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キャッシュレス決済のメリットとデメリットを最新データ分析①

キャッシュレス決済のメリットとデメリットを最新データ分析①
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先日の小千谷商工会議所で行った
キャッシュレス決済セミナー(汗)
イーンスパイアの横田です。
https://www.enspire.co.jp

そこで使った時のホワイトボード。
話したいこと沢山あるんですよね。

さて、本題です。

今回のセミナーの為に作ったスライドを
新たに35枚も作ってしまったので、その
3枚まず解説していきたいと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=-bXt9I-5laU

キャッシュレス決済のメリットとデメリットを最新データ分析①

ネットビジネスアナリストの横田秀珠が、2024年10月9日にキャッシュレス決済のメリットとデメリットについて最新データを基に分析します。特に日本のキャッシュレス決済の現状と、国が普及を推進する背景について議論します。現金決済のコストや、デビットカードや電子マネー、QRコード決済の利用状況に焦点を当て、主要国との比較を行いながら、キャッシュレス化の進展や課題を考察します。また、日本での普及が遅れている理由や今後の展望についても触れています。

キャッシュレス決済のメリットとデメリットを最新データ分析①

超要約1分ショート動画こちら↓
https://www.youtube.com/shorts/SEqB-0AZ9OE

まだ間に合う!キャッシュレス決済のメリット・デメリット

  1. はじめに
  2. キャッシュレス決済推進の背景
  3. 主要国におけるキャッシュレス決済の手段
  4. 日本のキャッシュレス決済の特徴
  5. QRコード決済の台頭と業界の動き
  6. おわりに
  7. よくある質問

はじめに

皆さん、こんにちは。ネットビジネス・アナリストの横田秀珠です。今回は、「まだ間に合う!キャッシュレス決済のメリット・デメリット【最新データから分析】」というテーマでお話しします。

最近、新潟県の小千谷商工会議所でセミナーを行った際、「キャッシュレス決済」というテーマに驚きました。「今さらキャッシュレス?」と思われるかもしれません。しかし、実際に受講者の方々にお話を伺うと、「なるほど」と思わされる点がいくつもありました。

そこで今回は、キャッシュレス決済導入のメリットとデメリットについて、最新のデータを元に詳しく分析していきます。この情報は、まだキャッシュレス決済を導入していない事業者の方々にとって、非常に有益なものになるはずです。

私たちの日常生活に深く浸透しつつあるキャッシュレス決済。しかし、その裏側にある経済的、社会的な影響については、まだまだ知られていない部分が多いのです。今回のブログを通じて、キャッシュレス社会の現状と将来について、一緒に考えていきましょう。

キャッシュレス決済推進の背景

まず、なぜ国がキャッシュレス決済を推進しているのかについて考えてみましょう。その大きな理由の一つが、現金決済のインフラを維持するために毎年2.8兆円ものコストがかかっているという問題です。

これは一見、国が国債を発行すれば解決できる問題のように思えるかもしれません。しかし、現在の緊縮財政の方針の下では、このコストを削減したいという国の意図が見えてきます。

ただし、ここで疑問が生じます。キャッシュレス決済を導入することで、本当にこのコストが削減されるのでしょうか?キャッシュレスポイント還元事業やインフラ整備、システムの補強など、キャッシュレス化にも多くのコストがかかります。

さらに、デジタル化に伴う電気代や通信網の維持費用、そしてNTTの回線が海外企業に売却された場合の利用料の値上げリスクなど、考慮すべき要素は多岐にわたります。

残念ながら、キャッシュレス化によるコスト削減の具体的な数字は明確に示されていません。このデータがない限り、キャッシュレス推進の経済的メリットを完全に理解することは難しいのです。

しかし、国がキャッシュレス化を進めている以上、私たちはこの流れに乗っていく必要があります。そこで、最新のデータを基に、キャッシュレス決済の現状と今後の展望について詳しく見ていきましょう。

