2025年(令和7年)3月から変わること・終わること・始まること

新潟駅1階のスーパーで
一昨日に買い物しました
イーンスパイアの横田です。
https://www.enspire.co.jp

一昨日に富山県の黒部から
日帰りで戻ってきた際です。
これで前回分と合わせて
月曜日まで生きられそう。
さて、本題です。
恒例企画の今月から変わることです。
楽天トラベルの宿泊数・登録施設数の推移
楽天トラベルの宿泊数について定点観測しています。
https://www.youtube.com/watch?v=vKNAwV2WpBI
過去の履歴は以下の記事で随時更新中。
https://yokotashurin.com/etc/rakuten-shop.html
楽天トラベル最新の口コミ
https://travel.rakuten.co.jp/review/
楽天トラベル登録宿泊施設数
https://travel.rakuten.co.jp/whatsnew.html
2025年(令和7年)から2月から変わること・起こること
2025年(令和7年)から3月から変わることについては
以下のリンクにニュースなど集めています。
https://yokotashurin.com/etc/202501change.html#3
今月から変わることでライブ配信しました。
https://www.youtube.com/watch?v=afS1Nlw0If0
2025年3月から変わること
楽天トラベル 定点観測
宿泊数と登録宿泊施設数 📊
登録宿泊施設数: 43,696施設 (前回比プラス・4ヶ月連続増加)
2025年2月の宿泊予約数: 686万泊
予測: 710〜720万泊 ➡️ 下回る結果に
このままいくと4ヶ月連続で前年対比マイナスになる見込み。雲行きは良くない状況。
2025年2月末で終了したこと
ソニー製品の終了
ソニーがブルーレイディスクとMDの生産を終了
ユニクロのFacebook撤退
ユニクロがFacebookページの運用を2月28日で終了
いいね数: 約120万人
投稿への反応: わずか0.03%程度
Instagram、LINE、TikTokは継続
➡️ Facebookはオワコン化が大企業にも認識される
2025年3月から変わること
値上げラッシュ
前年から3倍超の値上げニュース
日清食品チルド・冷凍食品の価格引き上げ
大麻取締法改正 🚨
「大麻取締法及び麻薬及び向精神薬取締法の一部を改正する法律」一部施行
SNSや個人間取引増加で取り締まり強化
➡️ 最大7年の懲役になる可能性も
Google Maps Platform改定 🗺️
3月1日〜月200ドルの一律無償利用枠を廃止
料金体系が大幅改定されビジネス利用者に影響
短縮URL「bit.ly」に広告導入 🔗
3月発表無料プランには「広告ページ」を導入予定
クリック時に広告が表示される仕組みに
⚠️ 詐欺やマルウェアに誘導される危険性も
読売株価指数創設 📈
国内上場333銘柄で構成する「読売株価指数」(読売333)が創設
日経平均・TOPIXに続く新指標として注目
2025年3月から始まること
ヤマト運輸と日本郵便の協業
「ネコポス」はJPへ全配送業務を委託
スターリンク連携
KDDI、スマホとスターリンクを直接通信する商用化が3月までに開始
➡️ auが他社に先行
JR関連の変更
3月15日JR各社のダイヤ改正が実施
3月15日エキスポライナー運行開始(新大阪と桜島を直通)
⚠️ 一部路線(根室線・宗谷線)で区間廃止も
マイナンバー関連
3月24日マイナンバーカードと運転免許証が一体化するマイナ免許証の運用開始
その他の開始・終了
3月24日JR広島駅の新駅ビル「ミナモア」開業
3月24日パスポートデザイン変更
3月27日高輪駅直結ツインタワー開業
2025年3月で終了するサービス
2025年(令和7年)3月から変わること・終わること・始まること
ネットビジネス・アナリスト横田秀珠氏が、2025年2月で終了したサービスと3月から変わることについて解説。楽天トラベルの宿泊数が686万泊で前年比減少傾向が続いている。終了したサービスではソニーのブルーレイディスク・MD生産終了やユニクロのFacebookページ運用終了などを紹介。3月からは値上げニュース多数、マイナ免許証開始、「じゃらん」休刊など生活に関わる変化を図解付きで詳細に説明している。

- はじめに
- 楽天トラベルの最新動向
- 2025年2月末で終了したサービス
- 2025年3月から始まる新サービスと変更点
- 2025年3月後半に予定されている変更
- おわりに
- よくある質問
はじめに
皆さん、こんにちは。季節の変わり目となる3月、多くの企業がサービスの刷新や終了を発表する時期となりました。2025年3月は特に値上げのニュースが前年の3倍以上と多く、私たちの生活にも大きな影響を与えそうです。本日は、この春から私たちの日常に影響する変化や新サービス、終了するものなどを詳しくご紹介します。長年親しまれてきたサービスの終了から、新たに始まる便利な機能まで、生活者として知っておくべき情報を網羅的にまとめました。特に今回は分かりやすいように図解も多く取り入れています。この記事を読むことで、2025年3月からの変化に備え、スムーズに対応できるよう情報をお届けします。それでは、まずは恒例の楽天トラベルの最新動向から見ていきましょう。
楽天トラベルの最新動向
楽天トラベルの最新データが発表されました。2025年3月の登録宿泊施設数は43,696施設となり、前回から増加傾向を示しています。これで4ヶ月連続のプラスとなり、登録宿泊施設数は過去最多を更新しています。
一方、宿泊予約数については、2025年2月の数字が686万泊と発表されました。これは前回の予測(710〜720万泊)を大きく下回る結果となりました。2月は日数が少ないため、通常月より約1割少なくなるのが一般的ですが、それを考慮しても「まあまあ」という評価にとどまります。
気になるのは今後の動向です。2024年3月の宿泊予約数は806万泊でしたが、現在の傾向から見ると、今年はこの数字を上回る要素が見当たりません。そのため、来月も前年比で減少することが予測されます。具体的には約7〜8%減の750万泊程度になるのではないでしょうか。これが実現すれば、4ヶ月連続で前年対比マイナスとなり、楽天トラベルの予約状況としては厳しい状況が続くことになります。
