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Googleハッシュタグ検索結果に6大SNSの絞り込み機能が追加

Googleハッシュタグ検索結果に6大SNSの絞り込み機能が追加
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滋賀県商工会連合会支部の
経営指導員向けの講座です。
イーンスパイアの横田です。
https://www.enspire.co.jp

1回目は新潟の事務所からZoomで
2回目は高知のホテルからZoom(笑)

ありがとうございました。

さて、本題です。

Googleが#付きキーワードをハッシュタグ検索でSNS投稿を表示
https://yokotashurin.com/seo/hashtag-sns.html
Google検索結果「#○○を含む投稿」を表示⇒ハッシュタグ検索へ
https://yokotashurin.com/seo/post-contain.html
と昨年2回に渡って、Googleのハッシュタグ検索対応に
ついてブログを書いてきましたが、その続報です!
https://www.youtube.com/watch?v=XQNf_-9zXhM

Googleハッシュタグ検索結果に6大SNSの絞り込み機能が追加

横田秀珠氏が、Google検索結果の変化について報告している。以前は「#○○を含む投稿」がGoogle検索結果に表示されていたが、それが消滅。代わりに「X、Instagram、YouTube、TikTok、Facebook、Lemon8」といったSNSで絞り込み検索できるフィルターが新設された。Yahoo!やBingの検索結果も変化しており、ハッシュタグ検索とキーワード検索で若干異なる結果が表示されるようになった。また、YahooではPCとスマホで検索結果が異なることも判明した。

  1. はじめに
  2. Googleのハッシュタグ検索機能の変遷
  3. 各検索エンジンのハッシュタグ対応状況
  4. Googleの検索結果の新たな変化
  5. SNSフィルターの登場とその意味
  6. おわりに
  7. よくある質問

はじめに

インターネットの世界は常に変化し続けています。特に検索エンジンの仕様変更は、私たちのウェブ体験や情報収集方法に大きな影響を与えます。今日は久しぶりにSEO系の話題として、Googleの検索結果における重要な変化についてお伝えします。約1年前、日本特有の「タグる」文化に対応して導入された「#○○を含む投稿」表示機能が、いつの間にか消滅していることが分かりました。そして同時に、新たにSNSフィルターが新設され、検索結果の見え方が大きく変わっています。この変化はGoogleだけでなく、Yahoo!やBingなど他の検索エンジンにも波及している可能性があります。今回はこれらの最新動向を詳しく解説し、私たちのネットビジネスやSEO戦略にどのような影響があるのか、そしてどう対応すべきかを考えていきたいと思います。

Googleのハッシュタグ検索機能の変遷

2024年3月28日、Googleは#付きのキーワードをハッシュタグ検索として認識し、SNS投稿を表示するという機能を導入しました。約1年前のことです。さらに2024年4月21日には、Googleの検索結果に「#〇〇を含む投稿」を表示し、ハッシュタグの検索結果に誘導する機能も追加されました。

Googleが公式に認めたところによると、このハッシュタグを含む投稿を検索結果に表示させる機能は、実は日本限定の仕様だったそうです。日本ではハッシュタグ検索を頻繁に利用するユーザーが多く、いわゆる「タグる」という文化が根付いているため、日本市場向けに特別に対応したとのことでした。

しかし、そんな日本独自の機能が最近になって突如として姿を消してしまいました。さらに興味深いことに、新たにSNS向けの検索フィルターが導入されています。これらの変化について詳しく見ていきましょう。

各検索エンジンのハッシュタグ対応状況

まず、Yahoo!とBingの検索エンジンについて振り返ってみましょう。これまで両検索エンジンでは、通常のキーワード検索(例:「新潟グルメ」)とハッシュタグ付きの検索(例:「#新潟グルメ」)の結果に大きな違いはありませんでした。検索結果はほぼ同じものが表示されていたのです。

一方、Instagramではハッシュタグの有無で検索結果が大きく変わることは皆さんもご存知でしょう。そしてGoogleも、先ほど説明したように、ハッシュタグ検索に対応し、「#を含む投稿」という形で検索結果に表示していました。

