【永久保存版】「誰がソーシャルメディアを殺すのか?」完結

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「誰がソーシャルメディアを殺すのか?」に
自分が殺されそうな程に総集編が大変だった
イーンスパイアの横田です。
http://www.enspire.co.jp

12/14に対談させて頂いた津田大介さんとの
2ショットです。

このテーマを掲げた瞬間から
色々なアイデアが湧いて来て
対談前にも随分と動画を撮りました。

当日の対談では話せなかった30分プレゼンを
2本も音声で録音しました。

さらに同じテーマで2時間も
別の番組で語りました。

その全てを1つのブログで書いています。

おそらく全ての映像と内容を読んだら
この年末年始は十分に過ごせると思います(笑)

ゆっくり見て下さいね(笑)

ちなみに12/14の津田大介さんとの対談
http://www.enspire.co.jp/seminar20101214.html
は、お二人が、まとめてくださっています。

ありがとうございます。

bnosukeさん
http://togetter.com/li/79086

okame46さん
http://togetter.com/li/79781

でも私のプレゼン部分のスライドが見えにくかったり
早口だったりで、少し物足りなかったので
実際に私がテキストで起こしてみました。

これが当日の対談の最初の30分です。

/////////////////////////////////////

まずは今回の津田さんの対談のキッカケを
作って下さった武田金型製作所の
http://www.tkd-mgn.com/
武田修美さんに代わり寺嶋さんより挨拶です。

武田修美さんは体調を崩してしまい来られず
代わりに寺嶋さんが挨拶して下さいました。

メディアジャーナリストの津田さんと
新潟でお馴染み?ネットコンサルの私で
行います。

18:10スタート

>横田
今回のスケジュールを確認します。

まず30分は私のプレゼン、
次の30分は津田さんのプレゼン
休憩を挟んで30分の対談
さらに質疑応答30分で20:00に終了予定です。

その後にダンススタジオブリッジズさん
http://www.s-bridges.com
で懇親会を行います。

 
18:15 私のプレゼン開始!

>横田
私の事はご存知の方が多いとのことで
自己紹介なしで本題に入ります!

普通に対談しても面白くないので
私は少しネガティブ系というか
津田さんを喧嘩を売る系で話します(笑)

その辺りを加味して、対談お聞き下さい。

まずは、数字の話から。

世の中に情報が溢れているという話。

この10年で情報が532倍に増えたのに対し
情報を処理する能力が65倍しか増えていない。

携帯を使ったり、iPhoneを使ったり
色々と情報を処理しようとしているが
情報の処理が間に合っていない状態です。

そんな中、検索エンジンのGoogleを使って
検索し情報を処理しようと頑張っている。

Did you know 2.0、3.0、4.0、5.0によると
http://enspire.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/did-you-know-20.html
Googleでは2006年に毎月27億回だったが
今では毎月310億回の検索がされています。

ここで考えて欲しい。
Googleが無かった時代には検索しないで
皆さんは、どうやって問題が解決していたのか?

何らかの方法で解決していましたよね?

脳科学者の茂木健一郎さんもテレビで言ってますが
http://enspire.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/google-575b.html
検索する生活になれると側頭連合野の能力が弱くなり、
記憶の能力が落ちるそうだ。

本当は頭の中に記憶があるのに
記憶を呼び戻す前に思わず
検索という行動を起こしている。

そんな検索慣れしていますが、最近
Googleの検索精度が落ちていると感じませんか?

それには理由があります。

人間の目でサイトを見れば
良いか悪いか分かっても
コンピューターは分からない。

変なSEO業者に検索結果が荒らされている。
人間の脳の方がコンピュータより賢いからね。

でも検索エンジンが人間の脳を
追い越すXデーは、もうすぐです。

同じくDid you know 2.0、3.0、4.0、5.0によると
http://enspire.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/did-you-know-20.html
以下のようになる。

2007年に生まれた子が6歳になる2013年に
スーパーコンピュータの処理能力は、
脳の処理能力を超えると言われています。

15年以上先の予測するのは難しい事ですが
2049年には10万円程度のコンピュータが、
全人類の処理能力を凌駕すると言われています。

でも、そこまでの間は検索しても
見つからない問題は続く訳です。

そこで、こんなアンケート結果が出て来ます。

検索エンジン利用者のうち約6割が
「検索したキーワードでほしい情報が見つからない」
さらに3割を超える人が
「検索結果が多すぎて、どこをみてよいかわからない」
と答えたている。

さらに、男女合わせて3人に1人が
「テキスト検索以外にクチコミの検索を行っている」
と回答しており、買い物に少しでも参考になるように
情報を求めていることがわかる。

このように検索で見つけられない人間は
信用する媒体のアンケートでも
以下のような結果を出している。

信頼度の高い媒体は
 知人からの推奨
 インターネット上の消費者の意見
が上位2つを占めるように変わって来ていて
テレビやラジオなどのマスメディアでは無い。

この数年で信頼度を増した媒体の問いにも
 知人からの推奨
 インターネット上の消費者の意見
が上位2つを占めている。

分からなかったら近くの人に聞くという事が
情報が溢れ検索精度が間に合わない現在に
再びクローズアップされるようになっている。

ここで、さらに1つ面白い考えを言いますね。

では、Googleが出る前は検索しないで
物を買っていましたよね?

その購買行動は以下の通りです。

・知らない人より、知っている人から買う。
  ↓
・知っている人より、顔が分かる人から買う。
  ↓
・顔が分かる人より、会ったことある人から買う。
  ↓
・会ったことある人より、使ったことある人から買う。
  ↓
・使ったことある人からより、使ったことある物を買う。

⇒人は安心して物を買いたい。

これは商品の良い悪いで買ってるのではなく
知り合いが良いって言ってるから買おうって
してませんかね。

検索しても良い情報が見つからないから
じゃあ、ネットで近くの人に聞こうという
購買行動になっている訳です。

そこで台頭しているのが
ソーシャルメディアです。

ソーシャルメディアを通して
お互いに商品やサービスについて
言い合ったり聞いたりして買っている。

そして、twitterがmixiの利用者を抜きました。
http://blogs.itmedia.co.jp/saito/2010/10/mixi-twitter-fa.html

今年のはじめ、日本のtwitterユーザーは300万人だったが、
最新のデータでは1200万人強までになった。
http://blogs.itmedia.co.jp/saito/2010/12/mixi-twitter-fa.html

twitter発祥のアメリカのツイート数を
ワールドカップの時には、日本が一時的に抜きました。

ソーシャルメディアで起こる有り得ない奇跡として
今から中嶋茂夫さんの事例を音声で聞いて下さい。

中嶋茂夫さんの話(私の話です)

