X・Creator Studioツール:インスピレーション使い方生成AI活用

岩手県の矢巾町商工会セミナーで
画像と音楽を作ったのですが(笑)
イーンスパイアの横田です。
https://www.enspire.co.jp

さて、本題です。
XのCreator Studioツールとして
インスピレーションが追加です。
https://x.com/i/jf/creators/inspiration/top_posts
ただ見るだけでは面白くなくて
生成AIに分析させると衝撃が!
https://www.youtube.com/watch?v=9FTn7BAQGOM
上記の続きの動画はYouTubeメンバーシップの
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XのCreator Studioツール「インスピレーション」使い方と生成AI活用
Creator Studio内の新機能 📱💻
トップパフォーマンス投稿を一覧で発見できる!
今までの「トレンド」はキーワードのランキングだったが、これは投稿単位でバズを確認できる
→ 言葉のトレンドのみ
→ 具体的な投稿内容が見える
日本だけでなく海外のバズ投稿も調査可能
→ Grokが自動翻訳してくれるので内容が分かる!
フィルターを設定(例:24時間/いいね順)
「スクロールダウン」→「スクレイピング開始」
100件〜1000件の投稿を自動取得
テキストデータをExcelで確認可能
💡 ポイント:テキストベースで取得されるため、画像・動画の内容は別途確認が必要。ただし文字情報の分析だけでも十分価値あり!
🔍 自社業界のネタを抽出
「AIに関連する投稿を抜き出して」
→ 自分の業界に関するバズ投稿をピックアップ
※ただしニッチ業界は該当なしの場合も。それ自体が「市場の現実」を知る手がかりに
質問テンプレート:
「以下のような商売をしてる人が便乗すべきネタありますか?」
+ 自社HPのURLを入力
元ネタ:残業後にパっと作った料理を息子に感謝された投稿(15万いいね)
切り口:「2時間の調理実習 vs 母の数分」をビジネスの効率化に例える
メッセージ:時短は手抜きではなく、卓越したスキルとツールの結晶
工務店向け活用例:
元ネタ:電車のキャリーケーストラブル投稿
切り口:「外の窮屈さ VS 家のゆとり」
投稿案:土間収納があれば、家の中にイライラを持ち込まずに済みます
Geminiから「ショート動画やTikTokのスクリプトとして作成しましょうか?」と提案
生成例(約1分動画):
「仕事の効率化、間違えてませんか?今日15万いいね集めたお味噌汁の投稿にDXの答えがありました…」
→ AIやITで2時間を3分にするのは手抜きじゃない
→ 余った時間で相手と向き合う、価値を生むためのプロの技
- インスピレーションでバズ投稿を発見(フィルター活用)
- スクレイピングで100〜1000件のデータを一括収集
- GeminiにCSV丸投げで傾向分析
- 自社業界に便乗できるネタを抽出
- 大喜利形式でオリジナル投稿を作成
- ショート動画スクリプトまで自動生成
💡 大喜利感が今まで人間が考えていたが、AIがいい線をついてくる時代に!
ネタに困ったら、バズ投稿 × 自社ビジネス で大喜利を仕掛けてみよう
生成AIによる動画・音声・スライド・カルーセル・図解による解説は無料
動画解説
https://www.youtube.com/watch?v=mSECHnmr8v4
音声解説
https://www.youtube.com/watch?v=n8DKFr95lHU
スライド解説
https://www.youtube.com/watch?v=INBBFRprKL0
スライド
https://www.docswell.com/s/6534747/ZM6E1G-2025-12-19-122522
漫画解説
https://www.youtube.com/watch?v=qbN94Q6xwLQ
カルーセル解説
https://www.instagram.com/p/DSbe01Wj4NS/
漫画

インフォグラフィック解説

マインドマップ

XのCreator Studioツール「インスピレーション」使い方と生成AI活用
XのCreator Studio新機能「インスピレーション」は、24時間・7日・30日間でいいね数やリプライ数などが多い投稿をランキング形式で閲覧できるツールです。スクレイピングツールで人気投稿を大量収集し、CSVデータをGeminiに投げることで、トレンド分析が可能になります。さらに自社のURLを入力すれば、バズ投稿を自社ビジネスに結びつける「大喜利」的なSNS投稿案をAIが自動生成してくれます。業界を問わず、流行ネタに便乗した販促コンテンツ作成に活用できる手法です。

