MENU

LINE公式アカウント友だち登録はこちら↓

友だち追加数
ブログ毎日更新中
過去に投稿した記事

セミナー&講演テーマ

YouTube USTREAM 動画販促術
ソーシャルメディア活用術
ホームページ成功事例100連発
最新のSEO対策
初めてのIT販促

その他の業務

コンサルティング
ネットビジネス研究会
教材の販売
マスコミ取材実績
執筆実績
私たちも横田氏を推薦します

MetaのFacebook・Instagram・Threadsニュース(2025年4月分)

MetaのFacebook・Instagram・Threadsニュース(2025年4月分)
  • URLをコピーしました!

先日にあった誕生日の夜は
ホテル飯を少し贅沢しました
イーンスパイアの横田です。
https://www.enspire.co.jp


さて、本題です。

まずはMeta社の直近1ヶ月にあった
Facebook、Instagram、Threadsの
ニュースを振り返っていきましょう。

Facebookに関する直近1ヶ月のニュース
https://yokotashurin.com/facebook/facebook-news3.html#news
Instagramに関する直近1ヶ月のニュース
https://yokotashurin.com/sns/instagram2.html#news
Threadsに関する直近1ヶ月のニュース
https://yokotashurin.com/sns/threads.html#news
の2025年4月分を解説しました。
https://www.youtube.com/watch?v=PCqDxJuLE70

MetaのFacebook・Instagram・Threadsニュース(2025年4月分)

Meta社SNS最新ニュース

🔍 2025年4月のMeta社3大SNS(Facebook、Instagram、Threads)最新情報まとめ

Facebook最新ニュース
Instagram最新ニュース
新機能「Blend」:リールをDMグループ内で共有する機能「Blend(ブレンド)」がテスト中。グループでのコンテンツ共有がより簡単に。
リーダーの声を図解化:InstagramのAdam Mosseri氏の発信をグラフィックレコーディングで分かりやすく解説。新機能やポリシーの背景が理解しやすく。
🔄 アダム・モッセーリ氏のリール解説(図解化)
  • インタラクション管理機能
  • アルゴリズム改善と利用者フィードバック
  • 未成年者保護機能強化
  • リール投稿前保存機能
Meta社のInstagram売却の可能性:独占禁止法関連のFTC裁判が開始。SNSシェア独占に関する審査が進行中。
カルーセル投稿の閲覧数表示:プロフィールのグリッドでカルーセル投稿の閲覧数が表示されるように。X(旧Twitter)に似た機能追加。
動画編集アプリ「Edits」:4月30日リリース予定だがAndroidで一部ユーザーに先行提供中。早く使いたい場合は事前登録のリクエストを。
危険性あり

⚠️ ノートに位置情報を表示する「フレンドマップ」機能のテストが日本でも開始。自宅位置などプライバシー情報が漏れる可能性があるので注意!

iPadアプリ開発中:大画面に最適化されたUIでInstagramがiPadに登場予定。2画面表示など新たな使い方に期待。
投稿やリール動画のノート機能終了:4月3日から段階的に廃止され、6月1日に完全終了予定。
Threads最新ニュース
Xからの移行促進施策:XでフォローしているクリエイターをThreadsでも引き続きフォローするための機能をテスト中。ユーザー移行を促進。
投稿スケジュール機能:予約投稿機能が追加され、アプリからの時間指定投稿が可能に。コンテンツ管理が効率化。
Threads分析ツール公開:Threads APIを活用した分析ツールが登場。自分のアカウントのインサイトが詳細に確認可能に。
📊 バズの理由分析例

あるユーザーの「33万閲覧のバズ」事例をAIで分析した結果をnoteで公開。Threadsのアルゴリズムを理解するのに役立つ長文記事です。

「フォロー中」タブのデフォルト化:設定でフォロー中のユーザー投稿を優先表示するデフォルト表示が可能になりました。
💡 新企画:InstagramのAdam Mosseri氏のリール動画を日本語に翻訳し、グラフィックレコーディングで分かりやすく解説。「【図解】」と書かれた記事をチェックして最新情報をビジュアルで理解しましょう!