「ソーシャルメディアを使っているとセミナー依頼が増えた。
 その中で面白い依頼があった。その方はは新潟の人で
 SLに乗りに来ませんか?さらにセミナーしませんか?
 と誘って来た。これは私が鉄道オタクと言う事を知っていて
 その趣味を知った上で誘って来たので思わずOKしちゃった」

「しまいにはチケットまで取れたよって言うもんだから
 なら講師料なんて、どうでも良いですって言うくらい(笑)」

ここで大事なのは今まではセミナー依頼は
HPとかブログを見て電話かメールで行っていた。

知らない人がいきなり依頼して来ても
お前は何者なのかって思われて断られる。

でもソーシャルメディアが凄いのは
その依頼の内容を公開しているので
二人のやり取りを第三者が見ている。

中嶋さんが、どんな断り方をするかも見ていて
むげに断ると、そんな人だと思われてしまう。

二つの共通の話題で依頼し、
しかも断りにくい雰囲気を
作る事が出来る。

この重要性については最後で語りますので
この事例は覚えておいて下さい。

twitterは、mixiやfacebookと何が違うのか?

・twitter=片想い ⇒ facebook=友達 ⇒mixi=親友
 twitterは片想いツール
 仲良くなったらfacebookで友達を広げ
 mixiで親友として深めて欲しい。

・リアルからネットへ=mixi  
 ネットからリアルへ=twitter⇒facebook

・twitterを利用する大学生は23.4%、mixiは96.6%
⇒一見23%は少ないように見えますが、
 平均で考えると、これでも随分と高い。
http://news.ameba.jp/weblog/2010/12/94151.html

・twitterは独りよがりのマスターベーションでも良い

・facebookのエッジランクの仕組みが恐ろしい
⇒twitterと同じようなタイムラインが流れるが
 ハイライトと最新情報で出て来るものが異なる。

 ハイライトは自分がコミュニケーションを取り
 「いいね!」とかコメントしないと関係ないと思われ
 表示されません。

 最新情報も250人が初期設定になっていて
 それ以上の友達がいると、やはり間引かれる。

 twitterのように何万人もフォロワーがいると
 何万人に見るか見ないかは置いといて表示するが
 facebookは友達との交流が無いと出ない訳です。

ここで、twitterの問題点について述べます。

私の尊敬する4人の方々が言っている事です。

滝井秀典さん
「最近、自分の文章構成力の低下を感じるようになり
twitterのショートメッセージによる情報発信の慣れが
一つの原因かもしれないと仮説を立てている」

竹内謙礼さん
「twitterをしていると文章がヘタクソ化しますね。
長い文章を書くのが、ちょっと雑になります。」

秋武政道さん
「twitterばかりやってたら、mixi日記とかblogとかの
長文を書く気力が失せてしまったように思える
今日この頃なう」

松尾茂起さん
「久々に文章を書くと、筆の進みが遅くてヤバい。
書きたい事は頭の中にあるんだけど、
それを記事という形にする感覚が鈍っている。
140文字なら幾らでも書けるのに(爆)」

twitterというのは人類史上初めての
自分の思考をつぶやくことが出来るツール。

深く考えないでつぶやく癖がついていて
ちょっと思った事をポロポロとつぶやいちゃう。

普通は色々と深く考えて貯めに貯めて
文章を書いて吐き出しているのに
twitterをやっていると深く考えなくなる。

日頃から事ある毎につぶやいているので
改めてまとめて長い文章を書く気にならない。

これは私もtwitterを始めた頃に感じた事です。

twitterは使い方を気をつけないと危険であり
思考能力が低下したり文章力が低下したりする。

つまり新未来の人類は・・・

検索バカによる記憶力の低下
   +
つぶやきバカによる思考力・文章力の低下

が、おそらく起きるであろう。

便利なサービスがあると
人間は、ついつい使ってしまう。

人間は楽な方に流れがちなので
使ってしまい、退化してしまう。

ソーシャルメディアは面白いんだけど
気をつけて使わないと、こうなってしまう。

では、誰がソーシャルメディアを殺すのか?

ソーシャルメディアは
金脈を見つけるものでなく
人脈を見つけるものである。

ソーシャルメディアが流行って来ると
すぐに商売に繋げようって人が出て来る。

twitterで稼ぐ方法とか
facebookで儲ける方法という
本ばかりが売れて行く。

なので、新しいソーシャルメディアが出たら
いい金脈を見つけたと思って売り込まないで
人脈を築く為のツールとして使って欲しい。

例えば、人脈を見つける方法って何か?

お菓子屋さんの場合、お菓子ソムリエとか
お菓子好きの芸能人とかを見つけて
ソーシャルメディアで繋がって行く。

そして、仲良くなったら、
お菓子を渡して食べてもらい、
美味しかったら、その方につぶやいてもらう。

自分がつぶやいて売り込むのではなく
第三者につぶやいて口コミしてもらう。

これが大事です。

ソーシャルメディアでは4つの人格を表現する。

「会社・仕事としての自分」
「個人の趣味としての自分」
「家族の一員としての自分」
「社会の一員としての自分」

を引っ括めて全てが皆さんなので
それを表現して欲しい。

なぜ、それが大事かと言うと。。。

お互いが仕事としての人格しかなかったら
接して瞬間に、どちらかが売り込み
どちらから買うしか無い。

さっきの中嶋さんのように
いきなりセミナー依頼するのではなく
まずはSL乗りましょうって声を掛けて欲しい。

今日は経営者の方が多いと思いますが、
ソーシャルメディアを使って売り込みを絶対にしないで欲しい。

誰もがソーシャルメディアが売り込み広告だと思うと
つまらなくなり利用しなくなってしまう。

ソーシャルメディアを殺すのは
ソーシャルメディアを利用する
自分たち自身なのです!!

