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ネットビジネス研究会ゼロエン会員Discord投稿2025年8月分

ネットビジネス研究会ゼロエン会員Discord投稿2025年8月分
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2008年9月1日から1日も欠かさず
ブログを更新し続けて丸17年です。
イーンスパイアの横田です。
https://www.enspire.co.jp

本日2025年9月1日から18年目に突入します。
ブログを言ってもラーメン食べましたのような
日記ではなくネットビジネスのノウハウを解説
する記事を書き続けて6210日目です。

10000日連続を達成できるのは2036年で65歳の時。
年金暮らしになる65歳まで仕事を頑張れってこと。

これからもブログ購読よろしくお願いします。

さて、本題です。

2021年4月に開始のサービス
ネットビジネス研究会ゼロエン会員
で更新しています。無料です。

僕のノウハウを無料で公開しているのは
現在Discordのみ。参加してみてね↓
 https://discord.gg/Bpj4YXgS84

詳しくは以下で解説しています。
https://yokotashurin.com/etc/0en.html

今回は、特別に現時点までに
投稿したノウハウを紹介します。

特に以下のページをブックマークすると
ゼロエン会員に入らなくてもいいけど(笑)
https://yokotashurin.com/news
ここでも公開していない内容は会員限定で
専用Facebookグループで公開してましたが
2024年からDiscordに移行しました。
https://discord.gg/Bpj4YXgS84

2025年8月末時点で140名が参加しています。

またはChatGPTのGPTs「横田秀珠’s脳
https://chat.openai.com/g/g-KNrlqzduv
のチャットボットで質問してみよう。

さらにLINE公式アカウントの「横田秀珠’s脳
https://lin.ee/Dt4k3LK
のチャットボットで質問してみよう。

2025年8月にDiscordで公開した内容を
ライブ配信で解説したものを紹介します。
https://www.youtube.com/watch?v=rqpsHbasqI0

ネットビジネス研究会ゼロエン会員Discord投稿2025年8月分

ネットビジネス研究会 6210日記念
📈 ブログ6210日継続記念!研究会140名参加の8月情報まとめ
🎯 記念すべき節目の日

2025年9月1日(月)

6210

18年目突入 – 2008年9月1日から1日も欠かさずブログ継続中!

54歳 現在の年齢
10,000 次の目標日数
65歳 達成時年齢
2036/1/18 目標達成日
🎉 定年までの道のり
あと4000日で1万日達成!
仕事とブログの歴史が同じタイミングで完結する予定
⬇️ 研究会の活動内容 ⬇️
💬 ネットビジネス研究会について

📊 現在の参加状況

Discord参加者: 140名

ゼロエン会員 – 完全無料で参加可能

✅ 自由入退会制度

✅ 各ジャンル別の情報シェア

🎯 研究会の特徴:
• 横田さんが収集した他者の優良コンテンツをシェア
• ジャンル別に整理された学習リソース
• 最新ネットビジネス情報の集約
🔍 2025年8月のシェア内容
🎨 生成AI(画像・動画編)
Pica – 動画生成AIの活用事例
Genspark – XのURLからグラレコポスター自動生成
Rodin AI – 3Dモデル・アニメーション制作
Nano-Banana – 最新ツール
🛠️ サービス・ツール
リヒトラブ – 1冊でも倒れないブックスタンド
サンワサプライ – 電源タップスリムタップ
• 縦横間に刺せる電源タップ革命
📊 マーケティング
• 読書する人20年前から40%減少
• 日産が初の10位圏外へ転落
• コメダ珈琲店の長居客戦略
• 詫び菓子における7つの流儀
• アイフル580店舗全廃
🔍 SEO対策・PPC広告
• Google検索AIモード年内開始の可能性
• GoogleトレンドAPI公開
• 検索動向分析の新ツール
🛡️ 情報リテラシー
• セルフレジ不正精算の手口
• 航空自衛隊のBOXクラウド導入
• Apple Watch睡眠スコア機能
🎮 メタバース・VTuber・ゲーム
• Meta QuestでYouTube/Twitch配信
• 山田涼介がCrazy Raccoon加入
• AIえいご-マグナとふしぎの少女
• VTuber業界の最新動向
🎯 今後の展望
🔥
継続的な情報発信
あと4000日、2036年まで毎日ブログ更新継続
👥
コミュニティ拡大
Discord参加者140名からさらなる成長を目指す
📚
情報品質向上
各ジャンルでより多くの有益情報をシェア

ネットビジネス研究会ゼロエン会員Discord投稿2025年8月分

ネットビジネス・アナリスト横田秀珠氏が、2008年9月1日から6210日間(18年目)ブログを毎日更新し続けている記念日に、ネットビジネス研究会ゼロエン会員(Discord140名参加、無料)の2025年8月分活動内容を公開。生成AI(Pica、Genspark等)、便利ツール、マーケティングデータ(読書人口40%減、日産11位転落等)、Google検索AIモード導入予告、セルフレジ不正手口、VTuber・ゲーム業界動向などを共有。次の目標は10,000日更新(2036年、65歳時)を掲げている。

  1. はじめに
  2. 18年間の継続が生み出した記念すべき節目
  3. ネットビジネス研究会の全貌と140名のコミュニティ
  4. 2025年8月の厳選情報:生成AIからマーケティングまで
  5. おわりに
  6. よくある質問(Q&A)

はじめに

継続は力なり——この言葉の真の意味を体現する人がいます。ネットビジネス・アナリストとして活動する横田秀珠氏が、2025年9月1日という記念すべき日を迎えました。2008年9月1日から1日も欠かすことなく続けてきたブログ更新が、ついに6210日目を記録したのです。これは単なる数字ではありません。18年という歳月をかけて積み重ねてきた情報発信の軌跡であり、デジタル時代におけるコンテンツ創造の新たな可能性を示す貴重な事例でもあります。今回は、この偉業達成の背景にある継続力の秘密と、彼が運営するネットビジネス研究会ゼロエン会員の価値について、詳しくご紹介していきます。