- はじめに
- Xの新機能「インスピレーション」とは?基本操作を徹底解説
- 従来のトレンド検索との違いと海外バズの活用法
- スクレイピングツール×Geminiで投稿を自動分析する方法
- ビジネスに活かす「大喜利投稿術」の実践テクニック
- おわりに
- よくある質問(Q&A)
はじめに
「毎日SNSに何を投稿すればいいか分からない…」「トレンドに乗りたいけど、どうやって見つければいいの?」そんな悩みを抱えているビジネスパーソンやSNS担当者の方は多いのではないでしょうか。
実は、先日にXから画期的な新機能がリリースされました。それが「Creator Studio」の中にある「インスピレーション」という機能です。この機能を使えば、今まさにバズっている投稿をリアルタイムで確認できるだけでなく、いいね数・リプライ数・ブックマーク数など、様々な指標でフィルタリングすることができます。
さらに本記事では、このインスピレーション機能を単に眺めるだけではなく、スクレイピングツールを使って大量のバズ投稿を収集し、それをGemini(Google AI)に分析させることで、あなたのビジネスに最適化されたSNS投稿のネタを自動生成する方法をご紹介します。
「AIを使った効率的なSNSマーケティング」に興味がある方は、ぜひ最後までお読みください。明日からすぐに実践できる具体的なテクニックが満載です。
Xの新機能「インスピレーション」とは?基本操作を徹底解説
Creator Studioへのアクセス方法
まず、XのCreator Studioの「インスピレーション」機能についてご説明していきます。スマホのアプリの方が分かりやすい画面が出ていたので、その画面で説明していきたいと思います。
スマホでXを開くと、画面の左のメニューに「Creator Studio」というものが一番下にあります。ここに進んでいきましょう。
そうすると、このページの上から「プログラム」というものと「ツール」と「サポート」が表示されます。真ん中の「ツール」の中に「インスピレーション」と書いてあって、右に「NEW」と表示されています。これが新しい機能になっているわけです。NEWを押していきましょう。

インスピレーション機能の初期画面
「インスピレーション」を押すと「インスピレーションへようこそ」という画面が表示されます。ここには「Xでトップパフォーマンスのコンテンツを発見しましょう。クリエイティブなインスピレーションのための新しいハブはここから始まります」というメッセージが出ています。
エンゲージメントの種類でフィルター
次へ進むと「エンゲージメントの種類でフィルター」という説明が表示されます。ここでは「最もいいね」「リプライ」「引用」「ブックマーク」「シェア」または「動画の視聴回数」を得ているものを確認することができます。
期間の設定機能
続いて期間の設定についてです。過去24時間(1日間)のものと7日間のものと30日間のトレンドを閲覧することができます。つまり、直近でバズっている投稿から、1ヶ月間で人気のあった投稿まで、幅広い期間で確認できるということです。

国または言語で絞り込む機能
「国または言語で絞り込む」という機能もあります。言語をタップして、最も重視するオーディエンスに結果をカスタマイズすることができます。日本のデータなのか、アメリカのデータなのか、といった絞り込みができるようになっています。

カスタマイズされたフィードの探索
「カスタマイズされたフィードを探索」という機能では、選択したフィルターに基づいて、トップパフォーマンスのコンテンツをスクロールして確認できます。これで「開始する」を押してもらうと、晴れて最初の画面に行くことができます。
ここにありますように、順番に見ていくことができるのですが、ではこれでどうやって活用していくかということを、これから紹介していきたいと思います。
従来のトレンド検索との違いと海外バズの活用法
パソコン版での詳細操作
ではまずパソコンで大きい画面の方で説明していきます。
パソコン版では、左のメニューのCreator Studioの方でインスピレーションに行ってみましょう。そうすると今、これ24時間以内に最もいいねがあったものから順番に表示されます。リプライ、引用、ブックマーク、シェア、または動画の視聴回数でスクロールして出てくるので、これは結構便利です。
従来の「話題を検索」との違い
今までは左メニューの「話題を検索」みたいな形のところで、「トレンド」というものを見ていたわけです。「おすすめ」というものと「トレンド」とかを見ていただけだったのですが、これだとハッシュタグとかキーワードとかのランキングができているので、言葉のトレンドを見ていくのはいいのですが、投稿のトレンドって分からなかったんですね。
つまり、どんなキーワードが流行っているかは分かっても、具体的にどの投稿がバズっているかは分からなかったということです。
Yahooリアルタイム検索との比較
そういうのを見る場合は大体、今まではYahooのリアルタイム検索を使っていました。Yahooのリアルタイム検索というサイトの方に行ってもらうと、ここのところに急上昇ワードとか人気のポストとか出てくるので、こうやって見ることはできたのです。
しかし、こうしなくてもX側でも見れるようになったということですね。
Yahooのリアルタイム検索も全部出てくるわけではないので、この人気のポストが全て出るわけではありません。いいね数とかリツイート数とかこういう風には出てこないわけなので、今回のインスピレーション機能はかなり細かく出るということです。