個性に興味を持って繋がって欲しい。


>横田
それでは津田さんのプレゼン開始です。
宜しくお願い致します。

>津田
二人の対談を聞きたいだろうと思って
15分くらいで終わらせる予定だったが
横田さんの話を聞いて、かなり刺激されました。

なので30分くらい話したいと思います。

まず、本日のタイトル
 「誰がソーシャルメディアを殺すのか?」
は僕の2004年に出した著書である
 だれが「音楽」を殺すのか?
 http://www.amazon.co.jp/dp/4798107034
にかけてあります。

こう言ったテーマで話すのは
たぶん初めてです。

まず僕は横田さんのいう
 「ユーザー自身が殺すとは思わない」
という結論に真っ向から否定させてもらいます。

メディアって言うから分かりづらいですが
ソーシャルメディアはコミュニケーションの
通信手段インフラよりの物だと思っています。

携帯電話やFAXなどと同様で
コミュニケーション手段が変わる事によって
人間関係も社会も変わるものだと思っています。

ユーザーの使い方が悪ければ
ソーシャルメディアが殺されるというのは
そりゃそうなんだけど、
根本的には使い方は自由だと思います。

そうではなく、他にもこんな要因が
あるんでないかと言う事を考えました。

まずは簡単に自己紹介からです。

1973年11月15日生まれの37歳です。

世代的には、団塊ジュニア世代で
人ばっかり多い世代です。

ちょうど大学生の暇の頃に
インターネットがあった時代です。

大学時代には24時間インターネットが
出来る場所があり、ずっとやっていた。

1972年生まれのホリエモンが1つ上で
1973生サイバーエージェント社長の藤田さんなど
ネットベンチャーの最初のブームの社長の世代です。

僕らの中で一番有名なのが
1973年生まれのイチローです。

面白いところでは、Googleの創設者である
サーゲイ・ブリンとラリー・ペイジも
1973年生まれです。

これは余談ですが
2ちゃんねる、ニコニコ動画を作った
西村博之さんは同じ高校です。

僕が卒業した時に
彼が入って来た高校で
東京の都立北園高校です。

ネットの変人ていうか
反社会的な人間を生み出す
高校と覚えてもらえれば(笑)

本業は物書きで、去年11月に出した
 「Twitter社会論 – 新たなリアルタイム・ウェブの潮流」
 http://www.amazon.co.jp/dp/4862484824/
がそこそこ売れて、先日には
 未来型サバイバル音楽論―USTREAM、twitterは何を変えたのか
 http://www.amazon.co.jp/dp/dp/4121503708/
を出させて頂き、twitterとか色々話させて頂くようになった。

元々はインターネットやパソコンの雑誌のライターで
最近ではコンテンツビジネスとか
ネットジャーナリズムについて書いています。

書くだけっていうよりは環境を作るのが好きで
ネットメディアはだらし無いって思っていて
新聞やテレビと違ってボトムアップ型で
ゼロからちゃんと作っている人がいない。

そうゆうこともあり
ナタリーの創業メンバーです。
http://natalie.mu/music 

後は、お固い仕事として
著作権とか文化庁とかの仕事もしています。

ネットを使って、
どうやって政治をしていくかとか
という事を考えている。

最近ではテレビやラジオに出演する事も
多くなって来ました。

この一年を振り返ると、2010年は
「鳩山」にはじまり「流出」で終わる。

鳩山さんが1/1に始めたのがキッカケで
twitterユーザーは300万人から1000万人と
爆発的に伸び、急速に盛りあがった年だった。

ソーシャルメディアが盛り上がって
強大になり制御が効かないようになり
wikileaksのような所まで来てしまった。

ソーシャルメディアの前に
既存メディアの役割が大幅に変わった
と思います。

中国人のジャーナリストで
twitterやソーシャルメディアを使っているブロガーで
オバマさんとも対談した安替氏は
「wikileaksはメディア業界における9.11事件」
と表現する程、メディアとか報道の在り方を考える
事件だったと思う。

youtubeの尖閣ビデオが流出したのも
似たような事だと思う。

それまでマスメディアは、
ネットとかソーシャルメディアなんてと
馬鹿にしていた人も多いが、全然変わりました。

これからドンドンとソーシャルメディアに流出するなら
マスメディアが検証して行かないといけないという
役割が変わって来たんじゃないかって話す程です。

言い換えると、
情報の流れ方が変わって来ている
とも言える。

では、ソーシャルメディアって何かと言うと
ウィキペディアには
「誰もが参加できるスケーラブルな情報発信技術を用いて、
 社会的インタラクションを通じて広がっていくように
 設計されたメディアである」
と書いてあるが何の事か分からない(笑)。

実はソーシャルメディアって古くからある言葉で
2003年とか2004年に生まれたんです。

web2.0という言葉が
2004年くらいにあったよね。

それ以前は情報を発信者がウェブに置いていたら
受信者が一方的に見て終わるというものだった。

そうではなくて受信した側もコンテンツを
アップできたりするようになったのが
ウィキペディアに代表されるweb2.0です。

ブログだったらコメント欄があって書き込めて
双方向性の流れに変わって来た。

ブログ、SNS、ウィキペディア、flicker、youtubeなど
全部ひっくるめてweb2.0=ソーシャルメディアって
位置づけだった。

そうゆうのを使って、アメリカではオバマ大統領が
寄付金を集めたり、選挙に勝った事などから
途中からソーシャルという社会的なとか、政治的な
ということが重要視されるようになってきた。

最近ではweb2.0より狭い意味で
ソーシャルメディアを社会的な運動として
使って行こうという感じになって来た。

ソーシャルメディアっていうキチッとして定義は無く
twitterとfacebookをソーシャルメディアって思って良い。

mixiとかGREEとかモバゲーもソーシャルメディアだけど
実際にはゲームサイトになっている。

そここそ先程、横田さんがソーシャルメディアは
金脈でなくて人脈を見つける為に使おう
と言ったように社会的な活動と捉えると良い。

またtwitterが出た事により変わったという話として
ブログ時代まではインターネットは「データの置き場」で
巨大なデータベースから検索という方法で
見つけてもらっていたストック型だった。