18年間の継続が生み出した記念すべき節目

2025年9月1日月曜日、ネットビジネス・アナリスト横田秀珠氏にとって特別な一日となりました。2008年9月1日からスタートしたブログの毎日更新が、ついに6210日目という大きな節目を迎えたのです。この数字を別の視点から見ると、18年目突入という記念すべきマイルストーンでもあります。

ChatGPTに計算を依頼して判明した興味深い事実があります。6000日まで到達した今、次なる大きな目標は10,000日です。あと4000日という膨大な道のりが待っていますが、その達成予定日は2036年1月18日だということが分かりました。現在54歳の横田氏にとって、達成時の年齢は65歳となります。これは偶然にも定年の年齢と重なるため、仕事とブログの歴史が同じタイミングで一つの区切りを迎えることになります。

「まだまだあと4000日という膨大な果てしない道のりがありますので、頑張って行きたいな」という横田氏の言葉からは、継続への強い意志と未来への展望が感じられます。定年まで仕事を頑張ろうという意気込みと、ブログ更新の継続がシンクロしているところに、彼の人生設計の緻密さが表れています。

このような長期間の継続は、単なる習慣を超えた使命感と情熱があってこそ可能になるものです。毎日欠かさずという制約の中で、質の高い情報を発信し続ける姿勢は、多くのビジネスパーソンにとって学ぶべき点が多いでしょう。

ネットビジネス研究会の全貌と140名のコミュニティ

横田氏が運営するネットビジネス研究会は、多層的な会員制度を採用しています。ゼロエン会員、デイリー会員、ムービー会員、セミナー会員、コンサル会員という5つのカテゴリーが用意されており、それぞれ異なる価値を提供しています。

その中でも注目すべきは、ゼロエン会員という無料で参加できる会員制度です。Discordプラットフォーム上で運営されており、現在140名という切りの良い数字の参加者を抱えています。この数字について横田氏は、「ブログ更新し続けて10000日目を迎える2036年まで続けるんであれば、この数字がいったい何人?何名ぐらい増えるかはちょっとわかりませんけど、頑張りたいと思ってます」と語っています。

Discordでの運営形式の大きな特徴は、参加者が自由に入退会できる点です。強制的な拘束がないため、参加者一人ひとりの意志に基づいた真のコミュニティが形成されています。招待リンクは動画に貼られており、QRコードからもアクセス可能となっています。

コミュニティ内では、左メニューにジャンル分けされた情報が体系的に整理されています。これらのジャンルには、横田氏が日々収集した様々なブログ記事やニュースサイトの情報がシェアされています。重要な点は、横田氏自身が執筆したノウハウや記事ではなく、他者が作成した価値ある情報を厳選して紹介していることです。

この仕組みによって、参加者は横田氏がどのような分野に注目し、どのような学習を継続しているかを把握することができます。つまり、情報キュレーションの専門家である横田氏の思考プロセスや関心領域を、リアルタイムで学ぶことができる貴重な機会となっているのです。

2025年8月の厳選情報:生成AIからマーケティングまで

生成AI(画像・動画編)の最新動向

2025年8月のDiscordでは、生成AIの分野で注目すべき情報が多数シェアされました。まず紹介されたのがPicaという動画生成AIの事例です。動画生成AIや画像生成AIは現在も急速に進化を続けており、その数の多さから横田氏でも「まだ全部紹介しきれていない」という状況です。

特に興味深い事例として、GensparkのAIデザイナーが挙げられます。このツールでは、自分のXのURLを投稿するだけでグラレコポスター(グラフィックレコーディングポスター)が自動生成されるという画期的な機能を提供しています。このような具体的な活用事例を通じて、AI技術の実用性と可能性が示されています。

さらに注目すべきは「Rodin AI」の紹介です。このサービスは「誰でも3Dモデルアニメーション制作ができる時代へ」というコンセプトで開発されており、従来は専門的な技術が必要だった3Dアニメーション制作を、一般ユーザーでも手軽に行えるようにしています。

これらの事例からは、AI技術がもはや専門家だけのものではなく、一般ユーザーが日常的に活用できるレベルまで普及していることが分かります。Nano-Bananaといった新しいサービスも含めて、横田氏は常に最新の動向をチェックし、実用的な価値のある情報を選別して提供しています。

サービス・ツールの革新的プロダクト

サービス・ツール分野では、日常業務や生活を改善する興味深いプロダクトが紹介されています。株式会社リヒトラブから発売された「一冊でも倒れないブックスタンド」は、従来のブックスタンドが抱えていた問題を解決する画期的な商品です。

通常のブックスタンドは、本の数が少なくなると倒れてしまうという致命的な欠点がありました。しかし、このプロダクトは背面に特殊な仕掛けを施すことで、一冊の本でも安定して立てかけることができます。横田氏は「これねかなり面白いなと思ったんで欲しいなと思ってまして、まあちょっと機会があったらね買おうかな」と実際の購入意向を示すほど評価しています。

サンワサプライの電源タップスリムタップも革新的なプロダクトとして紹介されました。このタップの特徴は、プラグを縦横間に刺せるという柔軟性にあります。従来の電源タップは固定された向きでしか使用できませんでしたが、この製品では90度回転させた向きでも使用でき、さらにコンセントとコンセントの間にも差し込むことができます。

横田氏は「いろんな向きでさせるということなんで、書いてる通りですね縦横間に刺せるというね電源タップ革命ということでいや面白いこと考える人がいるなと思って」と評価しており、既存の交互にプラグをセットできるタイプや回転式のタイプを使用している経験を踏まえた上で、この新しいアプローチの価値を認めています。

マーケティング分野の重要データと業界動向

マーケティング分野では、業界の変化を示す重要なデータが複数紹介されています。最も衝撃的だったのは「読書する人は20年前の40%減少している」という統計データです。横田氏はこの数字について「結構きついっすね」と率直な感想を述べており、Amazonなどのネット通販の影響だけでなく、根本的に読書をする人そのものが減少している現状を指摘しています。

自動車業界では、日産自動車の販売実績に関する衝撃的なニュースが報告されています。2025年1月から6月の世界新車販売台数において、日産が初めて10位圏外となり11位に転落したのです。スズキやBYDにも抜かれるという結果は、従来上位に位置していた日産にとって深刻な状況を示しています。