インバウンド需要の増加により、観光業全体としては好調なエリアもありますが、楽天トラベルの数字だけを見ると、必ずしも楽観的な状況とは言えないようです。
2025年2月末で終了したサービス
2025年2月末には、いくつかの重要なサービスが終了しました。まず注目すべきは、ソニーによるブルーレイディスクとMD(ミニディスク)の生産終了です。長年親しまれてきたこれらのメディアが、ついに歴史の幕を閉じることになりました。
また、ユニクロが2月28日をもってFacebookページの運用を終了したことも大きなニュースです。ユニクロのFacebookページには約120万人が「いいね!」をしていましたが、投稿に対する反応は非常に低く、多くの場合300いいね程度(全体の約0.03%)しかつかない状況でした。時にはそれよりさらに少ない90いいねや68いいねという投稿もあり、効果的なマーケティングチャネルとしての役割を果たせなくなっていたと考えられます。
この判断は、Facebookが大企業にとってもはや効果的なマーケティングプラットフォームではなくなっていることを示す象徴的な出来事と言えるでしょう。ユニクロはInstagram、LINE、TikTokなど他のSNSでの活動は継続するとのことで、各プラットフォームの特性と効果を見極めた戦略的判断と言えます。
2025年3月から始まる新サービスと変更点
3月からは多くの値上げニュースが報告されています。中でも日清食品チルドの冷凍食品価格引き上げが消費者の生活に直接影響しそうです。
法改正としては「大麻取締法及び麻薬及び向精神薬取締法の一部を改正する法律」の一部が施行されました。SNSや個人間取引の増加により取り締まりが困難になっていたため、ルールが厳格化され、違反した場合は最大7年の懲役も可能となります。
テクノロジー関連では、2025年3月1日からGoogle Maps Platformの料金体系が大幅に改定され、これまで提供されていた月200ドルの無償利用枠が廃止されました。これはGoogle Mapsを活用したビジネスを展開している事業者にとって大きな影響があるでしょう。
また、短縮URL大手「bit.ly」が無料プランに「広告ページ」を導入することを発表しました。これにより短縮URLをクリックすると、目的のページに直接アクセスするのではなく、広告が表示されるページを経由することになります。QRコードを読み取った場合も同様です。この変更により、不適切な広告に誘導されるリスクも懸念されるため、利用には注意が必要です。
その他、読売新聞社が国内上場333銘柄で構成する「読売株価指数(読売333)」を創設したことや、リクルートが旅行情報誌『じゃらん』および『じゃらんムックシリーズ』を休刊することが発表されました。
物流業界では、ヤマト運輸と日本郵便の協業により、「ネコポス」の全配送業務が日本郵便に委託されることになりました。また、KDDIがスマートフォンとスターリンクを直接通信する商用化を3月中に開始する予定です。
さらに、2025年3月5日をもって、WindowsでAndroidアプリを利用できる機能が終了することも発表されており、多くのユーザーに影響を与えそうです。
2025年3月後半に予定されている変更
3月後半にも多くの変更が予定されています。3月15日には毎年恒例のJR各社のダイヤ改正が行われます。特に注目すべきは、大阪・関西万博のアクセスルートとして、JR西日本が新大阪と桜島を直通で結ぶ「エキスポライナー」を用意することです。一方で、JR北海道の根室線や宗谷線では一部区間の廃止も予定されています。
3月17日は今年度分の確定申告の締切日となっていますので、まだ申告していない方は急ぎましょう。
3月24日にはJR西日本の広島駅に新駅ビル「ミナモア」が開業予定です。今年の夏には路面電車がビルの2階に乗り入れる計画もあり、注目を集めています。
同じく3月24日から、マイナンバーカードと運転免許証が一体化する「マイナー免許証」の運用が開始されます。また、パスポートのデザインも変更となります。
3月27日には東京の高輪駅と直結したツインタワーが開業し、新たなランドマークとなりそうです。
3月末には、「ドコモ光ミニ」のサービス終了、小説投稿サイト「魔法のiらんど」の「カクヨム」への統合、文化放送ネットラジオ「超!A&G+」のサービス終了、ベルーナのファッションECモール「RyuRyumall」の終了、「ぷらら」でのホームページ公開サービスの終了など、多くのサービスが終了を迎えます。
その他、高年齢者雇用安定法の経過措置の終了、日本生命の「ずっともっとサービス」終了、クレジットカードの「自筆サインで本人確認」の原則廃止、天気予報サービス「177」の終了、森永「ビエネッタ」の販売終了なども3月末に予定されています。
おわりに
2025年3月は、多くのサービスの開始と終了が入り混じる激動の月となりそうです。特に注目すべきは、ユニクロのFacebookページ運用終了に象徴されるように、大企業でさえマーケティング戦略の見直しを迫られている点です。SNS時代の変化に適応できるかどうかが、今後のビジネス成功の鍵を握るでしょう。また、Google Maps Platformの料金改定やbit.lyの広告導入など、無料で使えていたサービスの有料化・広告モデル化も進んでいます。これらの変化は、私たちの日常生活だけでなく、ビジネスモデルにも大きな影響を与えることでしょう。一方で、マイナー免許証の導入やスターリンクとの直接通信など、新たな技術やサービスも登場しています。これらを上手に活用することで、より便利で効率的な生活を実現できる可能性も広がっています。常に最新情報をキャッチアップし、変化に柔軟に対応していくことが、今後ますます重要になってくるでしょう。2月に引き続き、3月も様々なニュースがありましたが、これらの情報が皆様のビジネスや生活に役立つことを願っています。
よくある質問
Q1: ユニクロがFacebookページの運用を終了した主な理由は何ですか?
