情報リテラシー論08位置情報で激変の生活習慣’24長岡造形大学
初めてバーのカウンターに
立ってみたけど、似合う?
イーンスパイアの横田です。
https://www.enspire.co.jp
立っただけで接客してませんが
なんか好きかもしれないです。
人前で話すのが好きなのかな?
来年度の西川町商工会の後で
立つかも?期待しましょう(笑)
さて、本題です。
恒例の長岡造形大学で行う
情報リテラシー論の講義が
今年も後期から始まりました。
https://www.nagaoka-id.ac.jp/about/academics/curriculum/liberal-arts/
位置情報で激変の生活習慣として
第8回目の講義を行ってきました。
https://www.youtube.com/watch?v=Ti1_QSfifS8
情報リテラシー論がある長岡造形大学
情報リテラシー論08位置情報で激変の生活習慣’24長岡造形大学
長岡造形大学での情報リテラシー論第8回の講義内容について解説。位置情報技術(GPS等)の仕組みと活用、スマートフォンやPCでの位置情報の取得方法、写真のExif情報、SNSでの位置情報共有の現状と危険性について説明。特にフリーWi-Fiのセキュリティリスクや、GoogleマップやAppleによる位置情報の収集・活用について詳しく解説し、プライバシー保護の重要性を強調した。
情報リテラシー論08位置情報で激変の生活習慣’24長岡造形大学
超要約1分ショート動画こちら↓
https://www.youtube.com/shorts/jzY9ngHqWU8
位置情報技術が私たちの生活に与える影響 – 情報リテラシー論まとめ
- はじめに
- 位置情報技術の基礎知識
- 写真と位置情報の関係
- 位置情報共有サービスの現状
- Google マップの進化と影響
- 位置情報利用における注意点
- おわりに
- よくある質問(Q&A)
はじめに
私たちの生活に深く浸透している位置情報技術。スマートフォンやタブレット、PCなど、私たちが日常的に使用するデジタル機器のほとんどに搭載されているGPS機能は、もはや現代生活には欠かせない存在となっています。しかし、この便利な技術には光と影の両面があることをご存知でしょうか?
今回の講義では、位置情報技術の基本的な仕組みから最新のトレンド、そして安全な利用方法まで、幅広い観点から解説していきます。特に注目したいのは、私たちが普段何気なく使っているアプリやサービスが、どのように位置情報を活用し、また時にはそれが予期せぬリスクを生む可能性があるという点です。
本講義を通じて、位置情報技術への理解を深め、より安全で効果的な活用方法を学んでいただければと思います。
位置情報技術の基礎知識
GPSは元々アメリカの軍事技術として開発されましたが、現在では民生用として広く普及しています。日本では「みちびき」という独自の衛星システムも運用されており、より精度の高い位置情報サービスを提供しています。
位置情報の取得方法は以下のようなものがあります:
- GPS衛星からの信号
- Wi-Fi測位
- 携帯電話基地局からの電波
- IPアドレスによる位置推定
写真と位置情報の関係
デジタルカメラやスマートフォンで撮影された写真には、Exif情報として位置情報が記録されることがあります。この情報には以下のようなデータが含まれます:
- 撮影場所の緯度・経度
- 撮影日時
- カメラの設定情報
この位置情報は、写真をSNSに投稿する際に意図せず公開してしまう可能性があるため、注意が必要です。
位置情報共有サービスの現状
現代では様々な位置情報共有サービスが提供されています:
- リアルタイム位置情報共有(SnapChat等)
- 地図ベースの写真共有(Instagram Places等)
- 安否確認サービス(LINEの位置情報共有等)
これらのサービスは便利である一方、プライバシーリスクも存在します。
Google マップの進化と影響
Google マップは単なる地図サービスから、以下のような機能を備えた総合的なプラットフォームへと進化しています:
- SNS機能の実装
- リアルタイムな混雑状況表示
- ARナビゲーション(ライブビュー)
- レビューや評価システム
特に若年層では、店舗検索やナビゲーションツールとしての利用が一般的となっています。
位置情報利用における注意点
位置情報の利用には以下のようなリスクがあります:
- 個人情報の意図しない公開
- ストーカー被害の可能性
- フリーWi-Fiを介したハッキング
- 位置情報の履歴による行動把握
これらのリスクを軽減するためには、適切な設定と注意が必要です。
おわりに
位置情報技術は私たちの生活を大きく変え、多くの便利さをもたらしています。しかし、その便利さの裏には様々なリスクが潜んでいることを忘れてはいけません。本講義で学んだ内容を踏まえ、位置情報の特性を理解し、適切に活用していくことが重要です。
位置情報を使用する際は、必要な時だけ機能をオンにする、写真の位置情報を確認する、信頼できないWi-Fiには接続しないなど、基本的な注意事項を守ることで、より安全に技術の恩恵を受けることができます。
よくある質問(Q&A)
Q1: フリーWi-Fiは全て危険なのでしょうか?