一方で、興味深い成功事例としてコメダ珈琲店の経営戦略が紹介されています。「日本で一番客に長居される喫茶店がなぜか日本で一番儲かっている謎」というタイトルの記事では、従来の「回転数が多い方が儲かる」という常識に反する経営手法が解説されています。長居されれば回転数は上がらないにも関わらず、コメダが高い収益性を実現している理由は、多くのサービス業にとって学ぶべき点が多い事例です。

興味深いマーケティング観察として、「詫び菓子における7つの流儀」という記事も紹介されています。謝罪の際に持参するお菓子として最も適しているのは虎屋の羊羹だとされており、その理由として「ずっしりとした重みがあって、ちゃんとカチッとしているというもので、そして間違いないもので高級なもの」という特徴が挙げられています。このような細かいビジネスマナーや慣習も、マーケティングの観点から分析する横田氏の視点は非常に興味深いものです。

また、駅で発見した看板についても「すごいマーケティング的に素晴らしいなと思ってですねよくできてますね」という評価を与えており、日常的に遭遇する広告や販促物からもマーケティングの学びを見つける姿勢が示されています。

金融・小売業界の構造変化

金融業界では、アイフルが580店舗を全廃するという大きな変化が報告されています。これは大手3社で初めての完全店舗廃止であり、スマートフォンでの借り入れサービスの普及により来店客が大幅に減少したことが背景にあります。

横田氏はこの変化について複雑な感想を述べています。「今まではこういうお店に行ってたんだけど、やっぱお店に行くのを見られたくないっていう人がいるので、スマートフォンから簡単に借りられるということで、そっちに行ってるからリアル店舗をどんどん閉じてるってこと」と分析する一方で、「人に見られるっていうまあなんていうのかなハードルがあるからこそ良かったと思うんだけど、それがスマホになっちゃうとどんどん借りちゃうような気がしてですね、ちょっと逆に心配だな」という懸念も表明しています。

小売業界では、セルフレジの不正精算に関する手口が紹介されており、情報リテラシーの重要性が強調されています。偽物の安い価格のバーコードを商品に貼り付けて決済するという手口は、「考えてみれば当たり前なんだけど」としながらも、「これはねやっぱりよく皆さんね見とかないとね、レジの人ね、これだと結局人が監視しないといけなくなっちゃうので意味なくなっちゃいます」と指摘しています。

飲食業界と技術導入の課題

飲食業界では「美食日本を救う投資ファンド」という記事が紹介されており、一見すると良いニュースのように見えますが、実際にはミシュランガイド掲載のお星付き店の数がピークから3割減少しているという深刻な状況が明らかになっています。東京は世界最多のミシュラン掲載店を誇る一方で、高報酬を求める料理人の海外流出という問題も抱えており、「ちょっとびっくりなニュース」として注目されています。

SEO対策とPPC広告の最新動向

SEO対策分野では、Google検索AIモードが早ければ年内にも日本で開始される可能性について言及されています。横田氏は「これね来るとやばいですよ」と強い関心を示しており、「まあ実際に体験してみないといまいちわからないし、日本語だったらどのぐらいね、みんなが対応してくるかってこともあるので、なんとも言えないんですけど」としながらも、「AIモードね年内ということなので、もうカウントダウンですよね、あと3か月4か月ですからね、このニュースは重要かなと思います」と業界への大きな影響を予測しています。

また、GoogleトレンドAPIに関する情報も提供されており、Google検索数の推移を調べることができるツールとしてマーケティング関係者にとって価値の高い情報となっています。

技術とセキュリティの課題

情報リテラシー論の分野では、航空自衛隊がアメリカのBOXのクラウドストレージを導入したというニュースが取り上げられています。横田氏は「海外のクラウドサービスをですね、日本のこういう自衛隊とかが使うの大丈夫なんか」という疑問を投げかけており、「まあまだねアメリカだからまだいいといえば言うんですけど、同盟国だからね、でも仮にアメリカと戦争するようなことがあった時どうするんだって話がある」として、長期的な視点からのリスク管理について問題提起しています。

デジタルデバイスとヘルスケア

Apple Watchの新機能として、睡眠スコアが確認できる機能の追加が報告されています。横田氏は「今までもなんかそのような機能あった気がするんですけど、よりね健康スコアがわかるようなものが出るということなので、これはちょっと期待したいな」と前向きな評価を示しており、ヘルスケア分野での技術進歩に注目していることが分かります。

VRとゲーミング業界の発展

メタバース系の分野では、Meta QuestでのYouTubeやTwitchの配信機能について「これは結構注目のニュースかなって気がしています」と評価しています。VRデバイス単体での配信が可能になることで、コンテンツ制作の敷居がさらに下がる可能性があります。

ゲーミング業界では、Hey! Say! JUMPの山田涼介がプロゲーミングチーム「Crazy Raccoon」に「LEO」名義で加入したというニュースが話題になりました。2025年8月20日に東京ドームで開催された「CR FES 2025」でのサプライズ発表は約5万人の観客を沸かせました。横田氏は「今ではちょっと考えられないようなその芸能人の方がゲームを使ってですね、一般の方と交流したりとか、こういうイベントに参加したりみたいなことが出てきて」として、ゲーム業界の変化を評価しています。

教育分野では「AIえいご-マグナとふしぎの少女」というゲームが英会話練習に効果的として紹介されており、横田氏は実際に子供に試してもらった結果として「面白そうですね」という評価を与えています。

おわりに

横田秀珠氏の18年間にわたる継続的な情報発信と、ネットビジネス研究会ゼロエン会員での価値提供は、現代のデジタル社会における情報キュレーションの重要性を示す素晴らしい事例です。6210日目という節目を迎えた今日、私たちは継続することの偉大さと、質の高い情報を選別して提供することの価値を改めて実感します。140名という参加者数は決して大きくありませんが、それぞれが真剣に学びを求める意識の高いコミュニティが形成されています。生成AIの進歩からマーケティングの変化、業界の構造変化まで、幅広い分野をカバーする情報提供は、参加者にとって他では得られない価値を提供しています。2036年の10,000日達成まで、まだ4000日という長い道のりが残されていますが、これまでの継続力と情熱を考えれば、必ず達成されることでしょう。そして、その過程で提供される情報とコミュニティの価値は、参加者の成長と成功に大きく貢献し続けることは間違いありません。

よくある質問(Q&A)

Q1: ネットビジネス研究会ゼロエン会員は本当に無料で参加できるのですか?