A1: 主な理由は、投稿に対するエンゲージメント率の著しい低さです。約120万人の「いいね!」に対して、投稿への反応は多くても300いいね程度(全体の約0.03%)と極めて低く、マーケティングチャネルとしての効果が見込めなくなったためと考えられます。一方で、Instagram、LINE、TikTokなど他のSNSでの活動は継続しています。
Q2: Google Maps Platformの料金体系変更は、一般ユーザーにも影響がありますか?
A2: 一般ユーザーがスマートフォンなどで利用するGoogle Mapsアプリには影響ありません。この変更はGoogle Maps Platformという開発者向けのサービスに関するもので、Google MapsのAPIを利用してサービスやアプリを開発・提供している事業者に影響があります。
Q3: マイナー免許証(マイナンバーカードと運転免許証の一体化)は強制的に切り替える必要がありますか?
A3: 3月24日からの運用開始時点では強制ではなく、免許更新時などに希望者が申請する形式です。既存の運転免許証も有効期限内は引き続き使用できます。
Q4: 楽天トラベルの宿泊予約数が減少している理由は何ですか?
A4: 明確な理由は述べられていませんが、競合サービスの増加や消費者の旅行傾向の変化などが影響している可能性があります。インバウンド需要は全体的に増加しているものの、楽天トラベル経由の予約は減少傾向にあるという状況です。
Q5: bit.lyの短縮URLに導入される広告ページは、いつから実際に表示されるようになりますか?
A5: 具体的な開始時期はまだ発表されていません。3月1日に導入が発表されただけで、実際のサービス開始日については今後の発表を待つ必要があります。広告表示が始まったら、URLをクリックした際に本来のリンク先の前に広告ページが表示されるようになります。
詳しくは15分の動画で解説ました。
https://www.youtube.com/watch?v=hMJjbwMnV78
0:00 👋 挨拶と動画の紹介
1:08 🔍 楽天トラベルメンバーシップの案内
2:16 📊 楽天トラベルの宿泊数と登録宿泊施設数の推移
3:29 📉 楽天トラベルの今後の予測と動向分析
4:39 📀 2月末で終了したサービス(Blu-rayディスク、MDの生産終了など)
5:45 📱 Facebookページ運用終了の分析
6:55 💰 食品や冷凍食品の値上げ情報
8:04 🗺️ Google Mapsプラットフォームの料金改定
9:13 🔗 短縮URLサービス「Bit.ly」の広告導入
10:21 📰 読売新聞の株価指数創設と旅行情報じゃらん休刊
11:26 📱 スマホ関連サービスの変更(スターリンク通信、Windowsのアプリ互換性)
12:39 🪪 マイナンバーカードと運転免許証の一体化
13:48 🏢 各種サービス終了情報(魔法のiランド、文化放送ネットラジオなど)
上記の動画はYouTubeメンバーシップのみ
公開しています。詳しくは以下をご覧ください。
https://yokotashurin.com/youtube/membership.html
YouTubeメンバーシップ申込こちら↓
https://www.youtube.com/channel/UCXHCC1WbbF3jPnL1JdRWWNA/join
では、動画で解説した内容などを
まとめて以下で紹介していきます。
https://yokotashurin.com/etc/202501change.html#3
値上げニュースまとめ
https://www.jiji.com/jc/v7?id=202111neage
国内で販売されている主要商品の価格推移
https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/dashboard/consumer-price/
2025年(令和7年)3月から変わること・終わること・始まること

🔄 終了・変更サービス
2025年2月末・3月末に多くのサービスが終了・変更される情報が紹介されており、デジタルトランスフォーメーションの進展に伴い、時代の変化を映し出している。旧来のサービスが淘汰され、新しいサービスへの移行が進んでいる。
📊 楽天トラベル宿泊数
2025年2月の宿泊数が686万泊と前年比で下回り、4カ月連続でマイナスになる傾向が続いている。一方で登録宿泊施設数は増加しており、旅行業界の現状を映し出している。
🏪 ユニクロFacebook終了
大手企業ユニクロがFacebookページの運用を2月28日で終了。120万人が「いいね」しているにもかかわらず投稿への反応率が0.03%程度と極端に低く、ビジネスにおけるSNS戦略の変化を示している。
💿 ソニーMD・ブルーレイ終了
ソニーがMDとブルーレイディスクの生産を終了。音楽やメディアのデジタル配信への完全移行を象徴する出来事として捉えられる。
📰 じゃらん休刊
リクルートの旅行情報誌『じゃらん』が休刊。紙媒体の衰退とデジタル化の加速を示している出来事である。
💻 WindowsのAndroidアプリ利用終了
3月5日からWindowsでAndroidアプリを利用できる機能が終了。OS間の連携機能の変更がユーザーに影響を与える例として注目される。
🆔 マイナ免許証開始
3月24日からマイナンバーカードと運転免許証が一体化するマイナ免許証の運用が開始。デジタル行政の進展を示す重要な転換点となる。
🌐 bit.ly広告導入