インスピレーション機能の指標一覧
Creator Studioのインスピレーションに戻してみましょう。今お話した通りです。
- 「最もいいね」
- 「最も返信が多いもの」
- 「最も多く引用されたもの」
- 「最も多くのブックマーク」
- 「最も多く共有されたもの」(つまりリポストされたもの)
- 「最も多くのビデオ視聴された回数のもの」
これらで表示され、期間設定もできるので、これは非常に便利な機能です。
海外トレンドの確認とGrokによる自動翻訳
ちょっと先に話をしておきますが、これはデフォルト設定が今日本になっているのですが、この日本のところを選択しますと、当然海外とか言語とかに変えて調べられるわけです。
これって我々は要らないじゃんと思うかもしれませんが、ここからが実は便利なんです。
例えばこれでイギリスを選んだとしましょう。そうしましたら、もうGrokさんが勝手に翻訳してくれているので、パッと見た感じでは全部日本語のコンテンツみたいにちゃんと文字が翻訳されているわけです。
なので、これで見ていって、画像のものはちゃんとそれで分かるし、動画の中身の音声はまだ日本語になっていないと思うのですが、でもこれはいずれはAIによる自動翻訳が入ってくると思います。
分析する上で海外で何がバズっているかみたいなことも実は探すことはできるというのは、結構面白いかなと思いますね
スクレイピングツール×Geminiで投稿を自動分析する方法
大量のバズ投稿を効率的に収集する
ここからどうするかということなのですが、もちろんこの中でいいねの多かった投稿とか上から順番にスクロールして見ていくというのもいいのですが、さすがにこれをやっていくのは100件とか分析するのはきついですよね。
どうするかと言うと、ここからがポイントです。スクレイピングツールを使います。
スクレイピングツールの操作方法
スクレイピングツールを使いまして、ボタンをポチッと押してもらうと、勝手に自動でデータが収集されていきます。ちょっとだけ画面の関係で小さくしておきますが、今こっち側が選ばれた状態になっているので、ここで「スクロールダウンしてください」というのを選んでもらって、「スクレイピングを開始」を押してもらいます。
そうすると、もう自動的にスクレイピングが始まっていくわけです。
そしてもうこれ、何十件でも何百件でも一応取れちゃうんですね。なので、これで例えば100件とか1000件とかという風に取っていくと、24時間以内にどういうポストが人気があったかみたいなことが分かります。
スクレイピングの注意点
ただし、これはテキストベースで取っているので、画像とか動画に関しては取れないという制限があります。あとはこのリンク先にたどって、投稿の文章から判断するしかないというのはあるのですが、ただ文字情報が分析できるというのは結構大きいです。

データのダウンロードと形式
これで今80件ぐらいちょっと取ってみたのですが、そうするとダウンロードしますね。これでCSVか何かで書き出すということをしていくわけです。
実際に出したものがあるのですが、それをちょっと紹介したいと思います。こんな形でExcelになっていますが、元はCSVになった形で出てきます。そうするとここにアカウント名が出たりとか、IDが出たりとかしていくわけです。

Geminiへのデータ投入
今回大事なのはここのテキストの部分です。本文に書かれている内容のものがこのように1つの列で入っているので、この部分を分析していけばいいわけなのですが、今回はもう丸投げします。これとりあえずファイルごと丸投げしちゃいます。
どうするかと言うと、この内容をGeminiに突っ込みます。Geminiに今のCSVをそのまま突っ込んで、例えば「24時間のXでいいねの多かった投稿を見て5つの視点で分析して」みたいな形で例えば言ってみます。

Geminiによる分析結果
そうすると分析をしてくれます。例えばこの投稿の傾向からするとこんな感じですね、ということで、以下のような分析結果が出てきます。
- コンテンツの傾向として「日常の喜怒哀楽への共感」
- 「感情の揺れ幅とフック」
- 「テキストの物語性」
- 「視覚的なインパクト」
- 「季節感のもの」
このようなカテゴリーでバズっている投稿の傾向を教えてくれます。
ただ、これは一般的な傾向として見ていくのはこれでいいと思うのですが、ここからは大事な話で、ではこれをどうやってビジネスに生かすのかという話なんですね。