主要国におけるキャッシュレス決済の手段

各国のキャッシュレス決済の手段を比較すると、興味深い特徴が浮かび上がります。

  1. デビットカードの優位性: 日本以外のほとんどの国では、デビットカードが主要なキャッシュレス決済手段となっています。例えば、ドイツでは約90%、フランスやイギリスでもデビットカードの利用率が非常に高くなっています。
  2. クレジットカード利用の特殊性: クレジットカードの利用率が高い国としては、カナダやアメリカが挙げられますが、日本はそれらの国々を上回る高い利用率を示しています。
  3. 電子マネーの普及: 日本の特徴として、電子マネーの利用率が他国と比べて突出して高いことが挙げられます。アメリカやシンガポールでもある程度普及していますが、日本ほどではありません。

これらのデータから、日本のキャッシュレス決済の特殊性が浮かび上がってきます。クレジットカードと電子マネーが主流で、デビットカードの利用が少ないという、他国とは異なる独自の構造を持っているのです。

日本のキャッシュレス決済の特徴

日本のキャッシュレス決済市場の特徴をさらに詳しく見ていきましょう。

  1. クレジットカードの高い普及率: 日本では、クレジットカードが最も一般的なキャッシュレス決済手段となっています。この普及率の高さは、他の国々と比較しても際立っています。
  2. 電子マネーの独自の発展: 電子マネーの利用率が高いことも、日本の特徴です。交通系ICカードの普及や、コンビニエンスストアでの利用拡大などが、この傾向を後押ししています。
  3. デビットカードの低い普及率: 他国では主流のデビットカードが、日本では比較的普及していません。これは、クレジットカードと電子マネーが既に広く浸透していることが一因かもしれません。

この独特の構造は、日本の消費者行動や金融システムの特性を反映しています。同時に、新たなキャッシュレス決済手段の導入に対する、既存の決済方法との競合や調整の必要性も示唆しています。

QRコード決済の台頭と業界の動き

近年、日本のキャッシュレス決済市場に新たな波を起こしているのが、QRコード決済です。この動きの背景には、興味深い業界の力学が働いています。

  1. QRコード決済の登場: 中国で大きな成功を収めたQRコード決済(アリペイ、ウィーチャットペイ)の技術が、日本市場に持ち込まれました。
  2. 新規参入者の動き: PayPay(ソフトバンクとYahoo!の合弁)やLINE Payなど、従来のクレジットカードや電子マネー事業とは異なる背景を持つ企業が、積極的にQRコード決済市場に参入しました。
  3. 既存事業者の対応: 楽天ペイのように、既存のクレジットカード事業を持つ企業も、QRコード決済市場に参入しています。ただし、クレジットカードの手数料収入への影響を考慮し、慎重な姿勢も見られます。
  4. 業界の力学: QRコード決済の普及を推進する新規参入者と、既存の決済手段を守りたい事業者との間で、微妙なバランスが形成されています。
  5. 国際的な視点: 日本の電子マネー技術の海外展開が進まない一方で、海外(特に中国)のQRコード決済技術が日本に入ってくるという、国際的な力学も働いています。

これらの動きは、単なる技術の進化だけでなく、企業戦略や国際関係など、多様な要因が絡み合った結果と言えるでしょう。キャッシュレス決済の未来を考える上で、こうした業界の動向を理解することは非常に重要です。

おわりに

キャッシュレス決済の世界は、技術の進化と共に急速に変化しています。日本独自の発展を遂げてきた電子マネーやクレジットカード、そして新たに台頭してきたQRコード決済など、多様な選択肢が私たちの前に広がっています。

今回の分析を通じて、キャッシュレス決済の推進には単純なコスト削減以上の複雑な要因が絡んでいることが明らかになりました。国の政策、企業の戦略、国際的な力学など、多様な要素が影響を及ぼしているのです。

しかし、こうした複雑な背景があるからこそ、私たち一人一人が賢明な消費者として、各決済手段のメリットとデメリットを理解し、自分に合った方法を選択することが重要です。

