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情報リテラシー論06キュレーションが必要な訳’24長岡造形大学

情報リテラシー論06キュレーションが必要な訳’24長岡造形大学
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苗名の滝、久々に来ました!
紅葉が始まっていてキレイ!
イーンスパイアの横田です。
https://www.enspire.co.jp



さて、本題です。

恒例の長岡造形大学で行う
情報リテラシー論の講義が
今年も後期から始まりました。
https://www.nagaoka-id.ac.jp/about/academics/curriculum/liberal-arts/

キュレーションが必要な訳として
第6回目の講義を行ってきました。
https://www.youtube.com/watch?v=9fTY8ZMjBkc

情報リテラシー論を学べる新潟県の長岡造形大学とは?

情報リテラシー論06キュレーションが必要な訳’24長岡造形大学

長岡造形大学の情報リテラシー論第6回で「キュレーションが必要な訳」について講義。キュレーションの歴史的背景や、SNS、ニュース、ファッション業界での活用例を解説。2010年のSNS爆発と2016年の事件を機に、情報過多時代における情報整理の重要性が高まった。また、AIによるキュレーションの台頭や、まとめサイトの問題点についても言及。現代では、個人の情報リテラシーとして、適切な情報選択能力が求められている。

情報リテラシー論06キュレーションが必要な訳’24長岡造形大学

超要約1分ショート動画こちら↓
https://www.youtube.com/shorts/s8_3mxe1-MQ

キュレーションが必要な理由 – 情報リテラシー論第6回

  1. はじめに
  2. キュレーションの歴史と進化
  3. SNSとキュレーション
  4. ニュースとキュレーション
  5. キュレーションサービスの変遷
  6. おわりに
  7. よくある質問(Q&A)

はじめに

情報過多の現代社会において、私たちは日々膨大な情報の波に晒されています。SNS、ニュースサイト、動画配信プラットフォームなど、情報源は多岐にわたり、その量は指数関数的に増加しています。このような状況下で、必要な情報を効率的に見つけ出し、整理・活用することは、現代人にとって必須のスキルとなっています。本稿では、長岡造形大学での情報リテラシー論第6回講義の内容を基に、なぜキュレーションが必要とされているのか、その背景と意義について詳しく解説していきます。

キュレーションの歴史と進化

キュレーションという概念は、もともと美術館で使われていた言葉です。展示作品の選定・配置・解説を行うキュレーターの仕事から始まり、現代では情報の選別・整理・提供を意味する言葉として広く使われるようになりました。

例えば、Amazonの「読書のすすめ」や「一万円選書」のような書籍のキュレーションサービス、セレクトショップによる商品のキュレーション、さらには通販生活やコンピレーションアルバムなど、私たちの身の回りには様々なキュレーションの形が存在します。

ファッション業界でも、WEARのようなコーディネートアプリや、楽天ROOMなどのキュレーションサービスが人気を集めています。これらは情報を取捨選択してまとめることに価値を見出す新しいビジネスモデルとして注目されています。

SNSとキュレーション

SNSの世界では、フィードのアルゴリズムによるコンテンツのキュレーションが重要な役割を果たしています。FacebookのエッジランクやInstagramのフィード表示アルゴリズム、TikTokの推奨システムなど、各プラットフォームは独自の方法でユーザーに最適な情報を届けようとしています。

特筆すべきは、広告の配信方法です。投稿と投稿の間に表示される広告も、ユーザーの興味関心に基づいてキュレーションされています。また、「いいね」による positive な評価システムは、従来の「拒否する」という negative な選択肢とは異なる新しい情報フィルタリングの方法として注目されています。

ニュースとキュレーション

ニュース配信においても、キュレーションは重要な役割を果たしています。Yahoo!ニュースは人間によるキュレーション、GoogleニュースはAIによるキュレーションと、それぞれ異なるアプローチを取っています。

スマートニュース、グノシー、News Digestなどのニュースアプリは、それぞれ独自のUIとアルゴリズムでニュースをキュレーションし、ユーザーに提供しています。これらのアプリは、メニューの配置や機能の変更を通じて、常により良いユーザー体験を追求しています。

キュレーションサービスの変遷

キュレーションサービスは、2010年代に入って大きく2つの波がありました。1つ目はSNSの爆発的な情報量の増加に伴うもの、2つ目は2016年に起きた事件を契機とするものです。

日本では、ライブドアのブログまとめサービスやTogetterなどが登場し、一時期大きな盛り上がりを見せました。しかし、NAVERまとめの終了やMeryの衰退など、多くのキュレーションサービスが苦戦を強いられています。

その中でも特に注目すべきは、Welq問題です。2016年に医療情報の信頼性をめぐって大きな問題となり、キュレーションメディアの在り方に一石を投じました。その後、MyBestなどの新しいサービスが登場し、AIライターによる自動まとめ記事の登場など、キュレーション領域は新たな展開を見せています。