しかし、最近の調査で、Yahoo!とBingの検索結果にも若干の変化が見られるようになりました。例えば、「新潟ランチ」と「#新潟ランチ」で検索すると、検索結果の順位が微妙に異なります。Yahoo!では食べログの表示位置が少しずれていたり、ハッシュタグ検索では動画の表示位置が変わったりします。Bingでも同様に、検索結果の順位に微妙な違いが見られます。

これらの変化はまだ小規模ですが、検索エンジン各社がハッシュタグに対する認識を少しずつ変えてきている証拠かもしれません。

Googleの検索結果の新たな変化

では、本題のGoogleの検索結果における変化を見ていきましょう。まず大きな変化として、「#○○を含む投稿」という表示が検索結果から消えていることが確認されました。これまではキーワード検索をすると、検索結果の中に「#○○を含む投稿」という項目が表示され、ユーザーをハッシュタグ検索結果へ誘導していましたが、その機能が姿を消しているのです。

現在では、ハッシュタグ検索をするためには、わざわざ検索窓に「#新潟ランチ」のように#を付けて検索する必要があります。昨年も指摘したように、いちいち#を付けて検索するのは手間です。ただ、もしかすると、#を付けて検索するユーザーが増え、すでに習慣化しているため、わざわざ誘導する必要がなくなったという判断があったのかもしれません。

SNSフィルターの登場とその意味

そして、もう一つの重要な変化は、ハッシュタグ検索をした際に上部に表示されるSNSフィルターの登場です。「すべて」という表示の下に、X、Instagram、YouTube、TikTokというSNS名が並び、ユーザーはこれらをクリックすることで、特定のSNSの投稿だけを絞り込んで表示できるようになりました。

さらに下向き矢印をクリックすると、FacebookとLemon8も追加で表示されます。特にLemon8の存在は注目すべきポイントです。Googleがこのような形でLemon8を6番目のSNSとして表示しているということは、Googleもその重要性を認識している証拠といえるでしょう。

興味深いのは、現在SEO的に強いとされるThreadsやPinterestがこのフィルターに含まれていない点です。特にThreadsは通常の検索結果では頻繁に表示されており、単一投稿としての表示頻度ではトップクラスと言えます。それにも関わらず、このフィルターには含まれていないのです。

このSNSフィルターを使えば、例えばInstagramだけの検索結果を見ることができます。ただし表示される順番は日付順ではないため、最新の投稿だけを見ることはできません。その場合は「ツール」を使って期間設定をする必要がありますが、残念ながらそうするとSNSの絞り込みが解除されてしまいます。

現時点では、特定のSNSの最新投稿だけを見るという完璧な方法はありませんが、24時間以内の投稿を表示した状態で、手動でInstagramの投稿を探すという方法は可能です。X、YouTube、TikTokなどは独自の並べ替え機能があるので問題ありませんが、Instagramにはこの機能がないのが難点です。

おわりに

今回、Googleの検索結果において「#○○を含む投稿」表示が消滅し、代わりにSNSフィルターが新設されたことが明らかになりました。この変化は、ユーザーのハッシュタグ検索行動の変化に合わせた対応なのか、あるいは単なるテスト段階の機能なのかは不明ですが、現状ではハッシュタグ検索への誘導機能が消えていることは事実です。また、Yahoo!の検索結果においてもPC版とスマホ版で表示内容が異なるなど、各検索エンジンの動向にも変化が見られます。これらの変化は私たちのSEO戦略やコンテンツ制作にも影響を与えるものです。特にLemon8がGoogleのSNSフィルターに含まれていることは、今後の展開を考える上で重要なポイントになるでしょう。SEOやSNS戦略は常に変化し続けるものであり、最新の動向を把握して柔軟に対応していくことが成功への鍵となります。今後も検索エンジンの変化に注目し、最新情報をお届けしていきたいと思います。

よくある質問

Q1: 「#○○を含む投稿」表示が消えた理由は何ですか?

