル:83.2%
  • デスクトップ:14.9%
  • タブレット:1.9%

興味深いことに、「ChatGPT」のようなキーワードでは、デスクトップからの検索が71.6%と多数を占めます。このように、キーワードによってデバイス利用傾向が大きく異なることが分かります。

地域別内訳の詳細分析

「地域別の内訳」では、都道府県別の検索状況を確認できます。上位5つの都道府県は個別に表示され、それ以外は「その他」にまとめられます。さらに詳細に調べたい場合は、「市区郡」に切り替えることで、市レベルでの検索状況を把握できます。

興味深い事例として、「ゲンゴロウ」というキーワードを検索した際、東広島市での検索が意外に多いことが判明しました。調査の結果、「源五郎」という蕎麦屋さんがGoogle口コミで350件も評価を受けており、これが検索数に影響していることが分かりました。このように、データの背景を探ることで意外な発見があります。

新潟の郷土料理「のっぺ」での地域分析事例

「のっぺ」というキーワードで地域別分析を行った結果:

  • 新潟市:19%
  • 東京:14%
  • 長岡市:続く

新潟県に絞り込むと:

  • 新潟市:54%
  • 長岡市:12.9%
  • 三条市:5.4%
  • 上越市:4.4%
  • 新発田市:3.7%

このように、地域に特化したキーワードでも全国から検索されている一方で、地元では市の人口比に応じた検索パターンが見られることが分かります。

実践的な使い方とウェブサイト分析機能

ウェブサイトからのキーワード発見

キーワードプランナーには、「ウェブサイトから開始」という機能があります。自社や競合他社のWebサイトのURLを入力することで、そのサイトに適したキーワードを提案してくれます。

入力時には「このサイト全体を使用」または「このページのみ使用」を選択できます。精度の観点から「このページのみ使用」を選択することをお勧めします。これにより、そのページのコンテンツに基づいて、より関連性の高いキーワードが提案されます。

広告予測機能の活用

キーワードを選択して「プランを作成」を実行すると、「予測」タブで広告の効果予測を確認できます。例えば「新築住宅」の場合:

  • 1日の平均予算:400円
  • 月額予算:12,000円
  • 予想コンバージョン:2件
  • 顧客獲得コスト:約6,000円(1件あたり)

住宅業界であれば、1件6,000円の顧客獲得コストで1,000万円以上の住宅を販売できれば十分採算が取れます。一方、100円ショップのような低単価商品では、このコストでは採算が合いません。このように、業界や商品価格に応じて広告の妥当性を判断できます。

複数キーワードの一括検索

「検索のボリュームと予測のデータを確認する」機能を使えば、複数のキーワードを一度に入力して、それぞれの検索数や予測データを確認できます。この方法では、最初から「予測」タブが表示されるため、既に決まっているキーワードの効果を素早く確認したい場合に便利です。

除外キーワードの設定

不要なキーワードは「除外キーワード」として設定できます。これにより、より精度の高いターゲティングが可能になります。また、保存したキーワードは後から再確認できるため、継続的な分析に役立ちます。

関連キーワードの発見

メインキーワード以外にも、関連する多数のキーワードが提案されます。これらの関連キーワードを組み合わせることで、ロングテールSEOやより細かいターゲティングが可能になります。

おわりに

Googleキーワードプランナーは、インターネットビジネスにおいて欠かすことのできない強力なツールです。2016年の仕様変更により有料版でないと詳細なデータが得られなくなりましたが、月数百円程度の広告費でこれらの機能を利用できることを考えれば、その価値は計り知れません。無料版でも地域絞り込みや期間設定、関連キーワードの発見など、多くの有用な機能を活用できます。有料版では正確な検索数、視覚的なグラフ、デバイス別・地域別の詳細分析など、より深い洞察を得ることができます。キーワード戦略は現代のデジタルマーケティングの基礎です。この記事で紹介した機能を活用し、競合他社に差をつけるマーケティング戦略を構築してください。データに基づいた意思決定こそが、ビジネス成功への確実な道筋となるでしょう。

よくある質問(Q&A)

Q1: 無料版と有料版の最も大きな違いは何ですか?

A: 最も大きな違いは検索数の表示精度です。無料版では「100回から1000回」のような幅のある数値しか表示されませんが、有料版では「1900回」という具体的な数値が表示されます。また、有料版ではグラフ表示、デバイス別・地域別の詳細分析なども利用できます。

Q2: 月にどのくらいの広告費を払えば有料版機能が使えますか?

