情報リテラシー論10ショート動画とライブ配信’24長岡造形大学
金魚でも分かる!(笑)
生成AI超入門セミナーの
イーンスパイアの横田です。
https://www.enspire.co.jp
さて、本題です。
恒例の長岡造形大学で行う
情報リテラシー論の講義が
今年も後期から始まりました。
https://www.nagaoka-id.ac.jp/about/academics/curriculum/liberal-arts/
ショート動画とライブ配信として
第10回目の講義を行ってきました。
https://www.youtube.com/watch?v=BsAO4kXiVFw
情報リテラシー論がある長岡造形大学
情報リテラシー論10ショート動画とライブ配信’24長岡造形大学
長岡造形大学での情報リテラシー論第10回の講義内容について解説。主にニコニコ動画の歴史と特徴、ショート動画やライブ配信の発展について説明。ニコニコ動画のコメント機能の革新性や、スマートフォン対応の遅れによる影響、2024年のサイバー攻撃の影響などを解説。また、YouTubeやSNSでのライブ配信サービスの進化、24時間365日のライブ配信の事例なども紹介した。
情報リテラシー論10ショート動画とライブ配信’24長岡造形大学
超要約1分ショート動画こちら↓
https://www.youtube.com/shorts/ZqydC1WSiGA
情報リテラシー論10ショート動画とライブ配信’24長岡造形大学
- はじめに
- ニコニコ動画の歴史と影響
- 動画技術の進化とショート動画の台頭
- 音楽配信プラットフォームの変遷
- ライブ配信サービスの展開
- まとめ
- よくある質問(Q&A)
はじめに
デジタルメディアの世界は、ここ数年で劇的な変化を遂げています。特に動画コンテンツの形態は、長尺の動画からショート動画へ、一方通行の配信からインタラクティブなライブ配信へと、私たちのコンテンツ消費スタイルを大きく変えてきました。本日は、長岡造形大学の情報リテラシー論第10回目の講義として、これらの変化の背景や影響について、実例を交えながら詳しく解説していきたいと思います。技術の進化とともに、私たちのコミュニケーション方法も進化を続けています。その中で、創造性とテクノロジーがどのように融合し、新しい表現方法を生み出しているのか、一緒に考えていきましょう。
ニコニコ動画の歴史と影響
ニコニコ動画は、日本のインターネット文化に大きな影響を与えたプラットフォームです。当初はYouTubeの動画にコメントを付けるサービスとして始まり、その後独自の動画プラットフォームへと発展しました。
特筆すべき点として、以下が挙げられます:
- 2007年当時、YouTubeの再生回数ランキング上位はすべてニコニコ動画経由の動画だった
- 2008年に生配信サービスを開始
- フラッシュプレイヤーの使用継続が課題となった
- スマートフォン対応の遅れが致命的な問題に
- 2024年の大規模サイバー攻撃による影響
現在は、ソニーによる買収の可能性が報じられており、新たな転換期を迎えています。
動画技術の進化とショート動画の台頭
動画技術の進化により、様々な表現方法が可能になりました:
- スローモーション動画
- タイムラプス
- 逆再生
- 画面収録機能の一般化
特に2016年以降、スマートフォン時代を象徴するプロモーションビデオの登場や、Instagram Storiesの開始など、短時間で消費できるコンテンツの需要が高まっています。
音楽配信プラットフォームの変遷
音楽配信の世界でも大きな変化がありました:
- TuneCoreによる個人配信の容易化
- ボーカロイド楽曲の配信プラットフォーム対応
- ショート動画との連携による新たな音楽プロモーション手法の確立
ライブ配信サービスの展開
ライブ配信サービスの歴史と発展:
- 2007年:USTREAM開始
- 2008年:ニコニコ生放送開始
- 2010年:ツイキャス開始
- 2016年:主要SNSプラットフォームがライブ配信機能を実装
- 2024年:InstagramがPCからのライブ配信に対応
特筆すべき点として、ツイキャスの早期スマートフォン対応が成功要因となった一方、ニコニコ生放送のスマートフォン対応の遅れが影響を与えました。
まとめ
動画配信プラットフォームの進化は、私たちのコンテンツ消費スタイルを大きく変えてきました。特に以下の点が重要です:
- ユーザー参加型のコンテンツ制作の普及
- スマートフォン対応の重要性
- リアルタイムコミュニケーションの価値向上
- プラットフォーム間の競争と差別化
よくある質問(Q&A)
Q1: ニコニコ動画のコメント機能は他のプラットフォームと何が違うのですか?