A1: 正確な理由はGoogleから公表されていませんが、ユーザーのハッシュタグ検索が習慣化し、わざわざ誘導する必要がなくなったという判断があった可能性や、単なるテスト機能であった可能性があります。現時点では、#を付けて直接検索する必要があります。

Q2: SNSフィルターに表示されるSNSはどのように選ばれているのですか?

A2: Googleが独自の基準で選定していると思われますが、現在はX、Instagram、YouTube、TikTok、Facebook、Lemon8の6つが表示されています。注目すべきは、SEO的に強いとされるThreadsやPinterestが含まれていない点です。

Q3: 特定のSNSの最新投稿だけを見る方法はありますか?

A3: 完全な方法はありませんが、ツールで24時間以内などに期間設定し、その中から手動で特定のSNSの投稿を探す方法があります。ただし、XやYouTube、TikTokなどは独自の並べ替え機能があるため、それらのプラットフォーム内で検索する方が効率的です。

Q4: この変化はSEO戦略にどのような影響を与えますか?

A4: ハッシュタグ検索への直接誘導が減少したため、キーワード検索でSNS投稿が表示される確率が下がる可能性があります。一方、SNSフィルターを通じて特定のSNSに絞った検索が容易になったため、各SNSでの存在感を高めることがより重要になるでしょう。特にLemon8などの新興プラットフォームへの対応も検討すべきです。

Q5: Yahoo!やBingでもGoogle同様の変化が起きていますか?

A5: 現時点では、Yahoo!とBingでもハッシュタグ検索結果に若干の変化が見られますが、Googleほど顕著ではありません。また、Yahoo!ではPC版とスマホ版で検索結果の表示が異なるなど、デバイスによる最適化も進んでいます。各検索エンジンの動向については、今後も注視する必要があります。

詳しくは15分の動画で解説しました。
https://www.youtube.com/watch?v=vsRAS5dD7vg

Googleハッシュタグ検索結果に6大SNSの絞り込み機能が追加 の続きはYouTubeメンバーシップで!イーンスパイア株式会社

0:00 👋 自己紹介と今日のテーマ
1:06 📜 ハッシュタグ検索の歴史
2:16 🔍 検索エンジン別のハッシュタグ対応比較
3:21 🧪 Yahoo検索の変化
4:32 🔎 Bing検索の変化
5:42 📱 Googleの大きな変更点
6:52 🔄 新たなSNSフィルター機能
8:01 📊 Lemon8の重要性
9:09 🕰️ 検索結果の時間軸と絞り込み
11:27 🔄 変更点のまとめと考察
12:38 📲 PCとスマホの検索結果の違い
13:49 👋 まとめと締めくくり

上記の動画はYouTubeメンバーシップのみ
公開しています。詳しくは以下をご覧ください。

https://yokotashurin.com/youtube/membership.html
YouTubeメンバーシップ申込こちら↓
https://www.youtube.com/channel/UCXHCC1WbbF3jPnL1JdRWWNA/join

Googleハッシュタグ検索結果に6大SNSの絞り込み機能が追加

🔍 Google検索
インターネット上で情報を検索する最大手検索エンジン。本文では検索結果の表示方法が変化し、ハッシュタグを含む投稿表示が消滅したことが報告されている。

#️⃣ ハッシュタグ検索
キーワードの前に#を付けて行う検索方式。日本では「タグる」文化が根付いており、Googleは以前日本限定で対応していたが、現在は表示方法が変更された。

📱 SNSフィルター
Google検索結果に新設された機能。X、Instagram、YouTube、TikTok、Facebook、Lemon8といったSNSごとに検索結果を絞り込むことができる。

