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NotebookLM専用Chrome拡張機能BananaNLはYAMLで言語化

NotebookLM専用Chrome拡張機能BananaNLはYAMLで言語化
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昨年度に引き続き生成AIのリピートだけど
昨年度が2024年7月で教えたことが(汗)
イーンスパイアの横田です。
https://www.enspire.co.jp

化石で使い物にならなくてヤバい。
Deep Researchどころか
GPT Search無かったね(笑)

さて、本題です。

Banana X プロンプトパターン集 – NotebookLM活用ガイド
https://furoku.github.io/bananaX/projects/infographic-evaluation/
を活用してGoogle NotebookLMのインフォグラフィックや
スライド資料のデザインを簡単に変えることが出来ます。

Nanobanana専用Chrome拡張機能「BananaNL」
https://chromewebstore.google.com/detail/banananl/mjennffndagebhgcbeblffhgooohling
を活用すると更に簡単に利用することが出来ます。

同じソースでも全く違うデザインになるのは一目瞭然です。

そしてXで話題になった生成A時代の画像検索
https://x.com/422skb/status/2012524467810152752
とYAML形式について考えてみましょう。

GeminiでデザインのプロンプトをYAML形式で生成できるので

デザインをYAML形式で言語化してNotebookLMで再現できます。

続きはYouTubeライブ配信で解説しました。
https://www.youtube.com/watch?v=ekfzcTcvWYo

上記の続きの動画はYouTubeメンバーシップの
デイリー会員(190円/月)に限定公開しています。

詳しくは以下をご覧ください。
https://yokotashurin.com/youtube/membership.html
YouTubeメンバーシップ申込こちら↓
https://www.youtube.com/channel/UCXHCC1WbbF3jPnL1JdRWWNA/join

生成AIによる動画・音声・スライド・カルーセル・図解による解説は無料

動画解説
https://www.youtube.com/watch?v=e3g9KqFoENo

音声解説
https://www.youtube.com/watch?v=dUXvyjJAHsY

スライド解説
https://www.youtube.com/watch?v=XyY9lWDTY1Q

リアル対話解説
https://www.youtube.com/watch?v=sd5tQagDNn4

キャラ対話解説
https://www.youtube.com/watch?v=Qz8LeXMcZ1A

漫画解説
https://www.youtube.com/watch?v=jSsorRjMIT4

スライド
https://www.docswell.com/s/6534747/KYV27V-2026-01-20-212712

カルーセル
https://www.instagram.com/p/DTvqMAmE2Yj/

漫画

インフォグラフィック解説

マインドマップ

Nanobanana専用Chrome拡張機能BananaNLはYAMLで言語化

NotebookLM BananaNL × YAMLデザイン
📊 NotebookLMでデザイン言語化・YAML形式で自由自在に
🎨 デザインの多様性問題

NotebookLMでインフォグラフィックを作成すると、いつも同じようなテイストになってしまう…という経験はありませんか?

🖼️
手書き風デザイン
クリーム色背景
「NotebookLMで作った」とバレバレ
🎨
カスタムデザイン①
まったく違うテイスト
素敵なデザイン
カスタムデザイン②
全然違う雰囲気
プロフェッショナル

実は同じデータを入れているのに、デザインがこんなに違う!

その秘密は…→ プロンプトにあり

⬇️ 解決策 ⬇️
🔧 BananaNL Chrome拡張機能とは

BananaNL = NotebookLM専用のChrome拡張機能

✅ Chromeブラウザに追加するだけ

✅ 誰でも今日から無料で使える

✅ デザインプロンプトのテンプレート集にアクセス

🔖 方法A:ブックマーク

元サイトをブックマークするだけ

→ 拡張機能は実は不要

→ テンプレートサイトを直接利用

🔌 方法B:拡張機能

BananaNLをインストール

→ NotebookLM内に統合

→ お気に入り・履歴管理が便利

📝 YAML形式でデザインを指定

YAML = Yet Another Markup Language

• Yet(まだ)+ Another(その他)+ Markup Language

• HTMLとCSSが一緒になったようなもの

• この構文でAIに依頼すると、デザインを再現してくれる

# YAML形式の例
title: “タイトル”
colors:
– primary: “#F2C53D”
– accent: “#F25C05”
background: “グラデーション”
style: “モダン”

デザインを言語化できる = AIが再現できる

今まで言葉にできなかったデザインの雰囲気を、YAMLで表現可能に

⬇️ 使い方 ⬇️
💻 基本的な使い方(3ステップ)
1
🌐
テンプレートサイトまたはBananaNLから好きなデザインを選択
2
📋
YAMLプロンプトをコピー
3
📝
NotebookLMのインフォグラフィックカスタマイズ画面に貼り付けて生成
💡 ポイント:

• プロンプトはデザイン指示なので、内容は別途追加可能

• 「なるべく詳しく」オプションを推奨

🎯 拡張機能の導入方法
1
🌐
Chrome ウェブストアでBananaNLを検索
2
「Chromeに追加」ボタンをクリック
3
インストール完了 → NotebookLMに「BananaNL」ボタンが表示
4
🎨
ボタンからテンプレートサイトにアクセス → デザイン選択 → エクスポート
⬇️ 応用編 ⬇️
🤖 既存デザインをYAML化する方法

Geminiを使って、どんなデザインもYAML化できる!