A: 月数百円程度の広告費を払えば有料版の詳細なデータにアクセスできます。正確な金額は変動しますが、最小限の広告予算でも十分に詳細データを取得可能です。この投資により得られる情報の価値を考えれば、非常にコストパフォーマンスが高いといえます。

Q3: 地域絞り込み機能はどの程度細かく設定できますか?

A: 都道府県レベルから市区郡レベルまで細かく設定できます。例えば「新潟県」から「新潟市」まで絞り込むことで、特定地域でのキーワード需要を正確に把握できます。地域密着型ビジネスにとって非常に有用な機能です。

Q4: ウェブサイト分析機能はどのように活用すべきですか?

A: 自社サイトや競合サイトのURLを入力することで、そのサイトに適したキーワードを発見できます。「このページのみ使用」を選択することで、より精度の高い提案を受けられます。SEO戦略の策定や競合分析に活用できます。

Q5: キーワードプランナーの結果をどのようにマーケティング戦略に活かすべきですか?

A: 検索数データを基にコンテンツ戦略を立て、競合性や入札単価を参考に広告戦略を決定します。地域別・デバイス別データを活用してターゲティングを最適化し、予測機能で広告効果を事前に判断することで、効率的なマーケティング投資が可能になります。



詳しくは15分の動画で解説しました。
https://www.youtube.com/watch?v=5xKGGZ9i6kM

上記の動画はYouTubeメンバーシップのみ
公開しています。詳しくは以下をご覧ください。

https://yokotashurin.com/youtube/membership.html
YouTubeメンバーシップ申込こちら↓
https://www.youtube.com/channel/UCXHCC1WbbF3jPnL1JdRWWNA/join

Googleキーワードプランナー使い方(地域の絞込・地域別の内訳)

🔍 Googleキーワードプランナー 
Googleが提供するキーワード検索数を調査するツールです。無料版では曖昧な数値(例:1000〜1万回)しか表示されませんが、有料版(広告出稿時)では正確な検索数(例:1900回)とグラフによる推移を確認できます。インターネットビジネスにおいて必須のマーケティングツールとして位置づけられています。

📊 月間検索数 
特定のキーワードが1ヶ月間にGoogle検索で何回検索されたかを示すデータです。無料版では「100〜1000回」のような幅のある数値で表示されますが、有料版では「1900回」といった具体的な数値が分かります。このデータを基にSEO戦略や広告戦略を立てることができます。

💰 有料プラン・無料プラン 
2016年以降、無料プランでは詳細な検索数が表示されず、曖昧な数値のみ取得可能になりました。有料プランは実際にGoogle広告を出稿することで利用でき、月数百円程度の広告費で正確なデータとグラフ表示、詳細な分析機能が使えるようになります。

🌍 地域絞り込み 
キーワード検索数を特定の地域(都道府県、市区町村)に絞って調査できる機能です。例えば「新築住宅」というキーワードを全国ではなく「新潟市」だけで調べることで、その地域での需要を把握できます。これまで人口比で推測していた地域別データが、より正確に取得できるようになりました。

📱 プラットフォーム別分析 
キーワード検索がモバイル(スマートフォン)、デスクトップ、タブレットのどの端末から行われているかを分析する機能です。一般的にはモバイルが8割程度を占めますが、「ChatGPT」などのキーワードではデスクトップが7割を超えるなど、キーワードによって傾向が大きく異なることがあります。

🔄 検索パートナー 
Googleの検索エンジンを利用している他社サービス(BIGLOBE、goo、nifty、楽天Infoseekなど)での検索数も含めて分析する機能です。通常はGoogle検索のみの数値が表示されますが、検索パートナーを含めることで、より包括的な検索ボリュームを把握できます。

📈 検索ボリュームの傾向 
キーワードの検索数が時系列でどのように変化しているかを示すグラフ機能です。有料版では1年から最大4年間の推移を確認でき、季節変動や長期トレンドを把握できます。これにより、キーワードの将来性や最適な広告出稿タイミングを判断できます。

💡 関連キーワード 
入力したメインキーワードに関連する検索語句を提案する機能です。「新築住宅」と入力すると、関連する様々なキーワードとその検索数が表示されます。新しいキーワードの発見やSEO対策の幅を広げるのに有効です。

🎯 コンバージョン予測 
キーワード広告を出稿した場合の予想成果を示す機能です。予算(例:月1万2千円)に対して予想クリック数、コンバージョン数、顧客獲得コストなどが算出されます。「新築住宅」なら1件7000円のコストで新規顧客を獲得できるという具体的な予測が可能です。