A1: はい、ゼロエン会員は完全無料で参加できます。Discordプラットフォームを使用しており、招待リンクから自由に参加・退会が可能です。現在140名が参加しており、横田秀珠氏が厳選した様々な分野の最新情報を無料で受け取ることができます。動画に貼られている招待リンクやQRコードからアクセスできます。

Q2: Discordでは具体的にどのような情報が共有されているのですか?

A2: 左メニューでジャンル分けされた体系的な情報が共有されています。生成AI(画像・動画編)、サービス・ツール、マーケティング、SEO対策・PPC広告、情報リテラシー論、VTuber関係、ボーカロイド関係、ゲーム関係など多岐にわたります。横田氏自身が執筆した内容ではなく、他者が作成した価値ある情報を厳選して紹介しているため、情報キュレーションの専門家の視点を学ぶことができます。

Q3: 横田秀珠氏の10,000日目標はいつ達成される予定ですか?

A3: ChatGPTの計算によると、10,000日達成は2036年1月18日の予定です。現在6210日なので、あと4000日という長い道のりが残されています。横田氏は現在54歳なので、達成時には65歳となり、ちょうど定年の年齢と重なります。これにより、仕事とブログの歴史が同じタイミングで一つの区切りを迎えることになります。

Q4: ネットビジネス研究会には他にどのような会員制度がありますか?

A4: ゼロエン会員以外に、デイリー会員、ムービー会員、セミナー会員、コンサル会員という4つの有料会員制度があります。それぞれ異なるレベルのサービスと価値を提供していますが、詳細な内容や料金については直接お問い合わせいただく必要があります。まずは無料のゼロエン会員から始めて、コミュニティの雰囲気や提供される情報の質を確認してから、上位会員への移行を検討することをお勧めします。

Q5: 2025年8月に紹介された生成AIツールで特に注目すべきものはありますか?

A5: 特に注目すべきは3つのツールです。まず「Pica」という動画生成AI、次に「GensparkのAIデザイナー」でXのURLを投稿するだけでグラレコポスターを自動生成できるツール、そして「Rodin AI」で誰でも3Dモデルアニメーション制作ができるサービスです。これらは従来専門知識が必要だった分野を一般ユーザーでも手軽に扱えるようにしており、AI技術の普及と実用性の向上を示す重要な事例となっています。

詳しくは15分の動画で解説しました。
https://www.youtube.com/watch?v=tzy635Y7Y98

0:00 📝 ブログ継続18年目6210日目の記念日
1:10 🎯 1万日達成への道のりと定年目標
2:15 💬 ネットビジネス研究会Discord運営の紹介
3:14 👥 参加者140名の現状と活動内容
4:20 🤖 AI・画像動画編集ツールの紹介
5:25 🔧 便利なサービスツール・ガジェット情報
6:32 📊 マーケティングデータとトレンド分析
7:39 🏢 企業業界の最新動向レポート
8:46 🛍️ 消費者行動とビジネス変化
9:58 🔍 SEO対策とGoogle最新情報
11:04 ⚠️ セキュリティと情報リテラシー
12:10 📱 クラウドサービスとアプリ動向
13:18 🎮 エンタメ系コンテンツ紹介
14:25 👋 18年目継続への意気込みとまとめ

上記の動画はYouTubeメンバーシップのみ
公開しています。詳しくは以下をご覧ください。

https://yokotashurin.com/youtube/membership.html
YouTubeメンバーシップ申込こちら↓
https://www.youtube.com/channel/UCXHCC1WbbF3jPnL1JdRWWNA/join

🤝 ネットビジネス研究会 横田氏が運営するオンラインコミュニティで、ゼロエン会員として無料参加が可能。Discord上で運営され、最新のネットビジネス情報やマーケティングデータ、新技術の紹介などを共有している。現在140名が参加しており、自由に入退会できる環境を提供している学習・情報交換の場として機能している。

💬 Discord ゲーマー向けに開発されたコミュニケーションプラットフォームだが、現在はビジネスコミュニティでも広く活用されている。テキストチャット、音声通話、画面共有機能を備え、チャンネル別に話題を整理できる。横田氏のコミュニティではジャンル別にメニューが分かれており、効率的な情報共有が可能となっている。

🤖 生成AI 人工知能技術を活用して、テキスト、画像、動画、音声などのコンテンツを自動生成する技術。Pica(動画生成)、Genspark(デザイン)、Rodin AI(3Dモデル・アニメーション)など多様なツールが登場している。クリエイティブ業界や個人の表現活動に革命をもたらしており、誰でも高品質なコンテンツ制作が可能な時代を実現している。

📝 ブログ継続 2008年9月1日から一日も欠かすことなく18年間ブログを更新し続ける驚異的な継続力。現在6210日目で、次の目標は10,000日(2036年1月18日、65歳時)。継続的な情報発信により個人ブランドを確立し、専門性と信頼性を構築する重要性を体現している。毎日の習慣化により膨大な知識とコンテンツを蓄積している。

📊 マーケティング 市場動向や消費者行動を分析し、効果的な販売戦略を立案する活動。読書人口が20年前の40%減少、日産自動車の世界新車販売台数11位転落、コメダ珈琲の長時間滞在でも高収益を実現するビジネスモデルなど、具体的なデータと事例を通じて市場変化や成功要因を理解することが重要である。

🔍 Google検索AIモード Googleが開発中の人工知能を活用した新しい検索機能で、日本でも年内に開始予定。従来のキーワード検索から対話型AIによる検索体験への大きな変革を意味する。SEO対策やウェブマーケティング業界に大きな影響を与える可能性があり、コンテンツ作成や検索最適化の手法が根本的に変わる可能性がある重要な技術革新。

🛒 セルフレジ 顧客が自分で商品をスキャンして決済を行うシステム。人件費削減や効率化を目的として導入が進んでいるが、偽造バーコードを貼り付ける不正行為などの新たな課題も発生。技術進歩により便利になる一方で、監視体制や不正防止対策の重要性が増している。小売業界のデジタル化における光と影を象徴する事例である。