短縮URL大手「bit.ly」が無料プランに広告ページを導入予定。これによりユーザー体験の変化やセキュリティリスクの懸念が生じている。
🚀 スターリンク通信
KDDIがスマホとスターリンクを直接通信する商用化を3月までに開始。新たな通信インフラの展開がもたらす可能性に注目が集まっている。
📈 読売株価指数創設
読売新聞社が国内上場333銘柄で構成する「読売株価指数」(読売333)を創設。新たな経済指標として市場に与える影響が注目される。
超要約1分ショート動画コチラ↓
https://www.youtube.com/shorts/FffXtgXFkEo
2025年(令和7年)3月から変わること・終わること・始まること
2025年3月、日清食品冷凍食品等の値上げ、ソニーのBD/MD生産終了、ユニクロFacebookページ閉鎖、大麻取締法改正、Google Maps Platform料金改定、bit.ly広告導入、Windows Androidアプリ終了、KDDIスターリンク通信、JRダイヤ改正、広島駅ビル開業、高輪ツインタワー開業、マイナンバー免許証開始、パスポート仕様変更、確定申告締切、各種サービス終了、楽天トラベル宿泊数予測下方修正と、多岐にわたる変更・開始が予定されています。

1. 値上げのニュース
1.1 日清食品チルドの冷凍食品価格引き上げ
1.1.1 消費者への影響
2025年3月、私たちの生活に直結する「値上げ」のニュースが、例年以上に多く報道されています。報道件数は前年比3倍を超えるというデータもあり、食品、日用品、エネルギーなど、幅広い分野で価格改定の波が押し寄せています。この状況は、消費者の家計に直接的な影響を与え、日々の生活防衛意識を 더욱高めることが予想されます。特に、食料品の値上げは毎日の食卓に直結するため、消費者心理への影響は大きいでしょう。
中でも注目すべきは、日清食品チルドが発表した冷凍食品の価格引き上げです。冷凍うどん、冷凍パスタ、冷凍米飯類など、家庭の食卓に欠かせない冷凍食品が値上げの対象となります。共働き世帯や単身世帯にとって、冷凍食品は調理の手間が省ける便利な存在ですが、今回の値上げは、これらの層の食費を圧迫する可能性があります。スーパーやコンビニの冷凍食品コーナーで、これまで日常的に購入していた商品が、今後は少し躊躇してしまう価格になるかもしれません。消費者は、献立の見直しや、より価格を抑えた代替品を探すなど、様々な工夫を迫られることでしょう。今回の値上げは、消費者の購買行動に変化をもたらす可能性があります。
2. 2月末で終了したサービス
2.1 ソニーの製品生産終了
2.1.1 ブルーレイディスクとMDの生産終了
2025年2月末、ソニーはかつて一時代を築いた記録メディア、ブルーレイディスクとMD(ミニディスク)の生産を終了しました。ブルーレイディスクは、高画質映像を記録できる光ディスクとして、DVDの後継規格として普及しましたが、近年はデジタルストリーミングサービスの台頭により、パッケージメディアの需要は減少傾向にあります。MDは、1990年代にポータブルオーディオプレーヤーを中心に普及した記録メディアでしたが、デジタルオーディオプレーヤーや音楽配信サービスの普及により、こちらも需要が大きく減少していました。
ソニーは、時代の変化に合わせて事業構造を転換しており、今回の生産終了もその一環と見られます。ブルーレイディスクやMDは、特定の世代にとっては思い出深い製品であり、生産終了は寂しさを感じるニュースかもしれません。しかし、技術革新のスピードが速い現代においては、需要の変化に合わせて製品のライフサイクルも変化していくのは自然な流れと言えるでしょう。今後は、ストリーミングサービスやダウンロードコンテンツなど、デジタルコンテンツがエンターテインメントの中心となっていくと考えられます。
2.2 ユニクロのFacebookページ運用終了
2.2.1 Facebookページの撤退理由
ユニクロは2025年2月28日をもって、運営していたFacebookページの運用を終了しました。ユニクロのFacebookページは、約120万人ものフォロワーを抱える人気ページでしたが、近年、Facebookページの投稿に対するユーザーの反応率が低下していました。具体的には、フォロワー数に対して「いいね!」の数が平均300程度と、全体の約0.03%に留まっており、費用対効果の面で課題があったと考えられます。
ユニクロは、Facebookページ以外にも、Instagram、LINE、TikTokといったSNSアカウントを運用しており、これらのプラットフォームでの情報発信は継続します。特に、Instagramはビジュアル訴求力が強く、ファッションブランドとの相性が良いとされており、ユニクロも積極的に活用しています。LINEは、日本国内で非常に高い利用率を誇るコミュニケーションツールであり、ユニクロの顧客層にも広く浸透しています。TikTokは、若年層を中心に人気を集めており、新たな顧客層の開拓に貢献していると考えられます。ユニクロは、各SNSプラットフォームの特性に合わせて情報発信を最適化し、より効果的なマーケティング戦略を展開していく方針と見られます。Facebookページの終了は、SNSマーケティング戦略の見直しの一環と言えるでしょう。
3. 3月から変わる法律・規制
3.1 大麻取締法の一部改正
3.1.1 規制の厳格化