おわりに

キュレーションは、情報過多時代における必須の機能として定着しつつあります。しかし同時に、ファクトチェックの不足、恣意的な編集、違法コンテンツの問題、広告収益至上主義など、様々な課題も浮き彫りになってきています。これらの課題に対して、プラットフォーム事業者の責任が問われる中、キュレーションサービスは新たな転換点を迎えています。今後は、AIの活用やユーザー参加型のキュレーションなど、新しい形のサービスが登場することが期待されます。

よくある質問(Q&A)

Q1: キュレーターとソムリエ、コンシェルジュの違いは何ですか?
A1: キュレーターは情報や作品の選定・整理・提供を行う専門家、ソムリエはワインを中心とした飲食の専門家、コンシェルジュは顧客サービス全般を担当する専門家です。ただし、近年ではこれらの言葉が広い意味で使われることも増えています。

Q2: AIによるキュレーションは信頼できますか?
A2: AIによるキュレーションは、大量のデータを処理できる反面、文脈理解や価値判断に課題があります。人間によるキュレーションと組み合わせることで、より信頼性の高いサービスとなります。

Q3: 個人でキュレーションを始めるにはどうすればよいですか?
A3: SNSやブログを活用して、特定のテーマに関する情報を収集・整理・共有することから始めることができます。ただし、著作権や情報の信頼性には十分注意が必要です。

Q4: キュレーションサービスの収益モデルはどうなっていますか?
A4: 主な収益源は広告収入ですが、有料会員制やアフィリエイト収入、企業タイアップなど、様々なモデルが存在します。

Q5: 情報過多時代に個人でできる情報管理のコツは?
A5: 使用するSNSを限定する、信頼できる情報源を決めておく、定期的に情報の整理を行うなど、自分に合った方法で情報をコントロールすることが重要です。

詳しくは15分の動画で解説しました。
https://www.youtube.com/watch?v=h6BZ7KOCMQM

情報リテラシー論06キュレーションが必要な訳’24長岡造形大学の続きはYouTubeメンバーシップで!イーンスパイア株式会社

0:00 📢 導入と自己紹介
1:04 📚 キュレーションの重要性と出版業界の変化
2:04 🖼️ キュレーターの起源とファッション業界への応用
3:08 🔄 SNSのアルゴリズムと情報のキュレーション
4:11 📬 ダイレクトメディアとユーザー拒否の意識
5:16 📱 ニュースアプリとパーソナライズの進化
6:19 🌐 キュレーションメディアの終焉と新たな動向
7:23 🤖 AIと自動化によるキュレーションの未来
8:30 ⚠️ キュレーションサイトの問題点と課題
9:33 📉 プラットフォーム責任とメディアの衰退
10:38 💬 学生の質問への回答とコメント
11:41 🧭 情報リテラシーとSNS利用のバランス
12:47 📊 Googleトレンドと流行の影響分析
13:53 🧠 知識の定着と情報の記憶方法

上記の動画はYouTubeメンバーシップのみ
公開しています。詳しくは以下をご覧ください。

https://yokotashurin.com/youtube/membership.html
YouTubeメンバーシップ申込こちら↓
https://www.youtube.com/channel/UCXHCC1WbbF3jPnL1JdRWWNA/join

情報リテラシー論キュレーションが必要な訳 長岡造形大学キーワード

🎨 キュレーション
美術館から始まった情報の選別・編集・発信の手法。現代では、デジタル情報の整理・まとめにも使用される重要な概念。

📱 SNSフィード
ソーシャルメディアで表示される投稿の流れ。アルゴリズムによって最適化され、ユーザーの興味に合わせて選別される。

🤖 AI選別
人工知能による情報の自動選択・整理。GoogleニュースなどでAIが記事を選んで表示する仕組み。

👥 インフルエンサー
SNSで影響力を持つ個人。情報のキュレーターとして機能し、フォロワーに対して情報や商品を紹介する。

📰 まとめサイト
Web上の情報を収集・整理して再発信するサイト。情報の信頼性や著作権の問題が指摘されている。

🔍 ファクトチェック
情報の真偽を確認する作業。キュレーションにおいて重要な要素だが、まとめサイトでは軽視されがち。

📊 バイラルメディア
SNSで話題になった(バズった)コンテンツを集めて紹介するメディア。他人のコンテンツを利用して収益を得る。

🎯 パーソナライズ
個人の興味や行動に基づいて、情報や広告をカスタマイズすること。現代のキュレーションの重要な特徴。

⚖️ プラットフォーム責任
情報を提供するプラットフォームの運営者が負うべき社会的責任。違法コンテンツや誤情報への対応が求められる。

📝 情報リテラシー
情報を適切に理解・評価・選択する能力。情報過多の現代において、特に重要なスキル。

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この記事を書いた人

横田 秀珠のアバター 横田 秀珠 (新潟)公立長岡造形大学 情報リテラシー論 講師

ネットビジネス・アナリスト。未経験のIT企業に就職し、たった3年で独立し、2007年にITコンサルタント会社のイーンスパイア(株)を設立し現在に至る。All About ProFile全専門家で全国1位のコラム評価を獲得した実績を持つ。全国で年間200回を超える講演も行う。