自分のオリジナルデザインやお気に入りのデザインを再現可能に

1
📸
再現したいデザイン画像を用意
2
🤖
Geminiに画像を添付 + テンプレートYAMLを貼り付け
3
💬
プロンプト:「以下のフォーマットを参考に、YAML形式で添付したデザインを考えて」
4
🎨
Geminiが分析してYAML形式で出力(背景色、フォント、配色など)
5
📋
生成されたYAMLをコピー → NotebookLMで使用
🎓 Pro Tips:

• 思考モードやProモードを使うと精度UP

• テンプレートYAMLの具体例は削除し、項目のみ残すと良い

• 色コード、質感、構成、エフェクトなどを詳細に分析してくれる

🚨 デザイン言語化がもたらす影響

デザインの言語化 = AIによる無限コピー可能

• 「ジブリ風」が再現できるようになったのと同じ原理

• デザイナーの「トンマナ」が言語化されると真似される

• 統一されたスタイル = AIに学習・再現されやすい

🛡️ AIに真似されにくいデザインとは?

✅ 毎回違う奇抜なデザイン

✅ 統一性がなさそうだけど「良い」と感じる個性

✅ 言語化できない独自性

→ 説明できないような個性 = AIも真似できない可能性

💡 関連する新しい可能性

🔍 画像検索の新しい形

1️⃣ 欲しいデザインを言語化

2️⃣ Geminiで画像生成

3️⃣ 生成画像でGoogle画像検索

4️⃣ 類似商品が見つかる!


例: 「こんな雰囲気の服が欲しい」→ AI生成 → 画像検索 → 販売店発見

将来的にGoogleに実装される可能性も

🎯 まとめ
  • BananaNL – Chrome拡張機能で簡単にデザイン変更
  • YAML形式 – デザインを言語化して指定可能
  • テンプレート活用 – サイトから好きなデザインを選ぶだけ
  • カスタム化 – Geminiで既存デザインをYAML化
  • 応用範囲 – インフォグラフィック、スライドなど多用途
  • 重要性 – デザイン言語化の時代が到来

🚀 本質的な価値

単なるツールの紹介ではなく、「デザインが言語化できる時代」になったことが重要

→ これまで言葉にできなかったものをAIが理解・再現できる革命的変化

Nanobanana専用Chrome拡張機能BananaNLはYAMLで言語化

NotebookLMでインフォグラフィックを作成する際、YAML形式でデザイン指示を記述することで多様なデザインが生成できる。BananaNLというChrome拡張機能を使うと、テンプレートから簡単にYAMLプロンプトを選択・適用できる。さらに、既存のデザイン画像をGeminiに分析させることで、そのデザインをYAML形式に言語化し再現することも可能。デザインの言語化により、特定のスタイルをAIで再現できる時代になった。

  1. はじめに
  2. NotebookLMのデザイン表現の可能性
  3. BananaNL拡張機能の導入と基本的な使い方
  4. YAML形式によるデザインの言語化と再現方法
  5. デザインの言語化がもたらす未来とその意味
  6. おわりに
  7. よくある質問(Q&A)

はじめに

デザインを言葉で表現することの難しさを感じたことはないだろうか。「こんな感じ」「あんな雰囲気」といった曖昧な表現では、なかなか思い通りのデザインを作り出すことができない。特にAIツールを使う際、プロンプトの書き方一つで出力結果が大きく変わってしまう。しかし、2026年1月現在、NotebookLMというGoogleのAIツールに、革新的な機能が追加された。それが「YAML形式によるデザインの言語化」である。

この技術により、これまで感覚的にしか表現できなかったデザインの雰囲気を、構造化された言語として記述できるようになった。本記事では、NotebookLM専用のChrome拡張機能「BananaNL」を活用しながら、デザインを言語化する方法と、その背景にある重要な概念について詳しく解説していく。この技術は単なる便利ツールではなく、デザイン業界全体に大きな影響を与える可能性を秘めている。従来は「この雰囲気で」という曖昧な指示しかできなかったデザインの発注が、具体的な言語として記述可能になることで、クリエイターとクライアントのコミュニケーションが根本的に変わる可能性がある。


NotebookLMのデザイン表現の可能性

本日は2026年1月20日火曜日、NotebookLMに追加された便利なサービス、そしてこの考え方の重要性についてお伝えしていく。NotebookLM専用のGoogle Chrome拡張機能BananaNLで言語化されるYAMLデザインというテーマで、ネットビジネスに関する重要な情報を15分間でお届けする。

まず、NotebookLMの基本的な機能について確認しておきたい。GoogleのNotebookLMは、入力した情報に対して様々な形式での出力が可能なAIツールである。具体的には、言語化したものを図解にする、画像にする、動画にする、マインドマップにする、音声にするなど、多様な伝え方が用意されている。これまでの動画でも何度も紹介してきた機能だが、今回は特にインフォグラフィックの作成に焦点を当てて説明していく。

NotebookLMでインフォグラフィックを作成する場合、多くの人が経験するのが「ワンパターンなデザイン」という問題である。特に何も指定せずに作成すると、手書き風デザインになりがちで、背景もクリーム色という、いかにも「NotebookLMで作りました」という雰囲気のものになってしまう。これでは、せっかくの情報も見た目で判断されてしまう可能性がある。