A1: 動画に直接コメントが流れる「弾幕」システムにより、視聴者同士が同じ時間軸で感想を共有できる独自の機能を持っています。
Q2: なぜスマートフォン対応の遅れが致命的だったのですか?
A2: モバイルファーストの時代において、ユーザーの多くがスマートフォンでコンテンツを消費するようになり、PC中心のサービス設計では若年層の取り込みが困難になったためです。
Q3: ライブ配信でのコンテンツ制作における注意点は何ですか?
A3: 配信者の安全確保、著作権への配慮、視聴者とのコミュニケーションバランスの維持が重要です。
Q4: 短尺動画が人気な理由は何ですか?
A4: 短時間で消費できる手軽さ、アルゴリズムによる効率的なコンテンツ推薦、クリエイターの参入障壁の低さが主な理由として挙げられます。
Q5: 動画プラットフォームの今後の展開はどうなると予想されますか?
A5: AIとの融合、メタバース対応、さらなるインタラクティブ性の向上、eコマースとの統合が進むと予想されます。
詳しくは15分の動画で解説しました。
https://www.youtube.com/watch?v=xA34LSfHnSQ
0:00 📱 導入部分
1:04 🎥 ショート動画とライブ配信の概要
2:08 📜 ニコニコ動画の歴史と進化
3:12 💻 ニコニコ動画の課題と影響
6:26 🔗 ショート動画の進化と音楽の関係
8:35 📱 スマホ対応とライブ配信の競争
10:43 🌐 24時間ライブ配信の歴史
11:47 🎬 アンパンマンの映画と感動ポイント
13:54 📊 視聴者の思い出とニコニコ動画の影響
上記の動画はYouTubeメンバーシップのみ
公開しています。詳しくは以下をご覧ください。
https://yokotashurin.com/youtube/membership.html
YouTubeメンバーシップ申込こちら↓
https://www.youtube.com/channel/UCXHCC1WbbF3jPnL1JdRWWNA/join
🎥 ニコニコ動画
動画共有プラットフォームの草分け的存在。コメントが画面上を流れる「弾幕」機能が特徴で、視聴者同士のコミュニケーションを可能にした革新的なサービス。
📱 スマートフォン対応
各種動画・配信サービスの成否を分けた重要な要素。ニコニコ動画は対応が2018年と遅れ、サービスの衰退要因の一つとなった。
💻 ライブ配信
2007年のUSTREAM開始から、現在のYouTubeライブ、インスタライブまで進化。スマートフォンの普及により一般化した動画コミュニケーション手段。
🔄 ショート動画
TikTokやYouTubeショーツなど、短尺動画による新しいコンテンツ形式。若年層を中心に急速に普及している。
🎮 サイバー攻撃
2024年にニコニコ動画が大規模なサイバー攻撃を受け、サービスが一時停止。動画プラットフォームの脆弱性を示した事件。
🌐 Web2.0
ユーザー同士のコミュニケーションや共有を重視したウェブサービスの特徴を表す言葉。ニコニコ動画はその代表例。
📺 24時間ライブ配信
アニメやアザラシ園など、常時配信される新しいコンテンツ形式。視聴者との新しい関係性を構築。
💭 コメント文化
ニコニコ動画の特徴的な要素で、動画視聴の新しい楽しみ方を生み出した。視聴者同士の交流を促進。
📊 動画プラットフォーム
YouTubeやニコニコ動画など、動画共有サービスの総称。各社の特徴や差別化要素が重要。
🔒 著作権管理
動画配信における重要な課題。音楽使用やカバー動画の権利処理など、複雑な問題を含む。