MetaのFacebook・Instagram・Threadsニュース(2025年4月分)

2025年4月のMeta社(Facebook、Instagram、Threads)に関する最新ニュースを解説している。Facebookはコンテンツのパフォーマンス指標として閲覧数を追加し、友達の投稿を優先表示するよう方針転換している。Instagramでは「Blend」機能の追加や収益化プログラムの開始、iPadアプリ開発などが進行中。また、Adam Mosseri氏のリール解説を図解化した新企画も始まった。全体的にプライバシー保護や未成年者保護の強化が進められている。

  • はじめに
  • Facebook最新アップデート情報
  • Instagramの機能進化と安全対策
  • Threadsの成長戦略とツール開発
  • Meta社の経営戦略と今後の展望
  • おわりに
  • よくある質問

はじめに

皆さん、こんにちは!ネットビジネス・アナリストの横田秀珠です。今回は2025年4月までのMeta社が運営するFacebook、Instagram、Threadsに関する最新情報を総まとめでお届けします。SNSの世界は日々目まぐるしく変化し、新機能の追加やアルゴリズムの変更、プライバシー保護の強化など、常に進化を続けています。特に最近のMetaプラットフォームでは、コンテンツ収益化の新しい流れや若年層保護のための機能強化、そしてAI活用の拡大など注目すべき動きが多数見られます。このブログでは、各プラットフォームの最新機能や重要なニュース、そして実際の活用法までを分かりやすく解説していきます。SNSを仕事やプライベートで活用されている方はもちろん、デジタルマーケティングに興味のある方にとっても参考になる情報をぎゅっと詰め込みましたので、ぜひ最後までお付き合いください。

Facebook最新アップデート情報

Facebookでは、コンテンツのパフォーマンスを理解しやすくするために閲覧数の指標が追加されました。個人アカウントのプロフェッショナルダッシュボードにアクセスすると、今までのリーチ数に加えて閲覧数も確認できるようになっています。これによってコンテンツの効果測定がより詳細に行えるようになりました。

また、長らく問題視されていた「友達の投稿があまり表示されなくなった」という点について、Metaの裁判証言で実際にそのような仕様になっていたことが明らかになりました。これに対してFacebookは3月28日に「原点回帰」として、フレンドタブに友人の投稿のみを表示する機能を開始すると発表しました。ただし個人的には、デフォルトのホーム画面自体をそのような仕様に変更しないと、ユーザーの多くは気づかずに従来通りの表示で利用し続けてしまうでしょう。

セキュリティ面では、「Facebook公式アカウントから永久停止のDMが届いた」という巧妙な乗っ取り手口が報告されています。このような偽のメッセージに騙されないよう注意が必要です。

収益化に関しては、Facebookのコンテンツ収益化プログラムが動き始めました。これは今までの投げ銭とは異なり、投稿の表示数に合わせて収益化するモデルとなっており、今後の展開が注目されます。

また、ソーシャルログインの動向として、LINE一強時代に突入している兆候が見られます。経済産業省中小企業庁のミラサポplusも2025年4月7日をもってFacebookログインを廃止すると発表し、このトレンドは今後も続きそうです。

Facebookメッセンジャーの機能としては、ノートの表示期間を24時間から12時間など、自分で設定できるようになりました。使用状況に合わせてカスタマイズできる点は便利でしょう。

Instagramの機能進化と安全対策

Instagramでは、リールをDMグループ内で共有する機能「Blend(ブレンド)」の追加が発表されました。これはまだ一般公開されていないため、開始次第詳細な解説を予定しています。

新たな企画として、Instagramの責任者であるAdam Mosseri氏がリールで発表する新機能や質問回答の内容を日本語に訳し、グラレコ化した解説を始めました。これはMicrosoftのEdgeブラウザとClaudeのグラレコツールを活用したもので、より分かりやすい情報提供を目指しています。

投稿関連の機能としては、グリッドでカルーセル投稿の閲覧数を表示する機能が開始されました。これはX(旧Twitter)と同様の表示方式ですが、必要に応じて非表示にすることも可能です。

4月30日リリース予定だった動画編集アプリ「Edits」については、一部のAndroidユーザーで先行使用が始まっているとのこと。早く使いたい方は事前登録リクエストを出すことで優先的にアクセスできる可能性があります。

安全性に関しては、ノートに位置情報を表示する「フレンドマップ」のテストが日本でも開始されましたが、自宅などの情報が漏洩する危険性もあるため注意が必要です。また、ティーンアカウントに対する新たな保護機能の導入が進められており、Facebook、Messengerにも同様の機能が拡大されています。

