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OpenAI動画生成AI「Sora」使い方:有料プランのみ利用の注意点

OpenAI動画生成AI「Sora」使い方:有料プランのみ利用の注意点
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ホテルへチェックインする前に
買い物したら買いすぎた(笑)
イーンスパイアの横田です。
https://www.enspire.co.jp

今日も連泊なので明日の夜まで
料理して弁当を持参するかな?

さて、本題です。

OpenAIは2024年2月16日に
動画生成AI「Sora」を発表し
https://yokotashurin.com/etc/sora.html
ブログでも解説してきました。

2024年12月10日にOpenAIが
動画生成AI「Sora」を一般公開。
https://sora.com/
ChatGPT Plus/Proユーザーに
開放したので使ってみました。

猫が鼠を追いかけている様子
https://sora.com/g/gen_01jf48hgcney5bd9sr884s9zb5



イーンスパイア株式会社のロゴを動かしてみた
https://sora.com/g/gen_01jf492402eg28rz9greym85yn

実際に使ってみて注意すべき点は?
https://www.youtube.com/watch?v=OuWEccZfvs4

OpenAIの動画生成AI「Sora」徹底ガイド

OpenAIの動画生成AI「Sora」の一般公開に関する初体験レビュー動画の内容です。有料プランのChatGPT Plusで利用可能で、テキストや画像から動画を生成できます。高品質な動画生成が可能ですが、人物を含む画像・動画のアップロードができない制限や、日本語対応が不完全という課題があります。月に1000クレジットまで使用でき、動画の長さや画質を選択できる機能があります。

1. Soraの基本と概要の紹介

1.1 Soraとは何か?

1.1.1 Soraの誕生と背景

  • SoraはOpenAIが開発した最新の動画生成AIです。これは、2024年2月に発表され、一般公開されました。その背景には、日々成長を続ける人工知能技術と、動画生成へのニーズの高まりがあります。動画コンテンツの重要性が増す中、Soraはその需要を満たすために作られた革新的なツールです。
  • このAIは、テキストから動画を作成するという従来の技術をさらに進化させ、ユーザーにより豊かなビジュアル体験を提供します。OpenAIは、AIの持つポテンシャルを最大限に引き出すべく、多くの研究とテストを行ってきました。それがSora誕生の理由の一つです。
  • 動画生成におけるSoraの役割は、クリエイターにとって画期的なものであり、短時間で高品質な動画コンテンツを作成する手助けをします。これにより、クリエイティブな作業における効率化が期待されます。

1.1.2 Soraの技術的な特徴

  • Soraの大きな特徴の一つは、テキストから動画生成する能力です。ユーザーはプロンプトを入力するだけで、具体的な映像が生成されます。これは、筆者が試した「可愛い猫がネズミを追いかけている様子」のプロンプトでも確認されました。
  • もう一つの特徴は、既存の動画や画像を元に新しい映像を生成する機能です。これにより、過去のコンテンツを活用したり、独自のクリエイティブな動画を簡単に作成することができます。また、複数のプリセット(例:Stop Motion、Film Noirなど)により、映像の雰囲気を簡単に変更することも可能です。
  • 動画生成の際の画質とサイズの選択肢も豊富です。480pから1080pまで対応しており、16:9、1:1、9:16の比率が選べるため、目的や利用シーンに合わせた動画作りが可能です。

1.2 Soraの基本的な使い方

1.2.1 テキストからの動画生成

  • テキスト入力で動画を生成するのは非常に簡単です。ユーザーは画面に表示されるプロンプト入力欄に、自分の作りたい動画の内容を入力するだけです。例えば「可愛い猫がネズミを追いかけている様子」と入力すれば、それに基づいた映像が生成されます。
  • 実際にこの機能を試したところ、猫の描写は非常にリアルで、影や光の表現にも優れていました。しかし、ネズミが正確に認識されない場合もありました。この場合、「ネズミ」をカタカナから漢字に変更することで問題が解決することが確認されました。
  • これにより、日本語プロンプトの精度には課題があることがわかります。しかし、英語での入力は非常に正確で、期待通りの動画が生成される確率が高いです。