同時に、事業者の皆さまにとっては、こうした市場の動向を把握し、自社のビジネスモデルに最適なキャッシュレス決済の導入を検討することが、今後の成長戦略の鍵となるでしょう。

キャッシュレス社会は、まだ発展途上にあります。その中で、私たちがどのような選択をし、どのような社会を作っていくのか。それは、私たち一人一人の手に委ねられているのです。

よくある質問

Q1: キャッシュレス決済を導入するメリットは何ですか?
A1: キャッシュレス決済の主なメリットには、現金管理の手間と費用の削減、会計処理の効率化、消費者の利便性向上による売上増加の可能性などがあります。また、現金を扱う機会が減ることで、盗難や紛失のリスクも低減できます。

Q2: キャッシュレス決済の導入にはどのくらいのコストがかかりますか?
A2: コストは導入する決済システムや店舗の規模によって異なります。基本的な設備投資(端末など)に加え、取引手数料がかかります。ただし、最近では初期費用無料や低額の月額制のサービスも増えているので、自社に適したプランを比較検討することをおすすめします。

Q3: 複数のキャッシュレス決済サービスを導入する必要がありますか?
A3: 必ずしも全てのサービスを導入する必要はありませんが、顧客の利便性を考えると、主要なサービスをカバーすることが望ましいでしょう。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済など、自社の顧客層に合わせて選択することが重要です。

Q4: キャッシュレス決済の安全性について心配です。セキュリティ対策は十分ですか?
A4: 各決済サービス提供企業は高度なセキュリティ対策を実施しています。暗号化技術や多要素認証の導入、不正利用検知システムの活用など、様々な面から安全性を確保しています。ただし、店舗側でも適切な運用とスタッフ教育が重要です。

Q5: 今からキャッシュレス決済を導入しても遅くありませんか?
A5: 決して遅くありません。むしろ、今が導入の好機と言えるでしょう。初期の混乱期を過ぎ、サービスの安定性が増し、導入コストも低下傾向にあります。また、消費者のキャッシュレス決済に対する認知度も高まっているので、スムーズな導入が期待できます。今後のビジネス拡大を見据えて、積極的な検討をおすすめします。

詳しくは15分の動画で解説しました。
https://www.youtube.com/watch?v=I_-EP5nxtto

キャッシュレス決済のメリットとデメリットを最新データ分析① の続きはYouTubeメンバーシップで!イーンスパイア株式会社

0:00 📱今日のテーマはキャッシュレス決済について。
1:11 🔍 セミナーの背景とテーマ発表
2:21 📊 キャッシュレス決済のコスト問題
3:28 💰 キャッシュレス普及に伴うコスト削減の議論
4:38 🔌 デジタル化によるコストとインフラの課題
5:47 🏛️ 政府のキャッシュレス政策の変化
6:56 🌍 主要国のキャッシュレス決済の状況
8:11 💳 日本のキャッシュレス決済の特徴
9:19 📱 QRコード決済の台頭
10:27 🏢 PayPayとLINE Payの戦略
11:38 🛒 楽天Payと他のクレジットカード会社の対応
12:46 📉 QRコード決済の普及と手数料問題
13:55 🌐 電子マネーとQRコード決済の利便性の比較

上記の動画はYouTubeメンバーシップのみ
公開しています。詳しくは以下をご覧ください。

https://yokotashurin.com/youtube/membership.html
YouTubeメンバーシップ申込こちら↓
https://www.youtube.com/channel/UCXHCC1WbbF3jPnL1JdRWWNA/join

💡キャッシュレス決済

キャッシュレス決済とは、現金を使わずに電子的な方法で支払いを行うことを指します。この動画では、キャッシュレス決済のメリットとデメリット、特に導入にかかるコスト削減効果について話されています。また、日本のキャッシュレス決済の普及状況について、デビットカードやクレジットカード、電子マネー、QRコード決済といった様々な決済手段が取り上げられています。