誰かが知っている知識をインターネット上にアップすれば
誰かが検索して見つける事が出来る。

3日後かもしれないし1週間後かもしれないし
3ヶ月後かもしれない3年後かもしれないという
置いておけば誰かに役立つというのがインターネットだった。

ある意味で時間に縛られないというサービスだった。

それが、ソーシャルメディアが盛り上がる事により
リアルタイムに流れている情報で盛り上がり
それに価値があると思われるようになった。

これは何かというと「フロー型」になってきた。

大きなインターネットというストック型の中に
フロー型というものが生まれて来た。

バンクーバーオリンピックでは公式サイトに
twitterが組み込まれ、世界中から感想が書き込まれた。

浅田真央ちゃんが滑っているのをみて良かったねとか
キムヨナが何故、上なのかって盛り上がるけど
結果を知った後で改めてtwitterを見ても面白くない。

その瞬間その瞬間で盛り上がっているからこそ面白い。

それは、こんなデータにも現れていて
ツイート上に書くURLのクリック率が
他のウェブサービスと比べて異様に高い。

単文だし、そのURLの先を見ないと
分からないからというのもあるけど。

でも本当にクリックされるのは最初の20分だけで
20分過ぎるとガクンと下がり4時間を過ぎると0になる。

ということがデータでも検証されているくらい。

twitterとかfacebookというリアルタイムの
ソーシャルメディアは「情報の一期一会」で
その時に出会えたからこそ価値があると言える。

だからこそ、「なう」というのが生まれる。

twitterやfacebookもリアルタイムで
自分の状況や思っている事を載せて
お互いに絶え間なく知らせ合うというものです。

知らせ合うとりアリタイムでレスポンスがあると
快感で、快感を覚えてドンドンとハマって行く。

周囲の雰囲気とか情報を捉えられる能力とかが
養われるのでないかと指摘している社会学者も居る。

実際どうゆうことかと言うと
その様子を眺めていると
その人の生活リズムが分かって来る。

もっと言えば、他愛もないことが
時間をかけて集積して行く事で
点描画のように個性を描き出される。

それが人への興味とか直感とか
感性的な物を増幅させて行く。

横田さんのプレゼンで
「会社・社会・個人・家族」
とあったように4つの自分が出る。

それがtwitterなどのソーシャルメディア。

ブログなどでは仕事の一面とかしか出て来ない。

人というのは社会的な存在だから
仕事の事ばかり考えている訳でもないし
どんなに真面目せ頭のいい学者でも
「この人、ラーメン食うんだ」
とか日頃は、おちゃらけている人が
「政治的にシッカリした考えを持っている」
とか分かったりできる。

では、点描画ってのを
ここ数日のツイートで振り返ってみます。

「コンビニで5日間おにぎり100円セールやってるんだー」
⇒わざわざ告知するくらいだから、おにぎり好きなんだ

「明日からたばこが値上げか・・・」
⇒津田は喫煙者なんだ。
 値上げにセンチメンタルになるくらいだから
 そんなに金を持ってなさそうだ(笑)
 
「クライマックスシリーズだ」
⇒あ、野球を見るんだとかドラゴンズファンだとか

「ネコ派です」
⇒どうでもいいけど、ネコ派は共感する

「キャバクラに行った事無い」
⇒意外だな

「ドラマ見てます」
⇒意外だな

「酒は強いです」
⇒へー

「ヒムロック好きです」
⇒ボウイのファンなんだとか

残り10分くらいになってきたので
少し愚痴モードで行きます(笑)

twitterの本を出してから
twitterそのものの批判が
何故か自分に来るようになった(爆)

さっき横田さんの講演にあった批判も
急きょ組み込み5個だったのが
6個になりました(笑)

twitterにありがちな批判(1)
脊髄反射ばっかりじゃん。

そうなんです、その通りです。

脊髄反射だからこそ
人間の深層心理が出る。

よく心理テストでも深く考えないで
答えを選んでくださいって書いてある。

深く考えると裏の自分が出てしまう。
ブログなども一緒です。

よそいきの自分にしたいってなってしまう。

脊髄反射的なプラットフォームだから
人を喚起したり行動に繋がったりする。

実際の行動に移してくれるような
背中を押してくれるサービスである。

twitterにありがちな批判(2)
デマが多すぎる。

午前中にデマが流れた例があるが
その数時間後には訂正の情報が流れる。

既存メディアは翌日とか、もっと遅いし、
月刊誌だと翌月の忘れた頃に
片隅に小さい文字で謝罪してるけど
誰も読まないっての(笑)

リアルタイムで訂正が流れるんだとしたら
どちらが健全だろうねって話です。

twitterにありがちな批判(3)
140文字じゃ議論できないだろ。

少なくとも議論のキッカケを作る事はできるし、
連続ツイートすれば充分に伝わります。

日本語は英語の3倍くらい書けるから
140字でも十分に出来る。

twitterにありがちな批判(4)
twitterやってる暇あったらリアルを大切にしろよ。

実際に会った時に、より深い話ができる。
久しぶりに友人に会う時も自己紹介や近況報告の手間が
はぶけて密度の濃い深い話が出来る。

初対面でも事前にお互いが分かっているので
最初から踏み込んだ話が出来る。

リアルを濃くするからこそ
twitterで繋がっておく事が大事だと思う。

twitterにありがちな批判(5)
他人のカレーライスなう、を読んで何が楽しいの?

自分の好きな娘や尊敬する人のつぶやきなら
「へぇ~、カレーライスたべてるんだー、
オレもカレーにしよう」
て思ってしまった。

ホントに好きな人の「なう」なら何でも面白い。

よくtwitterを始めて何をつぶやけば良いんですか
と聞かれるが何でも良いからつぶやいて欲しい。

自分が好きな人の発言なら何でも面白いように
もしかすると皆さんの発言は他人にとっては
物凄く重要で自殺をとどめるかもしれない。

逆に「カレーライスなう」を読んで面白くない人は
フォローしない方が良い。

twitterにありがちな批判(6)
twitterは文章能力を低下させる。

横田さんのプレゼント聞いて追加した分です。

これ、全力で反論しますよ(笑)

いや書けますよ。

twitterというのは色々な人の思考の断面を
リアルタイムで多様に見る事が出来るので、
ある意味でマインドマップというか
巨大なブレストをしているようなものです。

twitter社会論を書いた時に
ふぁぼったーというツールを使って
http://favotter.net/
自分のツイートをお気に入りしてくれたのを見た。

twitterを思考のアウトラインエディタとして使えばいい。

最近では、mixiについて思う事を
 http://togetter.com/li/78436
のように10個くらいツイートしたんです。

140文字×14回かけば大体2000文字くらい、
ひとつのコラムくらいの文章は書けてます。

横田さんは答を実は出していると思っていて
何でこの人は文章を書けないんだろうってことも
つぶやいていることは自分が文章が書けない言い訳を
twitterのせいにしているだけだと思う。

twitter批判のデジャブ感って何だろうか?

それは携帯電話と同じ。

1990年代、携帯電話が普及しだした頃、
24時間仕事とかに追いかけられるのは絶対に嫌。

とかいって意地でもオレは携帯なんか持たない
と頑張っている人っていましたよね。

でも今は99%の人が持っている。

新しいコミュニティツール、
社会を変えるようなインフラが出て来た時に
必ず最初は拒否反応が出て来る。

ここで結論です。

「誰がソーシャルメディアを殺すのか?」というと、

1.マスメディア
  マスメディアはソーシャルメディアと戦っている
  ネットの情報はデマが多く信用できない。
  だからこそ我々が検証しないといけない。
  wikileaksなどを叩きたがる。

2.「バカ」と「暇人」
  中川淳一郎さんが書かれた「ウェブはバカと暇人のもの」
  http://www.amazon.co.jp/dp/4334035027
  の著書の通りで、ネットって可能性はあるけど
  しょうもない人が炎上させているじゃないか?