1.2.2 画像からの動画生成

  • 画像からも簡単に動画を生成できます。ユーザーは自分のパソコンから画像をアップロードし、その画像を元に新しい動画を作成することが可能です。例えば、会社のロゴ画像をアップロードすると、それが立体的に動く動画が生成されます。
  • この機能を使用することで、ビジネス用途の動画、例えば製品紹介やプレゼンテーションに使用できるプロモーション動画が手軽に作成できます。ただし、日本語のロゴの場合、生成結果が不十分であったため、英語のロゴの方が適していることが確認されました。
  • アップロードする画像や動画には、著作権や肖像権に関する制約があるため注意が必要です。また、現時点で人物を含むメディアのアップロードはサポートされていないため、利用範囲には制限があります。

1.3 Soraの利用プランと注意点

1.3.1 利用可能なプラン

  • Soraは有料プランでのみ利用可能です。プラン別に提供される機能が異なるため、利用前にしっかりと確認することが大切です。例えば、ChatGPT Plusプラン(月額20ドル)ではSoraが利用可能ですが、Teamプラン(上位プラン)ではSoraが利用できない仕様になっています。
  • これは非常に珍しい仕様で、筆者もTeamプランでは動画生成ができず、別途ChatGPT Plusプランに加入する必要がありました。この点に関しては、今後の改善が望まれる部分です。

1.3.2 利用時の注意点

  • Soraを使う際には、いくつかの注意点が存在します。まず、アップロードする画像や動画には著作権や肖像権の制約があるため、無断で使用できるものではないことを念頭に置く必要があります。
  • また、人物を含むメディアのアップロードが現時点でサポートされていないため、利用する内容には制約があります。このため、特に商用利用を考えている場合には、事前に利用規約をよく確認することが大切です。

1.4 Soraの実際の使用感

1.4.1 テキスト入力を試してみた

  • 初めてSoraを使ってテキスト入力で動画を生成した際、「可愛い猫がネズミを追いかけている様子」というプロンプトを入力しました。この結果、生成された動画には猫がしっかりと描写されており、リアルな影や光の表現が見られました。ただしネズミが正確に認識されず、別の動物が登場しました。
  • その後、「ネズミ」を漢字に変更したところ、正確にネズミが認識されるようになり、期待通りの動画が生成されました。このことから、日本語入力にはまだ改善の余地があると感じました。しかし、英語入力では高精度な動画が生成されるため、英語での利用をおすすめします。

1.4.2 画像を使って試してみた

  • 次に、会社のロゴ画像をアップロードして動画を生成する方法を試しました。この結果、ロゴが立体的に動く動画が生成されました。生成された動画の品質は高く、ビジネス用途として十分に活用できるものとなっていました。
  • ただし、日本語のロゴの場合、生成結果が不完全で精度が低いという問題も見られました。このため、現時点では英語のロゴ画像を使用することを推奨します。また、アップロードする画像や動画に著作権が関わる場合には、事前に十分な確認が必要です。

2. Soraの実用的な応用方法

2.1 ビジネス用途での活用

2.1.1 プロモーション動画の作成

  • Soraを活用することで、プロモーション動画の作成が非常に効率的に行えます。商品紹介やサービス説明の動画を短時間で高品質に仕上げることができます。特に、画像やテキストから簡単に動画を生成できるため、多忙なビジネスマンにとって大変便利です。
  • また、映像の雰囲気やスタイルをプリセットから選べるため、ブランドイメージに合った動画を作成することが可能です。これにより、視覚的な訴求力が高いコンテンツを手軽に制作することができます。

2.1.2 プレゼンテーションの強化

  • ビジネスプレゼンテーションでの活用も効果的です。特に、動きのあるロゴやビジュアルがプレゼンテーションに加わることで、聴衆の注目を引きやすくなります。Soraを使えば、簡単に印象的なビジュアルを追加できるため、プレゼン資料のクオリティが向上します。
  • 企業のロゴやブランド要素を含む動画を作成することで、ブランド認知度の向上にも寄与します。しかし、日本語のロゴ動画生成には注意が必要であり、必要に応じて英語ロゴを使用しましょう。