デバイス対応としては、iPadアプリの開発が進行中であることが明らかになりました。大画面に対応したUIが実装される予定で、どのような表示になるか楽しみな要素です。

投稿ツールとしては、Instagramカルーセル投稿の生成GPTs(DALL-E3版)が20枚までに対応し、縦横比も5:4に変更されました。日本語の文字入りにも対応しており、GPT-4oのImage Generationへの移行も間もなく実施される見込みです。

機能の廃止としては、Instagram投稿やリール動画のノートが4月3日から徐々に廃止され、6月1日で完全に利用できなくなることが発表されています。

Threadsの成長戦略とツール開発

Threadsでは、XでフォローしているクリエイターをThreadsでも引き続きフォローできる機能のテストが進行中です。XユーザーをうまくThreadsへ誘導するための施策として注目されています。

機能面では、投稿のスケジュール設定(予約投稿)が可能になりました。これにより時間帯を意識したコンテンツ配信が容易になります。

また、Threads APIを活用した分析ツールが公開され、自分のアカウントのパフォーマンスを詳細に把握できるようになりました。これはログインが必要ですが、投稿のインサイトを確認する上で有用なツールです。

Threadsの活用事例として「33万閲覧のバズ」が起きた理由をAIに分析させた結果を紹介したnoteの記事も公開されています。Threadsのアルゴリズムを理解し、効果的に活用するためのヒントが含まれた内容となっています。

その他、「フォロー中」タブをデフォルト表示にできる機能など、複数の新機能が追加されています。

Meta社の経営戦略と今後の展望

注目すべき大きな動きとして、Meta社によるInstagram売却の可能性が浮上しています。FTC(連邦取引委員会)との裁判が始まり、TikTokの規制に続いて、Meta社のSNS市場独占に対する懸念が高まっています。これは業界にとって重大な変化をもたらす可能性があります。

また、MetaがFacebookやInstagramなどのiOSアプリでApple Intelligenceをブロックしているという事実も明らかになりました。プラットフォーム間の競争が激化する中での対抗措置とも見られています。

政治的コンテンツに関しては、FacebookとInstagramからパレスチナ支持の投稿を削除するイスラエルの大規模キャンペーンの存在が明らかになる一方で、「Facebookでニュース復活の兆し」という報道もあり、方針に一貫性がない点が問題視されています。

おわりに

2025年4月のMeta社のSNSプラットフォーム動向を振り返ると、各サービスが独自の進化を遂げながらも、全体としてはユーザー体験の向上と安全性の確保に力を入れていることが分かります。Facebookは原点回帰を掲げて友人とのつながりを重視する方向へ、Instagramはクリエイター支援と若年層保護の強化、Threadsは独自のポジショニングの確立を目指しています。特に注目したいのは、Adam Mosseri氏による透明性の高い情報発信や、コンテンツ収益化の新たな取り組みです。Meta社全体としては独占禁止法関連の法的課題も抱えており、今後の展開が業界全体に大きな影響を与える可能性があります。SNSを効果的に活用するためには、こうした最新動向を常にキャッチアップし、自身の利用目的や戦略に合わせて適切に対応していくことが重要です。今回紹介した情報が皆さんのSNS活用にお役立ていただければ幸いです。引き続き、最新情報を随時お届けしていきますので、ぜひブログやSNSのフォローをお願いします。

よくある質問

Q1: Facebookの「フレンドタブ」はどのように設定すればいいですか?

A1: ホーム画面上部にあるタブから「フレンド」を選択することで、友達の投稿のみを表示させることができます。ただし、デフォルト設定ではないため、毎回手動で切り替える必要があります。

Q2: Instagramの「Edits」アプリを早く使うにはどうしたらいいですか?

A2: Instagramアプリ内から事前登録リクエストを送ることで、早期アクセスの可能性が高まります。4月30日の正式リリースを待たずに使えるチャンスがあります。

Q3: Threadsの分析ツールはどのように使えますか?

A3: Threads APIを活用した分析ツールは、自分のThreadsアカウントでログインすることで利用できます。投稿のリーチや閲覧数など、パフォーマンスに関する詳細なデータを確認することができます。

Q4: Instagramノートの機能廃止はいつ完了しますか?