  横田さんのユーザー次第に近い話ですけどね。

3.マーケッター
  横田さんの話ではないけど、
  facebookでは失敗しないぞっ
  ていうマーケッターが多い(笑)

  僕のfacebookでもイベント招待が27件とか
  マーケティング系のセミナーだらけ。

  あまりにも前提にし過ぎていないか。

  最初からマーケティング的に使うと
  ソーシャルメディアを殺しますよね。

4.Politically Correctな空気

  政治的に正しい無難な発言という意味。

  発言を強要する空気。

  極論的に事を言えるからこそ面白いし
  賛否両論だからこそコミュケーションが
  活発化すると思うけどね。

5.影響力厨

  お前はフォロワーが多いんだから
  影響力を考えてつぶやけって言われる。

  もちろん考えて発言しているんだけど
  
  世間様に気を使え、みんなが見てるじゃない
  という空気が増えて来ると
  ソーシャルメディアは殺されると思います。

以上です。
ご清聴ありがとうございました。

(拍手)

この時点で19:35(残り25分でした)

>横田
ということで、参加者に聞いた所
20時過ぎても構わないという声が多数のため
21時まで延長して以後のスケジュールとします。

ここでハッシュタグ #tsuda1214 の発言を見ながら
進めようってことで津田さんのリクエストで
TweetBubbles(ツイートバブルス)
http://tweetbubbles.net/
ツイートロール
http://twitroll.com/
の2つを紹介して頂き後者を使う事にしました。

以下、敬称略で対談の様子を書きますね。

>横田
私がプレゼンした
「twitterは文章能力を低下させる」
に津田さんは反論されていましたが、
津田さんはつぶやく以上に
深く考えてツイートしているからで
一般論では無いと思います。

考えていることを全部のように
つぶやいている人が多いので
それだと書けなくなるよって意味です。

>津田
Politically Correctな空気を気にすると
書けなくなって時期があったんですね。

でも、ある時期から書くか書かないか
悩んだ時は必ず書くようにルールを決めた。

twitterはルールを決めて使うと良いよね。

だから考え抜いて書いている事だけ
では無いんですよね。

>横田
私のtwitter アカウントは特殊な状態になっていて
フォローしている人が24人で、
フォロワーが1000人近くで
普通とはちょっと違いますね。

良い発言をしたりすると
順調にフォロワーが増えていたのに
今年のGW頃からフォロワー数が
700人くらいで踊り場になり
頭打ちになったことがあるんです。

増えたり減ったりしてプラスマイナス0で
この事はブログでも書いているんですけどね。
http://enspire.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-20b8.html

なので700名が、これが私の限界かと思って
それを超えて行くには自分自身が大きくなるとか
人徳を磨くとかノウハウを増やそうと思い
今の1000人まで来たんですよね。

だから、つまらない発言もするけど
自分も成長しなきゃって思うようになり
最近の300名は自分が成長して
獲得した数字なんですよね。

横田>
今日のスライドには入っていないけど
暗黙の了解でフォロー返しみたいなルールが
気に入らないと思っているんですけどね。

かなりオフレコの話なんですけど。

先日あるセミナーに出たときに講師の方が
「フォロー数とフォロワー数をできるだけ同じにしなさい。
フォローとフォロワーが同じ人でなくてもいいけど
数が同じになっていれば自分がフォローしたら
この人はフォロー返ししてくれる人なんだと思えて
結果的に自分のフォロワーが増えるよ」

>津田
うゎー。

>横田
そうゆうことをコンサルタントが
セミナーに何十人も来ている前で言ったら
みんなは、そんなものかって思いますよね。

>津田
まさにマーケッターですよね。

>横田
でも、私は一番前の先で聞きながら
それは違うって、つぶやいたんですけどね(笑)

そうゆうことを言っている人がいるから
ソーシャルメディアってツマラナイねって
話になるんですよね。

>津田
「悩んだら書く」ようにしていますの続きで言うと
twitterでフォロワー数については「数」でなくて「質」だ
と上原さんがネットで書いたら、すごい反響で炎上したんです。

日常のような他愛も無いつぶやきもするけど
報道などで使う時はリアルタイムでつぶやくので
フォローが少ない人のタイムラインを
埋めてしまう訳ですよね。

そうするとフォローを外されてしまうけど
それを分かった上でフォローしてねってなり
それでも残った人しかフォローで残っていない。

なのでクリック率なども違って来る。

それが9万人というフォロワー数になっている。

そうゆう意味では「Klout Score」
http://klout.com/
というサービスがあるんです。

単にフォロワー数ではなくて
リプライの数とかリツイートの数など
発言力や影響力を数値化し可視化できます。

なので自分のツイートの影響力が分かり
例えば、ソフトバンクの孫正義さんは
86ポイントで、僕は88ポイントです。

僕が上回っているのはツイート数が
多いからですね。

上杉さんだったら76ポイントで
田原総一朗さんだったら80ポイントです。

横田さんは?

>横田
そんな怖い事するんですか?
いつ言われるかって怖かったんですけどね。

>津田
横田さんは50ですね。高いですね。

>横田
高いんですか!
ありがとうございます。

>津田
それは横田さんが言われていたように
700で止まっていた所から抜け出したので
そこで30から50くらいに上がったと思いますよ。

>横田
専門用語で閾値って言いますけどね。

>津田
自分のつぶやきの傾向も分かる。

横田さんはThought Readerつまり
思考のリーダーって事が分かります。

このようなツールを使う事により
総合的に自分を客観的に知る事が出来ます。

>横田
皆さんの使い方としては、この数字を調べてみて
来年度はどのくらいの数字を行こうって使うと
良いかもしれないですね(フォロワー数ではなくて)

>津田
結論としてはフォロワー数を追い求めるのは
手段と目的が変わってしまうので
結果としてフォロワー数が増えるのは良いです。

>津田
さっきの横田さんのプレゼンで良いと思ったのは
「会社・社会・個人・家族」の4つのバランスが
個性になると思うんだよね。

それが自然と出来て行くのがtwitterで
皆さんは偏らせがちですが、偏らせないで
ぽんぽん思ったことをつぶやいた方がいいです。

>横田
さっき津田さんも言われていたように
「意外と、○○じゃん」
という部分はtwitter上で可視化されていると
人間性が出て自然にフォロワーが増える。

>津田
こういった席でよく企業の方から
フォロワー数が伸び悩むという相談を受けます。

で、僕が、その企業アカウントを見ると
自社の宣伝しか書かれていない。

それは、最初から会社に興味がある人しか
フォローなんてしないですよ。

だからフォロワーが増えなくて当たり前で
ブログやっていて興味がある人しか
来ないというのでは意味が無い。

ソーシャルメディアで、あえてフラットで
コミュニケーションする場でするなら
その場にいてギブアンドテイクすべき。

分かりやすい例がハーゲンダッツ。

有名な話で、ハーゲンダッツの部長が
この暑い夏にtwitterでつぶやいたのが
「やっぱり、こんなに暑い日は
ガリガリ君に限るよねー」(爆)
http://twitter.com/Haagen_Dazs_JP/status/20298953069