2.2 クリエイティブな表現

2.2.1 ストーリーボード作成

  • Soraを活用することで、複数のシーンを組み合わせたストーリーボードの作成が簡単に行えます。物語の流れを視覚的に表現することで、クリエイティブなプロジェクトの完成度が向上します。特に映像制作の初期段階では重要な役割を果たします。
  • この機能により、プロジェクトの進行をスムーズにし、共有する際にも役立ちます。ストーリーボードの各シーンごとに異なる映像スタイルを適用することで、視覚的に多様なコンテンツを作り上げることができます。

2.2.2 YouTubeやSNSでの活用

  • 現代のデジタルシーンにおいて、YouTubeやSNSでの動画コンテンツの拡散力は計り知れません。Soraを使って、YouTubeやインスタグラムなどのプラットフォーム向けに最適化された動画を簡単に作成することができます。
  • 例えば、商品レビュー、ハウツー動画、マーケティングキャンペーンの映像など、多様なコンテンツが作成可能です。また、視聴者のエンゲージメントを向上させるために、動画のスタイルやクオリティを向上させることが重要です。

2.3 教育とトレーニング

2.3.1 教材動画の作成

  • Soraを使えば、教育現場で使用する教材動画も簡単に作成できます。特に、ビジュアルが豊富な教材は学習者の理解を助けるため、教育効果が高まります。これにより、教師の負担も軽減されます。
  • 数学や理科の実験映像、歴史の再現動画、言語学習のためのビジュアル教材など、多岐にわたる教育コンテンツを手軽に作成することが可能です。これらの映像は、授業の中で補助的に使用することで、学習の深度と興味を高めることができます。

2.3.2 企業内トレーニング動画

  • 企業内のトレーニングでも、Soraは非常に役立ちます。新入社員研修、製品講習、安全教育など、さまざまなトレーニングビデオを簡単に作成できます。特に、ビジュアルと音声の組み合わせによって、より効果的な教育が可能となります。
  • 社員が関連するトレーニング内容を視覚的に学べるため、知識の定着がスムーズになります。また、改定が必要な場合も、短時間で内容を更新することができるため、常に最新の情報を提供できます。

3. Soraの課題と改善提案

3.1 日本語対応の精度向上

3.1.1 日本語プロンプトの課題

  • Soraを使ってみて感じた最大の課題は、日本語プロンプトの精度です。日本語で入力された内容が正確に反映されないことが多く、その場合、英語での入力が推奨されます。これは、日本のユーザーにとって大きな障壁となります。
  • 実際に、筆者が試した「ネズミ」のプロンプトも、日本語では正確に表示されませんでした。このような不便さは、ユーザーエクスペリエンスを損なう要因となります。今後のアップデートで日本語対応の精度が向上することが望まれます。

3.1.2 日本語ロゴの生成精度

  • また、日本語のロゴ画像をアップロードしても、その生成精度に問題があることがわかりました。英語のロゴと比べると、日本語では不明瞭な部分が多く見られます。このため、ビジネス用途で日本語のロゴを使用する企業にとっては、現状の使用に限界があると感じます。
  • この点についても、今後の改善によって、日本語対応の強化が求められます。特に、ロゴやブランド要素を含む動画生成の精度向上が急務となります。

3.2 著作権と肖像権の制約

3.2.1 アップロードするメディアの制約

  • Soraを使用する際には、アップロードする画像や動画に関する著作権や肖像権の制約が存在します。特に、無断で使用できない素材を利用することは法律違反となるため、注意が必要です。
  • これに対して、ユーザーは必ず使用する素材の権利を確認し、適切な範囲内でSoraを利用する必要があります。特に商用利用の場合は、権利関係に慎重になることが求められます。

3.2.2 人物を含むメディアの利用制限

  • 現時点で、Soraは人物を含むメディアのアップロードをサポートしていません。肖像権の問題も絡むため、この制約はやむを得ない部分もありますが、ユーザーにとっては大きな制限となりえます。
  • 今後、一定の条件下で人物を含むメディアが利用できるよう改善されることが期待されます。その際には、肖像権に関するガイドラインの整備も同時に進められる必要があります。

3.3 プランの仕様と改善点

3.3.1 上位プランの矛盾

  • Soraの利用に関して、筆者が最も感じた矛盾点は、上位プランでSoraが利用できないという仕様です。通常、上位プランでは全機能が利用可能であることが期待されるため、この仕様はユーザーにとって理解しづらい部分と言えます。
  • この点については、プランの構成を見直し、どのプランでもSoraが利用できるよう改善されることが望まれます。これにより、ユーザーが適切なプランを選択する際の混乱が減るでしょう。