A4: Instagram投稿やリール動画のノート機能は2025年4月3日から段階的に廃止が始まり、6月1日までに完全になくなる予定です。

Q5: Meta社のInstagram売却の可能性はどの程度あるのでしょうか?

A5: 現時点では可能性の段階ですが、FTCとの裁判が始まったことで独占禁止法の観点から売却圧力が高まる可能性があります。TikTokの規制と同様に、SNS市場の競争環境を整える動きの一環として注目されています。

詳しくは15分の動画で解説しました。
https://www.youtube.com/watch?v=fpgGhbdGCQs

MetaのFacebook・Instagram・Threadsニュース(2025年4月分) の続きはYouTubeメンバーシップで!イーンスパイア株式会社

0:00 📱 動画の導入部分と高齢者企画の説明
1:06 📊 ブログでのFacebook/Instagram/Threadsニュースまとめページの紹介
2:10 📈 Facebookのコンテンツパフォーマンス指標に閲覧数が追加
3:12 👥 Facebookが「フレンズタブ」導入で友人投稿表示を強化
4:15 🔒 Facebook/InstagramとAppleの対立やパレスチナ関連投稿削除問題
5:18 ⚠️ Facebookの乗っ取り手口と政治関連コンテンツの復活
6:22 💰 Facebookのコンテンツ収益プログラムとソーシャルログイン廃止の動き
7:31 🎬 Instagramの新機能「リールをDMグループ内で共有」の紹介
8:36 📱 Instagramの新機能とエディットアプリのAndroid版先行リリース
9:42 🔐 Instagramの若年ユーザー保護機能とiPadアプリ開発
10:47 🧠 InstagramのGPT対応とアルゴリズム改善について
11:58 🧵 Threadsの新機能とXユーザー取り込み戦略
13:01 📊 Threadsでのバズ分析と新機能の紹介
14:11 🔄 まとめと定期的な情報発信の案内

上記の動画はYouTubeメンバーシップのみ
公開しています。詳しくは以下をご覧ください。

https://yokotashurin.com/youtube/membership.html
YouTubeメンバーシップ申込こちら↓
https://www.youtube.com/channel/UCXHCC1WbbF3jPnL1JdRWWNA/join

MetaのFacebook・Instagram・Threadsニュース(2025年4月分)

🔍 Meta社
Facebook、Instagram、Threadsなどの主要SNSを運営する企業。現在はFacebookやInstagramの独占問題で裁判が進行中であり、Instagramの売却可能性も浮上している。プライバシー保護や未成年者保護機能を強化する取り組みも行っている。

📊 閲覧数指標
Facebookが新たに追加したコンテンツパフォーマンス指標。従来のリーチ数に加えて閲覧数も表示されるようになり、投稿のパフォーマンスをより詳しく分析できるようになった。

🔄 原点回帰
Facebookが友達の投稿を優先表示する方針に戻すこと。以前は友達以外のコンテンツやおすすめが多く表示される「カオス」な状態だったが、フレンドタブに友人の投稿のみを表示する機能を開始した。

📱 Blend(ブレンド)
Instagramに追加される新機能で、リールをDMグループ内で共有できるようにするもの。まだ一般には提供されていないが、今後解説される予定。

👨‍💼 Adam Mosseri氏
Instagramの責任者。リールの中で新機能や質問に答える動画を投稿しており、横田氏はその内容を翻訳してグラレコ(グラフィックレコーディング)化する新企画を始めた。

📝 ノート機能廃止
Instagramの投稿やリール動画のノート機能が2024年4月3日から順次廃止され、6月1日までに完全になくなる予定。シンプル化戦略の一環として実施される。

🔐 ティーンアカウント保護
InstagramやFacebook、Messengerが導入した未成年者向けの保護機能。若年層のSNS利用による被害を防ぐため、アカウント設定や利用制限の強化が図られている。

🧩 ソーシャルログイン
WebサービスにSNSアカウントでログインできる機能。かつてはFacebookやTwitterなど多様なSNSが選択肢にあったが、最近はLINE一強になりつつあり、他のサービスは廃止される傾向にある。

💰 収益化プログラム
Facebookが導入した新しいコンテンツ収益化の仕組み。従来の投げ銭モデルとは異なり、投稿の表示数に応じて収益を得られるモデルとなっている。