これ本質なんだよね。

これで、アイスクリーム業界が盛り上がったし
会社の懐の深さも伝えられているし。

自分たちの業界が盛り上がればいいよね。

僕が思うに企業のアカウントでつぶやく比率は
「情報提供5割・対話2割・宣伝3割」
が良いと思う。

黄金比でないけど、このくらいが丁度いい。

カトキチさんは、対話が中心の
企業アカウントでは数少ない直接型だよね。
http://twitter.com/katokichicoltd

>横田
実は先日に「電子商店繁盛の鉄則」
http://www.amazon.co.jp/dp/4822241890
という本を書かれた傘屋どっとこむ
http://www.kasaya.com/
の宮武和広さんがfacebookで言ってました。
http://www.facebook.com/kasayacom/posts/171981032836495

Twitterで傘の売り込みをしたら却って全然売れない。
傘に関係のない雑談をしたらなぜか傘が売れる。
これはセオリーか、ジンクスか、はたまた。。。

すると、それ分かりますって
共感のコメントが入ったんですよね。

企業アカウントて作った時点でダメで
出来れんば法人格でなくて個人を出し
アイコンも会社のロゴでなく
個人の顔写真を出して欲しい。

>津田
「O商会」さんも中の方がツイッターをやっていて、
普段は事務機器の相談なんかに気軽に乗ってたら、
あるときDMが入って
「今度サーバーを入れ替えたいので相談に乗ってほしい」
という声に
「では明日関東支社の者をそちらに出向かせます」
と数百万の受注をもらった。

お堅い企業は金融系は難しいかもしれないけど
新潟のような企業ではアリだと思いますよね。

>横田
大企業のDELLが良く企業アカウントの成功事例として
紹介されるが、あれはDELLだからできたことであって、
別物の話。

それは顧客リストがあるからこそ出来る事であり
大企業のブランドがあるからこそ売れる訳で
中小・零細企業が同じように真似しても売れない。

浜崎あゆみがtwitterを始めたってニュースが流れると
ばーっとフォローが集まり、あゆが、コレ美味しいと
つぶやく度に、その商店のHPにアクセスが集中して
サーバーダウンするという話もあったけど、
あれはtwitterだからでなく、あゆの知名度で売れたもの。

現時点で、ある程度の顧客がいるんであれば
DMを打つなり、テレビCMするなりして
twitter始めましたで済む話ですけど
そうでは無いですよね?

ブランド化されていないなら
地道にフォロワーを増やして行くしか無い。

ホントお願いします。

>津田
ブランド化されていないのなら、
有名人や有名企業アカウントに
絡んで行く事は良い事だと思う。

否定的な事で絡んでもいいし
補足情報などで会話したりね。

変な話ですけど、
津田からリプライする男は面白い
ということでフォローが増えたりもする。

なので、会話して行くのは良い事だよね。

>横田
本当はソーシャルメディアとマスメディアって
話をしたいんですけど折角なので質問ありますか?

>質問1
twitterのユーザー数は1000万人と言われていますが
今後どこまで利用者は伸びますか?

>津田
この質問は多いです(笑)

ある意味で今はtwitter踊り場に来ています。

現在、ネットユーザーは9000万人いるんだけど
そのうちPC利用は3000万人で
実は先進国では圧倒的にPCでの利用者が少ない。

そこにボトルネックがあるだろうってことと
日本人は根回しのコネが好きだし
オープンなtwitterに、どれだけ馴染むか?

また大学生でtwitterをやっている人も多いけど
フォロー20人、フォロワー20人、みんな友達
みたいなのが現状です。

そうゆう友達とのコミュニケーションにも使えるけど
有名な人にも声を掛けられるのがtwitterの魅力だけど
そのオープン性に日本人が受け入れられるか?

どのキャリアもスマートフォンを出して来てるので
来年は、どんどんスマートフォン率が高くなる。

スマートフォントとソーシャルメディアでは
相性がいいので、もっと伸びる可能性もある。

正確な数字は分からないけど
iPhoneユーザーのtwitter利用率は高く
36%とか今は更に高くなっている。

今は踊り場のtwitter1000万ですけど
来年の半年後から伸び始めてるという予測です。

ただ日本人全員が使えるようなツールになるかは
オープンなコミュニケーションを受け入れられるかに
掛かっていると思います。

>横田
ソフトバンクの孫正義さんが
「twitterは素晴らしい」と言って
「ソフトバンクの社員は全員やれ」となったが
あれは結果的にtwitterを使いこなすには
iPhoneが便利だから、iPhoneが売れるという
孫さんの戦略なんですよね(笑)

津田さんが言われたように
各社がスマートフォンを出して来ると
それでは通用しなくなるので
しきりに電波問題を訴えている訳ですね。

先日もユーストリームで話した余談ですけど。

ここを高校1年の入学して一番最初の日の
教室だと思って欲しいんですけどね。

知らない顔が一杯いる中で
可愛い子がいると気になりますよね?

だからと言って、すぐに声を掛けられない。

その可愛い子が、どんな女の子と話しているかとか
どんな話をしているかを近くから盗み聞きして
調査して行きますよね。

で、誰か男が話しかけた日には
お前、誰だよって突っ込みながら
陰から見ていたりしますよね。

でも可愛い子が困った事があった時に
手を差し伸べたりするじゃないですか(笑)

それで少し相手に覚えてもらったり
気にかけてもらったりして。

段々と、そんなことを繰り返すうちに
相手も自分を気になる存在になって来て
あるタイミングで告白するってこと
昔ありましたよね?