A1: 全てが危険というわけではありません。パスワード保護されたWi-Fiの方が比較的安全です。ただし、公共の場所では極力重要な個人情報の送受信は避けることをお勧めします。
Q2: 写真の位置情報は全てのSNSで公開されてしまうのでしょうか?
A2: Facebook、Twitter、Instagramなどの主要なSNSは、投稿時に自動的にExif情報を削除する仕組みを持っています。ただし、独自のブログなどでは注意が必要です。
Q3: スマートフォンの位置情報を完全にオフにする必要はありますか?
A3: 常時オフにする必要はありませんが、必要な時だけオンにすることをお勧めします。特に写真撮影時の位置情報設定は確認しておくと良いでしょう。
Q4: Google マップの履歴は削除できますか?
A4: はい、Google マップのタイムライン機能から過去の移動履歴を確認し、削除することが可能です。定期的なチェックをお勧めします。
Q5: 位置情報の精度はどのくらいですか?
A5: GPSの精度は条件により変動しますが、一般的に誤差は5-10メートル程度です。建物内や地下では精度が低下する可能性があります。
詳しくは15分の動画で解説しました。
https://www.youtube.com/watch?v=E1QyuyZ0nx8
0:00 📢 動画の導入と自己紹介
1:05 🏫 情報リテラシー論・第8回講義の概要
2:10 🎥 学生に見せた「無料Wi-Fiでスマホハッキング」映像
3:14 🌐 GPSの仕組みと位置情報の活用事例
4:17 🖼️ 写真に含まれる位置情報とそのリスク
5:17 📱 スマホの位置情報機能とセキュリティの注意点
6:22 🗺️ 位置情報共有サービスとSNSの連携
7:23 🌍 GoogleマップとSNS機能の進化
8:23 🔍 Google検索と地図機能のトレンド
9:24 🚨 位置情報投稿時のリスクと安全対策
10:27 🌌 人工衛星の数とその管理システム
11:30 📍 災害時の避難ルート確認の重要性
12:34 🔒 セキュリティ対策としてのパスワード強化
13:39 ⚠️ フリーWi-Fi使用時のリスクと対策
14:46 🙋♂️ 学生からの質問とまとめ
上記の動画はYouTubeメンバーシップのみ
公開しています。詳しくは以下をご覧ください。
https://yokotashurin.com/youtube/membership.html
YouTubeメンバーシップ申込こちら↓
https://www.youtube.com/channel/UCXHCC1WbbF3jPnL1JdRWWNA/join
情報リテラシー論08位置情報で激変の生活習慣のキーワード
📍 GPS(Global Positioning System)
衛星を使用して位置情報を特定するシステム。元々は軍事目的で開発されたが、現在は民間でも広く活用されている。
🛰️ みちびき
日本の準天頂衛星システム。GPSを補完・補強し、より高精度な測位を可能にする日本独自の衛星システム。
📱 位置情報
デバイスの地理的位置を示すデータ。GPSや基地局、Wi-Fiなど複数の方法で取得可能。プライバシーに関わる重要情報。
🌐 Google マップ
Googleが提供する地図サービス。位置情報を活用した店舗検索や経路案内、写真投稿機能など、多機能な地図アプリ。
📸 Exif情報
デジタル写真に付加される位置情報などのメタデータ。SNSへの投稿時にプライバシーリスクとなる可能性がある。
🔒 フリーWi-Fi
公共の無料Wi-Fiスポット。便利な反面、セキュリティリスクが高く、特に暗号化されていないものは要注意。
📱 スマートフォン依存
位置情報サービスへの過度な依存により、自力での地理把握能力が低下する問題。
🗺️ 地図サービス
GoogleマップやYahoo!マップなど、位置情報を活用したオンライン地図サービス。年齢層によって利用傾向が異なる。
🔐 セキュリティ対策
位置情報の漏洩を防ぐため、パスワード設定や情報共有の制限など、適切な対策が必要。
📱 タイムライン
Googleなどが記録する位置情報の履歴。ユーザーの行動パターンが把握できる機能だが、プライバシーの観点で注意が必要。