NHKテレビ「ネット革命:アラブ・若者たちの攻防」文字起こし

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ニコニコDVDのビジネスモデルから
この企画を思いついた
イーンスパイアの横田です。
http://www.enspire.co.jp

Img_0774

ニコニコDVDは同じDVDを見た人たちが、
同じ場面で同じコメントを共有できるサービス。
http://dvd.nicovideo.jp

凄いと思いませんか?

家でDVDを再生したら
同じDVDを見た人の
コメントが流れて来るんです。

著作権を侵していないんですよね。

そこで私も考えてみた(笑)

昨夜に放送されたNHK総合のNHKスペシャル
http://www.nhk.or.jp/special/onair/110220.html
ネットが革命を起こした~アラブ・若者たちの攻防~を
録画し、改めて見ている様子をUSTしました。

テレビ映像をUSTで流したら
著作権に引っ掛かるので
見ながら音声と文字で再現した(笑)

NHKのHPによると。。。

エジプトやチュニジアで相次いだ長期政権の崩壊。
大きな役割を果たしたのがfacebookやtwitterなど、
新たなインターネット・ツールを駆使して
言論統制の壁を破った若者たちだ。
弾圧によって押さえつけられた民衆の怒りは、
ネットでどのように増幅し、それを潰そうとした
政権に対して若者たちはどう闘ったのか。
初めて語る中核メンバーや政府関係者への
取材を通して政権崩壊までの知られざる攻防に迫る。

と書いてあります。

私も録画を見ながら音声と文字で実況しました。
https://www.youtube.com/watch?v=d8HKzlDBoY4

以下が起こした文字です。

facebookは、独裁者の監視をくぐり抜けて出来る。
facebookを使って、数十万人がデモを行う。
動画を撮れる携帯電話も効果あり。

Facebookやtwitterが国民の士気を高めた。
国はスパイをfacebookに送り込んで対戦。
そこにハッカーグループまで参戦。

中東諸国でチュニジア、エジプトに続き
多くの国で広がっている。

最先端のITが独裁政権の風穴を空けた。

デモを仕掛けた中心人物は
タレク・コーリーさん。

アジトでは作戦会議が行われていた。
メンバーの中心は20代で失業中。

2008年4月6日、チュニジアの焼身自殺。

Facebookで呼びかけた。

facebookがアラブ語で使えるようになったのは
2年前。

プロバイダはエジプトでは4社。
エジプトはサイトの検閲を行っていた。

しかしFacebookはプロバイダに届く前に
暗号化する技術があるので把握できなかった。

また情報を見せる相手を制限できる。

デモの主要メンバーの連絡にも使う。

国民の4割は1日4ドル以下の生活だった。
貧富の差が激しかった。

商売の更新をする為に国に対して
多額の賄賂が必要だった。

チュニジアが行ったfacebookを駆使した活動。

キッカケが5分の映像で
役所に抗議する様子です。

野菜売りの屋台の人が国に抑えられ
その人が焼身自殺した映像です。

携帯の動画機能で撮影しfacebookにアップ。

それを見た人たちが盛り上がって
デモへと発展し、最後に国を倒した。

たった1つの動画がキッカケだった。

マスコミでは規制があり
この映像や記事は流れなかった。

報道の自由は無かった。

これを破るとマスコミの未来は無い。

なので、facebookに投稿した。
マスコミが報じないならfacebookでと。

チュニジアでは社会運動のすべてが
抑えられていた。

Facebookは国を倒すたった1つの武器だった。

この映像は300キロも離れた女性が見た。

この方はfacebookで1万人以上の友達がいた。

この映像を見て!と配信した。

瞬く間に広がって行った。

エジプトのデモは500人規模を想定していたが
始まってみると数万人規模になった。

Facebookが鍵と分かった国は
その首謀者にハッキングをして
パスワードを盗み、なりすました。

乗っ取り活動を押さえつけて行った。

人海戦術で国も対策していた。

政府が国を潰すのが早いか
新たにアカウントを作るのが早いか?

結局、国は破れた。

本当にデモを封じ込めるには
300万人の人が必要だっただろう。

国は次の戦略に出ます。

国のプロバイダ4社は政府の管理下。
なのでネットの遮断を命ずる。

1/28にデモが計画されているので
それを恐れてネットの遮断を試みた。

政府のネットの遮断は全く効果がなかった。

すでにネットが無くても
民衆に広がっていた。

新しいグループもデモに参加して来た。
それで数万人のデモが、数十万人になった。

Googleの登場。

Googleはネットを使えなくても
電話回線を使ってネットが出来るサービスを
開始した。

サイバー攻撃を行うハッカーも登場。
アノニマスという団体が現れます。

Facebook内にあるtiny chatを使ってます。

エジプトはネットをネット遮断して
5日で復活しなければいけなくなった。

ムバラク元大統領が動いた。
立て直しますと宣言した。

デモは収束へ向かうかと思われた。
革命が終わる可能性もあった。

2/3に恐れていた現実が。。。

デモのメンバーが拘束された。

Facebookではデモで300人以上が
犠牲になったということが話題に。

2/11は大統領は辞任を発表する。

インターネットが無ければ起こらなかった。

インターネットの始まりが
彼らの終わりを暗示していた。

革命は終わったけど
新たな問題が起きている。

賃上げ問題、労働環境など
様々なデモが起きている。

誰もが勝手な事を言っていれば
収拾がつかない。

ハッカー集団は次の国アルジェリアへ。

リビア、バーレーンなどに広がっている。

—2016.2.26追記—
「アラブの春」とは何だったのか?革命の希望はこうして「絶望」に変わった
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/47972