ビジネスに活かす「大喜利投稿術」の実践テクニック
自分の業界に関連する投稿を抽出する
例えば「AIに関連する投稿を抜き出してみて」と言ってみましょう。ただ、私はAIとしましたけど、皆さんだったら自分たちの業界に関する投稿があったら抜き出してみて、みたいな感じで言ってもらうと、それがピックアップされて出てくると思います。
ただし、AIに関すること言ってみたら、残念ながらAIに関することはありませんでした、という風になっているので、だからこれ投稿100件見た中でAIに関していいねが多かったものはないということになるわけです。

世の中の現実と自社の市場のギャップを知る
だから私ら生成AI業界にいると、なんかAIの投稿ばっかり見ているので、それがいいね多いんかなと思ってるけど、トータルで見ると全然違うということは分かるんですね。だから世の中の現実と、自分たちの会社でどんなに違うか、市場でどんな違うかということがよく分かるんです。
これがあるんだったらいいんだけど、なかなかこういうエンタメ業界とかみんなの万人受けするような商売じゃなければなかなか投稿が出てこないと思います。そこでここからどうするかという話なんですが。
便乗ネタの自動提案機能
「以下のような商売をしてる人が便乗すべきネタありますか?」と自社のHPのURLを入れます。そうすると、こんな形で「横田さんという人はITコンサルタントでSNSとかAI活用の専門家」という風に勝手にURL先を判断してくれますけど、「このビジネスモデルからすると、こういうことしたらいいんじゃないでしょうか」ということで出てくるわけです。

実例①:料理の投稿からビジネス効率化の話題へ
例えば元ネタが「残業後にパっと作った料理を息子に感謝された投稿」ということで、「母はいつもすごい」ということで、自分はすごい時間かかってやってる調理実習なのに、お母さんはパっと料理作ってくれてすごいよ、みたいな話があったとします。
これを本日の切り口として「なぜ我々はAIやITで仕事を効率化すべきなのか」という哲学的なメッセージに繋げます、ということで提案が出てきます。
「2時間かかる調理実習、手作業の価値を理解しつつ、母ちゃん=プロ、効率化された技術を使って数分で美味しいものを作れる凄さをビジネスの効率化やツール活用に例えます」ということで、「時短は手抜きではなくて、卓越したスキルとツールの結晶。バズとして家族を大切にしたいと感じた」といった感じにするのです。
リツイートして引用してしまってもいいと思うんですけど、このような形にするという方法があるわけですね。

実例②:深夜フェスの投稿から非日常体験の提案へ
他にもこの元ネタが紀伊國屋書店の深夜のフェスの告知に対して、同じようにこれを生かした形で、「DXの究極の効率化の先にある非日常の体験の提供、あなたのビジネスであえて夜だけ何かするみたいな招待制の裏側作れないか」みたいな形の投稿するとか、いう形で案が出てくるのです。

大喜利投稿術とは
なので、私がよく言っている大喜利と言われている、その今流行っているツイートのハッシュタグとかキーワードに対して、そのキーワードを絡めて大喜利しましょうという話を私よく言うんですけど、こういうこともAI使うとネタを考えてくれるということはできますよね。これなかなか面白いなと思いました。
ショート動画スクリプトへの展開
さらにはここにGeminiさんから提案で、「この内容をショート動画やTikTokのスクリプトとして作成しましょうか?」と聞いてきたので、なるほどと思ったのでお願いしました。
ということで、そうするとこれをショート動画に変えてくれるわけですね。例えば以下のようなスクリプトです。
「仕事の効率化、間違えてませんか?今日15万いいね集めたお味噌汁の投稿にDXの答えがありました。とあるお母さんの投稿、残業後にパっと作った夕食、息子さんが『調理実習では2時間かかったのに、お母さんは一瞬で美味しいのを作るのか』と感謝した話です」
「これビジネスでも同じです。AIやITツールで2時間を3分にするのは手抜きじゃない。余った時間で相手と向き合ったり、楽しい価値を生むためのプロの技なんです。効率化=冷たいと思ってるのではDXは成功しません」
「あなたの会社のその作業、まだ2時間かけてますか?3分に短縮して、もっと大事なことに時間を使いましょう。具体的なツールはプロフィール欄から」
このような1分の動画スクリプトが作成されます。今度これさっきの深夜の本屋のフェスの話なんかも同じようにできますね。これなるほどなと思いました。だからこういう使い方もあると思います。