2025年3月、「大麻取締法及び麻薬及び向精神薬取締法の一部を改正する法律」が一部施行され、大麻に関する規制がより厳格化されます。近年、SNSやインターネットを通じた個人間での大麻取引が増加しており、従来の取締方法では対応が困難になってきていました。今回の法改正は、こうした状況に対応し、大麻の不正な流通をより厳しく取り締まることを目的としています。
改正法では、大麻の所持、栽培、譲渡、譲受といった行為に対する罰則が強化され、特に営利目的での違反行為に対しては、より重い刑罰が科せられるようになります。違反した場合、最大で7年の懲役が科せられる可能性もあり、これまで以上に注意が必要です。また、改正法では、大麻の使用罪も新たに設けられ、違法な大麻の使用も処罰の対象となります。若年層を中心に、安易な気持ちで大麻に手を出すことのないよう、啓発活動の強化も求められます。今回の法改正は、大麻の乱用防止と国民の健康保護を目的としており、社会全体で大麻問題に対する意識を高めていく必要があります。
4. テクノロジー関連の変更
4.1 Google Maps Platformの料金体系改定
4.1.1 無償利用枠の廃止
2025年3月1日から、Google Maps Platformの料金体系が大幅に改定され、これまで提供されていた月200ドルの無償利用枠が廃止されました。Google Maps Platformは、ウェブサイトやアプリに地図機能を組み込む際に利用されるサービスであり、多くの企業や開発者が活用しています。無償利用枠の廃止は、特に中小企業や個人開発者にとって、コスト増の要因となる可能性があります。
今回の料金体系改定により、今後は利用量に応じた従量課金制が適用されます。利用頻度が高いサービスや、地図表示を多用するアプリなどは、大幅なコスト増加となる可能性があります。企業は、Google Maps Platformの利用状況を見直し、代替サービスの検討や、地図機能の利用頻度を抑制するなどの対策を講じる必要が出てくるかもしれません。一方で、今回の料金体系改定は、Google Maps Platformのサービス品質向上や、新たな機能開発への投資に繋がる可能性も指摘されています。ユーザーは、料金体系の変更を理解した上で、引き続きGoogle Maps Platformを利用するか、他の地図サービスへの移行を検討するか、慎重な判断が求められます。
4.2 短縮URL「bit.ly」の広告ページ導入
4.2.1 ユーザー体験への影響
短縮URLサービスとして広く利用されている「bit.ly」が、2025年3月から無料プランに広告ページを導入しました。bit.lyは、長いURLを短くまとめて共有できる便利なサービスで、SNSやメールなどでURLを共有する際に活用されています。今回の広告ページ導入により、無料プランのユーザーが作成した短縮URLをクリックすると、目的のウェブサイトにアクセスする前に、広告ページが数秒間表示されるようになります。
広告ページの導入は、bit.lyの収益化を目的としたものと考えられますが、ユーザー体験への影響は避けられません。特に、頻繁にbit.lyの短縮URLを利用しているユーザーにとっては、広告表示が煩わしく感じられる可能性があります。また、広告ページが表示されることで、目的のウェブサイトへのアクセスが遅延し、ユーザーの利便性を損なう可能性も指摘されています。bit.lyの競合サービスであるTinyURLやow.lyなど、広告表示のない短縮URLサービスも存在するため、ユーザーは自身の利用状況やニーズに合わせて、サービスを使い分けることが重要になるでしょう。今回の広告ページ導入は、短縮URLサービスの利用動向に変化をもたらす可能性があります。
4.3 Windowsでのアンドロイドアプリ利用終了
4.3.1 サポート終了
2025年3月5日、WindowsでAndroidアプリを利用できる機能「Windows Subsystem for Android (WSA)」のサポートが終了しました。WSAは、Windows 11に搭載された機能で、Amazon Appstoreを通じてAndroidアプリをWindows上で動作させることができました。しかし、提供開始から間もない期間でのサポート終了となり、ユーザーからは戸惑いの声も上がっています。
サポート終了の理由について、Microsoftからの公式な発表はありませんが、WSAの利用状況が想定よりも低かったことや、開発リソースの集中を図るためなどが考えられます。WSAのサポート終了により、今後はWindows上でAndroidアプリをネイティブに動作させることはできなくなります。Androidアプリを利用したい場合は、スマートフォンやタブレットなどのAndroidデバイスを使用するか、BlueStacksやNoxPlayerなどのAndroidエミュレーターを利用する必要があります。WSAのサポート終了は、WindowsとAndroidの連携戦略に、今後どのような影響を与えるのか、注目されます。
4.4 KDDIとスターリンクの直接通信
4.4.1 通信インフラの変化
KDDI(au)は、2025年3月までに、スマートフォンとSpaceXの衛星インターネットサービス「スターリンク(Starlink)」を直接通信させる商用サービスを開始します。これまで、衛星通信は専用の機器が必要でしたが、今回のサービス開始により、対応スマートフォンがあれば、どこからでもスターリンクの高速通信を利用できるようになります。
