偽物のChatGPTに騙されない為にOpenAIのSEO対策の必要性
広島県からの講演依頼は
出身として嬉しいけど(汗)
イーンスパイアの横田です。
https://www.enspire.co.jp
前回の東広島商工会議所に
続いてオンラインかよ(笑)
頼むからリアルで行かせてくれ!
さて、本題です。
2024年11月6日、OpenAIはドメインの
「chat.com」を買収し、ChatGPTに
リダイレクトできるようにしました。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2411/07/news110.html
ChatGPTを始めたい初心者の人が
本物に辿り着けずに偽物に騙される
ケースが多発の原因を検証しました。
https://www.youtube.com/watch?v=ET0ThznOjwA
偽物のChatGPTに騙されない為にOpenAIのSEO対策の必要性
OpenAIのChatGPTへのアクセス方法について、検索エンジンやアプリストアでの問題点を指摘。公式のChatGPTを見つけづらく、偽物や類似アプリに騙される危険性が高い現状を説明。新たにchat.comドメインを取得したものの、検索結果での表示順位が低く、OpenAIはSEO対策を強化すべきと提言している。初心者でも安全に本物のChatGPTにアクセスできる環境整備の必要性を訴えている。
偽物のChatGPTに騙されないために – OpenAIのSEO対策の必要性
- はじめに
- ChatGPTへのアクセス方法の現状
- 検索エンジンでの問題点
- アプリストアでの混乱
- OpenAIに求められるSEO対策
- おわりに
- よくある質問
はじめに
AIチャットボットの代名詞となったChatGPTですが、その普及に伴い、意外な問題が浮上してきています。それは「本物のChatGPTにたどり着けない」というユーザーの声です。特に、デジタルリテラシーが比較的低いユーザーにとって、この問題は深刻です。実際、「ChatGPTがたくさんありすぎて、どれを使えばいいかわからない」という相談が増えているのです。この状況は、まるでインターネット初期のフィッシングサイト問題を彷彿とさせます。今回は、この問題の実態と、なぜOpenAIがSEO対策を本気で取り組むべきなのか、具体的な事例を交えながら解説していきたいと思います。
ChatGPTへのアクセス方法の現状
最近、OpenAIがドメイン「chat.com」を買収し、ChatGPTにリダイレクトするというニュースが話題になりました。これにより、ユーザーは簡単に「chat.com」と入力するだけで、本物のChatGPTにアクセスできるようになりました。これは、アクセシビリティを向上させる素晴らしい取り組みです。
以前は「chat.openai.com」というURLでアクセスしていましたが、その後「chatgpt.com」に変更され、さらに今回「chat.com」という短いドメインでもアクセスできるようになったのです。この変更により、初心者でも簡単にアクセスできるようになることが期待されています。
検索エンジンでの問題点
しかし、実際にユーザーがChatGPTを探す際の行動パターンを見てみると、深刻な問題が浮かび上がってきます。
Googleでの検索結果の問題
- カタカナで「チャットGPT」と検索した場合:
- 検索結果の上位に非公式のGPTsや模倣サービスが表示される
- 公式のChatGPTが上位に表示されない
- 「チャットGPT」(カタカナ)+「GPT」(ローマ字)で検索した場合:
- GPTsや非公式サービスが優先表示される
- ドメインが異なる類似サービスが上位に表示される
- 「ChatGPT」(完全なローマ字)で検索した場合:
- OpenAIの公式サイトは表示されるが、「OpenAI」という社名が表示され、ユーザーが混乱
- 2番目以降に非公式サービスが表示される
Yahoo!での検索結果
- 広告が最上部に表示され、ChatGPT関連書籍や非公式サービスに誘導
- 公式サービスへのアクセスが困難
- 一般ユーザーが混乱しやすい検索結果配置
Bingでの検索結果
- Copilotへの誘導が優先される
- 英語ページへの誘導で混乱
- 非公式サービスや拡張機能が上位表示
アプリストアでの混乱
App Store(iOS)での問題点
- カタカナでの検索時:
- 広告による非公式アプリの表示
- 課金を要求する模倣アプリの存在
- 公式アプリの順位が低い
- ローマ字での検索時:
- 依然として広告が優先表示
- 類似アプリとの区別が困難
Google Play(Android)での問題点
- 検索結果の混乱:
- スポンサー広告による非公式アプリの優先表示
- 公式アプリの視認性の低さ
- 類似アプリの氾濫
- 表記揺れによる問題:
- ひらがな、カタカナ、ローマ字での検索結果の違い
- 各検索方法での非公式アプリの表示
OpenAIに求められるSEO対策
これらの問題を解決するために、OpenAIが取り組むべき対策として以下が考えられます:
- 検索エンジン対策:
- 各種検索キーワードでの上位表示確保
- 日本語・英語双方での最適化
- メタデータの適切な設定
- アプリストア対策:
- 広告出稿による公式アプリの視認性向上
- アプリ名やキーワードの最適化
- 類似アプリとの差別化
- ユーザー教育:
- 公式アクセス方法の周知
- 偽装サービスへの注意喚起
- 簡単な認証方法の提供
おわりに
ChatGPTの普及に伴い、アクセス方法の混乱という新たな課題が浮き彫りになってきました。OpenAIによる「chat.com」の買収は、この問題への対策の第一歩と言えますが、まだまだ課題は残されています。特に検索エンジンやアプリストアでの表示順位の改善、非公式サービスとの差別化は急務です。デジタルリテラシーの向上も重要ですが、それ以上にOpenAI側のSEO対策と適切な情報発信が求められています。ユーザーが安心して本物のChatGPTにアクセスできる環境づくりは、AIサービスの健全な発展には欠かせない要素となるでしょう。
よくある質問
Q1: 本物のChatGPTを見分けるにはどうすればいいですか?