しかし、実は同じデータを入力していても、書き出す際の魅せ方を変えることで、まったく異なるテイストのインフォグラフィックを作成することができる。例えば、1つ目のデザインはシンプルな手書き風、2つ目は全く異なる洗練されたスタイル、3つ目はまた別の素敵なテイスト、4つ目はさらに違う雰囲気、というように、バリエーションは無限大である。

これらの違いを生み出しているのが「プロンプト」である。1番最初のものは「手書きデザインで」という簡素な指示しか含まれていないが、2つ目以降のものには詳細なプロンプトが記述されている。3つ目、4つ目と見ていくと、それぞれに異なるプロンプトが書かれていることが分かる。しかし、プロンプトを自分で考えられる人は良いが、一般的にこれを考えるのは非常に難しい作業である。

そこで登場したのが、これを簡単に使うことができる拡張機能「BananaNL」である。この拡張機能をChromeブラウザに導入すれば、誰でもいつでも今日から簡単に無料で使用できる。ただし、ここで終わってはいけない。ツールを導入するだけでなく、ここからどう考えるかということが非常に重要なポイントとなる。本記事では、その点について詳しく解説していく。


BananaNL拡張機能の導入と基本的な使い方

早速、具体的な使用方法を見ていこう。実は、この拡張機能BananaNLを使わなくても同様の機能を利用することができる。というのも、この拡張機能BananaNLが引用している元のテンプレートのプロンプトが掲載されているサイトが存在するからである。該当のサイトに直接アクセスすれば、拡張機能を導入しなくても同じ機能を使うことができる。このページをブックマークしておけば、拡張機能は実質的に不要ということになる。

では、どのようなことができるのか、実際に試してみよう。サイトには様々なデザインテンプレートが掲載されている。これまでにないようなデザインを探してみると、例えばこのようなテイストのものが見つかる。これは今までになかったデザインかもしれない。選択したデザインには「プロンプト」という項目があり、これが実はYAML形式で記述されている。

YAML形式について簡単に説明すると、「Yet Another Markup Language」の略称である。直訳すると「まだ別のマークアップ言語」という意味になる。この形式には特定の構文があり、詳細な記述ルールが定められている。これを覚える必要は全くないが、HTMLとCSSが一緒になったようなものだと理解しておけば良い。このような言語でAIに依頼することで、AIが適切に画像を生成してくれるという仕組みである。

使用方法は非常にシンプルである。まず、気に入ったデザインのプロンプト部分をコピーする。次にNotebookLMのインフォグラフィック作成画面に移動し、カスタマイズ画面を開く。なるべく詳細な設定にした方が良い結果が得られるが、これは好みによる。そして、コピーしたプロンプトをそのまま貼り付けるだけである。これだけでデザインが反映される。

プロンプト欄の上部には、デザイン指示とは別に、自分が伝えたい内容を追加で記述することができる。「こういう感じで」という具体的な指示を加えることで、さらにカスタマイズされたデザインが生成される。生成ボタンを押すと、しばらくして作成されたインフォグラフィックが表示される。至って簡単な操作である。

このサイトをブックマークしておけば、今説明したような使い方が可能になる。しかし、「ブックマークするのも面倒」「もっと簡単に使いたい」という場合に便利なのが、先ほど紹介した拡張機能である。

BananaNL拡張機能を導入する手順を見ていこう。Chrome ウェブストアで「Chromeに追加」ボタンを押すと、拡張機能が追加される。「インストールを進む」を押すと、これで追加完了となる。非常にシンプルな導入プロセスである。

拡張機能が追加されたら、NotebookLMを開いてみよう。インフォグラフィックを作成したい場合、該当のボタンを押すと、BananaNLの表示が追加されているはずである。このBananaNLボタンを押すと、先ほどのテンプレートサイトに移動する仕組みになっている。

インフォグラフィックのカスタマイズ画面が表示され、履歴も確認できるようになる。「ウェブサイトへ」というリンクから元のサイトに移動し、そこでデザインを選択する。例えば、赤を基調としたこのデザインを選んでみよう。このデザインを選択したら、「エクスポート」ボタンを押す。エクスポートを実行すると、プロンプトがNotebookLM側に自動的に入力される仕組みである。

ただし、連携がうまくいかない場合もあるため、その場合は手動でコピー&ペーストする方法を使う。プロンプトをコピーして、NotebookLMのカスタマイズ画面に貼り付ける。これでデザインがプロンプトとして入力されたので、制作ボタンを押せば完成である。

基本的には、一般の人とデザインが異なりすぎるとセミナーなどで説明しにくくなるため、拡張機能は導入せず、元のサイトをブックマークしておくだけで十分という考え方もある。今回は解説用として拡張機能を導入したが、実際の運用では元サイトのブックマークだけで事足りる場合が多い。

お気に入り登録や履歴表示などの機能は便利ではあるが、それほど重要ではない。ブックマークしておけば同じことができるからである。本当に重要なのは、元々存在するデザインを再現したい場合、そのデザインをYAML形式で言語化できれば再現可能になるという点である。この概念こそが、今回最も理解すべきポイントとなる。