💡コスト削減

動画内でキャッシュレス決済を推進する理由として、現金決済のインフラを維持するためにかかるコスト削減が挙げられています。具体的には、日本では現金決済のインフラ維持に毎年2.8兆円のコストがかかっており、これをキャッシュレス決済に移行することで削減できるとされています。しかし、デジタル化の維持にかかるコストがどれくらい削減されるかについての具体的なデータが不足していると述べられています。

💡デビットカード

デビットカードは、銀行口座から直接お金が引き落とされるキャッシュレス決済手段です。動画では、主要国においてキャッシュレス決済手段として最も広く使われているのがデビットカードであると説明されています。特に、ドイツやフランス、イギリスなどではデビットカードが主流で、日本は例外的にデビットカードの普及率が低い国として挙げられています。

💡クレジットカード

クレジットカードは、後払い形式で商品やサービスの購入ができるキャッシュレス決済手段です。動画では、日本ではクレジットカードの利用率が非常に高いと指摘されています。他国ではデビットカードが主流であるのに対し、日本の消費者はクレジットカードや電子マネーを多く利用しており、その独自の特徴が強調されています。

💡電子マネー

電子マネーは、カードやスマホをかざすだけで支払いができるキャッシュレス決済手段です。日本ではこの電子マネーの利用率が高く、他国と比べて顕著な違いが見られます。例えば、動画ではアメリカやシンガポールもある程度電子マネーを利用していますが、他の国々ではほとんど普及していないことが述べられています。

💡QRコード決済

QRコード決済とは、スマホでQRコードを読み取って支払いを行う方法です。動画では、中国においてAliPayやWeChatPayが主流であることが述べられ、日本でもPayPayやLINE PayなどのQRコード決済が徐々に普及してきていると説明されています。また、QRコード決済は手数料が安く、クレジットカード会社にとって脅威となる可能性があることが指摘されています。

💡PayPay

PayPayは、ソフトバンクとYahooが提供するQRコード決済サービスです。動画では、PayPayが日本においてキャッシュレス決済の普及を進める中心的な役割を果たしていることが説明されています。特に、クレジットカードや電子マネーの競合サービスが既に存在する中で、新しい市場を開拓するためにQRコード決済を推進した企業の一例として紹介されています。

💡LINE Pay

LINE Payは、LINEが提供するQRコード決済サービスです。動画では、LINE PayもPayPayと同様にキャッシュレス決済の普及に大きく貢献していると説明されています。また、LINEは元々クレジットカードや電子マネーの分野での実績がなかったため、QRコード決済を通じて新しい市場に参入したことが指摘されています。

💡楽天Pay

楽天Payは、楽天が提供するキャッシュレス決済サービスで、QRコード決済をサポートしています。動画では、楽天はクレジットカード市場で既に強い地位を持っているため、QRコード決済に対して消極的だったが、市場の拡大に伴い徐々に参入を強化してきたことが述べられています。また、クレジットカードとQRコード決済の競合関係についても言及されています。

💡インフラ維持コスト

インフラ維持コストとは、現金決済のために必要なインフラの維持にかかる費用のことを指します。動画では、日本では毎年2.8兆円ものインフラ維持コストが発生しており、これがキャッシュレス決済の推進理由の一つであると説明されています。しかし、キャッシュレス化によってどれだけのコスト削減が見込めるかという具体的なデータが不足している点が問題視されています。

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この記事を書いた人

横田 秀珠のアバター 横田 秀珠 (新潟)公立長岡造形大学 情報リテラシー論 講師

ネットビジネス・アナリスト。未経験のIT企業に就職し、たった3年で独立し、2007年にITコンサルタント会社のイーンスパイア(株)を設立し現在に至る。All About ProFile全専門家で全国1位のコラム評価を獲得した実績を持つ。全国で年間200回を超える講演も行う。