A1: 公式ドメイン(chat.com、chatgpt.com、chat.openai.com)を直接入力するか、OpenAIの公式サイトからアクセスするのが最も確実です。
Q2: 無料のChatGPTと有料のものがありますが、どちらが本物ですか?
A2: 本物のChatGPTは基本無料版とPlus(有料版)があります。ただし、どちらもOpenAIが提供するもののみが公式です。
Q3: アプリストアで見つけたChatGPTは信頼できますか?
A3: OpenAI社が公式に提供するアプリのみを使用してください。開発元が「OpenAI」となっているものを確認してダウンロードしましょう。
Q4: chat.comは本当に安全なのですか?
A4: はい、chat.comはOpenAIが公式に購入・運営しているドメインで、安全に使用できます。
Q5: 類似サービスは全て危険なのですか?
A5: 必ずしも全ての類似サービスが危険というわけではありませんが、個人情報保護やセキュリティの観点から、公式のChatGPTの使用を推奨します。
詳しくは15分の動画で解説しました。
https://www.youtube.com/watch?v=_UYkjC6YarA
0:00 📢 挨拶と導入
0:10 📅 今日のテーマ紹介:「偽物のChatGPTに騙されないために」
0:19 🛑 ChatGPTの混乱状況:「ChatGPTがたくさんある」という誤解
0:29 💡 リテラシー問題と初心者の困惑
0:57 📰 OpenAIがchat.comを取得:簡単アクセスの利点
1:48 🔗 chat.comでのリダイレクト実演
2:36 🔍 ChatGPT検索の課題:公式サイトにたどり着けない
3:19 ❌ 偽サイトの誘導と混乱
4:08 🛠 公式サイトにアクセスする方法の模索
5:18 🖥 リテラシー不足による誤操作の実例
7:05 📄 OpenAI公式ページの問題点と対策案
8:04 📈 検索エンジン別状況:Google・Yahooでの違い
10:31 📲 Bingでの検索結果と誤解
11:10 📱 AppStoreでの混乱:偽アプリと広告の影響
12:28 🛒 Androidアプリ検索でも同様の問題
14:01 🚨 広告と公式の区別:SEO対策の重要性
14:41 ✅ 本日のまとめと注意喚起
上記の動画はYouTubeメンバーシップのみ
公開しています。詳しくは以下をご覧ください。
https://yokotashurin.com/youtube/membership.html
YouTubeメンバーシップ申込こちら↓
https://www.youtube.com/channel/UCXHCC1WbbF3jPnL1JdRWWNA/join
偽物のChatGPTに騙されない為にOpenAIのSEO対策の必要性
🔍 SEO対策
検索エンジンでの表示順位を上げるための施策。OpenAIは公式ChatGPTの検索結果表示を改善する必要がある。
🌐 chat.com
OpenAIが新たに取得したドメイン。ChatGPTへの短縮URLとしてアクセスが容易になった。
🤖 GPTs
ChatGPTをベースに作られたカスタムAI。本物のChatGPTと混同されやすい。
📱 アプリストア
iOSのApp StoreやAndroidのGoogle Playで、偽物のChatGPTアプリが多数存在する問題がある。
💻 OpenAI
ChatGPTを開発・運営する企業。検索結果で社名が表示され、混乱の原因となっている。
🔐 認証マーク
公式アプリを識別するための重要な要素。現状では見分けにくい状況。
📊 検索結果
Google、Yahoo、Bingなどで「ChatGPT」を検索した際の表示順位に問題がある。
⚠️ リテラシー
デジタル技術の活用能力。低いと偽物のChatGPTに騙される可能性が高まる。
💰 広告
検索結果の上位に表示される広告が、ユーザーを偽物のサービスに誘導している。
🔄 リダイレクト
chat.comからchatgpt.comへの転送機能。アクセスを簡略化する効果がある。