🍋 Lemon8
Google検索のSNSフィルターに含まれるプラットフォーム。著者はこれをビジネスチャンスとして注目している。

🔄 検索結果の変化
Google、Yahoo!、Bingにおける検索結果の表示が変化。ハッシュタグ付きキーワードと通常キーワードで表示結果に違いが生じている。

💻 PC・スマホ表示差異
Yahoo!検索では、PCとスマホで検索結果の表示が異なることが発見された。スマホでは動画コンテンツが優先表示される傾向がある。

🧵 Threads
著者によるとSEO的に強いSNSだが、Googleの新フィルターには含まれていない点が指摘されている。

⏱️ 最新順表示
SNSフィルターで検索した場合、特にInstagramでは最新順に並べ替えができない課題がある。

🔎 絞り込み検索
ツール機能で期間設定ができるが、SNSフィルターとの併用ができない問題点が指摘されている。

📊 SEO対策
検索エンジン最適化。新しいSNSフィルターの登場により、各SNSプラットフォームでの表示対策が重要になっている。

超要約1分ショート動画こちら↓
https://www.youtube.com/shorts/yMAyqcQzX-I


Googleの検索結果に現れた新たなSNS絞り込みフィルター機能の全貌

Googleは検索結果に新たなSNS絞り込みフィルター機能を導入し、主要6SNS(X、Instagram等)の最新情報を効率的に検索可能にしました。ハッシュタグ検索の需要に応え、専用ページでSNSタブによる絞り込みを提供、キーワード検索とSNS検索を分離しました。これにより、ユーザーはSNSに特化した情報収集を迅速に行えます。他社検索エンジンとの差別化を図る一方、日付順表示やデバイス間の表示統一など改善の余地も残ります。企業や個人は、この変化に対応しSNS対策を強化することが重要になります。

1. これまでのハッシュタグ検索の背景

1.1 ハッシュタグ検索の歴史

1.1.1 初期のハッシュタグ検索

近年、ソーシャルメディアは情報収集の重要なプラットフォームへと進化を遂げました。特にX(旧Twitter)やInstagramをはじめとするSNSでは、ユーザーが特定のテーマや話題を共有・検索する手段としてハッシュタグが広く活用されています。この「ハッシュタグ」に着目し、Googleは検索体験の向上を目指した新たな試みを始めました。

その第一歩として、2024年3月28日、Googleは「#付きキーワード」を用いたハッシュタグ検索の実験を開始しました。これは、ユーザーが検索窓に「#キーワード」と入力することで、SNS上の関連投稿を直接Google検索から見つけられるようにするものです。この実験は、ユーザーのSNSコンテンツへのアクセスをより円滑にすることを目指していました。

そして、実験開始から約1ヶ月後の2024年4月21日、Googleはハッシュタグ検索結果の正式表示を開始しました。この迅速な正式化は、Googleがハッシュタグ検索の潜在能力を高く評価し、ユーザーからの需要に応えようとした結果と言えるでしょう。特に日本においては、ハッシュタグを活用した検索行動、いわゆる「タグる」文化が根付いています。Googleのこの動きは、日本独自の検索文化への適応、そしてより多様な情報ニーズに応えるための重要な一歩と評価できます。ハッシュタグ検索の導入は、Googleが単なるウェブサイトの情報だけでなく、リアルタイムなSNSの情報をユーザーに届けるという、新たな検索エンジンの方向性を示唆するものとなりました。

2. 新機能の概要と特徴

2.1 ハッシュタグ投稿の消失と新フィルターの登場

2.1.1 検索結果の変化

Google検索における大きな変化として、従来のキーワード検索結果から、ハッシュタグ付きのSNS投稿が除外されるようになった点が挙げられます。これまで、例えば「#新潟ランチ」と検索した場合、通常のウェブサイトの情報とともに、SNS上のハッシュタグ「#新潟ランチ」を含む投稿も表示されていました。しかし、今回のアップデートにより、これらのハッシュタグ付き投稿は、通常の検索結果には表示されなくなりました。

その代わりに、ユーザーはSNSコンテンツに特化した専用ページへと誘導されるようになりました。これは、GoogleがSNSの情報をより整理し、ユーザーが求める情報に効率的にアクセスできるようにするための措置と考えられます。従来の検索結果では、ウェブサイトの情報とSNSの情報が混在しており、SNSの最新情報を求めるユーザーにとっては、不要な情報も多かったかもしれません。