このサービスは、特に山間部や離島など、従来の携帯電話回線が届きにくいエリアでの通信環境を大幅に改善することが期待されます。災害発生時など、地上インフラが寸断された場合でも、衛星通信によって通信を確保できるため、防災面での貢献も期待されています。スターリンクは、低軌道衛星を利用することで、従来の衛星通信よりも低遅延で高速な通信を実現しており、スマートフォンでの動画視聴やオンラインゲームなども快適に利用できる可能性があります。KDDIとスターリンクの提携は、通信インフラのあり方を大きく変える可能性を秘めており、今後の展開が注目されます。
5. 交通・インフラの変更
5.1 JR各社のダイヤ改正
5.1.1 エキスポライナー
2025年3月15日に、JR各社でダイヤ改正が実施されます。ダイヤ改正は、利用者のニーズや列車の運行状況に合わせて、列車の時刻や停車駅、運行本数などを変更するものです。今回のダイヤ改正では、JR西日本が大阪・関西万博の開催に向けて、新大阪駅と大阪万博会場の最寄り駅である桜島駅を直通で結ぶ臨時列車「エキスポライナー」を運行することが発表されました。
エキスポライナーは、万博期間中に運行され、新大阪駅から桜島駅まで乗り換えなしでアクセスできるため、万博会場へのアクセス利便性が大幅に向上します。万博会場へのアクセス手段としては、鉄道以外にもバスや船などが検討されていますが、鉄道は大量輸送が可能であり、万博期間中の混雑緩和に貢献することが期待されます。JR西日本は、エキスポライナーの運行に合わせて、駅構内の案内表示の充実や、多言語対応なども進めており、万博来場者をスムーズに輸送するための準備を進めています。ダイヤ改正は、日々の通勤・通学にも影響を与える可能性があるため、利用者は事前に最新の時刻表を確認することが重要です。
5.2 広島駅の新駅ビル「ミナモア」開業
5.2.1 都市交通の新たな形
2025年3月24日、JR西日本の広島駅に新たな駅ビル「ミナモア」が開業予定です。ミナモアは、地上20階、地下2階建ての複合施設で、商業施設、ホテル、オフィスなどが入居します。広島駅周辺は、近年再開発が進んでおり、ミナモアの開業は、広島駅周辺エリアの活性化に大きく貢献することが期待されます。
ミナモアの特徴の一つは、路面電車がビルの2階に乗り入れる計画があることです。これは、全国的にも珍しい試みであり、駅ビルと路面電車が一体となることで、公共交通機関の利便性が向上し、都市交通の新たな形を提示するものとして注目されています。路面電車が駅ビルに乗り入れることで、乗り換えがスムーズになり、駅周辺の回遊性も高まることが期待されます。ミナモアの開業は、広島駅を新たなランドマークとして再定義し、広島の都市景観を大きく変える可能性があります。
5.3 高輪駅直結ツインタワーの開業
5.3.1 新たなランドマーク
2025年3月27日、東京の高輪ゲートウェイ駅と直結した大規模ツインタワーが開業します。このツインタワーは、オフィス、商業施設、ホテル、住宅などで構成される複合施設であり、高輪ゲートウェイエリアの新たなランドマークとなることが期待されています。高輪ゲートウェイエリアは、JR山手線・京浜東北線の新駅として開業以来、再開発が進められており、ツインタワーの開業は、その再開発の集大成とも言えるでしょう。
ツインタワーは、高層階からの眺望が素晴らしく、東京湾や都心の景色を一望できます。商業施設には、最新のトレンドを取り入れた店舗やレストランが多数出店する予定で、新たなショッピングやグルメスポットとして注目を集めるでしょう。ホテルは、国内外からの観光客やビジネス客の利用を見込んでおり、高輪エリアの国際的な魅力を高める役割を担うことが期待されます。ツインタワーの開業は、高輪エリアだけでなく、東京全体の都市機能の向上に貢献すると考えられます。
6. 行政・公共サービスの変更
6.1 マイナンバーカードと運転免許証の一体化
6.1.1 マイナー免許証の運用
2025年3月24日から、マイナンバーカードと運転免許証が一体化した「マイナー免許証」の運用が開始されます。マイナー免許証は、マイナンバーカードのICチップに運転免許証の情報を格納することで、カードを一枚にまとめることができるものです。これにより、財布の中のカード枚数を減らすことができ、持ち運びが便利になります。
マイナー免許証の導入は、行政手続きのデジタル化を推進する政府の方針の一環であり、国民の利便性向上を図ることを目的としています。マイナー免許証は、運転免許証としての機能に加え、マイナンバーカードとしての機能も引き続き利用できます。今後は、マイナー免許証を健康保険証としても利用できるようになる予定であり、将来的には様々な行政サービスがマイナンバーカード一つで利用できるようになることが期待されます。マイナー免許証の普及は、キャッシュレス社会の実現や、行政サービスの効率化に貢献すると考えられます。
6.2 パスポートの変更
6.2.1 パスポートの仕様変更
2025年3月24日から、パスポートの仕様が変更されます。具体的な変更内容については、現時点では詳細な情報は公開されていませんが、偽造防止対策の強化や、ICチップの機能向上などが想定されます。パスポートは、海外渡航の際に必須となる重要な身分証明書であり、セキュリティ対策は常に最新の技術を取り入れる必要があります。
パスポートの仕様変更に伴い、新規発行や更新の手続き方法が変更される可能性もあります。海外渡航を予定している方は、事前に外務省のウェブサイトなどで最新情報を確認することが重要です。また、パスポートのデザインが変更される可能性もあり、新しいデザインのパスポートがどのようなものになるのか、注目が集まります。パスポートの仕様変更は、国際的な身分証明書の信頼性を維持し、安全な海外渡航をサポートするために不可欠な措置と言えるでしょう。