3.3.2 プランと価格のバランス

  • また、ChatGPT Plusプラン(月額20ドル)でのみSoraが利用できるという点も検討されるべきです。プランのコストと提供される機能のバランスを再評価し、ユーザーがもっと気軽にSoraを試せる価格設定が求められます。
  • 適正な価格で多機能を提供することは、ユーザー満足度の向上に繋がり、結果的に利用者数の増加にも寄与するでしょう。

4. Soraの未来と展望

4.1 今後の機能追加と改善

4.1.1 マルチリンガル対応の強化

  • 今後、Soraが他言語にどのように対応していくのかが注目されます。特に、日本語を含むマルチリンガル対応の強化が求められます。これにより、グローバルなユーザー層が増え、多くの地域でSoraの利用が促進されるでしょう。
  • 例えば、日本語入力の精度向上だけでなく、インターフェース自体の多言語対応も重要です。これにより、ユーザーが母国語でSoraを利用できる環境が整い、利用のハードルが低くなります。

4.1.2 新しいプリセットと機能

  • 現在のプリセット(例:Stop Motion、Film Noirなど)に加え、さらなる新しいプリセットや機能の追加が期待されます。例えば、新しい映像スタイルやフィルター、特殊効果の追加など、クリエイティブな選択肢が広がると、Soraの魅力が一層増します。
  • また、ユーザーが自分でカスタマイズできるプリセットの作成機能や、複数の動画を組み合わせる編集機能なども、将来的な追加が望まれます。これにより、より柔軟な映像制作が可能になるでしょう。
  • さらに、音声や音楽との連携機能も期待されます。現在は映像のみの生成ですが、将来的には音声合成AIとの統合により、完全な動画コンテンツの作成が可能になるかもしれません。

4.2 産業への影響

4.2.1 クリエイティブ産業への影響

  • Soraの登場により、映像制作業界に大きな変革が起こることが予想されます。特に、低予算や短納期のプロジェクトにおいて、Soraは強力なツールとなるでしょう。ただし、これは人間のクリエイターの代替ではなく、むしろ補完的なツールとして機能すると考えられます。
  • また、個人クリエイターやスモールビジネスにとって、高品質な映像制作が手の届くものとなり、コンテンツ制作の民主化が進むことが期待されます。これにより、より多様な表現や新しいビジネスモデルが生まれる可能性があります。

4.2.2 教育・研修分野での可能性

  • 教育現場では、Soraを活用することで、より効果的な学習教材の作成が可能になります。特に、抽象的な概念や複雑な現象を視覚化することで、学習者の理解を深めることができます。
  • 企業研修においても、従来は高コストだった動画教材の作成が容易になり、より充実した研修プログラムの提供が可能になるでしょう。これにより、効率的な人材育成や知識伝達が実現できます。

4.3 技術革新の展望

4.3.1 AIモデルの進化

  • Soraの基盤となるAIモデルは、今後さらなる進化が期待されます。特に、生成される映像の品質向上や、より複雑なシーンの表現能力の向上が見込まれます。
  • また、処理速度の向上により、リアルタイムでの映像生成や、よりインタラクティブな操作が可能になるかもしれません。これにより、ライブ配信やVRなど、新しい応用分野が開拓される可能性があります。

4.3.2 他のAI技術との統合

  • 将来的には、Soraと他のAI技術(音声合成、自然言語処理など)との統合が進むことが予想されます。これにより、より総合的なコンテンツ制作プラットフォームとしての発展が期待されます。
  • 特に、ChatGPTとの連携強化により、テキストから完全な動画コンテンツを自動生成するなど、新しい可能性が広がるでしょう。

5. 結論

5.1 Soraの現状評価

  • Soraは、動画生成AIとして革新的な技術を提供し、多くの可能性を秘めています。特に、テキストからの動画生成や、高品質な映像表現は注目に値します。
  • 一方で、日本語対応の精度や、プランの仕様など、いくつかの課題も存在します。これらの改善が進めば、より多くのユーザーにとって有用なツールとなるでしょう。