それをネット上で実現するのが
twitterなんですよ。

だからフォローとフォロワーが
一緒ってのは可笑しいんですよ。

>津田
僕はtwitterというのは雑誌の編集長になったと
思って下さいって言っているんですよね。

ブログとか掲示板とかは
みんな同じ物を見ていますけど
twitterは誰独り同じ画面を見ていない。

色んな人にフォローするというのは
その人に連載依頼するって思えばいい。

最近この連載は面白くないって思えば
フォローを解除すれば良い。

一方で、フォロー数が
どのくらいが良いかというと
僕の経験では100〜300でしたね。

その時期が、一番幸せで楽しかったです。

タイムラインを見ていて刺激的で
面白かったですね。

なんとなく7割くらいを追えて
好きな人だけをフォローしていたので
とっても良かったですね。

名刺交換した時にフォローして下さい
と言われて、フォローしないのも
感じ悪いじゃないですか(笑)

だからフォローして行く訳ですよね。

なので、今はルールを変えて
自分と関わりがあった人は
フォローするようにしているんです。

リアルで会うと大好きで面白いんだけど
つぶやきは面白くない人もいるんですよ(笑)

だから300くらいが楽しくて
500を超えたら流れが速すぎて追えなくなり
これは1000も10000も変わらなくなった。

本を買ってくれた人とか
面白いリプライしてくれた人とか
繋がりのあっと人しかフォローしない。

フォローされたからと言って返す事はしない。

でも少なすぎてはタイムラインが流れないので
100以上はあった方が理想です。

>横田
こないだ聞いた話では友達150人説があり
(ダンバー数と言います)
http://realwave.blog70.fc2.com/blog-entry-2.html
151人めの友達が出来た時に
最初の150人の1人を忘れている。

結果的に150人としかコミュニケーションできない
という考え方です。

これは、あながち間違いでないと思っていて
mixiでは会った事ある人をマイミクにしているのですが
420人くらいなんですけどね。

400人を超えたくらいから
マイミクを解除する人が現れて
数字が1つ減るんですね。

わー、ショックと思って
誰だろって探すんだけど
誰か思い出せない。

お互いの印象が薄くなったからこそ
マイミクを切られていて、
それは、お互い様なんですよね(笑)

なので私の中では400くらいってことですね。

津田さんは300人だったんですよね。
150〜300は間違いではないよね。

>津田
それは携帯で見ているとか
見る頻度とかでも違いますよね。

でも気持ちいい人数は
体感的に分かると思います。

その辺りで整理すると良いと思うし
どうしても見たい人はリストで見ると
いいと思うよね。

>横田
さっきfacebookのエッジランクが
デフォルトでは250人に設定してあり
コミュニケーションしていないと間引かれる
というのも納得ですよね。

アメリカではtwitterよりもfacebookの利用が多いのは
その辺もあるのかなって思ってます。

twitterってのはアメリカではイマイチなんですか?

>津田
イマイチではなく、コレカラだと思いますよ。

twitterは間違いなく日本が一番進んでいて
さっきtwitterセンチメントという
twitterのつぶやき数の統計を取っているサイトを見たら
アメリカは2000万人くらいtwitterしていますが
つぶやき数で見ると日本と一緒です。

と考えると、日本はアメリカの2倍も
つぶやいていることになりますね。

こないだワシントンに取材に行ったら
脇でiPhoneからtwitterを見ていて
「ハッシュタグをつけて、つぶやいていて
 これって凄いよね」て話しています(笑)

日本では2年も前からやっていることで
全然、日本の方が進んでいますよね。

>質問2
既存のコミュニケーションツールの
年賀状は津田さん出していますか?
今後は、どうなると思いますか?

>津田
僕は出していますが
個人的には、もう出さなくてもいいかって
この所ずーっと思ってます。

>横田
ソーシャルメディアをやっていて岐路になった時。
「奥さんにフォローされたら、どうしますか?」
「子供にフォローされたら、どうしますか?」
「上司にフォローされたら、どうしますか?」

こうゆうことって今後、可能性ありますよね?

だから、そんなこと引っ括めて自分だって
やるべきだと思うんですよね。

と言いつつ、うちの奥さんは
私がtwitterやっているって知らないと思うけど
知っていたら、どうしようかなってね(笑)

>津田
見られていますよ(笑)

>横田
アナログ人間なんで見ていないはず(汗)

>横田
毎日ブログで顔出ししているのを見て
息子が学校で虐められる可能性だってある。
「お前んちの父ちゃん毎日、顔出ししてウザイ」
とかね(笑)

>津田
お前んちの父ちゃん、昨日は炎上してたぞ(笑)

>津田
ちょっと横道に逸れましたが
年賀状は無くならないと思いますよ。

>津田
ところで何で140文字なんですかって質問あります。

携帯などのSMS(ショーッとメッセージ)があり
twitterが始まった当初は文字数制限が無かったんです。

SMSの文字数制限が160文字だったんだけど
twitterで1600字を書くと分割して
10通でメールするみたいな感じでした。

するとメールは大量に来るし、
携帯代もパンクするということで
クレームが殺到した。

そこでメールの宛先のIDとして20字を取り
残りの140字をメッセージとした。

じゃあ、なんで160字って決まったかというと
ドイツの学者が絵はがきを調べた所、
大体150文字あればメッセージは届けられると分かり
それより少し多い160字にしようって決まった。

20年前位の実験データが元になっているんですよ。

ということから考えると
人が人へメッセージを送る最少単位が140字で
年賀状も、その1つだから無くならないと思う。

頻度は違うけどね。

>横田
私への質問は無いけど答えちゃいます(汗)

いくらネットが伸びていると言っても
実際にネットを介した電子商取引は
全体の1割くらいで、実は
圧倒的にアナログで売れている。

そう考えてもアナログの年賀状が
今すぐに無くなるとは考えづらい。

世の中の電子商取引が8割とかになれば
別ですけどね(笑)

私も年賀状を出しているんだけど
誰に出しているのかって思ったら
ネット上で繋がっていない人ばかり。

>津田
奥さん、子供フォロー問題ですけど(笑)

上司に最近twitterはやっているけど
お前はヤッているのか?と聞かれたら
どうするのか?て問題あるよね。

そうゆう時は上司に見せる用の
アカウントを作るしかないよね(笑)

アカウントを複数にするかって問題は
結論が出ないんですよね。

裏アカウントあるんじゃないかって
言われるけど、僕は1つだけです。

ある人は裏アカウントで
凄い暗いアカウントを作って
その2つでバランスを取っている。

でも僕はインディビジュアルですけど
人により違う目を見せるというのもあり
どちらが良いかは難しいですよね。

言霊ってのもあると思っていて
暗い事を書いてしまうと
それが現実化してしまう事もあり
ほんと難しい問題ですよね。

>横田
今年の初めくらいに
twitterいいよねって話が出ていて
すごい前向きみたいな人ばかりで。

でも、それは実は違っていて
自分自身が前向きな人間だから
前向きな人しかフォローしないし
フォローされていないだけです。

自分に引き寄せていないだけです。

一方で、twitterのツイート検索で
「自殺」とか「死にたい」などで
調べると、全く違い世界があります。

物凄くネガティブな世界が存在して
全然マスコミは取り上げないけど
2ちゃんねるはネガティブだけど
twitterは明るいってイメージあります。

これって違いますよね?
是非、津田さんに聞きたいです。

>津田
スキーに行こうと思って
twitter検索で長野の「白馬」と調べたら
「白馬の王子様が・・・」みたいな
つぶやきばかり出て来る(笑)

夏ならまだしも冬でも同じ!