2.1.2 フィルターの利点

新機能の最大の利点は、各SNSの最新投稿に簡単にアクセスできるようになったことです。専用ページにアクセスすることで、X(旧Twitter)、Instagram、YouTube、TikTok、Facebook、Lemon8といった主要SNSの最新投稿が一覧で表示されます。さらに、絞り込み機能が搭載されたことで、特定のSNSの投稿だけを検索することが可能になりました。

検索結果の上部には、主要SNSのタブが横一列に表示されており、ユーザーは目的のSNSを選択するだけで、関連する投稿を絞り込むことができます。この直感的な操作性は、ユーザーエクスペリエンスを大幅に向上させるでしょう。特に、リアルタイムな情報を求める場合や、特定のSNSプラットフォームでのトレンドを把握したい場合に、このフィルター機能は非常に有効です。情報収集のスピードと効率性が向上し、ユーザーはより迅速に、そして的確にSNSの情報を活用できるようになります。

2.2 他検索エンジンとの比較

2.2.1 Yahoo!とBing

GoogleがSNSに特化した絞り込み機能を導入した一方で、他の主要な検索エンジンであるYahoo! JAPANとBingでは、現時点(2024年5月現在)で同様の機能は見られません。Yahoo! JAPANとBingでは、通常のキーワード検索とハッシュタグ検索時の挙動に大きな差異はなく、従来通りの検索結果が表示されます。つまり、「#新潟ランチ」と検索した場合でも、SNSの投稿が特別に区別されることなく、ウェブサイトの情報と混在した形で表示されます。

ただし、Yahoo! JAPANにおいては、パソコン版とスマートフォン版で検索結果に差異が見られるという興味深い現象も確認されています。スマートフォン版Yahoo! JAPAN検索では、ハッシュタグ検索の結果が、パソコン版と比較してSNSの投稿が上位に表示される傾向があるようです。これは、Yahoo! JAPANがモバイルユーザーのSNS利用を重視している可能性を示唆しています。

Bingに関しては、ハッシュタグ検索においても、特に目立った変化は見られず、比較的自然な検索結果が表示される傾向にあります。このように、主要な検索エンジン間でも、SNS情報の取り扱いに差が出始めており、今後の動向が注目されます。Googleの新たな試みが、他の検索エンジンにどのような影響を与えるのか、継続的な観察が必要です。

2.3 対象SNSの選定と新たなチャンス

2.3.1 6大SNS一覧

Googleの新機能で絞り込み対象となっているSNSは、以下の6つです。

  • X (旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • TikTok
  • Facebook
  • Lemon8

これらのSNSは、いずれも日本国内で広く利用されており、情報発信やコミュニケーションにおいて重要な役割を果たしています。Googleがこれらのプラットフォームを優先的に選定したことは、ユーザーの利用頻度や情報流通量を考慮した結果と言えるでしょう。

2.3.2 Lemon8の存在感

特筆すべきは、6大SNSの中に、比較的新しいプラットフォームであるLemon8が含まれている点です。Lemon8は、ファッションや美容、ライフスタイルといった分野に特化したSNSであり、特に若い世代の女性を中心に人気を集めています。GoogleがLemon8を主要SNSの一つとして認識し、上位表示のタブに含めたことは、Lemon8の存在感が急速に高まっていることを示唆しています。

Lemon8ユーザーの増加は、企業や個人にとって新たなビジネスチャンスの可能性を広げます。Lemon8のユーザー層に合致する商品やサービスを展開している場合、Lemon8での情報発信や広告宣伝活動が、より効果的な販売促進活動に繋がる可能性があります。今回のGoogleの動きは、Lemon8というプラットフォームの広告価値を再認識させる出来事と言えるでしょう。

2.3.3 その他のSNS

一方で、ThreadsやPinterestといった、他の人気のあるSNSが絞り込み対象外となっている点も注目に値します。Threadsは、X(旧Twitter)と類似したテキストベースのSNSであり、Pinterestは、画像共有サービスとして広く利用されています。これらのプラットフォームが対象外となった理由は、現時点では明確ではありませんが、今後のアップデートで対象SNSが拡大される可能性も考えられます。GoogleがどのSNSを重視し、ユーザーにどのような情報を提供しようとしているのか、今後の動向を注視していく必要があります。