🖥️ iPadアプリ開発
Instagramが開発中のiPad向けアプリケーション。大画面に最適化されたUIが特徴で、2画面表示などの機能が期待されている。

超要約1分ショート動画こちら↓
https://www.youtube.com/shorts/c0Rz0rE0Vto

MetaのFacebook・Instagram・Threadsニュース(2025年4月分)

Metaは傘下SNSの機能強化を継続。Facebookではプロフェッショナルモードに「閲覧数」指標を追加し効果測定を向上させ、「フレンドタブ」や収益化プログラムも導入。Instagramはリール共有機能「Blend」、カルーセル閲覧数表示、動画編集アプリ「Edits」を提供し、フレンドマップをテスト中。ThreadsはXからのフォロワー連携テストや投稿予約機能、API公開、フォロー中タブのデフォルト化で利便性を高め、ユーザー獲得と定着を図っている。


1.1 コンテンツパフォーマンス指標の強化

Facebookは、クリエイターやビジネスが自身のコンテンツの影響力をより深く理解できるよう、パフォーマンス指標の強化に継続的に取り組んでいます。その一環として、個人アカウント向けのプロフェッショナルモードにおいて、新たに「閲覧数」という指標が追加されました。これは、従来の「リーチ」や「インプレッション」とは異なり、コンテンツが実際にユーザーの画面に表示された回数をより正確に捉えることを目的としています。これにより、コンテンツがどれだけ注目を集めたかを具体的に把握しやすくなり、今後の投稿戦略を立てる上で重要なデータとなります。

ユーザー体験の側面では、フィードの表示方法に新たな選択肢が加わりました。「フレンドタブ」は、アルゴリズムによるおすすめ投稿を排し、友達がシェアした投稿のみを時系列に近い形で表示する機能です。情報過多になりがちなニュースフィードの中で、親しい人々との繋がりを再確認したいというユーザーニーズに応えるものです。ただし、このタブはデフォルト設定ではなく、ユーザーが自ら選択して切り替える必要があります。これにより、ユーザーは自身の目的に合わせてフィードの表示形式をコントロールできるようになります。

プラットフォーム間の連携や外部サービスへの対応にも変化が見られます。特筆すべきは、iOS版のFacebookおよびInstagramアプリにおいて、Appleが発表した新AI機能「Apple Intelligence」をブロックする方針を示した点です。これは、ユーザーデータ保護やプライバシーに関する懸念、あるいはプラットフォーム独自のAI戦略との兼ね合いなどが理由として考えられます。また、利便性を提供してきたソーシャルログイン機能についても、LINEを除く他のプラットフォーム経由でのログインオプションが縮小される傾向にあり、アカウント連携の方針に変化が見られます。

コミュニケーションツールであるメッセンジャーにもアップデートがありました。一時的な情報を共有する「ノート」機能において、表示期間をユーザーが選択できるようになりました。これにより、共有したい情報の性質に合わせて、より柔軟な使い方が可能になります。さらに、Facebook本体では、投稿の閲覧数に応じてクリエイターが収益を得られる新たなプログラムも開始されており、コンテンツ制作のインセンティブを高める動きも活発化しています。これらのアップデートは、Facebookがプラットフォームとしての魅力向上とクリエイター支援の両面で進化を続けていることを示しています。


2.1 リールやカルーセル投稿の進化

Instagramは、プラットフォームの中核機能であるリール動画とカルーセル投稿を中心に、ユーザー体験の向上とクリエイター支援のための機能開発を積極的に進めています。特に注目されるのが、リール動画の新たな共有機能「Blend」の追加です。これは、特定の友人グループとのダイレクトメッセージ(DM)内で、お互いが気に入ったリール動画を共有し合うことで、グループ専用のパーソナライズされたリールフィードを生成する機能です。親しい友人との間で共通の興味関心に基づいたコンテンツ発見を促進し、よりプライベートな空間でのコミュニケーションを活性化させる狙いがあります。

カルーセル投稿に関しても、重要なアップデートが行われました。これまで表示されていなかった投稿全体の「閲覧数」が表示されるようになったのです。これにより、複数枚の写真や動画を組み合わせた投稿が、どれだけのユーザーに見られたかを客観的に把握できるようになりました。クリエイターやビジネスアカウントにとっては、カルーセル投稿の効果測定が容易になり、コンテンツ戦略の改善に役立つデータとなります。