🎭 VTuber バーチャルYouTuberの略称で、アニメ風のアバターを使用して活動する配信者。近年急速に市場が拡大しており、エンターテイメント業界の新たな分野として注目されている。山田涼介がプロゲーミングチーム「Crazy Raccoon」に加入するなど、従来の芸能界とも連携が深まっており、デジタル時代の新しい表現方法として定着している。

🎮 ゲーム業界 エンターテイメント産業の中でも特に成長著しい分野で、eスポーツやプロゲーミングチームの活動が活発化している。芸能人の参加により一般認知度も向上し、東京ドームで5万人規模のイベントが開催されるなど、従来の枠を超えた文化現象となっている。英語学習ゲームなど教育分野との融合も進んでいる。

💡 情報リテラシー デジタル時代において情報を適切に収集、評価、活用する能力。セルフレジの不正手口や航空自衛隊の海外クラウドサービス導入など、技術進歩に伴う新たなリスクや課題を理解し、適切に対処するための知識と判断力が求められている。情報化社会で安全かつ効果的に生活するための必須スキルである。

超要約1分ショート動画こちら↓
https://www.youtube.com/shorts/4lsk38kKT1k

ネットビジネス研究会ゼロエン会員Discord投稿2025年8月分

現代社会は、個々の出来事が孤立して見えるにもかかわらず、実際には一つの根本的な構造的変革によって駆動されています。本報告書は、この変革を「グレート・コンバージェンス」と定義します。これは、AI技術の加速、消費者行動の変化、そして新しい経済モデルの台頭が融合し、伝統的な産業構造を破壊し、デジタルネイティブなパラダイムを創出している時代です。

Pika LabsやGensparkといったAIツールは、クリエイティブなスキルセットをコモディティ化し、価値の源泉を技術的な実行能力から純粋なアイデアとディレクションへとシフトさせています。同時に、セルフレジでの不正行為の増加と「長居できる喫茶店」の成功は、効率性と人間的な体験という、一見矛盾する消費者の欲求を示しています。前者では自動化が信頼の危機を招き、後者では物理的な空間がデジタル世界では得られない価値を提供しています。

さらに、VTuberのようなデジタルネイティブな文化現象は、主流文化に浸透しつつも、旧来のビジネスモデルとの摩擦に直面しています。山田涼介氏がプロゲーミングチームに加入した事実は、伝統的な有名人の概念がデジタルエコシステムと融合し、ブランド価値を再定義していることを示しています。

一方、日産自動車の販売順位低下やミシュラン星付きレストランの減少は、市場の変化に対応できない伝統的な組織の脆弱性を浮き彫りにしています。そして、GoogleがAIモードを導入しつつ、トレンドAPIを公開していることは、同社が情報そのものの再構築を進め、価値提案を検索結果からのクリックに依存する広告モデルから、プロフェッショナル向けデータ提供へとシフトさせていることを示唆しています。

本報告書は、これらの現象を単なる事実の羅列としてではなく、互いに深く関連するシグナルとして捉えるための戦略的な枠組みを提供します。成功への道は、効率性と人間性を両立させるハイブリッドモデルを構築し、この変革の根底にある力を理解することにかかっています。

序章:変革の新しいランドスケープ

本報告書は、AIの新機能やレガシー企業の苦戦、新文化の台頭といった一見ばらばらに見える出来事が、実際には単一の根本的なシステム的変化の兆候であるという中心的な主張を提示します。これは、技術、消費者行動、そして経済構造が統合され、崩壊し、再形成される「グレート・コンバージェンス」の時代です。従来の分析は、これらの事象を個別の事柄として捉えがちでしたが、本報告書は、それらの間に隠された相互関連性を明らかにし、将来を見据えた視点を提供することを目的としています。この変革期を乗り切るためには、個々のニュースの背後にある、より大きな力の動きを理解することが不可欠です。


Part I:創造の民主化とエージェンティックAIの台頭

このパートでは、新しいAIツールがタスクを自動化するだけでなく、誰が、そしてどのように創造を行うかを根本的に変えているかを考察します。創造的活動への参入障壁が崩壊し、価値の源泉が技術的なスキルから創造的なビジョンへとシフトしていることを論じます。

1.1 創造的障壁の崩壊

Pika Labsの新しいリップシンクモデルの発表は、コンテンツ制作における極めて重要な瞬間です。このモデルは、オーディオトラックに応じて唇の動きを正確に同期させた高精細(HD)動画をわずか6秒で生成する能力を持ち、以前のモデルと比較して20倍高速かつ20倍安価であるとされています 。この速度と手頃な価格は、プロのスキルや高価な機材を持たない新たなタイプのクリエイターにも動画制作を可能にし、コンテンツ制作を民主化する profound な変化をもたらします 。音声と音楽を分離することなく、そのままの音声ファイルで生成できるという機能は、メディア統合への新しい、全体的なアプローチを示しており 、技術的な実行がボトルネックであった従来のワークフローを、純粋なアイデア出しのプロセスへと移行させます。  

同様に、Rodin AIは、2D画像をアニメーション付きの3Dモデルに、技術スキルを全く必要とせずに変換できることで、従来専門的であった別の分野を民主化しています 。さらに、BlenderやUnreal Engineといったプロ向けのツールとのシームレスな統合は 、これらのAIが単なる代替物ではなく、プロのクリエイターにとって強力な加速ツールであることを示しています。  

これらのツールは、単に個別のタスクを簡素化するだけでなく、創造的な活動そのものの価値提案を根本的に変えています。Pika LabsやRodinのようなツールの登場は、創造的活動のコモディティ化の新しい時代を告げるものです。以前は「これを作ることができる」という技術的スキル自体に価値がありましたが、今後は「これを構想し、ディレクションできる」という能力がより重要になります。制作コストと時間の劇的な削減は、クリエイティブなプロセスをプロのワークフローから一般消費者のレベルへと引き下げ、高品質なコンテンツの供給過剰を引き起こします。これにより、次の時代における差別化要因は、クラフトの実行能力ではなく、独自のアイデアを生み出す能力そのものになるでしょう。これは、創造的経済における根本的な転換です。