5.2 今後の展望

  • 技術の進化と共に、Soraの機能や性能は更に向上していくと考えられます。特に、多言語対応や新機能の追加により、グローバルな普及が進むことが期待されます。
  • クリエイティブ産業や教育分野など、様々な分野での活用が進み、新しい可能性が開拓されていくでしょう。Soraは、今後のデジタルコンテンツ制作の重要なツールとなる可能性を秘めています。

OpenAI動画生成AI「Sora」使い方:有料プランのみ利用の注意点

超要約1分ショート動画こちら↓
https://www.youtube.com/shorts/c3FBrrPENdQ

OpenAI Soraの初体験レビュー:動画生成AIの可能性と限界

  1. はじめに
  2. Soraの概要と背景
  3. プラン別の利用制限について
  4. テキストから動画を生成する機能の検証
  5. 画像から動画を生成する機能の検証
  6. 現状の課題と制限事項
  7. おわりに
  8. よくある質問(FAQ)

はじめに

2024年、AI技術は私たちの生活や仕事を大きく変革し続けています。特に注目を集めているのが、OpenAIが開発した革新的な動画生成AI「Sora」です。テキストや画像から高品質な動画を生成できるこのツールは、クリエイターやビジネス関係者の間で大きな期待を集めています。本記事では、実際にSoraを使用した経験を基に、その機能や特徴、そして実用性について詳しく解説していきます。私自身、動画コンテンツ制作に携わる者として、この新しいツールがもたらす可能性に大きな興味を持って検証を行いました。

Soraの概要と背景

Soraは2024年2月16日にOpenAIから発表された動画生成AIです。当初は一般公開されていませんでしたが、ついに有料プランのユーザーが利用できるようになりました。特筆すべき点として、Soraは単なるテキストから動画を生成するだけでなく、既存の動画や画像からも新しい動画を生成できる機能を備えています。

過去の動画生成AIと比較して、Soraの特徴的な点は、YouTubeの動画データを学習に活用した可能性が指摘されていることです。特にゲーム動画や実況動画からの学習が推測されており、これにより高品質な動画生成が可能になっているとされています。

プラン別の利用制限について

現在、Soraの利用には以下のような制限があります:

  • ChatGPT Plus(月額20ドル)以上で利用可能
  • Team プランでは現状利用不可
  • 月間1000クレジット(約50動画)まで生成可能
  • 1動画あたり約20クレジットを消費
  • 720pまでの解像度に対応
  • 最大20秒までの動画生成が可能

ログインのみであれば、他のユーザーが生成した動画の閲覧やお気に入り登録などの基本的な機能は利用可能です。

テキストから動画を生成する機能の検証

実際にテキストから動画を生成してみた結果、以下のような特徴が明らかになりました:

  • プロンプトの言語による精度の違い
    • 日本語での生成は精度にやや課題あり
    • 英語での指示が最も高精度な結果を得られる
  • 生成された動画の特徴
    • 高品質な映像表現が可能
    • 自然な光源処理と影の表現
    • シームレスな動きの表現
  • 複数バリエーションの生成
    • 1回の生成で複数のバージョンを作成可能
    • クオリティにばらつきがある場合も

画像から動画を生成する機能の検証

画像からの動画生成機能では、以下のような特徴と制限が確認できました:

  • 利用制限
    • 人物を含む画像はアップロード不可
    • 著作権・肖像権への厳格な配慮
  • ロゴアニメーションの生成
    • 立体的な動きの表現が可能
    • アニメーション効果の追加
    • 英語ロゴは高精度、日本語は課題あり
  • 動画編集機能
    • リカット、リミックス、ブレンド機能あり
    • ループ作成機能搭載

現状の課題と制限事項

Soraの現状における主な課題は以下の通りです:

  1. 日本語対応の不完全さ
    • プロンプトの認識精度が低い
    • 日本語テキストの表現に課題
  2. 人物関連コンテンツの制限
    • 人物を含む画像・動画の使用不可
    • プライバシー保護への配慮
  3. 動画加工機能の制限
    • アップロードした動画からの生成機能に制限
    • 編集機能は基本的なものに限定