コンテンツ制作を支援する動きとしては、新たなスタンドアロン動画編集アプリ「Edits」のリリースが挙げられます。まずはAndroid版で先行リリースされ、今後iPhone版への展開も予定されています。このアプリは、Instagram本体の編集機能よりも高度なツールを提供し、クリエイターがより魅力的で洗練された動画コンテンツを制作できるようサポートします。これにより、プラットフォーム全体のコンテンツクオリティ向上にも繋がることが期待されます。

一方で、機能の整理も行われています。比較的新しい機能であった「ノート」機能は、利用状況などを鑑みてか、廃止されることが発表されました。プラットフォームとして、より注力すべき機能を見極めている段階と言えるでしょう。また、新たな試みとして、ユーザーの位置情報を地図上に表示し、友人の現在地などを共有できる「フレンドマップ」機能のテストも開始されています。これは、オンライン上の繋がりだけでなく、現実世界での繋がりを意識した機能であり、ユーザー間の交流を促進する可能性がありますが、プライバシーへの配慮も重要となります。

これらの機能追加や変更に加え、未成年者保護機能の強化といった安全性向上への取り組みも継続されています。さらに、長年ユーザーから要望の声が上がっていたiPad向け専用アプリの開発も進行中であることが報じられており、タブレット端末での利用体験が大幅に向上することが期待されます。Instagramは、多様な側面からプラットフォームの進化を続けています。


3.1 機能拡充とユーザー獲得戦略

MetaがX(旧Twitter)に対抗する形でリリースしたテキストベースSNS「Threads」は、サービス開始以降、継続的な機能拡充とユーザー基盤の拡大に向けた戦略を展開しています。特に、他のプラットフォームからのユーザー移行をスムーズにするための取り組みが注目されます。その一つとして、XでフォローしているクリエイターをThreadsでも簡単にフォローできる機能のテストが開始されました。これが本格導入されれば、ユーザーは慣れ親しんだ情報源をThreads上でも容易に見つけられるようになり、プラットフォームへの定着率向上が期待できます。

プラットフォームとしての基本的な利便性向上も着実に進められています。多くのユーザー、特にビジネスアカウントやインフルエンサーから強く要望されていた「投稿の予約機能」が正式に導入されました。これにより、事前にコンテンツを作成し、最適な時間に自動で投稿することが可能となり、より計画的で効率的な情報発信が実現します。日々の運用負担が軽減されるだけでなく、戦略的なコミュニケーション展開にも貢献する重要な機能追加と言えるでしょう。

開発者コミュニティやデータ活用に関心のあるユーザーにとっても重要な進展がありました。Threads APIが公開され、これを利用したサードパーティ製の分析ツールなどが登場し始めています。APIを通じて、アカウントのフォロワー数の推移、投稿ごとのエンゲージメント(いいね、リポスト、返信など)、インプレッションといった詳細なデータを取得・分析することが可能になります。これにより、アカウント運用の効果測定や改善点の特定が容易になり、よりデータに基づいた戦略的な運用が実現します。

ユーザーインターフェースの改善も行われています。当初はアルゴリズムによる「おすすめ」投稿が中心でしたが、自分がフォローしているアカウントの投稿のみを時系列順(あるいはそれに近い形)で表示する「フォロー中」タブが、アプリ起動時のデフォルト表示となる変更が行われました。これにより、ユーザーは自身が選択した情報ソースからの最新情報を効率的にチェックできるようになり、情報収集のコントロール性が向上しました。加えて、Threadsの投稿がどのようにユーザーに表示されるのか、そのアルゴリズムの特性をAIが分析したレポートなども外部で公開され、プラットフォームの挙動に対する理解を深めようとする動きも見られます。これらの多角的な取り組みを通じて、Threadsは機能性と利便性を高め、ユーザーにとって魅力的なプラットフォームとなることを目指しています。

#横田秀珠 #Facebookニュース #Instagramニュース #Threadsニュース #Metaニュース

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

横田 秀珠のアバター 横田 秀珠 (新潟)公立長岡造形大学 情報リテラシー論 講師

ネットビジネス・アナリスト。未経験のIT企業に就職し、たった3年で独立し、2007年にITコンサルタント会社のイーンスパイア(株)を設立し現在に至る。All About ProFile全専門家で全国1位のコラム評価を獲得した実績を持つ。全国で年間200回を超える講演も行う。