1.2 ツールからエージェントへのシフト

Gensparkの「AIデザイナー」は、AIが単なるツールから自律的な「エージェント」へと進化している最先端を示しています 。従来のAIツールがステップバイステップの指示を必要とするのに対し、Gensparkは「XのURLからグラレコポスターを作成する」といった高レベルな目標を与えられると、その達成に必要なサブタスクを自律的に計画し実行できます 。これは、観察、思考、実行というプロセスを自ら行い、ユーザーのスタイルを学習し、アプローチを適応させることで実現されます 。  

このエージェンティックな能力は、伝統的なクリエイティブやマーケティングの役割に直接的な挑戦を突きつけます 。Gensparkは、ワークフローにおける2~3の別個のツールを置き換え、下書きの時間を数時間から数分に短縮できます 。これは、「人間がプロセスに介在する」モデルから「人間が全体を監督する」モデルへのシフトを意味します。この事例は、創造的な  

プロセス自体が自動化されるという、より深い構造的変化を明らかにしています。価値はもはやデザインの手作業にあるのではなく、高レベルな戦略を策定し、エージェントに適切なコンテキストを与える能力にあります。ユーザーのX URLを入力として利用する機能は 、エージェントが現実世界の意味論的コンテキストを取り込んでパーソナライズされた出力を生み出す能力の強力な例であり、単なるテキストプロンプトを超えた、データ駆動型のデザインワークフローへと進化しています。  

従来のツールは、ユーザーがクリエイターとプロジェクトマネージャーの両方を兼ねることを要求しました。Gensparkのようなエージェンティックツールは、プロジェクト管理と実行の役割を引き継ぎます。これにより、人間は戦略と高レベルな目標に集中できるようになります。この点が、Gensparkが依然としてツールに過ぎないCanvaやMidjourneyの代替品として位置づけられる理由です 。真の革命は生成そのものではなく、多段階のクリエイティブなワークフローの自動化にあります。  

この新しいクリエイティブツールキットの機能を、以下の表にまとめました。

ツール主要機能主要な特徴パラダイムシフト
Pika LabsAI動画生成HD品質の動画を6秒で生成、20倍高速・安価。音声のボイスと音楽を分離せずに利用可能。動画制作の民主化。技術からアイデアへの価値転換。
GensparkAIデザインツール高レベルな指示でポスター、ブランドキットなどを自律的に生成する「エージェンティック」な能力。ワークフローの自動化。人間が全体を監督する「Human-on-top」モデルへの移行。
Rodin AI2Dから3Dへの変換技術スキル不要で画像を3Dモデル化し、アニメーションを付与。Blender等へのシームレスな統合。3Dモデリングへのアクセシビリティ向上。プロのワークフローの加速。

Part II:人間とデジタルのインターフェース:価値と信頼の再定義

このパートでは、セルフレジでの不正行為の増加と「長居できる喫茶店」の成功を事例として、自動化のパラドックスを探求します。デジタルシステムが人間の相互作用を置き換えるにつれて、新たな課題が生まれ、価値がキュレーションされた人間中心の体験へとシフトしていることを論じます。

2.1 自動化における信頼の危機

セルフレジシステムは、効率を最大化し、人件費を削減するために設計されました 。しかし、この人間による監視の排除は、「モラルハザード」を生み出します。報道によると、あるスーパーマーケットでは年間推定約500万円の万引き被害が発生しており 、ある調査では、セルフレジ利用者の20%が万引き経験を認め、商品の紛失率は約4%に達していると報告されています 。  

これは、技術的な効率性が負の人的外部性を持つ明確な事例です。チェックアウト時の人間との相互作用に伴う暗黙の信頼や社会的圧力という「社会契約」が取り除かれることで、取引の倫理的基盤が侵食されます。その結果、技術的には「効率的」であっても、経済的・倫理的には「漏洩しやすい」システムとなります。従来の盗難防止策は目に見える監視に依存していました。これが取り除かれると、少なからずの人々の行動が変わります。問題は技術の能力ではなく、人間の心理を考慮しきれていない点にあります。これは、過度な自動化が持つ重大な脆弱性を露呈しています。つまり、自動化は完璧なアクターが行動する世界では最も効果を発揮しますが、複雑な人間の行動という現実の世界では機能不全を起こす可能性があるのです。

2.2 憧れの経済:体験的価値への回帰

一方、長居する客を許容することで利益を上げる「長居できる喫茶店」の成功は、客席回転率の最大化という従来の小売業界の原則に逆行します 。このビジネスモデルは、キュレーションされた快適な空間を優先し 、単に飲み物を売るのではなく「時間と空間」を販売しています 。利益は、高めの価格設定、運営上の回転率の低さ、そして安定した予測可能な収益源を提供するロイヤルなコミュニティの創造から生まれます 。  

この喫茶店のモデルの成功は、セルフレジの危機とは対照的です。ハイパー効率的なデジタルファーストの世界では、価値提案がスピードや価格から、快適さ、コミュニティ、そしてキュレーションされた体験へとシフトしています。これは、人々がデジタルの絶え間ない要求から逃れる場所を求める「憧れの経済」です。この現象は、物理的な世界における些細だが根深いフラストレーションを解決する、倒れないブックスタンドやモジュラー式の電源タップといった物理的な製品 が成功を収めている理由も説明します。  

この喫茶店の成功の根底にあるのは、デジタルな利便性では満たせない新しい消費者のニーズです。仕事や私生活がますます断片化されデジタル化されるにつれて、人々はコミュニティと集中した時間を過ごすための物理的な「第三の場所」を強く求めるようになっています。この喫茶店の成功は、低い客席回転率にもかかわらずではなく、それ故に成立しています。これは、新しいプレミアムな価値を捉えるために、伝統的なビジネスモデルを戦略的に逆転させた事例です。

2.3 商業のデジタル化と物理性の終焉

アイフルの全580店舗閉鎖という決定は、ビジネスモデルが完全にデジタル領域に移行したことを示す stark な例です 。閉鎖の理由は、顧客の来店客数が劇的に減少し、消費者がスマートフォンによる借入の利便性を好むようになったためです 。  