スキー場の白馬の情報が出て来ない。

twitterが炎上しにくさって話なんですけど。

twitterのフォローとフォロワー数の
非対称性が凄く重要だと思っていて
twitterも2ちゃんねる化してきていて
捨てアカウントで有名人に文句を言う
のも増えて来ている。

でも、2ちゃんねると違いことは
影響力を駆使できない。

ブログなどではコメント100のうち
90を独りの人が入れる事が出来た。

つまりバカと暇人が時間を駆使して
悪口を書いて影響力を駆使できた。

しかしtwitterは、そのような行為をする人は
フォロワーが増えないのでツイートが拡散されず
影響力を駆使できない。

それが炎上しにくい特有の機能ですね。

>横田
アメリカで女優デミ・ムーアが自殺を助けたという
有名な話がありますが、自殺で悩んでいる人たちを
国がどうにかするのか?twitterがするのか?

津田さん、どう思われますか?

>津田
リアルの人って、実は近い人間ほどに
職も失ったし、お金も無いし、どうしよう
と困った時に、解決の役に立たない事が多い。

なぜかと言うと、親と自分というのは近いし
どうしても価値観が同じであったり
交流の範囲も同じだったり、
しがらみもあったりで上手く行かない。

でも、ソーシャルメディアの会った事ないけど
ゆるく繋がっていて全然、業界も違う人たちは
簡単に解決できたりすることもある。

たぶん自殺とかって問題でも
色々な人と付き合って行けば
助かって行く可能性もあると思う。

>横田
ちょっと、あえてネガティブな発言をすると
誰かが自殺するって言い出した時に
だったら俺も一緒に自殺するとかってなり
集団自殺する事件が起きる可能性もある。

マスコミが取り上げて
twitterなんて最悪だみたいな
叩き方をすると思うんだよね。

モバゲーが携帯の公式サイトになる時も
そのハードルがあって苦労してたように
ちゃんと会社として管理しなさいって話は
今度、出て来ないでしょうか?

>津田
規制を掛けたいと思うでしょうけど
アメリカなので法で縛る事が出来ない。

あるとしたらガラケーのように規制できるけど
スマートフォンだったら規制できないよね。

twitterってメールに近い物だから
電子メールが規制できないし
また情報が流れるスピードが速いので
誰が、どのように監視するのかってのは
現実的には難しいでしょうね。

ある程度、オープンになっているし
誰かが通報できる仕組みも出来るし
警察が動き出せるような法制は
可能性ありますよね。

>横田
性善説というか性悪説って話ですか?

>津田
そうゆう話でなくて、
facebookは5億人が使っている訳で
facebookが潰れたとしても次から次に
同じようなサービスが生まれて来て
このフローは止められないですよ。

良い悪いでなくて
必然なんだから
どうすべきかって考えたい。

>質問3
携帯電話は女子高生が火をつけたと言われているが、
twitterをやるにはスマートフォンがないと出来ないと思うが、
値段が高すぎて携帯電話のように普及しないのでは?
またお年よりは、やらないので30代前後以外に
偏っているのではないか?

>津田
女子高生に携帯電話が流行ったのは
ガラケーにしかない機能やサービスがあったから。

また、スマートフォンの代表のiPhoneは
性能が極めて高くて安い商品だと思う。

東京ではタダ友とかで主婦層が買っている。

今は若い世代も友達がやっているという理由で増えているし、
60代70代の方々も本を買ってどんどん始めている。

田原総一郎さんは76歳ですけど
でもtwitterが出来ている訳で難しくない。

女子中高生のtwitter利用が増えているのは
お笑い芸人がやっていて絡めるから。

>横田
東京などの首都圏は3人に1人とか
4人に1人がスマートフォンですからね。

この波は確実に地方へ来ると思いますね。

ソーシャルメディアが日本で盛り上がっているのは
孫さんが頑張っているからってのが大きい。

今、孫さんは電子書籍の教科書を通そうと
頑張っていますけど、その辺も
iPadやiPhoneを若い時に触らせて
普及させようと戦略を持っている。

また一方で、お年寄り向けに
パソコンよりもiPadが便利だよって
動きも出て来ているので、
30代が山っていうカーブは無くなると思う。

>津田
これからフラット化して
一般化する流れになるんでしょうね。

>質問4
SIMフリーについては反対か賛成ですか?

>津田
ユーザーの立場からしたら賛成しかない。
ソフトバンクの回線よりは
ドコモの回線でiPhoneを使いたい。

SIMフリーは、
部分的に日本通信みたいなのが
出て来ていますからね。

それはアップルの戦略なんですよ。

全世界でキャリアを選ぶ時に
その国でシェアは1番のキャリアとは
契約しない。

そこと契約するからこそ
アップルの言う事を聞くよねって
戦略なんですよ、スティーブジョブスは(笑)

でも、そんな事をしていたら
Googleのandroidが凄い勢いなので
今でこそiPhoneは2年先くらい行ってますが
追いつかれてしまいますからね。

android対iPhoneの中で切磋琢磨して
どうなるかって問題ですよね。

>横田
抵抗が許されるなら
ソフトバンクがシェア1位になるまで
SIMフリーは解除したくないでしょうね。

>津田
docomoは、どうぞ解放して下さいって
スタンスですからね。

>横田
時間を1時間以上もオーバーしています。
以後、質問がある方は懇親会で聞いて下さい。
宜しくお願い致します。

皆様、長い間お疲れさまでした!!!

>横田
皆様、津田さんに改めて
拍手を宜しくお願い致します。

<拍手>

>横田
最後に津田さんへプレゼントあります。

ランブルスコさんの高級ワインです。
http://www.lambrusco-jp.com/

パチパチパチ。

お疲れ様でした!!!

>横田
津田さんと名刺交換をする方はどうぞ。
懇親会会場へは1階で集まって
皆で行きましょう。

懇親会これから参加される方もOKですよ。

なお、本日の対談の撮影は
office Y.S.代表の山岡ショウさん
http://homepage2.nifty.com/office-ys/cameraman.html
でした。ありがとうございました。

以上で終了です。
皆様、お疲れさまでした!!!!

ソーシャルメディア元年と呼ばれる
2010年を振り返る総決算です。

色々ありがとうございました。

2010年も宜しくお願い致します。



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