YAML形式によるデザインの言語化と再現方法

それでは、実際にどのようにしてデザインを言語化するのか、実践してみよう。まず、デザインのサンプルページを一つコピーしておく。このサンプルを活用しながら、実際の作業を進めていく。

次に、Geminiを起動する。Geminiの画面で、自分のキャラクター画像を添付する。そして、以下のような指示を入力する。「以下のプロンプト例を参考に、YAML形式で、添付したデザインを分析してプロンプトを考えてください」という内容である。このとき、できれば思考モードを有効にし、Proモードで実行することを推奨する。AIに十分に考えさせることで、より精度の高い結果が得られる。

Geminiが分析を開始すると、添付したデザインについて詳細な解析が行われる。例えば、背景がオレンジ色である、このようなテイストの絵が描かれている、オレンジ色のカラーコードは何か、オレンジと黒と他に何色が使われているか、といった具合に、細かく分析してYAML形式で出力してくれる。

出力された内容をコピーする。そして、NotebookLMのインフォグラフィック作成画面に移動し、プロンプト欄に先ほどコピーした内容を貼り付ける。これで生成ボタンを押せば、元のデザインのテイストを再現したインフォグラフィックが作成されるという仕組みである。

ここで、先ほど生成を開始していたものが完成しているので確認してみよう。赤を基調としたデザインを指定したものである。確認すると、確かに赤いデザインになっている。赤と金色のような配色の組み合わせで構成されている。デザイン的には少し細かくなりすぎている部分もあるが、おしゃれで豪華な雰囲気が表現されている。このような形で、デザインの再現が可能である。

ここで、重要な概念について触れておきたい。「ジブリ風」という表現が、昨年3月にGPT-Image1が登場した際に大きな話題となったことを覚えているだろうか。これは、今説明したYAML形式のような言語化技術の一例である。「何々風」というスタイルを言語化することができれば、AIがそのスタイルを再現できるようになる。ジブリ風もまさにこの原理で実現されたものである。

つまり、何らかのデザインが存在し、そのデザインを言語化したプロンプトでAIに依頼すれば、AIがそのデザインを理解し再現できるようになったということである。これは非常に重要な変化である。

しかし、この技術はデザイナーにとって両刃の剣となる可能性がある。デザイナー個人のデザインスタイル、いわゆる「トンマナ(トーン&マナー)」が言語化されてしまうと、そのスタイルが容易に模倣されるリスクが生じる。「何々風」として確立されたスタイルは、AIによって真似される可能性がある。AIに真似されるということは、無限にコピーされることを意味する。

逆に考えると、毎回奇抜で統一性がないように見えるが、何か説明できない魅力がある、つまり言語化できない個性を持つデザイナーであれば、AIも真似できない可能性がある。これからのデザイナーには、言語化できない独自性が求められるかもしれない。

さて、最新の生成結果ができあがったので確認しよう。元々使用していたキャラクターのデザインと比較してみる。プロンプトの詳細を見ると、下部にテキスト配置の指定、使用する色の指定、フォントの指定、アクセントカラーの指定などが含まれている。

生成結果を確認してみよう。しかし、あまり似ていない。どうやら前回のプロンプトの影響を受けているようである。元のデザインの特徴が引き継がれているように見える。「以下のデザインを参考にして」という指示が、前回の内容を引用してしまっている可能性がある。

この問題を解決するためには、例として挙げたプロンプトの詳細をすべて削除し、項目だけを残す方が良いかもしれない。色の指定部分などの具体的な内容が、新しいデザインの生成に悪影響を与えている可能性がある。特徴、エフェクト、質感、構成、見出しスタイルなどの具体的な記述を削除し、項目の枠組みだけを残す方が適切である。日本語の基本構造はこれで問題ないだろう。

この修正版で再度Geminiに分析を依頼してみよう。今回は前回のような影響を受けずに、純粋に新しいデザインを分析してくれるはずである。生成された内容をコピーし、気を取り直してNotebookLMに貼り付ける。

これでエンターを押して生成を開始する。これで正確に再現されるのではないかと期待できる。これまで言葉にできなかったデザインの要素を、このように言語化できるようになったことは驚異的な進歩である。デザイナーでさえ言語化することが難しい「こんな感じ」という雰囲気を、クライアントに説明する際にも苦労していた。クライアントがデザイナーに仕事を依頼する際も、従来は写真を見せて「こんな感じで」と伝えるしかなかった。


デザインの言語化がもたらす未来とその意味

最近、X(旧Twitter)で話題になっていた興味深い活用方法がある。自分が欲しいデザインがある場合、まずGoogleのGeminiで画像生成を行う。次に、生成した画像をGoogle画像検索で検索すると、似た雰囲気の商品を販売している店舗が表示されるという方法である。

例えば、「こんな雰囲気のデザインの服が欲しい」と思ったとき、自分が言葉で表現した内容を基にAIが画像を生成し、その生成画像を使って類似商品を探すことができる。これは非常に賢い方法である。今後、この機能がGoogleに正式に実装される可能性も十分にあると考えられる。画像検索の新しい形態として期待できる。