おわりに

OpenAIのSoraは、動画生成AIとして大きな可能性を秘めています。特にビジネス用途での活用が期待される機能が多く実装されており、今後のアップデートによってさらなる発展が期待できます。現状では日本語対応や人物関連コンテンツの制限など、いくつかの課題も存在しますが、これらは将来的に改善される可能性が高いと考えられます。クリエイターやビジネスユーザーにとって、効率的なコンテンツ制作を支援する強力なツールとなることは間違いありません。

よくある質問(FAQ)

Q1: Soraは無料で使えますか?
A1: いいえ、現在はChatGPT Plus(月額20ドル)以上の有料プランでのみ利用可能です。

Q2: どのくらいの長さの動画を生成できますか?
A2: 最大20秒までの動画を生成することができます。

Q3: 生成した動画の著作権は誰に帰属しますか?
A3: 生成された動画の使用権はユーザーにありますが、詳細な条件についてはOpenAIの利用規約を確認することをお勧めします。

Q4: 人物を含む動画は作成できますか?
A4: 現在、人物を含む画像や動画のアップロードおよび生成は制限されています。

Q5: 日本語でプロンプトを書いても大丈夫ですか?
A5: 日本語でも動画生成は可能ですが、現状では英語でプロンプトを書いた方が精度の高い結果が得られます。

詳しくは15分の動画で解説しました。
https://www.youtube.com/watch?v=WR-SMDkLG3s

0:00 👋 動画の導入とSoraの一般公開について
1:03 🎥 Soraの特徴と学習データについての解説
2:06 💳 有料プランと利用に関する注意点
3:08 ⚙️ Soraの設定オプションの説明
4:11 🐱 猫とネズミの動画生成テスト
6:22 🔄 プロンプトの修正と再生成
8:31 📝 ストーリーボード機能の説明
9:37 🛠️ 編集機能(リカット、リミックス等)の紹介
10:41 📜 利用規約と制限事項の確認
11:43 🎯 ロゴアニメーション生成テスト
13:52 🔍 まとめと課題点の説明

上記の動画はYouTubeメンバーシップのみ
公開しています。詳しくは以下をご覧ください。

https://yokotashurin.com/youtube/membership.html
YouTubeメンバーシップ申込こちら↓
https://www.youtube.com/channel/UCXHCC1WbbF3jPnL1JdRWWNA/join

OpenAI動画生成AI「Sora」使い方:有料プランのみ利用の注意点

🎬 Sora
OpenAIが開発した最新の動画生成AIで、テキストや画像から高品質な動画を生成できるツール。自然な動きや影の表現が特徴的で、ビジネス用途にも期待される。

💰 ChatGPT Plus
月額20ドルの有料プランで、Soraを利用できる唯一のプラン。Teamプランなど他の有料プランでは現時点で利用不可。

🎯 クレジット制限
月1000クレジットまで使用可能で、1動画あたり約20クレジットを消費。月に最大50本の動画を生成できる。

📝 プロンプト
動画生成時に入力するテキストで、日本語対応はまだ完全ではなく、英語での入力の方が精度が高い。

🎨 画質設定
480p、720p、1080pから選択可能。ただしプランによって利用できる画質に制限あり。

⏱️ 動画長
5秒、10秒、15秒、20秒から選択可能。生成時間は長さによって変動する。

📱 アスペクト比
16:9(横長)、1:1(正方形)、9:16(縦長)から選択可能で、用途に応じて設定できる。

🚫 人物制限
人物を含む画像や動画のアップロードが制限されており、著作権や肖像権への配慮がなされている。

🔄 編集機能
生成後の動画に対してリカット、リミックス、ブレンド、ループなどの編集が可能。

📊 ストーリーボード
複数のシーンを組み合わせて1つの動画を作成する機能で、シーンごとの詳細な設定が可能。

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この記事を書いた人

横田 秀珠のアバター 横田 秀珠 (新潟)公立長岡造形大学 情報リテラシー論 講師

ネットビジネス・アナリスト。未経験のIT企業に就職し、たった3年で独立し、2007年にITコンサルタント会社のイーンスパイア(株)を設立し現在に至る。All About ProFile全専門家で全国1位のコラム評価を獲得した実績を持つ。全国で年間200回を超える講演も行う。