業種別の活用例:工務店の場合
あとは例えばこんな感じ、「工務店だったらどう便乗すればいいですか?」というふうに言うと、工務店向けの提案が出てきます。
「電車のキャリーケーストラブル」という投稿ネタから、「狭い場所での場所取り」とかというので、イライラしてるみたいなことがあって、「外でのストレスを家に入る前にリセットしたいですよね。玄関にキャリーケースやベビーカーをさっと置ける土間収納があれば、家の中にイライラを持ち込まずに済みます」という提案が出てきます。
バズっている「キャリーケース」というキーワードを使って「外の窮屈さ VS 家のゆとり」を比較するビフォーアフターを添えるみたいなことですね。
さっきのお母さんの料理の話だったら、「お子さんの言葉に泣けます。プロのようなパっと料理を支えるのは、実はお母さんの腕だけではなくて、キッチンの導線かもしれません。このような導線を減らす設計が家族との時間を作ります」ということで、時短キッチン、家族の使い勝手のいいキッチン写真なんかを投稿するというものが出ました。
AIを活用した大喜利投稿のすすめ
だからこういうね、この大喜利感が今まで人間が考えてたんだけど、なかなかいい線をついてきてるのが今のAIじゃないかなと思うので、ネタに困った方は今みたいな形で大喜利を仕掛けてみるというのはお勧めしたいなという風に思いますね。
これ結構面白いですよね。これ自分たちの業界に当てはめて考えてもらうと面白いんですよ。だからこれ人の話を聞くんじゃなくて、自分の商売だったらどうしたらいいの?って聞いてもらうと、ちゃんと当てはめてAIが考えてくる。
もちろんこれ元投稿が100ツイートを今スクレイピングしましたので、その中から自分の業界にあったものをピックアップしてくれるわけなんで、こういう使い方はあるんじゃないかなと思いますね。
おわりに
今回は、Xの新機能「Creator Studio インスピレーション」の使い方から、スクレイピングツールとGeminiを組み合わせた高度なSNS販促テクニックまでをご紹介しました。
従来のトレンド検索では「キーワード」のランキングしか分かりませんでしたが、インスピレーション機能を使えば「実際にバズっている投稿そのもの」を、いいね数・リプライ数・ブックマーク数など様々な指標で確認できるようになりました。さらに、Grokによる自動翻訳機能のおかげで、海外でバズっているコンテンツも日本語で確認できるという大きなメリットがあります。
そして最大のポイントは、スクレイピングツールで大量のバズ投稿を収集し、GeminiなどのAIに分析させることで、自分のビジネスに最適化された「便乗投稿」のアイデアを自動生成できるということです。これにより、今まで人間が頭を悩ませていた「大喜利的な投稿ネタ探し」をAIに任せることが可能になりました。
ぜひ今回紹介した方法を参考に、Xのインスピレーション機能、つまりまさに私の会社の名前の「イーンスパイア」を使って、皆さんのビジネスやSNS販促に活用してみてください。
よくある質問(Q&A)
Q1. Creator Studioのインスピレーション機能は誰でも使えますか?
A1. はい、基本的にXのアカウントを持っていれば誰でも使用できます。スマホアプリの場合は左メニューの一番下にある「Creator Studio」から、パソコン版でも同様に左メニューからアクセスできます。「ツール」の中にある「インスピレーション」を選択してください。
Q2. スクレイピングツールは具体的にどのようなものを使えばいいですか?
A2. ブラウザの拡張機能として提供されているスクレイピングツールを使用します。代表的なものとしては「Instant Data Scraper」や「Web Scraper」などがあります。これらをインストールして、インスピレーション画面でスクロールダウンを選択し、スクレイピングを開始するだけで自動的にデータを収集できます。
Q3. 画像や動画の投稿もスクレイピングできますか?
A3. 残念ながら、スクレイピングで取得できるのはテキストベースの情報のみです。画像や動画そのものは取得できません。ただし、投稿のURLは取得できるので、気になる投稿があればリンク先で確認することは可能です。テキスト情報だけでも十分な分析が可能です。
Q4. Gemini以外のAIでも分析できますか?
A4. はい、ChatGPTやClaudeなど、ファイルをアップロードして分析できるAIであれば同様の分析が可能です。CSVファイルを読み込んで、「この投稿データを分析して」「私の業界に関連するネタを抽出して」といったプロンプトを入力すれば、同じような結果を得ることができます。
Q5. 自分の業界に関連するバズ投稿が見つからない場合はどうすればいいですか?
A5. 直接関連する投稿がなくても問題ありません。Geminiに自社のホームページURLを伝えて「この商売をしている人が便乗すべきネタはありますか?」と質問すれば、バズっている投稿の中から自社ビジネスに紐づけられるアイデアを提案してくれます。一見関係なさそうな投稿でも、切り口次第でビジネスに活用できることが多いです。
詳しくは15分の動画で解説しました。
https://www.youtube.com/watch?v=4eKr79-y3uQ
0:00 👋 導入・Xのインスピレーション機能紹介
1:01 📱 スマホアプリでの操作方法
2:06 ⚙️ フィルター機能の詳細(期間・言語設定)
3:12 💻 PC画面での使い方・Yahooリアルタイム検索との比較
4:14 🌍 海外データの自動翻訳機能
5:21 🔧 スクレイピングツールでデータ収集
6:29 📊 CSVダウンロードとデータ活用
7:35 🤖 GeminiでのAI分析(投稿傾向の把握)
8:44 💼 自社ビジネスへの活用方法
9:47 💡 便乗ネタの自動生成(ITコンサル例)
10:56 🎬 ショート動画・TikTokスクリプト作成
13:06 🏠 工務店での活用例(大喜利的発想)
14:12 ✨ まとめ・インスピレーション×生成AIの可能性
上記の15分の動画はYouTubeメンバーシップの
デイリー会員(190円/月)に限定公開しています。
詳しくは以下をご覧ください。
https://yokotashurin.com/youtube/membership.html
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XのCreator Studioツール「インスピレーション」使い方と生成AI活用