現在の画像検索は、主に二つの方法しかない。一つはキーワードを入力して検索する方法、もう一つは画像を添付して類似画像を探す方法である。しかし、第三の方法として、言葉で表現した内容を一度画像生成し、その生成画像に類似する画像を検索するという手法が考えられる。この新しい検索方法が、Googleにも実装される可能性がある。非常に興味深い展開である。

それでは、生成が完了するのを待ってみよう。画像が生成されるスピードの速さには驚かされる。それでは確認してみよう。

結果を見てみると、キャラクターのトンマナが完全に踏襲されている。自分の名前も適切にデザインに組み込まれており、説明している様子も表現されている。ベースカラーとして指定したオレンジ色もしっかりと反映されている。このような形で、デザインの再現が可能であることが確認できた。

本日解説した内容をまとめると、NotebookLM専用のGoogle Chrome拡張機能BananaNLを使用することで、インフォグラフィックのデザインを簡単に変更できる。この技術はスライドやその他の用途にも応用可能である。しかし、最も重要なポイントは、デザインが言語化可能になったという事実である。この変化の意味を理解し、適切に活用していくことが、これからのクリエイティブワークにおいて非常に重要となる。


おわりに

本記事では、NotebookLMとBananaNLを活用したYAML形式によるデザインの言語化について詳しく解説してきた。この技術の本質は、単に便利なツールが登場したということではない。これまで感覚的にしか伝えられなかった「デザインの雰囲気」や「トーン&マナー」を、構造化された言語として記述できるようになったという点に大きな意味がある。

デザイナーにとっては、自分のデザインスタイルが言語化されることで模倣されやすくなるというリスクがある一方、クライアントとのコミュニケーションが格段にスムーズになるというメリットも存在する。また、画像検索の新しい形として、言葉で表現したイメージを画像化し、それを検索するという手法も登場している。

AIの進化により、デザインという創造的な領域においても、言語化と再現が可能になりつつある。今後、デザイナーに求められるのは、言語化できない独自性や、一貫性のない中にある個性かもしれない。表面的なスタイルは容易に模倣される時代において、真の創造性とは何かを問い直す必要があるだろう。

この技術を理解し、適切に活用していくことが、これからのクリエイティブワークにおいて重要になってくる。デザインの民主化が進む一方で、プロフェッショナルとしての価値をどこに見出すかという問いに、すべてのクリエイターが向き合う時代が到来している。


よくある質問(Q&A)

Q1: BananaNL拡張機能は必ず導入する必要があるか?

BananaNL拡張機能を必ずしも導入する必要はない。BananaNLが参照している元のテンプレートサイトをブックマークしておけば、拡張機能を導入しなくても同じ機能を使用できる。拡張機能を導入するメリットは、NotebookLMの画面から直接アクセスできること、履歴管理やお気に入り登録ができることである。シンプルに使用したい場合は、元のサイトをブックマークするだけで十分である。

Q2: YAML形式とは何か?プログラミングの知識が必要か?

YAML形式は「Yet Another Markup Language」の略称で、HTMLとCSSが組み合わさったような構造化言語である。プログラミングの知識は特に必要ない。BananaNLのテンプレートサイトからデザインを選んでコピー&ペーストするだけで使用できる。独自のデザインを作成したい場合も、GeminiなどのAIに画像を見せて「YAML形式で記述してください」と依頼すれば自動生成される。構文を暗記する必要はなく、使用したいデザインを選択するだけで良い。

Q3: 自分のオリジナルデザインをYAML形式にする方法は?

最も簡単な方法は、GoogleのGeminiを使用することである。自分のデザイン画像をGeminiに添付し、既存のYAML形式のプロンプト例と共に「このデザインをYAML形式で記述してください」と依頼する。Geminiがデザインを分析して、色彩、レイアウト、フォント、エフェクトなどをYAML形式で出力する。その際、思考モードやProモードを使用すると精度が向上する。生成されたYAML形式のコードをNotebookLMのプロンプト欄に貼り付けるだけで、そのデザインを再現できる。

Q4: デザインが言語化されることで、デザイナーの仕事はなくなるのか?

デザイナーの仕事が完全になくなることはないが、求められるスキルは変化していく可能性がある。デザインが言語化されることで、確立されたスタイルは模倣されやすくなる。しかし、本記事でも触れたように、言語化できない独自性や、一貫性のない中にある個性こそが、今後のデザイナーの価値になる可能性がある。AIに真似できない創造性、時代の空気を読む感性、クライアントの潜在的なニーズを引き出すコミュニケーション能力など、人間ならではの価値が重要になってくる。

Q5: この技術は画像検索にも応用できるとのことだが、具体的にどのように活用できるか?