🌐 ウェブサイトからのキーワード抽出 
既存のウェブページURLを入力することで、そのサイトに適したキーワードを自動提案する機能です。自社サイトや競合サイトを分析して、効果的なキーワード戦略を立てることができます。サイト全体またはページ単位での分析が選択可能です。

超要約1分ショート動画こちら↓
https://www.youtube.com/shorts/xfbeBP8E-tk

Googleキーワードプランナー使い方(地域の絞込・地域別の内訳)

GoogleキーワードプランナーはSEOや広告運用に必須のツールだ。無料版では検索規模の概算やトレンド把握が可能。有料版では正確な検索数、デバイス・地域別詳細データ、広告効果予測が得られ、高精度な戦略立案に貢献する。地域・端末等の絞込や関連語抽出、URL分析といったテクニックを駆使し、両プランを組み合わせることでビジネス成長のヒントを発見できる。

1. Googleキーワードプランナーとは?

Googleキーワードプランナーは、ウェブサイトのSEO(検索エンジン最適化)やリスティング広告をはじめとするオンライン広告運用において、中心的な役割を担うキーワード調査ツールです。Google自身が提供しているため、Google検索におけるユーザーの検索行動に関する信頼性の高いデータを得られるのが最大の特長と言えるでしょう。このツールを活用することで、特定のキーワードが月間どれくらいの回数検索されているか(検索ボリューム)、そのキーワードと関連性の高い他のキーワードにはどのようなものがあるか、また、それらのキーワードで広告を出稿した場合の想定クリック単価などを把握することができます。

2016年頃までは、誰でも無料で詳細な検索ボリュームを確認できましたが、それ以降、無料プランでは検索ボリュームが「100~1000」のような概算表示に変更されました。正確な数値データを得るためには、Google広告で一定額以上の広告を出稿しているアカウント、つまり実質的な有料プランでの利用が推奨されます。有料プランでは、詳細な検索ボリュームに加え、過去の検索トレンドの推移、デバイス別(PC、スマートフォン、タブレット)の検索割合、地域別の検索状況など、より詳細なデータにアクセス可能です。これらの情報を駆使することで、ターゲット顧客のニーズを深く理解し、より効果的なコンテンツ戦略や広告キャンペーンを立案するための、高精度なキーワード戦略を構築することができます。

2. Googleキーワードプランナー無料プランと有料プランの違い

2.1 Googleキーワードプランナー無料プランでできること・できないこと

Googleキーワードプランナーの無料プランでは、いくつかの便利な機能を利用できますが、データの詳細度には制限があります。最も大きな特徴は、キーワードごとの月間平均検索数が、「1万~10万」といった幅のある曖昧な範囲で表示される点です。このため、ピンポイントの正確な数値を知ることはできません。しかし、複数のキーワード候補を比較検討する際に、どちらが相対的に多く検索されているのか、あるいは全く検索されていないのかといった、検索ボリュームの規模感を大まかに掴むことは可能です。また、年間を通じた検索数の推移グラフも提供されるため、季節性のあるキーワードのトレンドや、需要が高まる時期を把握するのにも役立ちます。

さらに、無料プランであっても、調査対象とする地域(国単位)や言語、検索ネットワーク(Google検索パートナーを含めるか否か)を指定してデータを絞り込むことができます。これにより、例えば海外市場向けのキーワード調査の初動や、特定の言語圏における大まかな市場規模を把握する際に活用できます。新しいウェブサイトやコンテンツのテーマを検討する初期段階で、どのようなキーワード群に一定の需要があるのかを見極めるための基礎調査ツールとして、無料プランは依然として有効な選択肢と言えるでしょう。ただし、詳細な競合分析や精密な戦略立案には不向きです。

2.2 Googleキーワードプランナー有料プランで得られる詳細データ

Googleキーワードプランナーの有料プラン、すなわちGoogle広告でアクティブに広告キャンペーンを運用しているアカウントで利用する場合、無料プランでは得られない詳細かつ正確なデータにアクセスできます。最大のメリットは、キーワードごとの月間平均検索数が具体的な数値で表示される点です。例えば、「検索ボリューム1,500」といった明確なデータが得られるため、より精密なキーワード選定と、それに基づいたコンテンツ戦略やSEO対策の優先順位付けが可能になります。この正確なデータは、目標設定や効果測定の精度を格段に向上させます。