💡 インスピレーション XのCreator Studio内に新設された機能で、いいね・リプライ・ブックマーク・シェア・動画視聴数などのエンゲージメント別に、トップパフォーマンスの投稿を発見できるツールです。期間や国・言語でフィルタリングでき、海外のバズ投稿もGrokが自動翻訳してくれるため、グローバルなトレンド分析が可能です。
🔧 Creator Studio Xが提供するクリエイター向けの総合管理ツールです。プログラム・ツール・サポートの3つのカテゴリで構成され、インスピレーション機能もこの中に含まれています。スマホアプリでもPCでもアクセスでき、コンテンツ分析やトレンド把握に役立ちます。
🤖 スクレイピングツール Webページから自動的にデータを収集するツールのことです。インスピレーション画面でボタンを押すだけで、人気投稿を数十件から数百件まで自動取得できます。テキストデータをCSV形式で書き出し、後続のAI分析に活用します。
📊 CSV Comma Separated Valuesの略で、カンマ区切りのテキストファイル形式です。スクレイピングで収集した投稿データをこの形式で出力し、ExcelやAIツールに読み込ませることで、大量の投稿を一括分析できるようになります。
✨ Gemini Googleが開発した生成AIで、CSVファイルをそのまま読み込んで分析できます。投稿の傾向分析、業界別のピックアップ、自社ビジネスへの活用アイデア提案など、多角的な分析を自然言語で依頼できる点が特徴です。
🎯 大喜利 流行しているハッシュタグやキーワードに便乗して、自社の商品やサービスに結びつけた投稿を作る手法のことです。バズっている話題を起点に、業界や業種に合わせたオリジナルの切り口で発信することで、注目を集めやすくなります。
🌍 Grok翻訳 X内蔵のAI「Grok」による自動翻訳機能です。インスピレーションで海外の投稿を閲覧する際、テキストが自動的に日本語に翻訳されるため、言語の壁なく世界中のトレンドを把握・分析できます。
📈 エンゲージメント いいね、リプライ、引用、ブックマーク、シェア、動画視聴など、投稿に対するユーザーの反応の総称です。インスピレーション機能では、これらの指標別にフィルタリングして人気投稿を発見できます。
🏠 便乗マーケティング トレンドやバズ投稿のネタを自社ビジネスに結びつける販促手法です。例えば料理の時短投稿から「DXによる業務効率化」へ、キャリーケースのトラブル投稿から「玄関収納の提案」へと展開するなど、異業種でも応用可能です。
🎬 ショート動画スクリプト Geminiは分析結果をもとに、TikTokやショート動画用の台本も自動生成できます。バズ投稿のネタを起点に、自社のメッセージを織り込んだ1分程度の動画構成を提案してくれるため、SNS販促のコンテンツ制作が効率化されます。
XのCreator Studioツール「インスピレーション」使い方と生成AI活用

はじめに:なぜあなたの投稿は「身内」にしか届かないのか?
SNSを運用していると、多くの人が共通の課題に直面します。それは「投稿ネタが尽きてしまうネタ切れ」と、どれだけ発信しても「いいね」やコメントが身内だけで盛り上がっているように感じる「エンゲージメントの壁」です。専門分野について発信すればするほど、世間の関心とズレていってしまう感覚に陥ったことはないでしょうか。