—2016.1.26追記—
「アラブの春」はソーシャルメディアによってもたらされたといっても過言ではありませんが、同時にソーシャルメディアによって破壊され、現在「春」を経験した多くの国では革命以前より深い混沌が社会を支配しています。
http://piano-tree.hatenablog.com/entry/2016/01/15/004538
ソーシャルメディアは、特定のメッセージを拡散すると同時に、人々の声を集約し遠心分離機のように一つにまとめあげてしまいます。1.受け手の思考の浅さと、2.ソーシャルメディアの情報拡散システム、3.発信者・媒介者の承認欲求がそれを助長します。

1.は上でお話したとおり。2.はlikeやshareに代表されるように、本来であれば共感度や共感するポイントに差があるべきいくつもの共感を、一つにまとめて「1M likes」などと定量化してしまうシステムを指摘しています。これはlikeに色をつけられる新しい機能でいくらか緩和するでしょうが、本質的には変わらないでしょう。そもそもが上記のような問題意識から生まれた機能と想像します。

3.ですが、ソーシャルメディアにおいては時にlikeされることが目的化し、解りやすく共感を集めやすい記事をshareしたりコメントをつけてポストする傾向があるように思われます。右翼・左翼という言葉を最近またよく聞くようになりましたが、中核派・革マル派などの「派」の時代から、暴走族・たけのこ族など「族」の時代を経て、さらに渋谷「系」、〇〇「推し」と、グループが多様化し構成員の絆がゆるくなり相互の対立も緩和する一方だった時代の流れに大きく逆行する現象です。ここには3.のポイントが大きく関係していて、極端な思想に立脚したほうが共感を得られる投稿の予測がつきやすくなる、という真理が働きます。

これらのことが社会にもたらす帰結は、アラブの春で証明された通りです。深い思考と哲学に基づく個人のリーダーシップの欠如と、上下左右への大きく乱暴な振れです。ソーシャルメディアがもたらす利便性を享受しながら同時に、我々は深い思考を取り戻す必要がある

CNN.co.jp 1月26日(木)9時33分配信
エジプト民主化デモから1年、進まない改革に失望の声も
http://www.cnn.co.jp/world/30005401.html
カイロ(CNN) エジプトでムバラク政権を崩壊させた民主化要求デモの開始から25日で1年を迎え、デモの中心地だった首都カイロのタハリール広場は軍の統治に抗議する数千人の市民らで再び埋め尽くされた。参加者からは、ムバラク政権を倒した以外はほとんど何も達成されていないと失望の声も上がっている。

広場に集まったデモ隊は軍の指導部を批判する横断幕を掲げ、シュプレヒコールを上げた。治安部隊との衝突を警戒して緊張が走る場面もあった。

これまでの1年について、ある教員は「昨年の今ごろは全エジプト国民がムバラク政権に縛られ、その独裁に対して声を上げた者は高い代償を払わされていた」「確かに革命は終わっていないかもしれないが、大きな進展はあった。それは誰も否定できない」と振り返った。

2011年1月にチュニジアで始まった民主化要求デモは、エジプト、リビア、イエメン、シリアなどに飛び火し、北アフリカと中東の各国で長期政権の崩壊につながった。

エジプトでは民主的な選挙で選ばれた人民議会が23日に初招集された。しかしムバラク政権崩壊後の空白を埋めるため暫定統治に乗り出した軍が依然として多くの実権を握っており、改革が進まないことに苛立った市民らによるデモが続いている。

2012年1月27日 9:20 横田秀珠のFacebook投稿より
https://www.facebook.com/Shurin.Yokota/posts/215465075214951
ソーシャルメディアで既得権者をぶち壊すことはできても、何かに依存した反抗では、その後が上手くいかない。どんな世界をつくっていくのかビジョンをもったリーダーが存在しない運動では先がすすまない。それをエジプトをみていて痛感します。
なので、ビジネスとしてソーシャルメディアを使うのも同じ。注目を集めて人を集めるのはツールとして使えるかもしれない。ただ、その中心となる自分にそのあと提供する価値に理念が宿っていなければ、注目を集める以外そこから進展しない。
なので、ソーシャルメディアがビジネスにもつかえるかという話は、それを使う前の前提が必要であって、ソーシャルメディアの効果的な使い方の情報を知っているだけではどうしようもないですね。



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