デパートに楽しんで行ける世の中が、景気回復の近道?
地元からデパートが消えつつある。
デパートは右肩下がりで売り上げが落ち込み
採算の取れない地元のデパートから撤退している。
わが新潟からも、デパートの大和が撤退する。
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/economics/5635.html
特に上越市などでは、昔ながらの商店街の中心にある
大和が無くなると集客力を失い、ダメージは大きい。
デパートの役目って、何だろうか?
有名な専門店が揃っているので
何か、いいものないかなって思いながら
行くのには最高の場所です。
つまりウォンツの状態では最高なんですが
ニーズが高い状態ならデパートにいかない。
ウォンツが高い状態とは、
クリスマスのプレゼントどうしようかな?
とか
お歳暮に何を贈ろうか?
と思っている頃。
物が決まっていれば、
ニーズが固まっているので
指名買いする。
その物の専門店に行くし
その物のキーワードでネット検索する。
ウォンツが高い状態の人が少なくなった気がするのは
私だけだろうか?
先程、経済ジャーナリストの森永卓郎さんが
http://www.rivo.mediatti.net/~morinaga/takuro.html
テレビで言っていたんだけど
「スーパーやデパートに入る前に、うまい棒を食べよう」
何故かと言うと
「お腹を満たして、お店に入れば要らない衝動買いをしない」
まさに、そうだと思う。
でも、こんなにウォンツを潰してしまう買い物って寂しいよね?
なんだか日本中がニーズに駆り立てられていること、
これが不景気の原因だと思う。
ウォンツが高い状態は、割り切れない楽しさがある。
ニーズが高くなると、結局、値段・サービスへ走りがち。
こんな世の中が不景気の源じゃないのかな?
デパートに楽しんでいける生活が
出来るようにならない限り、景気は回復しない。
そう思うのは私だけだろうか?