この事例は、サービスが単にデジタルで強化されるだけでなく、完全にデジタルに置き換えられたことを示しています。小売業では、体験的な理由から物理的な店舗が依然として価値を持ちますが、融資のようなサービスは、デジタル領域で完全に最適化されました。スマートフォンファーストモデルへの移行は、単にコスト削減のためだけでなく、消費者の行動における根本的な変化と、プライバシーやスピードへの嗜好に対する戦略的対応です。顧客がスマートフォンへ移行した理由は、利便性だけでなく、個人的な取引を人間を介さずに、より慎重に行いたいという心理的な欲求も要因でした。この心理的要因が、物理的インフラストラクチャを時代遅れにする完全なデジタル移行を促進しました。これは、その中核的価値提案がデジタルネイティブな体験によって完全に再現または向上されうるあらゆるビジネスにとっての教訓です。

以下の表は、伝統的なパラダイムと新しいパラダイムの対比をまとめたものです。


パラダイム利益の源泉顧客との関係性主要技術課題
伝統的(セルフレジ、旧式カフェ)客席回転率、人件費削減取引ベース物理的インフラストラクチャモラルハザード、顧客とのエンゲージメント低下
新規(長居できる喫茶店、デジタル金融)体験的価値、コミュニティコミュニティベースAI・デジタルプラットフォーム物理的空間の価値の再発見、信頼の再構築

Part III:境界線の曖昧化:主流文化とデジタルネイティブなエコシステム

このパートでは、VTuber現象と山田涼介氏の事例を用いて、伝統的な有名人とデジタルネイティブな有名人の融合を分析します。文化の成長とビジネスモデルの不安定さというパラドックスを解体し、セレブリティの未来が流動的でコミュニティ主導型であることを論じます。

3.1 VTuberの主流化と文化的パラドックス

VTuberエコシステムは、前例のない主流からの評価を得ています。VTuberの星街すいせい氏がForbes Japanの表紙を飾り 、Yahoo! Japanのカーナビアプリに兎田ぺこら氏が登場するなど 、大手企業がマーケティングキャンペーンにVTuberを起用しています。富山県がVTuberを起用した地方創生キャンペーンも行われるなど、地方自治体さえも観光や活性化に活用しています 。  

しかし、このような文化的影響力と商業的統合にもかかわらず、業界はビジネスモデルの大きな課題に直面しています。大手VTuber事務所であるBrave groupは、前期の赤字から大幅に拡大した約21億円の純損失を計上しました 。同様に、伝統的な大手芸能事務所であるスターダストプロモーションも、VTuber事業の解散を発表し、「現在の体制を維持して事業を継続することが困難」であると述べました 。  

VTuber業界は、伝統的なビジネスモデルと新しいクリエイター中心の経済との間の摩擦を完璧に示しています。Brave groupやスターダストの失敗は、業界そのものの失敗ではなく、モデルの失敗を意味します。中央集権的な統制と流通に依存する旧来のトップダウン型芸能事務所のアプローチは、分散型でコミュニティ主導型のVTuber文化とは根本的に相容れません 。この分野での成功は、クリエイターとファンの直接的な関係、つまりトップダウンのパフォーマンスではなく「共同創造」に基づいています。従来のエンターテインメントは、スターの「手の届かない」神秘性と、中央集権的な価値連鎖(事務所→メディア→ファン)に依存していました。VTuberモデルはこれを逆転させ、クリエイターの個性とファンとの直接的なエンゲージメントが主要な価値ドライバーとなる「親密で共同的な」関係を築きます 。従来の大きな事務所モデルは、この新しいエコシステムに価値を付加することに苦戦しており、それが事業を維持できない理由です。  

3.2 セレブリティの完全な融合

Hey! Say! JUMPの山田涼介氏がプロゲーミングチーム「Crazy Raccoon」に加入したというサプライズ発表は、画期的な出来事です 。これは、アイドルグループのメンバーという伝統的なエンターテインメントの有名人が、単にゲームをプレイするだけでなく、デジタルネイティブな空間でプロフェッショナルな人物となるという事例です。  

この出来事は「グレート・コンバージェンス」の究極のシグナルです。これは、ゲームやeスポーツのようなデジタルエコシステムが、主流の有名人にとって正当なキャリアパスと見なされるほどの文化的・経済的力を獲得したことを証明しています。この事例は、新しい名声経済が流動的でマルチプラットフォームであることを示しています。また、VTuber事務所の苦戦とは対照的に、強力な個人のブランドが、メディアを問わず境界を越え、コミュニティを構築する能力にこそ価値があることを示しています。山田氏の行動は、彼の既存のブランドを活用して、新たな高度にエンゲージされたファン層を開拓する戦略的なものです。彼は単なる「ゲーマー」ではなく、「セレブリティゲーマー」となり、二つの世界を結びつけるハイブリッドなペルソナを創造しています。これは、現代の公人が必要とする機敏性を際立たせています。単一のプラットフォームやジャンルに限定される古いモデルは、もはや時代遅れなのです。


Part IV:旧体制の危機:適応の失敗

このパートでは、日産自動車とミシュランガイドの凋落を、レガシー組織にとっての警鐘として用います。これらの苦戦は、新しい市場の要求への適応の失敗、技術的な機敏性の欠如、そして変化する経済環境での人材維持の失敗の結果であると論じます。

4.1 自動車業界への警鐘:日産の戦略的失敗

日産自動車は、2025年上半期の世界新車販売ランキングで、初めてトップ10圏外に転落しました。これは、BYDやスズキといった機敏な競合他社に追い抜かれた結果です 。その主な理由として挙げられているのは、米国や中国といった主要市場での電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)への移行という市場の需要への対応の遅れです 。  

これは、レガシー企業の古典的な慣性の例です。日産の失敗は単なる製品の問題ではなく、戦略的なものです。彼らは、自動車産業における価値の根本的な源泉が、内燃機関技術からバッテリー技術とソフトウェア統合へとシフトしていることを認識できませんでした 。BYDの台頭は特に示唆的です。同社は伝統的な自動車メーカーではなく、バッテリー会社として事業を開始しました。自動車産業は長年にわたり、エンジニアリングと機械的な熟練によって定義されてきました。EVやHVへの移行は、中核的な競争力をパワートレインやソフトウェア開発へと変えました。日産はレガシー企業としてこの転換が遅れ、新しいパラダイムで生まれた企業にその地位を譲り渡しました。これは、根本的な技術的シフトに直面した際の、確立された組織の脆弱性を強調しています。  