加えて、検索数の推移を示すグラフもより詳細になり、過去のトレンドを深く分析することができます。特に重要なのが、デバイス別(スマートフォン、PC、タブレット)の検索割合や、都道府県単位など、より細かい地域別の検索割合を把握できる機能です。これにより、ターゲットユーザーがどのデバイスを主に使用しているか、どの地域からのアクセスが多いのかを理解し、それぞれの特性に合わせたきめ細やかなマーケティング施策を展開できます。さらに、キーワードごとの広告出稿における推奨入札単価(クリック単価の目安)、広告の表示回数やクリック数、費用などの予測データも提供されるため、広告予算の策定や投資対効果(ROI)のシミュレーションに非常に役立ちます。これらの詳細データは、月数百円程度の少額な広告出稿からでも利用できる場合があり、その費用対効果は極めて高いと言えるでしょう。

3. Googleキーワードプランナーの活用テクニック

Googleキーワードプランナーの真価を引き出すには、単にキーワードを入力して検索ボリュームを見るだけでなく、提供されている絞り込み機能や関連機能を知り尽くし、戦略的に活用することが不可欠です。まず基本となるのが、地域、端末、期間の絞り込みです。実店舗を持つビジネスであれば、商圏内の都道府県や市区町村に地域を限定することで、より実態に近いキーワード需要を把握できます。例えば、「カフェ 東京」と「カフェ 大阪」では検索ボリュームも競合も異なるため、地域設定は必須です。また、ユーザーがスマートフォンで検索する情報とPCで検索する情報は異なる傾向があるため、端末別の検索割合を分析し、モバイルフレンドリーなコンテンツ作成や広告配信の最適化に繋げることが重要です。期間指定では、過去最大4年分の検索ボリューム推移グラフを確認でき、季節変動の大きい商品やサービス、あるいは長期的な市場トレンドの変化を捉えるのに役立ちます。

さらに効果的なテクニックとして、関連キーワードの提案機能を積極的に活用しましょう。軸となるキーワードを入力すると、AIが意味的に関連の深いキーワードや、ユーザーが次に検索しそうな複合キーワードを多数提示してくれます。これにより、自社では気づかなかった潜在的なニーズや新しい切り口のキーワードを発見できます。もう一つの裏技的な機能が、ウェブサイトURLからのキーワード抽出です。競合他社のURLを入力すれば、そのサイトがどのようなキーワードで評価されているかのヒントが得られ、自社サイトのURLを入力すれば、コンテンツ改善の糸口が見つかることもあります。広告運用においては、キーワードごとの予測データ(クリック数、費用、コンバージョン数など)を参考に、予算配分や入札戦略を練ることで、より費用対効果の高いキャンペーン設計が可能になります。これらの機能を組み合わせることで、多角的なキーワード分析が実現します。

4. Googleキーワードプランナーまとめ

Googleキーワードプランナーは、ビジネスのオンライン戦略において欠かせない羅針盤のような存在です。無料プランであっても、キーワードの検索規模の概算や大まかなトレンド、関連キーワードのヒントを得ることができ、初期の市場調査やアイデア出しには十分活用できます。しかし、本格的なSEO戦略や広告運用で成果を最大化するためには、有料プランで得られる詳細データの活用が鍵となります。正確な検索ボリューム、詳細な過去の推移、デバイス別・地域別の内訳といったデータは、より的確な意思決定を可能にし、競争優位性を築く上で不可欠です。

理想的なのは、無料プランと有料プランを状況に応じて使い分ける、あるいは組み合わせて利用することです。例えば、広範なキーワード候補のリストアップは無料プランで行い、その中から特に有望なキーワードを選び出して有料プランで深掘り分析するといった手法が考えられます。地域、端末、期間といったフィルターを駆使することで、ターゲット顧客の具体的な検索行動を多角的に理解し、ニッチな市場や新たなビジネスチャンスを発見できる可能性も高まります。関連キーワードの提案機能やウェブサイトからのキーワード抽出機能は、コンテンツの幅を広げ、SEO効果を高めるための着想を与えてくれます。さらに、広告効果の予測機能を活用すれば、予算の最適化やROIの改善も期待できるでしょう。これらの機能を総合的に活用することで、Googleキーワードプランナーはビジネス成長に直結する貴重なヒントを提供してくれる強力なツールとなります。

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この記事を書いた人

横田 秀珠のアバター 横田 秀珠 (新潟)公立長岡造形大学 情報リテラシー論 講師

ネットビジネス・アナリスト。未経験のIT企業に就職し、たった3年で独立し、2007年にITコンサルタント会社のイーンスパイア(株)を設立し現在に至る。All About ProFile全専門家で全国1位のコラム評価を獲得した実績を持つ。全国で年間200回を超える講演も行う。