このガイドでは、その壁を打ち破るための新しい思考法として「SNS大喜利」というコンセプトを紹介します。これは、世間で流行している(バズっている)一見無関係なトピックを、自社のビジネスや専門分野の投稿ネタへと創造的に変換する発想法です。
このガイドを最後まで読めば、AIを「相方」にして無限に投稿ネタを生み出す具体的なステップと、その思考法の核心が手に取るように理解できるでしょう。
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次のセクションでは、この「大喜利」という考え方をより深く掘り下げていきます。
1. 「SNS大喜利」とは何か?―単なるトレンド追従との違い
「SNS大喜利」の本質は、単に流行のキーワードを投稿に入れることではありません。それは、「流行トピックの背景にある人々の感情や文脈を読み解き、自社のメッセージと結びつける創造的な作業」です。表面的なキーワードだけを追うのではなく、なぜその投稿が人々の心を動かしたのか、その「物語」を深く理解し、自社の文脈に接続するのです。
従来のトレンド活用とSNS大喜利の違いは、以下の表で明確になります。
| アプローチ | 手法 | 目的 | 結果 |
| 従来のトレンド活用 | 流行のハッシュタグやキーワードを投稿に含める | 検索での露出を増やす | 一時的に注目されるが、関連性が薄く忘れられやすい |
| SNS大喜利 | 流行の投稿の物語や感情を自社の文脈に繋げる | 読者の共感を得て、深い関係性を築く | 読者に「なるほど!」という発見を与え、記憶に残りやすい |
この手法は、AIや工務店といった専門分野と、世間一般の関心事との間にあるギャップを埋めるための、非常に強力な「架け橋」となります。
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では、この「大喜利」をAIを使って実践するには、具体的にどうすればよいのでしょうか。その3つのステップを見ていきましょう。
2. AIを活用した「SNS大喜利」実践3ステップ
ここでは、具体的なツール名を挙げながら、アイデア生成のプロセスを3つのステップに分けて解説します。
ステップ1:本物のトレンドを発見する(情報収集)
まず、X(旧Twitter)のCreator Studio内にある新機能「インスピレーション」を活用します。このツールは、従来のトレンド分析手法とは一線を画す、まさにゲームチェンジャーです。

従来の方法、例えばXの「トレンド」機能ではキーワードやハッシュタグのランキングしか見られず、Yahooリアルタイム検索も詳細な分析には限界がありました。しかし「インスピレーション」は、抽象的なキーワードではなく、実際に高いエンゲージメントを獲得した投稿そのものを発見・分析できる点で決定的に優れています。
• フィルター機能: 「いいね」「リプライ」「ブックマーク」など、エンゲージメントの種類で投稿を絞り込めます。これにより、人々の心を動かした投稿の具体的な内容が分かります。
• 期間設定: 過去24時間、7日間、30日間と期間を設定し、短期から中期のトレンドを追跡できます。
• 海外トレンド分析: 国や言語を切り替えることで、海外でバズっている投稿内容を調査できます。Grok(XのAI)が自動で翻訳してくれるため、日本語で海外のトレンドを直感的に把握することが可能です。

ステップ2:トレンド情報をデータ化する(情報整理)
「インスピレーション」で見つけた人気の投稿を、一件ずつ手作業で分析するのは非効率です。そこで、スクレイピングツールを使って、人気投稿のテキスト情報を一括で抽出し、CSVファイルとしてダウンロードします。

このステップの目的は、AIが分析しやすいように、大量のテキスト情報を整理整頓することにあります。手作業では不可能な100件や1000件といった規模の投稿データを瞬時に収集し、分析の土台を整えることができます。ただし、一つ注意点があります。これらのツールは主にテキストデータを抽出するため、画像や動画の内容は直接取得できません。投稿の文章から文脈を判断する必要があります。

ステップ3:AIでアイデアを生成する(大喜利の実践)
ここからが本番です。AIツール(例:Gemini)に、ステップ2で作成したCSVファイルをアップロードし、以下の流れで「大喜利」を依頼します。

1. 全体傾向の把握 まず、「このデータから投稿の傾向を5つの視点で分析して」のように、大まかな分析を指示します。これにより、AIに現在のトレンドの全体像を掴ませます。
2. 直接関連の確認 次に、「(自社の業界、例:AI)に関連する投稿を抜き出して」と指示します。多くの場合、専門的な業界の投稿は上位に現れません。これにより、「自分たちの常識」と「世間の関心」とのズレを客観的に認識できます。
3. 大喜利の依頼 関連投稿がなかったことを確認したら、いよいよ「大喜利」のお題を投げかけます。「(自社のHPのURLを提示し)このような商売をしている私が便乗すべきネタはありますか?」と問いかけ、AIに無関係に見えるトレンドと自社ビジネスとの間に、創造的な接続点を見つけさせるのです。