4.2 料理人のエクソダス:ミシュラン星付き店の減少

東京が世界で最もミシュラン星付きレストランを擁しているにもかかわらず、その数はピーク時から3割減少しました 。これは、過去10年間で新しく調理師免許を取得する人の数が4割減少していることと連動しています 。その理由には、高報酬を求める海外市場への熟練した料理人の流出や、日本の厳しいビジネス環境が挙げられています 。  

これは、日産の事例と完璧に符合します。どちらも、新しい経済的現実に適応することに苦戦しているレガシーセクターの例です。高級料理の世界では、世界的な市場が高給を提示する中で、過酷な見習い期間と低賃金という古いモデルはもはや通用しません。提示された資料は、新しい破壊的な力、すなわち銀行融資という伝統的な障壁なしに、シェフが質の高いレストランを開くための資金を提供する「伴走者」としてのプライベートキャピタル(「マネー」)の存在にも言及しています 。これは、BYDが自動車業界を変えたように、ゲームを変える力です。高級料理の「危機」は、品質や需要の低下ではなく、才能と資本に対する伝統的なビジネスモデルの破綻です。ミシュランガイドは、この古いモデルを反映するレガシーな組織と言えます。未来は、伝統的なゲートキーパーを迂回し、成功への新しい道を作り出す、資本と創造的才能の新たなパートナーシップにあります。  


Part V:情報そのものの再構築

このパートでは、Googleの新しい取り組みが、単なる製品アップデートではなく、インターネットの情報経済の根本的な再構築であることを探求します。Googleは、その価値提案を「答えのための検索エンジン」から「市場洞察のためのデータプロバイダー」へと転換させていると論じます。

5.1 Googleの新しい検索パラダイム:AIモードとその影響

Googleの「AIモード」(「AI Overviews」としても知られる)が日本で導入される予定です 。この機能は、多くの場合、ユーザーが情報源をクリックしてアクセスすることなく、検索結果ページ上で要約された答えを直接提供します 。これは便利である一方で、クリックとトラフィックからの広告収入に依存するコンテンツの従来の収益化モデルを脅かします。これは、インターネットの情報アーキテクチャにおける根本的な変化です。Googleは効果的にコンテンツアグリゲーターおよびサマライザーとなり、元の情報源の価値を低下させています。これは、クリックではなく、より抽象的な別の形式のデータに価値がある新しい種類の「リンク経済」を生み出します。過去数十年間、インターネット経済は個々のウェブサイトへのトラフィックを誘導するという原則に基づいて構築されてきました。AI Overviewsはこのプロセスをショートサーキットします。問題は、インターネットの「玄関」がもはや彼らのサイトに通じなくなった場合、パブリッシャーやコンテンツクリエイターがどのようにして彼らの作品を収益化するかということです。これは、従来のインターネットビジネスモデルの危機です。  

5.2 新しいデータ命令:トレンドAPI

これと同時に、GoogleはトレンドAPIのアルファ版を公開しています 。これにより、5年間の信頼性の高い、一貫した検索データをプログラムから利用できるようになります。これは、以前の手動で一貫性のないウェブベースのツールからの大きな一歩です 。この新しいデータストリームは、開発者、ジャーナリスト、研究者といったプロフェッショナルな視聴者を対象としています 。  

これは、Googleが自社のAIモードによって引き起こされる混乱に対する戦略的な対抗策です。クリーンでプログラム可能なデータフィードを提供することで、Googleはその価値提案をシフトさせています。同社は、「一般向けの検索エンジン」から「プロフェッショナル向けのビジネスインテリジェンスツール」へと移行しています。これにより、新しいB2B収益源が開拓され、Googleは世界の関心やセンチメントの権威としての地位を確固たるものにしています。Googleは、生検索データを収益化可能な製品に効果的に変えています。AIモードがコンテンツサイトからの広告収入を一部食い物にする可能性がある一方で、トレンドAPIはプレミアムで実用的なデータのための新しい市場を創出します。これは、AIが時代遅れにしようとしているクリックベースの広告にのみ依存するのではなく、検索のメタ情報そのものを販売することで将来の収益を確保するための動きなのです。


結論:グレート・コンバージェンスの本格化

本報告書は、すべての分析の糸を結びつけます。伝統的な読書人口の減少は、孤立した出来事ではなく、新しい、民主化されたコンテンツ制作ツールによって可能になった、消費者の注意のシフトであると結論付けます。長居できる喫茶店の成功とセルフレジの失敗は、効率性と人間中心の体験を同時に欲する消費者ベースの、同じコインの裏表です。日産自動車とミシュランガイドの苦戦は、レガシー組織が新しい、機敏な競合他社やビジネスモデルに対して持つ脆弱性を示しています。そして最後に、Googleの戦略的な転換は、デジタル巨人が、自らが創造した世界で新しい価値を捉えるために、インターネットを再構築している様子を示しています。

この新しいランドスケープをナビゲートするには、成功が単一の軸(価格、品質、スピード)で競争することではなく、この「グレート・コンバージェンス」を理解し、マクロ(デジタル効率性)とミクロ(人間体験)の両方のレベルで価値を捉えることができるハイブリッドモデルを構築することにかかっています。未来は、技術、文化、そして経済が不可分に絡み合った世界であり、この新しい秩序を理解し、適応できる者だけが繁栄するでしょう。

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この記事を書いた人

横田 秀珠のアバター 横田 秀珠 (新潟)公立長岡造形大学 情報リテラシー論 講師

ネットビジネス・アナリスト。未経験のIT企業に就職し、たった3年で独立し、2007年にITコンサルタント会社のイーンスパイア(株)を設立し現在に至る。All About ProFile全専門家で全国1位のコラム評価を獲得した実績を持つ。全国で年間200回を超える講演も行う。