6.3 確定申告の締切
6.3.1 期限内に手続きを完了
2025年3月17日は、2024年分の所得税及び復興特別所得税の確定申告の締切日です。確定申告は、前年1年間の所得を税務署に申告し、所得税を納める手続きです。会社員の場合は、年末調整で所得税の過不足が調整されることが多いですが、医療費控除や住宅ローン控除など、確定申告が必要なケースもあります。
確定申告の期間は、通常2月中旬から3月中旬までですが、締切日が近づくにつれて税務署や確定申告会場は混雑します。特に、税務署の窓口は待ち時間が長くなることが予想されるため、e-Taxを利用したオンラインでの申告や、早めの手続きを心がけることが重要です。確定申告を期限内に行わなかった場合、延滞税や加算税が課せられる可能性もあるため、注意が必要です。確定申告に関する情報は、国税庁のウェブサイトや税務署で確認できます。不明な点があれば、税理士などの専門家に相談することも検討しましょう。
7. サービス終了のお知らせ
7.1 ドコモ光ミニのサービス終了
NTTドコモの光回線サービス「ドコモ光ミニ」が、2025年3月31日をもってサービスを終了します。ドコモ光ミニは、一人暮らしのユーザーや、インターネット利用頻度が少ないユーザー向けのプランとして提供されていましたが、契約者数の減少などにより、サービス終了に至りました。ドコモ光ミニの契約者は、サービス終了日までに他の光回線サービスへの乗り換え手続きを行う必要があります。
ドコモは、ドコモ光ミニの代替プランとして、より高速な通信が可能な「ドコモ光」への乗り換えを推奨しています。ドコモ光への乗り換え手続きや、乗り換え先の光回線サービスに関する情報は、NTTドコモのウェブサイトやドコモショップで確認できます。サービス終了に伴い、ユーザーは新たなインターネット回線サービスの契約が必要となり、手続きの手間や費用が発生する可能性があります。早めの情報収集と、計画的な乗り換え準備が重要となります。
7.2 小説投稿サイト「魔法のiらんど」の終了
長年、多くのユーザーに親しまれてきた小説投稿サイト「魔法のiらんど」が、2025年3月31日をもってサービスを終了します。魔法のiらんどは、1990年代後半に誕生し、携帯電話向けの小説投稿サイトとして人気を博しました。多くのケータイ小説作家を輩出し、書籍化や映像化された作品も多数存在します。しかし、スマートフォンの普及や、新たな小説投稿サイトの登場などにより、ユーザー数が減少傾向にあり、サービス終了に至りました。
魔法のiらんどのサービス終了は、ケータイ小説文化の一つの終焉を象徴する出来事と言えるかもしれません。長年利用してきたユーザーからは、サービス終了を惜しむ声が多数上がっています。魔法のiらんどに投稿していた作品や、サイト内で作成したコンテンツなどは、サービス終了日までに各自でバックアップする必要があります。サービス終了後のデータ移行や、代替となる小説投稿サイトに関する情報は、魔法のiらんどの公式サイトで確認できます。
7.3 文化放送ネットラジオ「超!A&G+」の終了
文化放送が運営するインターネットラジオチャンネル「超!A&G+」の一部番組が、2025年3月末をもって放送を終了します。超!A&G+は、アニメ、ゲーム、声優などの情報を中心に発信する人気チャンネルで、多くのリスナーに支持されています。今回終了するのは、一部の番組であり、チャンネル全体のサービス終了ではありません。
終了する番組の詳細や、後継番組の情報については、文化放送のウェブサイトや超!A&G+の公式サイトで確認できます。番組終了に伴い、リスナーは聴取習慣の見直しや、代替番組を探す必要が出てくるかもしれません。超!A&G+は、今後も人気番組の放送や、新たな番組の企画などを予定しており、引き続きアニメ・ゲームファンにとって重要な情報発信源であり続けるでしょう。番組改編期には、番組の入れ替えや、新たな企画が発表されることが多いため、今後の情報に注目が集まります。
7.4 ベルーナのファッションECモール「RyuRyumall」の終了
通信販売大手のベルーナが運営するファッションECモール「RyuRyumall」が、2025年3月31日をもってサービスを終了します。RyuRyumallは、20代から30代の女性をターゲットとしたファッションアイテムを中心に、幅広い商品を販売していました。しかし、ECサイト競争の激化や、顧客ニーズの変化などにより、サービス終了に至りました。
RyuRyumallのサービス終了に伴い、今後はベルーナの公式オンラインストアや、他のECモールで商品を購入する必要があります。RyuRyumallで購入履歴のある顧客は、ベルーナの会員情報やポイントなどが引き継がれるかどうか、事前に確認することが重要です。ECモールの競争環境は厳しく、顧客のニーズに合わせたサービスを提供し続けることが求められます。RyuRyumallのサービス終了は、EC業界の再編や、今後の動向に影響を与える可能性があります。
7.5 「ぷらら」でのホームページ公開サービス終了
NTTぷららが提供するホームページ公開サービスが、2025年3月31日をもってサービスを終了します。ぷららのホームページ公開サービスは、個人や小規模事業者向けに、手軽にホームページを作成・公開できるサービスとして提供されてきました。しかし、近年は、より手軽で高機能なホームページ作成サービスや、SNSの普及などにより、利用者が減少傾向にあり、サービス終了に至りました。