この技術の画像検索への応用は非常に革新的である。従来の画像検索は、キーワード入力か類似画像のアップロードの二つの方法しかなかった。しかし、YAML形式による言語化技術を使用すれば、第三の方法が可能になる。具体的には、「こんな雰囲気の服が欲しい」と言葉で説明し、それをGeminiで画像化し、その生成画像で類似画像検索を実行するという流れである。これにより、頭の中にあるイメージを具体的な商品として探し出すことができる。特にファッション、インテリア、デザイン関連の商品探しに効果を発揮する。将来的にはGoogleの標準機能として実装される可能性もある。

詳しくは15分の動画で解説しました。
https://www.youtube.com/watch?v=ndgP0IWvUl0

0:00 👋 導入・今日のテーマ紹介
1:03 🎨 NotebookLMのデザインバリエーション
2:15 🔌 BananaNL拡張機能の紹介
3:19 📝 YAML形式による言語化デザイン
4:23 💻 テンプレートサイトの使い方デモ
5:31 ⚙️ BananaNL拡張機能のインストール
6:37 🖱️ 拡張機能の実際の操作方法
7:44 🤖 Geminiでデザインを分析・変換
9:01 🔍 デザイン特徴の抽出プロセス
10:12 🔎 画像検索の新しい活用アイデア
11:21 ✨ NotebookLMでの生成実演
12:31 💡 デザイン言語化の重要性とAI時代
13:40 🎯 実際の生成結果確認
14:50 📌 まとめ

上記の続きの動画はYouTubeメンバーシップの
デイリー会員(190円/月)に限定公開しています。

詳しくは以下をご覧ください。
https://yokotashurin.com/youtube/membership.html
YouTubeメンバーシップ申込こちら↓
https://www.youtube.com/channel/UCXHCC1WbbF3jPnL1JdRWWNA/join

Nanobanana専用Chrome拡張機能BananaNLはYAMLで言語化

📓 NotebookLM
Googleが提供するAIノートアシスタントツールで、入力した情報から様々な形式のコンテンツを生成できます。インフォグラフィック、マインドマップ、音声など多様な出力形式に対応し、デザインやスタイルをカスタマイズすることで独自性のあるビジュアルコンテンツを作成できる点が特徴です。

🍌 BananaNL
NotebookLM専用のGoogle Chrome拡張機能で、デザインテンプレートを簡単に適用できるツールです。YAML形式のプロンプトを手動で記述する手間を省き、視覚的にデザインを選択してエクスポートするだけで、NotebookLMのカスタマイズ画面に反映できます。無料で利用でき、初心者でも多様なデザインを活用可能です。

📝 YAML形式
Yet Another Markup Languageの略で、データを構造化して記述する言語仕様です。NotebookLMではこの形式でデザイン指示を記述することで、色、フォント、レイアウト、エフェクトなどの詳細な視覚的要素をAIに伝えることができます。HTMLとCSSを組み合わせたような役割を果たします。

📊 インフォグラフィック
情報やデータを視覚的に分かりやすく表現した図解のことです。NotebookLMでは同じ情報でも、プロンプトの指定方法によって手書き風、モダン、レトロなど様々なテイストのインフォグラフィックを生成できます。視覚的な訴求力が高く、情報伝達に効果的な表現手法です。

💡 プロンプト
AIに対して指示や依頼を行うためのテキスト入力のことです。NotebookLMにおいては、デザインの詳細な仕様をYAML形式で記述したプロンプトを使用することで、AIが意図したスタイルのビジュアルコンテンツを生成します。プロンプトの質が出力結果の品質を大きく左右します。

🎨 デザインの言語化
視覚的なデザイン要素を言葉やコードで表現することです。色彩、構図、フォント、質感などの視覚情報をYAML形式などで構造化して記述することで、AIがそのデザインを理解し再現できるようになります。従来は感覚的だったデザイン指示が、明確な言語として共有可能になりました。

🔧 Chrome拡張機能
Google Chromeブラウザに追加機能を組み込むためのプログラムです。BananaNLのような拡張機能をインストールすることで、ブラウザ上で直接NotebookLMのデザインテンプレートにアクセスでき、作業効率が向上します。Chromeウェブストアから簡単に追加・管理できます。

🤖 Gemini
Googleが開発した生成AIで、テキスト生成、画像分析、コード生成など幅広いタスクに対応します。既存のデザイン画像を分析してYAML形式のプロンプトに変換する際に活用でき、デザインの要素を言語化する能力に優れています。思考モードを使うことでより精度の高い分析が可能です。

🎯 トンマナ(トーン&マナー)
トーン&マナーの略で、デザインや表現における一貫した雰囲気やスタイルのことです。色使い、フォント、レイアウトなどの統一感を指します。AIがデザインを言語化できるようになったことで、トンマナの再現や模倣が容易になり、デザイナーにとっては独自性の確立がより重要になっています。

🔄 デザインの再現性
特定のデザインスタイルを繰り返し正確に再現できる能力のことです。YAML形式でデザインが言語化されることで、同じプロンプトを使えば何度でも同様のスタイルを生成できます。一方で、言語化されたデザインは容易にコピーされるため、真似されにくい独自性の追求が新たな課題となっています。

超要約1分ショート動画こちら↓
https://www.youtube.com/shorts/tJ01NsH3uMU

Nanobanana専用Chrome拡張機能BananaNLはYAMLで言語化

序論:デザインが「言語化」される時代の到来

AIによるデザインの「言語化」は、単なる画像生成技術の進化ではない。この技術的ブレークスルーが意味するのは、デザインという価値の源泉が「属人性」から「再現可能なデータ」へと移行する地殻変動である。これまでデザイナーの暗黙知に依存していた「スタイル」が、NotebookLMのようなプラットフォーム上でYAMLという構造化言語によって記述・再現可能になったのだ。これは、クリエイティブ業界の収益モデルと競争優位の根幹を揺るがす、極めて戦略的な事態だ。