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言葉だけではイメージが湧きにくいかもしれません。次に、このステップを経てAIが生み出した驚くべき「大喜利」の具体例を見ていきましょう。
3. AIが生み出す「大喜利」投稿アイデア具体例
AIは、一見すると全く関係のないトレンドから、驚くほど的確なビジネスの切り口を発見してくれます。

事例1:「母の時短料理」から「ITによる業務効率化」へ
元ネタ: 「残業後に母がパッと作った料理を息子が絶賛。『調理実習では2時間かかったのに』という投稿。」 大喜利の切り口: 「2時間かかる作業」と「プロが数分でこなす作業」の対比を、ビジネスにおける手作業とツール活用の関係に置き換える。 投稿アイデア: 「なぜ我々はITで仕事を効率化すべきか?時短は手抜きではなく、卓越したスキルとツールの結晶です。母の料理が愛情の証であるように、効率化で生まれた時間で顧客と向き合うことこそがプロの証です。」という哲学的なメッセージを発信する。

事例2:「深夜の書店イベント」から「DXが生む特別体験」へ
元ネタ: 「紀伊國屋書店の深夜フェスの告知投稿。」 大喜利の切り口: 日常業務の効率化(DX)の先にある「非日常的な特別体験の提供」という価値に繋げる。 投稿アイデア: 「あなたのビジネスで、あえて夜だけ開催するような招待制の特別イベントは作れませんか?DXのゴールは効率化だけでなく、顧客に特別な体験を届けることです。」と問いかける。

事例3:【工務店編】1つのバズから生まれる複数のアイデア
元ネタ1: 「電車内でのキャリーケースの置き場を巡るトラブル投稿。」 大喜利の切り口: 「外のストレス(窮屈さ)」と「家の安らぎ(ゆとり)」を対比させ、住宅の価値に繋げる。 投稿アイデア: 「外でのストレスを家に持ち込まない工夫。玄関にキャリーケースをさっと置ける土間収納があれば、心のゆとりが生まれます。『外の窮屈さ vs 家のゆとり』をテーマに、ビフォーアフターを添えて投稿する。」
元ネタ2: (事例1と同じ)「母の時短料理の投稿。」 大喜利の切り口: プロの料理を支えるのは腕前だけでなく「環境」である点に着目し、キッチンの設計に繋げる。 投稿アイデア: 「お子さんの言葉に泣けます。プロのような時短料理を支えるのは、お母さんの腕だけではなく、キッチンの『動線』かもしれません。無駄のない設計が、家族との大切な時間を作ります。」と語りかけ、使い勝手の良いキッチン写真を投稿する。

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これらのアイデアは、テキスト投稿だけに留まりません。AIはさらに一歩進んだ提案もしてくれます。
4. アイデアをコンテンツへ:ショート動画への展開
AI(Gemini)は、テキストのアイデアを生成した後、「この内容をショート動画のスクリプトとして作成しましょうか?」と能動的に提案してくることがあります。
例えば、事例1の「母の時短料理」のアイデアは、以下のような1分間の動画シナリオに変換されました。
動画スクリプト(冒頭例): 「仕事の効率化、間違えてませんか?今日15万いいねを集めた『お味噌汁』の投稿に、DX成功の答えがありました。…(中略)…AIやITツールで2時間を3分にするのは手抜きじゃない。余った時間で価値を生むためのプロの技なんです。あなたの会社のその作業、まだ2時間かけてますか?」
この機能は一度きりの偶然ではありません。AIは「深夜の書店イベント」のアイデアについても同様に動画化を提案しており、汎用性の高い機能であることがわかります。
このように、たった一つの「大喜利」アイデアから、テキスト投稿、ショート動画など、複数の形式のコンテンツへと展開できる可能性が広がります。

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最後に、この「SNS大喜利」という考え方を、あなたのビジネスに活かすための心構えをまとめます。
結論:AIを「創造的な相方」にして、SNS発信を革新しよう
このガイドで解説した「SNS大喜利」メソッドの要点は、Xの「インスピレーション」で世間のリアルな関心事を掴み、AIを使って自社の文脈へと創造的に繋ぎ変える、というものです。
このアプローチがもたらす最大の価値は、「自分の業界の常識」と「世間一般の感覚」の間に存在するズレを正確に認識し、その間に共感の橋を架けられる点にあります。

ぜひ、あなたもAIにこう問いかけてみてください。 「あなた自身のビジネスなら、今日のトレンドとどう繋げられるだろうか?」
AIを単なる作業ツールとしてではなく、アイデア出しの「創造的な相方」として活用することで、あなたのSNS発信は、きっと多くの人の心に届くものへと変わっていくはずです。

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