ぷららのホームページ公開サービスの利用者は、サービス終了日までにホームページのデータをバックアップし、他のホームページ公開サービスへの移行手続きを行う必要があります。代替となるホームページ公開サービスとしては、JimdoやWix、WordPressなど、様々なサービスが存在します。自身のスキルやニーズに合わせて、最適なサービスを選択することが重要です。ホームページ公開サービスの終了は、ウェブサイト運営のあり方や、情報発信手段の変化を象徴する出来事と言えるかもしれません。
7.6 日本生命の「ずっともっとサービス」の終了
日本生命保険が提供する会員向けサービス「ずっともっとサービス」が、2025年3月31日をもってサービスを終了します。ずっともっとサービスは、日本生命の保険契約者向けに、健康相談やライフプラン相談、各種優待サービスなどを提供していました。しかし、利用状況やサービス内容の見直しなどにより、サービス終了に至りました。
ずっともっとサービスの終了に伴い、今後は同様のサービスを他の方法で利用するか、代替サービスを探す必要があります。日本生命は、他の会員向けサービスや、保険契約者向けの特典などを引き続き提供する予定です。サービス終了に関する詳細や、代替サービスの情報については、日本生命のウェブサイトや担当者から確認できます。会員向けサービスのあり方は、顧客満足度やロイヤリティに大きく影響するため、保険会社各社は、顧客ニーズに合わせたサービス提供を模索し続けています。
7.7 クレジットカードの「自筆サインで本人確認の原則廃止
クレジットカード決済における本人確認方法の一つである「自筆サイン」が、2025年3月までに原則廃止されます。これは、クレジットカードの不正利用対策を強化し、決済の迅速化を図ることを目的としたものです。今後は、ICチップによる決済や、タッチ決済などの非接触型決済が主流となり、サインレス決済が普及していくと考えられます。
自筆サインの廃止は、店舗での決済手続きを簡略化し、レジの混雑緩和に貢献することが期待されます。また、サインの偽造による不正利用のリスクを軽減することもできます。クレジットカード会社は、ICチップ搭載カードの普及や、タッチ決済の推進などを進めており、サインレス決済への移行を加速させています。消費者は、クレジットカードの利用方法の変化に対応し、より安全で便利な決済方法を活用していくことが求められます。
7.8 天気予報サービス「177」終了
NTTの天気予報サービス「177」が、2025年3月31日をもってサービスを終了します。177は、電話で天気予報を聞けるサービスとして、長年利用されてきました。しかし、インターネットやスマートフォンアプリで手軽に天気予報を入手できるようになったため、利用者が減少傾向にあり、サービス終了に至りました。
177のサービス終了は、電話による情報サービスの一つの終焉を象徴する出来事と言えるかもしれません。今後は、スマートフォンアプリやウェブサイト、テレビやラジオなど、様々な媒体で天気予報を入手する必要があります。天気予報の入手手段は多様化しており、ユーザーは自身のライフスタイルやニーズに合わせて、最適な方法を選択することが重要です。天気予報サービスは、日常生活や防災対策に欠かせない情報源であり、今後もその重要性は変わらないでしょう。
7.9 森永「ビエネッタ」の販売終了
森永乳業のアイスクリーム「ビエネッタ」が、2025年3月末をもって販売を終了します。ビエネッタは、薄いチョコレートとアイスクリームを重ねた独特の形状が特徴のアイスクリームで、長年多くの人に親しまれてきました。しかし、販売量の減少や、製造設備の老朽化などにより、販売終了に至りました。
ビエネッタの販売終了は、昭和・平成時代を代表する人気アイスクリームの一つが姿を消すことになり、多くの消費者から惜しむ声が上がっています。ビエネッタは、特別な日や、家族団らんの際に楽しまれるアイスクリームとして、多くの人々の思い出の中に残っているでしょう。森永乳業は、今後も新たなアイスクリーム製品の開発や、既存製品のリニューアルなどを通じて、消費者のニーズに応えていく方針です。
8. 楽天トラベルの動向
8.1 宿泊数と登録宿泊施設数
8.1.1 定点観測の結果
楽天トラベルが発表した2025年2月の宿泊予約数は686万泊となり、前回の予測を下回る結果となりました。これは、1月の予約数が過去最高を記録した反動や、2月は例年旅行需要が落ち着く時期であることなどが要因として考えられます。しかし、依然として高い水準を維持しており、旅行需要は底堅いと言えるでしょう。
一方、楽天トラベルに登録されている宿泊施設数は43,696施設となり、4ヶ月連続で増加しました。これは、旅行需要の回復を受けて、宿泊施設側も積極的に楽天トラベルへの登録を進めていることを示唆しています。宿泊施設数の増加は、ユーザーにとって選択肢が広がるというメリットがある一方で、競争激化を意味するため、宿泊施設側は差別化戦略や集客努力がより重要になります。
楽天トラベルは、2024年3月の宿泊予約数を806万泊と予測していましたが、2025年3月の予約数については、現時点では予測を発表していません。しかし、2月の実績や、例年の傾向などを考慮すると、750万泊程度になる可能性が高いと見られます。楽天トラベルの動向は、日本の旅行業界全体の景況感を測る上で重要な指標の一つであり、今後の発表にも注目が集まります。
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