本ブリーフィングの目的は、この技術的変化がクリエイティブ業界、特にデザイナーの役割や価値提供のあり方にどのような影響を与えるかを多角的に分析し、そこに潜むリスクと、そこから生まれる新たな事業機会を明らかにすることにある。

続くセクションでは、まずこの変革を駆動する具体的なテクノロジーとそのエコシステムを解説し、デザインがどのようにして「言語」へと変換されるのかを明らかにしていく。

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1. 技術的背景:NotebookLMとYAMLが実現するデザインの再現性

AIによるデザイン言語化の影響を正確に評価するためには、その中核をなすツール群の役割を理解することが不可欠だ。このエコシステムは、NotebookLMを「高性能エンジン」、YAMLを「詳細な設計図」、そしてプロンプトテンプレート集サイトを「設計図ライブラリ」、BananaNLを「そのライブラリへのワンクリックアクセスを提供する効率化ツール」と捉えると理解しやすい。

主要な要素とその役割は以下の通りである。

• NotebookLM インフォグラフィックやスライドなどのビジュアルコンテンツを生成する中核的なAIプラットフォーム。いわば「エンジン」であり、与えられる「設計図」の品質に応じて、多様なアウトプットを生成する。

• YAML (Yet Another Markup Language) デザインのスタイル(背景色、フォント、レイアウト等)を、AIが解釈可能な構造化された形式で記述するための「設計図」。この言語によってデザイン指示をコードとして定義することで、属人性を排除した完全な再現性を確保する。

• Banana X プロンプトパターン集サイト プロフェッショナルなデザイン指示が記述されたYAML形式のプロンプトテンプレートを集めた「設計図ライブラリ」。高品質なデザインが多数ストックされており、ここからコピー&ペーストするだけで高度なデザインを適用できる。

• BananaNL 上記「Banana X プロンプトパターン集サイト」へのアクセスを簡便にし、NotebookLM上でのデザイン適用を効率化するChrome拡張機能。あくまで利便性を高めるための「効率化ツール」であり、このサイトをブックマークすれば拡張機能なしでも本質的な機能は利用可能である。

このエコシステム、特にプロンプトテンプレート集の存在は、専門知識がなくとも複雑なデザイン指示を瞬時に適用可能にし、資料作成の効率を劇的に向上させる。これは、デザインの再現能力が専門家から一般ユーザーへと解放されつつあることを示唆している。

では、これらのツールは具体的にどのようにして既存のデザインを「言語化」し、再現するのか。次のセクションでは、そのメカニズムを実際のケーススタディを通じて解説する。

——————————————————————————–

2. デザイン言語化のメカニズム:Geminiによる既存デザインの解析と再現

デザインの言語化は、もはや理論上の可能性ではない。既存のビジュアル資産をAIが解析し、そのスタイルを再現可能なデータへと変換する具体的なプロセスとして確立されている。この能力は、クリエイティブ資産の複製と展開に関する常識を根底から覆すインパクトを持つ。

ネットビジネス・アナリスト横田秀珠氏のキャラクター画像を用いた実証実験は、このプロセスを明確に示している。

• ステップ1:インプット まず、GoogleのAIモデルGeminiに、同氏のアイデンティティともいえる特徴的なオレンジ色の背景を持つキャラクターアバター画像を提示する。これが解析対象となる「デザインの原本」である。

• ステップ2:指示 次に、既存のプロンプト例を参考にしつつ、「添付されたデザインのスタイルを分析し、YAML形式で言語化せよ」とGeminiに指示する。これは、AIにデザインの「読解」と「コード化」を命じる行為に他ならない。

• ステップ3:アウトプットと調整 指示を受けたGeminiは、画像の色(オレンジの具体的なカラーコード)、構成要素、フォントの傾向などを自動で分析し、そのデザインの「トンマナ(トーン&マナー)」を記述したYAMLプロンプトを生成する。ただし、初期の試行では、参考として提示したプロンプト例の特定の色情報に結果が「引っ張られる」現象が見られた。忠実な再現のためには、例から具体的な指定を削除し、構造のみを参考にさせるなど、プロンプトを洗練させる反復プロセスが重要となる。

• ステップ4:再現 調整を経て生成された最終的なYAMLプロンプトをNotebookLMに入力する。その結果、元のキャラクターが持つデザイントーン(オレンジを基調としたスタイル)を忠実に踏襲した、全く新しいインフォグラフィックが作成された。

この一連のプロセスは、「何々風」という極めて抽象的だったスタイルの概念を、誰でもコピー&ペースト可能な具体的なコードに変換できることを証明している。かつて話題となった「ジブリ風」の画像生成も、このデザイン言語化の初期的な現れと捉えることができる。特定のスタイルが言語として定義されれば、AIはそれを無限にコピーし、応用することが可能になるのだ。

この強力な再現性は、クリエイティブ業界にどのような光と影を落とすのか。次のセクションで、その二重の影響を深く掘り下げていく。

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3. クリエイティブ業界への二重の影響:機会と脅威の分析