3. 実際の操作感と今後の展望

3.1 検索実演のポイント

3.1.1 キーワードとハッシュタグ検索の違い

実際にGoogleで検索を試してみると、キーワード検索とハッシュタグ検索の違いが明確にわかります。例えば、「新潟ランチ」とキーワードで検索した場合、従来のウェブサイトを中心とした検索結果が表示されます。一方、「#新潟ランチ」とハッシュタグ検索を行うと、SNSの絞り込みフィルターが表示された専用ページに遷移し、SNSの投稿が一覧で表示されます。

この違いは、ユーザーが求める情報によって検索方法を使い分けることで、より効率的に情報にアクセスできるようになったことを意味します。特定の場所のレストランを探したい場合はキーワード検索、SNS上での口コミやリアルタイムな情報を知りたい場合はハッシュタグ検索と、目的によって検索方法を使い分けることが推奨されます。

3.1.2 絞り込み操作

SNSの絞り込み操作は非常にシンプルで直感的です。検索結果上部に表示される各SNSタブをクリックするだけで、該当SNSの投稿のみが表示されます。また、各SNSタブには下向きの矢印が付いており、これをクリックすると、他のSNSも選択できるメニューが表示されます。

ただし、現時点では、このメニューの操作性に若干の改善の余地があると感じられます。特に、SNSの種類が多い場合、メニューのスクロール操作が必要になるなど、スムーズさに欠ける部分も存在します。今後のアップデートで、より快適な絞り込み操作が実現されることが期待されます。

3.2 今後の改善可能性

3.2.1 日付順表示

今後の改善可能性として、まず挙げられるのは日付順表示や時間フィルターの精度向上です。現状でも、SNSの投稿は新しい順に表示されていますが、より細かい時間単位での絞り込みや、特定期間内の投稿を抽出する機能などが追加されれば、さらに利便性が向上するでしょう。特に、出来事の速報性やトレンドを把握したい場合には、時間フィルターの充実は不可欠です。

3.2.2 デバイス間の表示統一

また、パソコンとスマートフォンで検索結果の表示が異なる点についても、今後の改善が期待されます。現状、パソコン版ではSNSフィルターが上部に横一列に表示されるのに対し、スマートフォン版ではあまり目立たない位置に表示されるなど、デバイスによって表示方法が異なります。ユーザーエクスペリエンスの観点から、デバイス間の表示統一、最適化が求められます。どちらのデバイスからアクセスしても、同じように快適にSNSフィルターを利用できるようになることが理想的です。

4. 結論

4.1 総評

Googleが導入した新たなSNS絞り込みフィルター機能は、主要な6大SNSに対する専用のフィルターを導入し、ユーザーの検索体験を向上させる画期的な試みと言えるでしょう。これにより、ユーザーはSNSの最新情報をより効率的に収集できるようになり、情報収集のスピードと質が向上することが期待されます。

一方で、Yahoo! JAPANやBingといった他の検索エンジンでは、現時点では同様の機能は見られず、各サービスの動向を注視していく必要があります。また、スマートフォンとパソコンでの表示の違いなど、改善の余地も残されています。

企業や個人としては、Googleの変更により、SNS対策の重要性が増加したと言えるでしょう。自社の情報発信戦略を見直し、Googleの新機能に対応したSNS活用を検討することが重要です。また、常に最新情報をチェックし、変化に迅速に対応していくことが、今後のオンラインでの広報活動において不可欠となります。

#Googleハッシュタグ検索 #ハッシュタグ検索 #横田秀珠 #SEO #SEO対策 #SNS検索

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この記事を書いた人

横田 秀珠のアバター 横田 秀珠 (新潟)公立長岡造形大学 情報リテラシー論 講師

ネットビジネス・アナリスト。未経験のIT企業に就職し、たった3年で独立し、2007年にITコンサルタント会社のイーンスパイア(株)を設立し現在に至る。All About ProFile全専門家で全国1位のコラム評価を獲得した実績を持つ。全国で年間200回を超える講演も行う。