AIによるデザインの言語化は、クリエイティブの価値提供モデルを根本から揺るがす両刃の剣である。一方では効率化と新たな表現の可能性を切り拓き、もう一方では既存の価値を陳腐化させるリスクをはらんでいる。本セクションでは、この破壊的影響を「独自性の喪失リスク」と「新たなビジネスチャンス」という2つの側面から分析する。

3.1. 脅威:デザイナーの独自性と価値のコモディティ化

デザイナーの競争力の源泉は、長年の経験と感性によって培われた独自の「トンマナ(トーン&マナー)」にある。しかし、この最大の資産がAIによって言語化され、YAML形式のコードとして記述されることで、容易に模倣・複製されるという核心的なリスクが浮上している。

「スタイルの無限コピー」が可能になる状況は、デザイナーが築き上げてきた独自性という参入障壁を無力化する。皮肉なことに、明確で認知度の高いスタイルを確立しているデザイナーほど、そのスタイルはAIによる言語化と模倣の格好のターゲットとなりやすい。結果として、スタイルの価値が暴落し、コモディティ化するリスクは避けられない。

この変化は、デザイナーに新たな問いを突きつける。AIに言語化されにくく、模倣されにくい「誰も説明できないような個性」をいかにして構築し、維持するかが、今後のクリエイターにとっての重要な生存戦略となるだろう。

3.2. 機会:新たなワークフローとビジネスモデルの創出

一方で、デザインの言語化はクリエイティブプロセスに革新をもたらし、全く新しいビジネスモデルを創出する可能性を秘めている。

コミュニケーションの革新

従来、クライアントがデザイナーにイメージを伝える際は、参考写真を見せながら「こんな感じで」といった曖昧なコミュニケーションに頼らざるを得なかった。今後は、クライアント自身がAIを用いて頭の中のイメージを言語化・視覚化し、より具体的で精度の高い指示書としてデザイナーに提示できるようになる。これにより、手戻りが減少し、両者間の合意形成プロセスが劇的に効率化されることが期待される。

新規ビジネスの可能性:次世代の画像検索

さらに、この技術は「新しい画像検索の形」という、eコマースに革命をもたらしうるビジネスチャンスを生み出す。最近X(旧Twitter)で話題となった手法に、この技術の応用が見られる。そのプロセスは以下の通りだ。

1. イメージの言語化: ユーザーが「こんな雰囲気の服が欲しい」といった抽象的なイメージを言語で入力する。

2. AIによる画像生成: AIがその言語記述を基に、具体的な商品のイメージ画像を生成する。

3. 類似商品の検索: 生成された画像を用いて画像検索を行い、そのイメージに酷似する商品を販売しているECサイト等をリストアップする。

この検索フローが実現すれば、従来のキーワード検索や類似画像検索を遥かに超える、ユーザーの感性に寄り添った直感的で精度の高い商品探索体験を提供できる。これは、消費者の潜在的なニーズを掘り起こす強力なツールとなり得るだろう。

これら脅威と機会を踏まえ、クリエイティブ制作の未来はどのように変化していくべきか、最終的な考察を次章で提示する。

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4. 結論:今後のクリエイティブ制作のあり方に関する考察

本ブリーフィングを通じて明らかになったように、AIによるデザインの言語化は、単なる制作効率化ツールではない。それは、クリエイティブの価値そのもの、そしてデザイナーの役割を再定義する、不可逆的かつ根源的な変化である。この変化の波に適応し、それを乗りこなすためには、戦略的な思考の転換が求められる。

以下に、今後のクリエイティブ業界とデザイナーが取るべき戦略的アプローチを提言する。

• 脅威への適応:価値の源泉を「プロセス」と「コンセプト」へ 価値の源泉を、模倣可能な「スタイル」から、模倣困難な「戦略的課題解決プロセス」へと再定義することが絶対的な急務となる。デザイナーは、AIを戦略的に駆使してクライアントの本質的な課題を解決するコンサルティング能力や、言語化が困難な独自の「コンセプト」を創出する能力を磨き、単なるビジュアル制作者から課題解決の戦略パートナーへと進化しなければならない。

• 機会の活用:言語化能力を武器とする デザインを言語化する能力を脅威として避けるのではなく、むしろ攻撃的に活用するべきだ。この能力を用いてクライアントとの合意形成を円滑に進め、プロジェクトの価値を高める。あるいは、本レポートで示したような新しい検索ビジネスを構想するなど、新たなビジネスモデルを積極的に模索することが重要である。

最終的に、この技術はデザイナーの仕事を奪うのではなく、その役割をより戦略的で高度なものへと進化させる触媒として機能するだろう。この変革の時代を生き抜く上で最も重要なのは、BananaNLという個別のツールに目を奪われるのではなく、その背景にある**「デザインが言語化可能になったという事実そのもの」**が持つ巨大なポテンシャルとリスクを正しく理解し、自らの戦略を再構築することに他ならない。

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この記事を書いた人

横田 秀珠のアバター 横田 秀珠 (新潟)公立長岡造形大学 情報リテラシー論 講師

ネットビジネス・アナリスト。未経験のIT企業に就職し、たった3年で独立し、2007年にITコンサルタント会社のイーンスパイア(株)を設立し現在に至る。All About ProFile全専門家で全国1位のコラム評価を獲得した実績を持つ。全国で年間200回を超える講演も行う。